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1. フォーシーズンズ ホテル アレキサンドリア アット サン ステファノ(Four Seasons Hotel Alexandria at San Stefano)
2. ヒルトン アレクサンドリア コーニシュ(Hilton Alexandria Corniche)
3. シュタイゲンベルガー セシル アレクサンドリア ホテル(Steigenberger Cecil Alexandria Hotel)
アレキサンドリア(Alexandria)は、首都カイロに次ぐエジプト第2の都市です。
エジプトにはルクソールやアスワンなど考古学的に重要な都市が多く点在していますが、アレキサンドリアの存在も忘れてはいけません。
現在、首都として親しまれるのは「アフリカ最大の都市」でお馴染みのカイロ(Cairo)ですが、紀元前4世紀頃にはこの地にプトレマイオス朝の首都が置かれていました。
プトレマイオス朝は全15代、約300年に渡ってエジプト全土を支配したエジプト最後の王朝です。
かつては、地中海における芸術と学問の中心地として絶大な存在感を誇ったとされています。
約5,000年におよぶ古代エジプトの歴史を辿るなら、アレキサンドリア観光は欠かせません。
「アレクサンドリア」という名でも親しまれていますが、本記事では『アレキサンドリア』に統一してご紹介します。
エジプトといえば砂漠やピラミッドをイメージする人が多いかもしれませんが、この街は少し異なります。
「地中海の真珠」とも称される美しい街並みはどこか西洋的で、まるでヨーロッパに居るかのよう。
中東ならではの独特な雰囲気とギリシャ・ローマ時代の建造物がなんとも不思議な空間を醸し出しています。
夏はビーチを目当てに訪れる多くの観光客で賑わいます。
砂漠と地中海を一度の旅行で楽しめるだなんて、なんとも贅沢です。
古代と近代が交錯する独特の風情を味わいながら、街を散策してみませんか?
アレキサンドリアは今から約2000年以上さかのぼる、紀元前332年に建設されました。
古代エジプトの歴史には「ファラオ」と呼ばれる王の存在が欠かせないのですが、アレキサンドリアは古代ギリシャの王・アレクサンドロス大王による征服をきっかけに築かれたとされています。
ヨーロッパ系民族による新たな都市造りは、エジプトにとって画期的なものでした。
そのため、この都市は国内でも他にはない魅了を持つのが特徴です。
以降、アレクサンドリアはエジプトに創建されたプトレマイオス朝の首都となり、ヘレニズム文化の中心都市として大きく発展することに。
アレクサンドリアに現在残る劇場などの建造物は、この時代に造られたものです。
イスラム文化がすっかり浸透するエジプトですが、アラブ民族が流入したのは5世紀半ば頃で意外と最近なのです。
それから約1400年はトルコやフランス、イギリスといった様々な国による支配を受けたとされています。
このような歴史背景を踏まえてアレキサンドリアの街を歩いてみると、文化への理解が深まりますし、観光がより楽しくなりますよ。
アレキサンドリアはエジプト北部、首都カイロの北西約180kmに位置しています。
街の中心部には鉄道駅やバスターミナル、そして郊外には国際線が就航する空港があります。
市内では、路線バスおよび乗り合いバス(通称:マイクロバス)が頻繁に運行しており移動も便利です。
物価が安いので、タクシーや配車アプリなどを利用して観光するのも良いでしょう。
空の玄関口は、ボルグ・エル・アラブ国際空港(HBE)。
中東やヨーロッパを発着する国際線を利用するなら、アレキサンドリアに直接アクセスできます。
日本から移動する場合は、中東かヨーロッパの主要都市で乗り換え、もしくはカイロに一度アクセスした後、鉄道やバスを利用して移動するのがスムーズでしょう。
また、シャルム・エル・シェイクやフルガダなどの人気観光地への国内線も就航しています。
エジプトは国土が広大なので、長距離移動する際は飛行機を利用して時間を節約するのもおすすめです。
