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2. ノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame)
3. ルクセンブルク大公宮殿(Palais Grand-Ducal)
1. ヴィアンデン城(Le Chateau-Palais de Vianden)
2. ヴィクトル・ユゴー文学博物館(Musée Littéraire Victor Hugo)
1. エヒテルナッハ聖ウィリブロード寺院&修道院(La Basilique d'Echternach St.Willobrord & Le Musee de I 'Abbaye)
2. 聖ピーター&ポール教会(Eglise St. Peter et Paul)
1. クレルヴォー城(Château de Clervaux)
2. 聖モーリス&聖モール修道院(L'Abbaye St.Maurice et St.Maur)
1. ワインクルーズ:プリンセス・マリー・アストリッド(Princess Marie-Astrid)
2. エーネン・ワイン博物館(Musee du Vin Ehnen)
3. 聖マルタンワインセラー(Caves St.Martin)
ルクセンブルクは日本の神奈川県より少し大きいくらいの国土しかなく、人口は神奈川県(人口約900万人)の10分の1にも満たない57万人です。
青く深いペトリュス渓谷の中にある小国は、隣国の争いから身を守るため堅牢な要塞を築いてきました。
首都ルクセンブルクの旧市街には城壁が巡らされ、街全体が1つの巨大な要塞となり、それがルクセンブルクの魅力の1つとなっています。
一方、渓谷を出るとそこはドイツなどの隣国と接しており、ワインの生産で有名なモーゼル川は、首都ルクセンブルクの強固な城壁を忘れさせるほど美しい景観となっています。
国名:ルクセンブルク大公国
首都:ルクセンブルク
国土:2,586㎢
人口:約57万人(2019年時点)
民族:ケルト人、ゲルマン人、ポルトガル人、フランス人など
言語:フランス語、ドイツ語、ルクセンブルク語
宗教:ローマ・カトリック(87%)、プロテスタント・ユダヤ教・イスラム教(13%)
日本との時差:マイナス8時間(サマータイム:マイナス7時間)
通貨:1€(ユーロ)=117.28円(2019年10月時点)
残念ながら日本からルクセンブルクへの直行便はなく、近隣のヨーロッパ各国を経由して行くことになります。
乗り継ぎも含めると、フランスのパリ経由かドイツのフランクフルト経由がおすすめです。
いずれも飛行時間は約13時間〜14時間程度です。
飛行機で乗り継がず、ヨーロッパ各都市から鉄道で向かっても約2〜3時間です。
美しいルクセンブルクの風景を楽しめるので、ドイツのフランクフルト経由で鉄道に乗って向かうのが良いでしょう。
ルクセンブルクはとても小さな国ですが、2〜3日の滞在では回りきれないほど豊富な観光スポットがあります。
効率よくルクセンブルクの町を回りましょう。
ルクセンブルクの見所の1つにあげられるのが城壁・要塞跡です。
町のいたるところに要塞がありますが、中でも首都ルクセンブルクの周りを囲むように存在している環状城壁跡は最高の景観です。
14世紀終わりから15世紀にかけて大公ヴェンツェル2世によって造られましたが、1867年永世中立国になった際にほとんどが取り壊されてしまいました。
それでも残された城壁の一部と要塞はよい状態を保っており、旧市街の町並みとともにユネスコ世界遺産に指定されています。
中でもおすすめなのがヴェンツェル城壁で、「ヴェンツェルウォーク」と名付けられた全長5.5kmの長さをウォーキングするのが旅行者の間で流行っています。
壁の要所に城壁の重要な見所とルクセンブルクの歴史の説明がなされ、多くの旅行者が足を止めて環状城壁の歴史を感じています。
