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1. 聖ヨハネ大聖堂(St John's Co-Cathedral)
2. 騎士団長の宮殿(Grand Masters Palace)
3. アッパーバラッカガーデン(Upper Barracca Gardens)
5. 国立考古学博物館(National Museum of Archaeology)
1. ハイポジューム地下神殿(Hal Saflieni Hypogeum)
2. タルシーン神殿(Tarxien Temple and Museum)
2. 聖アガタのカタコンベ(St Agatha's Catacombs)
4. 聖パウロ教会と洞窟(St Paul's Church and Grotto)
【1日目】午前:青の洞門とハジャーイム神殿観光/午後:バレッタへ移動
【3日目】午前:古都イムディーナ観光/午後:マルタ北部・ポパイヴィレッジ観光
マルタ島は、 イタリア の南・地中海の中央に位置するマルタ共和国内の島です。
国内で最も大きな島であり、首都が置かれる本土となっています。
日本では観光地としてよりも、「ヤルタで始まりマルタで終わる」でお馴染み、1989年米ソ冷戦の終結を宣言したマルタ会談で知られています。
そんなマルタの気候は、穏やかで温暖。
海や風景は美しく、中世からの城塞都市や古代遺跡などの見どころも多い、ヨーロッパでは有名な観光地です。
公用語は英語で、現地の人々はとても親切、治安も良好と、観光スポットとしては申し分ない島だと思います。
さらにヨーロッパの観光地としては物価が安く、新鮮で日本人好みの海の幸が楽しめると良いことづくし。
ちなみに通貨はユーロであり、ヨーロッパ旅行中に立ち寄りやすいスポットの1つと言えます。
まずはマルタ観光に際して、留意点をご紹介します。
マルタ共和国の治安は良好。
南ヨーロッパの観光地でありながら、女性1人でも夜に出歩けるほど安心できるスポットです。
ただし、あえて夜に出かけたり、日本にいるのと同じように振る舞ったりするのはおすすめできません。
観光地や公共交通機関など人の多い場所では、自身が外国にいるという最低限の警戒心を持っておいた方が良いでしょう。
2022年10月現在、日本からマルタへの直行便は就航しておりません。
マルタへ行くにはヨーロッパの主要都市を経由してアクセスするのが一般的です。
経由地での乗り換え時間にもよりますが、日本からの所要時間は最短約15時間となります。
マルタにはヨーロッパの国々を発着するLCC(格安航空会社)路線も数多く就航しているので、これらを利用して移動にかかる費用を節約することも可能です。
マルタは地中海沿岸国では珍しく、公用語が英語とマルタ語です。
その理由は、最後の宗主国である イギリス が1964年まで164年間にも渡って統治していたためです。
第2次世界大戦後、英語が正式にマルタの公用語に指定されました。
表記も英語なので取っつきやすくはありますが、話されるのはイギリス英語。
アメリカ英語を中心に学んできた日本人にとっては発音や語彙等で、分かりにくいこともあります。
マルタ島は東京23区の半分ほどの面積なので、2〜3日の滞在でも十分楽しむことができます。
ヨーロッパといえば物価が高いイメージをお持ちかもしれませんが、マルタはその中でも比較的物価が安い国として知られています。
レストランを例に挙げても1人あたり15〜25€で食べられるお店が多く、日本との差に驚くことはほとんどありません。
観光にかかる費用は、1日あたり8,000〜10,000円が目安です。
入場料は含まれておりませんので、行きたい観光スポットがある方は、プラスで必要となる額をあらかじめ計算しておくとスムーズでしょう。
スペイン統治時代に南イタリアに浸透していった文化「シエスタ」。
マルタにもこのシエスタの習慣があります。
昼の時間帯はお昼寝タイムとなることがあり、正午から16時頃まで多くの店がシャッターを降ろしてしまいます。
そのため、レストランなどを選ぶ際は、営業時間帯を事前に調査しておきましょう。
マルタ島には猫が非常に多く生息しており、その数は70万匹以上と人口の倍近く。