空港から市内中心部までの所要時間は、約60〜90分が目安。
最も快適な移動手段はタクシーですが、 エジプトバスが運行する空港シャトルバス(事前予約可)もあります。
【空港バスの運行情報(2022年9月現在)】
運行区間:ボルグ・エル・アラブ国際空港〜モウイフ・ゲディードゥ(長距離バスターミナル)
運行時間:1:00〜23:00
運行間隔:始発より2時間毎に1便運行
運賃:70EGP
所要時間:約1時間15分
カイロ〜アレキサンドリア間は、 エジプト国有鉄道(ENR)が運行する列車を利用して簡単に移動することができます。
アレキサンドリアの中心駅は「マスル(Misr)駅」。
所要時間は乗車する列車の種類にもよりますが、大体2〜4時間が目安です。
列車は長距離バスやタクシーに比べ足元のスペースが広いので、快適に移動したい人におすすめ。
チケットはオンラインでの事前予約、もしくは駅の窓口で直接購入できます。
座席は1等車または2等車から選択できますが、57〜130EGPが相場なので運賃はさほど変わりません。
【鉄道の運行情報(2022年9月現在)】
運行区間:ラムセス駅(カイロ)〜マスル駅(アレキサンドリア)
運行時間:6:00〜22:30
運行本数:1日 11〜12便
運賃:1等車 72.8〜130EGP/2等車 57.2〜104EGP
アレキサンドリアには、様々な都市からの直通バスが運行しています。
特に、カイロは片道3〜5時間の距離なので日帰りで移動する人も。
バス会社はWest And Middle Westや GO BUS など乗車する路線によって異なります。
運行ルートや時刻表、運賃などの詳しい情報は、各社の公式サイトでご確認ください。
また、多くのバスは郊外に位置する長距離バスターミナル「モウイフ・ゲディードゥ」に到着します。
市内中心部からは約5〜6km離れているので、配車アプリなどを利用して移動するのが理想です。
アレキサンドリアでは、配車アプリ「Uber(ウーバー)」を利用することができます。
もちろん一般的なタクシーもありますが、英語で行き先を伝えたり、事前に乗車料金を交渉したりなど色々と面倒なことが多いはず。
海外で使えるポケットWi-Fiや現地のSIMカードをお持ちなら、アプリを使ってスムーズに移動できるので、ぜひ活用してみてください。
また、海沿いの大通りを移動するなら乗り合いバスの利用も便利です。
主な乗り場はゴムホレーヤ広場やスィーディ・ガベル駅南口などいくつかありますが、多くの運転手は道端で手を挙げていると停車してくれます。
乗車料金は、なんと4EGP(約35円)。
乗車する際は念のため運転手に行き先を伝え、方角が合っているかどうか確認することをおすすめします。
乗り合いバスはとても安いので、節約派の一人旅でも気軽に利用できますよ。
アレキサンドリアへのアクセス方法を各種ご紹介しましたが、一人では自信がない方や、カイロからの日帰りでしか時間が取れないという方なら、カイロ発着のツアーがおすすめです。
ツアー名: クレオパトラが生きた歴史溢れる地中海の街☆アレキサンドリア終日観光ツアー<カイロ発着/日本語ガイド/昼食付き>
予約サイト: VELTRA
カイロの滞在ホテルまで専用車で日本語ガイドがお出迎え。
アレキサンドリアまでは約3時間の移動です。
到着後、アレキサンドリア国立博物館、カタコンベ、ポンペイの柱、カイトベイ(入場希望者は別途支払い)、シーフードの昼食のあと、カイロへ戻るという終日コースです。
知識豊富な日本語ガイドさんに、観光箇所はもちろんのこと、エジプトのリアルライフを色々と聞けるのもツアーの醍醐味ですね。
東西の文化が交差するアレキサンドリアは、個性的な見どころが盛り沢山。
古代に築かれた街並みはアラブ人によって壊されてしまいましたが、ローマ劇場や凱旋門など重要な建築物は現存しています。
ここで取り上げるスポットはすべて1日で巡ることができますが、できれば時間をかけてゆっくりと観光するのが理想。
カイロから日帰りで行くことも可能なので、ぜひ足を延ばしてみてください。
