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チームラボプラネッツ「新豊洲」の新感覚アートミュージアムを肌で感じよう!
チームラボとは、クリエイティブな作品と高度なテクノロジーが融合されてできたソリューションを提供する集団(会社)です。
これまで作品は目で見て楽しむものでしたが、チームラボは、作品を五感で感じられるのが最大の特徴。
画面の中だけではなく、作品と現実世界を曖昧にすることによって、これまで体験したことがない作品を創っています。
「チームラボプラネッツ」とは、チームラボの中でもアートを中心とした展示会を行っているチームのことで、現在行われている豊洲やお台場などの展示も作成しているそうです。
都内では、お台場の「チームラボボーダレス」、豊洲の「チームラボプラネッツ」があり、現在でも休日は多くの方がこぞって集まる人気の展示施設になっています。
チームラボの作品は日本だけにとどまらず、中国の上海やスペインのマドリード、デンマークのオーフスなど、世界でも注目を集めています。
豊洲にある「チームラボプラネッツ」は、2020年秋までのおよそ2年間限定で開催される、デジタルアートの中に自分の身体ごと投入する新体感のアートです。
アートを直接肌で感じることによって、自分とアートとの境界が曖昧になります。
さらにその経験が、アートの中に飛び込んだ自分と他者の距離感を近くするといったメッセージ性が込められているのだそう。
「Body Immersive」というコンセプトをもとにできた作品は全部で7つです。
そのうち3つの作品は、水に足を浸からせて体験するもの。
場内は、はじめから靴や靴下などを脱いで入場することが義務付けられており、裸足で巡る新感覚ミュージアムです。
営業時間は22時までと遅く、仕事帰りでも十分楽しめるのも嬉しいポイント。
中は薄暗く、次は何が待っているんだろうと冒険心をくすぐられます。
会場内の雰囲気やドキドキ感はデートにも最適ですよ。
一度入場すると逆走ができないため、一つ一つの展示やアートをゆっくり堪能して進むのがおすすめです。
新豊洲にある「チームラボプラネッツ」から近い距離にあるお台場「チームラボボーダレス」。
同じチームラボが主催している展示ですが、混合したり何が違うのかと思う方も多いようです。
「チームラボプラネッツ 新豊洲」は超巨大投入型であるのに対して、「チームラボボーダレス お台場」はその名の通り境界線がない展示が数多く並びます。
お台場はアートの中に人間が入り込むことによって、作品が完成したりすることをコンセプトにしています。
つまり、幅広い空間の中でアートを自分なりに感じるといったイメージです。
壮大なデジタルアートで作品を感じるなら「チームラボボーダレス お台場」、アートをより体験したい方は「チームラボプラネッツ 新豊洲」がおすすめです。
また、「チームラボプラネッツ 新豊洲」は1~2時間ほどで回り終えてしまい、再入場もできないことに対して、「チームラボボーダレス お台場」は再入場もでき、回る順路も決まっておりません。
自分のペースでゆったり見ることができるので、子ども連れの家族や長時間滞在したい方に向いています。
暗闇を怖がる小さなお子さんがいる家族や子どもとアートの写真を撮りたい方は、「チームラボボーダレス お台場」の方が良いかもしれません。
チームラボのお台場と新豊洲の違いが分かったところで、ここからはチームラボ新豊洲の魅力についてご紹介します。
入場する前に手荷物や靴下、靴はあらかじめロッカーに預け、いざ出発です。
「チームラボプラネッツ」の特筆すべき魅力は、なんといっても水の演出です。
入場して最初に現れるのは、「坂の上にある光の滝」と呼ばれる、水が勢いよく流れ出ている坂道。
初めから「水!?」と多くの来場者を驚かせる仕組みで、冒険心をくすぐられます。
坂を上りきると、名前の通り光る滝があります。
どこか儚く、何かを訴えているようにも見える魅力があります。
非日常的な演出に、子どもはもちろん、大人もワクワクせずにはいられません。
暗いので、足元はしっかりは見えないものの、流れる冷たい水を足で感じながら、チームラボプラネッツへと足を踏み入れていきます。
「坂の上にある光の滝」の他にも、人とともに生きる鯉を水面にドローイングした作品も見どころです。
膝ぐらいまである水の中に足を踏み入れ、自分がアートの一部になります。
白濁した水はより幻想的な雰囲気を演出し、ぼやけたフォルムの花や鯉が水面を舞う姿は優雅で神秘的です。
壁は全面鏡になっているため、どこまでも空間が続いているような錯覚に陥ります。
鯉たちはぶつかると消えたり、弾けたりと姿を変えるので、どれだけ見ていても飽きません。
時間の経過とともに鯉や花が一気に消え、カラフルな水面に変化。
まるで夢の中に入ったかのような空間は感動を覚えます。
この空間の奥にひっそりと佇むのは「冷たい生命」です。
真っ暗な空間の奥に見えるのは、植物が芽吹き、花を咲かせるまでの工程です。
こちらの空間も水に浸った状態で見るエリア。
「冷たい生命」という名の通り、鯉と花のゾーンよりも水温が下がり、別世界に入り込んでしまったような感覚を楽しめます。
スクリーンの前にはベンチがあり、座って鑑賞することも可能です。
およそ3分ほどで花が咲き、水彩画や筆で描いたのような繊細で強弱のある線は、生命の尊さや儚さを感じることができます。
スクリーンに反転して水面に映る花も美しく、多くの来場者が足を止めるスポットでもあります。
