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アイルランド・ダブリンと言われても、なかなかピンと来ない方もいると思います。
まずはじめに、ダブリンの基本情報や歴史、アクセスについてお伝えします。
ダブリンはアイルランドの中央東に位置する首都です。
人口は約125万人で、総人口のおよそ4分の1が暮らしています。
公用語はゲール語と英語。
使用されている通貨はユーロです。
アイルランドは12世紀から1922年に英愛条約が結ばれるまで、およそ700年の間イギリスの統治下でした。
イギリスの支配を終わらせ、独立を求める人々が起こした「イースター蜂起」の舞台になるなど、ダブリンはアイルランドの歴史を語る上で欠くことの出来ない街です。
キルメイナム刑務所やダブリン中央郵便局をはじめ、ダブリン市内のあちこちでアイルランド独立に関する戦いを学ぶことができます。
自然豊かで可愛い街並みのダブリンは、度々映画の舞台になっています。
旅行前に見ておくと、より一層ダブリンを楽しむことができるかもしれません。
事前にダブリンの街並みを覗いてみたいという方は、2019年に公開された「 シング・ストリート 未来へのうた 」がおすすめ。
舞台は1985年・大不況に襲われていたダブリン。
冴えない日々を送っていた男子高校生が、一目惚れした年上女性の気を引くためにバンドを結成します。
そこから日常が段々と変化していく青春ストーリーです。
物語の舞台となっているダブリンの街並みが可愛く、ダブリン旅行への気持ちも高まること間違いなし。
この映画の監督ジョン・カーニーはダブリン出身で、同監督作品の「 ONCE ダブリンの街角で 」でもダブリンも街並みや雰囲気が堪能できますよ。
ダブリンに行くなら6月下旬〜9月上旬までの夏がおすすめです。
この時期は雨も少なく、過ごしやすい気温の日が多いのに加え、日照時間も長いので一日中観光することができます。
アイルランドはなんと言っても雨が多い国です。
朝晴れていても、日中には雨が...なんてことも多々あります。
1日の中で雨が降ったりやんだりするため気温差も激しいです。
旅行に行く際には折りたたみ傘を持っていくと便利でしょう。
北海道より北に位置していることもあり、とても寒いかと思いきや、雪が降ることもほとんどなく、東京より少し寒いか同じくらいです。(平均気温5度程度)
反対に夏は平均気温20度程度なので、日本の夏の格好でいくと少し肌寒く感じるかもしれません。
夏でも羽織れるものを持っていくと役立つでしょう。
ダブリンの治安は他のヨーロッパ諸国と比べると良い方ですが、油断は禁物。
スリやひったくりなどの軽犯罪は日本とは比べ物にならないほど多いです。
特にシティセンターと呼ばれる街の中心部は要注意!
スマホをいじりながら交差点を待っていたら、道路を走ってきた自転車にスマホを取られたなんていう話も聞きます。
持ち物には細心の注意を払う、夜遅くにひとりで出歩かないなど、十分に気を付けていればダブリンで楽しい時間が過ごせることでしょう。
残念ながら、日本からダブリンへの直行便は発着していません。
そのため、乗り継ぎ便を利用していくことになります。
ダブリンへの乗り継ぎ便があるのは、エミレーツ航空やKLMオランダ航空、フィンエアーなど。
どの航空会社を利用するかにもよりますが、成田空港からダブリン空港までおよそ17時間半〜20時間程度のフライトです。
また、日本とダブリンの時差はサマータイム中(4月〜10月末まで)は8時間、それ以外の期間は9時間日本の方が進んでいます。
ダブリン空港は市内中心部から約10kmほど離れており、タクシーやバスを使い市内中心部に出るのが便利です。
<タクシーを利用した場合>
時間:およそ25分〜45分
料金:25〜30ユーロ
<バスを利用した場合>
・エアコーチを利用した場合
所用時間:終点まで約30分
料金:片道 7ユーロ、往復 9ユーロ
公式サイト: aircoach
公式サイトから時刻表・バス停・料金の確認、予約が可能。
・エアリンク
所要時間:終点まで約30分
料金:大人 片道8ユーロ、往復10ユーロ
子供 片道3ユーロ、往復4ユーロ
公式サイト: airlink
公式サイトから時刻表・バス停・料金の確認、予約が可能。
1,000年以上の歴史を誇る、首都ダブリン。
この街は、8世紀末にヴァイキングが占領して築かれたのがはじまりなのだそう。
イギリスによる統治下には、大英帝国第2の都市にまで成長しました。
ここでは、そんな時代の面影が残る素敵な観光スポットをご紹介していきます。