また、ラマダン期間中は観光スポットの営業時間がかなり短くなります。
この時期にエジプトを訪れる方は、なるべく早めの時間帯に行動するようにしましょう。
※ラマダンとは、イスラム暦(1年が354日)の第9番目の月を指します。イスラム教徒は日の出から日没まで飲食を断ち、聖なる月を過ごします。
カイトベイは、アレキサンドリア観光に欠かせない定番の観光スポットです。
あまりにも有名な場所なので、最初に紹介していきます。
突然ですが、「世界の七不思議」をご存知でしょうか。
これは、古代ギリシャの数学者が当時地中海エリアに存在していた七つの巨大建造物を取り上げたものです。
エフェソスのアルテミス神殿やオリンピアのゼウス像をはじめ、エジプトではギザのピラミッドとアレクサンドリアの大灯台が含まれています。
重機が存在しない時代に巨大な建造物を築くのは、かなり大変であったに違いありません。
そもそも古代の技術だけでこのような建物を造るのは可能なのでしょうか。
ミステリーに包まれた世界の七不思議は、現代においても様々な憶測と議論を呼んでいます。
この要塞が建つのは、アレキサンドリアの西側に位置する岬の先端です。
実はこの場所、かつて「古代世界の七不思議」のひとつに数えられたファロス灯台の跡地にあるというのです。
それだけでもワクワクしてくるでしょう。
ファロス灯台といえば高さ120mを誇ったといわれる巨大な建築物ですが、8〜14世紀に発生した一連の地震で完全に崩壊してしまったため、現在は見ることができません。
しかしながら、要塞の建設には既に崩壊していた灯台の資材を使用したとされており、訪れる者の期待も膨らみます。
カイトベイの要塞が建てられたのは、15世紀後半のこと。
オスマン朝海軍への防衛を目的に築かれたのがはじまりで、その名はマルムーク朝のスルタン・アシュラフ・カイトベイに由来しているのだそう。
創建当初の建物は1882年にイギリス艦隊よる砲撃によって破壊されてしまい、それから長らくは廃墟として放置されていたといいます。
現在見られる建物は、19世紀以降に復元されたものです。
要塞は3層構造で堅固な外壁に囲まれており、独特な重厚感が漂います。
内部は軍事博物館として一般公開されており、自由に見学することができます。
1階はとても広々としていて、上の階に行くにつれて徐々に狭くなっていく造りをしています。
窓の外にはアレキサンドリアの街並みと海を眺める絶景が広がっているので、ぜひ覗いてみてくださいね。
住所 : As Sayalah Sharq, Qesm Al Gomrok,Alexandria
マップ : Googleマップ
アクセス :
定休日 : なし
営業時間 : 8:00〜17:00
料金 : 60EGP
プトレマイオス1世が紀元前3世紀頃に築いたといわれる図書館です。
たかが図書館と思われるかもしれませんが、されど図書館。
アレキサンドリア図書館は単に長い歴史を有するだけでなく、古代において世界最大規模を誇ったといわれる有名な施設なのです。
現在見られるのは今世紀に復元されたものですが、それでも十分訪れる価値があります。
あまりに有名なので、ひと目見ようとアレキサンドリアを訪れる人もいます。
斬新な建築スタイルは、エジプトの太陽をイメージしているのだそう。
入館するにはチケットが必要となるので、まずはゲートの手前にある売り場に立ち寄りましょう。
施設は大きく分けて「図書館・国際会議場・プラネタリウム」の3エリアで構成されています。
図書館は11階建てで、総床面積はなんと東京ドーム約1.8個分の規模に及ぶのだとか。
内部はいくつかのフロアを共有する設計で、開放感に溢れています。
数十万冊におよぶ蔵書の中には、日本語で書かれた本もあります。
現代ではモダンな施設としてすっかりお馴染みとなりましたが、そこはヘレニズム時代における学問の中心地。
幾何学の父として名高いユークリッドが通い、歴代の著名な言語学者などが館長を務めた伝説の地を訪れて、古代のアレキサンドリアに想いを馳せてみませんか?
