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<エディンバラのおすすめ観光スポット(ニュータウン:新市街)>
1. エディンバラ城(Edinburgh Castle):世界遺産
3. 国立スコットランド美術館(National Gallery of Scotland)
4. スコット・モニュメント(Scott Monument)
<エディンバラのおすすめ観光スポット(ロイヤルマイル:旧市街)>
1. ホリルードハウス宮殿(The Palace of Holyroodhouse)
2. 聖ジャイルズ大聖堂(St. Giles' Cathedral)
3. スコッチウイスキー・エクスペリエンス(The Scotch Whisky Experience)
4. スコットランド国立博物館(National Museum of Scotland)
5. リアル・メアリー・キングズ・クロース(The Real Mary King's Close)
1. ブリタニア号(The Royal Yacht Britannia)
3. フォース鉄橋(Forth Railway Bridge)
2. ザ スコッツマン ホテル(The Scotsman Hotel)
【セント・アンドリュース】セント・アンドリュース・リンクス・トラスト(St.Andrews Links Trust)
【グラスゴー】リバーサイド博物館(Riverside Museum)
スコットランドは美しい自然と独自の文化が魅力の国です。
イングランド、ウェールズ、北アイルランドとともにグレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国(イギリス)を構成し、オリンピックではイギリスとして参加しています。
スコットランドはイギリス国土の中でグレートブリテン島の北半分を占めており、独自の文化をいくつも持っている魅力あふれる国です。
まずは、観光スポットを紹介する前にスコットランドの魅力についていくつかお伝えします。
スコットランドの伝統的な衣装といえば、スカート状のキルトです。
キルトの始まりはスコットランド北部のハイランドで、丁寧に練り上げられたタータン柄の大きな一枚を、腰に巻きつけ着用します。
キルトのタータン柄は数百種類もあり、日本でいうところの「家紋」に相当します。
大変格式の高いものであり、民族ごとに縦糸と横糸の組み合わせが決められています。
このタータンこそ、民族同士の紛争の多かったスコットランド人の誇り高きアイデンティティーなのです。
現在も結婚式やお祭りなどの公式行事には、男性も女性もタータンを身にまとい参加することが多く、タータンは着やすいよう最初からスカート状に縫製されています。
キルトとともにスコットランドの式典に欠かせないのがバグパイプ。
正式名称は「グレート・ハイランド・バグパイプ」です。
このバグパイプは、戦争時には武器として使われていました。
直接このバグパイプで敵を攻撃するわけではなく、バグパイプの音量で仲間の兵士たちを鼓舞し、相手を威圧するために用いられていたのです。
そのため、バグパイプの演奏者は常に先頭に立ち演奏をしていました。
相手の攻撃で倒れたら、今度は違う兵士がそのバグパイプを手にして代わりに演奏をはじめるほど重要な武器だったと言われています。
スコッチウイスキーといえば、麦芽を乾燥させる際に燃焼させるピートの香りが特徴です。
銘柄によってこのフレーバーの香りはまちまちで、一本ずつ微妙に違います。
興味のある方は、スコッチウイスキーの蒸留所を見学し、テイスティングしながらお気に入りの一本を見つけてみてください。
スコッチウイスキーグッズも多く、ボトルだけではなく、スコッチウイスキー風味の石鹸や紅茶、ドレッシングもあるので、一風変わったお土産におすすめです。
スコットランド、特にエディンバラでは1年を通じて多くのフェスティバルが目白押しです。
有名どころでも「ジャズ&ブルース・フェスティバル(7月)」、「エディンバラ国際フェスティバル(8月)」、「ミリタリー・タトゥー(8月)」、「フェスティバル・フリンジ(8月)」、「エディンバラズ・ホグマニー(年末年始)」の5つもあります。
この中で特に有名なのが「ミリタリー・タトゥー」で、8月の3週間に渡ってエディンバラ城前の広場で繰り広げられる一大イベントに、各国から多くの観光客が押し寄せます。
エディンバラ城をバックに各国のバンドやダンサーたちが音楽とパフォーマンスを披露する様は、ブラジルのリオデジャネイロ以上にチケットの入手が困難と言われています。
