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ダウンジャケットなど、最近ではシュラフ以外にも定番アイテムが!
NANGAの前身は、滋賀県・米原市を拠点に1941年に創業した羽毛布団メーカー「横田縫製」です。
当時は外注先として布団を生産していましたが、布団の生産は海外にシフトしていました。
そんな中、社名を「NANGA(ナンガ)」に変更して舵をきり、アウトドア向けシュラフの製造をスタート。
シュラフの内側に至るまでの丁寧な縫製や、品質の高い国内生産ダウンなど、目に見えにくい場所にまでとことんこだわり、ブランドとして堅実に成長を続けてきたのです。
近年では、シュラフで培ったダウンの技術を活かしてダウンジャケットなどアパレル分野にも参入。
そのクオリティの高さで、アウトドア界のみならずファッション界においても定番ブランドとなりつつある、要注目のブランドなのです。
NANGAが創業以来こだわっているのが「国内生産」です。
ダウン・グースの生産はポーランドやハンガリーなどのヨーロッパ諸国で行い、洗浄・精製の段階からは国内生産。
職人による作業で、羽毛が持つ温湿度調整機能を最大限に発揮するよう加工されます。
NANGAのシュラフは、なんと驚くべきことに「永久保証」を掲げています。
これは、寝袋や生地の穴開きやジッパーの故障などに対して、有償あるいは無償にて修理するサービス。
他メーカーだと修理を依頼しても、対応できないケースや対応できても期間が長かったり。
顧客や製品と真摯に向き合うNANGAの姿勢が感じ取れますね。
NANGAといえば、定番はシュラフでした。
シュラフにおいては、同じく国産メーカーである mont-bell(モンベル) やISUKA(イスカ)と長年しのぎを削っています。
一方、近年ではダウンジャケットなど、ナンガが持つ技術を活かしたハイクオリティなアパレル製品を製造するように。
品質はもちろん、デザイン性の高さや、セレクトショップなどとのコラボなどキャッチーなトピックもあり、一気に定番アイテムになっているのです。
キャンプにおいてキャンプファイヤーや焚き火は大きな醍醐味。
ただ、ダウンジャケットに代表されるナイロン生地は熱に非常に弱く、焚き火から飛んでくる火の粉で穴が空いてしまうことも珍しくありません。
近年、ナンガの定番になりつつあるのが難燃素材シリーズ「TAKIBI」。
「TAKIBI」はポリエステルに加え、燃えにくいケプラー繊維を配合して作られた生地。
消防用の防火服などにも使われる素材で、直接炎にかざしても燃えないと謳っているため、その難燃性は相当なものです。
質感は通常のポリエステル素材のものとは異なりマットな風合いで、高級感も感じさせるため、キャンプだけでなくタウンユースにもおすすめのアイテムです。
NANGAと、ライフスタイルを提案するアウトドアアパレルブランド「ネイタルデザイン」、そしてフィギュアを開発する「ゴッコ堂」とのトリプルコラボで生まれたのが「ガーシー」というキャラクターです。
ちなみに、「ガーシー」という名前は、NANGAのふるさとである滋賀県からとったもの。
ブランドのユーモアが感じ取れますよね。
発売されるや否や大人気となり、ガーシーはナンガの公式マスコットキャラクターに。
キーホルダーからソフビ人形まで発売されるに至っています。
今でもアウトドア雑誌GO OUTとのコラボなどにより限定アイテムが発売されると、即完売してしまうという人気ぶりなのです。
NANGAといえば数多くのセレクトショップやブランドとコラボを行っていることで有名です。
シュラフをはじめ「オーロラライトダウン」などの定番ジャケットも、実に様々なショップやブランドとコラボを行っています。
ビームスやアーバンリサーチといったファッションセレクトショップから、オレンジといったアウトドアショップまで。
