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1. ベルゲン バーシュ ホテル(Bergen Børs Hotel)
2. ラディソン ブル ロイヤルホテル ベルゲン(Radisson Blu Royal Hotel Bergen)
1. ベルゲンから行くソグネフィヨルド(ネーロイフィヨルド)の旅
2. オスロから行くガイランゲルフィヨルドの旅(1泊2日~)
1. ラディソン ブル ホテル トロムソ(Radisson Blu Hotel, Tromso)
みなさんは、ノルウェーと聞いて何を思い浮かべますでしょうか。
旅行好きならオーロラやフィヨルド、身近なところでノルウェーサーモン、猫好きならノルウェージャン、アート好きならムンクの叫び、サッカー好きならハーランドの快進撃は目が離せませんよね。
そんなノルウェーについて、ちょっとした解説と、おすすめ観光スポットなどをご紹介します。
ノルウェー旅行の際の参考にしていただけたら幸いです。
スカンジナビア半島の西側のフィヨルド地帯を拠点として、ヴァイキングとして海洋進出していたノルマン人。
ヨーロッパ諸国、アイスランド、グリーンランドなどにも入植し、その一部はアメリカ大陸までも到達しています。
北フランスのノルマンディーに移住し、ノルマンディー公国を建国。
後にイングランドに侵入し、ノルマン王朝を開いています。
12世紀には聖地巡礼に加わり、南イタリア、シチリアにも遠征し、シチリア王国を建設しています。
本拠地に残っていたノルマン人たちは9世紀の末頃から統一国家への歩みはじめ、ハーラル1世を王に統一王国が建国されました。
14世紀からデンマーク王国との同君連合を形成しましたが、実質的にはデンマークの支配下へ。
19世紀初めのナポレオン戦争でデンマークがスウェーデンに敗れると、今度はスウェーデンの支配下に置かれてしまいます。
1905年、デンマークの王子を国王(ホーコン7世)として迎え、ようやくノルウェー王国として独立を果たしました。
国民投票により圧倒的反対数により非加盟を決めたノルウェー。
理由は様々ですが、北海油田という資源によってお金が潤沢にあり、EU加盟による利益を受けるための負担は不要という考えがあるからだと言われています。
また、他のヨーロッパ諸国に比べて人口500万人と少ないので、油田資源で国家運営が十分まかなえるのも理由の1つでしょう。
国連関連団体による調査によると、ノルウェーの2022年度の幸福度ランキングは8位。
ちなみに1位はフィンランド、2位はデンマークと北欧諸国が占めています。
一例を挙げると、歯科を含む医療費用は18歳以下まで無料。
公立小学校から大学までの学費も無料。
出産費用は無料で、子供手当てが毎月約13,000円、18歳まで支給されます。
他にも、年金や子育て支援など様々な社会保障が充実しています。
消費税は食料品は15%、日用品、外食、娯楽費用などはは25%。
税金が高くても、社会保障がしっかりしているので、我慢我慢というところ。
旅行者に関わってくるのは交通費と食費でしょう。
カフェのサンドイッチとコーヒーを頼めば2,000円〜3,000円。夕食にコースメニューとなれば4,000円〜5,000円は下りません。
そんな時に、日本ならファストフードや牛丼、カレー、ラーメン、定食屋さんなどいくらでも安く済ませる方法がありますが、ノルウェーではビックマックのコンボでも1,300円超え、テイクアウトのサラダ類でも800円くらいはするので逃げ道無し。
食費だけは覚悟しておいた方が良いですね。
ノルウェー国民もあまり外食をしないそうですが、そこまで痛くないのは、当然ですが物価に合わせて収入も多いため。
2017年度の調査によると、ノルウェーの平均年収は約921万円というから驚きですね。
国名:ノルウェー王国
国土面積:38.6万平方キロメートル(日本とほぼ同じ)
首都:オスロ
人口:約542万(2021年:ノルウェー中央統計局)
言語:ノルウェー語
宗教:福音ルーテル派が大多数を占める
日本との時差:夏時間プラス7時間、冬時間プラス8時間
通貨:ノルウェークローネNOK 1NOKは約14円(2023年8月時点)
フィヨルドをはじめとするノルウェーの大自然を満喫したいという場合は夏で、オーロラ目的や極夜体験ならば冬。
もしノルウェーを訪れるチャンスが1度しかないならば、筆者のおすすめは断然夏です。
オーロラはカナダやアラスカ、スウェーデン、フィンランドなどでも楽しめますが、フィヨルドはノルウェーだけ。