スコットランドへの直行便は2023年2月現在は就航していないので、まずはイギリス・ロンドンに行き、そこから飛行機か列車での移動になります。
日本からロンドンへは 日本航空JAL 、 全日空ANA 、 ブリティッシュ・エアウェイズ の3社が毎日就航しています。
所要時間はどの会社でも約12時間30分です。
事前にそれぞれのスケジュールを確認しておきましょう。
観光目的の旅であれば、6ヶ月以内の滞在についてはビザは不要です。
基本的にはパスポートの有効残存期間は滞在日数以上が必要ですので、事前に確認しておきましょう。
ニュータウンエリアは、18世紀の都市計画により造られた新市街に該当するエリアです。
4つのストリート(プリンスィズ・ローズ・ジョージ・クイーン)が東西に伸び、高級デパートや数々のショップ、パブ、レストランなどが立ち並んでいます。
最も南のプリンスィズ・ストリートは、プリンスィズ・ストリート・ガーデンズに隣接し、南側にはエディンバラ城を臨むことができます。
岩山から街を見下ろすエディンバラを象徴とするエディンバラ城。
エディンバラ城は、その風貌から想像もできないほどの戦争と破壊を経験し、再建と改築により今の形になっています。
位置的にはニュータウンとロイヤル・マイルのどちらからも近いです。
城が建っている岩山はキャッスル・ロックと呼ばれ、城が建てられる前から天然の要塞として利用されています。
エディンバラ城は王宮だけでなく、王宮前の広場も人気のスポットです。
特に城前の広場であるエスプラネードでは、ミリタリー・タトゥーと呼ばれる盛大なパフォーマンスイベントが夏の期間中毎晩開催され、多くの観光客が訪れます。
この他にも戦没者記念堂、グレートホール(写真下)、エディンバラ城最古の建物である聖マーガレット礼拝堂も人気です。
王宮にはスコットランド女王メアリーがスコットランド王ジェイムス6世を産んだ「メアリー女王の部屋」があったり、スコットランド王即位の宝器と運命の石が保管されています。
住所 : Castlehill, Edinburgh EH1 2NG
マップ : Googleマップ
アクセス : ウェイヴァリー駅から徒歩10分
電話番号 : +44 131 225 9846
休業日 : 12月25〜26日
営業時間 : 9:30〜18:00(最終入場 17:00) ※10〜3月は17:00(最終入場 16:00)まで
料金 :
注意点 : webで事前にチケット購入すれば並ばずに入れる
公式サイト : エディンバラ城
ニュータウンの東に位置する眺望スポットであるカールトン・ヒル。
エディンバラ城とはまた違った、エディンバラの全景を眺めることができます。
丘の頂上部に建っているネルソン・モニュメントは、1805年のトラファルガー海戦での勝利を記念して建てられたものです。
階段を登って頂上に出ればエディンバラ市内を一望できますし、北のフォース湾すらも見渡すことができます。
他にも、カールトン・ヒルにはパルテノン神殿のようなナショナル・モニュメントや旧天文台などいくつものモニュメントが建てられています。
中でも大人気の写真スポットは、アテネのパルテノン神殿を模して、ナポレオン戦争戦没者記念として建てられたナショナルモニュメントです。
建設中に予算が尽きてしまい中途半端な状態で未完成のままなのが、逆に歴史的建造物としての価値を高めています。
住所 : Edinburgh EH7 5AA
マップ : Googleマップ
アクセス : ウェイヴァリー駅徒歩10分
電話番号 : +44 131 556 2716(ネルソン・モニュメント)
定休日 : ネルソン・モニュメントは12月25日が閉館
営業時間 :
料金 :
公式サイト : カールトン・ヒル
国立スコットランド美術館は、1859年にウィリアム・プレイフェア設計でエディンバラに最初に開館した美術館です。
スコットランドだけでなく、ヨーロッパの芸術家の作品も収蔵しており、そのジャンルは幅広く、ルネッサンスから後期印象派までの巨匠を取り揃えています。
ボッティチェリ、ラファエロ、エル・グレコ、ベラスケス、レンブラント、ゴーギャンなど幅広く、かつスコットランド出身のアラン・ラムズィーやヘンリー・レーバンの作品も多数収蔵しています。
また、国立スコットランド美術館の横にはギリシャ神殿風のロイヤル・スコティッシュ・アカデミーがあります。
どちらもギリシャ風ですが、こちらの方がよりパルテノン神殿風の重厚感をともなっています。