住所 : Al Azaritah WA Ash Shatebi, Bab Sharqi, Alexandria
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : +20 3 4839999
定休日 : なし
営業時間 : 【平日】10:00〜19:00【金曜】14:00〜19:00【土曜】12:00〜16:00
料金 : 70EGP
公式サイト : アレキサンドリア図書館
アレキサンドリアを代表する古代遺跡といえば、ローマ円形劇場。
エジプトに現存するローマ劇場としては、唯一の存在です。
ローマ劇場というと、何となくヨーロッパの観光地をイメージしてしまうかもしれません。
エジプト国内で古代ギリシャ・ローマ時代の遺跡が見られるだなんて意外ですよね。
こちらの遺跡では劇場だけでなく、ローマ時代の邸宅や大浴場の跡も見ることができます。
建造年代は2〜4世紀頃と、今から約1500年以上さかのぼります。
発見されたのは1964年ですが、周辺一帯は現在も発掘調査が続けられているのだそう。
中でも圧倒的な存在感を放つのが、ローマ時代に築かれた円形劇場です。
600人あまりの観客を収容するコンパクトな造りではありますが、かつての繁栄ぶりを偲ぶには十分ではないでしょうか。
座席は大理石で造られており、実際に腰を掛けて見ることもできます。
現在では見られませんが、当時は屋根も備えていたのだそう。
劇場の正面左手へ進むと、ローマ式の共同浴場および邸宅跡が見えてきます。
特に敷地の北側には美しいモザイクが多く残り、当時の華やかな生活の様子がうかがえます。
こちらは劇場の北側に位置するバーズヴィラ(Villa of the birds)という建物です。
その名の通り、鳩や孔雀、オウムなど鳥をモチーフにした美しいモザイク画が展示されています。
周辺にはその他にも見応えのあるモザイク画がいくつかあるのですが、保存状態が良いので普段アートにあまり馴染みがないという人でも楽しめるでしょう。
また、入口付近は屋外博物館になっているので、こちらもお見逃しなく。
これらはアレキサンドリア沖の海底から発見されたものです。
かつて地中海で最も重要な都市の1つとされたアレキサンドリアですが、多くの歴史的遺物は1600年頃に発生した地震により沈んでしまったといわれています。
展示物はスフィンクスやオベリスクなど様々。
「海に沈む古代都市」というだけでも、歴史好きの心をくすぐるものがあります。
住所 : Ismail Mahana Road, Kom Ad Dakah Gharb, Alexandria
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : +20 3 3902904
定休日 : なし
営業時間 : 8:00〜17:00
料金 : 80EGP
ポンペイの柱は、アレキサンドリア市内中心部より南へ約2km離れた場所にある古代遺跡です。
小高い丘の上に佇むコリント式の円柱は、高さ約30m・周囲9mを誇る巨大なもの。
この遺跡の正体については諸説ありますが、ローマ時代のものであるというのは確かなのだそう。
ちなみに、最も一般的とされているのは「かつてこの地に存在した神殿または図書館を構成していた柱のうちの1本」という説です。
そうというのも、この辺りでは紀元前に建造された神殿を含む遺跡群が出土しており、その一部なのではないかとされています。
これはプトレマイオス朝時代に信仰されたセラピス神に捧げられたもので、2世紀末頃にキリスト教徒によって破壊されました。
もう一つは、ローマ皇帝・ディオクレティアヌス帝が建てた図書館の柱であるという説。
あくまでも仮説に過ぎませんが、これが本当なら当時存在した柱の数はおよそ400本に及びます。
いずれにせよ、とても古い建造物の一部であることが分かりますね。
独特の赤色を帯びた花崗岩はエジプト南部のアスワンで採掘されたものなのだそう。
ギザにあるクフ王のピラミッド内で発見された棺にも同じ種類の石材が使用されています。
すぐ目の前に並ぶのは、近くから出土したといわれる2体のスフィンクスです。
柱のすぐ近くには巨大なスカラベが控えているので、ぜひ探してみてください。
住所 : Al Karah WA at Toubageyah WA Kafr Al Ghates, Karmouz, Alexandria
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : +20 122 943 7357
