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<山口県中部(山口市・防府市・秋吉台)のおすすめ観光スポット>
山口は観光スポットの宝庫です。
日本屈指の規模を誇る秋芳洞や秋吉台のカルスト台地、コバルトブルーの海がる角島などの豊かな自然と、岩国城や錦帯橋など、人々が紡いできた歴史が共存する美しい場所です。
水族館や動物園もあるので、デートや家族旅行でも楽しめますね♪
そして、命がけで怒濤の時代を切り開き、近代の日本を作ったと言える幕末志士や、重要な役割を果たした政治家を多く輩出した地としても有名です。
海も山もあり、美味しいご当地グルメもたくさんありますよ。
本州の最西端に位置する山口県。
江戸時代には長州藩として長州と呼ばれ、また「西の京都」と言うことで西の京、西京(さいきょう)とも呼ばれています。
九州との連接地点として、他の県とも密接な繋がりのある地域もあり、地域ごとに文化や方言にそれぞれの個性があります。
山口を旅するなら、気候が安定している10月~11月の秋がおすすめです。
そして、日本海側と瀬戸内海側では平均気温や、冬は積雪量の差がとても大きいです。
本州最西端に位置しているため、冬も暖かそうなイメージがありますよね。
たしかに瀬戸内海側は、比較的一年中温暖な気候なのですが、日本海側から内陸側にかけては記録的な大雪が多いのです。
秋は「長門峡」や「両足寺」など、紅葉スポットがたくさんあります。
ぜひシーズンを狙って訪れてみてください。
絵画のような絶景に出会えるかもしれません。
岩国市は山口県の最東部に位置し、小瀬川を挟んで広島県と接しています。
山口県を代表する観光スポットである錦帯橋は、四季を通じて美しい景色が楽しめるので、季節を変えて訪れたいところ。
また、周南市には、近距離から工場夜景が楽しめるスポットがたくさんあり、マニアの方は必見です。
錦川の清流も水が澄んでいてとても綺麗です。
山口で最も有名な観光スポットといっても良いのではないのでしょうか。
木と木の組合せによって支えられている、見事な5連のアーチ状の橋が、錦川に架けられています。
長さは193.3m、幅5mです。
延宝元年(1673年)、第三代岩国藩主吉川広嘉により造られた錦帯橋。
現在残っている橋はなんと4代目なのです。
毎年、春は桜と錦帯橋のコラボレーションがまるで絵葉書のような光景を作り上げ、花火大会や錦帯橋祭りなども催され、年間を通して訪れる人で賑わっています。
きちっと5連均等に並んでいる様は、なんだか気持ち良いですね。
館船で周辺をのんびり観光することもできます。
錦帯橋の裏側の木と木の組み合わせ。
江戸時代の職人さんの建築技術はすごいですね…
錦帯橋の6月1日~9月10日の夏の間の風物詩、う飼。
なんと遊覧船に乗って間近で見物することもできます!
伝統ある古式鮎漁を、手を伸ばせば届きそうなほど近くで楽しんでみてはいかがでしょうか。
また、毎年8月の前半には、錦川水の祭典(錦川花火大会)が催され、約6000発の打ち上げ花火が川面に反射し、素晴らしい絶景が広がります。
こちらは冬の錦帯橋。
どの季節でも素晴らしい景観を見せてくれます。
戻っておや?橋を進むと山の上に見えてきたのは…
橋を渡って、岩国城へ。
住所 : 〒741-0062 山口県岩国市岩国1丁目
マップ : Googleマップ
アクセス : 岩徳線川西駅から徒歩15分
電話番号 : 0827-29-5116
営業時間 : 終日 ※夜間は無人
料金 :
公式サイト : 錦帯橋
錦帯橋からも見える山の上にある岩国城。
お城までは、ロープウェイで登ることができます。
慶長13年(1608年)初代藩主吉川広家により築城されました。
昭和37年に再建、桃山風南蛮造りの山城で、日本では珍しいお城です。