建物の設計は国立スコットランド美術館と同じウィリアム・プレイフェアであり、少し早い1826年に完成しています。
この建物は国立スコットランド美術館の特別展を開催する際の会場になっており、タイミングが合えばこちらも観覧することをおすすめします。
住所 : The Mound, Edinburgh EH2 2EL
マップ : Googleマップ
アクセス : ウェイヴァリー駅徒歩3分
電話番号 : +44 131 624 6200
定休日 : 12/25,26
営業時間 : 10:00~17:00
料金 : 無料
注意点 : 寄付歓迎、特別展は有料の場合あり
公式サイト : 国立スコットランド美術館 ロイヤル・スコティッシュ・アカデミー
※プリンセス ストリート ガーデンズ閉鎖中により、スコット・モニュメントも一時閉鎖中
エディンバラのウェイヴァリー駅の目の前にひときわ高い塔。
それがスコット・モニュメントです。
この塔は、スコットランドを代表する文豪・サー・ウォルター・スコットを記念して建てられたものです。
代表作として「湖上の美人」、「ウェイヴァリー」、「ロブ・ロイ」、「アイヴァンホー」などがあります。
作家の記念碑としては世界最大と言われており、塔の後ろから頂上まで登ることもできます。
訪れた際には頂上まで登り、エディンバラの街を見下ろしてみましょう。
住所 : E. Princes St Gardens, Edinburgh EH2 2EJ
マップ : Googleマップ
アクセス : ウェイヴァリー駅徒歩1分
電話番号 : +44 131 529 4068
定休日 : 不定休あり
営業時間 : 10:00~15:30 ※12:30~13:45はランチタイム休業
料金 : 大人 £8、子ども £6、ファミリーチケット £20
公式サイト : スコット・モニュメント
駅を挟んでニュータウン南側に位置しているのが、ロイヤル・マイルエリアです。
こちらはエディンバラの旧市街に該当するエリアで、中世の街並みとともに歴史的にも貴重な建造物が多く残っています。
東西に一本走っている目利き通りは、ホリルードハウス宮殿側から、キャノンゲート、ハイストリート、ローンマーケット、キャッスルヒルと名前を変えていきます。
ロイヤル・マイルの東端に位置するホリルードハウス宮殿は、スコットランドにおける英国王室の宮殿として現在も利用されています。
英国王室がスコットランドを訪問する際にはここに滞在することになっており、宮殿は華麗な装飾が施されます。
また、隣接しているホリルード・アビーは廃墟になっていますが、宮殿より歴史は古く修道院として建てられ、現在はデイビッド2世、ジェイムス2世、ジェイムス5世など歴代のスコットランド王が埋葬されています。
中でも大人気なのが、グレート・ギャラリーにある89人の歴代スコットランド王の肖像画。
89人の肖像画を一気にみるのは圧巻の一言です。
その他にも人気なのは、かつて教会として利用されていたヴィウトリア王朝様式の美術館であるクイーンズ・ギャラリーです。
本ギャラリーはエリザベス女王即位50周年記念事業の一環として2002年にオープンし、常設展示だけではなく英国王室のコレクションしている美術品も合わせて観ることができます。
住所 : The Palace of Holyroodhouse , Edinburgh EH8 8DX
マップ : Googleマップ
アクセス : ウェイヴァリー駅より徒歩20分
電話番号 : +44 303 123 7306
定休日 : 12月25・26日、王室利用の日、その他休館日あり
営業時間 : 9:30~18:00(最終入場16:30)※11月~3月は16:30(最終入場15:15)まで
料金 :
注意点 : クイーンズギャラリーは撮影不可
公式サイト : ホリルードハウス宮殿
ロイヤル・マイルの中心に堂々とたつ聖ジャイルズ大聖堂は、王冠の形をした屋根が目印です。
印象的なゴシック様式の教会です。
ちょうどこのエリアからハイ・ストリートと呼び、人通りが激しくなります。
内部は宗教改革の最中に多くの装飾が破壊されてしまいましたが、それでもステンドグラスをはじめ、まだまだ観るべきポイントが数多くある教会です。
教会内部の装飾はもちろん素晴らしいですが、特に荘厳な雰囲気のシスル礼拝堂は一見の価値ありです。
また、教会内では頻繁にコンサートを開くこともあるようなので、タイミングがあえば覗いてみましょう。
住所 : The Royal Mile , Edinburgh EH1 1RE