エサを獲得するために、他の猫と競いながら前足を使ってエサを口に運ぶ、この島独特の猫の姿に注目してみてください。
ちなみに、日本でも人気の小型犬・マルチーズは、マルタ共和国原産の世界最古の愛玩犬の一種です。
このように、動物好きにはたまらないマルタ観光ですが、うさぎ好きに限っては注意が必要。
マルタの名物はうさぎ料理であり、レストランでうっかり口にしてしまうこともあるかもしれません。
また、市場ではその姿を残したまま肉が売られているシーンもありますので、見たくない人は避けるのが吉です。
そんなマルタ共和国マルタ島のおすすめ観光スポットを、首都バレッタ周辺・北部・南部・中央部に分けてご紹介します。
マルタの首都バレッタは、美しい石造りの家々や教会、城壁などが調和した世界遺産である城塞都市。
オスマントルコ軍との戦い経験から城塞都市として設計され、1571年に完成しました。
当時のマルタ騎士団長であり、町の完成につくしたジャン・パリゾ・ド・ラ・ヴァレットから名前が付けられています。
マルタ共和国の政治機能が集まっており、洒落たカフェやレストラン、観光スポットなど見所も多いため1日中歩いても飽きない町です。
1577年に騎士団がキリストの授洗礼者聖ヨハネを称えるために建てた大聖堂。
シンプルな外観に豪華絢爛な内装というギャップに驚かされる観光スポットです。
騎士たちの墓所となった会堂の床や8つの礼拝堂を見学することができます。
主聖堂には付属する美術館があり、ローマで活躍した画家カラヴァッジォが残した作品数点を鑑賞できます。
カラヴァッジォは非常に激昂しやすい性格で、騎士団の身分を得るも同僚騎士との諍いによりローマを追放されたという壮絶な人生の持ち主。
彼の光りと影のコントラストが印象的な絵画は一見の価値があります。
聖堂内は、ヒールのある靴や肌を露出した服装で入場できないのでご注意ください。
住所 : Triq San Gwann, Il-Belt Valletta
マップ : Googleマップ
アクセス : トリトン・ファウンテンより徒歩6分
電話番号 : +356 2122 0536
定休日 : 日・祝
開館時間 : 9:00〜16:45(最終入場 16:15)
料金 : 一般 15€/学生・シニア 12€/12歳未満 無料 ※オーディオガイド付き・日本語あり
公式サイト : 聖ヨハネ大聖堂
現在は政府機関として使用されている、騎士団長の宮殿。
見学できる内部には、ペレロス騎士団長が私費を投じて織らせたアフリカ・インドの風物をみせるタペストリーや、グレートシージ大包囲戦の名場面を描いた欄間絵が展示されています。
廊下に並ぶ中世の甲冑もすべて本物なので一見の価値あり。
歴史好き、戦争の歴史に興味のある人におすすめの観光スポットです。
住所 : President's Palace,, Il-Belt Valletta
マップ : Googleマップ
アクセス : トリトン・ファウンテンより徒歩7分
電話番号 : +356 21 249 349
定休日 : 毎週木曜・聖金曜日・12月24〜25・大晦日・元日
開館時間 : 【平日】10:00〜16:00【土日】9:00〜17:00
料金 : 6€(改装のため一部のみ公開中)
公式サイト : 騎士団長の宮殿
グランドハーバーを見下す展望デッキがある公園。
対岸の"聖ヨハネ騎士団が、マルタにたどり着いて最初に築いた町" ヴィットリーオーザなどの町並みも一望できる絶景スポットです。
グランドハーバーを守るように構えられている大砲は、12時に時報を知らせてくれます。
迫力満点の時報はぜひ見ておきたいもの。
できれば、正午にここにいられるようプランを練りたいですね。
その他、敷地内には英国統治時代の記念碑やアインシュタインを称える碑など、探してみると面白い発見がいっぱいあります。
住所 : 292 Triq Sant' Orsla, Valletta
マップ : Googleマップ
アクセス : トリトン・ファウンテンより徒歩8分
電話番号 : +356 21 493 170
定休日 : なし
開館時間 : 7:00〜22:00
料金 : 無料
公式サイト : アッパーバラッカガーデン
1731年に建てられたヨーロッパで3番目に古い劇場。
現役の劇場として今も稼働しており、オペラや芝居を楽しむことができます。
