本ページに掲載のリンク及びバナーには広告(PR)が含まれています。
1. イェラチッチ広場(Trg bana Josipa Jelačića)
2. ル プルミエ ブティック ホテル(Le Premier Boutique Hotel)
2. ドブロブニク・ケーブルカー(Dubrovnik Cable Car)
4. ミンチェタ要塞と城壁の遊歩道(Tvrđava Minčeta)
5. フランシスコ会修道院(Franjevački samostan i crkva)
2. 聖ドムニウス大聖堂&鐘楼(Prvostolnica Uznesenja Blažene Djevice Marije)
3. 聖イヴァン洗礼堂(Jupiterov Hram / Krstionica Sv. Ivana)
1. プリトヴィッツェ湖群国立公園(Plitvička jezera)
2. プリトヴィッツェ滝&ミルカ・トルニナ滝(Plitvice falls & Slapovi Milka Trnina)
クロアチアはバルカン半島にある国の1つで、アドリア海を挟んでイタリアの対面に位置しており、西にスロベニア、北にハンガリー、東にボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビアと国境で接しています。
1991年に旧ユーゴスラビアから独立するまでは、ユーゴスラビアの一部でした。
クロアチアといえば、アドリア海の美しい海が有名ですが、温暖な気候と美しい自然と建物の調和はヨーロッパ随一の美しさを誇っています。
今回は、数あるクロアチアの観光都市の中から厳選して、ザグレブ、ドブロブニク、スプリット、プリトヴィッツェの4都市をご紹介します。
国名:クロアチア共和国
首都:ザグレブ
国土:5万6542平方キロメートル(日本の約1/7)
人口:約390万人(2021年時点)
民族:クロアチア人、セルビア人、ボシュニャク人
言語:クロアチア語、セルビア語
宗教:キリスト教(ローマ・カトリック、セルビア正教会、プロテスタント)、イスラム教
日本との時差:冬マイナス8時間、夏マイナス7時間
通貨:ユーロ(1ユーロ=約141円) ※2023年3月現在
残念ながら、現在クロアチアへの直行便はないため、ヨーロッパの各都市にて乗り換えて行く必要があります。
乗り換えも含めて、約14〜16時間になります。
羽田・成田・名古屋・関西空港からドイツのフランクフルト経由でルフトハンザ・ドイツ航空がザグレブに毎日就航しています。(一部、フランクフルトからドブロヴニク便もあり)
その他にも、成田からはウィーン経由でオーストリア航空がザグレブに就航、成田・名古屋・関西航空からはヘルシンキ経由でフィンランド航空がドブロヴニクに就航しています。
詳細なスケジュールはそれぞれのオフィシャルサイトから確認してください。
→ オーストリア航空
→ フィンランド航空
クロアチアはEU加盟国。
2023年1月よりシェンゲン協定加盟国になりました。
シェンゲン協定加盟国内は、出入国審査などがない自由な移動が確保されています。
日本人は90日以内までの観光目的での滞在ならビザは不要です。
パスポートの残存有効期間は、入国時に3ヵ月以上必要になりますので、しっかりとパスポートの有効期限を確認しておきましょう。
また、2023年1月より通貨がユーロになりました。
旧通貨クーナの併用期間も終わり、使用できるのはユーロのみになるためご注意ください。
クロアチアの観光スポットをご紹介する前に、クロアチアについて知っておいてもらいたいキーワードをいくつか取り上げます。
どのキーワードも観光スポットごとに関係してくるため、ぜひ事前にチェックしておいてください。
クロアチアと聞くと、少し世界情勢に詳しい人ならユーゴスラビアの紛争を頭に思い浮かべる人も少なくないでしょう。
その時代にはサッカーの試合ですら暴動に発展したこともあるほど、ユーゴスラビアの民族紛争は激しいものでした。
ただし、現在はユーゴスラビアからクロアチアが独立し、20年以上の月日が流れ、紛争などの問題は解決しているため心配はありません。
クロアチアの治安は特に問題なく、ヨーロッパの観光都市の中でも良い方だと言われていますので、一般的なスリ、置き引きなどに注意しておけば大丈夫でしょう。
もちろん、夜の出歩きは最低限の注意はしつつ観光するようにしてください。