マップ : Googleマップ
アクセス : ウェイヴァリー駅徒歩5分
電話番号 : +44 131 226 0674
定休日 : 12/25,26
営業時間 : 10:00~18:00(土曜は9:00~17:00、日曜は13:00~17:00)
料金 : £5ほどの寄付推奨、写真撮影する場合は別途£2
公式サイト : 聖ジャイルズ大聖堂
スコットランドと言えばスコッチウィスキー。
ここスコッチウィスキー・エクスペリエンスでは、蒸留の過程を見学したり、300年以上にわたるスコッチウィスキーの歴史を垣間見ることができます。
中はアトラクション形式になっており、ウイスキーの樽の乗り物で見学します。
ブレンドの秘密からスペイサイドやアイラ島による味の違いなどを細かく説明してくれますよ。
館内のショップでは、スコットランド各地から集められたスコッチウィスキーを買うこともできます。
総数480種類以上のスコッチボトルは圧巻です。
また、併設されているアンバーレストランでは、スコットランドの伝統料理をスコッチウィスキーとともに楽しむことができます。
住所 : The Royal Mile, 354 Castlehill, Edinburgh EH1 2NE
マップ : Googleマップ
アクセス : ウェイヴァリー駅から徒歩10分
電話番号 : +44 131 220 0441
休業日 : 12月25日
営業時間 : 10:00〜18:00
料金 : 大人 19£〜(コース設定は他にもあり)
公式サイト : スコッチウィスキーエクスペリエンス
スコットランド国立博物館は、ニュータウンにあるスコットランド国立美術館とは違い、博物館となっています。
どちらもおすすめですが、絵より銅像や化石に興味のある人はこちらがおすすめです。
2つの建物で構成されており、西館は主にスコットランド史をテーマにした博物館、東館は世界中から面白いものを集めてきた博物館です。
西館はスコットランドの歴史を先史時代、古代、中世、近代と、年代順にコンピューターを駆使して最新技術で解説してくれます。
東館は広大な吹き抜けが圧巻のギャラリーで、古代エジプトから日本、中国の美術品を収蔵しつつ、自然科学に関するものなどユニークなものを多数取り揃えています。
住所 : Chambers St, Edinburgh EH1 1JF イギリス
マップ : Googleマップ
アクセス : ウェイヴァリー駅徒歩10分
電話番号 : +44 300 123 6789
定休日 : 12/25
営業時間 : 10:00〜17:00(12/26、1/1は12:00〜17:00)
料金 : 無料(特別展は有料の場合あり)
注意点 : 寄付歓迎
公式サイト : スコットランド国立博物館
エディンバラの地下には、その昔洞窟のような都市が広がっており、そこには人間も住んでいました。
しかし、地下なので当然環境は悪く、多くの人が病気で死んでしまいました。
そのため、多くの怪談が残っており、このリアル・メアリー・キングズ・クロースは、日本でいういわば「お化け屋敷」のようなものです。
ツアーで20分おきに出発し、中の様子を恐怖とともに体験することができます。
案内人とともに地下世界を探検してみてください。
住所 : High Street, 2 Warriston's Close, Edinburgh EH1 1PG
マップ : Googleマップ
アクセス : ウェイヴァリー駅徒歩10分
電話番号 : +44 131 225 0672
定休日 : なし
営業時間 : 10:00~17:00 ※金曜と土曜は9:30~19:00
料金 : 大人 £21、子ども(5~15再)£15
注意点 : 事前予約推奨(予約日や時間を変更できるセミフレキシチケットやフレキシチケットもあり)
公式サイト : リアル・メアリー・キングズ・クロース
エディンバラの旧市街や新市街には多くの観光スポットがありますが、実はちょっと足を運んだエディンバラ郊外にも見逃せないスポットがいくつもあります。
ここでは、その中から厳選してご紹介します。
ブリタニア号は、1953年から1997年まで、44年間も英国王室の船として世界各地を航海してきた船です。
現在は引退し、エディンバラ郊外のショッピングセンターであるオーシャン・ターミナルに接岸され、一般に公開されています。
入口はオーシャン・ターミナルの3階になります。
ビジターセンターでブリタニア号の歴史や船の仕組みなどの解説を聞いた後、船の中に入っていきます。
