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最初にご紹介するのは、徳島銘菓。
徳島には、名産「鳴門金時」や「和三盆糖」を使った美味しいお菓子がたくさんあります。
誰にでも喜ばれるお菓子は、なんといってもお土産の定番ですよね。
昭和51年創業の「イル・ローザ」は、徳島県内に10店舗を構える人気菓子店です。
看板商品となるのは「マンマローザ」で、イタリア語でお母さんを意味するマンマが名前の由来。
お母さんのふくよかさ、温かさをイメージしたぽってりとした形と、ふわりと広がるミルクの香り、しっとりとした食感が特徴です。
徳島県産の原乳を使った生クリームで作ったミルク餡を、しっとりした生地で包み込んだ焼き菓子は優しい味わい。
プレーンタイプの他、春はさくらといちご、夏はトロピカルマンゴー、秋は京抹茶、冬は木頭ゆずといった季節限定のマンマローザも登場します。
創業明治3年という老舗「富士屋」の「小男鹿(さおしか)」は、お茶菓子、贈答品、手土産として県民に昔から愛され続けている徳島銘菓。
明治天皇が詠んだ和歌「月もいま のぼらんとする 山の端に たかく聞ゆる 小男鹿のこゑ」の「小男鹿」から名が付けられた棹菓子です。
うるち米に山芋と阿波和三盆、小豆を加え、伝統製法で練り合わせた蒸し菓子で、しっとりとした食感と上品な甘さが特徴。
見た目はカステラのようですが、ふんわりまろやかな口当たりは、カステラとかるかんの中間といった感じ。
高級甘味である和三盆糖を使用することで、風味良く優しく上品な甘さに仕上がっています。
ストライプの模様と小豆による斑点で、鹿の子の愛らしい姿を表しています。
ちょっとお値段が張る逸品なので、目上の方へのお土産に最適です。
徳島土産の定番である「金長まんじゅう」は、昭和12年の発売以来、ロングセラーを誇る人気商品です。
テレビコマーシャルもあり、地元での知名度は抜群。
製造元である「ハレルヤスイーツキッチン(旧ハレルヤ)」創業の地、小松島市に伝わる「阿波狸合戦」に登場する金長という名の狸から名付けられました。
狸マークのパッケージを開けると、狸をイメージした茶色く丸いおまんじゅうが現れます。
ちょっとビターなチョコレート味の皮の中には、小粒な白いんげん豆の手ぼう豆の白餡が包まれています。
チョコレートと白餡というちょっと和洋折衷感のあるおまんじゅうは、誰にでも喜ばれる美味しさ。
プレーンタイプの他、厳選したミルクとバター、和三盆糖、卵黄をたっぷり使った「金長ゴールド」や、白餡の中にも濃厚なチョコレートクリームが入った「金長プレミアム」などがあります。
上品な甘さで知られる「和三盆糖」は、竹糖(ちくとう)と呼ばれるサトウキビを原材料に、徳島県、香川県で生産されている砂糖の一種です。
細やかな粒子とさらりとした口どけ、すっきりと上品な甘さが特徴。
盆の上で砂糖を三度研ぐという工程から、和三盆糖と呼ばれています。
銘菓「和三盆」は、阿波特産の和三盆糖のみで作られ型押しした干菓子。
阿波徳島藩主、蜂須賀公時代のご紋章や、出陣の旗印ニ引が型押しされています。
高級砂糖菓子として、お茶席でのお茶請けはもちろんですが、コーヒーや紅茶の砂糖代わりにもおすすめ。
容器も古来より伝統の藍染和紙を使っているので、趣があります。
鳴門金時を出荷する際の段ボールを模したパッケージが可愛いと評判の「なると金時まんじゅう」は、徳島の定番お土産の1つとして知られています。
黒糖が練りこまれた香ばしい生地に、なると金時をベースにミルク、バター、卵を加えた芋餡がたっぷり。
甘すぎることなく、いくつでも食べたくなるような味わいです。
おまんじゅうの包み紙は、まるで焼き芋が包まれているかのような新聞風なのも可愛いポイント。
手頃なサイズ、手頃なお値段、見た目のインパクト大、賞味期限も長めで、職場へのお土産にもおすすめです。
「なると金時レアチーズポテト」は、サツマイモの王様であるなると金時のスイートポテトの中に、爽やかな酸味のあるチーズクリームを詰めて、その上になると金時を甘く煮た蜜漬けをトッピングしたスイーツ。
なめらかな口当たりで、自然な甘さのスイートポテトとチーズクリームの相性が抜群です。
「なると金時レアチーズポテト」は3通りの食べ方が楽しめます。
