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「箱根登山鉄道」は、小田原から強羅までを結ぶ山岳鉄道です。
赤い車体が特徴的な箱根登山鉄道は、箱根・強羅の観光にとってなくてはならない存在。
スイッチバックを繰り返して箱根・強羅の山々を登っていく様は、電車マニアからも高い人気を誇っています。
また、6月〜7月の箱根登山鉄道は、線路の周囲にたくさんのあじさいが咲くことから”あじさい電車”と呼ばれています。
いつもとはまた違った幻想的な雰囲気を楽しめることから、この季節には箱根登山鉄道を目当てに行く方も多く見受けられます。
箱根登山鉄道は2019年に発生した台風19号の影響により、箱根湯本〜強羅間、箱根湯本~早雲山間で運転が見合わせとなっています。
この区間は代行バスが運行されているため、運休となっている区間はそちらを利用してアクセスするようにしてください。
なお、小田原駅〜箱根湯本間は、通常通り運転しています。
2020年7月には運転が再開される見通しとなっています。
運休の影響で利用されなくなったベルニナ号&サン・モリッツ号が臨時待合室として利用されていました。
いつもは運行している車両なので、ゆっくりと車両内を観察できるのはなかなか貴重。
こちらの臨時待合室内では、飲食や仮眠、喫煙は禁止されているので、ルールを守って使用するようにしてください。
電車で箱根の周辺を散策するという方におすすめなのが、「箱根登山電車・箱根登山ケーブルカー1日乗車券」。
箱根登山電車・箱根登山ケーブルカー1日乗車券を活用すれば、箱根登山電車と箱根登山ケーブルカーを1日自由に利用することができます。
もちろん、期間中であれば自由に乗り降りすることもできるので、こちらの1日乗車券を活用して箱根観光を楽しみましょう。
1日乗車券を提示すれば ”箱根ガラスの森美術館”などの人気観光スポットのチケットをお得に購入することができますよ。
チケットは通年販売されているので、いつでも気軽に利用してみてください。
<料金>
<販売場所>
「箱根湯本駅」は、箱根の玄関口としても知られている駅です。
駅周辺にはお土産屋や饅頭屋、飲食店などが数多く立ち並んでいます。
箱根湯本駅にはロマンスカーも停車するので、都心からでも気軽にアクセスすることができますよ。
なお、ロマンスカーでアクセスできるのは、箱根湯本までとなっています。
箱根湯本駅以降の駅へ向かうためには、箱根湯本駅で乗り換える必要があります。
箱根カフェは、箱根湯本駅の中にある人気のお店です。
ドリンクやデザートだけでなく、店内で焼き上げられたパンも豊富に販売されているため、観光帰りに立ち寄る方が多いスポットです。
販売されている商品はテイクアウトもできるので、ロマンスカーで食べるために購入していく方もいらっしゃいます。
カフェの店舗内には電車の模型が展示されているだけでなく、構内に停車しているロマンスカーを眺めることもできるので、電車好きにもおすすめ。
箱根カフェは改札の外にあるため、電車を使用しない時でも気軽に利用することができますよ。
改札内にあるスイーツショップでは、箱根プリンや箱根ロールなどの人気商品を購入することができます。
住所 :神奈川県足柄下郡箱根町湯本707 箱根湯本駅構内
マップ: Googleマップ
電話番号 :0460-85-8617
定休日 :年中無休
営業時間 :8:00〜19:00
公式URL : 箱根カフェ
「はつ花本店」は、1934年に創業した観光客の間でも人気の高いお店。
水を使用せず、自然薯や卵、そば粉を使用しこだわり抜いて作られた蕎麦は、しっかりと味が濃くクセになる美味しさです。
特におすすめなのが、冷たいそばに自然薯、卵がトッピングされた”貞女そば”。
長芋では味わえない強い粘りのある自然薯がそばとしっかり絡み、絶妙な美味しさに仕上がっています。
本店の他にも、徒歩5分程度の場所に同じメニューを提供している新館もあります。
はつ花本店は混雑していることが多いので、その際は新館もチェックしてみてください。
住所 :神奈川県足柄下郡箱根町湯本635
マップ: Googleマップ
電話番号 :0460-85-8287
定休日 :水曜日
営業時間 :10:00〜19:00
公式URL : はつ花本店
箱根湯本駅の隣駅にある「入生田駅」。
入生田駅は箱根湯本駅ほどの賑わいはないものの、豊かな自然と静かな街並みが広がっている知る人ぞ知る人気の駅。
長興山紹太寺にあるしだれ桜は有名で、桜の時期になると利用者が急増します。
入生田駅から徒歩5分ほどの場所に位置する「神奈川県立生命の星・地球博物館」。
恐竜から昆虫まで幅広い実物標本が展示されています。
展示エリアは”地球を考える”、”生命を考える”、”神奈川の自然を考える”、”自然との共生を考える”といった4つのテーマに分けられています。
この他にも、特別展や企画展が随時開催されています。