館内は見学可能で、天守閣には錦帯橋の精密模型、写真、武具や甲冑が展示されています。
4階にある展望台からは、岩国の受け継がれてきた街並みや錦帯橋、瀬戸内海、そして四国の山々まで見渡すことができます。
珍しい桃山南蛮造りで、かつて標高約200メートルの城山山頂に位置していました。
天守閣からの眺め。
こんなに高い所にそびえていると、当時御勤めされていた人たちは通勤が大変だったでしょうね…
城下町はもちろん、美しい風情がある景色を瀬戸内海まで見渡せる360度の大パノラマで楽しんでみてはいかかでしょうか。
住所 : 山口県岩国市横山3丁目
マップ : Googleマップ
アクセス : 岩徳線川西駅から徒歩20分、さらにロープウエーで3分。ロープウエー下車後、徒歩10分
電話番号 : 0827-29-5116
定休日 : 12月16日~31日 ※岩国城ロープウエー点検日は休館
営業時間 : 9:00~16:45
料金 :
公式サイト : 岩国城 (岩国市公式観光サイト)
岩国寿司は、錦糸卵や岩国の名産品のレンコン・椎茸・でんぷん・きぬさやなどをのせたちらし寿司のようなものです。
見た目は色鮮やかでかわいい感じ。
味は、具材の歯ごたえと酢飯とでんぷんの甘みと大葉の香りがよく、さっぱりと頂けます。
かつては保存食として重宝されていたと言われています。
お店により微妙に味が異なるため、機会があれば食べ比べてみてはいかがでしょうか。
住所 : 山口県岩国市横山2-5-32
マップ : Googleマップ
アクセス :
定休日 : 不定休
電話番号 : 0827-41-3741
営業時間 : 9:00~19:00 ※冬場は早仕舞いあり、ランチ営業、日曜営業
予算 : ~1,000円
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
岩国のシロヘビは、国の天然記念物に指定されています。
こちらはシロヘビ達の飼育、保護を目的に作られた資料館です。
岩国には現在、おおよそ1000匹のシロヘビが生息してるとのことで、この資料館では5匹が飼育されています。
体長180cm、本当に真っ白で赤く丸い目を持っていて、どこか神秘的な雰囲気を醸し出しています。
シロヘビは非常に珍しく、滅多に見ることができないので、幸運の象徴とも言われています。
爬虫類好きな人はもちろん、苦手な人でも見慣れると、とても可愛いのでじっくり観察してみてください。
神様の使いとも言い伝えがあるシロヘビ。
たくさんの人に見られて人馴れしているのか近付いてきます。
お顔アップ。
つぶらなお目めが可愛いですね。
住所 : 山口県岩国市今津町6-4-2
マップ : Googleマップ
アクセス : JR山陽本線岩国駅より岩国市営バス今津経由錦帯橋行10分、天神町より徒歩3分
定休日 : 年中無休
営業時間 : 9:00~17:00
料金 : 入場料無料(100円程度のお志)
山口の有名なお店といえばこちら。
もはや観光スポットとしても紹介されている御食餌処「いろり山賊」。
まるでタイムスリップしたかのような雰囲気で、良い意味でごちゃごちゃとした店内はまさに山賊の住処のようです。
お座敷に座って頂く、名物の「山賊むすび」と「山賊焼き」はどちらもデカイ!
山賊むすびは鮭、こぶ、梅がはいっているお米が美味しいおむすびです。
山賊焼きは、炭火でこんがりと焼き上げた若鳥のもも肉がドカっと串に刺された状態で出てきます。
これらを豪快にがぶりといくのが山賊流。
ボリューミーですが、意外にあっさりとした美味しさなので、ぺろりといけますよ。
他にも、地元の野菜やお肉をふんだんに使用したご当地メニューが盛り沢山です。
お店の外観はまるでお城のようで異彩を放っており、道路沿いではかなり目立ちます!
