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BURTON(バートン)のおすすめスノーボード「CUSTOM(カスタム)」
アメリカのスノーボードブランド「BURTON(バートン)」。
スノーボードやビンディングを始めとしたスノーボードギアから、リュックやグローブ、アパレルなども手がける総合アウトドアブランドです。
スノーボードに詳しくない方でも、一度は聞いたことがある名前ではないでしょうか。
所属するプロも数多く、オリンピックなど国際大会を見ているとバートンの板でたくさんの選手が滑っています。
プロライダーの意見をフィードバックし、次々と革新的なスノーボードギアを生み出しているのです。
「BURTON(バートン)」の始まりは1977年。
アメリカ・バーモント州で、ジェイク・バートン・カーペンター氏により創業されました。
当時はまだスノーボード黎明期で、プラスティック製のボードやビンディングなどが開発され始めたころ。
サーフィンのようにテールにフィンのついたボードを、ノーズにロープをくくりつけて操作していたといいます。
1970年代に現在のスノーボードの形が決定的となると、バートンは1980年代には大量生産を開始し、世界にその名を轟かすこととなりました。
そして、現在主流となっているビンディングの原点とも言えるシステムや、プロもアマチュアも愛用する20年にわたるロングセラーモデル「CUSTOM(カスタム)」など、業界のスタンダードといえるモデルを数々開発。
以後も業界を牽引するブランドとして、革新的な技術で数多くのスタンダードを生み出し続けています。
バートンは、1982年に日本上陸を果たします。
スノーボード人気とともにシェアを獲得し、その後日本には支社である「バートン・ジャパン」を設立。
日本に対する力の入れようがわかります。
2006年に原宿に、2014年に長野市にそれぞれ直営店「Burton Flagship」をオープンしています。
その統一された世界観から全身をバートンで固めたスノーボーダーも多いバートン。
まさに「 Snowpeak(スノーピーク) 」「 The North Face(ノースフェイス) 」のように、ブランドのファンが数多くいるのがバートンです。
バートンは日本の中心である東京・原宿と、ウィンタースポーツのメッカである長野市に直営店である「Burton Flagship」というフラッグシップストアを展開しています。
フラッグシップストアでは数多くのアイテムを見ることができるほか、限定アイテムなどもラインナップされています。
また、スノーボーダーによるイベントなども開催されています。
バートンの世界観をたっぷりと体感することができるので、お近くにお住まいの方はぜひ行ってみることをおすすめします。
なお、パートナーストアとして北海道に2店舗、長野に2店舗、横浜に1店舗、名古屋に1店舗を展開。
これらの店舗でもバートンのアイテムをまとめて見ることができるので、バートン好きの方にはおすすめです。
その他、全国に展開しているムラサキスポーツなどのスノーボードショップに行けばバートンのアイテムを見ることができます。
「店舗が近くにない!」という方は、これらの量販店で問い合わせてみるのが良いでしょう。
バートンのプロダクトは決して安価ではありません。
インターネット通販だと安く購入できるケースもありますが、ブーツをはじめ、実際の商品を見て購入したい場合もありますよね。
そんな方におすすめなのがアウトレット。
バートンは全国に2店舗、横浜と軽井沢にアウトレット店舗を展開しています。
高い割引率で購入できるので、「バートンのギアを安く購入したい!」という方にはおすすめです。
また、オンラインにもアウトレットストアが存在し、型落ちモデルが割り引かれて販売されています。
狙い目は、5〜10月のスノーボードのオフシーズン。
ウェアやスノーボードに至るまで、さまざまなアイテムがアウトレットストアに展開されるのです(中には「カスタム」のような定番スノーボードも!)。
昨年モデルが30%〜50%オフなど、かなり高い割引率で販売されているモデルも多くあるので、ぜひチェックしてみることをおすすめします。
バートンの定番モデルといえば、まずあげられるのが「CUSTOM(カスタム)」。
1996年に販売開始され、現在に至るまで20年間、世界中のスノーボーダーの中で不動の人気を誇っているアイテムです。
カスタムは数多くのプロスノーボーダーが愛用していることでも有名です。
それを象徴するのが、平昌オリンピックでのハーフパイプの決勝。
なんと、金メダルを獲得したショーン・ホワイト選手、銀メダルを獲得した平野歩夢選手が両方「カスタム」を使い戦っていました。