テンプルバーから徒歩約5分、旧市街地のデイム・ストリートに位置するダブリン城。
13世紀前半にノルマン人によって建築され、イギリス統治下ではイギリスの総督府が置かれていました。
アイルランドの大統領就任式に使われるなど、現在でも国の重要な式典の際に使用されています。
大きくはなく、一時間程度で見学できるお城です。
外観は要塞のような質実剛健な造りですが、中はヨーロッパのお城を体現したかのような豪華絢爛さ。
また、黒い水たまりを意味する”ダブリン”という街の名前の由来となった、水たまりのある場所も見学できます。
なお、こちらのお城はパンフレットを見ながら自分で歩くセルフガイド、もしくはガイドの解説(英語)を聞きながら回ることが出来る見学ツアーどちらかを選ぶことができます。
セルフガイドでは見られる場所が限られてしまうため、時間が許す限り、お城内部を存分に満喫できるツアーの参加がおすすめです。
住所 : Dublin Castle,Dame St,Dublin2
マップ : Googleマップ
アクセス : 路面電車「「ジャーヴィス(Jervis)駅」より徒歩8分
電話番号 : +353 1 645 8800
定休日 : なし(12月25〜27日、元日は休業)
営業時間 : 9:45〜17:45(最終入場17:15)
入場料 :
公式サイト : Dublin Castle
キルメイナム刑務所は、イギリスからの独立を巡って起こされた「イースター蜂起」の指導者らが投獄された、アイルランドの歴史を語る上では欠かせない施設です。
現在は博物館となっており、アイルランドの歴史について学ぶことができます。
建造物がとても美しく、映画やPVのロケ地として度々使用されます。
現地ガイドが案内してくれる、刑務所内部の見学ツアーも開催されていますよ。
ただ、全て英語での説明になるため、英語に自信が無い方は通訳ができる人と一緒に参加するのがおすすめです。
筆者は英語が得意でなかったため、ガイドさんの早口についていけずほとんど理解できませんでした...。
人気のツアーのため満席になってしまうことも多々あるため、事前にチケットを予約していくと安心です。
また、事前のチケットを予約していくと1ユーロの割引もあります。
住所 : Inchicore Rd, Kilmainham, Dublin 8, D08 RK28
マップ : Googleマップ
アクセス : 路面電車「Suir Road駅」より徒歩10分
電話番号 : +353 1 453 5984
定休日 : なし(12月24〜27日は休業)
営業時間 : 【10〜3月】9:30〜17:15【4〜5月/9月】9:30〜17:45【6〜8月】9:30〜18:00
料金 : 大人 8ユーロ/60歳以上 6ユーロ/学生・子ども(12〜17歳)4ユーロ
公式サイト : KIlmainham Gaol Museum
街の中心にそびえ立つ石造りの美しい大聖堂。
クライストチャーチは、1000年以上前に建てられた歴史ある大聖堂です。
ダブリンには2つの大聖堂があり、古い方がこのクライストチャーチです。(もう一つは聖パトリック大聖堂)
大聖堂内部では、床のタイルやステンドグラスなど、美しい装飾品たちを楽しむことができます。
また、クライストチャーチにはイギリス・アイルランドの中でも最も大きな地下聖堂があります。
特にパイプオルガン内でミイラ化した猫とネズミや宝物の展物たちは必見です。
教会としては珍しく入場料がかかりますが、ダブリンを訪れた際には行ってみるべきスポットです。
住所 : Christchurch Pl, Wood Quay, Dublin 8, Ireland
マップ : Googleマップ
アクセス : 路面電車「Four Courts駅」より徒歩7分
電話番号 : +353 1 677 8099
定休日 : なし
営業時間 :
料金 : 大人10ユーロ、学生8.5ユーロ、子供(12歳以下)3.5ユーロ
公式サイト : クライストチャーチ大聖堂
トリニティ・カレッジはアイルランド最古の国立大学です。
約500万もの書籍を収蔵する図書館は圧巻。
8世紀に製作され、世界で最も美しい本と言われている「ケルズの書」は必見です。
図書館内部はお昼頃には混み始めるので、落ち着いて見たい方は朝早くの見学がおすすめ。
公式サイト で事前にチケットを予約しておくと、スムーズに入場できますよ。
また、学生の休暇期間中にはトリニティカレッジの学生寮に泊まることもできます。
宿泊費が高いダブリンの中で料金も比較的安く、街の中心地に位置するため観光するのにも便利です。
タイミングが合う方はぜひ泊まってみて、海外の学生気分を味わってみてはいかがでしょうか。