時にはパノラマビュー、時にはアルゼット渓谷をアップダウンする景色を楽しみながらルクセンブルクの町を歩きましょう。
ルクセンブルクは世界一ワインを飲む国という噂もあるほど、ワインが生活に密接に結びついた国です。
ルクセンブルクの料理は「フランス料理の質にドイツ料理のボリューム」と言われるだけあり、美味しくかつ大量に食べるお国柄。
そして、ご馳走には必ずワインがセットです。
パリッとした川魚のフライにはリースリングがよく合い、豚肉の燻製、パテ、ソーセージ、マリネなどには赤ワインや白ワインが登場します。
ルクセンブルクのワインといえば、モーゼル川沿いのエーネンやレミッヒが有名で、川を下りながらワイナリーを見学するツアーもあるため、ワインに興味のある方にはおすすめです。
城壁ウォーキングも楽しいですが、緑豊かなルクセンブルクではほとんどの街で人気のハイキングコースがあります。
中でも「リトルスイス」と呼ばれるムレルタル地方には、深い山の懐に美しい自然が広がっており、様々なハイキングコースを手軽に楽しめます。
渓谷が美しいムレルタル地方で大人気なのが、エヒテルナッハとベルドーフ間です。
緑と岩の織りなす渓谷ハイキングに、多くの旅行者がチャレンジしています。
その他、エッシュ城壁周辺の渓谷を歩くエッシュ・シュル・シュールのハイキングも人気です。
山をえぐるように蛇行するシュール川に囲まれた小さな村や、ゴシック様式の建物の合間を抜けていきます。
ルクセンブルク観光の大きな味方といえば、「ルクセンブルクカード(Luxembourg Card)」です。
国内周遊券で、鉄道・バスが無料になるほか、カード購入時についてくるガイド冊子に掲載されている博物館(74ヶ所)も無料になります。
さらに、周遊バスやツアーも割引になる特典もついています。
価格も比較的リーズナブルなのでおすすめです。
1日券(€13)、2日券(€20)、3日券(€28)となっており、観光案内所や各主要駅で購入することができます。
この他、ルクセンブルクは観光システムが充実しており、首都ルクセンブルクの主要スポットを回る市内観光バスが20分毎に出ていたり、要塞を回るミニトレインも30分毎に出ているのでおすすめです。
ルクセンブルクはヨーロッパの中でもかなり治安の良い国です。
近隣のドイツ・フランス・オランダと比べても犯罪発生率は低くなっています。
その理由として、ルクセンブルクは小国ですが非常に裕福な国であることがあげられます。
ただ、日本に比べれば治安は悪いので最低限の注意は必要です。
最も治安が悪いのはルクセンブルク中央駅のような人が密集するエリアなので、それらの地域にいる場合は手荷物により注意を配りましょう。
少しややこしいのですが、ルクセンブルクの首都は国と同じ名称で「ルクセンブルク」です。
首都ですが、他のヨーロッパの国と比べればそれほど人口も多くなく、観光しやすいところが旅行者にはありがたいです。
最大の見所は、旧市街と新市街の間にある深い渓谷に築かれた環状城壁や要塞などの歴史建造物ですが、その他にも1000年の歴史を誇る文化遺産がこの町には眠っています。
まずはルクセンブルク市民の憩いの場であるアルム広場から旅をスタートさせましょう。
アルム広場は、地元ルクセンブルクの市民から「市の応接間」と呼ばれ、シーズンごとに音楽やダンスのイベントが開かれています。
近くには集会や展示場に使われる市庁舎が建ち並び、ルクセンブルクの政治的中心地でもあります。
広場の西側には詩人ディックとレンツの彫像もあり、「アルム(兵器)」という名前からは程遠い落ち着いた雰囲気を放っています。
デザイン的には1554年の大火災の後に、ベルギーのブリュッセルのグラン・プラスを真似て造られています。
地元の人だけでなく、多くの旅行者もここを訪れ旅の拠点にしています。
周りにはカフェやレストランもあるため、ルクセンブルクに着いたらまずは休憩がてらアルム広場に向かいましょう。
住所 :1368 Luxembourg , Luxembourg
マップ: Googleマップ
