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英国村は、京都府亀岡市に位置しています。
のどかで自然に囲まれたところに、突然西欧の雰囲気漂う街並みや門が現れ、まるで魔法の世界に迷い込んだかのように感じられます。
英国村のモデルは、イギリスのコッツウォルズ地方。
はちみつ色をした小さくて背の低い建物が並ぶ、ファンタジックな村があちこちに点々としているエリアです。
英国村は、コッツウォルズのノスタルジックな暮らしへのあこがれから、「ドゥリムトン村」として誕生したのが始まりです。
13年にもおよぶ期間をかけて、手づくりでコツコツと育てあげられてきました。
2022年には「ドゥリムトン村」から「英国村」へとリニューアル。
新たなエリアや新コンテンツなども増えており、ますます目が離せない人気スポットとなっています。
エリア内にはホテル・ドゥリムトンヴィレッジを中心に、湖やガーデン、教会が。
まるで本物の村かのように、パブやガレージ、散髪屋、アンティークショップを模した建物が並びます。
筆者はロンドンに少しだけ住んでいたことがあるのですが、英国村に訪れた瞬間、コッツウォルズの思い出が蘇りました。
「ここはイギリス?」と思ってしまうほど、細部までこだわりが見られます。
※コッツウォルズの関連記事: ハリーポッターのロケ地!童話のような街並みが可愛いイギリス・コッツウォルズの見どころを一挙紹介
英国村へのアクセスは、電車とバスまたはタクシー、車の3パターンです。(JR亀岡駅または阪急池田駅からの送迎バスは現在運休中)
アクセス方法の詳細を、それぞれ見ていきましょう。
最安値は、JR亀岡駅から「亀岡市ふるさとバス」に乗る方法です。
バスの本数が1〜2時間に1本程度のため、事前に 時刻表 をチェックし、行き・帰りの時間を決めておきましょう。
なお、大阪府の阪急池田駅から向かう方法もありますが、最寄りバス停より45分程度歩く必要があるため、あまりおすすめはできません。
バスの代わりにタクシーで向かう場合も、JR亀岡駅からがベストです。
料金は、片道約3,800円(税込)です。
自動車で向かう場合は、京都縦貫自動車道または新名神高速道路から向かいましょう。
英国村の駐車場は120台分スペースがあり、1台1,000円(税込)で駐車可能です。
英国村は、エントランスより手前の無料エリアを除き、入場料(入村料金)がかかります。
また宿泊エリアへ入るには宿泊が必要です。
入村料金と宿泊料金についてまとめて紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
入村には多様なプランがあるため、人数や目的に合わせて選びましょう。
※すべて税込価格です
宿泊料金は、シーズン・曜日によって異なります。
目安は、2人1部屋で40,000〜80,000円(税込)ぐらいと考えておきましょう。
なお料金には入村料・駐車料が含まれ、宿泊者はすべてのエリアへ入れます。(宿泊ゾーンは宿泊者以外立ち入り禁止)
宿泊の予約は、 公式サイトに記載 の予約サイトをチェックください。
住所 : 京都府亀岡市西別院町柚原水汲12番地
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0771-27-3004
定休日 : なし
営業時間 :
料金 :
公式サイト : 英国村
広い土地を持つ英国村では、様々な楽しみ方ができます。
主な楽しみ方と見どころについてご紹介します。
通常、有料で入場または宿泊をして楽しむ英国村ですが、無料エリアもあります。
「入村する時間はない」「まずは気軽に楽しんでみたい」という人でも英国気分を味わえるよう、エントランスより手前に無料のスペースを設けているんです。
エリアには、ミニチャペルやガーデン、パブなどがあります。
無料といえど、とても本格的なイギリススタイルの建物なので、写真撮影だけに立ち寄る人もたくさんいるそうです。
無料エリアは公園という扱いになっているため、お弁当を持ち込んで食べることも可能です。
小屋の前にあるテーブル・椅子に座れば、まるでイギリスの自宅の庭で食事をしているような気分に浸れますよ。
エントランス横にある「マリーズパブ」の内部でお弁当を食べてもOK。
お弁当以外にも、レストランでテイクアウトメニューを注文して、パブやガーデンで食べることもできるんです。
イギリス本場のパブさながらの外観・内観は、イギリス好きにはたまりません。
スコーンやイングリッシュブレックファストティーなど、イギリスらしい食べ物を持ち込んでみてはいかがでしょうか。
2023年には、展望台が新設されました。
まるでお城の砦や見張り塔のような展望台からは、英国村全体を見渡せます。
こちらが、実際に登って見た景色。
今回筆者は秋口に訪れましたが、春先だとさらに花々が咲いて綺麗だそうです。
時間があるなら、ぜひ入村して有料エリアを満喫しましょう。
エントランスを進んだ先にあるお土産ショップにて、入村料を支払います。
お土産ショップのカウンターが英国への入国審査所という設定で、旅行気分がさらに高まります♪
有料エリアは、湖水地方を思わせる湖をぐるりと散歩しながら、はちみつ色をしたかわいらしい建物や自然を感じられます。
Bibury(バイブリー)のように、実在するコッツウォルズの村を模した看板も。
実際にピザを焼くプランもある「ピザ釜付ガゼボ」もあります。
英国村は子連れにもおすすめなスポットです。
広々と走れるだけでなく、木馬やブランコのような子ども用の遊具もあります。
フォトジェニックな英国村では、コスプレなどでの記念撮影も歓迎しています。
実際に筆者が訪れた際も、コスプレ姿で楽しそうに撮影をしている人たちがいました。