意外と知られていないことですが、クロアチアはヨーロッパでも有数のハーブ大国なのです。
ハーブ栽培がとても盛んで、世界各国からクロアチアのハーブを買い求めにくる観光者も数多くいます。
特にハンドクリーム、リップクリーム、ヘアオイル、マッサージオイルなどが人気です。
自分に合った自然派コスメをぜひ見つけてみましょう。
その他にも、ハーブティーも色々な種類を取り揃えており、ぜひ選んでみてほしいお土産の1つです。
クロアチアはサッカー大国です。
正式には、大国というよりは小国だけど強いといった方が正確かもしれません。
2018年のロシアワールドカップでは、強豪国を押しのけて準優勝し、2022年カタールワールドカップでは、日本とベスト16をかけて戦ったのでご存知の方も多いと思います。
クロアチアのサッカー選手は、強靭な体力とメンタルもさることながら、天才肌のテクニシャンが数多く現れます。
2018年のヨーロッパ最優秀選手(バロンドール)に、メッシやクリスティアーノ・ロナウドを差し置いてルカ・モドリッチが選ばれているほどです。
もしクロアチアに訪れた際にサッカーの試合があるのであれば、ぜひ観戦してみることをおすすめします。
特にディナモザグレブやハイドゥクスプリトはヨーロッパでも強豪の2チームです。
クロアチアの首都であり、国内最大の都市でもあるザグレブは、クロアチアの北西部サヴァ川河畔に位置しています。
すぐ北側にはメドヴェドニツァ山がそびえており、海はないものの旧市街と周囲の山々がちょうど良いコントラストとなり、美しくどこかノスタルジックな雰囲気を街に漂わせています。
クロアチアの都市としては唯一人口も100万人を超えており、中央ヨーロッパとアドリア海を結ぶ地理的な条件の良さも手伝い、日々多くの人々が行き交う街となっています。
また、首都としてクロアチアの政府機関や省庁はほとんどがここザグレブに集まっているため、自ずと建築物的にも観光名所にもなっています。
100万人を超えるといっても小さな街なので、2〜3時間もあれば色々な名所を回ることができます。
ザグレブといえば、まずは中心地にあるイェラチッチ広場です。
ここはザグレブ中央駅からも遠くなく、トラムなども止まり、様々な観光地に行くのに便利な立地です。
ちょうどザグレブ中央駅の前から広がる新市街地と旧市街地を繋ぐ役割もしています。
広場の中央には、ハンガリー革命を収めたイェラチッチ総督の騎馬像があり、名前の由来にもなっています。
クロアチア人の待ち合わせ場所としても重宝されています。
広場といってもただ単に休憩したりするだけでなく、その周りは色々な歴史的建造物やレストラン、カフェなどに囲まれているので、食事や買い物を楽しむこともできます。
ザグレブに着いたら、真っ先に向かう観光場所だと思いますので、まずは着いたらここに向かい食事やお茶でもしながら、観光の予定を立ててはいかがでしょうか。
住所 : Trg bana Josipa Jelacica, 10000, Zagreb
マップ : Googleマップ
アクセス :
営業時間 : 24時間常時開放
ドラツ市場は「ザグレブの胃袋」とも呼ばれ、早朝から夕方までたくさんのザグレブっ子で賑わっている青空市場です。
色とりどりのカラフルなクロアチア野菜やフルーツ、ハーブなどを買うことができます。
もちろんそれだけでなく、クロアチアの伝統民芸品も数多く揃っています。
人気の商品は、養蜂が盛んなクロアチアならではのはちみつです。
また、雨の日でも屋内スペースもあるので、雨の日の観光スポットとしても人気です。
最初に買い物をしてしまうと荷物が重くなるので、観光の後半に訪れるのがおすすめ。
その際には営業時間にも注意してください。
住所 : Dolac 9, 10000, Zagreb
マップ : Googleマップ
アクセス : イェラチッチ広場から北に徒歩3分
電話番号 : +385 1 6422 501
定休日 : 祝祭日、年末年始
営業時間 : 6:00~14:00頃
注意点 : 時期や天候に営業時間に変動あり
公式サイト : ドラツ市場
数多く教会があるザグレブにおいて、最もおすすめしたいのがこの聖マルコ教会です。
伝統のある教会なのですが、どこか可愛らしい印象が特徴的な教会。
それもそのはず、教会の屋根が特徴的なチェック模様になっているのです。
