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スイスのマルチツール「VICTORINOX(ビクトリノックス)」
コンパクトなナイフや爪やすりが収納された「マルチツール」。
日常生活においても一本持っていると役立ちますし、キャンプをはじめとするアウトドアでは大活躍します。
その「マルチツール」の代表格とも言えるのが、スイスの老舗ブランド「VICTORINOX(ビクトリノックス)」です。
「クラシック」や「ジェットセッター」など、日常使いでキーホルダー感覚で使えるものから、コンパクトなサイズにたくさんの機能が詰まった「スイスチャンプ」「キャンパー」などのミディアムサイズ、さらにはプロ仕様のラージサイズまでラインナップはとても豊富。
あなたの使い方にあったモデルがきっと見つかりますよ。
ビクトリノックスの歴史はとても古く、100年以上前の1884年に遡ります。
スイスの刃物職人であったカール・エルズナー氏が刃物のワークショップを開いたのがブランドの起源です。
創業後はスイス軍のアーミーナイフを納入していましたが、その後マルチツールを開発し、世界規模のヒット商品となりました。
今日ではマルチツール、家庭用・プロフェッショナル用ナイフ、時計、トラベルギア(バッグ)、香水などを生産するブランドとして確固たる地位を築いています。
ビクトリノックスといえば、イメージするのは「マルチツール」ではないでしょうか。
マルチツールはビクトリノックス創業13年後の1897年に開発されました。
小さなボディに数々の機能が詰まっているという機能性の高さはもちろん、スタイリッシュさも持ち合わせているのが特徴です。
以来100年以上にわたり世界中で愛されているアイテムで、タウンユースをはじめアウトドアユースにおいて大活躍しています。
さらに宇宙空間でも使われているというのですから驚きですよね。
ビクトリノックスのマルチツールはアウトドアにぴったり。
ナイフをはじめ、ノコギリやワインオープナーが付いたモデルもあります。
ただ、刃渡りの長いナイフに関しては、持ち運びにくれぐれも注意してください。
アウトドアに便利なツールがまとまったマルチツールに関しては、後ほど詳しくご紹介します。
時計に代表される、非常にハイクオリティなスイスのクラフトマンシップ。
スイス・ブランドとして、ビクトリノックスはクオリティの高さに定評を得ています。
ナイフの切れ味や耐久性はピカイチで、また万が一の故障ときも販売店に持ち込めば修理してくれます。
宇宙飛行士が愛用していることからも、その品質の高さがわかりますよね。
ビクトリノックスの醍醐味といえば、スイスらしいスタイリッシュなデザインです。
たくさんの機能をそなえたマルチツールだからといって、ゴツゴツしていないのが他にはないポイント。
日常生活にもスタイリッシュに使いこなせますよ。
ビクトリノックスは膨大な数のアイテムを展開しています。
マルチツール一つとってもその数は半端ではなく、できるだけたくさんのアイテムが見たい方は直営店へ行くと良いでしょう。
日本でもポピュラーな存在であるビクトリノックスは、直営店だけでなく、全国さまざまな店舗にて取り扱いがあります。
使用目的がはっきりしている場合は、直営店ではなく正規販売店へ行くのもおすすめです。
例えば、「キャンプや登山のアウトドア・アクティビティで使えるマルチツールがほしい!」という方は好日山荘やmont-bell(モンベル)など、アウトドア量販店へ行けば目的にあったビクトリノックスを見ることができますよ。
お近くに直営店や正規販売店があるかを知りたい場合は、公式WEBサイトにて検索してみてください。
マルチツールは高精度で作られており、アウトドアでの使用などヘビーユースにも耐える仕様になっています。
ただ、長年使っているとツールの出し入れがしにくくなったり、刃の切れ味が悪くなったりしてきてしまうもの。
ビクトリノックスを美しく、使いやすく保つには、定期的に手入れをするのがおすすめです。
ツールの出し入れがスムースに動かなくなってきた場合には、マルチツールを洗浄し、オイルを塗布することで回復します。
接点部分に塗布するオイルには、ビクトリノックス純正のマルチツールオイルを使うのが推奨されています。
ビクトリノックスのブレードは研ぐことができます。
水砥石で研ぐことで切れ味が蘇るので、料理やブッシュクラフトなどヘビーに使いたい方は定期的に研ぐと良いでしょう。
マルチツールをはじめ、ビクトリノックス製品は修理対応の対象となっています。