実際にエリザベス2世が使っていた部屋がそのまま残されており、豪華な船内を見学できます。
船の中はほぼすべて歩くことができるので、船員の部屋や操縦室も観ることができます。
なお、日本語のオーディオガイドもあるため、興味のある方は借りることをおすすめします。
住所 : Ocean Dr, Edinburgh EH6 6JJ
マップ : Googleマップ
アクセス : エディンバラ市内からロジアンバス11・22・35番でオーシャン・ターミナル下車(30分)
電話番号 : +44 131 555 5566
定休日 : 1/1、12/25
営業時間 :
料金 : 大人 £18.50、学生 £13.50、子ども(5~17歳)£9.25、5歳未満は無料
備考 : 日本語のオーディオガイドあり
公式サイト : ブリタニア号
ロスリン礼拝堂は、「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍有名になった、謎めいたレリーフに彩られたゴシック様式の教会です。
エディンバラの南に位置するロスリンに、1446年貴族ウィリアム・セント・クレアによって建てられています。
小さな礼拝堂ではありますが、謎めいたレリーフに満ちあふれており、同時期に建てられたどの教会と比べても異彩を放っています。
レリーフの種類はとても豊富で、聖書の一場面、堕天使ルシフェル、ケルトの地神グリーンマンや植物など様々なものが掘られています。
よく見ないと分からないものもあるので、じっくりと壁や柱を入念に観察してみましょう。
住所 : Chapel Loan, Roslin EH25 9PU
マップ : Googleマップ
アクセス : ノース・ブリッジからロジアン・バス37番でオリジナル・ロスリン・ホテル下車(40分)
電話番号 : +44 131 440 2159
定休日 : 1/1、12/24,25,31
営業時間 : 9:00~17:00(日曜は12:00~)
料金 : 大人 £9.50、学生 £7.50
注意点 : 内部撮影不可
公式サイト : ロスリン礼拝堂
エディンバラの北に広がるフォース湾をまたぐ巨大な鉄橋。
この巨大な鉄橋こそが、スコットランドの世界遺産にもなっているフォース鉄橋です。
橋の全長は約2.5km、高さは46mもあり、1890年の開通当時は世界最長でした。
開通から100年以上たった今でも、毎日200便以上の列車がこの橋を行き来しています。
1877年のダンディーのブリッジの崩壊事故を教訓に、より堅固に設計されたことが今日まで続いている所以でもあります。
アクセス : エディンバラ市内からロジアンバス43番でQueensferry下車(1時間半)
住所 : North Queensferry KY11 1HP, Scotland
マップ : Googleマップ
備考 : ポートエドガーから出発するボートツアーに参加するのがおすすめ
公式サイト : Forth Boat Tours
エディンバラには、高級ホテルから安宿まで様々なタイプのホテルが揃っています。
観光客として訪れるならば、観光スポットが集まっている中心地に泊まるのがベスト。
旧市街には歴史的な建物を利用したホテルも多く雰囲気抜群で、主な観光スポットも歩いて回ることができます。
安宿が多い新市街も旧市街に隣接しているので、立地的には問題なし。
予算に合わせて上手にホテル選びをしたいところですね。
今回は、エディンバラに多い「歴史的建造物を改装したホテル」をご紹介します。
観光にも便利な立地のホテルばかりを厳選しているので、ぜひ参考にしてください。
エディンバラを代表する高級ホテル「ザ・バルモラルホテル」は、創業1902年の老舗ホテル。
隣接のエディンバラ駅に降り立った旅行客が利用するステーションホテル「北ブリティッシュホテル」の名で開業したという歴史があります。
まるでお城のような外観に、大きな時計塔が特徴。
この時計は旅行客が列車に乗り遅れないようにと、最初から2,3分早めに設定されているというから粋ですね。
伝統のある老舗ホテルだけあって、スタッフの方々のホスピタリティも本物です。
ハイランド独特の服装に身を包むドアマンは、快く記念撮影に応じてくれますよ。
客室はスイート20室を含む全167室。
多くの客室からはエディンバラ城をはじめ、市街を広く眺めることができます。
眺望には中庭、街並み、エディンバラ城の3タイプがあるので、予算に合わせて選びましょう。
ハリーポッターの作者J.K.ローリングは、スイートルームに約三か月こもって執筆し、最終章を仕上げました。