ニュージーランドにもフィヨルドがありますが、スケールが全然違います。
フィヨルド観光のベストシーズンは6月~8月頃。
筆者はゴールデンウィークに吹雪に遭って予定の場所に行けなかった経験があります。
道路や観光箇所には、9月中旬から5月中旬までクローズという場所もあるので、6月~8月なら安心です。
ベストシーズン=世界中からの観光客が訪れるシーズンなので、飛行機、列車、クルーズ、ホテルも混み合います。
早めに予定を立てて、早めに予約を入れましょう。
特にハイシーズンのホテルは安くて良いホテルから埋まっていくので要注意です。
ノルウェー旅行の必需品として、クレジットカードが挙げられます。
北欧全般ですが、現金よりもカードが主流なので、小さなお菓子1つでもカードで払うのが普通になっています。
そうとは言え、現金も少しは必要なのでホテルのフロントなどで少しずつ両替しましょう。
ATMでキャッシングすることもできます。
クレジットカード使用時にはピンコード(暗証番号)が必要なので、普段使わないから知らないという方は事前に要チェックです。
次の必需品は、風を通しにくいジャケットなどの羽織るもの。
真夏でも、天候が崩れるとかなり寒くなることがあるので、長袖シャツや上着は必要です。
日本からノルウェーには現在直行便は運航していません。
ヨーロッパ各地を経由するのが一般的で、機内から北欧気分を味わいたければ、 スカンジナビア航空 、 フィンエアー などがおすすめ。
乗り継ぎ面で考えると、スカンジナビア航空のコペンハーゲン乗り継ぎが接続も良く便利です。
ノルウェーはシェンゲン協定加盟国で、日本国籍を有する方は「あらゆる180日間の間の90日間に観光目的での滞在」をする場合は査証(ビザ)は不要です。
パスポートは、シェンゲン協定加盟国出国予定日から3ヵ月以上の有効残存期間が必要なので、出発前にしっかり確認しておきましょう。
夏のノルウェーを訪れる方の目的は、おそらくほとんどの方がフィヨルド観光ですよね。
フィヨルドとはノルウェー語で「入り江」という意味で、氷河による浸食作用によって形成された特別な地形。
約100万年前の氷河期に降り積もった雪が長い年月をかけて自らの重みで氷河になり、じわじわと山のふもとの方に向かって流れていく時にその重さで谷底がU字型に削りとられ、そこに海水が入り込んでできた地形です。
湾の入り口から奥まで幅があまり変わらず、細長い形状が特徴で、海抜1,000mを超える崖が連なる場所もありとにかく圧巻です。
世界最大のフィヨルドはグリーンランドにあり、第二はノルウェーのソグネフィヨルド。
ノルウェーの代表的なフィヨルドには、他にガイランゲルフィヨルド、ノールフィヨルド、ハダンゲルフィヨルド、リーセフィヨルドなどがあり、ソグネフィヨルドと合わせてノルウェー5大フィヨルドと呼ばれています。
2005年には、ガイランゲルフィヨルド、ソグネフィヨルドの支流であるネーロイフィヨルドが世界遺産に登録されています。
ノルウェーは、フィヨルド観光のために、便利な橋を架けたり観光道路を作ったりといったことはしません。
そのため、フィヨルドに行くには車で何時間も走ったりフェリーに乗ったりと時間がかかりますが、自然を守るためには大切なことであり、その分手つかずの景色を楽しむことができるのです。
一度は自分の目で見てみたいオーロラ。
オーロラとは、太陽から放出されたプラズマが、空気中の酸素や窒素などの原子と衝突する時にできる放電現象です。
北緯65度~70度周辺はこのプラズマを引き寄せる磁気の強い場所で、オーロラベルトと呼ばれています。
ノルウェーのオーロラ観測の拠点となるのは、北緯度40分に位置しているトロムソの街で、日本からのツアーもトロムソに滞在してオーロラ観測をします。
トロムソで観測できるオーロラは、爆発的なタイプは少ないですが、出現率が高いのが人気のポイント。
トロムソの他にもローフォーテン諸島や、ベルゲンからキルケネス間を最大12日かけてクルーズする、沿岸急行船の船上から観測することもできます。
北欧のオーロラはアメリカやカナダと違って出現時間が早めなので、お昼にスノーモービルや犬ぞりなどのアクティビティを、夜にはオーロラ観測と1日たっぷりと遊ぶことができます。
ノルウェー各地でのオーロラ観測情報、観測確率などは こちらのサイト からチェックしてください。
ノルウェーを代表する画家であり、版画家でもあるエドヴァルド・ムンク(1863~1944)。
子供の頃に母親と姉を結核で亡くし、自身も生まれつき病弱で、常に生きることへの不安や死への恐怖を感じていたと言います。