クロアチアといえば国旗も赤と白の市松模様(チェッカーフラッグ)なので、教会にもその可愛らしさがふんだんに用いられています。
左のマークがクロアチア王国、ダルマチア地方、スラヴォニア地方を表す紋章で、右のマークがグラデッツを表す紋章になっています。
また、この教会の立っている位置は、日本でいうと永田町に位置すると言っていいほどのクロアチアの中枢機関が集まっています。
近くには国会議事堂、首相官邸が隣接しています。
国の中枢機関が多くあるにも関わらず、可愛らしい屋根の教会があるというアンバランスさが人気の秘密でもあります。
住所 : Trg Svetog Marka 5, 10000, Zagreb, Croatia
マップ : Googleマップ
アクセス : イェラチッチ広場から徒歩10分
電話番号 : +385 1 4851 611
定休日 : 不定休
料金 : 無料
注意点 : 内部解放は基本的に夏季シーズンのみ
公式サイト : 聖マルコ教会
ザグレブの旧市街最大の見所が、この石の門。
1731年の大火によって多くの木造の歴史的建造物が焼け払われる中、唯一この門だけが無傷で生き残りました。
その中に納められていた聖母マリアのイコンも見事に無傷で残り、現在は石の門に修繕され、門内部のチャペルにて保存されています。
数多く協会があるザグレブですが、この石の門こそがザグレブで最も信仰深い場所だと言われています。
通りすがりのクロアチア人が入らずとも、石の門に手を合わせてお祈りするほどの聖なるスポットです。
住所 : Kamenita ul. 1, 10000, Zagreb
マップ : Googleマップ
アクセス : イェラチッチ広場から北西に徒歩5分
電話番号 : +385 1 4851 611
営業時間 : 24時間開放
ウスピニャチャは、ダウンタウンを結ぶ「世界一短いケーブルカー」と呼ばれるほど短いケーブルカーです。
1890年から運行しているこのケーブルカーは、びっくりすることにその走行距離はたったの66m。
乗ってる時間もわずか40秒程度だと言われていますが、料金も0.66€なので、訪れた際には乗ることをおすすめします。
10分おきに運行していますが、待てない観光客はケーブルカーと隣接した階段が用意されているため、歩いて登る人も結構いらっしゃいます。
夜はライトアップしていて綺麗なので、ザグレブに宿泊する際にはぜひ訪れてみてください。
また、このケーブルカーはたった66mですが、アップダウンの激しいクロアチアの街を移動するには便利なようで、多くのクロアチア人の足となっています。
住所 : Tomićeva ul. 7A, 10000, Zagreb
マップ : Googleマップ
アクセス : イェラチッチ広場から西に徒歩5分
定休日 : なし(工事点検は適宜実施)
営業時間 : 6:30~22:00まで10分おきに運行
料金 : 5Kn(7歳以下、65歳以上は無料)、ザグレブカードの利用も可
ザグレブはアッパータウンと呼ばれる旧市街と、ロウアータウンと呼ばれる新市街に分かれています。
ザグレブでの宿泊は、街のの中心となるイェラチッチ広場周辺がおすすめ。
旧市街と新市街をつなぐ立地で、トラムも通っているので、どこに行くにも便利です。
クロアチアは、ドブロブニクを除くと、比較的ホテル代が安いので、普段は格安ホテルが多い方も、4つ星や5つ星ホテルに泊まってみるチャンスです。
イェラチッチ広場に面して建つ「ホテルドブロブニク」は、地元で知らない人はいないほど有名な4つ星ホテルです。
上記写真の茶色い建物が1929年に建てられた本館で、その奥のガラス張りが新館になります。
観光客にとってザグレブで一番便利といえる立地ながら、意外にリーズナブルなのが嬉しいポイント。
周辺には飲食店やショップも多く、スーパーもあり、地元の人に混じって、街をぶらぶらするだけでも楽しめます。
客室は全222室。
スタンダード、デラックス、ジュニアスイート、エグゼクティブスイート、プレジデンタルスイートのカテゴリーに分かれています。
外観は本館の方が古いですが、ランクの高いお部屋は本館の方に多く配されています。
基本的にシングルルームはシャワーオンリーなので、バスタブが必要な場合はツインルームを選びましょう。
ホテルドブロブニクには、人気の客室があります。
本館の写真を見ると、旗がたっているすぐ上、窓のそばに何か見えますよね。