スカラ座などのオペラを上演する劇場にしかみられない、4階までの桟敷席は必見。
見学の時間が日によって決まっているので、見学ツアーに申し込むのがおすすめです。
安価なものだと5€で鑑賞できる演目もあるので、ここで本格的な劇場の雰囲気を味わうのも良いでしょう。
住所 : Old Theatre Street, Valletta, マルタ
マップ : Googleマップ
アクセス : トリトン・ファウンテンより徒歩9分
電話番号 : +356 21 246 389
定休日 : 日
開館時間 : 10:00〜19:00(土曜は13:00まで)
料金 : 演目によって異なる
公式サイト : マヌエル劇場
16世紀マルタ騎士団のプロヴァンス地方出身者の宿舎。
紀元前5200〜2500年と、マルタ考古学上とても貴重な遺跡を展示している博物館です。
地下神殿ハイポジュームから発見された、未だに多くの謎に包まれている女体の形をした遺跡「マルタヴィーナス」は必見。
歴史好きにはたまらない、平日は混み合わずにじっくり鑑賞できる穴場スポットです。
住所 : Auberge de Provençe, Republic Street, Valletta, Malta
マップ : Googleマップ
アクセス : トリトン・ファウンテンより徒歩4分
電話番号 : +356 2122 1623
定休日 : 聖金曜日・12/24、25、31、1/1
開館時間 : 9:00〜16:30
料金 : 大人 5€/ユース(12〜17歳)3.5€/シニア(60歳以上)3.5€/5歳以下 無料
公式サイト : 国立考古学博物館
マルタの首都・バレッタ周辺には観光客で賑わう繁華街が点在しています。
スピノーラ湾など、美しい海を望む港町でリゾート気分を味わいましょう。
スリーマは、バレッタより北の半島にあるマルタ観光の拠点となる町。
海沿いにある町で景色が美しく、リゾート地として人気です。
観光客用のホテルが多く、バレッタや本島を離れるゴゾ島へのフェリーなどの運行もあるため、これらの観光地へ足を運ぶ人々で賑わっています。
海辺をゆっくり歩いたり、ショッピングモールで買い物をしたり、ゆっくり楽しみたい人におすすめの町です。
セントジュリアンは、スリーマに並ぶ繁華街。
ホテルやレストランが立ち並び、バレッタ観光の拠点にぴったりの町です。
マルタの5つ星ホテルと呼ばれるホテルはほとんどこの地区にあります。
セントジュリアン自体は、美しい水辺の雰囲気を楽しめます。
特に繁華街と面するスピノーラ湾は、日中は船が浮かぶ賑やかさ、夜は静けさと光のコントラストという全く違った雰囲気を見せてくれます。
住所 : Edge Water Business Complex,, Triq Elija Zammit, San Ġiljan STJ 02(セントジュリアン駅)
マップ : Googleマップ
アクセス : バレッタバスターミナルより路線バス13・13A・14・16で所要約30分
マルタ島では現在約30基以上の巨石神殿が確認されています。
バレッタより南のパオラ及びタルシーンという町には、ハイポジューム地下神殿やタルシーン神殿など、考古学的に貴重な神殿が近距離に位置しています。
ハイポジューム地下神殿、別名・ハルサフリエニハイポジュームは、閑静な住宅街の真ん中にある考古学的に大変貴重な神殿。
1902年の発掘調査により発見されました。
古い部分では紀元前4000年のものも存在しており、紀元前2500年まで使用されていたこの神殿跡は、素晴らしい保存状態で展示されています。
入場規制が厳しく管理されており、見学希望の場合は事前予約が必要です。
ホームページ よりオーディオガイド見学かガイドツアーを選択の上、予約しておきましょう。
住所 : Triq Ic Cimiterju Raħal Ġdid, PLA 1116, Malta
マップ : Googleマップ
アクセス : バレッタバスターミナルより路線バス82系統で所要約15分、Ipogew駅下車徒歩2分
電話番号 : +356 2180 5019
定休日 : 聖金曜日・12月24〜25日・大晦日・元日
見学時間 : 9:00〜17:00(1日6回のみ)
料金 :
公式サイト : ハイポジューム地下神殿