「私は人間の最も恐ろしい二つの敵、病魔と狂気を親からの遺産として受け継いでいる」と語っていたように、精神的な危さを抱えながら多くの作品を描き上げました。
ムンクの代表作と言えるのは有名な「叫び」でしょう。
1893年に最初の1点を描き、同年と1895年にパステル画とリトグラフ、1910年にテンペラで同じ題名、同じ構図による作品を残しているので、合計5点の叫びが存在することになります。
筆者は長い間「叫んでいる絵」だと思っていましたが、ムンク自身は「自然の叫びを聞いた」と語っているそうなので、「叫びから耳を塞いでいる絵」と知って驚きました。
オスロの国立美術館で、最初の油彩画が、パステルとリトグラフとテンペラは同じくオスロのムンク美術館で展示されています。
ノルウェーを旅していると、どのお土産屋さんでも見かけるのがトロルの人形です。
お土産屋さんの入り口や、観光地に写真のような大きなトロルが待っていることもあります。
大きな鼻にぎょろっとした目、ぼさぼさの髪の毛、指は4本で尻尾があり、一見怖そうな顔立ちをしています。
北欧ではトロルについて地域によって様々な伝承がありますが、ノルウェーでは、ふと物が無くなった時などは「トロルがいたずらした」と言うそうです。
トロルは普段は森の中で静かに暮らしていますが、誰かが邪魔をしたり悪さをするとその人を石に変えてしまうという「妖精」。
トロル自身も日光にあたると岩になってしまうのだそう。
私たちの持つ妖精のイメージとはかけ離れていますが、あのムーミンも、カバに見えるかもしれませんが、ムーミントロルというれっきとした妖精です。
ノルウェー旅行中に何度も何度も見かけるうちに、何となく愛着がわいてきて、一つ買って帰ろうかな?となるから不思議。
天然ゴム素材で、ウサギの毛を使ったりと1つずつ丁寧に作られています。
そばに置いておくと幸せになれるという説もあるので、ノルウェー旅行の記念におすすめです。
ノルウェー最大の街、首都オスロは人口約65万人。
ノルウェーの南に位置し、街はオスロフィヨルドを取り囲むように広がっています。
歴史、芸術、自然、グルメとたくさんの観光スポットがある魅力的な街です。
そんなオスロの代表的なスポットを少しだけご紹介しましょう。
※オスロの観光スポットやおすすめホテルは別記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご一読ください。
→ ノルウェーの首都オスロのおすすめ観光スポット16選!アナ雪のモデルになったお城に行こう
現国王ハーラル5世夫妻の居城として使用されている王宮は、オスロ市中心の小高い丘の上に建っています。
オスロ中央駅からまっすぐにのびるメインストリート、カールヨハン通りをずっと歩いていくと通りの終点が王宮。
ブラブラとウィンドゥショッピングをしたり、カフェで休憩をしたりしながらお散歩するのにピッタリの距離です。
王宮の中の見学は、夏季限定のガイドツアーのみ可能ですが、外観や裏手にある庭園はいつでも自由に見学することができます。
月曜から金曜の13:30からは、衛兵交代のセレモニーがあり必見です。
王宮前に立つ衛兵さんはフレンドリーで、お願いすればツーショット写真もOKなのは、開かれたノルウェー王室の気質と言えるでしょう。
ノルウェー語名 : Det kongelige slott
住所 : Slottsplassen 1, Oslo
マップ : Googleマップ
アクセス : トラム12・13・19番、地下鉄ナショナルテアートレ(Nationaltheatret)駅から徒歩5分
電話番号 : +47 22 04 87 00
営業時間
: 【ガイドツアー】6月下旬~8月上旬 12:00~、12:20~、14:00~、14:20~、16:00~
料金 : 大人175NOK、学生・シニア 145NOK、6~18歳 125NOK、5歳以下無料
公式サイト : 王宮
オスロ中心地から北西に約3km。
フログネル公園の一部をなすヴィーゲラン彫刻公園は、ノルウェーを代表する彫刻家ヴィーゲラン自身によって設計されました。
敷地内にはヴィーゲランが生涯をかけて制作した200点以上の作品が点在しています。
作品には一切名前も解説も付けられておらず、見る人の感性に任せられています。
両手に子供たちを掴んで怒っているような男性の像や、うなだれている老人、今にも走りだしそうな裸体の女性に、何人もの人間が絡み合って出来た塔など、とにかく特徴のあるものばかり。
