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図書館はどこもだいたい同じとは思っていませんか?
実は図書館にもそれぞれの個性があり、目的に沿って訪れる図書館を選べば、よりそれぞれの図書館の魅力を感じられます。
図書館を満喫するにあたって重要なポイントを押さえたので、ぜひ参考にしてみてください。
地元の小さな図書館から地区が運営する図書館、国会が主体の図書館まで、図書館にもいろんな種類があります。
規模が大きくなればなるほど扱う蔵書も豊富になり、マニアックな本や専門性の高い本、歴史的価値のある本まで揃っています。
趣味として読書を楽しむには地元の図書館で十分ですが、調べものをしたいにも関わらず、近所の図書館には読みたい本が取り扱われていなかったということもしばしば。
そのようなときには初めから蔵書数の多い図書館に行くことをおすすめします。
蔵書数が多いと、偏ったテーマの本でも取り扱っている本の幅が広がるため、より知識を深めることができますね。
図書館というと地味な見た目の建物を想像する方も多いのではないでしょうか。
公共施設のためなかなか建物にお金をかけることができない、昔からあるからしょうがないと思いがちですが、実は商業施設のように見た目も素敵な図書館は少なくありません。
近代的な建物が印象的な図書館、赤レンガ調でヨーロッパにあるかのような図書館、歴史的にも価値があり味のある見た目の図書館など、外見の印象は大きく異なります。
まるで建物にもこだわりのある美術館のよう。
外見も魅力的な図書館で本を読むと、気分も上がります。
図書館内での飲食はご法度ですが、たまにはコーヒーを飲みながらゆっくり本を読みたいときもありますよね。
そんな時は図書館で本を借りてきて、そのまま併設したカフェに行くのがおすすめです。
併設されているため、たとえ雨が降っている日でも本が濡れる心配もないですし、気分が下がることもありません。
コーヒーに加え、デザートにケーキを食べながらページをめくっていると、とても優雅な気分を味わえます。
もちろんみんなの本なので汚さないように注意が必要ですが、カフェでゆっくりと充実した時間を過ごすのも良いでしょう。
図書館は誰もが平等に利用できるように子供用の児童書から小説、成人が読む専門誌などあらゆる分野の本がまんべんなく取り扱われているのが一般的です。
親子で利用する方には、子供が読む本も両親が読みたい本も揃っているのは嬉しいですよね。
しかし、一般的な図書館に対し、あるテーマに絞った本だけを取り扱う図書館も存在します。
そのテーマについて興味を持たない限り、または調べものをする必要がない限りなかなか利用する機会はないとは思いますが、逆に言うとそのテーマの本を読みたい場合にはすべてが揃っているといっても過言ではありません。
この専門性は、蔵書数の多い図書館にも勝る部分があります。
自分が興味のあるものを扱う図書館を探してみて、赴くまま本を読み漁るのも良いでしょう。
調べものや勉強をするために図書館を利用する方は多いと思います。
そんな時にwifiが完備されていたり、コンセント付きのデスクが配置されていると、パソコンなどを持参して自由に作業ができてありがたいですよね。
都内にある図書館の中にはオフィスを真似た造りになっていたりと、仕事や学習にうってつけの環境が整っていることが多いです。
自宅でははかどらない作業も、環境を変えれば生産性のアップに繋がるでしょう。
近所にある行きつけの図書館も良いですが、ずっと通っているとだんだん飽きてしまいますよね。
そんな時は少し遠出して、別の地域にある図書館に訪れることをおすすめします。
図書館によって取り扱う蔵書や規模なども大きく異なるので、気分転換にはうってつけです。
それでは都内にある遠出してでも行きたくなるような図書館を紹介していきます。
国立国会図書館は国内で出版されたすべての出版物を収集・保存する日本唯一の法定納本図書館です。
その名の通り国会議事堂のそばに位置することから、議会・法令資料、官庁・国際機関資料、 憲政資料、日本占領関係資料といった政治に関する資料も保管されています。
<今月の一冊 国立国会図書館の蔵書から>では、博文館の雑誌『太陽』、明治 30年発行の記念号を紹介します。
— 国立国会図書館 NDL (@NDLJP) October 1, 2015
(国立国会図書館月報10月号) http://t.co/xy0Tp8opdW pic.twitter.com/gi4pUphSj8
少し堅苦しく感じるかもしれませんが、このほかにも一般的な図書館と同様の一般図書、雑誌、新聞、映像資料も揃っているため、ここに来れば必ず探していた本を見つけることができます。
