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箱根の温泉をご紹介する前に、箱根とはどんなところなのかおさらいしておきましょう。
箱根は、行政上は神奈川県足柄下郡箱根町。
神奈川県 の南西部に位置し、 静岡県 と県境を接しています。
活火山・箱根山を中心とする連山に囲まれた険しい地形にあり、その火山活動によって形成された芦ノ湖、仙石原、大涌谷などの景勝地が存在します。
古くから東海道の要衝であり、「天下の険」と謳われた難所箱根峠のふもとには宿場や関所が置かれました。
また、近世以降は保養地・観光地として発展し、「富士箱根伊豆国立公園」に指定されました。
今では年間約2000万人の観光客が訪れる日本屈指の観光地となっています。
正月の風物詩・箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)の舞台としても知られています。
箱根は、古くは「函根」、もしくは「函嶺(かんれい)」と称していました。
急峻な地形で交通の難所であるにもかかわらず、交通の要衝として古来から重視されてきました。
標高846mに位置する「箱根峠」は重要な拠点であり、関東の名前はこの箱根峠の東にあることに由来します。
江戸時代になって東海道が箱根峠を経由するようになると、芦ノ湖畔に関所が設置されました。
諸大名の動きを警戒する「入鉄砲に出女」の言葉通り、幕府への反抗を厳重に監視することが目的でした。
そのような箱根も、関所が廃止された明治以降は急速に観光地化が進んで、交通アクセスも格段に向上しました。
箱根の玄関口・小田原駅より箱根登山鉄道も開通し、ロープウェイやケーブルカーも設置され、かつての「天下の険」は気軽に訪れることが可能な観光地となったのです。
まず知っておいていただきたいのは、箱根温泉という名前の温泉は存在しません。
詳細は後述しますが、箱根山カルデラ周辺に湧出する温泉の総称です。
山麓から山頂付近まで至る場所から温泉が湧出し、現在では20にも及ぶ温泉が存在します。
箱根火山は、約40万年前から火山活動が継続しているとされています。
変化に富んだ火山地形により多数の特徴ある泉質の温泉が湧出しており、泉質のバリエーションが豊富です。
例えば、大涌谷など火口に近いエリアでは硫酸イオンを多く含む「酸性硫酸塩泉」が主体となっており、麓の湯本温泉は「塩化物重炭酸塩硫酸塩泉(混合型)」が主体となっています。
主体となっているとは妙な表現かもしれませんが、同じ温泉地でも泉質が違ってくるのが、箱根の温泉の特徴であり、楽しみでもあります。
箱根温泉の泉質は混合型を含むため非常に多岐にわたりますが、基本的には下記7つの泉質に大別されます。
湯の特色も効能も異なってきます。
お好みの湯、あるいは湯治したい症状によって選択してみましょう。
この泉質の定義として、「泉温25℃以上、温泉水1kg中に含有成分が1000mgに満たないもの」が該当します。
肌触りが柔らかく、癖のないのが特徴です。
湯質によって、酸性単純泉・アルカリ性単純泉に区別されます。
主たる効能として、自律神経不安定症、不眠症、うつ状態など神経・精神的な症状に効果的です。
この泉質の定義として、「温泉水1kg中に含有成分が1000mg以上で、陰イオンの主成分が塩素イオンのもの」が該当します。
「熱の湯」とも称され、特徴として皮膚に塩分が付着するため、保温効果・循環効果があります。
きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症などに効果的です。
この泉質の定義として、「温泉水1kg中に含有成分が1000mg以上で、陰イオンの主成分が塩素イオンのもの」が該当します。
陽イオンの主成分により、ナトリウム-硫酸塩泉、カルシウム-硫酸塩泉、マグネシウム-硫酸塩泉などに分類されます。
きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症などの効果的です。
この泉質の定義として、「温泉水1kg中に総硫黄2mg以上含有するもの」が該当します。
単純硫黄型と硫化水素型に大別され、タマゴに似た特有の臭いは、硫化水素によるものです。
特徴としては殺菌力が強く、表皮の細菌やアトピー原因物質を取り除きます。
アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症などの皮膚疾患に効果的です。
この泉質の定義として、「温泉水1kg中に水素イオン1mg以上含有するもの」が該当します。
非常に殺菌力が強いことが特徴です。
酸性濃度が高いと肌にしみるため、皮膚粘膜の弱い人や高齢者は入浴しない方が無難です。
アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、表皮化膿症、糖尿病に効果的です。
この泉質の定義として、「温泉水1kg中に含有成分が1000mg以上で、陰イオンの主成分が炭酸水素イオンのもの」が該当します。
「美人の湯」とも称され、美肌効果および皮膚の角質を軟化する作用があります。
きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症に効果的です。
上記6種類の泉質に該当しない温泉を指します。
特徴や効能は都度説明してあります。
なお、上記泉質が混合した温泉は、ダブルの効果を期待できるかもしれません。
箱根温泉の効能については、上記の泉質による効能だけでなく、筋肉痛、胃腸機能の低下、高血圧など幅広い症状にも効果があると言われています。
また、発熱時など体力が低下している時の入浴は、かえって症状を悪化させる危険があるため避けた方が無難です。
上記に紹介した、神奈川県温泉地学研究所による温泉の泉質や適応症などの情報は、「温泉掲示プレート(愛称:Chocotto)」にわかりやすく説明してあります。
温泉の魅力をアピールする取組みの一環として作成されたもので、箱根地域にある多くの温泉施設に掲示されています。
泉質ごとに色分けされ、適応症状なども一目でわかるため、温泉施設に泊まった際にはぜひ参考にしてみてください。
箱根にある温泉は、江戸時代の頃「箱根七湯」として知られ、7つの温泉地が存在しました。
明治時代の観光地化に伴い、新たな温泉が続々と発見されて現在では「箱根二十湯」と呼ばれる20か所の温泉が湧出する「温泉天国」となっています。
箱根温泉の開湯は奈良時代の天平10年(738年)、釈浄定坊という僧侶により発見された自然湧出源泉「惣湯」と言われています。
箱根湯本温泉のはじまりです。
この惣湯は現在熊野神社境内にあり、今もなお現役の湯として使用されています。
その後、平安時代から室町時代初期にかけて「木賀温泉」や「芦之湯温泉」などの温泉が開湯しましたが、全国的な知名度は低い状態でした。
箱根の温泉が一躍有名になったのは天正18年(1590年)、豊臣秀吉による小田原攻めがきっかけだと伝わっています。
天下統一の総仕上げとして、全国から動員した兵力は20万人以上とされ、その長期滞在の慰撫のため温泉を推奨したと言われます。
底倉温泉には、秀吉は掘らせたと言われる「太閤石風呂」が残っています。
江戸時代になると、五街道・東海道の要衝にある温泉地として繁栄。
この頃から「箱根七湯」として知られるようになりました。
嘉永4年(1851年)に作成された温泉番付『諸国温泉功能鑑』には、前頭として七湯すべてがランクインされています。
徳川家光が将軍であった頃には、将軍への献上湯がたびたび行われていたようです。
明治時代以降、箱根登山鉄道の開通などにより、山頂付近までのアクセスが格段に向上すると、新たな温泉の開発が進みました。
その結果、「箱根七湯」から「箱根十七湯」、今では「箱根二十湯」にまで発展したのです。
奈良時代の開湯から江戸期に至るまでに存在していた、伝統のある七湯は下記となります。
今でも箱根温泉の繁栄を支えています。
箱根湯本温泉は、箱根の玄関口にある温泉です。
箱根で一番大きな温泉街となっており、駅前はとても賑やか。
開湯から1200年と最も歴史が古い温泉であり、箱根の尾根・湯坂山の自然湧泉がはじまりです。
湯量は多く、毎日約8000トンにも及びます。
隣の塔ノ沢温泉を含めて源泉数は79個存在し、湯質は肌に優しいアルカリ性単純温泉が中心です。
箱根湯本温泉の奥に存在する温泉で、賑やかな湯本と比べると落ち着いた雰囲気があります。
湯本温泉と泉質はほとんど変わりませんが、こちらの方が少しアルカリ濃度が高くなっています。
伊藤博文や天璋院ゆかりの温泉地です。
宮ノ下周辺は、明治以降に本格開発されたレトロな町並みが魅力です。
源泉は室町時代に発見されたと言われ、場所が熊野神社のお宮の下だったことが名前の由来となっています。
外国人保有地として開発されたたため、今でも外国人観光客も多い温泉です。
海外からの著名人も多く宿泊した老舗旅館・富士屋ホテルはこの温泉街にあります。
泉質は単純温泉、塩化物泉が中心です。
宮ノ下から早川渓谷の谷底を下った場所にある温泉です。
温泉を訪れるには、旅館私設の渓谷電車(ケーブルカー)に乗り換える必要があります。
都会の喧騒から隔絶した、秘境ムードたっぷりの温泉です。
室町時代の名僧・夢窓疎石が発見したと言われ、川端康成や松本清張も愛した秘湯です。
泉質は無色透明のナトリウム・塩化物泉が中心となっています。
南朝復興を試みた新田義貞の孫・義則がこの温泉で湯治中に殺害されたと伝わっています。
豊臣秀吉の小田原攻めの際には野営地が設置され、遅参した伊達政宗が幽閉された記録があるなど伝統ある温泉です。