カスタムの圧倒的な実力がわかります。
カスタムの人気の秘密は、オールラウンドで高い操作性を誇ることにあります。
パウダースノーでも抜群の浮きを楽しめますし、シャバシャバな雪でもガツガツ進めます。
反発が高いのでターンも決まりやすく、トリックもしやすいと、全く弱点のない「オールラウンダー」タイプなのです。
そして、初心者〜上級者まで使えるのもポイント。
実売価格はインターネット上で60,000円台と、初心者の方にとっては大きな出費と感じられるかもしれませんが、「スノーボードのスタンダード」とも呼べるモデルなので、変なクセがつきにくいとも言えます。
また、オールラウンドモデルのため、パークでのトリックやゲレンデでの滑走など、色んなことに挑戦してみたいという方にはぴったりのモデルです。
ここからはバートンのおすすめアイテムをご紹介していきます。
まずはスノーボードギアということで、スノーボード初心者の方におすすめのアイテムをチョイスしてみました。
先ほどご紹介した「CUSTOM(カスタム)」の他にも、おすすめアイテムが目白押しですよ。
まずはスノーボード本体からおすすめアイテムをご紹介します。
初心者の方にもベテランの方にも、先述した定番モデルの「カスタム」が最大のおすすめアイテムなのですが、中には「カスタムは少し高価で手が出しにくい・・・」「自分はスピード重視のスタイル」といった方もいるはずです。
バートンが展開するたくさんのラインナップの中から、おすすめモデルを紹介していきます。
初心者の方におすすめなのがエントリーモデル「INSTIGATOR(インスティゲーター)」。
レディースモデルは「HIDEAWAY(ハイダウェイ)」というモデルになります。
定価が40,000円台とコストパフォーマンスに優れており、初心者の方でも手が出しやすいスノーボードです。
フラットトップという構造を採用しており、逆エッジ(エッジが逆方向に引っかかってしまうこと)しにくく、かつ安定感も高いのが特徴。
柔らかいソフトフレックス仕様になっておりターンがしやすいため、初心者の方でも扱いやすいモデルとなっています。
なお、オフシーズンのセール時期になると30,000円を切るものも出てきます。
「よりお買い得に狙いたい!」という方にはオススメの選択肢です。
INSTIGATORと同じ価格帯のモデルながら、よりトリック向けのモデルがほしいならDESCENDANT(ディセンダント)がおすすめです。
DESCENDANTの特徴は、スノーボードのノーズとテールの形状が全く同じ仕様(トゥルーツイン)になっていること。
ジブ(パークにあるレールなどの人工物)やスピンなどが非常にしやすいのがポイントです。
そうとはいえ、INSTIGATORとまではいかないものの、フリーランも問題なくこなせる優等生であるのもDESCENDANTの良いところ。
初心者の方の1本としておすすめできるアイテムです。
ただ、ボードがやわらかいこともあり、あまりスピードを出すとボードがバタつくこともあります。
スノーボード本体とビンディング、そしてビンディングとブーツには相性があります。
そのため、よっぽどこだわりが無ければ、スノーボード、ビンディング、ブーツにおいてブランドは揃えておくのが無難といえます。
バートンのスノーボードといえば、ビンディングをとりつける際の「Channelシステム」です。
通常のスノーボードでは、ボードについているいくつかの穴のどれかにビンディングをとりつけるのがセオリー。
「Channelシステム」では、板の真ん中に溝が空いており、無段階でビンディングの取り付け位置を決めることができるという画期的なシステムです。
現在のバートンのボードはほとんどがChannelシステム対応になっているため、Channelシステムのビンディングをチョイスしましょう。
初心者の方におすすめのビンディングが「CUSTOM(カスタム)」。
かかと〜ふくらはぎを固定するハイバックという部分が柔らかいのが特徴です。
硬いハイバックは、足の微妙な運動をボード本体に伝えやすいという特徴があるのですが、使いこなすのに筋力が必要。
そのため、初心者向けモデルはある程度柔らかく足首の自由が効く仕様になっています。
バートンの中では「フリースタイル」というモデルがエントリーモデルなのですが、ストラップの作りはカスタムの方がしっかりとしているため、筆者としてはこちらをおすすめします。
「CUSTOM」からのランクアップや中級者の方におすすめなのが、10年以上続く定番モデル「MISSION(ミッション)」です。
ハイバックは適度なホールド力で、トリックを決めるにも、ゆるやかにフリーライディングを楽しむにも、バックカントリーでパウダーを楽しむにも、すべての状況に対応できる優等生モデル。