さらに、夜は大々的にライトアップされているので一目で分かります。
一年中いろんなイベントも行われており、店内や庭の風景を見るだけでもワクワクしますよ。
岩国市を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
住所 : 山口県岩国市玖珂町一の滝1380-1 いろり山賊 玖珂店内
マップ : Googleマップ
アクセス :
定休日 : 3つの店が交代で休むので実質無休
電話番号 : 0827-82-3115
営業時間 :
予算 : 1,000~1,999円
公式サイト : いろり山賊
「回天」とは、太平洋戦争中に開発された、魚雷に大量の爆薬を搭載し、隊員自らが操縦して敵艦に体当たりするという特攻兵器のことです。
かつて、20歳前後の若者達が志願し、この地で毎日厳しい訓練を行い、祖国を守るため、多くの若者がここから出撃していきました。
ここでは、当時のそのままの回天訓練基地跡を見学でき、特攻志願した遺品遺墨約1,000点を展示しています。
実物大の「回天」。
館内では回天の仕組みや、当時の様子と詳しく見ることができます。
今は平和の象徴として、穏やかで美しい海にひっそりと佇んでいます。
穏やかで美しい山口の海で、かつてそこに存在した悲しい事実。
その歴史に思いを馳せてみてはいかかでしょうか。
住所 : 山口県周南市大津島1960番地
マップ : Googleマップ
アクセス :
定休日 :
電話番号 : 0834-85-2310
営業時間 : 8:30~16:30
料金 :
公式サイト : 回天記念館
街中にあるため交通アクセスも良く、小さな子ども連れの旅行にぴったりの動物園となっています。
動物とのふれあい体験も多数開催されているので、動物好きな方はぜひ立ち寄って動物のかわいらしさに癒されてください。
愛嬌たっぷりのマレーグマ「ツヨシ」がいる動物園で、その他にもたくさんの可愛い動物たちが出迎えてくれます。
また、動物園であると同時に桜の名所で、毛利氏の歴史ある史跡にも触れることができますよ。
ふれあいコーナーでは、小さなお子さんでも楽しめるような小さな生き物がたくさんいます。
季節を問わず楽しめる動物園ですが、春に動物園周辺を観光するのであれば、立ち寄って桜を楽しむのもおすすめです。
動物と桜の組み合わせは、風情がありつつ微笑ましいものではないでしょうか。
住所 : 〒745-0874 山口県周南市大字徳山5846
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0834-22-8640
定休日 :
営業時間 : 9:00~17:00 ※10/20~2月末は16:30まで
料金 :
公式サイト : 周南市徳山動物園
全国に店舗があり、ご飯のおかずにぴったり。
中でもごはんと相性が良いのが餃子です。
全国にお店があるとはいっても、それぞれに個性があります。
周南店のラーメンは、背脂がたっぷりで麺にコシがあり。
来来亭の他の店舗で食事をしたことのある方も、周南店は店員さんの活気があって口コミも良好です。
住所 : 〒745-0000 山口県周南市横浜町15番10-2
マップ : Googleマップ
アクセス : 櫛ヶ浜えきを出て左へ500m進み、交差点を右折して直進。県道にぶつかる手前左手、スタジオアリスの隣。
電話番号 : 0834-31-4820
定休日 : なし
営業時間 : 連日11:00~0:00
予算 : ~999円
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
周南市の臨海部には、石油化学、無機化学、鉄鋼、セメントなどの基礎素材型産業が集積した周南コンビナート群が広がっています。
かつては、川崎、四日市、北九州、室蘭と並び全国5大工場夜景と呼ばれたこともあり、その幻想的な夜景は圧巻。
JR徳山駅から徒歩で行けるビュースポットもあり、気軽に、そして近距離で工場夜景が楽しめるのも特徴です。
周南市では、この工場夜景を観光資源とし様々な工場夜景鑑賞ツアーを企画・催行しています。
タクシーで夜景観賞スポットを巡るツアーや、徳山港を出発し、約1時間半でコンビナート群を巡るクルーズコースが人気です。
また、 ホテルサンルート徳山 では、一日一組限定で、客室から工場夜景が楽しめるプランを設定しています。
全国的にも珍しいプランなので、工場夜景好きなら見逃せませんね。
山口市は山口県のほぼ中央に位置する県庁所在地。
豊かな自然と歴史が共存する文化都市です。
山口県中部の最大の見どころと言えるのが、日本最大のカルスト台地である秋吉台。
秋吉台では、秋芳洞をはじめ、四季折々の美しい景色が楽しめます。
秋吉台の山麓にあるアジアでも例をみない巨大な大鍾乳洞です。
洞口の高さ24m、横巾8mにも及びます。
そして、洞内の最も広いところが200m、天井の高いところが40m、最も高いところは80m。
全長はなんと約10km!
しかし、一般観光ルートは約1kmまでとされています。
鍾乳石はどれも大規模で百枚皿や黄金柱など、遥かな時間の流れや大自然の凄さに圧倒され、思わずため息が出てしまいますよ。
見所ごとに音声案内もあるので、由来が聞けるのも嬉しいですね。
洞内の気温は一年中17℃なので、快適に探検することができますよ。
入り口にある清流の滝や、洞内には地下水の綺麗な川が流れていて、マイナスイオンがたっぷり。
洞内の水は驚くほど澄んでいます。
マイナスイオンを直に感じるほどです。
とても大きな鍾乳石たちは、どれくらいの時間をかけてここまで大きくなったのか。
人間はまだまだちっぽけな存在です。
こちらは「百枚皿」。
まるで人工的に均等に岩段を造ったかのように見えますが、自然の力です。
エレベータで地上に出て秋吉台カルスト展望台へ行くと一面の青空が!