ハルサフリエニハイポジュームから数百メートルと離れていない、パオラ町の真ん中にあるタルシーン神殿。
紀元前2800年頃に使用されていたと考えられるこの神殿は、1914年地方の農民によって偶然発見されました。
上半身が欠けた状態であるものの、神殿内から見つかった彫刻"Fat Lady"は、約3mの巨大な石を使っており、当時の技術力が決して低くないことを痛感させられます。
発掘された原物は国立考古学博物館に展示されているので、こちらを見てからバレッタ観光をしたいところです。
住所 : Triq It Tempji Neolitici, Ħal Tarxien TXN 1063, マルタ
マップ : Googleマップ
アクセス : ハイポジューム地下神殿より徒歩約10分
電話番号 : +356 2169 5578
定休日 : 聖金曜日・12月24〜25・大晦日・元旦
見学時間 : 9:00〜16:30
料金 : 大人 6€/ユース(12〜17歳)4.5€/子ども(6〜11歳)3€/5歳以下 無料
公式サイト : タルシーン神殿
おとぎ話の世界に迷い込んだような風景が好きな人におすすめなのは、マルタ島の北部アンカーベイのポパイ村。
1980年に公開された実写版『ポパイ』の映画セットをそのまま残したアミューズメントパークです。
ポパイ村へ入れば、ポパイやオリーブの衣装を着たスタッフに迎えられ、エメラルドグリーンの美しい海に映えたカラフルな建物の中を見学できます。
サマーシーズンは湾内を巡るボートトリップもあります。
ポパイ好きな世代だけでなく、知らない子ども世代も絶対に楽しめるスポットです。
住所 : Triq Tal-Prajjet, Mellieha
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : +356 2152 4782
定休日 : 無休
営業時間 : 9:30〜19:00(時期によって異なるため公式サイトをご確認ください)
料金 : 大人 14€〜/子ども(3〜12歳)9€〜 ※時期によって異なる
公式サイト : ポパイ村
マルタの旧首都で、中世の雰囲気漂うのんびりとした町。
歴史を感じる石造りの道路や建物、道を走る馬車にも歴史を感じさせられます。
人気の観光スポットでありながら、路地に入れば人の気配がなくなる"静寂の町"。
1時間ほどで観光できる小さな町です。
ゆっくり町全体を楽しんだら、マルタ一美味しいと言われる「フォンタネッラ」のレモンケーキを楽しむのも良いでしょう。
また、町の外はラバトと呼ばれるエリアで、活気あふれる庶民的な生活がうかがえる町です。
路地のレストランやカフェには、地元マルタ人一押しの隠れた名店が多数揃います。
イムディーナの町でひときわ目立つ町の中心的建造物である大聖堂。
4世紀に聖パウロの祈りにより、病の父を救われてキリスト教に改宗したマルタ最初の司祭・聖パブリウスが、家の跡地に建築したとされています。
マルタで最初の聖堂で、9世紀イスラム教支配下の時代に破壊された後、13世紀ノルマン人支配下の時代に再建、その後修復・拡張が繰り返されて今に至ります。
現在の大聖堂は、1702年にマルタの建築家ロレンツォ・ガファによって再建されたもの。
教会内部は豪奢というよりは規模が小さく、洗練された広がりを持っています。
カラヴァッジォ派の画家、マティア・プレッティの作品の展示もある、見ごたえ抜群のスポットです。
住所 : 2 Triq San Pawl, L-Imdina MDN 1061, Malta
マップ : Googleマップ
アクセス : バレッタバスターミナルより路線バス51・52・53番系統で約35分
電話番号 : +356 21 454 697
定休日 : なし
開館時間 : 【月〜土】9:30〜17:00【日・祝】15:00〜17:00
料金 : 大人 10€/学生・シニア 8€/12歳未満 無料(ミュージアム含む)
公式サイト : 聖パウロ大聖堂
4大殉教聖女のひとり聖アガタが迫害を逃れ、身を隠していたという伝説がある洞窟です。
聖アガタはシチリアの裕福な貴族の家出身で、美しく清廉なキリスト教徒の信者。
彼女の美しさを気に入ったシチリア総督クインティリアヌスが妾になるよう要求したものの、信仰のために彼女は拒否します。