これらの像は、ヴィーゲランが最初に模型を作り、そのあと原寸大の粘度模型が作られ、青銅や花崗岩によって仕上げられて配置されています。
ヴィーゲランは彫刻公園全体の完成を見ること無く亡くなりましたが、公園のすぐ隣には住居兼アトリエだった場所が、ヴィーゲラン博物館として公開されています。
他では見られないタイプの彫刻公園なので、オスロで時間があればぜひ足を運んでみてください。
ノルウェー語 : Vigelandparken
住所 : Nobels gate 32, 0268 Oslo, ノルウェー
マップ : Googleマップ
アクセス : トラム12番ヴィーゲランスパルケン(Vigelandsparken)駅から徒歩1分
電話番号 : +47 23 49 37 00
定休日 : なし
営業時間 : 24時間開放
料金 : 無料
公式サイト : ヴィーゲラン彫刻公園
人気ディズニー映画『アナと雪の女王』のアレンデール城のモデルとなったと言われるアーケシュフース城。
映画製作スタッフがノルウェー各地を巡った時に、インスピレーションを受けたそうで、アナ雪ファンなら是非訪れておきたい場所でしょう。
13世紀末に、ホーコン5世王によりスウェーデンからの防御目的で要塞として着工され、14世紀初頭に完成しました。
現在の形になったのは17世紀のことで、デンマーク-ノルウェー国王となったクリスチャン4世によってルネッサンス様式の宮殿に改修されました。
第二次世界大戦時はドイツ軍によるノルウェー侵攻により捕虜となった人々の牢獄や処刑場として使用され、戦後には戦犯たちの刑の執行も行われました。
現在はノルウェーの国防省が置かれている現役の軍事施設ですが、公式行事などがない時は敷地内に入り、展望台からの景色を楽しむことができます。
内部の見学は夏季限定で、様々な部屋をオーディオガイドに沿って見学することができますよ。
ノルウェー語名 : Akershus Slott og Festning
住所 : Akershus Festning, Oslo
マップ : Googleマップ
アクセス : オスロ中央駅(OSLO CENTRAL STATION)から徒歩15分
電話番号 : +47 23 09 39 17
定休日 : 9~4月の月~金曜
営業時間 : 6:00~21:00
料金 : 無料
※オスロ観光の関連記事: ノルウェーの首都オスロのおすすめ観光スポット16選!アナ雪のモデルになったお城に行こう
ノルウェー第二の都市ベルゲン。
夏のフィヨルド観光時期には、日本からコペンハーゲンやヘルシンキを経由してベルゲン入りするコースが出たり、チャーター便が飛んだりすることもあり、日本人観光客の数は首都オスロよりも多いという観光拠点の街です。
年間降水日が235日なので、滞在中に雨に降られても当たり前と割り切って、晴れていたらラッキーと思うようにしましょう。
ベルゲンの象徴的なエリアであるブリッゲン地区には、カラフルな可愛らしい木造建物が並びます。
ブリッゲンとはノルウェー語で埠頭という意味。
14世紀からバルト海沿岸の交易を独占していたドイツの交易商人、ハンザ商人たちが居住し、事務所や商館、倉庫などが置かれていたエリアです。
可愛らしい三角屋根の木造家屋は周辺に61棟もあり、現在はお土産屋さん、レストラン、カフェ、工房などに利用されています。
木造家屋のため、過去何度も火災に遭い焼失、再建を繰り返しており、現在の建物は18世紀初頭に再建されたもの。
釘を一本も使わない伝統的な工法でオリジナルに忠実に再現されています。
1979年に、ブリッゲンは世界遺産に登録されました。
14世紀、ベルゲンは干しダラの取引の中心地として、ハンザ同盟都市となり栄えました。
干しダラを扱う商館だった建物が現在ハンザ博物館として公開され、当時のハンザ商人たちの生活が良く分かる品々や、資料などが分かりやすく展示されています。
この地区で恐れられていたのは火事。
そのため、建物は煉瓦造りにするように決められていましたが、木材の方が材料費が安かったので、外側だけを煉瓦にして中は木造建築にしていました。
また、キッチン以外の火の利用をしないようにしていたため、暖房が使えず、寒さをしのぐために扉付きの小さなベッドで毛布にくるまって眠っていた様子などを見ることができます。
※現在ハンザ博物館は修復工事の為クローズ中で、再オープンは2024年の予定。展示の一部はハンザ商人たちが冬の集会場として利用していた、同じくブリッゲン内にある「ハンザの館」に移されています。
