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イギリス観光旅行に行く前に知っておきたいこととして、まずはホットな話題から。
2016年に決議されたイギリスのEU離脱が観光客に与える影響に関して、解説していきます。
2016年6月23日の国民投票でまさかのEU 離脱が決まったイギリス。
旅行客への影響が心配されていますが、今のところは出入国手続きは特に今までと変わりなさそうです。
EU 加盟国はシェンゲン協定に加入しているため、加盟国間では原則パスポートの提示が必要ありません。
なので、日本→フランス→スペインといったルートを辿る場合は、フランス→スペイン間ではパスポートの提示が必要ありません。
しかし、実は元々イギリスはEU加盟国ながらシェンゲン協定に加盟していなかったので、日本→フランス→イギリスといったルートを辿る場合でもパスポートが必要でした。
日本からイギリスへ直接向かう場合は、日本はシェンゲン協定に参加していませんので、当然パスポートは必要になります。
しかし、物価面では大きく違いがあります。
まず、執筆時の暫定的な状況ではありますが、円⇔ポンドの為替レートはイギリスの英国離脱が決まった後に大幅に円高に振れています。
イギリス経済への先行き不安から今後も円高(=ポンド安)傾向は続くと予想され、日本人旅行客の目線で見ると直近はイギリス滞在費用が今までより割安になります。
ただこれも注意が必要です。
イギリスのEUからの離脱は今後数年をかけて進めていくことになっており、その過程でイギリス⇔EU加盟国 の関税が大幅に引き上げられる可能性があります。
EU加盟国からの安い商品が入ってこなくなることとポンド安の合わせ技で、イギリス国内の物価が上がっていくことが予想されています。
日本人から見た場合、物価安要因と物価高要因の両方があるので判断が非常に難しいですね。
今後のEU 離脱交渉や為替レートから目が離せない状況が続きますが、当面は前者の物価安要因が勝って日本人にとってはお得にイギリス旅行に行くチャンスと言えそうです。
次は、ロンドンに限らずイギリスに旅行に行く際には是非知っておいてほしいことをまとめていきます!
日本からの観光目的の場合は、6カ月以下の滞在ならビザは原則不要です!
ただし、帰りの航空券や滞在時のホテルに関して尋ねられることがあります。
領収書や案内書等何か証明出来るものをもっておくとスムーズに入国出来ます。
日本との時差は9時間で、日本の方が9時間分時間が進んでいます。
また、毎年、3月最終の日曜日の午前2時から10月最終の日曜日の午前2時まではサマータイムが適用されます。
サマータイムが適用されている感はイギリスと日本の時差は1時間縮まり、8時間さとなるのでご注意下さい。
ちなみにご存知の方も多いと思いますが、グリニッジ天文台のあるイギリスの標準時が世界標準時となっています。
滞在の目的にもよりますが、6~9月がおすすめの時期です。
イギリスは意外と緯度が高く北海道よりも北に位置しています。
ですので、冬は非常に寒いです。
逆に夏は湿度も日本ほど高くなく気温も20度を超えることはなく非常に過ごしやすいです。
さらには、高緯度のため夏は中々太陽が沈まず20時頃まで明るい日もあります。
また、イギリスと言えば王宮庭園をはじめとしたガーデニングで大変有名です。
庭園の花々が咲き誇るベストシーズンは4~6月ですので6月なら良いところを両取り出来ますね!
ロンドンのみの滞在となる場合は、3泊5日がモデルプランです。
日本からロンドンへの直行便が12~13時間程かかるため、移動で2日使ってしまいます。
ただ到着後は、ロンドン市内は交通の便も良く狭いため、3日もあれば効率よく観光スポットを回っていくことが出来ます。
ロンドン以外も周ってイギリスを楽しみつくしたい場合には最低でも5~6泊が必要です。
ちなみにロンドン以外では、長閑な田園風景が楽しめる「コッツウォルズ」や、美しい湖でクルージングも楽しむことが出来る「湖水地方」が人気の観光地です。
まずイギリスは今年までEU加盟国であったもののEURO(ユーロ)には加盟していません。
ですので、EU離脱前から引き続きポンド(£)とその下の単位のペンス(p)が基本通貨です。
紙幣は£50、20、10、5の計4種類、硬貨は£2~1pの8種類があります。
スコットランドや北アイルランドでは一部独自通貨も流通しています。
また、物価は為替レートにも大きく影響を受けますが、総じて日本よりは高いです。
よく言われることとして1ポンド=100円で日本とイギリスの物価が釣り合うと言われています。
例えば、EU離脱直後のように1ポンド120~130円くらいの為替レートであれば、日本と比べて1.2~1.3倍くらいの物価で食事や買い物が出来るイメージですね。
筆者が数年前にロンドン観光に行った際には1ポンド160円ほどだったので、日本の物価の1.6倍… そう考えると今のポンド安のうちに旅行に行っておくのが吉かも知れません◎
最後にチップに関してですが、イギリスでは今でもチップを渡す習慣があります。
レストラン、カフェの店員やタクシー運転手へのチップの目安は料金の10~15%です。
小額紙幣または硬貨を多めに持っておくと便利ですが、「おつりはいらないよ」的な形で端数部分をチップとして渡すことも多いですね。
なお、最近はカードでもチップを支払うことが出来るお店が多くなっています。
pin コードの入力を求められた際にチップの金額入力も行います。
この場合も金額の目安は同じく10~15%です。
なお、ホテルのスタッフには料金の○%と言う形ではなく、1~2ポンド程を支払うことが一般的です。
もちろん英語です(地域によって異なりますが英語はどこでも通じます)。
が、日本の学校で習うことの多いアメリカ英語とは少し違います。
クイーンズ・イングリッシュと呼ばれたりもしますが、巻き舌が少なく発音がはっきりと聞き取りやすいのが特徴です。
また単語や語彙も異下記の様に異なることがあります(でも大概は通じます)。
日本語 | イギリス英語 | アメリカ英語 |
地下鉄 | underground | subway |
秋 | autumn | fall |
映画 | film | movie |
特別悪いというほどでもありませんが、やはり日本と比べると悪いです。
観光地にはどこも言えることですが、スリやひったくりが多いので繁華街を歩く際には注意しましょう。
カード付帯のものでもいいので最低限の保険に入った上で、持ち歩く現金を少なくすると安心です。
もちろん、特に女性・子どもの夜間の外出は控えましょう。
お土産としてお手頃かつ無難なのは紅茶やそれに合う洋菓子です。
多少値が張るものでもokであれば、カシミヤやウール等の羊毛製品、バーバリー等の高級ブランド、王宮御用達のアンティークやブランド品が喜ばれます。
ロンドンにはハロッズ、リバティー、セルフリッジ、ハーヴェイ ニコルズといういわゆる4大百貨店があります。
どれも老舗百貨店で歩いているだけでも十分楽しめますし、品ぞろえも非常に豊富なのでお土産もバッチリ揃います。
個人的なおすすめはリバティーで、ガラス吹き抜けのおしゃれな店内に可愛いアンティークが目白押しです。
現地で食べておきたい定番料理としては、まず一番にフィッシュアンドチップス!
