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オフィスや大学が立ち並んでいる御茶ノ水ですが、実は人気の観光スポットが数多く点在しています。
ここでは、幅広い年代のカップルが楽しめる観光スポットを選りすぐって紹介します。
「ニコライ堂」は、御茶ノ水駅からほど近い場所にある教会です。
日本における最大の正教会として知られているこちらの協会は、その美しさと歴史的価値の高さから、御茶ノ水でも随一の観光スポットとして高い人気を誇っています。
実は本当の名前は”ニコライ堂”ではなく、”東京復活大聖堂教会”。
ニコライ堂という名前は、正教会を日本に伝えたニコライ・カサートキンという宣教師から取られたものです。
ニコライ・カサートキンは1861年に来日して以来資金集めを続け、1884年にニコライ堂の着工を開始し、1891年に完成させました。
その後、ニコライ堂は関東大震災で被災したものの、設計者・岡田信一郎氏により1929年完全に復興を遂げ現在の形になりました。
1962年にはニコライ堂の歴史的価値が認められ、国により重要文化財に指定されています。
重要文化財に指定されている石造りの建物としては、最も歴史のある建物です。
ニコライ堂を語る上で欠かすことのできないのが”鐘の音”。
現在使用されている鐘は、ロシアのヤロスラヴリ州から送られてきたもので、2018年に設置されました。
日曜日に慣らされている鐘の音は、実は人の手によって演奏されているもの。
その動きがまるでドラムを叩いているように見えることから、SNSで一時期話題になりました。
10時から10分間しか鐘の音を聞くことはできませんので、ぜひその時間を目安に訪れてみてください。
なお、ニコライ堂は一般の方でも見学可能です。
内部は撮影禁止となっているため写真はありませんが、壮大なシャンデリアや壁画で装飾され、とても日本とは思えないような幻想的な光景が広がっています。
ただ、”携帯の電源を切る”をはじめ数々の決まりごとが設けられておりますので、ぜひ決まりをしっかり守って見学してください。
住所 :東京都千代田区神田駿河台4-1-3
マップ: Googleマップ
電話番号 :03-3295-6879
営業時間 :【4月~9月】13:00~16:00【10月~3月】13:00~15:30
料金 :大人 300円 中学生 100円 小学生 無料
公式URL : ニコライ堂
「おりがみ会館」は、おりがみや和紙、千代紙に関する展示や販売を行なっている施設です。
日本の伝統文化を感じられることから、日本人のみならず外国人観光客の方からも人気を集めています。
こちらの施設は6階建の建物になっており、1階はエントランス、2階はギャラリー、3階はショップ、4階は工房、5階と6階は工房となっています。
4階にある工房では、職人達が和紙を一つひとつ丁寧に染め上げている様子を観察することができます。
基本的にいつでも見学可能となっていますが、扉が閉まっている時は見学することができないため注意してください。
3階にあるショップでは、種類豊富な折り紙が販売されています。
一般的なお店では、到底かなわないような量がラインナップされているので、折り紙会館で折り紙や和紙をわざわざ買いに来るという方も多いそう。
おりがみ会館には遠方の人や忙しい人のために、オンラインショップが完備されています。
きれいな和紙や折り紙など、ここでしか手に入らないような貴重な商品もありますので、気になる方は覗いてみてください。
こちらのおりがみ会館では、タイミングが合えばおりがみ会館館長が直接教えてくれる、折り紙のデモンストレーションを見学することもできるそう。
解説しながらにも関わらず、あっという間に素晴らしい作品が出来上がっていく様は見ていて圧巻です。
おりがみ会館では、ショップで行われているデモンストレーションの他にも、様々なワークショップが開催されています。
30分ほどで参加できるものから本格的に折り紙や和紙の魅力を堪能できる1日のものまで、種類豊富なワークショップが用意されています。
ワークショップは、折り紙会館の公式ホームページにて予約することができます。
1週間前より開始され、予約が埋まってしまうと締め切られてしまいますので、日付が決まっている方は早めに予約するようにしましょう。
住所 :東京都文京区湯島1-7-14
マップ: Googleマップ
電話番号 :03-3811-4025
定休日 :日曜・祝日・夏期休暇・年末年始
営業時間 :9:30〜18:00(ギャラリー 9:30~17:30)
料金 :入館料無料
公式URL : おりがみ会館
「湯島天満宮」は、関東三大天神の一つとしても数えられているとても有名な神社です。
御茶ノ水駅から歩いて10分ほどの距離にあり、ビル街の中にポツンとあります。
2000年に湯島天神から湯島天満宮に改名され、平日でも数多くの参拝客で賑わっています。
また、湯島天満宮は、菅原道真が祭られていることから学問の神様として有名なスポット。
関東周辺にお住いの方は、受験や試験の時に湯島天満宮のお守りをもらったという方も多いのではないでしょうか。