日本の出版物がすべて揃っているわけですから、その蔵書の多さに圧巻されること間違いなしです。
国立国会図書館は今回紹介した東京本館に加え、上野の国際子ども図書館、その他にも京都にも関西館を持ち合わせています。
平成30年の時点で、この3つの建物を合わせた蔵書数は4418万7016点、年間77万7196点もの図書を受け入れています。
これらの図書のほとんどが立ち入りできない書庫に保管されているため、館内の端末で資料の検索・利用申込をしたうえで図書カウンターや雑誌カウンターで受け取る必要があります。
Posted by 都市出版株式会社「東京人」編集部 on Monday, July 27, 2020
館内では公衆無線LANを利用でき、コンセント付きの機器使用席では持参したパソコンを使用することもできます。
持ち込み規制が厳しく、館内に入る際は荷物を備え付けの透明のビニールバッグに移し替えるなど注意が必要です。
また本館6階には食堂、本館3階と新館1階には喫茶があるため気分転換に利用するのがおすすめですよ。
住所 : 千代田区永田町1-10-1
マップ: Googleマップ
アクセス : 東京メトロ有楽町線「永田町駅」下車より徒歩約5分
電話番号 : 03-3581-2331
定休日 : 日曜日、国民の祝日・休日、年末年始、第3水曜日
営業時間 :
【平日】9:30~19:00
【土曜日】9:30~17:00
公式URL : 国立国会図書館東京本館
千代田区役所の9階と10階に位置する千代田区立千代田図書館は、東京のオフィス街や皇居など、自然溢れる落ち着いた景色を眺められるのが特徴です。
平日は22時まで開館しているため、仕事帰りの会社員や学生の方が利用しやすく、勉強にぴったりの環境が整っています。
ビジネスを発想するセカンドオフィス、区民の書斎というコンセプトが設定されているように、白を基調とした机にアクセントを加える黄緑色の椅子など、本当に会社のオフィスにいるようです。
閲覧席
Posted by 千代田区立図書館 on Sunday, December 2, 2018
座席数も多く、225席のうち61席に有線LANコネクタと電源コンセントが付いていますが、やはり人気がありすぐに座席が埋まってしまうので注意が必要です。
ゆったりくつろげるソファも設置されているため1日中過ごせそうです。
分からないことがあったら図書館コンシェルジュがわかりやすく説明してくれるので、ぜひ利用してみましょう。
1階には美味しいパン屋さん、10階には食堂や売店もあるため、普段の図書館とは一味違った楽しみも感じられます。
展示イベントも定期的に行なわれているので、読書目的以外の利用もおすすめです。
住所 : 千代田区九段南1-2-1千代田区役所9階・10階
マップ: Googleマップ
アクセス : 東京メトロ東西線・半蔵門線・都営新宿線「九段下駅」下車より徒歩5分
電話番号 : 03-5211-4290
定休日 : 第4日曜日、1月1日 〜1月3日
営業時間 :
【平日】10:00~22:00
【土曜日】10:00~19:00
【日曜日・祝日・12月29日~12月31日】10:00~17:00
公式URL : 千代田区立千代田図書館
明治42年に東京市立図書館として設立された江東区立深川図書館は何といってもおしゃれな雰囲気の建物が魅力です。
歴史がとても古く、その始まりはまだ東京都が東京市だった1909年の明治時代にまで遡ります。
東京市立図書館の中では2番目に設立された図書館としても知られています。
当時の建物は現在の場所とは違い深川公園の中に建てられていましたが、残念ながら関東大震災によって焼失してしまいました。
その後に建てられたのが深川図書館の2代目と言われる仮設図書館で、初代が1923年に焼失してから長い間地元の方に愛されてきました。
現在の江東区の清澄白河にある深川図書館は1993年に新しく建てられた3代目で、洋風の趣を持つおしゃれな作りになっています。
現在の建物だけではそこまで歴史は長くないですが、初代からと合わせると日本の時代と共に成長してきた歴史ある図書館だといえるでしょう。
なんか良い雰囲気 (@ 江東区立 深川図書館 in 江東区) https://t.co/7J355qVVkt pic.twitter.com/tNTMrO6bxQ
— BronzeParrot (@BronzeParrot) November 19, 2016
また、江東区立深川図書館の周辺には自然がいっぱいです。
生い茂る木々の緑と白い外壁の対比が、まるでヨーロッパにいるかのような気分にさせてくれます。
