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西表島は、人気の観光地である沖縄の中でも多くの自然を残した島であり、また面積では沖縄県内では沖縄本島に次いで2番目に大きい島でもあります。
西表島には、メインとなる2つの港があり、住宅やお店、ホテルは港の周辺にあります。
北が上原港で南が大原港です。
今回は、筆者が実際に訪れた上原港周辺を中心に、島の楽しみ方を紹介していきます。
西表島は、島全土が国立公園に指定されている国内でも特異な地域です。
これは、有名なイリオモテヤマネコといった陸の動物や、マングローブをはじめとした亜熱帯の植物だけでなく、周辺の巨大なサンゴ礁を保護するためでもあります。
島の90％以上は亜熱帯のジャングルで覆われており、手つかずの自然が残っています。
西表島には航路がないため、沖縄本島から向かう場合も、本州から向かう場合も、飛行機とフェリーを乗り継ぐ必要があります。
人気の観光地である石垣島へは関東・関西からも直行便が出ています。
石垣島へは、羽田空港からで3時間半、関西空港からは2時間45分、那覇空港からは1時間ほどのフライトになります。
新石垣空港に到着後は、フェリーの出ている「石垣島離島ターミナル」に移動します。
※合わせて読みたい： 石垣島の必見観光地15選！石垣島を毎年訪れる筆者が厳選
空港から「石垣島離島ターミナル」までの移動時間は、バスで30〜55分、タクシーで20〜30分になります。
筆者はバスの時間を短く見積もったため、危うくフライトに乗り遅れそうになり大変な思いをしました。
旅を楽しむためにも、時間に余裕をもったプラン作成をおすすめします。
ここでは、西表島の上原港を訪れたら行っておきたい、おすすめの観光スポットをご紹介します。
「星の砂」と呼ばれる、星の形の白い砂（正確には、原生生物である有孔虫の殻）があることから名付けられています。
筆者の訪れた2019年の秋は、砂浜はそれほど綺麗ではなく、漂流ゴミもある状態でした。
そうとはいえ、さすがは沖縄の離島、海と空は抜群の綺麗さです。
浅瀬で小さな魚も多い海は遊びやすく、子供連れの家族におすすめです。
住所：沖縄県八重山郡竹富町字上原
マップ： Googleマップ
アクセス：上原港から車で約5分
長く続く浜辺の綺麗なビーチで、夕陽のきれいなスポットとして知られています。
歩くとキュッキュとなる鳴き砂が有名…らしいのですが、筆者はこのことを知らずに月が浜の浜辺をサンダルでペタペタと歩いてしまい、その音を聞かぬままビーチを去ってしまいました。
鳴き砂の音を聞くには、裸足で、すり足をして歩くのがいいそうです。
長く、弓なりに続く浜辺は、マングローブのある浦内川へと続いています。
住所：沖縄県八重山郡竹富町字上原
マップ： Googleマップ
アクセス：上原港から車で約5分
海に面した広い公園で、夕日や星空がとても綺麗に見え、大きな二階建ての屋根付き展望台もあります。
うなりざき公園は、お昼に訪れる方が多いようですが、晴れた日の夜に星を見るのにもおすすめの場所です。
夜は本当に真っ暗なため、天の川が肉眼でもはっきりと見えるほどでした。
スマホのライトや懐中電灯を片手に、夜のうなりざき公園を訪れてみるのはいかがでしょうか。
塗装された広い駐車場があり、車を停めやすいのも嬉しいポイントです。
住所：沖縄県八重山郡竹富町上原
マップ： Googleマップ
アクセス：上原港から車で約10分
落差約55m、沖縄県内でも最長のピナイサーラの滝が西表島にあります。
「ピナイサーラ」という名称は、「ピナイ（髭）」と「サーラ（滝）」というふたつの方言が合わさってできたものだそうです。
ツアーで行くのが一般的で、カヌーでマングローブに囲まれた浦内川を進みます。
滝壺まで行って帰ってくるコースや、さらに歩いて滝の上を目指すコースが、ツアー会社によって用意されています。
筆者は今回、カヌーやトレッキングと行った自然を満喫するアクティビティには参加しなかったのですが、島内のビーチを周っただけでも、沖縄本島でも味わえない海と空の美しさに感動しました。