そして、そこには一面の緑とカルスト台地(石灰柱)の360度の大パノラマが広がっています。
普段はなかなかお目にかかれない、長い時間をかけて創り上げられた自然の芸術美。
太古からの贈り物をじっくりと堪能してみてくださいね。
住所 : 山口県美祢市秋芳町秋吉
マップ : Googleマップ
アクセス : JR山陽本線新山口駅からバスで45分
電話番号 : 0837-62-0304
定休日 : 年中無休
営業時間 : 8:30~17:30 ※12~2月は16:30まで
料金 : 大人1,300円、中学生1,050円、小学生700円
公式サイト : 秋芳洞
秋芳洞を一通り散策してお腹が空いたらぜひ食べて頂きたいのがこちら。
「ぜんじかっぱそば」です。
なんと、アツアツの鉄板の上には「秋吉台高原牛肉」「山口県産たまご」を使用した「手作り錦糸たまご」「きゅうり」、「のり」など地元の食材がどっさり乗っています。
おそばにはわさびが練り込んであり甘めの暖かいツユに浸けて食べるんですが、レモンのほのかな酸味がそばを焼いた香ばしさによく合います。
ちなみに、名前の由来はこのあたりに伝わる「禅師河童」の伝説にちなんだもの。
美味しいのでぜひ食べてみてください。
住所 : 山口県美祢市秋芳町秋吉3385
マップ : Googleマップ
アクセス :
定休日 : 無休
電話番号 : 083-762-1521
営業時間 : 9:00~17:30(L.O.16:30) ※ランチ営業、日曜営業
公式サイト : 台観望 合観店
秋吉台サファリパークは、動物達を野生に近い状態で見ることができる動物園です。
なんと、ゾウやキリン、ライオンにも餌やりもできます。
かわいい小動物に触れることができるふれあい広場もあります。
またジェットコースター、ゴーカートなどのある遊園地も併設しているので、デートでもファミリーでも盛り上がること間違いなしのスポットです。
自家用車でも餌やりバスでも入場可能で、動物達が走ったり座っていたり、動物たちとの距離が近い!
百獣の王がこんなに近くに。
車のドア一枚ごしに生活の様子をじっくりと観察することができます。
秋芳洞の太古の大自然アートを散策したら、今を生きる生き物達の息づかいを堪能してみてはいかがでしょうか。
住所 : 山口県美祢市美東町赤1212
マップ : Googleマップ
アクセス :
定休日 : 年中無休
電話番号 : 08396-2-1000
営業時間 : 4月~9月 9:30~17:00 、10月~3月 9:30~16:30
料金 :
公式サイト : 秋吉台サファリランド
別府弁天池は、美しいコバルトブルーに染まった伝説の湧水池です。
その水は、カルスト地帯特有の湧水で摂氏14度と冷たく、日本名水百選に選定されています。
どれくらい澄んでいるかというと、水中を泳ぐ魚や、水が湧く瞬間を見られるほど。
近くの釣り堀ではニジマス釣りや料理も楽しめます。
別府弁天池のお水は飲料水としても有名で、どこまでも澄んだ綺麗な清水に心まで洗われること間違いなしです。
住所 : 山口県美祢市秋芳町別府
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0837-62-0304
料金 : 無料
公式サイト : 別府弁天池
弁天池で釣った魚を持ち込むもよし、定食をオーダーするもよし。
とにかく釣れたて新鮮なニジマス料理を頂く事ができます。
ニジマスのフライ、せごし、塩焼き、アライなどメニューがたくさんあります。
弁天池の清水で育ったニジマスの味をたっぷりと堪能してみてください。
住所 : 山口県美祢市秋芳町別府1577
マップ : Googleマップ
アクセス : 於福駅から4,013m
電話番号 : 0837-65-2370
定休日 : 月曜日
営業時間 : 10:00~17:00
予算 : 1,000円~1,999円
「瑠璃光寺」は、室町中期における最も秀でた建造物で、全国に現存する五重塔のうちで10番目に古く、その美しさは日本三名塔の一つに数えられています。