次にボリューム満点のイングリッシュブレックファストや優雅なアフタヌーンティーが挙げられます。
超有名な観光スポット、バッキンガム宮殿!
18世紀にバッキンガム公爵の邸宅をジョージ3世が私邸として購入したのが宮廷としての歴史の始まりです。
有名な建築家のジョン・ナッシュが現在の豪華絢爛な姿に生まれ変わらせたと言われており、19世紀からはイギリス王室の正式な宮殿に指定されています。
敷地面積は約1万坪!
総部屋数は775、スイートルームはもちろん舞踏会場から図書館まであり浴室だけでもなんと78もあるそうです…
宮殿に勤務する侍従や衛兵を合わせると450名もあり人件費は年間13億円…
何から何までスケールが桁違いですね
緑あふれる宮廷庭園への入場は無料で、夏期の7月26日~9月24日の2カ月間、英国女王がスコットランドに滞在している期間のみ立ち入ることの出来る宮廷内部は有料です。
入場料はどこまで立ち入るかによって異なるので 公式サイト でチェックしましょう!
スイートルームは人気なのでご覧になりたい方は事前に予約しておいた方がいいかもしれません。
ちなみに集めた入場料は女王が週末を過ごすというウィンザー城の改修費に充てているそうですよ。
バッキンガム宮殿内部に立ち入らずとも見どころは沢山あります!
宮殿正面に広がるセント・ジェームズパークや、王室が所蔵する美術品を見ることの出来るクイーンズ・ギャラリーが有名ですが、なんともいっても一番おすすめは衛兵の交代式!
以下で、見どころやおすすめポイントをチェックしましょう。
なんといっても一番のおすすめはこの衛兵の交代式!
バッキンガム宮殿を護衛する衛兵と、セント・ジェームズ宮殿を護衛する衛兵が定期的に交代式を行っています。
5~7月は毎日、8~4月は隔日で行われており、時間は午前11:30~12:10頃までです。
雨天では中止になるので観光プランを立てる際には注意しましょう。
衛兵交代式を見学するおすすめのスポットは宮廷正面のフェンス前です。
宮廷正面では迫力のある楽隊の演奏や、宮廷の鍵の受け渡しなどを見ることが出来ます。
ただし、人気のスポットになるので最低でも式が始まる1時間前には到着した方がよいでしょう。
もし宮廷正面が確保出来なくてもバッキンガム宮殿正面から伸びるメインストリート(The Mall)からであればどこからでも衛兵交代式は見ることが出来ます。
交代式中は人が多くて移動しづらくなるのでお手洗い等には先に行っておきましょう。
※イギリスは日本と比べてトイレの数が非常に少ないです。駅にある有料トイレを利用するか、喫茶店等に入ってトイレを借りたい旨を伝えるかがおすすめです(もちろん何か頼まないといけませんw)。
【名称】 バッキンガム宮殿(BUCKINGHAM PALACE)
【住所】 BUCKINGHAM PALACE ROAD, LONDON, SW1A 1AA, U.K.