無料の駐車場や駐輪場も完備されているため、電車以外でアクセスした場合でもゆっくり楽しむことができますよ。
住所 :神奈川県小田原市入生田499
マップ: Googleマップ
電話番号 :0465-21-1515
定休日 :不定休
営業時間 :9:00〜16:30 (最終入館は16:00)
料金 :大人 520円 専門・大学生 300円 高校生 100円 中学生以下 無料
公式URL : 神奈川県立生命の星・地球博物館
「本間寄木美術館」は、寄木細工や木象嵌を展示している美術館。
寄木細工の文化を風化させないために作られたこちらの美術館では、一般的な土産物屋では販売していないような貴重な寄木細工が200点ほど販売されています。
また、寄木コースターを作れる寄木細工体験教室が開催されています。
体験教室で製作したコースターは、実際にお土産として持ち帰ることができますよ。
住所 :神奈川県足柄下郡箱根町湯本84
マップ: Googleマップ
電話番号 :0460-85-5646
定休日 :不定休
営業時間 :9:00〜17:00
料金 :大人( 中学生以上 ) 500円 小人( 小学生 ) 300円
公式URL : 本間寄木美術館
「風祭駅」は、入生田駅と箱根板橋駅の間にある駅です。
地元住民の方を中心に利用されていた駅でしたが、鈴廣かまぼこの里ができると、多くの観光客が利用するようになりました。
今では風祭駅を利用する方のほとんどが、鈴廣かまぼこの里のために利用している言われています。
「鈴廣かまぼこの里」は、かまぼこ博物館やすずなり市場、鈴廣蒲鉾本店、えれんなごっそなどの施設が立ち並んでいるスポット。
小田原の名物であるかまぼこを購入できるだけでなく、地産地消のバイキングやかまぼこの食べ比べができます。
かまぼこの里にある”かまぼこ博物館”では、かまぼこやちくわを手作りできる体験教室が開催されています。
それらの体験教室は、 鈴廣かまぼこの里の公式ホームページ より事前に予約することができます。
鈴廣かまぼこの里は風祭駅から直結しているので、迷うことなくアクセスすることができますよ。
住所 :神奈川県小田原市風祭245
マップ: Googleマップ
電話番号 :
【鈴廣蒲鉾本店】0465-22-3191
【鈴なり市場】0465-22-3191
【かまぼこ博物館】0465-24-6262
【千世倭樓】0465-24-3456
【えれんなごっそ】0465-23-7373
【CAFE107】0465-23-7373
営業時間 :
【鈴廣蒲鉾本店】9:00~18:00
【鈴なり市場】9:00~18:00
【かまぼこ博物館】9:00~17:00
【千世倭樓】11:00~17:00 (店舗ごとに営業時間が異なります)
【えれんなごっそ】
<平日>ランチバイキング:11:00~14:45(ラストオーダー14:00) スウィーツ&軽食バイキング:15:00~17:00(ラストオーダー16:00)
<土日祝>ブランチバイキング:9:30~11:00 ランチバイキング:11:00~17:00(ラストオーダー16:00)
【CAFE107】10:00~17:00
「箱根板橋駅」は、小田原駅と風祭駅の間にある駅です。
隣に小田原駅があることから、住民の方が多く利用している駅でもあります。
コンパクトな駅なのでエレベーターは完備されていませんが、駅員さんにお願いすると階段を登らない道を紹介してくれます。
「松永記念館」は、電力王と称されていた松永安左ヱ門に関する作品を展示した美術館です。
彼が収集したアイテムを展示するために、1959年に財団法人松永記念館を設立し、小田原にある住宅の敷地内に建てられたスポット。
財団法人松永記念館が解散した後は、小田原市が代わりに管理・運営を行っています。
中でも老欅荘は、松永安左ヱ門が小田原に移住するにあたって建築された数寄屋造りの建物で、国の有形文化財にも登録され、現在は修復工事が済み一般公開や茶室利用もされています。
松永記念館の庭園は、日本の歴史公園100選にも選ばれています。
庭園では梅やテンダイウヤク、ケヤキ、睡蓮など、四季折々に植物を鑑賞することができますよ。
住所 :神奈川県小田原市板橋941-1
マップ: Googleマップ
電話番号 :0465-22-3635
定休日 :年末年始
営業時間 :【茶室】 午前9時00分~午後4時00分 【展示室】 午前9時00分~午後5時00分
料金 :無料
公式URL : 松永記念館
「小田原文学館」は、小田原にゆかりのある作家の作品や生涯を紹介した博物館。
1階にある展示室では、小田原出身の尾崎一雄や福田正夫、川崎長太郎などについて、2階の展示室では、小田原にゆかりのある谷崎潤一郎や北條秀司、長谷川如是閑などに関する作品や資料が展示されています。
常設展だけでなく、特別展や特集展示も用意されているので、いつ行っても飽きることなく楽しむことができますよ。
