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新木場は江東区南部の東京ベイエリアに位置しており、都内有数の観光地である臨海副都心と葛西臨海公園のちょうど中間地点にあります。
昭和初期に埋立で完成した人工島(14号地)のひとつで、ゲートウェイとなる新木場駅近くの湾岸道路を境に、南側が行政上の「新木場」、北側が「夢の島」となっています。
新木場という名前にある「木場」とは「貯木場」のことで、主に船などで輸送された材木を海水に浮かべて保管する集積場を指します。
元々の貯木場は今よりすっと北側にありましたが、埋立によって内陸部になってしまったため、昭和44年(1969年)に新たな貯木場として建設されたのが「新木場」です。
なお、旧貯木場があった場所は、今でも江東区の「木場」として地名に残っています。
現在では貯木場の風景はほとんど見られなくなりましたが、新木場周辺には今でも製材所、材木問屋など木材関連の工場が多く残されています。
そんな工場群や貯木場から木の香りが漂う風情から、平成13年(2001年)には環境省の「かおり風景100選」に選定されました。
この選定を受けているスポットは、都内では新木場と神田の古書店街(千代田区)の2か所しかありません。
他にも木材専門の博物館やバラエティ豊富な木材を扱ったウッドショップ、木材主体のお洒落なアンティークショップなど、木に関連したユニークなスポットが充実しています。
ホテルやオフィスビルが立ち並び、最先端のイメージのある駅前周辺を除けば、街の大部分が工場や倉庫、物流センターで占められる産業地帯です。
マンションや住宅街などの住環境だけでなく、目ぼしいショッピングセンターすらも存在しない街なので、観光を楽しめるスポットなどほとんど存在しないと思われるかもしれませんね。
しかしながら、新木場には広くて自然豊かな公園が多く、東京湾を一望できる絶景スポット、リゾート気分を味わえる植物園など見逃せないおすすめスポットが多数点在しているんです。
思いっきりスポーツで汗を流したり、釣りやBBQなどのアウトドアを楽しんだり、博物館や植物園を見学したりと、新木場は充実した滞在を満喫できる場所でもあります。
隣接する臨海副都心などと比べれば規模は小さいかもしれませんが、デートやファミリーで訪問してみるのもおすすめですよ。
新木場観光の拠点となるのが、このエリア唯一の鉄道駅である「新木場駅」です。
JR京葉線と東京メトロ有楽町線、東京臨海高速鉄道りんかい線の3路線が乗り入れをしています。
そのうち有楽町線は終点駅、りんかい線は始発駅という扱いです。
都心からのアクセスが充実していることはもちろん、相互直通運転便も多数運行されているので、千葉や埼玉方面からも気軽に訪問することができます。
東京駅からは京葉線経由で10分、有楽町駅からは東京メトロ経由で12分、大井町駅からはりんかい線経由で16分で到着します。
また、遠方からマイカーで訪れる場合は、首都高速湾岸線の「新木場IC」が最寄りとなります。
出口が夢の島公園のすぐそばなので、効率よく観光を楽しむことができますよ。
新木場における主要観光スポットは、北部の「夢の島」に集中しています。
かつては夢の島どころか「ゴミの島」として悪評を轟かせた時期もありましたが、今ではそんな面影が全く感じられない都会のリゾート地に変貌しました。
夢の島公園や夢の島緑道公園、夢の島マリーナなど、本当にここが大都市・東京の都心部なの?って思えるような景観に出会えます。
広大な夢の島公園の中にも、植物館や展示館など見どころがたっぷり!