住所 : Trinity College Dublin, The University of Dublin, College Green, Dublin 2
マップ : Googleマップ
アクセス : 「ピアス(PEARSE)駅」より徒歩5分
電話番号 : +353 1 896 1000
定休日 : なし
営業時間 : 【4〜9月】8:30〜17:00(日曜は9:30〜)【10〜3月】9:30〜17:00(日曜は12:00〜16:30)
料金 : 大人18.5ユーロ、12歳以下無料
公式サイト : Trinity College Library
様々なアクティビティのあるダブリンですが、自然に囲まれてゆったりとした時間を過ごすのもおすすめ。
ここから先では、地元の方に愛されるおすすめの公園をご紹介します。
ダブリンにはヨーロッパ最大規模の公園があります。
それがこのフェニックス・パーク。
面積はなんと712ヘクタール!東京ディズニーランド約14個分の広さです。
公園内にはアメリカ合衆国の大使公邸、ヨーロッパでも古い歴史を持つダブリン動物園などがあります。
公園の敷地内では、たくさんの野生の鹿とも出会えます。
晴れた日には日光浴やランニングをしている人がたくさん居るこの公園。
観光地巡りに飽きたら、公園でゆったりとした時間を過ごすのも良いですね。
住所 : Phoenix park,Dublin 8
マップ : Googleマップ
アクセス : 「ダブリン・ヒューストン(Dublin Heuston)駅」より徒歩5分
電話番号 : + 353 87 228 9688
定休日 : なし
営業時間 : 7:00〜22:45頃
公式サイト : フェニックス・パーク
街の中心地からほど近く、ダブリンに暮らす人々にとても人気なのがセントステファンズ公園。
ダブリンのショッピングストリート、グラフストンストリートの程近くにあります。
1664年に作られ、元々はエリート専用の緑地だったそう。
現在はダブリン市民の憩いの場となっており、地元の人たちがランチを広げたり、お昼休憩をとっている姿が見受けられます。
なお、公園内には芝生や池があり、鴨やアヒルもたくさん泳いでいます。
ベンチもありますが、数は多くないので、芝生に座ることを想定した服装で行くと安心です。
晴れた日にサンドイッチなどをテイクアウトして、地元民のように芝生でのんびり過ごすのも良いでしょう。
住所 : St. Stephen's Green, Dublin City Centre
マップ : Googleマップ
アクセス : 路面電車「セント ステファンズ・グリーン(St.Stephen's Green)駅」より徒歩すぐ
電話番号 : + 353 1 475 7816
定休日 : なし
営業時間 : 【月〜土】7:30〜日没まで【日祝】9:30〜日没まで
公式サイト : セント ステファンズ公園
イギリスと同様にパブ文化が浸透したアイルランドには、ギネスをはじめとする様々なお酒があります。
ビールがお好きな方には、「スタウト」や「エール」もおすすめです。
ダブリンを訪れるなら、本場のアイリッシュパブは欠かせません。
お酒を飲みながら地元の人との交流を楽しんでみませんか。
日本でも人気のギネスビール。
ダブリンにはギネスの醸成所兼ミュージアムがあります。
ここではギネスの歴史や醸成の仕組み、ビールの製造過程について知ることができます。
さらに、見学ツアーには1パイント分のギネスの試飲つき。
スタッフがビールの注ぎ方も教えてくれます。
アルコールが飲めない方はソフトドリンクを頼むことができるので安心です。
また、ギネスストアハウスには展望台があり、そこからはダブリンの街を一望しながらビールを試飲することが出来ます。
入場料が当日と事前オンライン予約では異なるため、事前に 公式サイト からチケットを予約してから行くのが良いでしょう。
住所 : St James's Gate, Dublin 8
マップ : Googleマップ
アクセス : 路面電車「ジェイムスズ ストリート(JAMES'S STREET)停留所」より徒歩5分
電話番号 : +353 1 408 4800
定休日 : なし(12月24〜26日は休業)
営業時間 :
料金 : 大人 31ユーロ〜/学生・65歳以上 22ユーロ〜/子ども(5〜17歳)10ユーロ〜
公式サイト : Guinness Store House
リフィー側の南に位置するテンプルバーエリア。
この辺りには数多くのアイリッシュパブが集中しています。
ダブリンと言えばアイリッシュパブ!
