コキアが見られる全国の公園13選！北海道、東北、関東、関西、四国、九州のおすすめ観光スポットを紹介

【目次】コキアが見られる全国の公園13選！北海道、東北、関東、関西、四国、九州のおすすめ観光スポットを紹介

コキアってどんな植物？

コキアは別名「ホウキギ」「ホウキグサ」とも呼ばれる、こんもりとしたフォルムが可愛らしい一年草です。

先端が細くなった茎が密に茂っているので、その和名の通り草ボウキを作るのにとても適しています。

意外なことですが、ぷちぷちの食感が楽しい秋田名物「とんぶり」は、コキアの果実を収穫したものだとご存知でしたか？

コキアは見た目が美しいだけでなく、茎も実も余すところのない、利用価値の高い植物なのです。

コキアの見頃はいつ？

コキアの見頃は6月～11月と長期に渡ります。

初夏～夏にかけては明るい緑色で、まりものような可愛らしい姿を見せてくれます。

真夏にコキアは花を付けますが、花はとても小さく、咲いてることに気付かないほど。

最大の見頃は10月～11月の紅葉です。

緑のコキアの葉が、徐々に赤く染まっていき、最後は淡い黄金色に変わります。

真っ赤なコキアの群生はもちろん素晴らしいですが、色が移りゆく過程も雰囲気のある美しさですよ。

【北海道】国営滝野すずらん丘陵公園（札幌市南区）

札幌中心部より20km程離れたところにある「国営滝野すずらん丘陵公園」は、北海道唯一の国営公園。

400ha近くある広大な園内には「中心ゾーン」「渓流ゾーン」「滝野の森ゾーン」があり、サイクリング、釣り、滝巡り、バーベキューなど多彩な楽しみ方のできる公園です。

コキアが見られるのは、北海道の牧歌的で大らかな田園風景をイメージして作られた「カントリーガーデン」。

カントリーガーデンののどかな雰囲気の中、秋風に揺れるコスモスとコキアの競演を楽しみましょう。

中には目玉のついた可愛らしいコキアもあるので、ぜひ探してみてください。

【宮城】国営みちのく杜の湖畔公園 （柴田郡）

国営みちのく杜の湖畔公園は、仙台市及び山形市から車で1時間ほどのところにある国営公園。

釜房ダムの湖畔に位置し、花や里山など、東北地方の自然を満喫できる公園です。

秋には「コスモス＆コキアdeCOKOフェスタ」が開催され、南地区の花畑ではコスモス、ふるさと村のだんだん畑ではコキアを楽しめます。

みちのく公園で見逃せないのが「コキアカリ」というコキアのライトアップ。

だんだん畑の1万株ものコキアが普段と違った色に彩られ、幻想的な雰囲気に包まれます。

【茨城】国営ひたち海浜公園（ひたちなか市）

ネモフィラで有名なひたち海浜公園見晴らしの丘は、秋になるとコキアが一面を埋め尽くします。

広大な丘の上に広がる、3万2千本のコキアと200万本のコスモスは、どこの公園にも負けない圧倒的なスケール感。

ひたち海浜公園ならではの見逃せない景色です。

コキアの紅葉が見頃を迎える10月には、植え方や育て方を解説するガイドツアーが行われたりと、イベントも盛り沢山です。

レストランやカフェも充実しているので、美しいコキアを眺めてから秋の食欲を満たすのにもぴったり。

コキアの紅葉期間中はとても混雑するため、公共交通機関の利用がおすすめです。

※国営ひたち海浜公園の関連記事：  フォトジェニックな絶景スポットとして大人気！国営ひたち海浜公園の見どころとは？

【千葉】清水公園（野田市）

日本さくら名所100選にも選出されている清水公園。

園内には日本最大級のフィールドアスレチック、アクアベンチャーという噴水迷路やキャンプ場があり、遊びには事欠きません。

コキアが見られるのは総面積70,000平方メートルもある、広大なお花畑の「花ファンタジア」内。

コキアの植栽は小規模ですが、混雑を避けたい方、家族揃って遊べる場所が良い方には一押しの穴場スポットです。

東武アーバンパークライン（東武野田線）清水公園駅から徒歩10分と、公共交通機関でのアクセスも良好です。

【千葉】東京ドイツ村（袖ケ浦市）

「東京」と付きますが、実は千葉県袖ケ浦市にある「東京ドイツ村」。

東京ドーム27個分の敷地に、ドイツを模した田園風景が広がるテーマパークです。

園内の「コキアの谷」には2万株ものコキアが植えられ、谷の底から見上げた群生は圧巻です。

広大な芝生広場の周囲に、観覧車、ミニ遊園地、こども動物園、アスレチック、釣り堀などが配置され、一日中楽しく遊べるスポットですので、家族連れにもおすすめです。

園内のレストランでは、本格的なビールやソーセージも味わえますよ。

※東京ドイツ村の関連記事：  「東京ドイツ村」の見どころを紹介！ドイツの田舎風景を楽しもう♪

【埼玉】国営武蔵丘陵森林公園（比企郡）

東京ドーム65個分もの広大な敷地を持つ「国営武蔵丘陵森林公園」。

園内には日本一大きなエアートランポリンのぽんぽこマウンテンや24基のアスレチックがあり、家族で体を動かして遊べる公園です。

 