館内は大きな窓から陽光が差し込み、明るく開放的。
静かな落ち着いた雰囲気で読書が楽しめます。
住所 : 東京都江東区清澄3-3-39
マップ: Googleマップ
アクセス : 東京メトロ 半蔵門線・都営地下鉄大江戸線「清澄白河駅」下車より徒歩約7分
電話番号 : 03-3641-0062
定休日 : 第3金曜日、年末年始
営業時間 : 9:00~20:00、日曜日・祝日9:00~17:00
公式URL : 江東区立深川図書館
十条台にある中央公園内に佇む北区立中央図書館は、1919年に建てられた赤レンガ倉庫を一部再利用した図書館です。
軍需工場だったこの倉庫はかつて20棟以上立ち並んでいましたが、今日では最後の一棟だけが残されました。
地元の方からは赤レンガ図書館と呼ばれ親しまれているように、壁一面の赤レンガは横浜市にある赤レンガ倉庫にそっくりです。
開放的な高い天井に加え、天窓から差し込む自然光で本が読めるように設計された席など、長く居られる図書館というコンセプトのもとつくられました。
ユニバーサルデザインを積極的に取り入れられていることでも知られ、段差のないフロアや、高さに配慮した書架など誰もが平等に利用しやすい図書館となっています。
地域の歴史や陸軍関係の収蔵資料が多いだけでなく、北区名誉区民の日本文学研究者ドナルド・キーン氏から寄贈があった書籍、絵画を、1階の「ドナルド・キーンコレクションコーナー」で公開しています。
レファレンスカウンターで申し込みをすると、キーン氏の書き込みのある貴重な図書もコレクション閲覧室内で自由に手に取ることができるそう。
また、コレクション閲覧室の周辺には、コレクションと同じ図書やキーン氏の著作などの関連図書も揃えられています。
日本文学のファンはたまらないですね。
他にも、ランチやスイーツ、ドリンクが楽しめるお洒落な「赤レンガカフェ」も併設しているため、カフェでのんびりするのも良いでしょう。
住所 : 東京都北区十条台1-2-5
マップ: Googleマップ
アクセス : JR埼京線「十条駅」下車より徒歩12分
電話番号 : 03-5993-1125
定休日 : 第1・3・5月曜日
営業時間 :
【平日・土曜日】9:00~20:00
【日曜日・祝日】9:00~17:00
公式URL : 北区立中央図書館
武蔵野プレイスとは、書館を中心に生涯学習支援、青少年活動支援、市民活動支援といった4つの機能を併せ持った複合施設です。
正式名称は「ひと・まち・情報 創造館 武蔵野プレイス」といいます。
施設の内部は、本で情報を集めて編集したり、勉強をしたりと利用者の年齢問わず心地よい場となるよう、ルームというこじんまりとした部屋が連なるような形状となっています。
武蔵野プレイス素晴らしかった。建築のみためがきっかけだったけど、図書館としての魅力はもちろんのこと、文化的、教育的、地域的にとても素晴らしい施設。平日の昼間に利用者が多く、お題目じゃなく、施設が街のコミュニティとして機能しているのも惹かれたなぁ。 pic.twitter.com/PLrbQHvcAM
— こたまる (@kotamaru) February 18, 2020
それぞれのルームは、壁と天井が曲面でつながった貝殻状のかたちになっており、身体的な居心地のよさをもたらすようなデザインです。
また、館内には心地よい音楽が流れているため、カフェのような雰囲気が漂っています。
図書館の静まり返った緊張感のある空間よりも、過ごしやすいという方も多いのではないでしょうか。
図書館としては珍しく、仕事や勉強に集中できる有料のワーキングエリアが完備されています。
料金は4時間で400円とリーズナブルに設定されていて、その値段に劣らない快適さが魅力です。
PCの持ち込み可能の席が32席、各席で電源が使用できるほかWi-Fiも完備されています。
武蔵野市在住か在勤の方に限りますが、年間24,000円で利用できる年間契約の会員制度もあるので、よく利用する方は思い切って契約してみるのも良いでしょう。
住所 : 武蔵野市境南町2-3-18
マップ: Googleマップ
アクセス : JR中央線・西武多摩川線「武蔵境駅」下車より徒歩1分
電話番号 : 0422-30-1900
定休日 : 水曜日、年末年始
営業時間 : 9:30~22:00
公式URL : 武蔵野プレイス
日比谷公園の豊かな緑の中にある三角形のユニークな建物が特徴的な千代田区立日比谷図書文化館。
2011年に100年の歴史を誇る都立日比谷図書館が千代田区立の施設へと生まれ変わったものです。
図書館の機能を中心に、歴史や多彩な文化情報を展示する「ミュージアム」、様々な講座やイベントを行う「カレッジ」が一体となった複合文化施設となっています。