五重塔は相輪の尖端まで31.2m、室町建築としては装飾が少ない造りで、各層軒が広く張出し、檜皮葺の屋根の勾配は緩くなっており、すっきりとした造りが特徴です。
日本三名塔は、奈良県の「法隆寺」と京都府の「醍醐寺」にある五重塔を指します。
また、檜皮葺屋根造りのものは瑠璃光寺のほか、奈良県の「室生寺」と「長谷寺」、広島県の「厳島神社」にもあります。
現在の姿の始まりは、かつて関ヶ原の合戦の後、毛利輝元が萩入りした際に、香積寺を萩に引寺し、その跡地に仁保から瑠璃光寺を移築しました。
夜は夕暮れからライトアップされ、神秘溢れる幻想的な夜景も見どころの一つとなっています。
国宝である五重塔は山口のシンボルとして大内文化を現代まで、そして未来までしっかりと伝えていくことでしょう。
住所 : 山口県山口市香山町7-1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 083-922-2409
公式サイト : 瑠璃光寺
「湯田温泉」は開湯800年の歴史ある湯処で、山陽路で唯一の温泉郷として栄え、今もなお多くの温泉ファンで賑わいを見せています。
市内の所々で見かける白い狐のモニュメントは、その昔、一匹の白狐が夜な夜な湯に浸かり、傷を治したという「白狐伝説」から湯田温泉のマスコットとなっています。
また、「湯田」の由来は、田んぼの真ん中から金色のお地蔵さんや、源泉が湧き出たことから付けられたと伝えれられています。
創業300年を誇る「松田屋ホテル」には、幕末維新志士たちが倒幕のため密談をした「あずまや」が現在も残されており、温泉街には多くの高級和風旅館が軒を連ねています。
近隣には「中原中也記念館」もあり、直筆の原稿や愛用品などの展示があります。
アクセスも抜群で、山口県内へ1時間以内で行ける観光の拠点としても重宝されています。
こちらは足湯。
見つけたらちょっと休憩していきましょう。
現在足湯は5つあり、観光案内所の足湯横には観光案内所の足湯には飲泉場もあるので、湯の味を確認してみてください。
湯質は透明の弱アルカリ性単純温泉。
源泉から吹き出る温泉は72度、かけ流しが楽しめる宿がほとんどです。
温泉街には多くの飲食店やレジャー施設、スパ、遊技場、そして唯一の共同浴場「亀乃湯」もあるため、退屈することはないでしょう。
旅の拠点にも、温泉メインでも、日常を忘れてのんびり過ごすにはもってこいの場所ですね。
住所 : 山口県山口市湯田温泉5-2-2
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 083‐920-3000(湯田温泉旅館協同組合)
公式サイト : 湯田温泉
菅原道真といえば、学問の神様として有名ですよね。
その菅原道真を日本で最初に祀った天満宮が防府天満宮であり、日本の三神とも言われています。
年間を通して色々な行事が開催されていて、行事によっては夜店が出て賑わっています。
とてもきれいな神社ですが、最後に急な階段が待ち受けているので、体力を温存しつつ参拝したいところです。
車いすの貸し出しや、車いすのスロープや車いす用トイレもあるので、車いすを利用する方も安心です。
催し物が開催されている時はとても賑わい、お店も人も沢山。
落ち着いて参拝したい場合は、催し物の時期を避けて参拝することをおすすめします。
住所 : 山口県防府市松崎町14-1
マップ : Googleマップ
アクセス : JR山陽本線防府駅から徒歩15分
電話番号 : 0835-23-7700
歴史館入館料 : 大人 500円(20名以上の団体は400円)、高校生以下 無料
公式サイト : 防府天満宮
福岡県と関門海峡を挟んで隣接している下関市は、山口県最大の都市。
巌流島や、角島、唐戸市場などの観光&グルメスポットが多く、県内外から多くの人が訪れる人気の高い街です。
下関では、名物のふぐを食べることもリストに入れておきましょう。
