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大涌谷（おおわくだに）は、神奈川県箱根町にある箱根火山の火山性地すべりによる崩壊地形。
箱根火山の中央火口丘である冠ヶ岳の標高800mから1000mの北側斜面にあり、地熱地帯で活発な噴気地帯でもある。箱根火山に多数有る噴気地帯の中では最大規模のものである。
大涌谷は温泉で有名な神奈川県の 箱根にある観光名所 です。
常にもくもくと湧き上がる噴煙と、一つ食べるごとに寿命が7年伸びると言われている黒たまごが有名。
外国からの観光客も多く非常に人気のスポットなのですが、火山活動の影響で立入禁止区域が設定されていることがままあります。
今回、TABI CHANNEL 編集部が取材に行った際にもハイキングコースや自然研究路は閉鎖されていました。
なお、立入禁止は観光地の自主的なものではなく、災害対策基本法に基づいて市区町村が決定しているものです。
大涌谷へ向かわれる際には、 神奈川県のホームページ にも随時最新の情報が記載されているのでチェックしてみてください。
なお、一部に立入禁止区域が設定されている場合でも、時期によっては観光は可能ですし、現地のレストランやお土産店も営業しています。
逆に、火山活動が特に活発な時期にはロープウェーが動いていなかったり、動いていても駅の外に出ることすら出来ません。
観光が可能かどうか判断するには ロープウェーの運行状況 を見ると良いでしょう。
立入禁止区域が広くロープウェーすら動いていない…といった状況では旅行は延期にするか他の観光地を優先するのが賢明かもしれません。
大涌谷にはロープウェーの駅があります。
車で山頂まで行くことも出来ますが、せっかくなのでロープウェーの乗って上からの景色を楽しむのがおすすめです。
なお、ロープウェーは桃源台(芦ノ湖)⇔姥子⇔大涌谷⇔早雲山の4駅があり、桃源台からは箱根遊覧船(海賊船)に、早雲山からは箱根登山ケーブルカーと箱根登山電車に接続しています。
どれも乗り物や移動手段自体が立派な観光資源ですので、時間があれば是非乗ってみることをおすすめします。
なお、ロープウェーの料金は余り安くはありません…笑
車で来ていて雰囲気だけ味わいたい方は目的地の隣駅まで車で行って、そこからロープウェーに乗ることをおすすめします。
ちなみにどの駅にも駐車場が併設されていて、無料のところが多いですよ。
箱根ロープウェーの上からはもちろん、大涌谷の噴煙も眺めることが出来ます。
TABI CHANNEL の取材時は山上の駅周辺は観光客でごった返していました！
更に前述したように火山活動の影響で立入禁止になっている地域が多いのもあって、実はロープウェーに乗っているときが一番の写真撮影チャンスと言えるかもしれません。
ロープウェーに載って大涌谷駅に着いたら、早速黒たまごを食べに行きましょう！
名前もそのままに「大涌谷黒たまご館」です。
温泉卵はどこの温泉地でも見られますが、この際に温泉成分の鉄分が卵に付着することがあります。
卵の殻は気孔(小さい穴)が多いため成分が付着しやすいんです。
この鉄分が温泉地特有のにおいの元である硫化水素と反応して黒色の硫化鉄になります。
ですので条件さえ揃えば、大涌谷以外でも卵は黒くなります。
大涌谷には平安時代に弘法大師(空海)によってつくられたと言われている「延命地蔵尊」と呼ばれるお地蔵さまがあります。
その名の通り延命や長寿に加えて、子育てにも所縁のあるお地蔵様であり、これにあやかったというのが黒たまごの長寿伝説の由来です。
TABI CHANNEL取材時には立ち入り禁止区域に設定されていて、取材には行けませんでしたが、今でも延命地蔵尊は大涌谷に存在しています。
すぐそばには「神泉の湯」という温泉も湧いていますよ。
ちなみに寿命が7年伸びるという際の"7"は単純に言うと縁起がいいから。
七福神やラッキーセブンからわかる通り、今でも"7"が縁起のいい数字だという感覚は一般的ですよね。
名物黒たまごを食べ終わったら、山上からの絶景を楽しみましょう！
火山活動が落ち着いているときだと、もう少し噴煙地の近くにまで行って取材出来るのですが…
今回は駅や黒たまご館近辺からの景色をお楽しみください！
この日は幸いにも天気が良く、綺麗な富士山も拝むことが出来ました！
旅行と言えばやっぱりグルメ＆ショッピング！
ちょっぴりだけおすすめをご紹介します。
箱根観光の必見観光地大涌谷。
大自然の恵みを堪能出来ると同時に、厳しさを知れるスポットでもあります。
TABI CHANNEL 編集部が取材に行った際にも、立入禁止区域が多く全てのエリアを周ることは出来ませんでした。
追々再取材に行って追記出来ればと思いますのでお楽しみに！
なお、 箱根の観光取材の様子はこちら に随時アップしていきますので是非チェックしてくださいね！
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