これに怒った総督は、当時異端であったキリスト教信者の彼女を捉え、拷問によって改宗を迫りました。
その迫害の際、マルタに逃げ込んだ彼女が2,3年過ごしたと言われています。
カタコンベでは聖アガタの生涯を描いたフレスコ画が見学でき、隣接している博物館では出土品や古美術品などの貴重な品々を展示しています。
内部は全てガイドさんがついて案内してくれます。
カタコンベ内は撮影禁止なのでご注意ください。
他にも、イムディーナには聖パウロのカタコンベがあります。
聖アガタのカタコンベに近いこちらも合わせて見ておきたいところですね。
住所 : Triq Sant Agata, Hal-Bajjada, Ir-Rabat
マップ : Googleマップ
アクセス : 聖パウロ大聖堂より徒歩約15分
電話番号 : +356 2145 4419
定休日 : 日・祝日
開館時間 : 10:00〜17:00(変動の可能性あり)
料金 : 大人 5€/ユース(12〜17歳) シニア 3.5€/子ども(6〜11歳)2.5€/5歳以下 無料
公式サイト : 聖アガタのカタコンベ・博物館
イムディーナに通じるゲートは3つあり、その中でもひときわ目立つ門がメインゲートです。
1724年当時の騎士団長マノエル・ド・ヴィレーナによって建設された、ヴィレーナ家紋章であるライオン像が施された像。
ゲートが建設される以前、イムディーナに入るために利用されていた跳ね橋が門右側の壁に埋め込まれています。
ゲートの内側にはマルタの守護聖人である聖パウロや聖パプリウス、聖アガタが彫られており、こちらもじっくり見て頂きたいです。
マルタ共和国中に存在する守護聖人・聖パウロの名前を冠する教会。
教会の地下には聖パウロが布教活動を行ったという伝説の洞窟があります。
エルサレムで捕らえられた聖パウロがローマに送られる途中に船が難破し、辿りついたのがこのマルタの洞窟。
伝説によると、3か月間この洞窟に身を隠しながら布教活動を行ったとされています。
1990年には、前ローマ法王のヨハネ・パウロ2世が、2010年5月にはベネディクト16世も訪れている有名なスポットです。
住所 : 64 Triq Ir-Rebha, Ir-Rabat
マップ : Googleマップ
アクセス : 聖パウロ大聖堂より徒歩12分
電話番号 : +356 2145 4467
定休日 : 日曜
見学可能時間 : 9:30〜17:00
料金 :
おもちゃのようなカラフルな船が停泊する港町。
黄色や青、赤でペイントされたマルタの伝統的な漁船・ルッツが見どころです。
また、港沿いのマーケットでは、平日はお菓子など、日曜はサンデーマーケットとお店が立ち並びとても賑やか。
港沿いの散歩を楽しんだり、港町自慢の新鮮なシーフードの料理に舌鼓を打ったり、のんびり楽しんでみるのが良いでしょう。
可愛らしい景色が広がる、どこもかしこも写真スポットとなる町です。
住所 : 95 Xatt is-Sajjieda, Marsaxlokk(フィッシュマーケット)
マップ : Googleマップ
アクセス : バレッタバスターミナルより路線バス82系統で約23分
絶景を楽しむために、マルタへ行ったのならぜひおすすめしたい青の洞門。
イタリアのカプリ島で有名な「青の洞窟」以上に美しいとも言われています。
船で洞門を巡れば、そこは別世界。
幻想的な青の世界を楽しめます。
おすすめは午前中の見学。
光の反射によってより美しく彩られた海の青さを堪能してくださいね。
住所 : Coast Rd Qrendi Zurrieq
マップ : Googleマップ
アクセス : バレッタバスターミナルより74番バスで約30分
電話番号 : +356 2164 0058
定休日 : 天候による
見学時間 : 9:00〜18:30(ボートに乗って見学)
料金 : 大人 8€/子ども 4€
公式サイト : 青の洞門
マルタ島は小さな島におすすめの観光スポットがギュッと詰まっています。
3日ほどあれば満足度の高い観光ができるでしょう。
ここでは、より効率的にマルタを廻るために観光モデルルートをご紹介します。
マルタ観光の参考にぜひご活用ください。
天候にもよりますが、1日目は青の洞門で最高の景色を楽しみましょう。
時間があれば、その後に神殿観光するのもおすすめです。