秀吉が将兵のために開設した「太閤岩風呂」がありましたが、今は川の対岸から石碑の見学のみとなっています。
伊藤博文や初代文部大臣・森有礼にも愛された温泉ですが、今は旅館が1軒営業するのみです。
源平合戦の折り、源頼朝の家臣だった木賀吉成が白狐に導かれて発見されたと伝わっています。
江戸時代には将軍献上の湯とされ、子宝の湯としても知られていました。
一時衰退・消滅しましたが復活し、現在では旅館と日帰り温泉施設が存在します。
泉質は単純泉・アルカリ性単純泉、切り傷・神経痛・関節痛・冷え性に効くとされます。
箱根七湯では最も標高が高い場所に存在します。
鎌倉時代から湯治場として知られており、『諸国温泉功能鑑』では最上位を占める名湯でした。
箱根温泉では唯一の中性の硫黄温泉で、美肌の湯と評されることも多く、その他硫化水素型の硫酸塩泉などの多数の泉質を楽しむことができます。
姥子温泉は古くから知られた温泉です。
箱根七湯から場所が離れているため、七湯には加わっていませんが、この姥子温泉を含めて「箱根八湯」とよぶことがあります。
箱根カルデラの中央火口丘最高峰、神山の北西斜面に位置する温泉です。
標高900mほどの高い位置にあり、街道筋から離れていることもあって温泉街は形成されませんでした。
鎌倉時代以前から知られた名湯であり、一説によると坂田金時(金太郎)が母である山姥とともに発見し、眼病を治したことがはじまりとされています。
泉質は単純温泉、ナトリウム-硫酸塩泉などが中心です。
従来の箱根七湯(箱根八湯)に加えて、明治以降新たに開発された温泉を含めて「箱根十七湯」と呼ばれます。
リゾート施設・「小涌谷ユネッサン」で有名な小涌谷温泉~明治10年(1877年)より開発が始まりました。
古来「小地獄」と呼ばれていたが、明治天皇の行幸に際して、今の名前に改名されました。
泉質は単純泉・アルカリ性単純泉で、効能は神経痛・関節痛・冷え性に効くと言われます。
箱根にある温泉の中でも知名度は抜群です。
早雲山からの引湯により開発が始まり、明治末期から開発が本格化しました。
多くの源泉が掘削されているため、源泉ごとに泉質は多様なのが特徴です。
箱根登山鉄道の終着駅であり、保養所や高級旅館が立ち並ぶエリアとなっています。
昭和26年(1951年)に開発された温泉です。
この周辺は戦国時代から集落が存在し、箱根細工の名産地として知られていました。
箱根登山鉄道の大平台駅近くにあり、泉質は食塩泉です。
アジサイ、紅葉の名所として、名水の里としても知られています。
箱根の外輪山である明神・明星ヶ岳山麓にある温泉場です。
宮城野の名前は、『風土記』によると、村内に萩の自生が多く気候風土が奥州の宮城に似ていたことに由来します。
昭和35年(1960年)に開湯しています。
泉質はアルカリ性単純温泉、ナトリウム・カルシウム―塩化物・硫酸塩泉が中心です。
二ノ平は神山溶岩流の末端に位置する小さな台地です。
「彫刻の森美術館」が最寄りにあり、昭和38年(1963年)に開湯しています。
温泉施設は寮・保養所が主で、一般住宅と混在しているので温泉場の雰囲気には乏しいのが特徴です。
共同浴場「亀の湯」が存在します。
開湯は明治24年(1891年)と比較的古くから存在します。
箱根最北部・標高700mの場所にあり、一帯に点在する下湯、上湯、元湯場、俵石、仙石の5つの湯の総称です。
泉質は多種に渡り、大湧谷から引いた乳白色のお湯を楽しめる施設もあります。
駒ヶ岳の中腹の標高950mに位置し、箱根十七湯の中でも一番の高所にある温泉です。
自然湧泉から生じる「湯の花」が一面に広がる沢があり、日本で初めてその採取・販売が行われた場所でもあります。
明治23年(1890年)に開湯し、自然湧泉を利用した露天風呂が作られるようになりました。
泉質は硫黄泉で、乳白色の濁り湯が特徴です。
芦ノ湖南畔の元箱根、箱根地区を総称して芦ノ湖温泉と呼ばれます。
開湯は昭和41年(1966年)で、箱根では比較的新しい温泉地です。
この地域には源泉はなく、芦之湯方面からの引湯で成り立っています。
泉質は単純硫黄泉(硫化水素型)が中心です。
箱根十七湯のなかでは一番新しく、昭和62年(1987年)の開湯です。
そうといっても、元々は上記芦之湯温泉と合わせて「元箱根温泉」と呼ばれていたものが分離独立したものです。
泉質は単純温泉、カルシウムー硫酸塩が中心です。
西武・プリンスホテル系列のリゾート施設「箱根園」が運営しています。
上記箱根十七湯に、下記3つの温泉を加えて「箱根二十湯」の完成です。
箱根を代表する観光スポット・大湧谷にある温泉です。
この大涌谷を温泉として利用したのは、江戸・享保期にまで遡りますが、本格的に利用され始めたのは昭和に入ってからです。