住所 : Finnegården 1a, 5003 Bergen, ノルウェー
マップ : Googleマップ
アクセス : ベルゲン観光案内所より徒歩4分
電話番号 : +47 53 00 61 10
定休日 : 5/1、 5/17、 12/24~1/1、イースターマンデー
営業時間 :
料金 : 大人 150NOK(冬は120NOK)、学生 60NOK、18歳以下は無料
公式サイト : ハンザ博物館
ベルゲン名物フィッシュマーケット。
700年以上の歴史を持ち、ベルゲンのランドマーク的な存在です。
その昔は青空市場でしたが、現在はレストランも併設された建物に入っているので、より利用しやすくなりました。
いくつもの店舗が並び、ノルウェーサーモン、海老、カニ、オイスターなどシーフード好きには堪らない新鮮な魚介類がずらりと並びます。
カニの身をほぐして甲羅に入れたサラダや、シーフードマリネ、スモークサーモン、寿司など、買ってすぐに食べられるお惣菜もあります。
筆者のおすすめは、ボイルしただけの殻付き海老。
IKEAの殻付き剥きエビのイメージですが、さらに数倍美味しくしたものだと想像してください。
さすがに歩きながら食べるのは無理なので、どこかに腰をおろしてひたすら殻をむいてパクっといきましょう。
自然の塩味と海老の甘味があるので、何もつけなくてもものすごく美味しいです。
併設のレストランは朝9時から夜23時まで(夏期)21時まで(冬期)通しで営業しているため、ランチにもディナーにも手軽に利用できます。
観光客が多いレストランなので、ベルゲン名物のフィッシュスープとパンだけでも大丈夫です。
クリーミーでスープの量がかなり多いので、お腹いっぱいになります。
ノルウェー語 : Fisketorget i Bergen
住所 : Torget 5, 5014 Bergen, ノルウェー
マップ : Googleマップ
営業時間 : 10:00~21:00(金土は~23:00まで)
ブリッゲン地区から出ているケーブルカーで約7分。
標高320mのフロイエン山は、ベルゲンの美しい街並みを一望できる絶景スポットです。
夏の観光ハイシーズンには、ケーブルカー乗り場には行列ができることもありますが、定員80名の大きなケーブルカーなので混んでいても少し待てば大丈夫です。
健脚の方は、ケーブルカー乗り場の横に整備された登山道があるので、約1時間のハイキングしながら登るのもおすすめです。
夏場は22:30頃に日が暮れるため、夜景をたっぷり楽しみたい、撮影したい方はケーブルの最終が23時なので、帰りは徒歩になるでしょう。
山頂駅には、夏季のみ営業している「フロイエン・フォルケ」というレストランがあり、景色を眺めながらのカフェタイムや食事に最適です。
ノルウェー語名 : Fløyfjellet
住所 : Fløyen, Bergen, Norway
マップ : Googleマップ
アクセス : ブリッゲン地区からケーブルカーで7分
電話番号 : +47 55 33 68 00
定休日 : 12/31、1/1
営業時間 : カーブルカー運行は7:30~23:00(切符売り場やカフェの営業時間は異なる)
料金 :
公式サイト : フロイエン山
北欧のショパンと呼ばれるベルゲン出身の作曲家エドワルド・グリーク。
代表作は、ノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセンの戯曲「ペールギュント」の劇場曲です。
グリークはコペンハーゲンやオスロ、ハダンゲルなどに住み活動していましたが、1885年に故郷のベルゲンに戻り22年過ごし、64歳で亡くなりました。
グリークが晩年暮らしていたのがこのトロールハウゲンで、妖精の住む丘という意味があります。
実際にグリークが住んでいたビクトリア朝の邸宅の、リビングや書斎などが博物館として公開されています。
綺麗に手入れされた庭園から少し下がったところに、実際に仕事場として使っていた作曲小屋があり、その窓からはフィヨルドを眺めることができます。
また、敷地内には1985年にグリークに捧げられたトロルサーレンという200人が収容できるコンサートホールがあり、毎年5月下旬から6月下旬に開催されるベルゲン国際芸術祭の際は、世界各国の音楽家による室内楽のコンサートが開かれます。
ノルウェー語 : Troldhaugen
住所 : Troldhaugvegen 65, 5232 Paradis, ノルウェー
マップ : Googleマップ
アクセス : トラム「ホップ(Hop)」駅より徒歩20分