【TEL】 (020)78391377
【FAX】(020)79309625
【アクセス】 地下鉄 ヴィクトリア(VICTORIA)駅またはグリーン パーク(GREEN PARK)駅から徒歩 7~10分。
【営業時間】施設毎に異なる
【休館日】施設毎に異なる
【料金】庭園までは無料、施設毎に異なる
【公式URL】
バッキンガム宮殿
ロンドンを象徴するフォトジェニックな橋、タワーブリッジ。
1886年に着工し1894年に完成した開閉式の跳ね橋で、ロンドン東部の発展を目指して作られました。
橋の長さは244mで、左右にあるゴシックスタイルのタワーは高さ65mあり、内部は展望通路と歴史博物館になっています。
橋が持ち上がる動力は蓄圧器に蓄えられた蒸気が使われていましたが、現在は油圧と電気モーターで動かしていて、月に数回は開閉する姿を見る事が出来ます。
橋の開閉を見たいという方は、公式サイトのBridge Lift Timesに三か月分の予定が出ているので確認して下さい。
2本の塔を繋ぐのが高さ42m地点にある通路、ウォーク・ウェイズです。
本来は橋が上がって対岸に渡れない時の為に作った歩行者道路ですが、わざわざ階段を上がり降りするのが面倒だと利用者があまりいなかったので、1910年に閉鎖されました。
この通路が現在はウォーク・ウェイズとして復活し、人々の人気を集めています。
通路には世界の有名な橋についての説明や、タワーブリッジの建設過程を映像で見る事が出来るコーナーもあります。
見学の目玉は、南側通路と北側通路を結ぶ、全長11mのガラス張りの通路です。
自分の足の下をテムズ川が流れ、人や車が橋を通行する様子も見えるというのは特別な体験ですよね。
ガラスは四層構造になっているので安心です。
ガラス張りの通路の横には普通の通路もあるので、高いところは怖いという方でも大丈夫ですよ。
【名称】タワーブリッジ
【住所】 Tower Bridge Road, London, SE1 2UP
【TEL】(020)7403 3761
【FAX】(020)7357 7935
【アクセス】 地下鉄 タワーヒル(Tower Hill)駅またはタワー・ゲートウェイ(Tower Gateway)駅から徒歩 3分。
【営業時間】4-9月 10:00-18:30(最終入場時間 17:30)10-3月 9:30-18:00(最終入場時間 17:00)
【料金】橋を渡るだけなら無料、Tower Bridge Exhibision入場料、大人9.80£、子供4.20£
【公式URL】
タワーブリッジ
1066年にウイリアム1世が築いた王の居城です。
見た目も塔というよりは城砦ですね。
見た目の優雅さとは打って変わって血塗られた歴史を持つ城砦です。
当初は王の権力の象徴として建城され、市民が武装ほう起した際の避難場所でもありました。
徐々に増築を繰り返しながら13世紀には監獄として使用され、16世紀には宗教上の異端者や王への反逆者を幽閉するためにも使われました。
処刑場としても使用されていたため、色々なオカルト・心霊ネタが絶えないスポットでもあります。
立地はタワーヒル(Tower Hill)駅から歩いてすぐで、城のすぐ手前をテムズ川が流れます。
そこから見て回る分には無料ですが、中を見学するのは有料で20ユーロほどかかります。
ロンドン塔は外から眺める景色だけでも十分に雄大で、特に夜にライトアップされたロンドン塔は圧巻です。
目の前のテムズ川にかかるタワーブリッジを渡りながら、是非ロンドンタワーを眺めてみてください。
ちなみに、タワーブリッジを渡ってすぐのシャードは2013年に完成したロンドンの新名所です。
地上310メートルを誇るタワーの70階付近に展望台が設置されているので、絶好のデートスポットになります。
晴れた日には64キロ先も見渡せるというシャードから、また違った角度でロンドンタワーを見下ろしてみるのもいいかもしれません。
中に入って見学するのであればジュエル・ハウスがおすすめです。
現女王のものを含む、王冠や装飾品が展示されています。
内部は撮影禁止なので、ロンドン塔に足を運んだ際には是非、その目で確認してください!
こちらのホワイトタワーもおすすめです。
高さ27.4メートルもあるロンドン塔の原型となった建物で、中には中世の武具が展示されています。
【名称】 ロンドン塔(TOWER OF LONDON)
【住所】 HM TOWER OF LONDON, LONDON, EC3N 4AB, U.K.
【TEL】 (020)31666000
【アクセス】 地下鉄 タワー ヒル(TOWER HILL)駅からすぐ
【営業時間】 9:00~16:30、月・日曜は10:00~、最終入場は閉館30分前まで
【休業日】 1/1,12/24~26
【料金】
大人(17歳以上):20.90£
こども(16歳未満):10.45£
こども(5歳未満):無料
シニア(60歳以上):17.60£
【公式URL】 ロンドン塔
11世紀に建てられたウェストミンスター宮殿が16世紀以降は国会議事堂として使われています。
また、それに付随する大時鐘がビッグ・ベンです。
国会議事堂、ビッグ・ベン共に1834年の火災でそのほとんどが焼失し、現在のネオ・ゴシック(ゴシック復興)様式と呼ばれる建築手法で再建されました。
そのご、第二次世界大戦時に国会議事堂が再度破壊された際も、ビッグ・ベンは壊れずに鐘を鳴らし続けたそうです。
なお、宮廷内(議場内)はガイドツアーも企画されており、議会の傍聴も可能です。
時間がない方は対岸やウエストミンスター・ブリッジから全体を見渡すだけでも十分に楽しめるでしょう。
夜には国会議事堂全体がライトアップされるため、近くのロンドンアイから見下ろすようにして眺めるのもおすすめです!
内部を見学する場合は、中央ロビーを挟んで南側が上院、北側が下院となっています。
上院の方が内装は豪華なので観光の際にはお勧めです。
また、1834年の火災で燃えずに残ったウエストミンスター・ホールも必見です。
ビッグ・ベンの正式名称はかつて「クロック・タワー」でしたが、エリザベス2世の在位60周年を記念して現在は「エリザベス・タワー」と改修されています。
時計台全体を指して「ビッグ・ベン」と思っている人が多いですが、本当は「ビッグ・ベン」は鐘単体のことを指します。
ちなみにビッグ・ベンと呼ばれるようになった由来ははっきりしないそうで、一説では工事を担当した"ベン"ジャミン・ホールの名から来ているとも言われています。
ビッグ・ベンは今現在も現役で、15分毎に鐘が鳴ります。
また、その音色は8キロ先まで届くとも言われているそうです。
ビッグ・ベンには完成当初に出来たひび割れが今でも残っていて、それがビッグ・ベン独特の音色の元になっているようです。
1860年頃の完成間もない頃に近くで行われた工事が原因で傾いているそうです。
イギリスの大衆紙、 サンデーテレグラフ が伝えるところによると、当時は3ミリ程度だった傾きは年々ひどくなり、2011年当時で既に43センチも垂直線から離れていたそう。