オールラウンドモデルとして開発されたMISSIONは、Channelシステムはもちろん採用しているものの、他にはこれといって特別な点がない「ザ・スタンダード」ともいえます。
ただ、スタンダードがゆえの特筆すべき点が一点あり、それは「耐久性が非常に高い」ということ。
高価なビンディングですから、プロスノーボーダーでもない限り、ビンディングに最も求められるのは「耐久性」ともいえます。
MISSIONはそんな一般スノーボーダーにとって最適の選択肢でしょう。
バートンの名作「CUSTOM(カスタム)」を使っていて、ランクアップをしたい方や、トリックを決めるのにホールド力が弱く感じる方、少しビンディングがやわらかすぎる・などと感じる方におすすめなのが、ユニセックスモデル「CARTEL(カーテル)」です。
メッシュになったハンモックストラップが、足首をしっかりとホールドしてくれるため、硬い板でも足の動きをダイレクトに伝えることが可能。
トリック系には非常に使いやすいモデルです。
ダイヤルを使用し、ワンタッチで締め上げるボアシステムを採用したブーツ。
グローブをつけたままの着脱が容易ということもあり、現在のブーツに置いて主流となっていますが、実はバートンはこのボアシステムのブーツへはなかなか乗り出しませんでした。
これは、ダイヤル式のブーツはダイヤルが壊れると全く使い物にならなくなり、事故のリスクも高まると行った理由によります。
2015年、バートンは満を持してボアシステムを採用した初心者・中級者向けブーツ「MOTO BOA(レディースモデルはMINT BOA)」を販売。
本来ワイヤーで締め上げるボアシステムですが、この「MOTO BOA/MINT BOA」の特徴は伸縮するロープを締め上げるのが特徴で、ブーツ本体の高い伸縮性能が生かされているのです。
このMOTO BOA、MINT BOAは「世界で一番売れている」とまで言われるほど人気のブーツとなりました。
人気の秘密は以下の3つ。
ピカイチの品質を持ちつつ、初心者の方にぴったりのスノーボードブーツなのです。
バートンはスノーボードウェアはもちろん、普段使いも可能なパーカーやリュックも展開しています。
バートンのウェアの特徴は、バートンらしいスタイリッシュなデザイン。
ビブパンツのようなテクニカルなものは別ですが、ジャケットやパーカーはタウンユースでも兼用できるようなものもあります。
ウェアの大部分を占めるジャケットは、こだわってバートンのものをチョイスしたいですよね。
おすすめなのが「[ak] GORE-TEX 2L Swash Jacket」。
このジャケットは2レイヤーの防湿透湿素材「GORE-TEX(ゴアテックス)」を採用しており、スノーボードで汗をかいても中が蒸れることがなく、水蒸気を逃してくれるという仕様となっています。
また、身体のコアとなる部分にはバツグンの保温力を誇る「Primaloft(プリマロフト)」という素材を採用し、吹雪などに見まわれても体温の低下を防いでくれます。
何より魅力的なのはこのミリタリーライクともいえるデザイン。
オーバーサイズ目で着こなすのが非常にクールです。
スノーボード用パンツには、大きく分けて通常のパンツと、胸から肩にかけてストラップをとめるビブパンツの2種類あります。
通常のパンツはトイレや着替えの際スムーズですが、転倒した際に下から雪が入って来やすいというデメリットがあります。
それに対しビブスタイルのパンツは、雪が入りにくいというメリットがある反面、少しクラシックな印象を持つ方も多いです。
ご自身のお好み、スノーボードスタイルに合わせて検討すると良いでしょう。
バートンのパンツと言えば定番は「コバートパンツ/ヴィダパンツ」です。
定価20,000円台(セールであれば1万円台にも!)とリーズナブルでありながら、裾のガードや防水透湿性に優れ、かつ耐久性の高い「DRYRYDE」素材の採用、全ての縫い目に採用された雪の侵入を防ぐためのシームテープ、熱を逃がす内股のベンチレーションなど、必要な性能をきちんと持ったモデルです。
バートンらしいダボッとしたスタイリッシュなシルエットも魅力的ですね。
ビブパンツ=クラシックスタイルという印象が強いですが、この「リザーブ ビブパンツ/ゼラスビブパンツ」はバートンらしいデザインアクセントでビブパンツをスタイリッシュにアップデートした一本です。
コバートパンツと同様の防水透湿素材「DRY RIDE」が採用されており、雪や風の影響をシャットアウトしつつ、内部の熱は水蒸気とともに外に放出してくれます。
ビブパンツは雪の侵入を許しにくいので、初心者の方でコケるのが心配という方におすすめ。