この「冷たい生命」のエリアは、わかりづらく見逃してしまう方も少なくないので、鯉と花のエリアに来たら必ず立ち寄ってくださいね。
作品でありながらも、リラックスできる空間があるのもチームラボプラネッツならではです。
無機質で真っ暗な空間に広がるのは、「やわらかいブラックホール」。
ビーズクッションのような柔らかい素材の上を歩いたり、寝転がったりできるエリアです。
これまで普通に歩けていた感覚を忘れさせ、足がすくわれます。
来場者もこけたり、真っ直ぐ歩くことができない方が多く見られました。
クッションはランダムで凹凸になっており、子どもに限らず大人もはしゃぎたくなる空間です。
壁も同様のクッションでできているので、暗くてもケガをする心配はありません。
宇宙空間を意識して作られているからか、「やわらかいブラックホール」エリアはひんやりとしており、肌でもブラックホールを想像できる工夫が施されています。
ただ横になっているだけ、ただリラックスしているだけでも、自分自身が作品の一部となるのはチームラボならではの魅力です。
チームラボといえば、インスタ映えする圧巻の色どりが見どころ。
その中でも「The Infinite Crystal Universe」は、チームラボプラネッツを代表する作品です。
全面鏡張りの部屋に広がるのは、無数の光の集合体が全方位に広がる幻の空間。
まさにフォトジェニックそのものです。
ライトは不規則に色の変化を遂げ、空間の中に流れている音楽も、この作品の完成度を高める後押しをしてくれています。
一色に光るときもあれば、グラデーションカラーになったり、流れ星のように駆け抜ける演出など、まるで宇宙にいるかのようです。
デジタルアートならではの表現方法は、写真や動画を撮らずにはいられません。
また「The Infinite Crystal Universe」以外にも、インスタ映えする作品が「意思を持ち変容する空間、広がる立体的存在、自由浮遊、平面化する3色と曖昧な9色」です。
鏡張りの空間に、バルーンが無数に敷き詰められています。
バルーンは様々な色に変化しながら、浮いたり落ちたりを繰り返したり、人にぶつかることでまた軌道を変え予測不能な動きが生まれる不思議空間です。
ピンク・紫・オレンジ・緑・黄色・青などとにかくいろんな色が見られ、その度にシャッターを切りたくなります。
子どもも大人も関係なく、バルーンの間を駆け抜けたり、持ち上げたりとはしゃぎたくなる作品です。
作品に人が入る限り、二度と同じ景色の写真はないため、シャッターチャンスが豊富。
バルーンが上下左右に動いているときは、躍動感が感じられ、数多くのバルーンを入れることができるため、おすすめのシャッターアングルです。
「チームラボプラネッツ」は、これまでもご紹介してきた通り、超巨大投入型アートです。
体験型だからこそ、思いっきり楽しむためのポイントをいくつか紹介していきます。
「チームラボプラネッツ」は、水を使った作品があるのが特徴です。
「靴下は?靴はどこに置いておくの?」と心配する方もいるかもしれませんが、その心配はご無用。
作品に入る前には、専用の鍵付きロッカー(無料)にそれぞれ貴重品や靴、靴下を預けることができます。
また、水を使った作品を見た後には、スタッフがタオルを渡してくれます。
わざわざタオルを持っていく必要もありませんし、前もって準備が必要なものはないので、仕事帰りやデートでも安心です。
ご紹介したように、作品の中には鏡張り使用のものがいくつかあるので、女性はスカートだとパンツが見えてしまう可能性があります。
スカートの方には専用のショートパンツの無料貸し出しを行っているので、スタッフに声をかけてくださいね。
また、ロング丈のスカートだと、水を使った作品を鑑賞するのも一苦労。
スカートをまくり上げておかなければならず、両手がふさがり、せっかくのシャッターチャンスも逃してしまうかもしれません。
そのため、ベストコーディネートは、ショート丈(膝上以上)のパンツスタイルです。
ボトムスをめくりあげて手で持っておく必要もなく、思う存分作品に浸れるでしょう。
携帯やスマートフォンは、ストラップが付いている首掛け使用にしておくのがおすすめです。
「チームラボプラネッツ」は、水を使った作品がいくつかあることはもちろん、会場内は薄暗い環境。
膝ぐらいまで足元が浸かる「鯉と花」のエリアやほぼ真っ暗の「冷たい生命」で、手を滑らせてスマホを落としてしまうと、防水であっても探すのは困難と言えるでしょう。
女性は、ガウチョパンツやロングスカートといった緩めのボトムスで行くと、服をまくり上げておかなければならず、手元も塞がれてしまいます。
そんな中、スマホを落としてしまう可能性は少なくありません。
最近ではストラップ付きのスマホ専用ビニールケースが100円均一でも販売されているので、あらかじめ購入しておくと活躍してくれますよ。
近未来のような、どこか幻想的で神秘的なデジタルアートを作り出す「チームラボ」。
一度見ると忘れられない光景は、作品の中に入ったからこそ感じられる感覚なのかもしれません。
新豊洲にある「チームラボプラネッツ」は、まさに体感型作品で、およそ2時間アトラクションにいるような革新的な経験ができるはず。
家族や友達とはもちろん、デートとしてもおすすめなスポットです。
これからさらに加速していくと言われる「テクノロジー×クリエイティブ」の境界の曖昧さを実感してみてくださいね。
最終更新日 : 2023/08/25
公開日 : 2019/05/05