実際に彼女が宿泊したスイートは、現在「J.K.Rowllig Suite(J.K.ローリングスイート)」と名付けられ宿泊可能です。
住所 : 1 Princes St, Edinburgh EH2 2EQ
マップ : Googleマップ
アクセス : ウェイヴァリー駅より徒歩2分
電話番号 : +44 131 556 2414
営業時間 : チェックイン 15:00~23:00/チェックアウト~12:00
予約サイト : Expedia Hotels.com
続いても歴史のある荘厳な建物が印象的な「スコッツマンホテル」をご紹介します。
1905年にスコッツマン新聞社の社屋として建てられた建物で、2001年に改装されて4つ星ホテルとして開業しました。
旧市街のメインストリート、ロイヤルマイルやプリンセスストリートまでもすぐ、エディンバラ城までは徒歩10分という好立地。
目の前が中央駅なので、郊外に行くにも便利です。
客室は全79室。
全体的に淡いトーンでまとめられている客室は、2019年に改装されているので、清潔感があり使い勝手が良いと評判です。
無料Wi-Fi、55インチスマートテレビ、デスク、セーフティーボックス、ミニバー、無料ボトルウォーター、バスローブ、デザイナーズバスアメニティ、スリッパなど、必要なものはしっかりと揃えられているので安心。
ロケーションの良さはもちろんのこと、スタッフがフレンドリーで親切だという点で、評価が高い人気ホテルです。
住所 : 20 North Bridge, Edinburgh EH1 1TR
マップ : Googleマップ
アクセス : ウェイヴァリー駅より徒歩1分
電話番号 : +44 131 556 5565
営業時間 : チェックイン 15:00~翌0:00/チェックアウト~11:00
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
「ザ・グラスハウス」は、150年前に建てられた教会のファサード(建築物正面部のデザイン)と、全面ガラスの現代的な建物が合体したユニークな外観を持つ5つ星ホテルです。
歴史的な建物が並ぶ旧市街の中心には珍しく、ホテルのほとんどの部分は、新たに建てられた現代的なガラス張りの中にあります。
旧市街の中心部、眺望スポットとして知られる「カールトンヒル」から徒歩約5分、「エディンバラ城」までは徒歩約15分。
ロイヤルマイルからもすぐという観光にもショッピングにも便利なロケーションが魅力です。
客室は全77室。
デラックスルーム、エグゼクティブルーム、スイート、デラックススイートの4つのカテゴリーがあり、眺望はホテルの中庭、市街地など様々です。
床から天井まで届く大きな窓からはたっぷりの陽射しが差し込み、曇天が多いエディンバラでも明るい気分で滞在が楽しめます。
ホテルの屋上には広大なガーデンがあり、人気のウェディングフォトスポットにもなっています。
テラス付きの部屋からは直接アクセス可能。
ガーデンでのバーベキューやピクニックなど面白いプランもあるので、フロントデスクで尋ねてみてください。
住所 : 2 Greenside Pl, Edinburgh EH1 3AA
マップ : Googleマップ
アクセス : ウェイヴァリー駅より徒歩6分
電話番号 : +44 131 525 8200
営業時間 : チェックイン 15:00~翌0:00/チェックアウト 5:00~11:00
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
これまでエディンバラを中心に観光スポットを紹介してきましたが、スコットランドにはそれ以外にもまだまだおすすめ観光スポットがあるので、ここではセント・アンドリュース、グラスゴーなどから厳選して取り上げていきます。
北海に面した美しい街セント・アンドリュースは、ゴルフの聖地としてとても有名な街です。
観光スポットはいくつかありますが、まずは美しい街を散策することをおすすめします。
一押しの観光スポットは、セント・アンドリュース大聖堂、セント・アンドリュース城です。
そして、最後にはセント・アンドリュースのゴルフ場に行きましょう。
プレーをしなくても見学をすることができます。
5年に1回全英オープンを開催するセント・アンドリュースのゴルフコースは「神の造ったコース」と言われるほどの美しさです。
実際にゴルフを楽しむこともできるので、興味のある方は事前に予約しておきましょう。