NANGAの技術力やデザイン性を、それぞれのブランドが解釈して作ったアイテムに仕上がっており、アイテムによっては早々に売り切れてしまうものも多いので、見つけた方は早めの購入をおすすめします。
後ほど詳しくご紹介しますが、NANGAを代表するシュラフのラインナップといえるのが、オーロラシリーズとUDDシリーズの2種類です。
どちらもダウン最大の敵「水分」に対して対策をとったものなのですが、両者はそのアプローチが異なっています。
オーロラシリーズはオーロラテックスと呼ばれる防水透湿素材を表地に採用し、外側からの水の侵入を防ぎます。
それに対してUDD=ウルトラドライダウンは、ダウン自体に超撥水加工を施して水を吸収しないようにしています。
両者ともことなる特徴があるのですが、この両者を掛け合わせ、表地がオーロラテックス、ダウンがUDDという商品はNANGAには存在しません。
ただ、別注アイテムにおいてはこの「究極の組み合わせ」がラインナップされていることも。
どうせ長く使うものだし、いいものがほしいという方は、ぜひ探してみてください。
NANGAは通常、青と黒のタグが胸に縫い付けられています。
ただ、実はホワイトの「白タグ」のアイテムも存在します。
それが「NANGA ホワイトレーベル」。
NANGAと、最低気温-41℃北海道・旭川に拠点を置くセレクトショップ「MOONLOID」とが手掛けたラインで、北海道の厳しい寒さに対応できるハイエンドのアイテムが揃っているのが特徴です。
スペックは凄まじく、NANGAの中でも史上初とされる「940FP」のハンガリー産シルバーグースダウンを使用。
もちろんダウンにはUDD加工が施され、ダウン自体は超撥水に。
加えて、表地にはNANGAの定番防水透湿性素材「オーロラテックス」が採用され外からの水を通さないという仕様に仕上がっています。
NANGAのアイテムらしくデザイン性も高く、スタイリッシュで街でも着れるシルエットかつ、カーキやコヨーテ、ブラックなど普段着合わせしやすいアースカラーが中心です。
デサントの「水沢ダウン」に端を発した高級ダウンジャケットブームもあり、手に入りにくいアイテムなので、気になる方は要チェックです。
ナンガのシュラフは様々なニーズに対応するため、かなりたくさんのアイテムに分かれています。
一見ややこしくも見えますが、ラインナップごとの特徴を押さえれば難しくありません。
自分に最適なシュラフがわかりますよ。
ナンガのダウンシュラフといえば定番は「オーロラ」「オーロラライト」シリーズです。
このシリーズには、生地に「オーロラテックス」という防水透湿性素材が使われており、外側の水は通さず、内側の汗は放出してくれます。
一般的に、シュラフといえば外からの水の侵入に弱く、朝方結露してしまう季節には寝袋が濡れてしまうことも。
寝袋は羽が濡れてしまうと保温能力が激減してしまうため、防水効果は必須です。
防水効果のないシュラフでは、ゴアテックス製のカバーなどをつけるのが定番の使い方ですが、オーロラシリーズはカバーが不要なので、荷物の削減に繋がります。
オーロラシリーズもオーロラライトシリーズも、どちらもオーロラテックスが使われている防水シュラフであることは変わりありません。
オーロラライトシリーズはオーロラシリーズを軽量化したもので、軽いため登山やバックパッキングなど荷物にシビアなアクティビティに向いているプロダクトに仕上がっています。
NANGAを代表する「オーロラ」の中で最も定番と言えるのが「オーロラ350」。
快適使用温度が7℃、下限温度が2℃と春〜秋の3シーズンに活躍してくれるモデルです。
Φ15×25cm、980gとあってコンパクト・軽量ではないですが、荷物をそこまで気にしないキャンプやバイクツーリングではおすすめ。
コンパクト性・軽量性を追求していない分コストが抑えられているのが嬉しいポイントです。
オーロラシリーズの中で、4シーズン使えるモデルが「オーロラライト600 DX」。