電話番号 : +47 53 00 97 00
定休日 : 月曜日
営業時間 : 10:00~17:00
料金 : 大人 130NOK、学生 90NOK、18歳未満は無料
公式サイト : エドヴァルド・グリーグ博物館
ベルゲンには様々なタイプのホテルがありますが、何といってもおすすめはブリッゲン地区にあるホテル。
やや割高にはなりますが、短期滞在ならばちょっと頑張って、観光に便利で雰囲気が良いブリッゲン地区、またはブリッゲン地区まで徒歩圏内というホテルに泊まりましょう。
「ベルゲン バーシュ ホテル(ベルゲン ベルシュ ホテル)」は、1862年に建てられた証券取引所を利用して作られた4.5つ星ホテルです。
重厚な歴史的建物はそのままに、内部はベルゲンで一番モダンでファッショナブルなホテルというギャップも魅力。
2017年オープンの、ベルゲンでは比較的新しいホテルです。
ホテルの目の前にはフィッシュマーケットがあり、ブリッゲン地区もすぐそば。
ベルゲン駅までは徒歩約10分という便利な立地です。
客室は全127室。
モダンなスカンジナビアデザインと、特別にデザインされた家具が融合した個性的な客室。
シンプルなシングルルームから港の景色が楽しめるスイートルームまで、さまざまなタイプのお部屋が用意されています。
無料Wi-Fi、48インチスマートテレビ、セーフティーボックス、ノートパソコン作業スペース、ミニバー、シャンパンサービス、エスプレッソマシン、デザイナーバスアメニティ、スリッパなど、必要なものはしっかり備えられているので安心です。
宿泊しなくても、食事だけでも訪れてみたいレストラン「Bare Restaurant」。
ベルゲン初のミシュランの星を獲得している本格派です。
地元の新鮮な食材をふんだんに使ったスカンジナビアン料理は、創造的ながらどこか素朴な味わいも感じられます。
チェックインしたら、まず予約を入れに出向きましょう。
住所 : Vågsallmenningen 1, 5014 Bergen, ノルウェー
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : +47 55 33 64 00
営業時間 : チェックイン 15:00~23:30/チェックアウト 6:30~12:00
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
世界遺産ブリッゲンの中に位置する「ラディソン ブル ロイヤルホテル ベルゲン」は、人気の4つ星ホテル。
港の前に並ぶカラフルな建物を右手に見ながら歩いていくと、お土産屋さんやレストランが並び、その最後にラディソンブルロイヤルホテルが現れます。
港に面した「26 North Restaurant 」は、ホテルのメインレストランであり、地元でも人気のグルメレストラン。
2人のスウェーデン人、1人のアイルランド人、そして数名のノルウェー人によって2015年にオープンしました。
自然、美食、ミニマルなデザインといった北欧諸国からのインスピレーションを得て最高の料理を提供しています。
客室は全342室。
スタンダード、スーペリア、プレミアム、ファミリー、ジュニアスイート、スイートの6カテゴリー。
基本的には2名定員~4名定員ですが、スイートなら6名までの宿泊が可能です。
無料Wi-Fi、薄型テレビ、セーフティーボックス、コーヒー/ティーメーカー、バスアメニティなど必要なものはしっかり揃っているので安心です。
グリーン / サステナブル認定施設として、環境問題に取り組んでおり、シーツ交換、タオル交換はリクエストベースになるので、必要な方はフロントで伝えるのをお忘れなく。
住所 : Dreggsallmenningen 1, 5003 Bergen, ノルウェー
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : +47 55 54 30 00
営業時間 : チェックイン 15:00~/チェックアウト 7:00~12:00
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com Trip.com
最初にご紹介したように、夏のノルウェー観光のメインはフィヨルド。
まず最初に取り上げるのは、日本からのツアーにも組み込まれている、ベルゲンから行くソグネフィヨルドのコースです。
鉄道あり、山岳鉄道あり、バス、フェリーと乗り継ぐので飽きることなく移り行く景色を存分に楽しむことが出来る人気のルートです。