住所 :神奈川県小田原市南町2-3-4
マップ: Googleマップ
電話番号 :0465-22-9881
定休日 :年末年始
営業時間 :9:00〜17:00(最終入園は16:30)
料金 :大人 250円 小中学生 100円
公式URL : 小田原文学館
ここからは、箱根登山鉄道で行ける強羅や早雲山方面にある人気の観光スポットを紹介します。
「箱根強羅公園」は、1914年に開園した箱根を代表する観光スポット。
日本で最初のフランス式整型庭園として知られている公園には、ローズガーデンや熱帯植物館もあります。
これらの施設以外にも、箱根強羅公園には箱根クラフトハウスと呼ばれている体験工芸館が完備されています。
体験工芸館では、吹きガラスや陶芸、サンドブラストなどの体験が開催されていますよ。
住所 :神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300
マップ: Googleマップ
電話番号 :0460-82-2825
定休日 :不定休
営業時間 :9:00~17:00
料金 :550円
注意点 :小学生以下無料
公式URL : 箱根強羅公園
箱根を代表する観光スポットとして知られている「大涌谷」。
大涌谷は、3000年ほど前に起こった箱根火山の爆発跡地です。
現在も火山活動が行われており、大涌谷の至る所で噴煙が立ち込めています。
噴気孔も比較的近い場所から観察することができるので、火山の迫力を間近で感じることができますよ。
大涌谷にある「大涌谷くろたまご館」では、1つ食べると寿命が7年伸びるという言い伝えがある名物の黒たまごが販売されています。
こちらの黒たまごは大涌谷でしか購入することはできないものなので、ぜひ大涌谷に行ったら購入してみてください。
住所 :神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251
マップ: Googleマップ
電話番号 :0460-84-9605
営業時間 :【くろたまSHOP】9:00〜16:30 【黒たまごの販売】9:00〜16:00
公式URL : 大涌谷
※合わせて読みたい: 箱根の観光名所大涌谷へ!名物の黒たまごも堪能して来ました
「箱根小涌園ユネッサン」は、箱根でも人気の高いスポット。
大柄のウォータースライダーや展望露天風呂、ドクターフィッシュの足湯など、一般的な温泉施設では体験できないユニークな施設が完備されています。
ワインやコーヒーなどの一風変わったお風呂も水着を着用した状態で入浴できるので、カップルやご家族で一緒に楽しむことができます。
なお、ユネッサンの隣には「森の湯」という日帰り温泉施設があります。
ユネッサンでたっぷり楽しんだ後に、森の湯で身体を癒してから帰宅するのも良いでしょう。
住所 :神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297
マップ: Googleマップ
電話番号 :0460-82-4126
営業時間 :【土日祝・繁忙期】9:00~19:00 【土日祝・繁忙期以外】10:00~18:00
料金 :大人 2500円 こども 1400円
公式URL : 箱根小涌園ユネッサン
貴重なヴェネチアングラスを鑑賞できることで知られている「箱根ガラスの森美術館」。
箱根ガラスの森美術館には、”ヴェネチアン・グラス美術館”、”現代ガラス美術館”、”庭園”、”体験工房”が完備されています。
見応えのある美術館も人気ですが、箱根ガラスの森美術館で特に注目を集めているのが、イルミネーションが豪華に装飾されている庭園。
アジサイやバラなどの植物をはじめ、光の回廊などモニュメントも数多く展示されており、幻想的な空間が広がっています。
また、箱根ガラスの森美術館の中には、サンドブラスト体験やフュージング体験、ヴェネチア仮面作成が体験できる工房があります。
美術館では企画展や特別展も開催されているので、いつ行っても新しい作品を鑑賞することができますよ。
住所 :神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48
マップ: Googleマップ
電話番号 :0460-86-3111
営業時間 :10:00〜17:30
料金 :大人1,500円 大高生1,100円 小中生600円
公式URL : 箱根ガラスの森美術館
※合わせて読みたい: 箱根ガラスの森美術館を徹底解説!日本初のヴェネチアングラス専門の美術館に行こう
箱根登山鉄道を利用すれば、箱根や強羅周辺を効率的に散策することができます。
ぜひ、本記事を参考に箱根観光を楽しんでください。
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最終更新日 : 2023/03/31
公開日 : 2020/04/16