その中でも有名なのが 「The Temple Bar(ザ・テンプル バー)」 という創業1840年の老舗アイリッシュパブで、赤い外観が目印です。
ここでは昼と夜の1日2回、ミュージシャンによるライブミュージックが行われており、まさにアイリッシュパブの雰囲気を堪能できます。
ダブリンの人々はとてもフレンドリーなので、ビールを飲みながら気さくに話かけてきます。
現地に暮らす人とのコミュニケーションを楽しむのも、旅行の醍醐味一つですよね。
住所 : 47/48 Temple Bar,Dublin D02 N725
マップ : Googleマップ
アクセス : 「タラ・ストリート(Tara Street)駅」より徒歩11分
電話番号 : +353 1 672 5286
定休日 : なし
営業時間 : 【月〜水曜】10:30〜翌1:30【火〜土曜】 10:30〜翌2:30【日曜】10:30〜翌1:00
公式サイト : The Temple Bar
また、このエリアにはおしゃれな古着屋やセレクトショップも多く、食事だけでなくショッピングも楽しむことができます。
中でも日本未進出のアメリカのファストファッションブランド、 「Urban Outfitters」 はレディースとメンズともに品揃え豊富。
旅行先の思い出として洋服を買うのも良いでしょう。
住所 : Cecilia House, Cecilia St, Temple Bar, Dublin 2, D02 AK29
マップ : Googleマップ
アクセス : 「タラ・ストリート(Tara Street)駅」より徒歩11分
電話番号 : +353 1 670 6202
定休日 : なし
営業時間 : 【月〜水曜、土曜】10:00〜19:00【木・金曜】10:00〜20:00【日曜】12:00〜18:00
公式サイト : Urban Outfitters
観光で歩き疲れた時に、ほっと一息つけるカフェがあると良いですよね。
ここでは、おしゃれな上に味も美味しいカフェをご紹介します。
Queen of tartsは、ダブリンのカフェの中でトップクラスの人気を誇るカフェです。
内装や使われているカトラリーが可愛く、女子ウケ抜群のカフェです。
店名にもなっているタルトは絶品!
ショーケースには様々なタルトが並んでおり、見ているだけでも楽しいです。
タルトだけでなく、サンドイッチやサラダなどの軽食も用意されています。
住所 : Cows Lane, Temple Bar, Dublin 8
マップ : Googleマップ
アクセス : 路面電車「ドーソン(Dawson)駅」より徒歩12分
電話番号 : +353 1 633 4681
定休日 : なし
営業時間 : 【水〜木曜】9:00〜17:00【金〜日曜】9:00〜18:00
公式サイト : Queen Of Tarts
80年以上の歴史を持ち、ダブリンで人気の老舗高級チョコレート店。
メインはチョコレートですが、その傍でコーヒーや紅茶、焼き菓子も販売しています。
店内に入ると、おいしそうなチョコレートがいっぱい!