次に西表島を訪れる際には、アクティビティツアーで偉大な西表島の自然を感じてみたいと思います。
住所：沖縄県八重山郡竹富町字上原
マップ： Googleマップ
アクセス：上原港から車で約5分、その後トレッキングで30分程度
西表島にはコンビニがありませんので、普段から旅先で必要なものを買い揃えている方は、西表島に来るまでに必ず立ち寄る、または石垣島のコンビニを利用するのをおすすめします。
島内で飲み物やおやつを買うには、ホテルのショップや自販機、個人経営のスーパーを利用します。
上原のスーパーは「スーパー八重」と「スーパー川満」の2店舗で、スーパーという名前ですが、品揃えのいい商店といったイメージです。
上原港に近いのが「スーパー川満」で、ホテルや民宿、飲食店の多い上原北エリアにあるのが「スーパー八重」です。
スーパー八重のアイスコーナーには、島内で製造している「マーハルジェラート」が置いてあります。
八重山諸島の美味しい原料を使用して作られたジェラートは「西表黒糖」や「島バナナ」など、魅力的なフレーバーばかり。
筆者も実際に購入してみましたが、オリジナリティのある美味しさでおすすめです。
営業時間：7:00〜21:00
定休日：なし
電話番号：0980-85-6157
営業時間：7:00〜20:30
定休日：なし
電話番号：0980-85-6619
ここでは、観光スポットと合わせて寄りたいおすすめの飲食店をご紹介します。
島の素材を使ったイタリアンが楽しめるお店で、アラカルトでオリジナルの料理を提供しています。
西表島の野生の猪肉を使用したカルパッチョなど、島ならではのメニューがおいしくいただける特におすすめのお店です。
ドリンクメニューも豊富で、カクテルやワインをはじめとしたアルコールメニューのほか、自家製のスムージーも置いています。
地元客も多く訪れる人気店のようで、訪問時、店内は満席で賑わっていました。
来店される方は、事前の電話予約をおすすめします。
営業時間：18:00～23:00（L.O フード21:00、ドリンク22:30）
定休日：木曜日
住所：沖縄県八重山郡竹富町字上原870-192
マップ： Googleマップ
島のフルーツ農家が経営する飲食店です。
自慢のフルーツを使用したマンゴージュース、パイナップルジュースは絶品！
出入り自由の広々としたテラスがあり、眺めが良いのもポイントです。
また、近隣ホテルへの送迎サービスも行なっているので、レンタカーのない方や、レンタカーを借りているけどお酒を飲みたい方にもおすすめです。
営業時間：
ランチ 12:00〜14:00
ディナー 18:00～21:00（L.O20:45）
定休日：水曜日
住所：沖縄県八重山郡竹富町上原10-625
マップ： Googleマップ
筆者が宿泊したのは「星野リゾート 西表島ホテル」です。
下記記事にて詳しく解説しているので、ぜひご覧になってください。
→ 星野リゾート「西表島ホテル」に泊まってみた！アクセスやホテルの魅力を徹底取材
細かな点については記事で解説していますが、常に上原港へのシャトルバスが運行していること、月が浜に面しており夕陽が眺められること、朝食が美味しいことなどがおすすめのポイントです。
こちらはリゾートタイプのホテルですが、西表島には他にも民宿やコテージタイプの宿泊施設があります。
自然がいっぱいの西表島ですが、ジャングルは遭難も有り得る危険な場所です。
ガイド同伴、もしくはツアーを利用して安全を第一に旅を楽しみましょう。
また、島内は全体的に通信環境が悪く、島の一部とジャングルではスマホやPCが繋がりません。
島内を車で周ってみて、グーグルマップの使用に大きな支障は出ませんでしたが、通信環境についてはあらかじめ承知しておくのが良いでしょう。
公開日 : 2019/12/03
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