ピサの斜塔並に傾くにはまだ4000年程かかるとのことなので倒壊の危険はなさそうですが…
目視でもわかるレベルになってきているとのことなので是非目を凝らしてみてください。
【名称】 国会議事堂(Houses of Parliament)/ビッグ・ベン(Big Ben)
【住所】 Elizabeth Tower - Houses of Parliament | Westminster, London SW1A 0AA, England
【TEL】 +44 20 7219 3000
【アクセス】 ウェストミンスター駅から徒歩2分ほど
【ガイドツアーの催行日程及び時間】 土曜9:15~16:30(8月及び9月17日~10月5日は火~土に営業)
【ツアー料金】 16.50£
西暦960年にベネディクト派の修道院として建立され、当時はノルマン様式の寺院でしたが、13世紀にフランスの建築家を招き、フランスゴシック様式に改装され現在の寺院の原型になりました。
20世紀まで墓所や西側正面、塔などの増改築が行われてきたので、様々な建築様式が混在しています。
アーチ状の天井や美しいステンドグラスは必見です。
1997年にダイアナ妃の葬儀が世界に中継され、一躍有名になりました。
2011年にウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式が行われたのは、記憶に新しいところですね。
1066年、ウィリアム征服王の戴冠式以降、エドワード5世とエドワード8世を除く歴代のイギリス王が、「エドワード懺悔王の礼拝堂」で戴冠式を行っています。
王族の冠婚葬祭、追悼式などの行事も執り行われ、王族、貴族、政治家、著名人などが埋葬されている事でも知られています。
王族以外で埋葬されている著名人は、アイザック・ニュートン、チャールズ・ダーウィン、作曲家のヘンデルなど、まさに所狭しといった感じで床にも壁にもずらり。
1987年、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。
じっくりと見学したい方は、日本語のオーディオガイド無料貸し出しがあるので利用しましょう。
ちなみに、1927年にウェストミンスター寺院の為に作曲された「ウェストミンスターの鐘」は「キンコンカンコーン♪」という学校のチャイムのもとになったメロディーです。
【名称】 ウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)
【住所】20 Deans Yard, SW1P 3PA London
【アクセス】地下鉄ウェストミンスター(Westminster)駅すぐ
【料金】 大人20£
【営業時間】 9:30~15:30(水曜日9:30~18:00、土曜日9:30~13:30)
【休業日】 日曜日
【公式URL】
ウェストミンスター寺院
ウェストミンスターの公園ケンジントン・ガーデンズ内にあるケンジントン宮殿。
もともとはノッティンガム伯爵のための邸宅だったものを、17世紀末にウィリアム3世が買い取ってからは、王族が暮らすようになりました。
大英帝国の象徴的存在だったヴィクトリア女王は、この宮殿で生まれ、即位するまでここで暮らしています。
チャールズ皇太子と故ダイアナ妃も新婚時代から、亡くなるまでを過ごした場所。
没後20年が経っても、ダイアナ妃の命日には多くの人が花束を持って訪れています。
1760年に王宮がバッキンガム宮殿に移されてからは、王家の親族が暮らすようになり、現在はケンブリッジ公爵ウィリアム王子とキャサリン妃の家族、マイケル王子夫妻などが暮らしています。
実際に王族が住む宮殿の一部が博物館として公開されているというのもイギリス王室らしいところ。
ヴィクトリア女王の愛用品やドレス、ダイアナ妃が描いた壁画など、珍しいコレクションを見る事ができます。
なお、ヴィクトリア女王の純白ウェディングドレスは当時はかなり大胆なチョイスだったそうで、それ以降、一般にも白いウェディングドレスが流行したんだそう。
他にもジョージ王朝時代の居間や調度品など、見応えのある展示品ばかりです。
見学に疲れたら、ケンジントンガーデンズの敷地内にあるティールーム「 オランジェリー 」がおすすめです。
オランジェリーとはオレンジの温室という意味で、アン王女がオレンジやレモンなどを栽培していた場所がティールームになっています。
多くの人のお目当ては、カジュアルに楽しめる本格的なアフタヌーンティー。
人気があり行列が出来るので、あらかじめ予約をしていきましょう。
【名称】ケンジントン宮殿(Kensington Palace)
【住所】Kensington Gardens, London W8 4PX
【アクセス】地下鉄クイーンズウェイ駅(Queensway)
【料金】大人19.5£、子供(16歳以下)9.7£
【営業時間】 10:00-18:00
【休業日】12/24、12/25、12/26
【公式URL】
ケンジントン宮殿
数あるロンドンの観光観光地の中でも一押しは"大英博物館"です!
大英博物館は1759年に設立され、年間600万人の来館者数を誇ります。来館者の半数以上は旅行・観光客が占めるとも言われまさに名実ともにロンドン随一の観光スポットです。
ルーヴル博物館やエルミタージュ博物館と並んで"世界三大美術館"とも称され(三大美術館には色々なパターンがあるみたいですが…)その収蔵数はなんと800万点。
常設されているのは15万点程で常にすべての収蔵物が展示されているわけではないため、何度足を運んでも違った作品に出合えるのも魅力です。
実はその収蔵品のほとんどが個人からの寄付で成り立っているという大英博物館には世界史で何度も登場するような美術品の他にも、考古学的な遺物・標本や世界各地の工芸品、民俗資料など様々なものが収蔵されています。
これだけのスペックを誇りながら入場料はなんと無料(寄付を受けつけています)!
立地もロンドン中心街からほど近いホルボーン(Horborn)で、ディナーや買い物を楽しむのにぴったりなSOHO地区にも徒歩で行ける距離なので観光プランにも組み入れやすいのも魅力ですね。
余りにも有名かつ貴重な収蔵物が多いため今回はTABI CHANNEL編集部の独断と偏見でおすすめ収蔵物を3点だけご紹介します!
大英博物館の収蔵物に関しては本を一冊書いても語り切れないほどの魅力があるので、詳しくは別記事でご紹介しますね!
1799年のナポレオンのエジプト遠征の際に発見された石碑です。
エジプトプトレマイオス朝のプトレマイオス3世を称える碑文がヒエログリフ、デモティック、古代ギリシャ文字の3種類の文字で刻まれているのですが、この中に楕円で囲まれた文字があり、これが当時のファラオの名を示します。
これにシャンポリオンが気づいたことがヒエログリフ解読のきっかけになったと言われています。
ロゼッタストーンは1階、メインエントランス入って右側のエジプトコーナーに展示されています!