今回は、最も一般的なベルゲンから出発してベルゲンに戻る日帰りコースをご紹介します。
こちらの地図をご覧ください。
左下のベルゲンからベルゲン鉄道に乗り、ヴォスを経由して分岐点であるグドヴァンゲン(地図の記載なし)までバス移動。
グドヴァンゲンからフロムまでネーロイフィヨルドクルーズ。
帰路はフロムからミュルダールまでフロム鉄道に乗り、ベルゲン鉄道に乗り換えてベルゲンまで戻るというルートです。
ご覧の通り、ミュルダールからはベルゲン鉄道でオスロまで乗っていくことも可能です。
個人で行く場合は、ノルウェー・ナットシェル(Norway in a nutshell)というフィヨルド観光周遊パスを購入していきましょう。
周遊パスは、 ノルウェー国鉄NSB公式サイト や、各旅行社のサイトから購入できます。
ルートは全て公共交通機関を組み合わせてあり、ちょうど良い時間に予約されているので安心です。
人気のフロム鉄道と、フィヨルドクルーズは予約制となっているので、この周遊パスを使用せずに各所を個人的に予約するのはハードル高め。
夏場は良い時間帯は予約で埋まってしまう事もあるので、予定を立てたらすぐに予約しておくのが得策です。
ここでは、ルートに沿って詳しくご紹介します。
1883年に開通したベルゲン鉄道は、ベルゲンとオスロ498kmを約6時間半で結んでいる鉄道路線です。
予約しておいたチケットを発券して貰う時間を見積もって、早めに駅に到着しておきましょう。
時間があれば前日の内に発券しておくと安心ですね。(日本で発券できる北欧専門の旅行会社もあります)
ベルゲンからの列車はミュルダールまで行きますが、ノルウェー・ナットシェルのルートはヴォス駅で下車になります。
降り損ねないように注意してください。
ヴォスの駅に到着すると、駅の裏手にバスが待っています。
Norway in a nutshell専用のバスで、人数に合わせた数のバスが用意されているので座席の心配は無用です。
夏場のみ、スタルハイム渓谷の旧道を通っての峠越えがあり、スタルハイムホテルでの休憩タイムがあるので(スケジュールによってカットされる場合あり)特別な絶景を楽しむことができます。
スタルハイムホテルは夏場のみ営業している歴史のあるホテルで、中庭からの景色は必見です。
かなりのくねくね道を登って峠越えをするため、酔いやすい方は要注意です。
グドヴァンゲンに到着すると目の前が乗り場になっていて、フェリーが待っています。
ソグネフィヨルドの支流であるネーロイフィヨルドを約2時間かけてクルーズします。
ソグネフィヨルドは入江からの全長が204kmで世界最長、最深部は1308m、周囲には1700mほどの山々が連なります。
その支流であるネーロイフィヨルドは、一番狭い場所で250mしかなく、2005年に世界遺産に登録されています。
2016年から運航を開始した新型船は船内からも景色が見えるようなデザインと、テクノロジーを駆使したプレミアムシップ。
従来の旧型船より少し高めの値段設定になっています。
周遊パスの予約時に船を選ぶ事が出来ますが、旧型船でもデッキに出れば見える景色は同じ。
便数も多いので、旧型船で十分ではないでしょうか。
船内には軽食がとれるカフェがあり、コーヒーを飲みながら絶景を楽しむという贅沢な時間が過ごせます。
デッキに出ると夏でも肌寒い事があるので、羽織れる物を用意しておきましょう。
時折現れる小さな村、斜面にへばりつくように見える家々、船についてくるかもめ、切り立ったような山から流れ落ちる滝。
2時間のクルーズはあっという間にフロムに到着です。
フロム鉄道 は、標高865mに位置するミュールダール駅からフィヨルド沿岸のフロム駅を結ぶ山岳鉄道で、世界で最も美しい鉄道の旅の一つとして知られています。
年間50万人以上の観光客が乗車する人気の路線。
路線の長さは20.2kmで、急勾配の山間部を走る為くねくねと曲がりくねっており、20ものトンネルをくぐって走ります。
20のトンネルのうち、18は手掘り作業だったそうで、1923年の着工から完成まで約20年もの年月がかかっています。
時速40kmというゆっくり走行なので、左右の景色をのんびりと眺めながらの列車の旅を楽しみましょう。
一か所だけストップするのが、落差225mのショースの滝です。
夏は雪解け水が轟音をたてて流れているので圧巻。
ここだけは約5分間ホームに降りて写真撮影をすることができます。
列車の到着に合わせて音楽が流れると、その美しい魔力で男性を山の中へ引きこんでしまうという妖精フルドラが登場し、怪しげな舞を見せたら、ふっと姿を消してしまうのでお見逃しなく。