ミュージアムは常設展示室と特別展示室の2つの展示室に分かれています。
大政奉還スタンプラリーを始めた。
— 哀原友則(正月太郎) (@TomonoriAihara) March 9, 2017
一つ目東京の日比谷図書文化館、常設展のところにある江戸城スタンプ。ガイドブックは既に配布終了とな、トホホ。全部行けるかな。 pic.twitter.com/PlRcL9JCPr
1階の常設展示室では「環境・人間・都市」というテーマのもと、これまでの遺跡発掘調査や史資料調査によって明らかとなった千代田区の歴史、当時の暮らしと環境、将軍の城づくり、江戸から東京への変遷など、まちの歴史が資料や映像で解説されています。
日比谷図書文化館では、シンデレラの世界展を6月22日まで開催中です。一部写真が撮影できるスペースもあり、童心に帰るもよし、お子様とご一緒に楽しむもよし。 pic.twitter.com/i0I7h1aUFZ
— 千代田区観光協会 (@ChiyodaCityPR) May 20, 2016
一方、4階の特別研究室では日比谷図書文化館や千代田区が主催となり、日比谷・千代田区という地域をテーマの中心に据え、時代性や生活文化、歴史など多様な切り口で、季節ごとに展示会が行われています。
まるで博物館や美術館のようですよね。
アカデミック要素のある「日比谷カレッジ」では、ビジネススキルアップや江戸・東京の歴史文化、アートなど多彩なテーマで、セミナーやワークショップが開催されています。
「学び」と「交流」の場が創出された空間です。
住所 : 東京都千代田区日比谷公園1-4
マップ: Googleマップ
アクセス : 東京メトロ 丸の内線・日比谷線「霞ヶ関駅」下車より徒歩3分
電話番号 : 03-3502-3340
定休日 : 第3月曜日、年末年始
営業時間 :
【平日】10:00〜22:00
【土曜日】10:00〜19:00
【日曜日・祝日】10:00〜17:00
公式URL : 千代田区立日比谷図書文化館
東京都立中央図書館は、1973年に東京都立日比谷図書館の蔵書を引き継ぎ、港区南麻布の有栖川宮記念公園内に開館されました。
東京都立中央図書館の分館である東京都立多摩図書館が国分寺にあり、この2館で機能を分担しながら一体となって運営しています。
有栖川宮記念公園の一角にあり、図書館の窓からは緑豊かな公園を眺めることができます。
読書や勉強で疲れたときは、公園で散歩しつつ、自然の景色を楽しみながら気分をリフレッシュするのも良いですね。
公立図書館としては、国内最大級を誇る豊富な資料を所蔵しており、蔵書数はなんと200万点越え。
そのうち、新しい図書を中心に約36万冊を開架しています。
歴史的な貴重書も豊富で、江戸時代後期から明治時代中期の資料を中心に、和書、漢籍、錦絵、地図など約243,000点が所蔵されています。
江戸東京につていて調べものがある方にはぴったりの学習環境です。
また、利用者へのサービスのほか、所蔵する資料などの質問について情報を案内する「レファレンスサービス」にも力を入れています。
初めて来館は戸惑うことも多いですが、しっかりとしたサポートがあると安心して利用できますよね。
今年もお世話になります有栖川珈琲 pic.twitter.com/m7JtEI8IrD
— Mayo Sofia (@mayosofias) January 5, 2020
2017年12月には1階に「有栖川珈琲」がオープンし、ガラス張りの窓から開放的な景色を眺めながら、スイーツやドリンクをいただくことができます。
5階には見晴らしのいいレストラン「有栖川食堂」があり、日本各地のご当地メニューなど、珍しい定食がいただけますよ。
住所 : 港区南麻布5-7-13
マップ: Googleマップ
アクセス : 東京メトロ日比谷線「広尾駅」下車より徒歩8分
電話番号 : 03-3442-8451
営業時間 : 10:00〜21:00、土・日・祝休日10:00〜17:30
公式URL : 東京都立中央図書館
1982年に杉並区政50周年記念施設として開設された杉並区立中央図書館は、老朽化やサービス改善のため2020年9月にリニューアルオープンしました。
1階には市民の希望が多かったというカフェがオープンし、サンドイッチやコーヒーなどの軽食が提供されているほか、ウッドデッキを敷設した「本の広場」も整備されました。
2階には10代の利用者に向けた「ヤングアダルトコーナー」が新設され、若者への読書の普及が期待されます。
段々型の吹抜けが良い空間をつくってたな!天井もきれいだった!写真ないけど!