小分けになったチョコレートも販売しているので、バラマキ用のお土産を調達するのにもおすすめです。
また、こちらのお店ではコーヒーなどのドリンクを頼むと、ショーケースに並ぶチョコレートの中から自分で選んだものをひとつ貰えます。
ダブリン市内に数店舗あり、ダブリン空港にもあるため、フライトの待ち時間に利用するのも良いですね。
住所 : 51 Grafton Street, Dublin 2, D02 KD39, Ireland
マップ : Googleマップ
アクセス : 路面電車「セント ステファンズ・グリーン(St.Stephen's Green)駅」より徒歩1分
営業時間 : 店舗により異なる
公式サイト : Butlers Chocolates
ダブリンではドーナツが流行っているようで、街中を歩いているとドーナツ屋さんをちらほら見かけます。
その中でリフィー川沿いにある、The Rolling Donutは地元民にも人気のお店。
見た目も可愛いカラフルなドーナツがたくさんあり、何を食べようか迷ってしまいます。
中にはビーガンの人のための、ビーガンドーナツもあります。
イートインスペースもありますが、席数が多く無いのでテイクアウトがおすすめ。
日本のドーナツと比べると大きく、筆者は1つでもお腹いっぱいになったので、食べるタイミングには注意してくださいね。
住所 : 34 Bachelors Walk, North City, Dublin 1, D01 YN15
マップ : Googleマップ
アクセス : 路面電車「アビー・ストリート(Abbey Street)駅」より徒歩3分
電話番号 : +353 1 563 8415
定休日 : なし
営業時間 : 9:00〜20:00(木〜土曜は〜21:00)
公式サイト : The Rolling Donut
ダブリンはコンパクトな街なので、数日あれば充分観光できてしまいます。
旅行日数を長めにとれる方は、ダブリンから別の街に足を伸ばしてみるのはいかがでしょうか。
ここでは、ダブリンから日帰りもできる距離の街をご紹介します。
ダブリンから電車で一時間ほどの場所にある港街・ホース。
美味しいフィッシュ&チップスが食べられる街としても知られています。
ダブリンからはダートという緑色の電車を使ってホースまで行くことができます。
ダートはコノリー駅、タラストリート駅、ヒューストン駅などから利用することが可能です。
コノリー駅からホースまで、片道2.65ユーロ。
詳しい料金や時間などは こちら のサイトからチェックできます。
電車内はfree Wi-Fiを利用することができ、観光客にも優しい仕様。
海沿いの小さな街でちょっとした観光にはぴったり。
晴れている日に行くのがおすすめです。
住所 : The Old Courthouse, Harbour Rd, Howth, Dublin, D13 AE22
マップ : Googleマップ
アクセス : Connolly駅より電車で約30分、Howth駅下車徒歩すぐ
電話番号 : +353 1 839 3761
定休日 : なし
営業時間 : 9:30〜17:00
ゴールウェイはアイルランド西部に位置する自然豊かな港街です。
世界的に有名なシンガーソングライター、エド・シーランの曲に「Galway Girl」という曲があるので、名前を聞いたことがある方もいるかもしれません。
ゴールウェイはダブリンからシティリンクというバスを使っていくのがおすすめ。
街の中心からゴールウェイ駅まではバスでおよそ2時間30分ほどかかります。
料金は片道18ユーロですが、ネットで事前予約すると片道13ユーロになるので、事前に予約して行くのがおすすめです。
バスの予約・料金や時間の確認は シティリンクの公式HP からできます。
様々な飲食店やショップが集まるクエイストリートは、ゴールウェイの雰囲気を存分に味わえます。
ストリートミュージシャンが路上演奏していたり、建物も可愛いので歩くだけでも楽しめるスポットです。
このクエイストリートを訪れたら、是非訪れて欲しいのがクラダリングのお店。
「クラダリング」とはアイルランドの伝統的な指輪であり、ゴールウェイが発祥の地とされています。
ハートを包み込むような両手、王冠がモチーフとなっており、ハートは愛、両手は友情、王冠は忠誠を表すとされています。
クラダリングは婚約指輪や友情の証としてプレゼントされることも多い指輪です。
そのクラダリング発祥のお店と言われているのが、クエイストリートにある 「Thomas Dillon’s Claddagh Gold」 。
1750年からやっている老舗で、リングも様々な材質・カラーのものがあるため、きっとお気に入りのものが見つかるでしょう。
住所 : Galway City Museum, Spanish Parade, Galway, H91 CX5P
マップ : Googleマップ
アクセス : ダブリン空港またはダブリン市内アストン・キーよりバスで約2〜3時間
電話番号 : +353 1800 230 330
定休日 : 日曜
営業時間 : 9:00〜17:00
ここでは、ダブリン観光に便利なおすすめのホテルをご紹介します。