アクセス :中央駅から徒歩20分
ルクセンブルクのノートルダム大聖堂は、1621年に創設されたイエズス会教会でしたが、1794年に教区教会の大聖堂となりました。
内部には美しいステンドグラスが飾られ、ゴシック様式とルネッサンス様式がミックスされた装飾との調和は旅行者の目を釘付けにしています。
大聖堂は入り口が2つに分かれており、ノートルダム通り側にはイエズス会の創設者たちの像が飾られ、憲法広場側には聖母マリアが祀られています。
ルクセンブルク大公国の儀式や大公家の結婚式もここで行われます。
住所 :Rue Notre Dame, 2240 Luxembourg , Luxembourg
マップ: Googleマップ
アクセス :アルム広場から徒歩5分
電話番号 :2229701
定休日 :なし
営業時間 :8:00〜18:00(日曜9:00〜19:00)
料金 :無料
公式URL : ノートルダム大聖堂
ギョーム2世の像が向いてる先に見えるのがルクセンブルク大公宮殿です。
1418年に建てられ市庁舎として使われていましたが、1841年に大公宮殿となり1890年にギョーム3世が亡くなってからは、現大公ナッソウ家の居城として公的な行事にだけ使われるようになっています。
門の前には近衛兵が直立の姿勢で門番をしており、2時間おきに交代の儀式をするため、タイミングが良ければ交代式を見ることができます。
見学は可能ですが、7月中旬から8月末と期間が短いので、見学したい人はタイミングを合わせるようにしましょう。
内観は、ルネッサンス様式とスペインのムーア式の影響を受けたマクラメ様式が混在する珍しい様式です。
大公が滞在しているときは国旗が掲げられています。
住所 :17 Rue du Marché-aux-Herbes, 1728 Luxembourg, Luxembourg
マップ: Googleマップ
アクセス :ギョーム2世広場から徒歩1分
電話番号 :222809
定休日 :9月〜7月中旬、水曜(7月中旬〜8月末)
営業時間 :10:00〜17:00(7月中旬〜8月末まで見学可能)
料金 :€10
注意点 :ガイド付きのみ
公式URL : ルクセンブルク大公宮
ボック要塞は、963年にアルデンヌ伯爵のジーグフリートが、他国から国を守るためにボックと呼ばれる岩山に城壁を築いたことからはじまります。
断崖絶壁の地形は、軍事上重要な役割を果たしていましたが、今では最高の見晴らし台としての役割を担っています。
深い谷の底を大きく蛇行して流れるアルゼット川は、首都ルクセンブルクの美しい景観の1つです。
また、ボック要塞の見所は、見晴らしだけではなくその地下にもあります。
地下には1100㎡の要塞跡があり、砲台も備えられています。
1644年のスペイン支配下時代に最初のトンネルが作られ、後にフランス、オーストリアと支配が変わるたびに拡張されて23kmもの長さになっています。
トンネル内には弾薬庫、軍事参謀室も残っています。
現在は17kmまで短縮され、そのうち3kmだけ歩くことができます。
隣国の政治状況に翻弄されながらも、難攻不落の鉄壁さを誇ったルクセンブルクの歴史がここにあります。
住所 :10 Montée de Clausen, 1343 Luxembourg, Luxembourg
マップ: Googleマップ
アクセス :アルム広場から徒歩10分
電話番号 :222809
定休日 :11〜2月
営業時間 :10:00〜17:00
料金 :€4
公式URL : ボックの要塞
アドルフ橋は、旧市街のロワイヤル通りと新市街のリベルデ通りをペトリュス川を経て結ぶ、ルクセンブルクを代表する大きな橋です。
1900〜1903年にかけて架けられた当時世界最大(長さ150m・高さ85m)の石造りアーチ。
名前の由来は初代ルクセンブルク大公アドルフからきています。
アドルフ橋から見るノートルダム大聖堂と憲法広場は絶景です。
住所 :Uewerstad, 1212 Luxembourg, Luxembourg