 

 

 

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運動広場に植えられたコキアは1500株とそれほど多くはありませんが、隣には50万本もの羽毛ゲイトウの花畑があり、見事な赤が広がります。

園内にある都市緑化植物園のカエデ園も、紅葉が綺麗なスポットとして有名なので、一緒に回ってみましょう。

【山梨】河口湖自然生活館内「大石公園」（南都留郡）

富士山の麓、河口湖湖畔の河口湖自然生活館内に位置する「大石公園」。

なんといっても、富士山を望む絶好のロケーションが大きな魅力の公園です。

園内には全長350メートルの花街道があり、ラベンダーを始めとした四季折々の花を楽しめます。

雄大な富士山をバックにしたコキアはとても美しく、記念撮影にも最適です。

【愛知】国営木曽三川公園「フラワーパーク江南」（江南市）

国営木曽三川公園は愛知県・三重県・岐阜県の3県に跨る、日本一大きな国営公園です。

濃尾三川下流域一帯にはなんと13もの公園が点在しています。

その中の一つである「フラワーパーク江南」は、メイン花壇を中心に四季折々の花を楽しめる公園。

大きな花壇の中にコキアが点在し、ベゴニア、マリーゴールドなど様々な花とのコラボレーションが見事です。

巨大なすすきのようなパンパスグラスが繁るエリアもあり、秋の風情を感じるのにぴったりですよ。

【岐阜】ひるがのピクニックガーデン（郡上市）

ひるがの高原スキー場は夏～秋にかけてのオフシーズンの間、「ひるがのピクニックガーデン」として生まれ変わります。

リフトに乗って標高1000メートル付近まで登ると、目前に4万株のペチュニアと1万株のコキアが広がりまさしく絶景です。

ゲレンデの傾斜を生かした、アクティビティも充実しているひるがの高原。

爽やかな高原の空気の中、コキアと共にジップラインや山頂バギーも楽しみましょう。

【滋賀】びわこ箱館山ゆり園／ コキアパーク（高島市）

箱館山スキー場に、夏の期間登場する「びわこ箱館山ゆり園」。

敷地面積約50,400㎡に約50種35万球、250万輪のゆりが咲き乱れます。

園内に点在する約2000本のコキアは、ゆりの間の可愛らしいアクセントになっています。

また、標高680ｍの山頂からは、雄大な琵琶湖と空の大パノラマの息を飲むような景色が広がります。

開放感も抜群なので、芝生に寝そべったりゆったり腰を下ろして景色を眺めたりと癒されてみてくださいね。

【奈良】馬見丘陵公園（北葛城郡河合町）

馬見古墳群内に位置し、園内に多数の古墳が存在する「馬見丘陵公園」。

コキアが赤く染まる時期、園内ではダリア祭りが開催されています。

奈良県はなんとダリアの球根の生産量全国一位。

古代の雰囲気に思いを馳せながら、コキアと一緒に美しいダリアも楽しみましょう。

【香川】国営讃岐まんのう公園（仲多度郡まんのう町）

四国随一のコキア鑑賞スポット「讃岐まんのう公園」。

園内には全長65mのロングすべり台やふわふわドームなどの豪華な遊具も備え、家族連れで一日楽しめる公園となっています。

花巡りの丘には4000本のコキアが植えられ、四国の山々を借景に美しい景色が広がります。

昇竜の滝という落差９ｍの巨大な人工滝では、1時間ごとにダイナミックな瀑布も鑑賞できますよ。

【福岡】国営海の中道海浜公園（福岡市）

海の中道海浜公園は、志賀島と九州本土とを繋ぐ砂洲「海の中道」に位置する国営公園。

彩りの池周辺には1000株のコキアが植わり、背後の池とのコラボレーションが絶妙です。

玄界灘の絶景を眺めながらのサイクリングや、動物の森でのリスザルやカピバラとのふれあい体験も忘れずに。

公園の隣にはマリンワールド海の中道という大きな水族館もありますよ。

※海の中道海浜公園の関連記事：  「海の中道海浜公園」の楽しみ方ガイド！見どころやお得な情報を解説

全国のコキアが見られる公園をご紹介しました。

スケールの大きなコキア畑から、花とのコラボレーションが美しい公園まで幅広く取り上げましたが、行ってみたい公園は見つかりましたか？

ふわふわもこもこで可愛らしいコキアの魅力にぜひ触れてみてください。

※紅葉シーズンにおすすめの関連記事： 日本全国の紅葉スポット33選！秋の紅葉狩りにおすすめの名所を厳選