これはローマ神話に登場するマーキュリーの像。
マーキュリーは、商人・旅行の守護神で、この像が目の前にある「424号室」は縁起が良いと言われ人気です。
広場に面していて眺望も良いので、宿泊記念にリクエストしてみるのも楽しいかもしれませんね。
住所 : Gajeva ul. 1, 10000, Zagreb
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : +385 1 4863 555
営業時間 : チェックイン 15:00~/チェックアウト~11:00
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com Trip.com
20世紀の宮殿を改装した「ル プルミエ ブティック ホテル」は、ザグレブ大聖堂から徒歩約10分、ザグレブ中央駅から徒歩約15分、イェラチッチ広場までは徒歩約12分という立地の5つ星ホテルです。
エレガントな外観を裏切らない内部は、クラシカルな雰囲気で、女子旅やハネムーンに人気です。
館内にはレストラン、バー、シガーラウンジ、フィットネスセンター、スパ、サウナがあり、ゆっくりとホテルステイを楽しみたい方にもおすすめです。
客室は全60室。。
淡いトーンで統一された客室は、高い天井や大き目の窓、上品なインテリアが配され、落ち着いた雰囲気です。
無料Wi-Fi、薄型テレビ、デスク、セーフティーボックス、ミニバー、シャンパンサービス、レインフォールシャワー、バスローブ、スリッパなど、必要な物はしっかり揃っているので安心。
こじんまりしたホテルなので、スタッフの方との距離も近く、アットホームな雰囲気が味わえるのもポイントです。
住所 : Ul. kralja Držislava 5, 10000, Zagreb
マップ : Googleマップ
アクセス : ザグレブ中央駅から徒歩12分
電話番号 : +385 1 4400 880
営業時間 : チェックイン 14:00~23:00/チェックアウト 6:00~12:00
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com Trip.com
ドブロブニクは、美しい場所が多いアドリア海にあっても「アドリア海の真珠」と言われるほどの美しい街です。
ザグレブから飛行機で1時間ほどで行けるリゾート地で、宮崎駿監督のジブリ映画である「紅の豚」や「魔女の宅急便」の舞台のモデルとして使われたと言われています。
ここからは、透き通るような青い海と、おとぎの世界のような赤い屋根の家々のコントラストが最高に綺麗な、ドブロブニクのおすすめ観光スポットをご紹介します。
透明度も高く砂も白いため、とても青く綺麗なビーチです。
何にも道具は持っていなくても、ビーチクラブのパラソルやビーチベッドのレンタルも可能。
もちろん、タオルだけ自分で持っていけば、フリースペースでくつろぐこともできます。
クロアチアのドブロブニクに来たらやっぱりアドリア海を直に堪能しないと意味がないので、まずはバニェビーチはいかがでしょうか。
白い小石の砂浜なので裸足で歩くと痛いため、ビーチサンダルかビーチシューズは持参した方が無難です。
バニェビーチのベストシーズンは6月〜8月ですが、9月になっても少し冷たいくらいで入ることは問題ありません。
住所 : Frana Supila bb 20000 Dubrovnik Croatia
マップ : Googleマップ
アクセス :
備考 : 併設されているレストランやバーでビビーチベッドやパラソルなどの貸し出しあり
海を見た後におすすめしたいのは、ザグレブでも紹介したケーブルカーです。
クロアチアって至る所でアップダウンが多いので、ケーブルカーが色々な所で登場します。
ただし、今度のケーブルカーはしっかりとした標高差のある旅になります。
登る先は、スルジ山という見晴らしのいい絶景ポイントのある山。
1969年に誕生して以来多くの観光者が山頂を目指し、アドリア海を一望できます。
標高412m、ケーブルカーとしての距離は778mで、所要時間は4分ほどです。
ドブロブニクに来たら、絶対に見るべき絶景スポットとも言えるでしょう。
アドリア海の青い海と、ドブロブニクの赤い屋根のコントラストが最高の景色を演出してくれます。
これぞまさにジブリの「魔女の宅急便」の世界です。