冷凍状態を冷蔵庫で約2時間解凍すると、アイスでもジェラートでもない不思議な美味しさ、雪解けスイーツに。
冷凍状態を冷蔵庫で約4時間解凍すると、完全解凍状態になり、ひんやりとろけて食べごろに。
完全解凍したものをオーブントースターで焼くと、とろーりとした焼きたてスイーツに。
徳島県知事が認定する「とくしま特選ブランド認定」にも選ばれている人気の逸品です。
「鳴門うず芋」は、創業80余年の老舗「栗尾商店」の看板商品です。
厳選した鳴門金時を職人が丁寧に1枚1枚丁寧に切り分け、創業以来継ぎ足してきた特製の密床に漬け込んでから乾燥させて作ります。
手で切ることで表面に凹凸ができ、糖蜜がたっぷり絡んで深い味わいが生まれます。
表面は軽い歯ごたえがあり、中はしっとりという食感が楽しめ、少し火で炙ることでより一層美味しさが引き出されます。
子供からお年寄りまで幅広く支持を得ている素朴な味わいは、お土産にぴったり。
10月~5月の季節限定商品なので、タイミングが合えばぜひお試しください。
定番のお菓子も良いけれど、ちょっとひねったお土産を渡したい、徳島で食べたあの味をもう一度自宅でも食べたい。
そんな方におすすめのお土産をご紹介します。
昭和30年に津久司蒲鉾が考案した「フィッシュカツ」は、地元にしっかりと根付いた徳島のソウルフード。
太刀魚やえそなどの白身魚のすり身に、カレー粉、唐辛子、調味料を加えてパン粉をまぶして揚げた練り物です。
メーカーによってその形は小判型や四角形など様々で、味付けも若干違いがありますが、カレー粉の風味は欠かせません。
そのまま食べてもよし、フライパンやオーブントースターでさっと温めるのもよし。
おやつに、小腹がすいた時に、おかずの一品に、お酒のおつまみにと様々な場面に登場します。
お醤油やソース、マヨネーズなどをつけて食べたり、うどんのトッピングにしたり、卵とじにして丼にしたり、食べ方は色々。
スーパーでも普通に販売されているので、自宅用のお土産にいかがでしょうか。
徳島県で海苔と言えば、大野海苔。
大野海苔は、昭和15年に大野商店として開業し、海苔問屋や海苔の養殖、青海苔の製造などに取り組み、昭和45年にマルー大野海苔株式会社となり現在に至ります。
徳島ではどの家庭でも常備されているとまで言われているのが、大野海苔の味付け海苔です。
上質の海苔を産する事で知られる有明海、その中でも優良な浜の上級品だけを厳選して使用しています。
有明産の海苔はパリパリと歯切れが良く、旨味が濃いので、味付けのりや焼きのりに最適。
大野海苔の味付け海苔は、甘味、辛味、ピリ辛の三拍子が揃ったしっかりめの味付けが特徴で、ご飯のお供には欠かせません。
軽くて手頃なお値段、そして実用的なお土産としておすすめです。
徳島県南部の小松島市の名産品、竹ちくわ。
竹ちくわの起源は平安時代末期の源平屋島合戦の頃と古く、源義経が小松島に上陸した際に地元の漁夫たちが獲れたての魚をすり身にし、竹に巻き付けて焼いて食べているのを見て所望し、その美味しさを称賛したと言われています。
竹ちくわは直径1cm、長さ12cmほどの青竹に魚のすり身を塗り固めて焼き上げた後、竹を抜かずにそのまま販売されるのが特徴です。
両端の竹を両手で持ってかぶりついて食べるのが地元流。
生でも焼いても美味しく、すだちを絞ったり、すだち醤油やわさび醤油、しょうが醤油などをつけて食べるのがおすすめです。
徳島名産「半田そうめん」は、徳島県美馬郡の半田という吉野川の上流に位置する小さな町で作られています。
一般的にイメージするそうめんという概念を覆すその太さとコシの強さが特徴。
JAS規格では、直径が1.3ミリ未満をそうめんと呼びますが、半田そうめんは直径1.4~1.6ミリで、規格的にはひやむぎに分類されます。
ただし、半田そうめんには300年の歴史があり、古くからそうめんの名で親しまれていることから、特別にそうめんとして正式に認められています。
半田そうめんは、夏は冷やして、冬はその太さからうどんのように温かい出汁つゆや釜玉で食べたりと、一年中使い勝手が良い一品。
コシが強く、歯ごたえモチモチ、のど越しはつるり。
麺そのものの力が強く、小麦のうまみがしっかり感じられるので、シンプルにいただくのが一番です。
戦後の屋台ラーメンがルーツと言われる徳島ラーメンは、豚骨と鶏ガラベースのスープに、甘辛く味付けされた豚バラ肉と生卵のトッピングが特徴のご当地ラーメンです。