丸一日滞在しても飽きないほどの充実した行楽を楽しめますよ。
新木場駅を降りてすぐの場所にある夢の島公園は、敷地面積434㎡にも及ぶ広大な都市公園です。
多くの植物に囲まれた緑豊かな園内には、植物園やマリーナ、各種スポーツ競技場など様々な施設が併設されており、世代を問わず楽しめる都会のオアシス的な存在となっています。
今でこそリゾート感たっぷりの魅力的な公園となっていますが、かつて「夢の島」といえば「ゴミ捨て場」と呼ばれる不名誉な場所でした。
現在の夢の島がある「東京湾埋立14号地」が造られたのは、戦時中の昭和13年(1938年)のこと。
元々は軍事用の飛行場となるはずでしたが、戦局の悪化により中止となり、戦後になって海水浴場として再出発することになりました。
当時の東京湾の海は今と違って澄んでおり、ビーチにはヤシの木が植えられるなどして「東京のハワイ」と宣伝され、家族連れなど多くの行楽客で賑わったそうです。
なお、「夢の島」と呼ばれるようになったのもこの時期からだとされています。
ただ残念なことに、台風被害や財政難が重なり、わずか3年足らずで閉鎖されてしまいました。
跡地に巨大遊園地を造る構想も頓挫し、長い間放置されていた夢の島が再び脚光を浴びることになったのは、高度経済成長を迎えた昭和30年代の頃。
急増したゴミの最終処分場として夢の島が選ばれ、瞬く間に悪臭と害虫にまみれた「ゴミの島」に変貌することになったのです。
足掛け10年以上にも及んだゴミ処分場の歴史に終止符を打ち、このゴミ埋立地の上に造られたのが「夢の島公園」で、開業したのは昭和53年(1978年)のこと。
ユーカリやカナリーヤシなどの熱帯・亜熱帯産の樹木も植樹された、南国リゾート感たっぷりの素敵な公園になりました。
なお、園内にある植物館やプールなどのスポーツ施設は、隣接して完成した江東区の清掃工場の余熱を利用しているそうです。
夢の島公園までは、各線新木場駅から徒歩5分程度で到着します。
有料駐車場も2か所完備しており、1時間まで200円、以降30分ごとに100円加算されますが、土日祝日含めて最大料金は800円に設定されているので、丸一日滞在しても安心です。
ただし、大型連休中などは早い時間から満車にあることがあるので、早めの到着を心掛けましょう。
運河に面した第2駐車場(北側)からは、南国リゾート感あふれる景観が楽しめます。
目の前がBBQ広場となっており、この素晴らしい景色を眺めながら食事ができますよ。
ヤシの木が映える園内は、完璧なトロピカルアイランド!
この写真だけ見たら、まさか東京都心にある公園の風景だとは信じてもらえないでしょうね。
広々とした開放的な空間を、のんびりと散策しているだけで心が癒されます。
園内には魅力的な施設が点在しているので、お散歩の途中でいろいろと立ち寄ってみましょう。
明治通りを挟んだ向こう側にも、野球場などの各種スポーツ施設が設置されています。
なだらかな青いアーチが特徴の「かもめ橋」を渡って、さっそく足を運んでみました。
こちらには少年野球用も含めた軟式野球場が、何と12面も設置されているそうです。
他にも約5,000人収容可能な「江東区夢の島競技場」や、スケートボードパークもあり、スポーツを楽しむには最高の環境となっています。
筆者が訪れた日にも、野球場で試合が開催されていました。
夢の島公園での観光の途中で、ぜひ立ち寄ってみてほしいのが隣接する「夢の島緑道公園」です。
新木場駅と夢の島公園の間にある細長い公園で、運河を挟んで辰巳の森緑道公園、および後述する新木場緑道公園と繋がっています。
樹木に囲まれた散策路はサイクリングロードにもなっており、レンタサイクルを利用して爽快なサイクリングを楽しめますよ。
夢の島公園と比べて人影はまばらですが、こんなユニークな仕掛けも設置されていて、都会の森林浴にも最適です。
住所 : 東京都江東区夢の島2-1-2
マップ : Googleマップ
アクセス : JR、東京メトロ新木場駅から徒歩6分
定休日 : 年中無休
電話番号 : 03-3522-0281
営業時間 : 常時開放中
料金 : 無料(一部有料施設あり)
公式サイト : 夢の島公園
夢の島公園内でひときわ目を引く巨大なガラスドーム!
「夢の島熱帯植物館」は、熱帯植物に特化したユニークな植物園です。
ドーム内に一歩足を踏み入れると、そこはエキゾチックな熱帯植物が生い茂るジャングル。
約1,500㎡の大温室内には、世界の熱帯地域から集結した900種類近くの植物が栽培されているんです。
バナナやパイナップルなどお馴染みの果実から食虫植物、初めて名前を聞くような珍しい植物まで、様々な熱帯植物を鑑賞することができます。
ガラスドーム大温室の高さは約28m、室内は年間を通じて気温20℃、湿度60%に保たれています。