長ったらしい名前ですが、アッシリアの古代守護神で"ラマッソス"とも呼ばれています。
頭部が人間で体が牡牛で更には羽が生えています。
古代アッシリアでは牛(水牛)はライオンと並んで力強さを表す象徴とされていたそうです。
この像の特徴は大英博物館の展示物で一番という大きさ、高さ・長さ共に4.4メートルもあり重さは16トンもあります。
当時の技術ではそのまま運べないためいくつかに切断して運び込まれたと言われ、よく見るとそのあとを見つけることが出来ます。
また足が前から見ると2本足、横から見ると4本足、合計だと5本脚という不思議なつくりをしているためこれも注目して見てみてください。
ラマッソスもロゼッタストーンと同じく1階、正面玄関を入って左側のエジプトコーナーの奥、ギリシア・ローマ コーナーにあります!
ミイラといえばファラオのものが有名ですが、こちらのジンジャーを今回はおすすめします。
ジンジャーの名称は頭髪の赤い色から付いた通称で、BC3400年頃のミイラだと言われています。
実は当時はまだミイラ作りの技術が確立されていなかったのでジンジャーは自然に水分が抜けてミイラ化したそうです。
注目ポイントは埋葬方法ですね。
古代エジプトでは心臓は心を司る大事な臓器だと考えられていたので、このような左胸を包み込むような体制で埋葬されていたそうです。
【名称】 大英博物館(BRITISH MUSEUM)
【住所】 GREAT RUSSELL STREET, LONDON, WC1B 3DG, U.K.
【TEL】 (020)73238299
【FAX】 (020)73238616
【アクセス】 地下鉄 ホルボーン(HOLBORN)駅、またはトッテナムコートロード(TOTTENHAM COURT ROAD)駅から500メートル程度、徒歩 5分ほど。
【営業時間】 10:00~17:30、金曜のみ10:00 ~20:30
【休館日】 1/1、12/24、12/25、12/26
【料金】 無料
【公式URL】
大英博物館
トラファルガー広場に面した「ナショナルギャラリー」は、所蔵数約2300点、年間600万人以上が訪れる人気の高い美術館です。
創立は1824年、銀行家の38点のコレクションを国が買い取って国立美術館をスタートさせたという、ヨーロッパでは珍しい経緯があります。
主なコレクションは13世紀から19世紀にかけてのヨーロッパ絵画で、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ、ミケランジェロ、モネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホなど、巨匠と言える画家の作品が一堂に会しています。
ナショナルギャラリーは、年代別に展示されているので、セインズベリー棟(13世紀~15世紀)、ウェスト棟(16世紀)、ノース棟(17世紀)、イースト棟(18世紀~20世紀前半)という順で周るのがおススメです。
「ひまわり」1888年/ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
ナショナルギャラリーで一番人気がある作品がこちらの「ひまわり」です。
世界に7点(1点は焼失)ある同じ構図の「ひまわり」の中で、4番目に描いたとされる作品。
損保ジャパン東郷青児美術館にある「ひまわり」は、この作品をゴッホ自身が模写した5番目と言われ、アムステルダムのゴッホ美術館の「ひまわり」は、5番目を模写した物だと言われています。
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー 「解体されるために最後の停泊地に曳かれてゆく戦艦テレメール号」
この作品は、BBCが企画した「イギリス国民が選ぶイギリス所蔵の最高傑作」に選ばれ、2020年以降の20ポンド札の図案に採用が決定しています。
1805年のトラファルガーの海戦で活躍した海軍帆船テメレール号が、牽引されて解体場へ向かう姿が描かれています。
夕日を浴びるテメレール号の姿がどことなく物悲しげで、人間の晩年を感じさせ、見る者の心を捉えてやみません。
他にも、オランダの巨匠フェルメールの「ヴァージナルの前に立つ若い女」や、レオナルド・ダ・ヴィンチの「岩窟の聖母」などが人気です。
ナショナルギャラリーには、本格レストランの「The National Dining Room」と手軽に利用できる「The National Cafe」があるので、休憩を挟みながらゆっくり名画鑑賞を楽しんで下さいね。
ミュージアムショップも充実しています。
大英博物館と同じく入場料は無料ですが、寄付を受け付けているので気持ちだけでもぜひ。
【名称】 ナショナル・ギャラリー(The National Gallery)
【住所】 The National Gallery, Trafalgar Square, London WC2N 5DN
【TEL】 (020)7747 2885
【料金】 無料
【営業時間】 10:00~6:00、金曜のみ10:00~21:00
【休業日】 1/1、12/24~12/26
【公式URL】
ナショナルギャラリー
通称V&Aとして知られるヴィクトリア&アルバート博物館は、1851年のロンドン万博をきっかけに、翌年から製品博物館として開館しました。
その後、サウスケンジントンに移転しサウスケンジントン博物館として親しまれてきましたが、1899年にヴィクトリア女王がヴィクトリア&アルバート博物館の名に改称します。
以来、各国から集められた伝統工芸品、現代美術、ファッション、デザインなど多岐にわたるコレクションを誇るロンドン屈指の博物館として現在に至ります。
コレクションの数は400万点以上で、その質の高さやバラエティの豊かさは世界でも並ぶものが無いとまで言われています。
ギャラリー数が145、通路の全長が13キロと広大なので、マップであらかじめ見たい物の場所をチェックしておきましょう。
数あるコレクションの中でも、興味深く人気が高いのがファッションコレクションです。
中世のドレスから、移り変わるファッションコレクションを見ているだけでも楽しいですよ。
現代ファッションの代表として、ヴィヴィアンウェストウッドやアレキサンダーマックイーンのコレクションがあるのはさすがイギリスですね。
英国ロイヤルファミリー所有の宝飾品や、古代ギリシャから現代までの3000点を超える豪華なジュエリーの展示はため息ものです。
今では美術館や博物館にカフェが併設されているのはごく一般的ですが、その発祥はV&Aのカフェとなっています。
豪華な内装でクラシカルな雰囲気を味わえるカフェですが、セルフサービスなので実はとてもリーズナブル。