— にゃーす/Nya-S (@nya_sat) September 4, 2016
黒川紀章/杉並区立中央図書館 #建築写真 pic.twitter.com/aw7ui7N6wk
ガラスをふんだんに使った建物は、世界的にも有名な黒川紀章氏の設計によるものです。
黒川氏と言えば六本木にある国立新美術館の設計者としても有名ですよね。
ガラスが豊富に使用されている点もどこか似通った部分を感じられます。
その名の通り杉並区の区立図書館の中で中心的な機能を持つ中央図書館は、81万冊ほどの蔵書数を保持しています。
毎週火曜日の午前中には、乳児連れでも利用しやすいように職員・ボランティアの方によるサポートが施された「あかちゃんタイム」があります。
ママに優しい心配りも嬉しいポイントです。
インドとの友好交流協定が結ばれていることから、敷地内にはガンディー像もあり、地下1階ではガンディー展が常設されています。
また、図書館には「読書の森公園」が隣接し、外の空気を吸いながら借りた本をゆっくり読むことができます。
小川やメダカのいる池、寝転がれる芝生広場が広がっており、まさに都会の中のオアシス的存在です。
住所 : 杉並区荻窪3-40-23
マップ: Googleマップ
アクセス : JR中央線・地下鉄丸ノ内線「荻窪駅」下車より徒歩10分
電話番号 : 03-3391-5754
定休日 : 第1・第3木曜日
営業時間 : 9:00~20:00、日曜・祝日9:00~17:00
公式URL : 杉並区立中央図書館
おそ急の東横線、都立大学駅から徒歩7分のところにある目黒区立八雲中央図書館。 地下一階で落ち着きがありながらも、外の光が差し込む居心地の良い図書館です。 #おそ急さん pic.twitter.com/2soCGCi3Hj
— 東急電鉄 公式@のるるんと一緒 (@Tokyu_lines) October 12, 2016
目黒区立八雲中央図書館は、ワンフロアで段差の無いバリアフリー設計になっているため、子どもから高齢者まで使いやすい図書館です 。
目の前には広場があり遊具も整っていることから、親子連れで訪れる方も多いようです。
赤ちゃん向けのおはなし会が毎月1回、幼児向けのおはなし会が毎週開催されていることから、おはなし会を目当てに訪れる親子も多いのだそう。
目黒区立八雲中央図書館、めっちゃいい!目黒区にある8ヶ所の図書館で最大。地下にあるんだけど、洗練されて心地よい雰囲気。こんな机あったらまた旅に出たくなってしまうやん。 pic.twitter.com/ro08FhxCzf
— Kohei (@maruchan_wt) April 27, 2019
SLの模型や地球儀が組み込まれた机など、少し変わったものが展示されています。
近くには世界に関する本が並んでいるので、地球儀で各国の場所を確認してみることで知的好奇心が芽生えそうですね。
小さなお子様でも存分に楽しめる図書館です。
また、デザイナーズマンションのような外観に加え、緑に囲まれているほか、カフェテラスもある事から女性にも人気があります。
図書館自体は地下1階にありますが、外の気配が感じられるよう工夫された造りになっています。
平日は21時まで営業しているので、仕事終わりや学校帰りに利用する事も可能です。
住所 : 目黒区八雲1-1-1
マップ: Googleマップ
アクセス : 東急東横線「都立大学駅」下車より徒歩7分
電話番号 : 03-5701-2795
定休日 : 第1月曜日、年末年始
営業時間 :
【月〜土】9:00~21:00
【日曜・祝日】9:00~17:00
公式URL : 目黒区立八雲中央図書館
台東区立中央図書館は、浅草のかっぱ橋道具街に面した台東区生涯学習センターの1階・2階に位置しています。
台東区立の図書館ではもっとも多い、約38万点の資料を所蔵しているほか、館内には「池波正太郎記念文庫」が併設されています。