マップ: Googleマップ
アクセス :アルム広場から徒歩6分
料金 :無料
公式URL : アドルフ橋
ウール川沿いの両岸に開けた町ヴィアンデンの歴史はとても古く、9世紀ごろには既に栄えていたと言われています。
山頂には町の象徴とも言える11世紀に権力を誇っていたヴィアンデン伯爵の城がそびえ立ち、ルクセンブルクの観光名所になっています。
毎年10月にはヴィアンデン特産のクルミの収穫祭が行われ、ヴィアンデン中心街は大賑わいです。
クルミはもちろんのこと、クルミをつかったパンやお菓子が山積みにされ、大きな掛け声と共に売られていきます。
ヴィアンデン城は町の中心にありますが、徒歩だと15分ほどかかってしまいます。
ルクセンブルク伯に対抗して、ヴィアンデン伯が建てただけあって、その強固さは外観だけではなく、立地にもあらわれています。
ヴィアンデン城までは、チェアリフトが向かい側の山からウール川を越えて運行しているので、興味のある方はぜひ試してみましょう。
緑に囲まれたヴィアンデンの町を上から観察することができます。
城内はロマネスクとゴシック様式がとられ、ヨーロッパでも最大級の美しい城塞式の居城として城マニアの間でも大人気です。
最終的にはヴィアンデン家は相次ぐ家督争いの末に衰退してしまいますが、その後もオレンジ・ナッソウ家やアドルフ大公の所有となり、1977年に国有となるまで内部は綺麗に保たれてきました。
住所 :Montée du Château, 9408 Vianden, Luxembourg
マップ: Googleマップ
アクセス :バス停vianden place engelmannから徒歩15分
電話番号 :834108
定休日 :1/1、11/2、12/25
営業時間 :10:00〜18:00(3・10月〜17:00、11〜2月〜16:00)
料金 :€6
公式URL : ヴィアンデン城
ヴィアンデンは、「レミゼラブル」で有名な作家ヴィクトル・ユゴーと深く関わりのある町です。
ユゴーは生前、たびたびヴィアンデンの町に訪れ作品を書いています。
ちょうど博物館のあるウール川の橋を作品に残しており、自身も橋のたもとの家に寝泊まりしていました。
現在はこの橋が観光スポットになっています。
その家は、1935年以来ヴィクル・ユゴー文学博物館として使われ、内部にはユゴー自身が実際に使っていた部屋や作品、デッサンなどが展示されています。
他にも、膨大なヴィクトル・ユゴーのデータベースが存在するマルチメディア設備もあり、ユゴーの政治活動の資料も見ることができます。
ヴィアンデンの町を愛していたユゴーは、荒れ果てたヴィアンデン城の修復作業を熱心に説き、現在の美しさを保つことに一役かったと言われています。
フランスから亡命中だったときもこの町に滞在し「恐るべき年」を執筆しています。
橋のたもとには、オーギュスタン・ロダンによるヴィクトル・ユゴーの胸像が置かれ、旅行者の撮影スポットになっています。
胸像の隣だけではなく、ユゴーが佇んでいたことを想像しながら、橋全体を写して撮るのがおすすめです。
住所 :37 Rue de la Gare, 9420 Vianden, Luxembourg
マップ: Googleマップ
アクセス :ヴィアンデン城から徒歩10分
電話番号 :26874088
定休日 :月曜(2/18〜27、6/23、10/13,14、10/27〜11/5、11/19〜25、12/21〜1/16)
営業時間 :11:00〜17:00
料金 :€4
公式URL : ヴィクトル・ユゴー文学博物館
エヒテルナッハは美しい森に囲まれ、岩場や滝などの景観にも恵まれた地域です。
「リトル・スイス」と呼ばれており、自然を好むルクセンブルクの人々に愛されています。
町の東のサウアー川を渡ればドイツなので、多くのドイツ人が癒されに来ています。
自然以外にもルクセンブルクの宗教建築で重要な位置づけとなっている修道院や教会があり、復活祭の6週間後の火曜日にはダンシング・プロセッションが行われることでも有名な町です。