こちらは、湯島天満宮内にある人気の”撫で牛”です。
撫で牛は健康にご利益があるとされ、足が悪い人は牛の足を、頭痛がする方は牛の頭を触ると治るという言い伝えがあります。
上の写真に写っている撫で牛は金属製ですが、反対側には、以下のような石製の撫で牛が設置されています。
また、湯島天満宮では2月〜3月にかけて梅祭りが行われています。
およそ300本の梅が植えられており、その種類は豊富です。
梅祭りが開催されている期間の土日祝日には、湯島天神白梅太鼓や生花展、物産展などが開催されており、多くの観光客が訪れます。
なお、日没後から19時までライトアップも行われますので、ぜひ鑑賞してみてください。
住所 :東京都文京区湯島3-30-1
マップ: Googleマップ
電話番号 :03-3836-0753
営業時間 :【開門時間】6:00〜20:00【御朱印受付】8:30~5:30【ご祈祷受付】9:15~4:30
公式URL : 湯島天満宮
御茶ノ水には子供でも楽しめる観光スポットがあります。
「科学技術館」では体験しながら科学の面白さを体験、「日本サッカーミュージアム」ではサッカーの歴史を学ぶことができますよ。
「科学技術館」は、"見て、触って、体験する"をテーマに作られた、子どもから大人までが楽しめる人気の観光スポット。
1964年に開館したこちらの科学技術館では、科学技術・産業技術に関する展示が行われています。
身体を動かして楽しめる展示が数多く設置されているので、1日たっぷり楽しめるスポットとして知られています。
科学技術館に行った際は、まず外観に注目してみてください。
よく見るとこちらの壁に使用されているタイルには、それぞれにスターが散りばめられています。
この他にも科学技術館には様々な仕掛けが施されていますので、一つひとつに目を配りながら進んでください。
こちらは、2階のワクエコ・モーターランド内にある「ワインディングロードドライビング」。
車やバイク、トラックの模擬運転を体験することができるアトラクションで、運転の魅力を感じることができます。
なお、身長130cm未満の方は体験することができません。
この他にも、科学技術館には様々なアトラクションや体験コーナーが完備されています。
住所 :東京都千代田区北の丸公園2-1
マップ: Googleマップ
電話番号 :03-3212-8544
定休日 :一部の水曜日(休日の場合は次の平日)・年末年始(12月28日~1月3日)
営業時間 :9:30〜16:50
料金 :大人 880円 中学生・高校生 500円 子ども(4歳以上)400円
公式URL : 科学技術館
「日本サッカーミュージアム」は、2002年に開催された日韓合同のFIFAワールドカップを記念して作られた施設です。
2003年に創設されたこちらのミュージアムでは、日本のサッカーに関する歴史やこれまで日本代表が獲得したトロフィーが展示されています。
定期的にサッカーに関するイベントが行われている他、運が良ければJリーガーに会えることもありますよ。
こちらは、地下2階の有料エリアに入ってすぐの場所にある2002年に行われたFIFAワールドカップ日韓大会の感動を再現したコーナー。
日韓ワールドカップに出場したメンバーと一緒に円陣を組むことができるので、まさにここでしかできない体験や写真撮影をすることができます。
マネキン達が着ているのは実際に選手が着用していたものと同じタイプ。
日韓ワールドカップ当時の盛り上がりを知っているという方ならば、誰もがその光景に胸が踊るはずです!
また、FIFAワールドカップのトロフィー(レプリカ)が常時展示されています。
こちらのトロフィーは触ることができるだけでなく、一緒に写真撮影をすることができますよ。
他にも、日本サッカーミュージアムでは、2011年になでしこジャパンが受賞した「国民栄誉賞」やJリーグ杯(優勝銀皿)が展示されています。
どれもサッカーファンにとってたまらない展示となっているので、サッカー好きの方はぜひ立ち寄ってみてください。
住所 :東京都文京区本郷3丁目10-15 JFAハウス
マップ: Googleマップ
電話番号 :050-2018-1990
定休日 :月曜
営業時間 :【火曜〜金曜】13:00〜18:00【土日祝・特別開館】10:00〜18:00
料金 :大人 550円 小中学生 300円
公式URL : 日本サッカーミュージアム
「さぼうる」は、神田古書店街からちょっと裏路地を進んだ場所にある喫茶店。
1955年に創業したこちらのお店は、お昼時になると行列ができる御茶ノ水随一の人気スポットです。
さぼうるはその趣ある雰囲気から映画やドラマのロケ地になることも多く、日本全国からこちらのお店を目当てにお客さんが訪れています。
さぼうるで、ぜひ注文してほしいメニューが「生イチゴジュース」です。
こちらは、以前は常連さんしか注文することのできなかった幻のメニュー。
濃厚なイチゴとさっぱりとしたミルクの味わいが楽しめるジュースで、他ではなかなか飲むことのできない見事なハーモニーを楽しむことができます。
そこまで甘くないので、甘い飲み物が苦手な方でも美味しく味わうことができますよ!