もし壊れてしまった場合には、購入した販売店またはビクトリノックス直営店まで持ち込むと良いでしょう。
ビクトリノックスはナイフやノコギリなど刃物を含んでいます。
日本では刃渡り6cmを超えるナイフ類の携帯は銃刀法で禁止されています。
そのため、目的がはっきりしていない場合でのマルチツールの携帯は厳禁となります。
また、刃渡りが6cm以下のアイテムについても、場合によっては軽犯罪法に引っかかる可能性があります。
便利なビクトリノックスですが、ナイフやハサミを装備しているため、航空機内に手荷物での持ち込みができません。
飛行機移動の際は必ず預け入れ荷物に入れるようにしましょう。
高価なアイテムなだけに、没収されてしまうと悲しいですよね。
ビクトリノックスのマルチツールは、目的に応じて多くの種類がラインナップされています。
そのため、カタログを一見しても、どれが定番アイテムなのかわかりにくいのも事実です。
ここからは、タウンユースとアウトドアユースに絞って、ビクトリノックスの代表的アイテムをご紹介します。
タウンユースでの使い方といえば「キーホルダー」ですよね。
爪が割れてしまったとき、購入した商品のタグを切りたいとき、トゲが刺さって抜きたいときなど、ビクトリノックスを一つ持っておくと活躍の場はたくさんあります。
キーホルダーとしての使い方におすすめなのが、「クラシックSD」です。
「クラシックSD」は、タウンユースに便利な最低限の6つの機能に絞り、コンパクトかつシンプルにまとめあげたビクトリノックスの定番中の定番アイテムです。
ビクトリノックスの定番カラーである「レッド」のほか、ブルー、イエロー、グリーン、シルバー、ブラック、カモ柄など、豊富なカラバリを展開しているのも嬉しいポイント。
女性の方でもおしゃれに持ち運ぶことができます。
Amazonのような量販店では1,500円程度で購入できるというリーズナブルさも魅力的で、最初のビクトリノックスとしてぴったりのアイテムと言えます。
先ほどご紹介した「クラシック」は日常生活に便利な機能がついたアイテムで、刃渡りも6cmを超えるものではありませんが、それでも軽犯罪法に引っかかることもあります。
そこで、携帯するビクトリノックスとしておすすめなのが「ジェットセッター」です。
旧モデル名を「ブレードレス」といい、「クラシック」のナイフを栓抜き、ワイヤーストリッパー、プラスドライバーにて置き換えたアイテムです。
ちなみに、「ジェットセッター」という名の通り、ビクトリノックスでは飛行機の旅に最適とされています。
ただ、Amazonのレビューを見てみると、かなり微妙なのが現実のよう・・・
特に国内の航空会社で言えば、ハサミがガイドラインに抵触し、没収されてしまうケースも少なくないのだそうです。
預け入れ荷物に入れてしまうのが無難と言えるでしょう。
ビクトリノックスの定番アイテムを、ビジネス向けにカスタマイズしたのが「@work」シリーズです。
「@work」シリーズの特徴は、なんと言ってもUSBメモリが付いていること。
外出先でデータをもらうとき、データを渡したいとき、資料をコンビニでプリントしたいときなど、USBメモリがなくて困ったという経験は誰しも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
しかも、16GBでUSB-C/USB-Aタイプ。
最先端の仕様になっているので、使うときも不便を感じません。
定番の「クラシックSD」をカスタマイズしたこの「ビクトリノックス@work」のほか、「ジェットセッター@work Alox」「ミッドナイト・マネージャー@work」の、計3つのアイテムがラインナップされています。
アウトドアユースとしてまずおすすめしたいのは、なんと言っても「キャンパー」です。
サイズが91mmとビクトリノックスの中では「ミディアムサイズ」に属するマルチツール。
ラージブレードやノコギリはメインのツールとして活躍してくれます。
「キャンパー」の名の通り、機能もキャンプに便利なものばかり。
ナイフでロープを切ったり、食材をカットしたり、薪をノコギリでカットしたり、ワインの栓を抜いたりと、これ一本でキャンプ用のツールが事足りるといっても過言ではないアイテムですよ。
「クラシック」のようなコンパクトさで、たくさんの機能が付いているのが「クライマー」です。
「クライマー」はその名の通り、最小限の荷物で岩場を登るクライミングを想定して作られたマルチツール。
全長91mm、82gというコンパクトさで登山におすすめです。