快適使用温度が-4℃、下限温度が-11℃とバランスが良く、オールシーズン使いやすいモデルです。
600gの重さはそのままに、ダックダウンのかわりにフィルパワーの高いグースダウンを採用した「オーロラライト600 SPDX」も。
こちらは下限温度が-18℃となっています。
「UDD=ウルトラドライダウン」。
ヨーロッパ産の羽毛に、超撥水加工を施したモデルです。
オーロラシリーズ、オーロラライトシリーズのように水の侵入を外側から防ぐという発想も素晴らしく、効果は絶大です。
ですが、空気は通すため、湿度が高い環境だったりするとどうしてもしんなりしてきてしまうのです。
UDDシリーズは羽毛が超撥水加工されているのに加え、表地には撥水加工が施されているタイプなので、ダウンの弱点である水分に対していわば「二重の防御」をとっているということになります。
快適使用温度が1℃、下限温度が-4℃と、夏の高山から冬の低山登山まで対応できる3シーズン向けのシュラフが「UDD BAG 450DX」です。
同等の暖かさの水に強い化繊のシュラフと比べると、「UDD BAG 450DX」が軽く、小さいのがわかるはず。
定価が39,500円とあって、他メーカーの同等品と比べると高価に感じてしまいがちですが、忘れてはいけないのが「UDD=超撥水加工」が施されたアイテムだということ。
シュラフ用のゴアテックスカバーなどを追加で購入することを考えると、そこまで高価ではないのではないでしょうか。
荷物をグラム単位で減らし、コンパクトにハイキングを楽しむウルトラライトハイキングスタイル。
そんなウルトラライトハイキングの発想から誕生したのが「キルトシリーズ」です。
特徴的なのは、このプロダクトは前にかける「上掛け」スタイルで使うということ。
背中部分はこれにより大幅に減量されています。
例えば、この「UDD QUILT 350」であれば、快適使用温度0℃のシュラフながら、500mlペットボトルなみの550gという軽さを誇っています。
究極の軽さを追求して作られているのが「ミニマリズム」シリーズ。
想定使用温度が0℃ながら、この「ミニマリズム180」はなんと180g。
極薄かつ高強度の表地と、最高級のシルバーグースダウンを使用してコンパクト性・軽さの両方を追求したモデルです。
他モデルに比べ圧倒的に高額ですが、軽さを考えると納得がいくでしょう。
NANGAの中でもコストパフォーマンスの高いシリーズが「ダウンバッグ」シリーズです。
サイズは大きいですが、保温性能は抜群なため、キャンプなど、荷物にシビアでないアクティビティに使うにはおすすめのアイテムです。
初めてシュラフを探してみたけど、想像よりも高かったという方にはぜひおすすめしたいアイテムです。
寒い冬になると欲しくなるのがダウンジャケット。
「CANADA GOOSE(カナダグース)」や「 THE NORTH FACE(ノースフェイス) 」といった海外メーカーから、「DESCENTE(デサント)」といった国内ブランドまで、様々なブランドがダウンジャケットの定番として知られています。
近年流行なのが防水のダウンジャケットです。
先ほどもご紹介したように、ダウンジャケットの弱点は「濡れ」。
ダウンに水分が含まれると空気を保つことができなくなり、保温力が激減してしまいます。
また、乾くまで保温力が復活せず、かなりの時間がかかります。
そんな弱点を克服した防水ダウンの定番として、上記にあげたようなブランドに次いで名乗りを上げたのが国産ダウンメーカー「NANGA(ナンガ)」。
同社の代名詞である寝袋に使われている防水透湿素材「オーロラテックス」を用いた「オーロラ ダウンジャケット」が定番なのです。
10万円を超える高級ダウンジャケットもある中、3万円台で購入できるモデルもあるのが嬉しいポイントです。