この大温室の保温暖房を含め、館内のエアコンや給湯などに使用するエネルギーは、すべて隣接する清掃工場から送られてくる高温水で賄われているそうです。
大温室の他にも、熱帯植物が鑑賞できる庭園や広場も設置されており、満足度が高い展示構成となっています。
また、館内にはカフェも併設しているので、トロピカルドリンクを味わいながらの休憩も最高ですよ。
入館料は一般250円、65歳以上が120円、東京都民以外の中学生は100円となっています。
東京都民の中学生および小学生以下は無料で入館することができます。
大温室は、A~Cから成る3つの個別ドームで構成されています。
Aドームはマングローブやヤシなど熱帯の水辺に棲息する植物、Bドームはバナナやココヤシなどの果実のなる植物、そしてCドームでは小笠原諸島の固有植物を鑑賞することができます。
3つのドームは繋がっており、室内にある通路を周遊しながら植物観察を楽しむスタイルとなっています。
鬱蒼としたシダに囲まれて流れる滝は臨場感抜群で、探検気分が盛り上がりますね。
続いてBドーム、ココヤシのコーナーです。
木とともにココヤシの実、および果汁が詰まった断片が展示されています。
「バナナの木」は実際には木ではなく、葉っぱの柄の部分が硬く重なりあって茎状になったものなんだそうです。
アイスクリームのフレーバーとして知られる「バニラ」。
開花のシーズンで、ちょうど見頃を迎えていました。
東京の中心部から南の海上に1,000kmも離れた小笠原諸島。
同じ東京都に属しているとはいえ、本土エリアとは全く異なる亜熱帯の島々です。
今まで他の大陸と接したことがない隔絶した地域のため、「東洋のガラパゴス」と称されるほど固有種の宝庫でもあります。
根がタコの足のように見えることから、「タコノキ」と呼ばれるこちらの植物も小笠原固有種です。
大温室を出てすぐ右手にあるのが「オーストラリア庭園」。
広大な国土と変化に富んだ気候が育んだ、ユニークな固有種を鑑賞できます。
ベンチも設置されているので、晴れた日には快適な休憩が楽しめますよ。
こちらは「食虫植物温室」です。
不思議な形状と、ユニークな生態がある食虫植物の世界を満喫してみましょう。
屋外にも素敵なスポットがたくさんあります。
芝生が広がる開放的な前庭広場やハーブ園など見どころが満載で、最後まで飽きることはありません。
随時イベントや企画展も開催されているので、開催時期に訪問したら楽しみが倍増しますよ。
「夢の島熱帯植物館」は、四季を通じて珍しい熱帯植物の見頃の花々も楽しめる、ガーデニング好きの人必見の植物館です。
住所 : 東京都江東区夢の島2丁目1−2
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 03-3522-0281
定休日 : 月曜日(月曜祝日の場合は翌日)、12月29日~1月3日
営業時間 : 9:30~17:00(入館は16:00まで)
料金 : 一般 250円、65歳以上 120円、中学生 100円(都内中学生は無料)、小学生以下 無料
公式サイト : 夢の島熱帯植物園
核兵器の恐ろしさと核廃絶への思いを強く実感する展示館です。
「第五福竜丸」は、静岡県焼津港に所属していた遠洋マグロ延縄漁船。
全長30m、総トン数140tの木造船で、当時の木造漁船としては珍しく遠洋漁業に従事していました。
ところが昭和29年(1954年)3月1日、太平洋上のマーシャル諸島ビキニ環礁付近で操業中に、米軍が実施した水爆実験に遭遇してしまったのです。
「死の灰」は船全体に降り注ぎ、乗船していた23人は全員被爆被害にあうという惨事になりました。
この日に米軍が炸裂させた水爆・ブラボーは、広島に落とされた原爆のなんと1,500倍の破壊力だったと言われます。
被爆した乗組員は重い後遺症に苦しみ、うち無線長はわずか半年後に亡くなってしまいました。
ビキニ環礁における水爆実験は、第五福竜丸の乗組員だけでなく、マーシャル諸島で暮らしていた多くの島民にも甚大な被害を与えたのです。
被爆後の第五福竜丸は、大学の航海練習船を経て、昭和42年(1967年)に廃船処分となり、ゴミの処分場だった夢の島に捨てられることになりました。
それを知った市民の間で保存を求める運動が持ち上がり、昭和51年(1976年)に東京都立の展示館として開業したのが現在の「第五福竜丸展示館」です。
「第五福竜丸展示館」は無料で開放されています。
船が展示されている本館のほかにも、周囲の屋外に展示物が保存されているので見逃さないようにしましょう。
こちらも屋外に展示してある第五福竜丸のエンジン部分です。
長い間海中に水没していましたが、平成8年(1996年)に引き揚げられ、この場所に展示されることになりました。
展示館の入口には、全国の学校から寄贈された千羽鶴が飾ってありました。
核兵器のない平和な世界が訪れることを願います。