角島は下関市豊北町の沖に浮かぶ面積約3.93㎢、人口が1,000人に満たない小さな島です。
魅力は何と言っても、素晴らしいのは底まで見えるコバルトブルーの海の綺麗さ。
その海の美しさは、テレビCM等でも多数起用されているほどです。
絶景で有名な角島大橋を渡ると、小さいながらも昔からの自然がたくさん残されている小島(北長門海岸国定公園)に着きます。
島の西端には角島灯台があります。
夏には角島大浜海水浴場の綺麗なビーチを求めて多くの人々が訪れます。
サンセット後のライトアップも必見の見所の一つ。
海を滑るようにかかる角島大橋を見ると、本当にここは山口なのかというくらい綺麗です。
住所 : 下関市豊北町神田~角島
マップ : Googleマップ
アクセス : JR山陰本線 特牛駅(こっとい)で下車。ブルーライン交通バス角島行きで約23分
電話番号 : 083-782-1914(下関市役所 豊北総合支所)
公式サイト : 角島大橋
地元で穫れる特牛(こっとい)イカは歯ごたえがよく、甘みがありとても美味しいイカです。
夢岬では、水揚げされたばかりの超新鮮なイカを、身が透けていてまた元気に動いているものを頂けます。
さっぱりと甘いイカは、丸ごとぺろりと平らげられます。
また、他にもウニやサザエなど、地元産の超新鮮な海の幸がたっぷりと、しかもリーズナブルに頂けるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
住所 : 山口県下関市豊北町角島3042
マップ : Googleマップ
定休日 : 火曜
電話番号 : 083-786-1008
営業時間 : 11:00~17:00 ※ランチ営業、日曜営業
予算 : 2,000円~2,999円
公式サイト : 和食処 夢岬
下関市立しものせき水族館・海響館には500種20,000点の海の仲間たちが展示されています。
日本最大級のペンギン展示施設「ペンギン村」があり、水中を飛ぶように泳ぐペンギンたちの姿を観察できる「ペンギン大編隊」は絶対見るべきイベントです。
名物・愛嬌たっぷりのスメナリのバブルリング。
イルカとアシカのパフォーマンスが楽しめる「アクアシアター」や「スナメリのプレイングタイム」も必見です。
さらに、悠々自適に泳ぐイルカを眺めながら、食事ができるレストランもあります。
また、日本では唯一のシロナガスクジラの全身骨格標本の展示や、世界のフグが100種類以上展示されているなど、フグの名産地ならではの展示もあります。
水族館の目の前には関門海峡が広がっているので、そちらの景色も必見です。
住所 : 山口県下関市あるかぽーと6番1号
マップ : Googleマップ
アクセス : 中国自動車道下関ICから車で15分
定休日 : 年中無休
電話番号 : 083-228-1100
営業時間 : 9:30~17:30 ※繁忙期は時間を変更有
料金 : 大人 2,090円、小人 940円、幼児 410円、団体割引あり
公式サイト : 海響館
下関名物といえばフグ。
中でも本場下関のとらふぐは甘みがあり、弾力のある歯ごたえがたまらいくらい美味しいです。
都会では滅多にお目にかかれない新鮮で上質なとらふぐを、リーズナブルなお値段で頂くことができるのは唐戸市場です。
他にも地元で水揚げされたばかりの魚介類や、お寿司、ふく汁、ふくの握りなど一つのお店に縛られず、お好みの物を選んで食べれるのが醍醐味。
実際のセリの様子も見学できるので、美味しい海の幸と一緒に、活気のある市場の雰囲気も存分に味わってみてはいかがでしょうか。
住所 : 山口県下関市唐戸町5-50
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 083-231-0001
定休日 : 不定(公式サイトを参照)
営業時間 :
公式サイト : 唐戸市場
「海峡ゆめタワー」は海峡の街、下関の灯台をイメージしたシンボルタワーです。
その高さはなんと153m!