街の名の由来となっている聖アンドリューは、イエス・キリストの使徒の一人でありスコットランドの守護聖人でもあります。
エディンバラからは列車で2時間ほどと日帰りも可能ですし、ローカルトリップの1つとして考えてみてはいかがでしょうか。
住所 : St Andrews Links Trust , KY16 9SP イギリス
マップ : Googleマップ
アクセス : エディンバラから列車で2時間
電話番号 : +44 1334 466718
定休日 : 12/25
営業時間 :
料金 :
注意点 : ウォーキングツアーは不定休
公式サイト : セント・アンドリュース・リンクス
館内では馬車や路面電車、自動車、蒸気機関車など3,000点を超えるコレクションが所狭しと並べられており、乗り物のファンにとっての聖地となっています。
さらに、このリバーサイド博物館は、日本の新国立競技場の最初の設計で話題となったザハ・ハディッド女史によるデザインで、2012年にはヨーロッパで最も革新的な博物館と認められた「The Luigi Micheletti Award」を受賞しています。
イギリス屈指の交通コレクションとともに、博物館のヨーロッパ随一の革新的なデザインも堪能してください。
住所 : 100 Pointhouse Rd, Glasgow G3 8RS
マップ : Googleマップ
アクセス : バス停リバーサイド博物館下車徒歩1分
電話番号 : +44 141 287 2720
定休日 : 1/1,2、12/25,26
営業時間 : 10:00〜17:00(金・日は11:00〜17:00)
料金 : 無料
公式サイト : リバーサイド博物館
※グラスゴーの観光スポットやおすすめホテルについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
→ グラスゴーのおすすめ観光スポット15選!ポップカルチャーの発信地・グラスゴーの魅力を紹介
オールド・カーク博物館や、カーキンティロッホという言葉を聞いただけでは何かわからない人も多いと思います。
ここは日本のウイスキーの父とも呼ばれている竹鶴政孝の生涯の伴侶であった、竹鶴リタの出生地です。
そう、ここはNHKの朝の連続テレビ小説「マッサン」のヒロイン竹鶴リタの故郷なのです。
NHKの放送以降、多くの日本人旅行者がこの地に訪れるようになっており、リタにまつわる品々を展示しているオールド・カーク博物館は大人気スポットです。
「マッサン」を見ていた人は、グラスゴー観光のついでにカーキンティロッホに訪れてみてはいかがでしょうか。
住所 : Auld Kirk Museum Cowgate Kirkintilloch G66 1HN
マップ : Googleマップ
アクセス : グラスゴーのブキャナン・バスステーションから72・89番で25分
電話番号 : +44 141 777 3013
定休日 : 日、月、イースター、12月下旬〜1月上旬
営業時間 : 10:00〜13:00/14:00〜17:00
料金 : 無料
公式サイト : オールド・カーク博物館
日本でもネッシーがいるということで数十年前から話題となっているネス湖。
ネス湖はイギリスの北に位置し、南北に38kmもある巨大かつ細長い湖です。
最大水深も280mもあり、まさにネッシーがいてもおかしくないほど大きい湖と言えます。
実はネッシーには長い歴史があり、一番最初の目撃はなんと565年です。
当時キリスト教布教のために訪れた聖コロンバが最初の目撃者です。
それ以来、1500年もの間数々の目撃証言があり、果たして代々ここに住んでいるのか、それとも幻なのか、いまだ謎は解明しきれていません。
ぜひ実際にネス湖に行き、その伝説を確認してみましょう。
住所 : Drumnadrochit, Inverness IV63 6TU
マップ : Googleマップ
アクセス : エジンバラからバスで4時間
電話番号 : +44 1456 450573(ビジターセンター)
休業日 : 12月25日
営業時間 : 24時間(ビジターセンターは10:00〜17:00)
料金 : ネス湖は無料で見学可 ※有料クルーズで見学するのもおすすめ(£20〜)
公式サイト : ネス湖(スコットランド国立観光局)
独自の文化を歩んできたスコットランドの中でも、特にエディンバラは歴史と密接に関わってきた美しい街です。
ぜひスエディンバラを中心に開拓し、スコッチや伝統キルトの世界を満喫してください。
最終更新日 : 2024/05/22
公開日 : 2019/08/10