中央に鎮座している船体を囲むように、様々な資料が展示されています。
乗組員が使用していた日用品や手紙、核実験によって汚染された太平洋の地図や原水爆反対の署名など見応えは充分です。
こちらは恐ろしい「死の灰」の実物です。
2階部分からは、第五福竜丸の甲板が見学できます。
こちらでは延縄漁に使用するビン玉や延縄などの漁具も展示されています。
太平洋の荒波に揉まれて操業した、当時のマグロ遠洋漁船の様子がわかりますよ。
往時の第五福竜丸の模型が、広島の原爆ドームの模型と並んで展示されていました。
船舶間の通信に使われる、モールス信号を体験できるコーナーもあります。
「第五福竜丸展示館」は、核兵器の恐ろしさと使用することの愚かさが身近に感じられる博物館です。
住所 : 東京都江東区夢の島2丁目1−1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 03-3521-8494
定休日 : 月曜日(月曜が祝日の場合は翌火曜が休み)
営業時間 : 9:30~16:00
料金 : 無料
公式サイト : 都立第五福竜丸展示館
リゾート感たっぷりの夢の島エリアの中でも、とびきりラグジュアリーな滞在が楽しめるスポットが「東京夢の島マリーナ」です。
運河沿いに優雅なクルーザーやヨットがずらっと係留されている光景に出くわせば、まるで南方のビーチリゾート地にいるかのような錯覚に陥ります。
そんな夢の島マリーナは、契約している船舶のオーナーしか利用できないと思われがちです。
もちろん、オーナー限定の施設が多いことは事実ですが、一般の人にも広く開放され、楽しめるエリアも充実しています。
ビジターを含めて672隻の係留が可能な「夢の島マリーナ」には、本来のマリーナ機能のほか、レストランやBBQ場、売店やドッグガーデンなど様々な施設が併設されています。
こうした施設は一般の人でも気軽に利用することができます。
オーナー専用や立入禁止エリアを除けば、敷地内は自由に入場可能なので、夢の島公園を訪れた際にはぜひ足を運んでみましょう。
夢の島マリーナでは、随時クルージングやマリンレジャー体験などの楽しいイベントを開催しています。
筆者が訪れた時期には、南国リゾート感たっぷりのハワイ&タヒチアンフェスティバルが開催されていました。
こちらが管理棟を兼ねたマリンセンターです。
ヨットのセールをイメージした三角屋根が目印で、フロントのほか、アトリウムやショップ、レストランなどが入っています。
1階部分にあるアトリウムは、明るくて開放的な空間。
自販機やマリンショップも併設しています。
一般の人も利用できるので、ゆったりとし気分で寛いでみましょう。
2階部分にあるレストラン「MARINA & GRILL」は、ワンランク上のリゾートダイニングです。
インド人シェフがプロデュースする本格的インド料理のほか、イタリアンやステーキ、豚カツなどメニューも豊富に用意されています。
テラス席もあるので、心地よい潮風を浴びながらプチバカンス気分を味わえますよ。
住所 : 東京都江東区夢の島3丁目2−1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 03-5569-2710
定休日 : 火曜日(7、8月は無休)
営業時間 : 9:00~18:00 ※季節、曜日によって異なるので公式サイトを要確認
料金 : 入場無料
公式サイト : 東京夢の島マリーナ
工場や倉庫が密集する新木場南部・貯木場エリアにも、見逃せない観光スポットが点在しています。
木材の香りが漂う「かおり風景100選」の街で、知っているようで知らない木材の世界をたっぷり堪能してみましょう。
東京湾を一望できる開放的な公園もあり、心地よい散策も楽しめますよ。
木の香りのまち・新木場を訪れたのなら、木材についての知識を学んで帰りたいものですね。
新木場タワー内にある「木材・合板博物館」は、木材に特化した国内では珍しい博物館です。
こちらでは日本および世界の森林事情や樹木の種類、単板(ベニヤ)や合板の製造方法など、木材に関する幅広い知識を紹介しています。
堅苦しい博物館というイメージがあるかもしれませんが、子供向けの遊具や工作コーナーも充実しており、世代を問わず楽しめる博物館となっています。
事前予約の必要がなく、無料で見学できるとのことなので、さっそく入場してみましょう。
「木材・合板博物館」は、新木場駅から線路沿いに7分ほど歩いた場所にある「新木場タワー」の3~4階にあります。
「JKHD」という文字が書いてある高層ビルなので、すぐ目につくと思います。
専用駐車場は設けておりませんが、スタッフの方に車で来た旨を告げると、ビルの平面駐車場に案内してもらえますよ。
1階フロアは熱帯植物に囲まれており、南国リゾート感たっぷり!