NANGAが誇る防水透湿性素材「オーロラテックス」の生地の中に、760FPのヨーロッパ産ホワイトダックダウンを使用した定番ジャケット。
高機能のナイロン素材「オーロラテックス」は外からの水は弾きつつ、中の水蒸気は排出してくれるというテクノロジーが用いられています。
さらに、そのオーロラテックスをリップストップ生地に加工し、アウトドアでのハードユースに耐えうるよう強度も増しています。
また、機能性もさることながら、スタイリッシュに街でも着こなせるデザイン性の高さも魅力で、タウンユース・アウトドアユースともにファンの多い一着です。
冬の定番として存在感を増している一方なので、気になる方はお早めに。
NANGAのダウンのクオリティ、オーロラテックスの防水透湿性はそのままに、ミリタリーの定番デザインである「MA-1」のパターンで作られたおしゃれな別注モデル。
裾や袖、襟元のリブが暖かさを逃さず、保温力が非常に高いダウンジャケットに仕上がっています。
MA-1ならではのぼてっとしたシルエットがとてもおしゃれで、タウンユースに文句なしにおすすめできるモデル。
男女ともに着られるデザイン性も、長年MA-1が「定番」として愛される理由です。
オーロラテックスの代わりに、難燃性素材「TAKIBI」素材が使われたダウンジャケット。
「TAKIBI」の難燃効果は非常に高く、直接火にかざしても燃えないほどというのですから驚いてしまいますよね。
火の粉が舞う焚き火のそばでも安心して使うことができますよ。
また、マットな風合いが高級感もあり、タウンユースにもおすすめです。
もちろん、国産ダウンを使ったNANGA性のダウンですから、暖かさは折り紙付きです。
冬に欠かせないインナーダウン。
ジャケットの下に羽織ることで非常に暖かく、かつ着ぶくれもしないコンパクトさが魅力のアイテムです。
「ダウンを扱わせたら右に出るものはいない」国産ダウンメーカーのNANGAですから、もちろんインナーダウンも手掛けています。
肌寒い春や秋はアウターとして使え、冬はインナーダウンとしてジャケットの下に羽織ることができるのが「ダウンカーディガン」です。
中綿に採用されているのは、770FPという高いフィルパワーを持つ高品質スパニッシュダックダウン。
さらに、超撥水加工され「UDD=ウルトラドライダウン」となっており、水濡れにも強い仕様になっています。
これだけのスペックを持ちながら2万円台前半というのは、NANGAらしいコストパフォーマンスの高さで、この点も大きな魅力ですね。
mont-bell(モンベル)が発売したのがきっかけで、近年ブームになったダウンTシャツ。
ダウンの暖かさで、身体の核となる胸〜お腹周りを保温しつつ、スマートなTシャツのシルエットで、動きやすく重ね着しやすいのが特徴。
シャツやセーターに合わせるのがキャンプの定番コーデです。
ダウンカーディガンと同じく、中綿には超撥水加工されUDDとなった770FPのスパニッシュダックダウンが採用されており、保温力が非常に高いのがポイントです。
国産にこだわり、高品質なシュラフやダウンジャケットの数々を手掛けてきた滋賀県発の老舗ブランド「NANGA(ナンガ)」についてご紹介しました。
高品質なダウンのみならず、防水透湿技術「オーロラテックス」や、ダウンの羽根自体に撥水加工を施す「UDD=ウルトラドライダウン」など、技術力が非常に高いのもおわかりいただけましたでしょうか。
さらに近年では、シュラフで培った技術を存分に活かして製造する「オーロラダウンジャケット」や「インナーダウン」が定番化。
すっきりしたシルエットや落ち着いたカラーリング、また数々のセレクトショップとのコラボなども積極的に行い、デザイン性にも優れているブランドとして認知されています。
そんなデザイン性と技術力の高さを併せ持つ「NANGA(ナンガ)」のプロダクトを是非一度手にしてみてください。
最終更新日 : 2024/01/19
公開日 : 2019/09/20