定休日 : なし
営業時間 : 9:00〜16:30
料金 : 80EGP
ポンペイの柱から7分ほど歩いた場所には、カタコンベという古代の共同墓地があります。
カタコンベは一般に2世紀から5世紀頃まで、初期キリスト教徒を中心に使用されたと考えられています。
エジプト国内にはカタコンベがいくつか存在するのですが、こちらのカタコンベは国内でも最大級の規模を誇るのだそう。
内部は大きく分けて3つの層で構成されており、中心部を囲むようにらせん階段が設けられています。
通路は地下へと進むにつれて徐々に狭くなっていくので、訪れる際は混雑する時間帯を避けるのがおすすめです。
地下へ辿り着くとご覧のような空間が現れます。
周辺には複数の埋葬室があり、まるで迷路のよう。
特に、美しいファサードを有する主墓室は必見です。
入口の横にある一対の柱は、蓮やアカンサスの葉などの装飾で覆われています。
蓮は古代エジプトにおける「再生・永遠の生命」の象徴であり、エジプト各地にある遺跡の壁画や彫刻にもよく用いられています。
一方、アカンサスの葉は古代ギリシャ時代の建築・コリント様式によく見られる装飾スタイル。
このことからアレキサンドリアのカタコンベには、古代エジプトとグレコ・ローマン時代の様式が混在することが分かります。
内部も豪華絢爛そのもので、3方向にそれぞれ異なる壁画が施されています。
住所 : Carmous, Alexandria, Egypt
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : +20 3 3936825
定休日 : なし
営業時間 : 9:00〜16:00
料金 : 80EGP
最後にご紹介するのは、モンタザ宮殿です。
この宮殿は19世紀にムハンマドアリー朝のアッバース2世によって建造されたもので、かつて王家の別荘として使用されていました。
おとぎ話に登場するような美しい建造物は、オスマンおよびビザンチン帝国による2つの建築様式を取り入れたもの。
2022年5月現在、内部は一般公開されておりませんが外観だけでも十分見る価値があるでしょう。
敷地はとても広く、正面ゲートから宮殿までタクシーを利用する人の姿も見受けられます。
ゆっくりと歩いても約15〜20分で辿り着くので、ちょっとした散歩気分を味わいながら観光を楽しむのも良いでしょう。
その他にも、敷地内にはカジノを併設したホテルやビーチ、モスクなど様々な施設があります。
エジプト王室が夏の別荘として使用していた敷地に宿泊できるだなんて、まさに夢のような体験。
園内にはマップや案内標識が設けられているほか、スマートフォンの地図アプリなどでも居場所を確認することができます。
筆者が訪れた際は整備工事を行っている最中で、舗装されていないエリアがいくつか見受けられました。
宮殿以外にも、色々な見どころを巡るなら歩きやすい靴で行くことをおすすめします。
園内をゆっくりと散策するなら、約90〜120分の滞在時間を見込むのが理想。
アレキサンドリア中心部からは少し離れていますが、閉園時間が遅いので夕暮れ時に訪れることも可能ですよ。
住所 : Al Mandarah Bahri, Qism El-Montaza, Alexandria
マップ : Googleマップ
アクセス :
定休日 : なし
営業時間 : 8:00〜24:00
料金 : 25EGP
アレキサンドリアで泊まるなら、海岸通り(コルニーシュ)に面したホテルがおすすめ。
アレキサンドリアの海は、夏休みシーズンになるとカイロをはじめ、周辺の町や村から驚くほどの人々が押し寄せて、ビーチは人で溢れかえります。
海水浴が目的の一つならば、プライベートビーチがあるホテルを選びましょう。
また、観光目的であっても、エジプトの中級~格安ホテルは衛生面やサービス面にかなりリスクがあるので、4つ星以上のホテルをおすすめします。
政変で何度も観光がストップしているエジプトでは、4つ星ホテルでもメンテナンスができていない、老朽化しているホテルも多いので、予約サイトの口コミなどをしっかり参考にしてくださいね。
「フォーシーズンズホテルアレキサンドリア」は、アレキサンドリアの最高級ホテル。
コルニーシュ沿いにあり、プライベートビーチ、2つのプール、7つのレストラン、フィットネスジム、スパなど充実した設備と、一流のサービスが特徴です。
喧騒のアレキサンドリアの街の中から一歩ホテルに入るとそこは優雅な別世界。