ロンドンで1番豪華でカジュアルなカフェと言われるほどなので、是非とも利用してみてください。
【名称】ヴィクトリア&アルバート博物館(Victoria and Albert Museum)
【住所】 Cromwell Rd, London SW7 5BD
【TEL】(020)79422000
【料金】 無料
【営業時間】 10:00-17:45 金曜日-22:00
【休業日】12/24,12/25,12/26
【公式URL】
ヴィクトリア&アルバート博物館
ちょっとマニアックな博物館、「シャーロックホームズ博物館」をご紹介します。
イギリスの小説家アーサー・コナン・ドイルが書いた名探偵小説は、発表から100年経った今なお世界中にファンを持つ名作です。
小説の中で、ホームズと友人のワトソン氏が下宿をしていたのが、221B Baker Streetでした。
そして、この地にシャーロック・ホームズにちなんだ博物館が作られたのです。
シャーロック・ホームズのモチーフが描かれたベーカーストリート駅を出ると、シャーロック・ホームズの銅像がお出迎え、博物館まではそこから徒歩3分程です。
単に下宿の部屋を再現しただけではなく、調査用のアイテムや、解決のきっかけになった証拠品など、細かい設定がファンにはたまらないはず。
モリアーティ教授など登場人物の蝋人形や、「まだらの紐」などの名場面の再現などもあり、帰国後にもう一度小説を読みたくなるかもしれませんね。
1階は下宿の女主人であったハドソン夫人の手料理が出てくるという設定のレストランがあるので、ランチにでもいかがでしょうか。
チケット代わりに日本語のパンフレットが渡されるため、見学の前に目を通しておくと良いですよ。
映画を見たり、小説を読んでから行くとより一層楽しめると思います。
入り口では当時の服装をした門番さんがお出迎え、ホームズとワトソン氏が被っていた帽子が置かれているので、被って写真を撮るのもお忘れなく。
【名称】 シャーロック・ホームズ博物館(Sherlock Holmes Museum)
【住所】 221b Baker St., London NW1 6XE
【アクセス】地下鉄ベイカーストリート(Baker Street)駅から徒歩3分
【TEL】(020)72243688
【料金】 大人15£、子供(16歳以下)10£
【営業時間】 9:30-18:00
【休業日】12/25
【公式URL】
シャーロックホームズ博物館
ミレニアムを記念して作られた、高さ135メートル、合計で32個あるカプセル一戸当たりの定員は25名を誇るヨーロッパ最大の観覧車です。
開業当時は大きさ・カプセル一戸当たりの定員共に世界一だったのですが2008年にシンガポール・フライヤー(高さ150メートル、カプセル一戸当たり定員28人)にその座を奪われました。
テムズ川南岸のサウス・バンクに位置しているため、近くにはコンサートホールや劇場、美術館、レストラン等がひしめいており観光の際には短時間で色々と回ることが出来て非常におすすめです。
また、制作当初はミレニアム記念事業として5年限定での運営を予定していましたが、人気スポットとなったためそのまま現在まで営業が続けられているという経緯があります。
何よりも135メートルの高さから見下ろすロンドンの絶景がおすすめです。
昼なら晴れた日には40キロ先まで見渡すことが出来ると言われていますし、
夜には対岸の国会議事堂を始め、ライトアップされたロンドンの観光名所を一望出来ます。
また、時速0.9キロメートルでゆっくりと回るため1周するのに30分ほどかかります。
ゆっくりと眺望を楽しむことが出来ますね。
ちなみに全カプセルにエアコン完備なのですが、何分乗っている人数も多いため、夏にはサウナ状態になることもあります。
当日乗り場でも購入出来ますが、おすすめは ネット予約 です。
並びたくない方は、通常チケットと比べて3-4割高いですがファストチケットも用意されています。
また、裏ワザとしてピカデリーサーカス駅近くのマイバスセンターで購入するという手もあります。
大抵の場合は現地よりも混雑していないですし、バスツアーの中に組み込んだり、他の観光スポットを値段を比べながら購入したり出来ます。
3名以上で貸し切りも出来るそうです。
料金は日本円で9万円ほど…
30分間ロンドンの絶景を独占出来るのなら安いもの?
【名称】 ロンドン アイ(LONDON EYE)
【住所】 3 MARKET CLOSE, POOLE, DORSET, BH15 1NQ, LONDON U.K.
【TEL】 (0870)9908883 FAX:(0870)4003006
【アクセス】 地下鉄 ウォータールー(WATERLOO)、エンバンクメント(EMBANKMENT)、チャーリングクロス(CHARING CROSS)、ウェストミンスター(WESTMINSTER)駅から徒歩5分ほど
【営業時間】 <予約受付>9:00-17:00 (月-金)、<利用時間>10:00-21:00 時期により営業時間が異なります。
【休業日】 12/25
【公式URL】
ロンドン・アイ
※営業時間及び料金の詳細は
英国政府観光庁オンラインショップ
をチェック!
2012年に完成したヨーロッパ(EC圏内)で1番高いビル「ザ・シャード」は、その印象的なデザインが特徴。
それもそのはず、手掛けたのはパリのポンピドゥーセンターや関西国際空港ターミナル、銀座のメゾン・エルメスなどを設計したイタリアを代表する建築家レンツォ・ピアノ氏なんです。
建物には1万枚以上のガラス板が使われている事から、シャード(ガラスなどの「破片」)と名付けられました。
互いに接触しない8つの面からなり、透明度の高い低鉄ガラスが角度をつけて取り付けられています。
高さ310m、87階建ての全容は、2~28階がオフィス、31~33階がバー、レストラン、34~52階がロンドン初進出のシャングリラホテル、53~65階がマンション、そして68~72階部分がルーフテラスと展望施設、75~87階は塔屋になっています。
EU圏で1番高いといっても高さ310mと言えば、東京スカイツリーの半分程度。
ザ・シャドーでは、スカイスクレイパーを楽しむのではなくて、ここからしか見ることが出来ないロンドンの全景を楽しみましょう。
展望台は69階の室内と、72階の屋外デッキの2か所で244m地点にあります。
すぐ目の前にテムズ川にかかるタワーブリッジ、ロンドンアイにビッグベン、高すぎず低すぎず、絶妙な高さゆえに建物がはっきり見えるのが特徴とも言えます。
EU圏で1番高いビルだけに、展望台の料金もおそらく世界一かも?