ちなみに、このスルジ山の頂上にはハイキングでも登ることができますが、石が転がる悪路もあり、あまりおすすめしません。
ケーブルカーが怖い人はタクシーでも可能なのでそちらを選びましょう。
住所 : Ul. Kralja Petra Krešimira IV. 10A, 20000, Dubrovnik,
マップ : Googleマップ
アクセス : 下のケーブルカー駅までピレ門またはプロチェ門から徒歩12分
電話番号 : +385 20 325 393
定休日 : 1月、2月は全休
営業時間 :
備考 : ケーブルカーは乗客が集まり次第運行、強風や落雷などの可能性がある場合は運行停止することあり
公式サイト : ドブロニク・ケーブルカー
プラツァ通りは、ドブロブニクの目利き通り。
ピレ門の入り口から、街の中心部であるルジャ広場までのわずか200mの通りです。
プラツァ通りの床は、大理石が敷き詰められておりとても美しい輝きを放っており、歩いてるだけで楽しくなります。
街も目利き通りなだけあって、所狭しとお土産やさんやカフェなどが並んでおり、民族衣装を着たおじさんたちが音楽を奏でて活気があります。
両端のピレ門とルジャ広場自体も観光スポットなので、ピレ門のオノフリオの大噴水やルジャ広場の青空市場なども堪能してみてください。
また、ちょっと路地を入ると昔懐かしいヨーロッパの街並みが広がっており、リゾート地とは思えない素朴さに逆に感動を覚えます。
ドブロブニクはアドリア海の青い海とクロアチア特有の赤い屋根のコントラストが美しいリゾート地ですが、実はもう1つ見所があります。
それが、ドブロブニクの街一帯を囲っている城壁です。
この城壁は、ちょうどドブロブニクの旧市街を囲むように2kmに渡って遊歩道となっており散策することができます。
さらに、城壁の上は見晴らしもよくアドリア海やエラフィテ諸島の島々を一望することもできます。
その中でも、ドブロブニク旧市街の北西にあるミンチェタ要塞は、ドブロブニクの中でも最も高い要塞で一番人気のスポットになっています。
英名 : Fort Minceta
住所 : Ul. Ispod Minčete 9, 20000, Dubrovnik
マップ : Googleマップ
アクセス : プロチェ門側城壁入口から徒歩10分
電話番号 : +385 20 638 800
定休日 : 12/25
営業時間 : 季節により異なるので公式サイトで要確認
料金 : 大人 150Kn、子ども 50Kn ※ドブロニク城壁めぐりのチケット
公式サイト : ドブロブニクの城壁
フランシスコ会修道院は、ピレ門から旧市街にプラツァ通りを入ってすぐの左側にある建物です。
修道院とはいっても、内装装飾や展示物などが人気の観光スポットです。
中世の絵画や陶器など色々なものが展示されており、美術好きの旅行者を楽しませてくれます。
中庭には美しい花や木が植えられており、クロアチアの中でも最も美しい回廊だと言われています。
フランシスコ会修道院の中庭で光と影が織りなす世界を堪能してみてください。
また、中にある博物館では(有料)、14世紀の蒸留水を作る器具や薬学書、薬のレシピ、処方箋など当時の薬局や修道院にまつわる知識を覗くことができます。
院内には、世界でも3番目に古い薬局と言われているマラ・プラーチャ薬局があり、多くの旅行者で賑わっています。
1317年から営業しており、現在もオリジナルのハーブやローズを求める旅行者がそれだけを目的に訪れています。
先述したように、クロアチアはハーブでも有名な国であり、その中でもこのマラ・プラチャ薬局は最高峰です。
訪れた際には、お土産に自然派コスメをチェックしてみてください。
住所 : Poljana Paska Miličevića 4, 20000, Dubrovnik,
マップ : Googleマップ
アクセス : ピレ門より徒歩1分
電話番号 : +385 20 321410
定休日 : なし
営業時間 : 9:00~18:00(冬季は17:00まで)
料金 : 大人 30Kn、子ども15Kn
※ドブロブニクの観光スポットやおすすめホテルについては、下記記事で詳しく紹介しています。
→ アドリア海に浮かぶ世界遺産の街!ドブロブニクのおすすめ観光スポット12選
ドブロブニクと並び称されるクロアチアのリゾート都市が、次に紹介するスプリット。