カメラなど機材は自身で用意する必要があるものの、着替えやメイクを行う更衣室も用意されているそうです。
撮影可能時間は指定があり、10:00〜12:00と16:00〜18:00となっています。
詳しくは 公式サイト を確認ください。
より英国旅行気分を味わうなら、レストランでイギリス名物を堪能しましょう。
エントランス(お土産ショップ)と出ると、目の前に見えるのが「PONT-OAK Tearoom Restaurant」です。
注文方法は、お土産ショップにて入村と一緒に注文・支払いをします。
支払いを済ませたら伝票を受け取り、レストランで店員さんへ伝票を渡してくださいね。
中に入ると、部屋が二手に分かれます。
イギリスらしいタータンチェックのテーブルクロスがおしゃれな部屋には、貸切できるレンタルステージも。
もう一方の部屋はよりアットホームな雰囲気で、道に面したカウンターから村を眺められます。
好みのお部屋を選んだら、着席して食事が届くのを待ちましょう。
食事メニューは、食事セットと単品から選べます。
<単品メニュー>
<食事セット>
※すべて税込価格です
筆者たちはザ・イギリスな「フィッシュアンドチップス」「ローストビーフ」を単品で注文。
フィッシュアンドチップスはサクサクッとしていて油の重たさもなく、ぺろりとたいらげてしまいました♪
ローストビーフも、お肉がやわらかく、食べ応えがあります。
イギリスのお隣・アイルランドの名物「ギネスビール」もありました。
本場のお酒が楽しめるのも嬉しいですね。
また英国といえば「ティー文化」でしょう。
食後は、ティーを飲みながら、ゆっくりと洋書を読んでみるのもおすすめですよ♪
天気のいい日には、ピクニックプランをチョイスしてみてはいかがでしょうか。
英国村では、英国の風景に囲まれながら、アフタヌーンティーまたはバーベキューができるピクニックプランがあります。
レストランでピクニックバスケットを受け取ったら、専用ガーデンや村の中のテーブルでピクニックスタートです!
なお、秋冬の寒い季節には、専用ガーデン以外に室内の個室でもピクニックを楽しめます。
場所は、村にある教会やパブ、コテージのリビング、ガレージなど14箇所から、金額・人数にあわせて選択が可能。
メニューはその時々で異なるため、 公式サイト より確認ください。
事前に WEB予約 することも可能です。
筆者のおすすめは、英国ならではのスコーン。
マーマレードジャムとクロテッドクリームが合っていて、スコーンもサクサクです。
余談ですが、レストランのお手洗いに貼られた英国人教師の方の手紙に「こんなに美味しいスコーンをどうやって作ったの?(意訳)」と書かれていたので、英国人お墨付きといっても過言ではないでしょう。
英国村を目一杯堪能するなら、ホテル「ドゥリムトン・ヴィレッジ」へ宿泊しましょう。
コテージタイプのB&Bは室内も凝った内装で、ファンタジーのようなカントリーサイドの英国生活に浸れます。
タータンチェックのベッドリネンに猫足バスタブ、朝食は伝統的なイングリッシュブレックファスト。
さらに、宿泊者しかいない庭でアフタヌーンティーセットまで味わい尽くせます。
予約や詳細は、 こちらのページ を確認しましょう。
宿泊ゾーンではビレッジウェディングもあります。
メイクやカメラマンの予約もでき、貸し切って挙式が可能です。
小さなチャペルで式を挙げたら、レストランで披露宴、そしてパブで二次会の後、コテージで夜を過ごす…という最高の一日が過ごせるでしょう。
予算やプランについては、直接 ホテルに問い合わせ ください。
「日帰りだけど宿泊ゾーンも見てみたい」という人には、村内のガイドツアーがおすすめ。
宿泊棟やB&B(ベッドアンドブレックファスト)、パブ、チャペルをガイドさんの話を聞きながら見学できます。
1人あたり、入村料にプラス1,000円(税込)で申し込みが可能です。
開催は1日に二回、朝の部と昼の部があります。
ただし、当日に開催されるかどうかはお土産ショップにて確認しましょう。
詳細は公式サイトの こちら をチェックくださいね。
ショッピングもまた、英国村での楽しみ方の一つです。
エントランスからつながるお土産ショップでは、イギリスから輸入されたたくさんの品が販売されています。
ブレックファストティーやアールグレイなどの茶葉や、アプリコットジャム、スコッチウィスキーなどの食品から、エプロンやマグカップ、トートバッグまで。
ショートブレッドやスコーン、パウンドケーキなど、帰りの車やお家で食べられるイギリス名物も揃っています。
その他、有料エリアにはアンティークショップやレトロなファッションショップも。
週末になるとオープンし、村の道にアンティークの椅子や家具などが並びます。
ヨーロッパの蚤の市風のイベントを楽しむなら、ぜひ週末の天気のいい日を狙って訪れてみてくださいね。
英国村なら、日本にいながら英国旅ができます。
広い敷地には、コッツウォルズの街並みや美しい湖畔、アンティークショップ、パブなどが並び、レストランではおいしいイギリス名物に舌鼓。
B&Bのドゥリムトン・ヴィレッジに宿泊すれば、さらに英国の田舎生活に浸れることでしょう。
家族やカップル、または友達と英国風コスプレをして、非日常を楽しんでみてください。
住所 : 京都府亀岡市西別院町柚原水汲12番地
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0771-27-3004
定休日 : なし
営業時間 :
料金 :
公式サイト : 英国村
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最終更新日 : 2024/07/23
公開日 : 2024/01/18