典型的な造成温泉(人口温泉)であり、現在の日利用量は約5000㎥~大部分は火山性水蒸気から形成されています。
宿泊施設はなく、今では元湯場、俵石、温泉荘などの仙石原方面や強羅方面に給湯されています。
小涌谷と同じように、かつては「大地獄」と呼ばれていましたが、明治天皇の御幸に伴って現在の名前に変更されました。
箱根ロープウェイの終点・桃源台駅周辺で湧出しており、1960年代以降に新たに開発された温泉です
箱根高原ホテルが代表的な施設であり、ここの大浴場は箱根温泉の中でも珍しく炭酸を含んでいる温泉となっています。
早雲地獄は神山火山体の北東斜面で噴気活動を続けています。
その早雲山地獄の火山性水蒸気を用いて造成されている温泉が早雲山温泉です。
大雄山最乗寺箱根別院の中にある秘境の温泉でしたが、現在休業中で入浴することはできません。
箱根温泉郷の中では1番古い温泉である箱根湯本、またその隣に位置する塔ノ沢、また城下町・宿場町として栄え、小田原城などの観光スポットが点在する小田原の温泉宿をご紹介します。
箱根湯本や塔ノ沢は温泉は充実していますが、それ以外の観光スポットは豊富にあるわけではない、反対に小田原には観光スポットは多いですが、あまり温泉を楽しむことができないので、旅の目的に合わせて宿を選ぶようにしましょう。
2015年12月にオープンした「月の宿 沙ら(さら)」は、贅沢な温泉リゾートを満喫できるホテルです。
その名前の通り、箱根温泉発祥の地・箱根湯本に浮かぶ月の美しさをイメージしています。
館内のインテリアも「箱根細工」をちりばめた、和風モダンな造りのデザイナーズ湯宿です。
このホテルがは全室に露天風呂(温泉ではないのですが…)が設置されています。
外に流れる須雲川のせせらぎ、風の音、鳥のさえずりを聞きながら、心行くまでくつろぐことができます。
部屋にはコーヒー豆とミルが完備されているので、引きたてのコーヒーを部屋で楽しめます。
この沙らは、料理もおいしいと評判です。
レストランは、壁や天井に寄木細工のイメージが広がる落ち着いた空間となっています。
夕食は和風会席料理で、メイン料理は和牛すきやき・和牛しゃぶしゃぶ・海鮮しゃぶしゃぶの3品から選ぶことができます。
量も多くて食べきれないほど。
また、朝食も豪華で、「寄木細工の和食膳」は箱根寄木を使った1人1人異なる箱のデザインが特徴的。
こちらも朝食にしては贅沢すぎるほどです。
一番気になる温泉ですが、大浴場が露天風呂と内風呂があり、24時間利用可能な貸し切り風呂(無料)が2か所あります。
露天風呂はかわのせせらぎを聞きながら、内風呂は畳敷きの空間を楽しみながら、ゆっくりとくつろぐことができます。
もちろん、湯本の源泉を利用した天然温泉です。
住所 : 神奈川県足柄下郡足柄下郡箱根町湯本588-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 箱根湯本駅より徒歩10分
電話番号 : 0460-85-7333
営業時間 : チェックイン15:00〜24:00/チェックアウト11:00
予約サイト : 楽天トラベル 一休.com Expedia Booking.com Hotels.com Trip.com
箱根の超有名ホテル、宮ノ下の富士屋ホテルの姉妹館です。
箱根湯本駅から徒歩3分と立地条件も良く、目の前にある清流と緑に囲まれた抜群の環境にあります。
このホテルの一番の魅力は食事がとてもおいしいこと。
夕食は、和食、フレンチ、中華から好きなものを選ぶことができます。
腕利きの料理人が、厳選された食材を使い、ここでしか味わえない絶品の味を提供してくれます。
見た目も鮮やかで、利用者の評価が抜群に高いことにも頷けます。
大浴場「早雲」は、露天風呂と内湯がそれぞれ2つあり、箱根湯本温泉の湯を満喫できます。
露天風呂は周囲の緑が鮮やかな野趣に富んだもので、岩風呂と檜風呂を設置。
心身ともにリラックスすることでしょう。
他にも貸し切り風呂やサウナも併設されており、温泉を楽しみたい人にも最適のホテルです。
住所 : 神奈川県足柄下郡箱根町湯本256-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 箱根湯本駅より徒歩3分
電話番号 : 0460-85-6111
営業時間 : チェックイン15:00〜翌0:00/チェックアウト11:00
予約サイト : 楽天トラベル 一休.com Expedia Booking.com Hotels.com Trip.com
塔ノ沢の名前は、その昔、小塔に収められた仏舎利が近隣の阿弥陀寺で発見された故事に由来します。
この地で温泉が発見されたのは、江戸時代初期の慶長9年(1604年)と伝えられています。
環翠楼の前身は古く慶長19年(1614年)にまで遡ります。
「箱根七湯」のひとつとして繁栄し、徳川光圀(水戸黄門)も宿泊したこともあるそうです。