エヒテルナッハ聖ウィリブロード寺院は、7世紀に建てられたベネディクト派の建物で修道院が併設されています。
中には70mの翼廊を4つ有し、国内でも重要な宗教建築となっています。
地下墓所には聖ウィリブロードの墓があり、豪華な棺を観ることができます。
また、教会の横に併設されている修道院には博物館があり、写本を観ることができます。
エヒテルナッハの町は、698年に修道士ウィリブロードがオランダ・ユトレヒトの修道院から布教のためにこの地を与えられたことからはじまっており、ルクセンブルクの宗教的にも最も重要な土地だと考えられています。
住所 :6586 Echternach, Luxembourg
マップ: Googleマップ
アクセス :マルシェ広場から徒歩1分
電話番号 :720457
定休日 :なし(博物館は11月〜復活祭まで定休)
営業時間 :10:00〜18:00
料金 :無料(博物館€3)
公式URL : エヒテルナッハ聖ウィリブロード寺院&修道院 、 修道院博物館
聖ピーター&ポール教会は、マルシェ広場から聖ウィリブロード修道院に向かう途中の丘の上に建っています。
こちらの教会も、聖ウィリブロード修道院同様にルクセンブルクでは重要な宗教建築です。
ガロロマンの城塞跡に建てられており、要塞の見張り塔にも見えますが、中は立派な教会です。
ルクセンブルクで最も古い教会と言われており、古代ローマ・メロヴィング朝・ゴシックの3種類の建設様式を見ることができます。
住所 :Rue de la Montagne, 6581 Rosport, Luxembourg
マップ: Googleマップ
アクセス :マルシェ広場から徒歩3分
定休日 :なし
営業時間 :10:00〜18:00
料金 :無料
クレルヴォーは、ルクセンブルク大公国の北部にある人口約1,000人の小さな町です。
15世紀にはブランデンブルク家によって数々の建築物が建てられています。
クレルヴ川に沿って並ぶ家々の様子は、風光明瞭なルクセンブルク北部の美しい景観とも見事に調和しています。
世界各国からその景観を楽しむために多くの旅行者が訪れており、観光だけでなく85kmにおよぶハイキングを楽しむ人も多いことで有名な町です。
12世紀に建てられたクレルヴォー城は15世紀から拡張され続け、現在はクレルヴォーの町の美術館や文化センターとしても使われており、クレルヴォーの観光案内所もここにあります。
城内の見所は、ルクセンブルク出身の写真家エドワード・スタイケンがニューヨーク近代美術館で企画した写真展です。
「ザ・ファミリー・オブ・マン」と題され常設展示されています。
人類をテーマに世界各国273人の写真家の作品が収められており、ユネスコ世界記憶遺産に登録されています。
住所 :9711 Clervaux, Luxembourg
マップ: Googleマップ
アクセス :クレルヴォー駅から徒歩15分
電話番号 :284198
定休日 :月曜、火曜、祝日、1/2〜2/28
営業時間 :12:00〜18:00
料金 :€6
公式URL : クレルヴォー城
1910年に建設され、聖モールを守護者として禁欲的な信仰生活をするベネディクト派の修道院。
クレルヴォーの町を見下ろすように立つ赤い屋根の建造物です。
もともとは、聖モール派の修道士たちが追われてここに移ってきましたが、その時から聖モーリスも守護者として祀っています。
内装はとてもシンプルなので、どちらかというとハイキングをしながら自然を楽しみつつ観光するべきスポットです。
修道院の中では、自家製りんごシューズも販売されており好評です。
住所 :9713 Clervaux, Luxembourg
マップ: Googleマップ
アクセス :クレルヴォー駅から徒歩40分
電話番号 :921027
定休日 :なし
料金 :無料
公式URL : 聖モーリス&聖モール修道院