新横浜ラーメン博物館に期間限定で「中華そばいのたに」が出店したことから、徳島ラーメンの名が知られるようになりました。
現在主流となるのは濃口醤油を使った濃厚な茶系スープで、他に鶏ガラや野菜に薄口しょうゆを使ったマイルドな黄系、薄口醤油、白醤油を使った白濁スープの白系の3系統のスープに分かれています。
特に茶系は甘辛豚バラに生卵という組み合わせから、すき焼きラーメンと呼ばれることも。
1988年にオープンした「王王軒」のラーメンをはじめ、徳島ラーメンの名店の味がそのまま自宅でも再現できるセットは、ラーメン好きな方へのお土産に一押し。
王王軒のラーメンは、鶏ガラと豚骨を独自の黄金比率でブレンドし、じっくり時間をかけて炊き出した濃厚スープが絶品です。
合わせて読みたい: すき焼き風ラーメンって?徳島ラーメンの人気店13選
「みまから」は、徳島県美馬地方に伝わる「みまから唐辛子」を輪切りにし、ごま油で煎り、醤油・鰹節などで風味を増した薬味です。
激辛薬味として、秘密のケンミンショーをはじめ様々なメディアで取り上げられ、一層注目を集めるようになりました。
鍋物、ラーメン、うどん、冷や奴、チャーハン、カレーライス、おでんなど和洋中どんな料理にも合い、旨味と刺激が楽しめます。
原材料となる「みまから唐辛子」は、糖度がメロン並みの14度あり、辛さはハバネロ級という珍しい特徴があり、辛いだけではなく美味しい唐辛子。
機械でカットすると繊維が壊れ、水分が多くなることで旨味も流れ出てしまうため、全て手作業でカットしています。
辛い物大好きという方へのお土産にいかがでしょうか。
最後にご紹介するのは、徳島といえばで必ず名前が挙がるお土産。
たっぷりサイズなので、ご自宅用もおすすめです。
徳島を代表する産物の1つ、鳴門金時。
実は徳島市、鳴門市、板野郡で生産されたものしか「鳴門金時」を名乗ることはできません。
温暖で降水量が少ない気候と、海のミネラルをたっぷり含んだ砂地が美味しい鳴門金時を育てます。
中でも鳴門市里浦産の「里むすめ」は、厳しい品質基準を満たしており、鳴門金時の最上級ブランドと言われています。
美しい黄金色の果肉は、糖度が高くホクホクとした栗のような食感が特徴。
焼き芋の他、煮物や天ぷら等の料理、お菓子にアレンジしても美味しいと評判です。
徳島県名産のすだちは、古くは万葉の昔から徳島の地に自生していたとされ、1960年代に商業生産が本格化し、1980年代にはみかんの転換作物として生産が拡大し、現在は国内生産量の90%を超える圧倒的なシェアを誇っています。
徳島県のすだちは、きりっとした酸味と爽やかな香りが特徴で、緑の宝玉とも呼ばれるほど。
すだちの実はレモンを上回る豊富なビタミンCを含み、果汁はもちろん、果皮も薬味に重宝されています。
焼き魚や肉料理に少し絞るだけで、独特の風味と香りが素材の味を引き立てて食欲をアップ。
焼酎やお酒、炭酸飲料などにも相性が良く、特に夏場にはすっきり爽やかな風味と香りが夏バテ防止に最適です。
徳島県ではすだちの加工品が多くあり、お土産におすすめ。
季節が合えば露地物の旬のすだちをお土産にするのも良いですね。
世界最大規模と言われる鳴門のうず潮を生み出す激しい激流の中で育った鳴門わかめ。
鳴門は、三陸に次ぐわかめの大生産地です。
激しい潮の流れという過酷な環境で元気に育った鳴門わかめは、硬すぎず、柔らかすぎず、シコシコした歯ごたえと風味の良さが特徴です。
鳴門で養殖されるわかめは、約1年かけて育てられ、2月~3月に収穫される新わかめは特に美味しいと言われています。
自然の恵みをたっぷり受けた鳴門わかめは、食物繊維、カルシウム、カリウムなどのミネラルが豊富。
生わかめはさっと湯通しして、わかめのしゃぶしゃぶ、わかめサラダ、酢の物などで食べるのがおすすめです。
もちろんお味噌汁にも最適で、誰にでも喜ばれる徳島土産の1つと言えます。
たくさんある徳島の名産品の中から、お土産におすすめの品をご紹介しました。
お手頃なお値段で、スーパーや空港や駅構内、観光スポットのお土産屋さんで購入できるものばかりなので、ぜひお土産選びの参考にしてください。
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最終更新日 : 2023/10/11
公開日 : 2022/01/19