この環翠楼、長い歴史の中で、非常に多くの有名人が宿泊しています。
まず皇女・和宮~孝明天皇の妹で、幕末の公武合体政策により将軍徳川家茂に嫁いだ人、この旅館で晩年を過ごし、ここで亡くなっています。
そして、将軍家定の御台所だった天璋院(篤姫)、日露戦争でロシア・バルチック艦隊を破った東郷平八郎、中国の国父・孫文、文豪・夏目漱石。
とりわけ環翠楼を愛したのは、初代総理大臣・伊藤博文で、「環翠楼」の名前も伊藤が送った屋号です。
そんな輝かしい歴史を持つ環翠楼の館内は、まるで大正時代にタイムスリップしたかのようなアンティークな空間で、とても情緒があります。
伊藤博文や孫文肉筆の筆跡は必見です。
また、建物は大正時代の中頃に建造された国内でも数少ない木造による高層建築であり、国の登録有形文化財にも指定されています。
料理は箱根の山の幸、相模湾や小田原の海の幸をふんだんに用いた、月替わりの懐石風料理となっています。
季節ごとに料理長が厳選した旬の食材を調理したこだわりのお料理と、箱根ならではの上質な湧き水で炊き上げたご飯はまさに絶品です。
温泉は100%かけ流し、美肌効果の高いアルカリ単純泉。
「湯番」と呼ばれる温泉管理のスペシャリストが、毎日源泉の湯温や気温に応じてお湯の温度を調整しているほどのこだわりです。
渓流沿いの露天風呂、大正時代に輸入されたタイルを用いた「大正風呂(内湯)」、貸し切り風呂に岩盤風呂と、バリエーションも豊富にあります。
歴史的有名人が愛した温泉宿で、たまには贅沢して極上の箱根ライフを満喫するのも楽しいでしょう。
住所 : 神奈川県足柄下郡箱根町塔之沢88
マップ : Googleマップ
アクセス : 箱根湯本駅より徒歩20分
電話番号 : 0460-85-5511
営業時間 : チェックイン15:00〜23:00/チェックアウト10:00
都心からのアクセスが良いこちらのエリアは、日帰り温泉を楽しむにはぴったり。
箱根観光の玄関口である箱根湯本駅は、小田原駅から箱根登山鉄道に乗り換えて最初の駅です。
また、新宿から小田急ロマンスカーを利用すれば、85分ほどで到着できますよ。
気軽に箱根の温泉を楽しみたい…
箱根も日帰り入浴ができる場所が充実しています。
中でも箱根湯本にある「天山湯治郷」は、トップクラスの人気を誇る温泉施設です。
天山の温泉の特徴は「源泉浴」~敷地内や至近に湧く7箇所の源泉地から浴槽までパイプラインで直結し、溜め置きせず直に流し入れています。
水を一滴も加えていない、まさに温泉の源泉を体験できる施設となっています。
この天山湯治郷には、温度と泉質の異なる野天風呂が、男女共に5か所存在します。
大きく分けて「ひがな湯治天山」と「かよい湯治一休」。
いずれもシンプル・ザ・ベストを基本とし、余分なものは一切ありません。
ただ自然を感じながら、温泉と向き合うことを理想としています。
通常は別料金となっていますが、平日なら両方の施設を楽しめる「はしご湯券」がお得です。
ちなみに、天山湯治郷には宿泊施設「逗留湯治・羽衣」が併設されているので宿泊も可能です。
食事処も充実しており、しゃぶしゃぶや自然薯そばなど、イチオシを料理を楽しむことができます。
住所 : 神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋208
マップ : Googleマップ
アクセス : 「奥湯本入口」バス停より徒歩3分
電話番号 : 0460-86-4126
定休日 :
営業時間 :
料金 :
公式サイト : 天山湯治郷
箱根湯本、塔ノ沢から箱根登山鉄道をさらに進んだ斜面に位置する小涌谷・宮ノ下、さらに箱根登山鉄道の終着駅、ケーブルカーの始発駅である強羅の温泉宿をご紹介します。
小涌谷・宮ノ下は、箱根山の中腹に位置し、明治時代にリゾート地として開発されたエリアです。
また、強羅は箱根の高低差が最も感じられる場所であり、アクセス上からも箱根観光の中心地となっています。
温泉はもちろん観光も存分に楽しめる、箱根温泉郷の中でもとても便利なエリアですよ。
箱根湯本とともに箱根を代表する温泉地として知られている強羅。
周囲に見どころも多い人気観光地でもあります。
そもそも強羅という変わった名前の由来については諸説ありますが、大きな岩がゴロゴロしていたことから「ゴーラ」になったとも言われています。
「季の湯 雪月花(ときのゆ せつげつか)」は、強羅駅から徒歩1分の好アクセスにある温泉旅館です。
四季折々の趣を楽しんでもらいたいとの思いから名付けられた雪月花は、庭園から花鳥風月の風情ある眺めを楽しむことができます。
158室ある客室はすべて檜の露天風呂付き。
他人に気兼ねすることなく、好きな時に好きなだけ湯船に浸れるのも嬉しいです。