手前には、冒険家の堀江謙一さんが単独太平洋横断の偉業に使用したヨット「マーメイド号」のレプリカも展示されています。
螺旋階段を2階に上がると、このビルを運営する「JKホールディングス」の歴史を紹介するミュージアムが設置されているので、興味のある方は立ち寄ってみましょう。
エレベーターで3階に昇ります。
とっても明るい雰囲気の博物館入口です。
3階フロアが展示室、4階フロアが工作体験コーナーとなっております。
入口近くには、木材に使用する様々な木の断面図が展示してありました。
木材の種類ってたくさんあるんですね。
3階の展示室はこのような感じです。
わりとニッチな博物館ということもあって、入場者は少なめの印象を受けました。
スタッフの方が常駐しているので、不明な点があったら気軽に質問してみましょう。
とても親切丁寧に教えて頂けますよ。
展示物や説明書きから学べるだけでなく、実際の木材の香りや触感、重さなどを体験できるのも、この博物館の魅力です。
博物館の名前にもある「合板(ごうばん)」とは、薄くスライスした木材の単板(ベニヤ)を重ねて、より強固に仕上げた木板のことだそうです。
私たちの身近にあり、生活に欠かせない存在ですが、筆者もその名前や読み方すら知りませんでした。
そんな合板の製造工程や種類のほか、実際に製造に使用する機械「ロータリーベニヤレース」の実演(毎週水・土曜日 14:00~)も行っているので、時間のある人はぜひ見学してみましょう。
4階フロアは、工作体験などをメインにした、子供たちでも楽しめるコーナーが中心です。
来場記念に木製の動物模型やキーホルダー、しおりなどを作ることができますよ。
このフロアでは、ほかにも幼児向けの玩具コーナーやシアタールーム、お土産用の木材の販売も行われています。
最初は専門家向けのお堅い博物館だと思っていましたが、思った以上に楽しい博物館でした。
何よりもスタッフの方がとっても気さくで、筆者が取材を兼ねて訪れたことを伝えると、親切丁寧に対応してくださいました。
「木材・合板博物館」は、楽しみながら木材の知識が身に付く、新木場で一押しの観光スポットです。
住所 : 東京都江東区新木場1丁目7−22
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 03-3521-6600
定休日 : 月曜、火曜、祝日、夏季休暇、年末年始
営業時間 : 10:00~17:30(最終入館16:30)
料金 : 無料
公式サイト : 木材・合板博物館
「新木場緑道公園」は、知る人ぞ知る穴場の絶景スポットです。
新木場駅からは徒歩で20分以上かかるうえ、専用駐車場もありません。
しかも公園の出入口はわかりづらい工場地帯の中にあり、地図やスマホのマップを携帯していても迷ってしまうほど。
そんな秘境的な公園ですが、東京湾岸の眺望をはじめ、数々の素晴らしい景観に出会うことができる魅力的なスポットなんです。
この公園は、首都高速湾岸線下の荒川河口域から若洲橋までの海岸線に延びる、約2.2kmの細長い緑道公園です。
木々に囲まれた自転車道と、海を間近に望む歩行者専用散策路が並行して設置され、うち自転車道は、辰巳の森海浜公園と若洲海浜公園を繋ぐサイクリングロードの一部を構成しています。
新木場緑道公園に至る経路は複数ありますが、夢の島公園と新木場駅の間にある「夢の島緑道公園」経由でアクセスするのが、一番わかりやすいかもしれません。
筆者も夢の島公園から、こちらのコースを利用して訪問してみました。
奥に架かる橋は、首都高速湾岸線や京葉線が走る「荒川橋梁」。
上記写真の通路上にあるプレートが境界線で、手前が夢の島緑道公園、その先が新木場緑道公園となっています。
絶景の海岸線を眺めながらの快適な散策をスタートしましょう。
こちらの緑に囲まれた道がサイクリングロード、もちろん歩行者の利用も可能です。
どこまでも真っ直ぐな道が延々と続きます。
端から端までゆっくり歩けば30分程度の道程となります。
サイクリングロードから斜面を下った海側に設置された「歩行者専用散策路」。
フェンスの向こうには東京湾が間近に迫っています。
緑道から望む東京湾の眺望は抜群!
対岸にある葛西臨海公園の大観覧車や渚橋、東京ディズニーリゾートの景観がはっきりと確認できます。
他にも、この緑道公園には素敵なビュースポットが複数用意されています。
第1のビュースポットは、カップルにぴったりの「ロマンスデッキ」です。
緑道から海側に張り出した小さなデッキで、2人掛けのベンチがひとつだけ設置されています。
日中の眺めも素晴らしいのですが、対岸がライトアップする夜景の眺望はムード満点!
夢の島方面から公園に入ってすぐの場所にあります。
公園のちょうど真ん中に付近にある、「緑と海の橋」が2番目のビュースポットです。
大きな幹線道路(新木場若洲線)と緑道公園を繋いでいる長い歩道橋ですが、この橋から眺める光景は、特に鉄道好きの人にはたまりません。
なんと橋の真下が東京メトロの車両基地になっているんです。
様々な車体の地下鉄車両が一同に整列している姿は圧巻で、見応え満点ですよ。
橋の床面にも電車関連のイラストがずらりと表示してあって、とってもユニークです。
こちらのイラストは電車の車両を表していますね。
歩道橋近くにある、こちらの広場は「パノラマテラス」。
双眼鏡が設置されており、より間近に絶景を楽しむことができます。
第3のおすすめビュースポットは、公園散策の終盤に登場する「ヘリ広場」です。
その名の通り、この広場の目の前はなんと「東京ヘリポート」の離発着場!