エジプトは欧米諸国に比べると、5つ星ホテルの料金が安めなので、憧れのフォーシーズンズホテルに宿泊するチャンスです。
総客室は118室、フォーシーズンズらしい上品な色味と落ち着いたデザインが、アレキサンドリアの青い海に良く合います。
眺望はシティビューとオーシャンビューがあるので、せっかくなら奮発してオーシャンビューのお部屋をぜひ堪能してみてください。
サンステファノ・グランドプラザモールと直結しているので、ちょっとしたお土産選びにも便利です。
住所 : 399 El-Gaish Rd, San Stefano, El Raml 1, Alexandria
マップ : Googleマップ
電話番号 : (03)5818000
チェックイン/チェックアウト : 15:00〜24:00/12:00
公式サイト : フォーシーズンズ ホテル アレキサンドリア アット サン ステファノ
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
「ヒルトン アレクサンドリア コーニシュ」は、その名の通りコルニーシュ沿いに建つ人気ホテルです。
5つ星ホテルにしては比較的リーズナブルで、ホテル自体もカジュアルな雰囲気があります。
小さめですが、インフィニティプールがあり、地中海を眺めながらのプールタイムが楽しめます。
広めのプライベートビーチもあるので安心です。
アレキサンドリアには、「ヒルトンアレクサンドリアグリーンプラザ」というショッピングモールに直結したヒルトンホテルもあり、海からは離れているので予約の際は注意してください。
客室からの眺望は、シティビュー、パーシャルオーシャンビュー、オーシャンビューがあり、やはりおすすめは真正面に地中海が臨めるオーシャンビュー。
必要なものは全てそろっている客室は安心のヒルトンクオリティです。
ホテル1階のティーサロン「La Gourmandise Salon De The 」では、本格的なフレンチスタイルのペイストリーや軽食が味わえるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
住所 : 544 El Geish Road, Sidi Bishr Alexandria
マップ : Googleマップ
電話番号 : (03)5490935
チェックイン/チェックアウト : 15:00〜/12:00
公式サイト : ヒルトン アレクサンドリア コーニシュ
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
1929年に創業された「セシルホテル」は、イギリスの小説家ウィリアム・サマセット・モームや、チャーチル元首相をはじめ、世界各国の著名人に愛されてきた老舗ホテルです。
長きに渡りソフィテルホテルの系列として営業していましたが、2014年からシュタイゲンベルガーの運営に変わり、改装もされ、特にサービスなどのソフト面が格段に良くなりました。
古き良き時代という言葉がしっくりくる、そんなクラシカルなホテルは雰囲気抜群です。
82室のゲストルームと、3室のスイートルーム。
クラシカルなデザインで、落ち着いた雰囲気です。
シティビューと、オーシャンビューがあるので、ホテル予約サイトで確認してください。
1つ難点を言うと、プライベートビーチを持たないので、観光メインの方におすすめのホテルです。
住所 : 16, Saad Zagloul Square Raml Station Alexandria
マップ : Googleマップ
電話番号 : (03)4877173
チェックイン/チェックアウト : 15:00〜/12:00
公式サイト : シュタイゲンベルガー セシル アレクサンドリア ホテル
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
西洋の趣漂う港湾都市・アレキサンドリアの見どころをご紹介しました。
この街は エジプトにありながら、他とは異なる風情を感じられるのが魅力。
喧騒に満ちたカイロとは対照的に、落ち着いた雰囲気に包まれながらゆっくりと過ごしたい方におすすめです。
カイロから日帰りで訪れることも可能なので、時間に余裕のある方はぜひ足を伸ばしてみてください。
※カイロ観光の関連記事: エジプトの首都「カイロ」のおすすめ観光スポット27選!定番から日帰りで行ける人気観光地まで
最終更新日 : 2023/03/20
公開日 : 2022/06/03