また、ダボッとしたいかにも「スノーボーダー」というスタイル全盛のゲレンデにおいて、ビブパンツを使ったスタイリングは珍しく、逆におしゃれにも見えますよ。
バートンのグローブは品質はもちろんのこと、驚くほどコストパフォーマンスが良いことで知られています。
この「Burton GORE-TEX グローブ」はその代表で、外は防水透湿性素材として世界トップを走るゴア社の「GORE-TEX(ゴアテックス)」を採用しつつ、内側は同じくゴア社の「Gore Warm」テクノロジーで暖かさを確保してくれるのです。
手のひら部分はしっかりグリップできる合皮でできているのですが、なんとこの合皮は独自開発のタッチスクリーン機能「TOUCH GRAB」を搭載。
雪山においても手袋を外すことなくデバイスを操作できるのです。
これだけのスペックを備えたグローブが約1万円ですから、バートンの生産力の高さには驚愕してしまいますね。
スノーボード中はもちろん、街着としてもおすすめなのがバートンのパーカーです。
胸に大胆に入ったバートンの山のマークが最高にクールです。
タウンユースとしても着れるデザインが、デザイン性の高いバートンならではの嬉しいポイント。
スノーボード好きをアピールできますね。
実はバートンの隠れた定番アイテムとしてあげられるのが「リュック」です。
スノーボードやバックカントリーで使える本格的なアウトドア仕様のものから、タウンユースに使えるモデル、はたまたカメラバッグまで数多くラインナップされています。
バートンのリュックでおすすめといえば「[ak] INCLINE PACK 20L」。
[ak]という名は「アラスカ」を意味しており、アラスカのような極限の環境においても、フリースタイルでスノーボードを楽しむユーザーに向けてのハイエンドラインです。
そんな[ak]ラインに属するこのリュックは、バートンの中ではバックカントリースキーに向けて作られたプロダクト。
背面はバックパネルになっており、雪山山頂へ向かうハイクアップの際にも汗で背中がビチョビチョになるということがありません。
また、グローブをつけたままでもメイン気室にアクセスしやすかったり、スノーボードをザックに固定するためのベルトやヘルメットの収納スペースが確保されているのが特徴です。
なお、「[ak] INCLINE PACK 20L」はアウトドアブランドからバートンに参加したデザイナーによるアイテム。
そのため、スノーボードのみならず、無雪期の登山においても非常に使いやすいのが、登山をする人にとっては嬉しいのではないでしょうか。
何よりミリタリーライクともとれるこのデザインが最大のおすすめポイント。
他ブランドにはないため、スノーボードよりむしろ登山で使いたいというユーザーも多い名作なのです。
意外なことにバートンはカメラバッグもリリースしています。
それがこの「ZOOM PACK 26L」。
一眼レフ(フルサイズ)の本体+レンズに加え、レンズが3本も収納可能という、カメラバッグとして本格的なスペックを誇ります。
豊富な収納力と耐久性を持ち、かつデザインも良いというカメラバッグは、実は他ブランドを見渡してもなかなかありません。
そんな中で、一見すると普通のアウトドアリュックにも見えるバートンの「ZOOM PACK 26L」は、カジュアルな格好でも浮くことなく合わせやすいデザイン。
もちろんスノーボードも収納可能となっており、アウトドアでの撮影にも対応できます。
少し大きい28Lの「F-STOP PACK 28L」、さらに大きく作業用のPCまで収納可能な30Lの「FOCUS PACK」と3シリーズラインナップされています。
カメラバッグシリーズはバートンの中でも密かに人気のアイテムで、実はスノーボードをしないカメラ愛好家やプロカメラマンの中でも根強い支持を誇っているのです。
スノーボード界を牽引するブランド「BURTON(バートン)」についてご紹介してきました。
オリンピックで目にすることも多いことから、「バートンはプロが使うもの」という印象をお持ちの方も多かったのではないでしょうか。
実際にプロ仕様のモデルはもちろんありますが、スノーボード初心者のためのコストパフォーマンスに優れたモデルもたくさんラインナップされているのがバートンの良いところ。
非常に裾野の広いブランドだと言えます。
実際にバートンストアに行くとわかるのですが、バートンのアイテムはどれもとってもクールでファッショナブルなものばかり。
「こんなギアを使いたい」「こんなウェアを着て滑りたい」と思わせてくれるアイテムが勢揃いしています。
本記事を読んでバートンのギア・ウェアに興味を持った方は、ぜひ一度お近くの店舗や量販店でチェックしてみてください!
最終更新日 : 2023/08/07
公開日 : 2019/03/20