西日本一の高さを誇り、地上143mで最上階の展望室へシースルーエレベーターで70秒で到達します。
眼下に広がる眺めは、関門海峡はもちろん、あの昔話で有名な武蔵と小次郎が決闘した巌流島や、北九州の山々に響灘、日本海と360度の大迫力のパノラマで見渡すことができます。
夜景も大変素晴らしく、恋人の聖地としてロマンチックな景色をみながら2人の時間を過ごそうとカップルも多く、展望室にある縁結び神社は、おみくじが大人気。
また、29階には天空レストラン「BistroQTB+イリーカッフェ29」もあります。
下関の景色を一望しながら、美味しいお食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。
住所 : 山口県下関市豊前田町3-3-1
マップ : Googleマップ
アクセス : JR下関駅からバスで1分(豊前田下車)
電話番号 : 083-231-5877
定休日 : 1月第4土曜日
営業時間 : 9:30~21:30(入館~21時)
料金 : 大人600円、小中学生300円
公式サイト : 海峡ゆめタワー
巌流島といえば、佐々木小次郎と宮本武蔵の対決が行われたことで有名な島です。
島内には二人が決闘している像もあり、歴史などにも触れられます。
巌流島の正式名称は船島であり、巌流島という名前は佐々木小次郎の流派から名付けられています。
散策道も整備されているので、晴れた日はゆっくりと散策することも可能です。
唐戸桟橋から船が出ているので、毎日渡ることができます。
浜辺には二人が使用したことをイメージした木製の船も見ることができます。
住所 : 山口県下関市大字彦島字船島
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 083-231-1350
料金 : 大人 800円、小人 400円(連絡船往復料金)
公式サイト : 巌流島
カモンワーフには、海の幸を中心とした色々なお店が入っています。
関門海峡を一望できるシーサイドモールで、中でもおすすめなのは「ふくの関」。
下関のフグがリーズナブルなお値段でいただけます。
フグといえば価格が気になるという方も多いですが、こちらのフグは美味しくてお財布にも優しいのが大きな特徴です。
住所 : 山口県下関市唐戸町6-1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 083-228-0330
定休日 : 無休
営業時間 : 11:00~22:00
予算 : [昼] 1,000~2,000円 [夜] 2,000~3,000円
公式サイト : カモンワーフ
山口県北部に位置する萩は、江戸時代の町並みが姿をとどめる城下町や、吉田松陰、高杉晋作といった維新の志士達ゆかりの地などが数多く残り、歴史好きなら絶対に訪れたい街。
世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産23のうち、5つが萩市にあります。
また、長門市は日本海に面した自然に恵まれた地。
海に向かって赤い鳥居が並ぶ「元乃隅神社」は、アメリカCNNの調査で「日本で最も美しい場所31」に選ばれたことから、一層注目を集めるようになりました。
日本の歴史が動いた場所とも言える「松下村塾」は、吉田松陰を祭った松陰神社の境内にあります。
吉田松陰の叔父、玉木文之進が開いた私塾を安政4年(1857年)に、当時28歳の吉田松陰が引き継ぎました。
当時の建物がそのまま残されており、瓦葺の平屋建ての質素な建物は、8畳と10畳半の2間という小さなもの。
2015年7月に、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産に選出されています。
吉田松陰は身分や階級にとらわれず、来るものを拒まず塾生を受け入れ、去る者は追わなかったと言います。
実際に教鞭をとったのは2年少しでしたが、久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文など、明治維新の原動力となり、明治新政府に活躍した多くの逸材を育てました。
外観のみの見学になりますが、講義室だった8畳の部屋には吉田松陰の像と肖像画、机が置かれています。
歴史が動いたきっかけになった場所を、タイムスリップ気分で散策してみませんか?
住所 : 山口県萩市椿東1537(松陰神社敷地内)
マップ : Googleマップ
アクセス : JR山陰線「東萩駅」から徒歩20分
電話番号 : 0838-22-4643
定休日 : 無休
営業時間 : 松陰神社は拝観自由、松下村塾は夜間戸締りあり
料金 : 無料(見学は外観のみ)
公式サイト : 松下村塾
萩のブランド牛で、和牛のルーツと言われる「見島牛」と、その血統を受け継ぐ「見蘭牛」を味わえる精肉専門店直営のレストラン。
1番人気は、見蘭牛の美味しさをぎゅっと詰め込んだ、見蘭牛100%使用の「至極の金」1,430円(税込)です。
また、土日のみのメニューとして、幻の見島牛100%使用のハンバーグ「極み」2,250円(税込)も数量限定で登場します。
見島牛は大変希少で入荷が少ないので、出会えるかどうかは運次第。