クロアチアの第二都市でありながら、青い海に囲まれた古代都市のような神秘的な街です。
最近では、ドブロブニクよりも旅行者に人気になりつつあると言われているほど。
古くはローマ皇帝時代の建造物なども多く残っており、そのいくつかは1979年にユネスコの世界遺産に登録されるほどヨーロッパでも有数の歴史的な街です。
歴史的な街並みと、リゾート感のある青い海の両方を体感したい人にはもってこい。
1日だけの滞在でも楽しめますし、数日間かけてじっくり散策することもできます。
スプリットを訪れる多くの人の目的は、何と言ってもディオクレティアヌス宮殿です。
街の中心にあり目立ちますので、特に予定を立ててない旅行者は真っ先にここに向かいます。
とても古い建造物で、3世紀末から4世紀初頭にかけて古代ローマ皇帝ディオクレティアヌス帝によって建てられました。
そこまで古いにも関わらず保存状態はとても良く、ヨーロッパの歴史的建造物と比べても際立って綺麗な状態だと言われています。
元々スプリットはディオクレティアヌス宮殿が廃墟になった後、この宮殿の石材などを利用して、周りに住み始めたことで街が始まったのだそう。
実際に皇帝がここに住んでいたのは6年間だと言われています。
現在は世界遺産であるものの、宮殿内部を改築し住居にしたり、レストランやカフェなどが数十件オープンしています。
宮殿の敷地時代は南北215m、東西180mからなり、周囲を20mほどの壁で囲われています。
また、地下にスペースがあり、現在は博物館として当時のままを体感することができます。
住所 : Dioklecijanova 1, 21000, Split, クロアチア
マップ : Googleマップ
アクセス : ナロドニ広場から徒歩1分
電話番号 : +385 21 348 600
定休日 : 1月1日、12月25日、イースター(移動祝祭日)
営業時間 : 24時間(公衆トイレの利用は7:00~翌0:00まで)
料金 : 無料 ※地下宮殿は有料
公式サイト : ディオクレテイアヌス宮殿
ディオクレティアヌス宮殿に行ったら、宮殿内の中庭であるペリスティルのすぐ隣にある聖ドムニウス大聖堂にも立ち寄りましょう。
この大聖堂は、ディオクレティアヌス皇帝の霊廟として建てられましたが、その後住み着いた人々により破壊されてしまい、思い切ってキリスト教の大聖堂に建て替えられました。
内装はかなり壮大な大聖堂となっており、クロアチア国内でも有数のバロック芸術作品と言われています。
特に入り口の扉に掘られている「イエス・キリストの生涯」は一見の価値ありで、ロマネスク様式の彫刻の傑作として名高い名作です。
また、聖ドムニウス大聖堂のすぐ隣には写真でもわかるように、細い塔のような鐘楼がそびえ立っています。
旅行者の多くが近すぎて見落としてしまっているのですが、実はここは登ることができます。
高さ60mからなるこの鐘楼はスプリットのどこからでも目にすることができるようなシンボル的な存在であり、登れば360度パノラマ状態でスプリットの街を一望できます。
スプリットの絶景スポットといったらこの鐘楼。
狭く急勾配の階段を登っていくので、歩きやすい格好であることが望ましいです。
住所 : Ul. Kraj Svetog Duje 3, 21000, Split, クロアチア
マップ : Googleマップ
アクセス : ディオクレティアヌス宮殿内部、銀の門から徒歩1分
定休日 : なし(日曜日はミサのため9:30~11:00は閉館)
営業時間 : 7:30~18:00(日曜日は8:00~9:30/11:00~18:00)
料金 : 45kh(宝物殿のみ15kh)
公式サイト : 聖ドムニウス大聖堂
ディオクレティアヌス宮殿の西側には、少しわかりにくいですが聖イヴァン洗礼堂が建っています。
この洗礼堂は、シンプルな銅像や内装が好みの人に特におすすめの観光スポットです。
元々この洗礼堂は、ディオクレティアヌス皇帝によってユピテル神殿として建てられたものですが、その後改築され今の姿になっています。
洗礼盤には中世のクロアチア国王クルシェミル4世が掘られており、正面にはイヴァン・メシュトロヴィッチ作の洗礼者ヨハネ像が圧倒的な存在感で佇んでいます。
そして、最大の見所は天井部分。
ここにはきめの細かい正確なタッチの植物のレリーグが掘られており、中世のものとは思えない精巧な作りで驚かされます。
シンプルな美しさが好きな人におすすめの洗礼堂。