事前にオンラインで予約すると割引があるので、ぜひ利用してください。
階数は下がりますが、31階~33階にあるバーやレストランを利用すれば、展望台の料金は不要。
バー利用だけなら、10£程度でロンドンのパノラマを楽しめるため、展望の高さを求めなければこちらがおすすめです。
【名称】 ザ・シャード(The Shard)
【住所】 32 London Bridge St, London SE1 9SG, UK
【TEL】(0844)499 7111
【アクセス】地下鉄ロンドンブリッジ(London Bridge)駅から専用通路で直結
【料金】大人 40.95£、子供 34.95£
【営業時間】 10:00-22:00
【休業日】無休
【公式URL】
ザ・シャード
2014年、ロンドンの中心部シティにオープンした高層ビルである20フェンチャーチは、高さ150m、37階建てで、その形からウォーキートーキー(トランシーバー)とニックネームが付けられています。
このビルの35階に2015年1月にオープンしたのが、今やロンドン観光の人気スポットになっている「スカイガーデン」です。
ガラス張りのスペースにバー、ブラッセリー、レストラン、オープンエアのテラス、そしてガーデンがあり、360度パノラマの景色が広がっています。
高すぎず、低すぎない場所から眺めるテムズ川沿いの、ロンドン塔やタワーブリッジはまるでジオラマのよう。
川を挟んだちょうど反対側には、先述した「ザ・シャード」がそびえ立っていて、その全景を眺めることもできますよ。
スカイガーデンの入場は何と無料!
ただし、完全予約制となっているため、公式サイトからの事前予約が必須になります。
英語ですが、日時と人数と個人情報の入力だけなので頑張ってトライしてみて下さい。
毎週月曜日に3週間先の1週間分のチケットが予約可能というシステムなので、希望の日時がすぐ埋まってしまう可能性も。
そんな時には、36階にあるブラッセリー「 ダーウィン 」での朝食やランチ、ディナーはいかがでしょうか。
こちらも当日だと入れないこともあるので、旅程が決まり次第予約を入れてくださいね。
予約で窓側の席が取れなかった場合でも、食事の前後に35階の展望フロアに行く事が出来るのでゆっくり景色は堪能できます♪
【名称】 スカイガーデン(Sky Garden)
【住所】 20 Fenchurch Street London EC3M 3BY
【TEL】020 7337 2344
【アクセス】地下鉄モニュメント駅(Monument)から徒歩1分
【料金】 無料
【営業時間】 07:00-12:00am (月‐火)07:00-01:00am(水‐金)08:00-01:00am(土)08:00-12:00am(日)
【休業日】12/25
【公式URL】
スカイガーデン
ハリーポッター映画全8作を制作したリーブスデンスタジオの舞台セットや小道具、衣装などを見学できるファンにはたまらないツアーです。
ツアーと言っても集団で見学するのは最初の数か所のみ、あとは自分のペースでゆっくりと周る事ができます。
見学ツアーのチケットは事前予約のみで当日券は販売しておらず、公式サイトからの購入のみ。
日本への郵送(有料)もできますし、予約票をプリンとして行けば、当日入り口で発券する事も可能です。
ただ、あまりに人気が高く、かなり先の日程まで売り切れになっているので要注意です。
そんな場合のおススメは、ツアー会社の販売する送迎付き、オックスフォード観光付き、チケットのみなど様々なパッケージ。
特に送迎付きならば移動もラクラク、確実にチケットを入手するならばプラス数千円の投資もアリですよね。
おなじみのグリフィンドール寮の談話室、魔法学校の大広間、一作目に登場したダイアゴン横丁、ホグワーツ特急にコンパートメント!
どれも映画の名場面が色鮮やかに蘇るセットばかり。
セット以外にも特殊メイク道具やキャラクター、アイテムのデザインなど、ハリーポッターの映画に関する物で溢れています。
殆どの場所が写真撮影OKなので、登場人物になりきって撮影しちゃいましょう。
フードコートでは、バタービールをどうぞ。
USJで飲むのとはひと味違うのは、やはりここが本場だから?