喫茶店であるさぼうるの隣には、「さぼうる2」があります。
さぼうる2では、スパゲッティをはじめ食事を中心にメニューがラインナップされています。
特にナポリタンは人気が高く、このナポリタンを目当てに全国各地から訪れているというお客さんもいるのだそう。
とにかく量が多いので、ナポリタンを注文される際はしっかりとお腹を空かせてから注文するようにしましょう。
住所 :東京都千代田区神田神保町1-11
マップ: Googleマップ
電話番号 :03-3291-8405
定休日 :日曜日
営業時間 :9:30〜10:30
注意点 :さぼうるとさぼうる2では、提供されているメニューが異なります。
※合わせて読みたい: 神保町の人気喫茶店「さぼうる」に行ってきた!さぼうるでおすすめのフードやドリンクを徹底解説
御茶ノ水駅周辺は、早朝や夕方には通勤・通学の方で混雑していますが、日中は通行もまばらなスポット。
ゆったりと自分のペースで散策できることから、実は御茶ノ水は1人の時こそおすすめしたい場所です。
「明治大学博物館」は、明治大学御茶ノ水キャンパス内にある日本でも有数の博物館。
館内は、”商品部門”、”刑事部門”、”考古部門”といった3つのエリアから構成されています。
JR御茶ノ水駅・御茶ノ水橋口から明大通りをまっすぐ下った先にありますよ。
明治大学博物館の中でも人気が高い"刑事部門"では、初めて見る方は少し驚いてしまうような迫力のある品々が展示されています。
刑事部門は日本でも唯一拷問に関する展示を行っていることから有名となり、テレビや雑誌でもよく取り上げられています。
こちらの写真は、日本で唯一展示されている「ニュルンベルクの鉄の処女」。
オリジナルの作品はすでに消滅しており、歴史を物語る貴重な作品として大切に保管されています。
他にも、明治大学博物館には江戸時代から現代にかけての歴史を語る作品が多数展示されています。
住所 :東京都千代田区神田駿河台1丁目1 明治大学 駿河台キャンパス アカデミーコモン地階
マップ: Googleマップ
電話番号 :03-3296-4448
定休日 :
夏季休業(2019年8月10日~16日)
臨時休館日(2019年8月18日)
冬季休業(2019年12月26日~2020年1月7日)
営業時間 :10:00~17:00(入館は16:30まで)
料金 :無料※特別展は有料の場合有り。
公式URL : 明治大学博物館
「うどん 丸香」は、日本でも有数のうどん専門店。
こちらのお店は、平日でもランチ時になるとサラリーマンや学生が長い行列を作る人気店です。
行列の長さから並ぶのを辞めてしまう方も多いそうですが、スタッフの方々の対応が早く回転率も高いので、見た目ほど長く待つことはありません。
うどん丸香でうどんの麺を手がけている店主は、香川でも人気の高い"山越うどん"で修行された本格派。
関東ではなかなか味わえないしっかりとしたコシのあるうどんは、うどんマニアの間でも高い人気を誇っています。
うどん丸香のテーブルの上には、天かすをはじめ、七味唐辛子や柚子酢が置かれています。
うどん 丸香で、おすすめのメニューは"かけ"。
シンプルにうどんとイリコ出汁の風味を味わえると、うどん好きの間で人気のメニューです。
かけうどんにトッピングできる天ぷらやワカメなどの様々なメニューが用意されているので、お好みの味にカスタマイズすることができます。
トッピングのおすすめは、香川の名物である赤天。
練り物をそのまま油で揚げたもので、東京ではなかなか食べれないものとなっていますので、ぜひ試してみてください。
うどん丸香は、うどん玉が売り切れてしまうと営業が終了してしまうため、なるべく早めに向かわれることをおすすめします。
住所 :東京都千代田区神田小川町3-16-1
マップ: Googleマップ
電話番号 :03-3294-1320
定休日 :日曜・祝日・振替休日・GW・お盆・年末年始
営業時間 :【平日】11:00~16:00 17:30~19:30【土曜】11:00~14:30
注意点 :うどん玉が無くなり次第営業終了してしまいますので、ご注意ください。
「神田古書店街」は、150以上の歴史ある古書店が立ち並ぶスポットです。
”ここにない本はない!”と称されるほど豊富な種類の本が販売されており、人気を集めています。
神田古書店街が今のような街並みになったのは、1880年代周辺に大学が設立されたことからと言われています。
神田古書店街では、10月末から11月にかけて"神田古本まつり"が毎年開催され、日本全国から観光客が訪れる人気イベントになっています。
神田古本まつりは駿河台下交差点から専大前交差点までの通りで開催場所となっており、歩道には”本の回廊”が作られます。
他にも、本のチャリティーオークションやなかなかお目にかかれない貴重な書籍を集めた即売展も開催されています。
購入した本は宅配してもらうこともできるので、大量の本を購入しても快適に持ち帰ることができますよ。
住所 :東京都千代田区神田神保町
マップ: Googleマップ
公式URL : 神田古書店街
御茶ノ水は博物館や有名な飲食店が立ち並ぶ場所です。
東京駅から電車で5分ほどの距離にありますので、ぜひ東京観光の際に立ち寄ってみてください。
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最終更新日 : 2021/07/16
公開日 : 2019/11/18