現地の物価は日本と比べると少し高めですが、なかには1泊あたり1万円前後で泊まれるリーズナブルなものも。
日本ではなかなか見られないような西洋感溢れる佇まいのホテルもあるので、いくつか巡ってみても面白いでしょう。
ダブリンを代表する高級ホテルといえば「ザ・メリオンホテル」。
市内中心部に位置しており、目抜き通りであるグラフトン・ストリートからは徒歩わずか10分。
お食事はもちろん、ショッピングにも大変便利なロケーションです。
宿泊者は無料で自転車をレンタルできるので、周辺の観光も気軽に楽しめます。
建物はジョージ王朝様式のタウンハウスを利用したもので、クラシカルな雰囲気が漂います。
エントランスの向こう側は、まるで別世界そのもの。
美しい中庭にプール、スパに至るまで、全てが最高級と称するにふさわしい存在です。
全142室の客室は、30平米以上と広々した設計が施されています。
インテリアも上品かつ落ち着きのある印象。
某旅行予約サイトの口コミでは、親切なスタッフによるホスピタリティーも評判です。
館内にはミシュラン2つ星を獲得した有名レストランもあるので、訪れる際は合わせてチェックしてみてください。
住所 : Merrion St Upper, Dublin 2, Ireland
マップ : Googleマップ
アクセス : 「ダブリン・ピアース駅(Dublin Pearse)」より徒歩10分
電話番号 : +353 1 603 0600
営業時間 : チェックイン 15:00/チェックアウト 12:00
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
アイルランドを訪れるなら、古城ホテルに宿泊してみるのも良いでしょう。
国内各地にはお城や教会、修道院が多く点在しています。
普段であれば見学に訪れるだけの施設ですが、なんとこの国では実際に泊まることも可能なのです。
アイルランドなら、憧れのお城ステイも叶いますよ。
「クロンターフ キャッスルホテル」は、人気の古城ホテルの一つ。
11世紀のお城を改装した建物ではありますが、内装はリフォーム済みでモダン性を兼ね備えたエレガントな仕上がり。
気になる宿泊料金は、時期にもよりますが、素泊まりで1泊あたり約1万8000円〜。
かなりユニークな体験ができる割には、意外とリーズナブルな気がしませんか。
朝食付きのプランは少しお高めですが、充実したラインナップで口コミでも高い満足度を獲得しています。
せっかくの機会ですから、中世の趣が漂う古城で優雅な朝食タイムを満喫するのも良さそうですね。
街の中心部からは少し離れていますが、すぐ近くにバス停があるので、さほど不便に感じることはないでしょう。
効率的に観光を楽しむなら、送迎付きの現地ツアーを利用するのも選択肢の一つ。
ダブリンを訪れる際は、滞在先の候補にぴったりです。
住所 : Castle Ave, Clontarf East, Dublin 3, D03 W5NO, Ireland
マップ : Googleマップ
アクセス : 「クロンターフ・ロード駅(Clontarf Road)」より車で約5分
電話番号 : +353 1 833 2321
営業時間 : チェックイン 14:00/チェックアウト 12:00
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
ちょっと変わった宿泊体験ができるホテルは、他にもあります。
「スクールハウス」は、かつて学校として使用されていた建物を改装したユニークなブティックホテルです。
レンガ造りの建物は築150年以上の歴史あるもので、とてもおしゃれな雰囲気。
ダブリン中心部から徒歩約10分で、主要な観光スポットにもアクセスしやすい立地です。
全31室の客室は「シングル・ツイン・ダブル」のルームタイプがあります。
すべてのお部屋は26平米とコンパクトな造りですが、テレビやエアコンなど必要なものは揃っています。
こちらも朝食が美味しいと評判なので、予約する際はぜひ朝食付きのプランを選んでみてください。
運河沿いの豊かな自然に囲まれた空間で楽しむ食事は、格別の美味しさです。
併設のパブやレストランは宿泊客でなくても利用できるので、観光のついでに立ち寄ってみるのも良いでしょう。
住所 : 2-8, Northumberland Rd, Ballsbridge, Dublin 4, D04 P5W8, Ireland
マップ : Googleマップ
アクセス : 「グランドカナル・ドック駅(Grand Canal Dock)」より徒歩7分
電話番号 : +353 1 667 5014
営業時間 : チェックイン 15:00/チェックアウト 12:00
予約サイト・口コミ・クーポン : Expedia Booking.com Hotels.com
ダブリンは決して大きくない街ですが、自然豊かで、人々はフレンドリー、ビールも美味しく楽しい街です。
海外で緑に囲まれ、ゆっくりとした時間を過ごしたい方にはぴったりと言えます。
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最終更新日 : 2023/12/06
公開日 : 2019/08/16