ルクセンブルクはワインの産地でも有名で、世界各地から産地であるモーゼル川流域に旅行者が集まります。
クルーズ船によるツアーで川を下りながらワイン畑を観察し、実際にワインセラーまで立ち寄るのがおすすめの流れです。
モーゼル川の流域はワインの産地として知られており、その範囲はとても広くルクセンブルクからドイツにまで広がります。
南北45kmにわたる範囲でモーゼル川に沿ってブドウ畑が続き、南部のゆるやかな丘陵地帯にブドウの緑が美しく広がり、綺麗な川にはその様子が写っています。
ワイン通の間では、このモーゼル川をクルーズ船で渡り、ワイン畑やワイン工場を巡るのが流行っています。
大きい船であれば500人乗るものもあり、看板の上では極上のワインとともに地方の郷土料理を食べることができます。
各地からクルーズ船が出ているのでチェックしてみましょう。
おすすめは「プリンセス・マリー・アストリッド」です。
住所 :10 route du Vin L-6974 Grevenmacher , Luxembourg
マップ: Googleマップ
電話番号 :758275
公式URL: プリンセス・マリー・アストリッド
ルクセンブルクのワイン生産地の代表格エーネンには、ワイン博物館があります。
この博物館は、過去のワインの製造過程も細かく展示されています。
もちろん、現在の最新テクノロジー機械も展示されており、ワインの醸造技術の進化を知ることができます。
博物館の横の畑には、リースリング、ピノ・グリ、ゲヴェルツトラミネールなどのブドウ畑があり、その中から政府の貴賓にだけ提供されている白ワインを1杯無料で飲むことができます。
その他にもルクセンブルクのワインの歴史が事細かに展示されており、ルクセンブルクの人々のワインへの愛を感じることができます。
住所 :115 Route du Vin Wormeldange, Luxembourg
マップ: Googleマップ
アクセス :バス停Ehnen Puddelから徒歩1分
電話番号 :760026
定休日 :月曜(11〜3月は予約のみ)
営業時間 :9:30〜11:30、14:00〜17:00
料金 :€3.50
公式URL: エーネン・ワイン博物館
モーゼル川沿いにはたくさんのワイン畑があるので、当然ワインセラーもたくさんあります。
中でもおすすめなのが、聖マルタン・ワインセラーです。
ルクセンブルクでは、開けた南部地域のブドウ畑からはバランスのとれたワインが採れます。
北部地域の石灰質の多い急勾配のブドウ畑からはエレガントで個性的なワインが生まれ、現在は年間18万ヘクトリットルを生産しています。
これだけ生産しておきながら輸出はその半分なので、国内消費量はかなり多いと言えます。
ブドウの種類もリースリング、ピノ、ピノ・グリ、ピノ・ブラン、ピノ・ノワール、オーセロワ、リヴァネール、エルブリングなど、豊富なバリエーションがあります。
ルクセンブルクの代表は白ワインのリースリングですが、それ以外も美味しいです。
どのワインセラーも貯蔵所への見学が可能で、製造過程をみることができるので興味がある人はワインセラーに寄ってみましょう。
住所 :53 Route de Stadbredimus L-5570 Remich , Luxembourg
マップ: Googleマップ
アクセス :バス停Remich Maatebiergから徒歩5分
電話番号 :2361991
定休日 :月曜
営業時間 :10:00〜11:30、13:30〜17:00
料金 :€5.20
注意点 :貯蔵所・製造過程見学、スパークリングワイン1杯付き
公式URL : 聖マルタン・ワインセラー
お城とワイン畑がよく似合う美しい国ルクセンブルクの魅力をご紹介しました。
近隣諸国からの侵略に耐え続けた1000年の歴史が、今のルクセンブルクを造っています。
首都ルクセンブルクの強固な要塞を体感しつつ、森と渓谷で心を癒してください。
最終更新日 : 2021/03/02
公開日 : 2019/10/13