スーベニアグラスは持ち帰り可能、プラスチック製なので割れる心配は無用です。
見学コースの最後に登場するのが、多くの場面で使用されたホグワーツ城の巨大な模型。
各セットには英語の説明パネルがついていますが、より詳しい説明を聞きたい方には、日本語のオーディオガイド(有料)がおススメです。
最後はお楽しみのお土産コーナー。
寮ごとのウェアやマント、小物類も充実していて、百味ビーンズや蛙チョコもここで買えます。
写真を撮ったりしながら見学すると、2時間~3時間はかかるかも。
時間をたっぷりとって訪れましょう。
【名称】 ワーナー・ブラザーズ・スタジオ・ツアー・ロンドン(Warner Bros. Studio Tour London)
【住所】Studio Tour Drive Leavesden, Hertfordshire WD25 7LR
【TEL】 0345 084 0900
【アクセス】
ロンドン・ユーストン(Euston)駅から直通で約20分、ワトフォードジャンクション(Watford Junction)駅下車。
駅からはシャトルバスで約15分。
【料金】 大人:39£、 子供:31£
【営業時間】 10時~20時(最終ツアーは16時開始)
【休業日】不定期
【公式URL】
ワーナーブラザーズスタジオツアー
ロンドンから西に34km、テムズ川南岸に築かれたウィンザー城。
イギリス王室の所有で、エリザベス女王が週末を過ごすお気に入りの場所でもあります。
女王の滞在中はラウンドタワーに王室旗が、不在の時は英国国旗が掲げられています。
11世紀に征服王として知られるウィリアム1世が木造の砦を築いたのが始まりで、その後何世紀にもわたり増改築が繰り返されてきました。
時代が変わるにつれ建築様式も変わり、チェダー、ゴシックなどの様式が混在した重厚な雰囲気を持つ城として人気があります。
お城の敷地内に入ったら、日本語のガイドマップ(無料)と日本語のオーディオガイド(入場料に含まれている)を受け取って説明を聞きながら周りましょう。
現在も国家的行事に使用されているステートアパートメントや、メアリー王妃のドールハウスなど必見。
オーディオガイドはかなり詳しい説明なので、滞在時間が短い場合などは端折りながら進んで下さいね。
夏季(4月~7月)は日曜日を除く毎日11時から、冬季は月、水、金、土の11時からの45分間、イギリス近衛兵による衛兵交代が行われています。
現在でも実戦部隊として活躍している近衛兵による衛兵交代は、見物客のすぐそばを通り抜けていくので、バッキンガム宮殿よりも穴場だと言われています。
ぜひ時間を合わせて見学しましょう。
開催日については、試験的にスケジュールを色々と変えているので、公式ホームページで確認して下さい。
1475年から約50年かけて建設されたセントジョージ礼拝堂は、英国ゴシックの最高峰と称されています。
アーチ状にデザインされた天井、両脇にはイギリス王室からガーター勲章を受けた家の家紋が印刷された旗がずらりと並び圧巻です。
天皇家の菊の御紋もあるので探してみて下さい。
観光シーズンにはチケット売り場に行列ができ、セキュリティにも時間がかかるので余裕をもって訪れて下さい。
女王滞在か否かによって見学箇所も変わります。
【名称】ウィンザー城(Windsor Castle)
【住所】Windsor Castle, Berkshire SL4 1NJ
【TEL】 020 7766 7300
【アクセス】
ロンドン/ウォータールー(WATERLOO)駅から鉄道 50分、
ウインザー&イートンリバーサイド(WINDSOR&EATON RIVERSIDE)駅下車、徒歩 5分。
【料金】大人:20.50£、 子供:12£、 シニア:18.70£
【営業時間】 <3-10月>9:45-17:15、<11-2月>9:45-16:15 (*いずれも最終入場は閉門1時間半前まで)
【休業日】12/25,12/26
【公式URL】
ウィンザー城
世界最大級の王立植物園「キューガーデン」では、世界中の植物種の1/10以上のおよそ700万種類もの植物が育てられています。
18世紀に造られた時は小さな庭園だったものが、徐々に敷地を拡げ、ジョージ三世の時代に大規模な植物園になりました。
広大な敷地内には、19世紀ヴィクトリア時代に建てられたガラス温室のパームハウス、日本庭園、中国パゴタなどがあり、植物好きなら1日いても飽きないはず。
2003年に世界遺産に登録されています。
キューガーデンの目玉とも言えるのがパームハウスです。
1844年に当時の造船技術を採り入れ、鉄とガラスで作られた温室で、全長110m、高さ19mという巨大サイズ。
その名の通り、大きなパームツリーをはじめとした、世界中から集められた熱帯植物が大陸別に植えられていて、まるでジャングルのよう。
パームハウスの裏手には、キューガーデン創立250周年の記念に造られたローズガーデンが広がります。
開花時期の違うバラが植えられているため、大体5月中旬から9月頃まで美しいバラを楽しむことができます。
ロンドンの町中からちょっと離れて、ピクニックがてら1日を過ごすのにもピッタリの気持ちの良い場所です。
【名称】 キューガーデン(Kew garden)
【住所】 Royal Botanic Gardens, Kew, Richmond, Surrey, TW9 3AB3
【アクセス】鉄道Overground線Kew Gardens駅
【料金】 大人16£、子供4£
【営業時間】 10:00-19:00
【休業日】12/24,12/25
【公式URL】
キューガーデン
グリニッジ天文台は、ロンドン市街地から東に約5キロ、テムズ川の畔にあるグリニッジパークの敷地内にあります。
グリニッジの街自体が「海軍都市グリニッジ」として世界遺産に登録されていて、見どころは沢山ありますが、やはり1番有名なのはグリニッジ天文台でしょう。
天文台は1675年に航海術の向上を目的にチャールズ二世の命によって造られ、1884年の国際会議で、ここが世界の時間の基準となる場所になったのです。
ただ、天文台としての機能は1954年に停止していて、現在は国立海洋博物館の一部になっています。
人気はグリニッジ子午線、つまり経度0度の線で、東半球と西半球をまたぐ形で写真撮影する人で行列ができています。
また、天文台の中央にあるフラムスティードハウスの上にある串に刺したような赤い球が見えますが、これは時の珠と呼ばれる物。
12:45になると珠が上がり始め、12:55頃に串の真ん中辺りまで上がり、12:58に頂点に達します。
そして、13:00ちょうどに球が落下して時を知らせるという仕組みで、1833年に設置されて以来、現在まで現役で動いているんですよ。
歴史的な時報を聞いてみたいと思う方は、時間を合わせて訪れて下さいね。
ロンドン唯一のプラネタリウムでは、実際の宇宙の映像とCGを組み合わせた臨場感のある映像を楽しめます。
【名称】 グリニッジ天文台(Old Royal Observatory)
【住所】 Blackheath Ave London SE10 8XJ
【アクセス】地下鉄カティーサーク駅(Cutty Sark)から徒歩10分
【TEL】(020)88584422
【料金】 大人9.5£、子供5£
【営業時間】 10:00-17:00
【休業日】12/24、12/25、12/26
【公式URL】
グリニッジ天文台
本記事は随時更新でおすすめのイギリス、ロンドン観光スポットをご紹介していきます。
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