山頂での料理に使えるナイフはもちろんのこと、ワインやビールを飲もうとしたときや、缶詰料理をしようとした際に活躍するオープナーなどが搭載されており、一つ持っておけばさまざまな用途に対応できるアイテムです。
また、この「クライマー」は旧名称が「トラベラー」だったことからもわかる通り、バックパッキングの旅行にも最適なマルチツール。
コンパクトでかさばらないのが何よりも嬉しいですよね。
「クライマー」に、薪割りで役立つノコギリが付いたマルチツールが「ハントマン」です。
重量は97gと、82gの「クライマー」に比べると若干重たくなっていますが、それでも100gを切っており持ち運びがラクラク。
ノコギリが付いているため、コンパクトなマルチツールをお探しで、キャンプでの使用をメインで考えている方におすすめです。
釣りをする際には、釣りに集中するために、できるだけコンパクトにツール類を持ち運びたいですよね。
そんなときにおすすめなのがビクトリノックスの「フィッシャーマン」。
フィッシャーマンの機能は、これまでご紹介した「クライマー」や「キャンパー」など、どちらかといえば「山」で活躍するツール中心だったマルチツールと比べて独自的。
「うろこ落とし」「針はずし」「スケール」は非常に使いやすく、海や川での釣りに大活躍してくれます。
ハンドル部分に入ったフィッシュマークもチャームポイントです。
ミリタリー好きにおすすめなのが「ソルジャー」。
ビクトリノックスがマルチツールを開発して以来、100年にわたってスイス軍に採用されているアーミー仕様のモデルです。
オリーブのカラーリングがミリタリー好きにはたまらないのではないでしょうか。
デザインだけでなく機能も秀逸で、特筆すべきはナイフのブレードが波刃になっている点。
切れにくいものも、動かすことで圧し切ることができます。
価格も5,000円程度とこなれており、手に入れやすい一品です。
購入の際は、ビクトリノックス正規のナイフケースを一緒に購入するのがおすすめ。
キャンプや登山をする方の中には、これまでに紹介した「キャンパー」や「クライマー」、「ハントマン」といったモデルは定番中の定番。
非常に使いやすいマルチツールですが、他の方とかぶってくる可能性も高いと言えます。
かぶりにくいモデルといえば、「究極のマルチツール」とまで言われる「スイスチャンプ」。
91mmというコンパクトなボディの中に、なんと33もの機能を備えたビクトリノックスのフラッグシップモデルです。
「ルーペ」「メタルソー」「のみ」など、今まで紹介してきたモデルにはないような機能が満載されています。
フラッグシップモデルということで、他モデルよりも高価な価格設定。
ただ、それでも1万円を切るため、マルチツールのライバルブランドである「 レザーマン 」と比べるとコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
ナイフ一本で料理から薪割り、着火を行い、時にはランタンハンガーやシェルターなども自作してしまう、そんなサバイバルスタイルのキャンプが「ブッシュクラフト」です。
「ハンティングPro Alox」は、ブッシュクラフト・ブームの中、2019年に登場した折りたたみ式ナイフです。
ビクトリノックスといえば多用途に活躍するマルチツールというイメージがあった中、ナイフに特化したアイテムを発売したのです。
両刃仕上げのステンレスブレードは切れ味が鋭く、またサビないため初心者の方にも嬉しい仕様。
調理やフェザースティック作りといった作業はもちろんのこと、バトニングによる薪割りにも対応できる代物です。
また、ビクトリノックスらしいスタイリッシュなデザインも非常に魅力的。
タフなナイフという性格にもかかわらず、スマートな印象のデザインはビクトリノックスならではですね。
ブッシュクラフト用ナイフといえば「モーラナイフ」や「バックナイフ」が定番で、これらを使っている人をよく見かけますが、選択肢に「ビクトリノックス」も加えてみてはいかがでしょうか。
スイスの定番マルチツールブランド「VICTORINOX(ビクトリノックス)」についてご紹介しました。
スタイリッシュでコンパクトなボディの中に、非常に多くの機能が収納されているマルチツールは世界中で愛される名品。
機能性の高さ、デザイン性の高さはスイスブランドらしいポイントです。
ここでご紹介したのはマルチツールばかりでしたが、カバンや時計など、ビクトリノックスを代表するアイテムは他にもたくさんあります。
マルチツールを使ってみて、スイスブランドらしいスタイリッシュなデザインやスマートな機能性に惚れ込んだあなたは、ぜひ他のアイテムも調べてみてください。
公開日 : 2019/06/21