関係者以外は入場が難しい東京ヘリポートですが、こちらの緑道からは迫力満点のヘリコプターの離発着シーンを間近で見学することができます。
通常タイプのベンチのほか、ヘリコプターのコックピットをイメージした椅子も用意されているなど、見学者向けのサービスも充実。
記念撮影用のパネルも設置されていますよ。
いよいよ緑道公園の終着点、「いかりデッキ」に到着しました。
錨と舵のオブジェが設置されています。
目の前に広がる東京湾の絶景を眺めながら、散策の疲れを癒しましょう。(対岸に見えているのは若洲海浜公園)
このように新木場緑道公園は見どころたっぷりですが、夜間照明は設置されておりません。
夜景観賞など訪れる場合には、必ず懐中電灯などの照明器具を携行するようにしましょう。
住所 : 東京都江東区新木場4丁目8
マップ : Googleマップ
アクセス : 新木場駅より徒歩20分
電話番号 : 03-5569-8672(管理事務所)
営業時間 : 24時間常時開放
木材のまち・新木場の昔ながらのシンボルといえば「貯木場」。
丸太を海に浮かべた光景は、昭和の頃までは新木場の風物詩となっておりましたが、今ではほとんど見られなくなってしまいました。
製材での輸入にシフトし、原木輸入が激減してしまったことも理由として挙げられますが、貯木場自体が廃止されてしまったわけではありません。
新木場には今でも現役の貯木場が2か所現存し、木の香りが漂うこの街らしい雰囲気を醸し出しています。
貯木場は人工島(新木場2丁目付近)を挟んで、南北2か所に分かれており、北側が「第1貯木場」、南側が「第2貯木場」となっています。
上の写真が東千石橋から眺めた第1貯木場の光景です。
貯木場の木柵越しに、東京スカイツリーが拝めます。
貯木場の周辺には、木材の問屋や工場が集結しており、周囲を包む木の香りが安らぎを与えてくれます。
こちらは南仙石橋の上から眺めた第2貯木場です。
木柵だけしかない寂しい状態ですが、絵になる光景ですね。
第1貯木場の入口付近にある「新木場公園」もまた、かつての貯木場の名残が感じられる場所です。
海を望む広場から長い木柵が確認できます。
かつてはこの沖にも大規模な貯木場があり、夥しい数の丸太が浮かんでいたそうです。
新木場には、ほかにも貯木場の雰囲気が感じられるスポットがたくさんあるので、散策しながら探してみてくださいね。
新木場から少しだけ足を伸ばせば、さらに充実した観光を楽しめるスポットに出会うことができます。
新木場に隣接した2つの人工島、「辰巳」と「若洲」にも魅力的な公園が存在します。
未知なるスポーツの体験ができる「辰巳の森海浜公園」や、東京湾の絶景を満喫しながらBBQやサイクリング、釣りなどを楽しめる「若洲海浜公園」は、ぜひともおすすめしたい観光スポットです。
東京の新名所である絶景スポット・東京ゲートブリッジも見逃せません。
夢の島から運河を挟んだ向かい側にある辰巳。
東京オリンピックの会場にもなったことでも知られていますが、この辰巳には珍しいニュースポーツの体験ができる魅力的なスポットが存在します。
約207㎡の広大な敷地を持つ「辰巳の森海浜公園」は、広々とした多目的広場を中心に各種スポーツ施設や遊具、BBQ場などを併設した、世代を問わず楽しめる公園です。
最寄駅は東京メトロの辰巳駅(徒歩7分)ですが、新木場駅からも15分程度と徒歩圏内で訪問することができます。
また、駐車場も完備しているので、マイカーでの訪問も安心です。
辰巳の森海浜公園に行くには、新木場(夢の島)方面から夢の島緑道公園経由でアクセスするのが便利です。
夢の島緑道公園と辰巳の森緑道公園は繋がっており、辰巳の森緑道公園と辰巳の森海浜公園も繋がっているので、迷わずに到着することができます。
途中にある運河の橋の上からは、ダイナミックな「あけぼの水門」も確認できますよ。
辰巳の森海浜公園内に入ると、台形状のひときわ大きな建造物が見えてきます。
令和元年(2019年)に完成したばかりの「東京アクアティクスセンター」です。
国内最高水準の大型プール施設で、令和3年(2021年)に開催された東京オリンピック・パラリンピックの水泳競技会場として使用されました。
今では各種水泳大会の会場として利用されるほか、個人向けにも一般開放されています。
公園の中心部にある広大な多目的広場です。
開放的な空間で、スポーツやピクニックなど様々な過ごし方を楽しめます。
この広場を囲むように、話題のニュースポーツを体験できる施設がまとまって設置されています。
体験できるニュースポーツは、ペタンクやディスクゴルフ、フリーテニスなど合計8種類。
初めて名前を聞くものばかりだと思いますが、例えば「シャフルボード」とは、細長いコート上で円盤を押し進め、得点盤上に到達させてその得点を競うゲームだそうです。