部屋はとても広々として開放的であり、ところどころに和のテイストが感じられる快適な空間となっています。
和洋室からダブル洋室、ゆとりの間取りが魅力的な洋室(ユニバーサル仕様)と、人数や旅のスタイルによって選ぶことができます。
料理がおいしいのも魅力です。
夕食は、好みやその日の気分によって、下記2種類から選択可能です。
どちらも中庭を囲んで、自慢の庭園や箱根の山々を眺めながらの食事を楽しめます。
そして、最大の魅力は温泉を存分に満喫できることにあります。
2か所の源泉から豊富な湯をかけ流しにしており、古代風呂、信楽風呂、瞑想の湯など、趣の異なる数種類の内風呂が楽しめます。
大露天風呂「篝火の湯」は、心身ともにリフレッシュできる快適の湯で、夜と昼でも違った趣があるのも嬉しいです。
珍しい炭酸泉「湯の間」や、3種類の貸切露天風呂など、湯めぐりの楽しみがとても充実しています。
住所 : 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-34
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0460-86-1333
営業時間 : チェックイン15:00〜翌0:00/チェックアウト11:00
予約サイト : 楽天トラベル 一休.com Expedia Booking.com Hotels.com Trip.com
先にご紹介した「季の湯 雪月花」の姉妹館です。
小涌谷温泉と宮ノ下温泉2つの源泉があり、それぞれの温泉を一度に楽しむことができます。
「水の音」の名前は、日本独自の音仕掛けである「水琴窟」に由来します。
水琴窟とは、縁先や庭の蹲から溢れた水を利用して音を響かせるもので、琴の音色に似ていることから名付けられました。
玄関や浴場前など、いたるところで聞くことができ、その心地よい音色に癒されます。
この旅館は「新館・水花の庄」と「本館・水月の庄」に分かれています。
新館は客室露天風呂を備えた53の客室があり、本館は和の心遣いと洋の機能性を持つ和洋室を中心が中心となっています。
どちらも箱根の自然を背景にした、心地よい静けさが評判です。
この旅館も姉妹館・雪月花と同じく夕食を下記2種類から選択可能です。
ともに厳選した食材を使用した絶品で、川のせせらぎが聞こえる快適な空間で舌鼓を打つことができます。
この旅館の温泉施設はとても充実しています。
小涌谷温泉と宮ノ下温泉の2つ源泉を楽しめるとご紹介しましたが、新館は小涌谷温泉、本館は宮ノ下温泉が源泉となっています。
それぞれに大浴場と露天風呂を備えており、特色のある庭園の貸切風呂を含めて13種類の湯を楽しむことができます。
住所 : 神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷492-23
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0460-82-6000
営業時間 : チェックイン15:00〜翌0:00/チェックアウト11:00
「箱根二十湯」と言われますが、それぞれの温泉が隣接していて、同じエリアでも違った源泉を引いているケースが多く見られます。
これからご紹介する「櫻休庵 別亭 凛」は宮ノ下エリアにありますが、源泉は木賀温泉です。
由緒ある箱根七湯のひとつ・木賀温泉は小田原北条氏、徳川将軍家にも愛された名湯でしたが衰退し、一度は消滅してしまった過去があります。
さらに近くには、「宮城野温泉」も存在するから、ますますわかりにくい…
櫻休庵 別亭 凛は、かつて将軍献上の湯として重宝された木賀温泉を、源泉100%のかけ流しで楽しめる貴重な旅館です。
大きな旅館ではありませんが、旅行情報サイト「じゃらん」にて連続でランキング1位を受賞している実力派となっています。
5室からなる客室は、すべて展望露天風呂が設置されています。
客室にある風呂は温泉ではない旅館が大多数ですが、この旅館では本物の木賀温泉が楽しめるのが魅力です。
内風呂も2か所あり、24時間使用可能。
貸し切りにも対応しています。
料理は地元の新鮮な素材をふんだんに活かした和食御膳、アワビや伊勢海老などの高級食材まで提供されます。
住所 : 神奈川県足柄下郡箱根町宮城野1348-1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 042-729-5758
営業時間 : チェックイン15:00〜18:00/チェックアウト11:00
予約サイト : 楽天トラベル
「彫刻の森美術館」などの観光スポットも充実し、外国人観光客にも人気があるこちらのエリア。
「箱根強羅公園」など、自然の中で落ち着いた時間を過ごせるレジャースポットも人気です。
また、強羅温泉は箱根温泉郷のなかでも屈指の名湯です。