店頭のテイクアウトのコーナーでは、コロッケ、牛串、お弁当などが販売されています。
住所 : 山口県萩市大字椿字鹿背ヶ坂1258
マップ : Googleマップ
アクセス : 萩駅から2,860m
電話番号 : 0838-25-1113
定休日 : 火曜日
営業時間 : 11:00~15:00 ※土日祝17:00まで
予算 : 1,000~2,000円
公式サイト : 見蘭牛ダイニング玄
長門市の市街地の北の端、仙崎港のある仙崎の町と青海大橋で繋がっている「青海島」は、別名「海上アルプス」と呼ばれています。
約9000万年前の火山活動や地殻変動、長年にわたる日本海の荒波による浸食などで生み出された同門、石柱、奇岩、断崖絶壁など、変化に富んだ絶景が広がります。
陸上からは青海島自然研究路を散策しながら、海上からは遊覧船で景色を楽しむことができます。
人気は仙崎港から出る青海観光汽船の遊覧船での一周コースで、所要時間は約80分。
奇岩を縫うように進みながら景色が楽しめるので、飽きることなく素晴らしい時間が過ごせます。
途中、4つの洞門を船でくぐりぬけるのですが、船体ギリギリという場所もあり、ちょっとしたスリルも味わえますよ。
コース詳細や運航状況、運航時間などは公式サイトで確認してくださいね。
日本の棚田百選に選出されている「東後畑棚田」は、日本海を背景にした美しい景色が特徴です。
棚田は山間部にある事が多いですが、こちらは半島部分の丘陵地が海岸近くまで迫っているので、眼下に日本海を眺めることができます。
稲穂が青々と伸びる夏、田が金色に変わる秋、年間を通じて美しい景色が見られますが、一番人気は毎年5月中旬から稲が成長する前の6月上旬。
日本海に沈む夕日が棚田を包んでいき、徐々に色合いが変わっていくタイミングは、絶好の写真撮影タイムとあって、全国から写真愛好家が集まります。
また、この時期はイカが産卵のために海岸近くに寄ってくるので、イカ釣り漁船も海岸近くで漁をします。
気象条件が良ければ、イカ釣り漁船の漁火が美しい景色をより一層幻想的なものにしてくれます。
車がないと行きにくい場所ですが、次にご紹介する「元乃隅神社」にも近いので合わせて、ぜひ訪れていただきたい絶景スポットです。
長門市は日本七大やきとりの町。(他は室蘭、今治、東松山、久留米、美唄、福島)
人口当たりの焼き鳥屋さんの数は日本トップクラスで、特に長門市駅周辺にはたくさんの焼き鳥屋さんがあります。
中でも現在の店主が3代目、長門駅周辺では一番古くから営業しているのが「焼き鳥こうもり」です。
ほとんどのお店が夕方から営業していますが、こちらは14時から。
カウンターのみの小さなお店なので、すぐに満席になってしまうのが難点です。
小さな炭火コンロでじっくりと焼く焼き鳥はジューシーで、旨味たっぷり。
長門のやきとりは、基本は塩焼きで卓上の一味唐辛子、ガーリックパウダーをお好みでかけていただきます。
具材の間にはネギではなく、玉ねぎが挟まれており、ちぎりキャベツが添えられているのが特徴。
珍しい「タマゴ」はすぐに売り切れてしまうので、真っ先に注文するようにしましょう。
住所 : 山口県長門市東深川911
マップ : Googleマップ
アクセス : JR山陰本線「長門市駅」から徒歩1分
電話番号 : 083-722-0617
定休日 : 火曜日
営業時間 : 14:00~21:00
予算 : 2,000円~2,999円
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
元乃隅神社は白狐のお告げにより、昭和30年に島根県津和野町太鼓谷稲成より分霊された神社です。
商売繁盛、大漁、海上安全、良縁、子宝、開運厄除、福徳円満、交通安全、学業成就、願望成就など、たくさんのご利益があると伝えられています。
海まで続く真っ赤な鳥居は123基あります。
なんと、賽銭箱が鳥居の高い位置にあり、投げ入れた賽銭が入れば願いが叶うとか。
名物の賽銭箱は裏山道出口にあります。
そして、鳥居の先の絶壁「龍宮の潮吹き」の景観も圧倒されるほど素晴らしいです。
澄んだ海のブルーと、小山の緑、そして鳥居の赤が絶妙な景観を生み出しています。
「汐風」は、龍宮の潮吹や元乃隅神社の目の前にあるお店です。
地元の漁師が獲った魚介類を使った料理をたっぷり堪能することができますよ。
こちらの汐風ミニ会席は、その日水揚げされたばかりの魚介類や揚げ物も付いてボリューム満点。
リーズナブルかつ贅沢に味わうことができます。
お魚がたっぷり食べたいときは、ぜひお立ち寄りください。
住所 : 山口県長門市油谷津黄17‐2
マップ : Googleマップ
アクセス :
定休日 : 月曜日
電話番号 : 0837-32-2003
営業時間 : 11:30~14:00 ※夜は予約制
山口のおすすめ観光スポットをご紹介しました。
山口には、四季に沿い自然が生み出す素晴らしい景観や、日本史に大きく関わってきた古き歴史の名所が沢山あります。
綺麗な景色が見たくなったら、ぜひ山口に足を運んでみてくださいね。
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最終更新日 : 2023/12/12
公開日 : 2016/08/29