13世紀のイギリスで発祥したとされ、世界中の大型客船内でリクリエーションスポーツとして行われているとのこと(横浜シャフルボード協会HPより)。
今ひとつピンとこないですが、こちらの公園には専用コート12面が設置され、多くの人がプレーを楽しんでいます。
はじめての人向けに講習会も開催されているので、興味のある方はぜひ参加してみましょう。
用具のレンタルを利用する場合は1時間150円かかるのみで、プレイ料金も講習会の費用もすべて無料です。
その他のニュースポーツに関しても同様の扱いで楽しむことができます。
気になるスポーツがあったら、こちらの公園でぜひ体験してみてくださいね。
受付は園内の管理事務所で行っています。
住所 : 東京都江東区辰巳2丁目1−35
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 03-5569-8672(管理事務所)
営業時間 : 24時間常時開放
「若洲海浜公園」は、新木場と橋を渡って隣接する「若洲埠頭」の半分以上を占める広大な都立海上公園です。
公園敷地の大部分をゴルフ場(若洲ゴルフリンクス)が占め、東京湾に面した臨海エリアが爽快なサイクリングコースに指定されています。
この公園では長いサイクリングコース上で東京湾の絶景が楽しめるほか、ピクニックや海釣りなど充実したアクティビティーを楽しむことができます。
また、道路を挟んで隣接する「江東区立若洲公園」はキャンプ場を併設しているため、両方合わせれば、日帰りだけでなく宿泊しながらのレクリエーションを満喫できるスポットでもあります。
新木場と隣接しているとはいえ、新木場駅から徒歩で1時間以上かかってしまう場所にあるので、歩いての移動はキツいかもしれません。
公共機関を使用して訪問する場合は、新木場駅から都営バスが運行しているので、こちらを利用することをおすすめします(約15分)。
専用駐車場(有料)も2カ所完備していますが、手前のゴルフ場側と奥のキャンプ場側とはかなり離れているので、訪問目的に合った場所を選ぶようにしましょう。
筆者は新木場側からスタートすることにしました。
ゴルフ場の敷地を裏手に廻ると、海沿いのサイクリングロードに到着します。
こちらの写真では右方向に向かうとサイクリングロード、左奥に見えるのはヨット訓練所の展望台です。
海に沿って延びるサイクリングロードは、突端の海釣り施設まで片道約3km、往復6kmの長い道のりとなります。
レンタサイクル(1時間100円)を利用してサイクリングを楽しむことはもちろん、ランニングやウォーキングを満喫するのにも最高の環境です。
海からの爽快な潮風と、東京湾の絶景がたまりません。
しばらくすると、地面に巨大なアートが登場しました。
ジンベイザメ、オニイトマキエイ、ジュゴン、マグロ、人魚(!)など海で暮らす大型生物が出迎えてくれます。
こちらが若洲海浜公園の名物「海獣のみち」アートで、全部で9種類…次にどんな海獣が現れるのか楽しみですね。
海獣を紹介するプレートが岸壁にありますので、何の生物のアートなのかわからなかったら確認してくださいね。
「海獣のみち」にダイオウイカが登場すると、公園の最突端はもうすぐです。
この地点から拝む東京ゲートブリッジの雄姿は、神々しいまでのオーラを放っていますね。
このアングルは、筆者おすすめのフォトスポットです。
東京ゲートブリッジの真下にある堤防は、海釣り施設として整備されています。
何と無料で開放されており、スズキやメバル、クロダイなどの大物釣果が期待できるそうです。
こんな最高の環境で釣りが楽しめるなんて、素敵な体験ですね。
突端エリアには人工の磯も造られており、こちらでも釣りや磯遊びが楽しめますよ。
東京ゲートブリッジのある道路の反対側は、江東区立の「若洲公園」という別の公園になっています。
こちらでは東京23区内では数少ない、宿泊可能なキャンプ場を設置しています。
大型連休中ということもあり、多くのキャンパーで賑わっていました。
戻り路は、ゴルフ場のすぐそばに設置されている、もうひとつのサイクリングロードを通ります。
ゴルフ場から飛んでくる玉除けネットが張られていますね。
こちらもよく整備された快適な道でした。
サイクリングロードからは見えない「若洲ゴルフリンクス」ですが、入口付近ではわずかに様子を確認することができました。
夕暮れが近付いたヨット訓練所付近の景観です。
こちらでは全くの初心者から中級者までが学べる、一日ヨット教室が開かれています。
サイクリングに釣り、キャンプ、ゴルフにヨットと、若洲海浜公園は充実したアクティビティーを満喫できる、一押しのおすすめスポットです。