ここでは箱根観光では外せない、ユニークな温泉施設をご紹介します。
箱根の温泉テーマパークとして、圧倒的な知名度を誇るのが「ユネッサンリゾート」です。
リゾート施設・箱根小涌園のなかにあり、変わりダネの風呂などユニークな体験ができます。
ユネッサンは大きく分けて、水着着用の「ユネッサン屋外エリア」と「ユネッサン屋内エリア」、温泉の「森の湯エリア」から構成されています。
ユネッサンエリアと森の湯エリアの料金体系は別々になっており、両方を利用するならワンデ―パスポートの購入が必要になります。
屋外エリアには、大型プール並みにウォータースライダーやジャングルジムなどが設置されており、温水のため一年を通して楽しむことができます。
屋内エリアは最もユネッサンの個性に溢れるところ。
コーヒー風呂やワイン風呂、酒風呂などの変わりダネの風呂は、このエリアに存在します。
他では体験することができない貴重な思い出になることでしょう。
森の湯エリアには、露天風呂を含む8種類の湯、サウナが設置されています。
露天風呂から眺める箱根の山々の眺望は抜群です。
「ユネッサンリゾート」で、一味違う箱根の湯を満喫するのも楽しいでしょう。
住所 : 神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297
マップ : Googleマップ
アクセス : 「小涌園前」バス停より徒歩すぐ
電話番号 : 0460-82-4126
定休日 : なし(臨時休館はあり)
営業時間 :
料金 :
公式サイト : ユネッサンリゾート
小田原からのアクセスは遠くなりますが、仙石原・桃源台・御殿場方面からおすすめの温泉宿をご紹介します。
このエリアでは、抜群の高原リゾートが楽しめ、中でも仙石原ではススキが視界一面に広がる絶景に出会うことができますよ。
秋のススキで有名な仙石原高原は、標高860mと箱根の中でも高い場所にあります。
ホテルグリーンプラザ箱根は、仙石原高原の静かな森の中に位置しています。
天然温泉、食事、箱根の自然、富士山を望む眺望、箱根の全てを楽しめるのがこのホテルの魅力です。
ホテルグリーンプラザ箱根の温泉は、ホテル敷地内に湧く天然の仙石原温泉です。
効能豊かなナトリウム炭酸水素塩泉、弱アルカリ性のお肌に優しい泉質で、美肌効果のほか高血圧、動脈硬化、神経痛、傷等皮膚病にも効能があると言われます。
そして、何といっても魅力的なのが、ホテル露天風呂から眺める富士山の絶景。
箱根の露天風呂で 富士山 を拝めるのは、このホテルを含めてわずかしかありません。
露天風呂付きの客室もあるので、気兼ねすることなく富士見の温泉を満喫できます。
料理のおいしさにも定評があり、ローストビーフ、天ぷら、寿司が食べ放題の夕食バイキングは絶品です。
「料理長特選会席」は、地場の食材や旬の素材を豊富に取り入れたグレードアップコースで、こちらもおすすめです。
ロビーではプロのピアニストが弾く生演奏が流れ、極上のひとときを楽しめるホテルです。
住所 : 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1244-2
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0570-092-489
営業時間 : チェックイン15:00〜23:00/チェックアウト11:00
予約サイト : 楽天トラベル 一休.com Expedia Booking.com Hotels.com Trip.com
こちらのエリアは、「ポーラ美術館」や「箱根ガラスの森美術館」など美術館がたくさんあります。
また、姥子温泉や仙石原温泉などの温泉も楽しめます。
温泉と合わせて美術鑑賞を楽しみたい方は、ぜひ立ち寄りましょう。
宗教の聖地のような神々しさを感じる湯治場。
姥子秀明館は、行楽地としての日帰り温泉施設と異なる印象を受けます。
特に岩壁にしめ縄のある浴室は、異質な雰囲気が漂います。
建物は大正時代に建てられたもので、とてもレトロな趣です。
この秀明館は、湧出場所が直接湯ぶねにあるという、国内でも珍しい温泉施設となっています。
そのため日によって、湯の量や温度が異なっています。
湯船にほとんどお湯がない時もあれば、溢れかえるほど湧き出ている場合もあります。
温度が熱すぎて、そのまま入れない時もあります。
あくまで湯治場であるとのスタンスから、シャンプーや石鹸の使用も禁じられています。
アルコールの持ち込みは厳禁、6名以上の団体は入館できないなど、規制づくしの「異例の」日帰り温泉なのです。
料金体系も変わっています。
4時間までの貸座敷料を含めた料金が原則となっており、15時以降でないと入浴だけの入館は認められておりません。
しかも2時間利用で2,000円(税込)と比較的高額!