この他にも、入り口にいるスフィンクスも人気です。
住所 : 21000, Ul. Kraj Svetog Ivana 2, 21000, Split
マップ : Googleマップ
アクセス : ディオクレティアヌス宮殿の鉄の門から徒歩1分
定休日 : 不定休
営業時間 : 8:00~16:00(日曜は12:00~18:00)
プリトヴィッツェは、首都ザグレブより110km南に位置している、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ国境に近い湖都市です。
ここはユネスコの世界遺産にも指定されているプリトヴィッツェ湖群国立公園が有名で、アドリア海の青い海が有名なクロアチアにあって珍しく、海ではなく湖や滝、山などの自然をメインに楽しむ観光スポットになります。
クロアチアに訪れるの人の中には、アドリア海沿岸ではなく、こちらのプリトヴィッツェをメインにしている人も多いと言われています。
ザグレブからの日帰りも可能な距離ですし、宿泊してゆっくりと自然を楽しむのもおすすめです。
プリトヴィッツェ湖群国立公園は、あたり一面の自然全体が公園となっていると思ってください。
エメラルドグリーンに輝く大小16の湖と92の滝が幻想的な景観を作り出しています。
現在では、国立公園の大きさは100.2km2にまで拡大され、クロアチアでも最大級の観光地となっています。
その美しさと自然美の保存性によって、1979年にはユネスコの世界遺産に登録されています。
自然の美しさもさることながら、動物も数多く生息しています。
ヨーロッパのヒグマ、オオカミ、ワシミミズク、ワイルドキャット、オオライチョウなどのような希少な動物も多数見られます。
鳥類は少なくとも126種も記録されるほど。
プリトヴィッツエ湖群国立公園の湖は上湖群と下湖群に分かれており、上湖群の方が歴史的にも古い湖になり、水中に含まれるプランクトン濃度も高いため、湖の色が濃いエメラルドグリーンになります。
一方の下湖群には上湖群から流れ出る滝が数多くあり、時間のない人の観光スポットになっています。
どちらも魅力がたっぷりあるので、ぜひプリトヴィッツェ湖群国立公園にいく際には日帰りではなく、余裕をもってじっくりと観光することをおすすめします。
プリトヴィッツェ湖群国立公園の中は、歩いて回ることもできますし、湖の中を観光船に乗って周遊することもできます。
観光船のチケット代は、入園料に含まれているので半券はなくさず持っておきましょう。
また、このプリトヴィッツェ湖群公園は、季節ごとに少しずつ様変わりしていきます。
春夏もおすすめですが、冬の雪景色も最高です。
青い湖と白い雪が綺麗なコントラストになっています。
もう1つおすすめのタイミングが秋の紅葉のタイミングです。
春夏は緑だった新緑が見事に紅葉します。
あまり有名にはなっていませんが、プリトヴィッツェの紅葉は世界的にも有名な景観。
おおよそ10月中旬から紅葉が始るので、こちらの季節もおすすめです。
住所 : 53231 Plitvička jezera
マップ : Googleマップ
アクセス : ザグレブからバスで3時間
電話番号 : +385 053 751 026
定休日 : 不定休
営業時間 :
料金 :
公式サイト : プリトヴィッツェ湖群国立公園
プリトヴィッツェ湖群国立公園には、大小様々な滝が92あります。
あまりに多いため一度に回るのは大変なので、ここでは必ず観ておいた方が良い滝を2つ紹介します。
まずは、落差78mの最大の滝、プリトヴィッツェ滝です。
プリトヴィッツェ川とコロナ川が出会ったところで流れ落ちる最大級の迫力を堪能してください。
もう1つおすすめなのが、クロアチア出身のソプラノ歌手ミルカ・トルニナの愛した滝であるミルカ・トルニナ滝です。
こちらは落差があるわけではなく、階段から段々と短い落差で流れ落ちる滝が無数に連なっている滝です。
ミラノヴァツ湖からカヴァノヴァツ湖へと流れるようにゆっくりと落ちてゆく美しい滝。
まったく異なるタイプの2つの滝をぜひ堪能してください。
住所 : 53231 Plitvička jezera
マップ : Googleマップ
アクセス : ザグレブからバスで3時間
電話番号 : +385 053 751 026
定休日 : 不定休
営業時間 :
料金 :