昼は漁村の町マルサシュロックに移動、港町の様子とシーフードランチを満喫。
午後は早めにバレッタに着けば、聖ヨハネ大聖堂へ。
聖ヨハネ大聖堂→騎士団長の宮殿 →アッパーバラッカガーデン→国立考古学博物館と観光していきましょう。
どこを切り取っても絵になる風景を楽しめます。
12時の大砲の時報を聞きたい人は、アッパーバラッカガーデンに正午にいられるように調整してください。
市内の大聖堂や広場、ラバトのローマンヴィラ、聖パウロの地下墓地、聖パウロ教会へ。
昼はラバトの地元民おすすめの場所へ行ってみましょう。
観光列車ミニトレインに乗ってゆっくりとイムディーナを巡るのもおすすめ。
午後はせっかくなので北部に移動して、ポパイ村を見に行きましょう。
マルタ共和国は、本土マルタ島の他にも、魅力的な島があります。
ここでは、同じくマルタ共和国であるおすすめ観光スポット、ゴゾ島とコミノ島についてご紹介します。
自然豊かなゴゾ島は、マルタ島と距離は近いものの、地元でもマルタ人・ゴゾ人とお互いを言い分けるほどに個性がはっきりと分かれます。
マルタより自然が豊かで牧歌的なゴゾ島は、都会の喧騒を離れてのんびり過ごしたい人におすすめです。
今流行の「何もしないバケーション」を楽しむのにも、観光を楽しむのにももってこいの町ですね。
バスでマルタ島の北端Cirkewwa下車、その後早朝から深夜まで運行するフェリーで25分程度で到着します。
マルタが誇る地中海トップクラスの透明度ををもつブルーラグーンで有名なコミノ島。
とても自然の青さとは思えない美しい海を一目見に、毎年夏は多くの欧米からの観光客で賑わいます。
美しい海をカメラに収めたい人は絶対に訪れておきたいスポットです。
海水浴を楽しみたい人はツアーに参加するのがおすすめ。
個人で行くなら、マルタ島のCirkewwaかゴゾ島のイムジャール発のボートで訪れましょう。
マルタ島には、格安で泊まれるゲストハウスから高級ホテルまで様々なタイプの宿があります。
観光拠点にするなら首都・バレッタはもちろん、スリーマ・セントジュアリアン地区やイムディーナもおすすめ。
マルタは世界のセレブも集うリゾート地なだけに、おしゃれなホテルも多いです。
宿泊費の相場は、1泊あたり15,000〜20,000円となります。
ヨーロッパにある他の国々に比べると物価が安いので、観光費用が安く済む分、ホテル代を奮発してみるのも良いでしょう。
「ザ・フェニキア・マルタ」は首都・バレッタにある5つ星ホテルです。
歴史ある城壁のすぐ外側に位置しており、旧市街へも歩いて5分以内で行くことができます。
近くにはバス停のほか、スリーマ行きのフェリーターミナルもあるので、島内の観光にも便利なロケーションです。
建物は貴族の邸宅を利用したもので、優美な外観を誇ります。
ロビーではピアノの生演奏、そして敷地内には広大な庭園やインフィニティープールなど、思わず誰かに自慢したくなるような素敵な要素がいくつも散りばめられています。
ホテルから望む景観の美しさは、期待を裏切ることがありません。
ここに泊まれば、きっと「マルタに来て良かった」と思うことでしょう。
客室は12のスイートルームを含む全120室。
バリアフリーの客室もあるので、足腰が悪い場合や車椅子の方でも安心して利用することができます。
広さはルームタイプによって異なりますが、最も小さなお部屋でも23平米(約12畳)以上となります。
全客室にはバスタブも完備されているので、旅先でもゆっくりと入浴を楽しむことができますよ。
近年ではホテル全体に大規模なリフォームが施され、水回りもモダンで清潔な印象に生まれ変わりました。
某旅行予約サイトの口コミでは清潔感に関する高い評価が寄せられています。
朝食が美味しいと評判のホテルなので、お泊まりの際はぜひ朝食付きのプランを予約してみてください。
住所 : The Mall FRN1478, Floriana, Malta
マップ : Googleマップ
アクセス : マルタ国際空港より車で約15分
電話番号 : +356 2122 5241
営業時間 : チェックイン 15:00/チェックアウト 12:00
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