天山湯治郷とオーナーが一緒であることを考えてみれば、その違いに驚かされます。
湯治を目的として、源泉に直接浸れる貴重な体験。
箱根でこんなスタイルの温泉を満喫するのも楽しいでしょう。
住所 : 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根110-1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0460-84-0026
定休日 : 毎週木曜、毎年2月
営業時間 : 10:00~17:00(最終受付は15:00)
料金 :
公式サイト : 姥子温泉 秀明館
箱根で最も標高の高い場所に位置する元箱根・箱根町のおすすめの温泉宿をご紹介します。
箱根関所跡、箱根神社、そして芦ノ湖など、箱根の魅力がぎっしり詰まったエリアです。
また、芦ノ湖温泉や芦之湯温泉などの名湯があるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
芦ノ湖の湖畔に位置し、ヨーロッパの古城を彷彿とさせる有名リゾートホテルです。
広大な敷地のなかにある庭園は、植物園を思わせるほどの多くの美しい植物が植栽されて、四季を通じて絶景を楽しめます。
特に春のツツジの美しさは格別で、30種3000株にも及ぶツツジの花が咲き誇る光景は圧巻です。
中には樹齢100年以上経つ株や、人の背丈を超えるもの、ここでしか見ることのできない貴重な品種などもあります。
この山のホテルは、元々は三菱財閥の創業者・岩崎彌太郎の甥である岩崎小彌太男爵の別荘でした。
明治44年(1911年)に建造され、たびたび園遊会が開催されるなど優雅なひとときを過ごしたそうです。
自慢の庭園も男爵のコレクションに由来します。
この別荘跡に昭和23年(1948年)に誕生したのが、現在の「山のホテル」です。
食事は本格的なフランス料理と和食が堪能できるレストランを併設しています。
どちらも「山のホテル」の名に恥じない、厳選された食材を使用した豪華絶品料理です。
山のホテルの浴場は、ホテル敷地内地下1,000mから湧出した天然・芦ノ湖温泉です。
庭園のツツジから命名された「つつじの湯」は、開放的な大浴場と露天風呂を設置しています。
豊かな木々に囲まれた環境にあり、森林浴をしているような爽快な気分に浸れます。
住所 : 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80
マップ : Googleマップ
アクセス : 「元箱根港」バス停より徒歩20分(無料送迎あり)
備考 : バスタ新宿より直通高速バスあり
電話番号 : 0460-83-6321
営業時間 : チェックイン 15:00~翌0:00/チェックアウト 12:00
予約サイト : 楽天トラベル 一休.com Expedia Booking.com [Hotels.com](https://jp.hotels.com/ho601318464/xian Trip.com g-gen-luno-hu-pan-shannohoteru-xiang-gen-ri-ben/)
元箱根・箱根町エリアまで上がってくると、箱根の歴史散策、遊覧船観光など湖のレジャー、パワースポット巡りなど、ここでしか味わえない箱根の魅力を堪能できます。
標高が高い土地なので見晴らしが良く、露天風呂から眺める景色は格別です。
「箱根二十湯」の中で一番新しく開湯した蛸川温泉は、リゾート施設・箱根園の敷地内に湧出しています。
箱根園は、プリンスホテルを中核とした西武グループが運営する総合リゾート施設です。
芦ノ湖の湖畔に位置しており、「箱根園水族館」や「駒ヶ岳ロープウェイ」、「芦ノ湖遊覧船」などの観光施設が豊富に存在します。
今までは「ザ・プリンス箱根芦ノ湖(旧・箱根プリンスホテル)」等の施設内宿泊施設に泊まらないと、蛸川温泉の湯は体験できませんでした。
平成29年(2017年)、気軽に蛸川温泉を楽しめるよう誕生したのが、日帰り入浴施設「龍宮殿本館」です。
絶景日帰り温泉をウリにしているとおり、雄大な芦ノ湖と富士山を同時に望むことができる抜群のロケーションが魅力です。
硫酸塩泉・塩化物泉の泉質は、 神経痛、筋肉痛、関節痛などに効能があると言われます。
露天風呂、開放的な内風呂のほかスパ、サウナが設置されて、心身を癒す極上のひとときを過ごせます。
近海で水揚げされた魚や、地元の野菜をふんだんに使用した食事も絶品。
とても充実した一日を楽しめる日帰り温泉です。
なお、龍宮殿別館は宿泊施設として営業しています。
住所 : 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根139
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0460-83-1121
定休日 : なし
営業時間 :
料金 : 大人(中高生含む) 2,200円、小学生 1,200円、幼児 600円
公式サイト : 龍宮殿
箱根にある温泉は、現在20湯にも及びます。
すべての温泉名を取り上げましたが、中には初めて名前を聞くような温泉もあったかと思います。
泉質もバリエーションが豊富で、色々な温泉を楽しめるのも箱根・温泉の魅力のひとつです。
今回ご紹介した温泉宿を含めて、立寄湯ができる宿もたくさんあります。
何か所か湯めぐりをして、温泉・泉質の違いを確認してみるのも面白いかもしれません。
箱根はまた日本を代表する観光名所で、温泉だけでなく見どころが豊富にあります。
四季折々に変化する箱根の風情を楽しみながら、お気に入りの温泉を探してみてくださいね。
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最終更新日 : 2024/03/04
公開日 : 2018/06/13