公式サイト : プリトヴィッツェ湖群国立公園
日本からのツアーの場合、ザグレブからの日帰り往復、またはザグレブからスプリットへの途中に立ち寄るという忙しい日程が多いのですが、個人旅行で時間が許すのであれば、ぜひ一泊だけでもして大自然を満喫していただきたいところ。
プリトヴィッツェ湖群国立公園の敷地内には、次にご紹介するホテル・イェゼロ」、「ホテル・プリトヴィッツェ」、そして姉妹ホテルの「ホテル・ベルビュー」の3軒しかありません。
これらの3軒のホテルに泊まると、公園への入場券がホテル滞在中有効に変わるという特典が付いています。
観光のハイシーズンになると予約が取れにくくなるので、早めに予定を組むようにてくださいね。
「 ホテル・イェゼロ」は、国立公園内にある3軒のホテルの中で、一番グレードが高く設備が整った3つ星ホテルです。
館内には、レストラン、フィットネスジム、サウナ、プールなどもあります。
ホテルのすぐ裏手には公園のエントランス2があるので、公園内へのアクセスも良好。
写真の通り、森に囲まれているので、周辺の散策も楽しめます。
館内は日本で言うと国民宿舎的な雰囲気で、設備自体の古さやデザインに年代を感じますが、清潔に保たれているので、滞在に問題はないでしょう。
何より、スタッフの方々がとてもフレンドリーで親切だという点、そして大自然に囲まれているという点は、何物にも代えがたい価値があります。
客室は全229室。
無料Wi-Fi、32インチ薄型テレビ、セーフティーボックス、ミニバーは設置されていますが、冷房がありません。
基本的に真夏でもカラッとしていて過ごしやすいクロアチアですが、熱波が来た時などは30度を超えるので、ちょっと寝苦しいかもしれません。
また、客室にはパークサイドとレイクサイドがありますが、レイクビューではなく、あくまでも湖側という意味で、部屋から湖の眺望は無いので勘違いしないようにしてください。
夏の観光シーズンには、ザグレブの5つ星ホテル並みの料金になりますが、あくまでも場所代だと割り切れば、素晴らしい滞在が楽しめるはずです。
住所 : Josipa Jovića 19, 53231, Plitvička Jezera
マップ : Googleマップ
アクセス : プリトヴィツェ湖群国立公園内
電話番号 : +385 53 751 400
営業時間 : チェックイン 14:00~/チェックアウト 7:00~11:00
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com Trip.com
1958年に開業した「ホテル プリトヴィツェ」は、クロアチア人建築家マリジャン・ハベルレが設計を手がけたことで知られています。
国立公園内の3つのホテルの中の1つで、もう一つは隣に建つ姉妹ホテル「ホテル・ベルビュー」です。
国立公園内を走るバスの停留所(ST2)から徒歩3分なので、アクセスは良好。
「ホテル・イェゼ」と同じ3つ星ホテルで、料金設定もほぼ同じですが、よりシンプルで、プールやサウナといった施設はありません。
また、エレベーターが無いので、階段利用が難しい方は要注意です。
客室は全52室。
スタンダード、スーペリア、プレミアム、ジュニアスイートのカテゴリーがあり、どの部屋もリノベーション済みで清潔。
また、「ホテル・イェゼロ」同様に冷房はありません。
スタッフの方のホスピタリティ溢れる接客には定評があり、無料朝食ビュッフェも種類豊富で美味しいと評判です。
こちらも夏の観光シーズンには予約で埋まってしまう日もあるので、早めに予定を立てて予約を入れるようにしましょう。
住所 : D1, 53231, Plitvička Jezera, クロアチア
マップ : Googleマップ
アクセス : プリトヴィッツェ湖群国立公園内
電話番号 : +385 53 751 400
営業時間 : チェックイン 14;00~/チェックアウト 7:00~11:00
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com Trip.com
クロアチアは、アドリア海の青い海以外にも、歴史的建造物や大自然の織りなす湖や滝などの魅力がたっぷりと詰まった美しい国です。
ぜひこの機会にクロアチアへの旅行・観光を考えてみてください。
最終更新日 : 2023/04/04
公開日 : 2019/05/30