せっかく地中海の島国を訪れるなら、リゾート感のあるホテルに泊まるのもおすすめです。
WESTIN(ウエスティン)は世界各国にホテル事業を展開するマリオット・インターナショナルのホテルブランド。
日本でも東京や大阪、仙台などに高級ホテルを運営していますが、実はマルタにもリゾートホテルがあるのです。
ホテルが位置するのは、バレッタの北西部にあるセントジュリアンズ地区。
ここはバレッタと並ぶマルタの人気エリアで、周辺には雰囲気の良いレストランやカフェが多く立ち並んでいます。
繁華街にも近いので、ナイトライフも楽しみたい方は必見です。
「ザ ウエスティン ドラゴナーラリゾート マルタ」は、全340室の客室を有する5つ星のリゾートホテルです。
敷地は広大そのものでプライベートビーチはもちろん、フィットネス、レストラン、カジノなども併設されています。
リゾート地に旅行するなら、やっぱりプールは欠かせませんよね。
こちらのホテルには屋内外を合わせて、なんと3つのプールが設けられています。
屋外には子ども用のプールもあるので、小さなお子さま連れの家族旅行にもおすすめです。
写真は広さ42平米のデラックスルーム。
ツインルームにはゆったりとしたクイーンサイズのベッドを採用。
バスルームも嬉しいバスタブ付きで、アメニティーも充実しています。
ウエスティンではその他の客室も42平米以上と、大変広々とした造りをしているのが特徴です。
全ての客室にバルコニーが備わっているのも注目したいポイント。
眺望は地中海を望むシービューまたはガーデンビューからお選びできます。
スイートルームにはプライベートテラスも完備されているので、ハネムーンなど特別感を演出したい時はこちらもぜひチェックしてみてください。
住所 : Dragonara Road St. Julian's, STJ 3143, Malta
マップ : Googleマップ
アクセス : マルタ国際空港より車で約20分
電話番号 : +356 2138 1000
営業時間 : チェックイン 15:00/チェックアウト 12:00
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
シャーラパレスは城壁に囲まれた古都イムディーナに佇む5つ星ブティックホテルです。
17世紀の貴族の館を改装した建物の中には、全17室の客室が備わります。
アンティーク調のインテリアで統一された館内は、まるで美術館のような洗練された趣を醸し出します。
小さなホテルですが、落ち着いた空間でゆっくりとした時間を過ごしたい方におすすめです。
中世の面影が色濃く残る街並みは、どこを歩いても絵になります。
そんな素敵な街に泊まれるだなんて、まさに夢のようですよね。
イムディーナは「静寂の町」と称されることもあり、夜はとても静かです。
日没以降や早朝など、観光客が少ない時間帯に街を散策できるのも、イムディーナに泊まるからこそ得られる特権です。
「ザ シャーラ パレス」に泊まるなら、中世にタイムスリップした気分を味わえる "ゴールデンタイム" をぜひお見逃しなく。
マルタの風情を味わうには、この上ない贅沢であると言えるでしょう。
写真は広さ28平米のデラックスルーム。
ラグジュアリーなアンティーク家具で統一された客室は、優雅で落ち着いた雰囲気です。
バスルームも上品で清潔感のあるデザインが施されています。
ルームタイプによってはバスタブ付きのものもあるので、希望する方は予約時にチェックしてみてください。
住所 : Misrah Il Kunsill Mdina, MDN 1050, Malta
マップ : Googleマップ
アクセス : マルタ国際空港より車で約20分
電話番号 : +356 2145 0560
営業時間 : チェックイン 15:00/チェックアウト 12:00
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
マルタは美しい景色が広がる楽園のような島。
海が透明で美しく、建物は歴史を感じさせ、食べ物は非常に美味しい旅行先にイチオシの場所です。
もし南ヨーロッパ旅行をお考えなら、ぜひマルタへ足を伸ばしてみてください。
最終更新日 : 2022/10/26
公開日 : 2018/05/11