池波正太郎は浅草出身の文豪であり、鬼平犯科帳などの時代小説で知っているという方も多いのではないでしょうか。
そんな池波の著書が約1,000冊、初版本や執筆に使った資料などが約1万点所蔵されていることから時代劇ファンを中心に人気を集めています。
また、書斎の復元、自筆の原稿や絵画の一部も常設展示されています。
小さな展示施設ですが入場無料で、ファンの方なら一見の価値があります。
Posted by Ryo Idemitsu on Friday, August 10, 2018
その他、子供用のコーナー「子ども室」が設置されており、おはなし会では絵本の読み聞かせが定期的に行われているほか、夏休みや春休みには映画会や工作なども行われています。
子ども室には子どもが通り抜けれるぐらいのトンネルがあったりと、子どもたちも飽きずに利用できる工夫が施されています。
浅草らしい下町情緒を感じられる図書館で、一風変わった面白さを感じてみましょう。
住所 : 台東区西浅草3-25-16台東区生涯学習センター1階・2階
マップ: Googleマップ
アクセス : 東京メトロ日比谷線「入谷駅」下車より徒歩8分
電話番号 : 03-5246-5911
定休日 : 第3木曜日、年末年始
営業時間 :
【月 〜土】9:00~20:00
【日曜・祝日】9:00~17:00
公式URL : 台東区立中央図書館
子どもにはたくさん本を読んで欲しいという願いがあるものの、なかなか読んでくれないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
子供たちが楽しめるような本を求めて図書館に行きたいけど、図書館で騒ぐと周りの迷惑になるからと、小さい子どもを連れて図書館に行くのは至難の業です。
幼少期にしか読まない絵本をたくさん購入するのも気が引けますよね。
そんなときは、上野恩賜公園に隣接する国際子ども図書館に行くことをおすすめします。
Posted by 東京都庁広報課 on Sunday, April 30, 2017
国際子ども図書館は日本で初めての国立の児童書専門図書館で、日本国内で出版されたほぼすべての児童書が揃っています。
また、140ヵ国に及ぶ世界中の国と地域の児童書と研究書が保存、収集されいます。
ここでは声を出しての読み聞かせがOKなので、思う存分親子で読書を楽しむことができます。
休憩・飲食・授乳スペースやミルク用のお湯も用意が用意されているなど、赤ちゃんを育てるお母さんに至れり尽くせりです。
館内は3つのブースに分かれており、「子どものへや」では主に小学生を対象とした約9、000冊もの児童書が取り扱われています。
「世界を知るへや」は国際理解を深めることを目的とし、世界のさまざまな国のことを知ることのできる本とやその国の言語で書かれた本などが約1、800冊も取り扱われています。
さらに、「おはなしのへや」では絵本の読み聞かせや、わらべ歌の会などが開かれています。
アーチ型の本棚やテーブル・椅子など、本に囲まれた空間で楽しみながら読書ができそうですね。
住所 : 東京都台東区上野公園12-49
マップ: Googleマップ
アクセス : JR「上野駅」下車より徒歩10分
電話番号 : 03-3827-2053
定休日 : 月曜日、第3水曜日、祝日、年末年始
営業時間 : 9:30~17:00
公式URL : 国際子ども図書館
※国際子ども図書館の関連記事: 親子で一緒に本を読もう!上野「国際子ども図書館」の見どころを解説
図書館は気軽に無料で本を読むことができつつ、自分の新しい興味関心と出会うこともできる素敵な公共施設です。
今回ご紹介した図書館以外にも、東京都内にはまだまだたくさんの素晴らしい図書館があります。
大学図書館も含めるとその数は膨大です。
読書をすることを筆頭に、勉強やデートで訪れるのも良いでしょう。
ぜひ本記事を参考に、都内の図書館を回ってみてください。
最終更新日 : 2023/03/10
公開日 : 2020/09/28