住所 : 東京都江東区若洲3丁目1−2
マップ : Googleマップ
アクセス : 若洲ゴルフリンクス前バス停下車すぐ(新木場駅よりバスで6分)
電話番号 :
営業時間 : 公園自体は24時間常時開放
料金 : 公園の入場料は無料 ※その他施設により利用料金は異なる
恐竜が向かい合っているようなユニークな形状から、「恐竜橋」の愛称でも知られる東京ゲートブリッジ。
若洲埠頭と「中央防波堤」を繋ぐ、全長2,618mの巨大な橋です。
海上部分の長さは1,618mと、レインボーブリッジや横浜ベイブリッジの2倍にも匹敵します。
東京湾の絶景スポットとして、近年俄かに脚光を浴びるようになりました。
しかしながら高速道路が通っているレインボーブリッジや横浜ベイブリッジに対して、こちらの橋は市街地や行楽地から遠く離れた、港湾地区の一般道のみというマイナーな環境下。
そのせいもあってか知名度もいまひとつで、実際に観光で訪れたり、ドライブで通行した経験がある人も少ないかもしれませんね。
そんな筆者も、東京ゲートブリッジは名前を聞いたことがある程度で、これまで通行したり間近で見学したことがありませんでした。
今回、東京ゲートブリッジが歩行者にも開放されているとの情報を入手したので、さっそく現地に向かい、最新の情報をお届けしていきま。
無料で開放されている東京ゲートブリッジの歩道ですが、通行できるのは若洲~中央防波堤側の一方のみです。
終点の中央防波堤は整備中で立入禁止となっているため、来た道を引き返して戻るかたちとなります。
歩道へのゲートウェイは、若洲公園内にある「若洲昇降施設」です。
東京ゲートブリッジへの橋連絡口は、8階フロアになります。
エレベーターは途中の階では停止しないので、そのまま8階まで昇りましょう。
なお、健脚者向けに階段も用意されているので、挑戦してみてはいかがでしょうか。
エレベーターで、8階の連絡口フロアに到着しました。
ガラス越しに東京ゲートブリッジのトラスが見えています。
整備が行き届いた歩きやすい道です。
この歩道は終点まで約1.6kmあります。
強めの海風が吹くので、帽子などが飛ばされないよう注意しましょう。
橋の中心部から眺める眺望は抜群です。
東京湾の向こうには、高層ビルが立ち並ぶ首都・東京の街並みが一望できます。
このアングルからの東京都心の景観はほかでは見ることができません。
途中にはベンチが設置されているので、歩き疲れたらココでひと休み。
この休憩所からのビュースポットも確認できますよ。
別のアングルからは、東京スカイツリーも拝めました。
終点の中央防波堤昇降口に到着しました。
奥に見えているのは整備中の「海の森公園」で、東京オリンピックのボート・カヌーの競技が行われた場所です。
将来的にはリニューアルして、都民のリクリエーションの場として開放する予定だそうです。
降りることはできないので、来た道を引き返します。
往復で3km以上にも及ぶ歩道は、制覇するには意外とキツい行程。
海からの横風も強く、25階建てのビルに相当する高さは、高所が苦手な人にはハードかもしれません。
もちろん、途中で引き返しても充分楽しめるので、自分のペースに合った見学をしてみてくださいね。
若洲昇降施設に戻ってきました。
8階の橋連絡口から階段を昇った9階フロアは、「展望ホール」になっています。
こちらは展望ホールから眺めた東京ゲートブリッジの景観です。
反対側の位置からは、緑豊かな若洲海浜公園や若洲公園を眺望することができます。
なお、歩道の開放時間は通常10:00~17:00までですが、夏期シーズン(7~9月)の金・土曜日は20:00まで開放されているので、煌びやかにライトアップされた橋で空中散歩を楽しめますよ。
住所 : 東京都江東区海の森3丁目地先 中央防波堤外側埋立地内 若洲2丁目地内まで
マップ : Googleマップ
アクセス : 若洲キャンプ場前バス停よりすぐ
電話番号 : 03-5463-0223(管理事務所)
定休日 : 毎月の第3火曜日及び12月の第1火曜日(該当日が祝日の場合はその翌日)は歩道部閉鎖
営業時間 :
「新木場って何があるの?」と疑問に思われた方も多かったと思います。
リゾート地に変貌した夢の島、木の香りが漂う貯木場周辺、絶景が堪能できる海辺の公園など、あまり知られていない魅力的なスポットがたくさんありましたね。
観光や行楽目的で訪れる人が少ない新木場は、東京観光の穴場です。
一度足を運んだら、新木場がお気に入りの街になることでしょう。
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最終更新日 : 2023/05/22
公開日 : 2023/05/19