冬場は凍っているため滝には見えませんが、一応ストップはしてくれます(寒すぎるので妖精は出てきません)。
そして、ミュールダールから最初に乗ったベルゲン鉄道でベルゲンに戻ります。
ミュールダールからオスロへ抜ける場合は、4時間半の旅になります。
もう一ヶ所、フィヨルドの旅をご紹介します。
フィヨルドの真珠と称されているガイランゲルフィヨルド。
ガイランゲルフィヨルドは、ネーロイフィヨルドとともに、「西ノルウェーフィヨルド群 - ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド」の名称で世界遺産に登録されています。
オスロからは日帰りで行ける距離ではないので、最低でも1泊2日以上の旅になります。
時間があればガイランゲルで数泊して周辺をハイキングしたりトレッキングしてフィヨルドを満喫するのがおすすめです。
個人旅行の場合、大きく分けるとこの3つがガイランゲルフィヨルド観光のルートになります。
今回は、列車、バス、クルーズが楽しめる1のコースを詳しくご紹介します。
オスロからガイランゲルフィヨルドまでの移動は長いので朝早い出発となります。
観光シーズンになると安い2等席から埋まっていき、人気のルートは満席の可能性もあるので、日程が決まり次第、列車の予約をしておきましょう。
ノルウェーの鉄道はお得な周遊パスなど様々な種類があるので、 ノルウェー国鉄NSB(英語) 、 レイルヨーロッパジャパン 、または北欧専門旅行会社などを利用してください。
見どころは、ドンボスからオンダルスネスまで乗車するラウマ鉄道。
前述のフロム鉄道と共に、ノルウェーの山岳鉄道として人気があります。
約114kmの道中には、山肌から無数に流れる滝、美しい湖、ループトンネル、石橋など景勝地が続きます。
5月中旬から8月中旬の運行時には何度かフォトストップに停車してくれるサービスもあり、観光客を喜ばせています。
オンダルスネスは、ロムスダルスフィヨルド沿いの小さな街。
駅には、ガイランゲル行きのバスが待機しています。
到着時間によっては1~2時間待つ場合もあるので、オンダルスネスの小さな街をぶらぶらと散策したり、レストランで食事をしたりして過ごしましょう。
駅からフィヨルド沿いに歩くと船着き場に観光案内所があるため、ハイキングコースを教えて貰って散策するのもいいですね。
このルートのハイライトは、こちらのトロルスティーゲン(トロルの梯子)と呼ばれる11のヘアピンカーブの続く道です。
氷河によって出来たU字谷をぐんぐんと高度を上げながらバスは走ります。
景色の良い場所では、フォトストップをしてくれるのも嬉しいサービスです。
バスはリンゲ~アインスダール間のフェリーに乗りこみ、再びガイランゲルまでの道を走ります。
ガイランゲルフィヨルドが見渡せるポイントでもフォトストップ(天候が良ければ)してくれるのでお楽しみに。
ガイランゲルにはいくつかのホテルがあります。
フィヨルドに面したガイランゲルホテルや、高台にあるユニオンホテルなどは大型でツアー御用達ホテルですが、機能的でホテル内にスパなどもあり過ごしやすくておすすめです。
時間に余裕があればガイランゲルで、ハイキング、トレッキング、フィヨルドのカヤック、展望台までのバスツアーなど様々なアクティビティを楽しみましょう。
いよいよガイランゲルフィヨルドのクルーズです。
夏期間は朝8時から夕方の18時半まで8便あるのでホテルチェックアウト後でもゆっくり乗船できますね。
時刻表は こちらから 確認してください。
小さな船なので、断崖にかなり近付くことができるのがこのクルーズの特徴。
写真は有名な7人姉妹の滝で、7本の滝が流れ落ちていることから名付けられました。
そばにはその7人姉妹に求婚する求婚者の滝や、花嫁のベール滝など美しい滝が続きます。
ぜひデッキに出て間近で雄大な景色を楽しんでみてください。
あっという間にヘルシルトに到着です。
ヘルシルトに到着したら、バス停に向かいましょう。
船着場から一本道を進んでいくとガソリンスタンドがあり、その前にバス停があります。
料金は運転手さんに直接払うスタイルです。
ノルウェーはどこを走っても手つかずの自然が美しく、飽きることがありません。
道中一度フェリーにバスごと乗り込む場面もあります。
オーレスンの街は、1904年の大火災で壊滅状態になりましたが、後にアールヌーヴォー様式の街として復興しました。
ノルウェーの他の街とはちょっと違った雰囲気で、可愛らしい街並みが特徴。
ノルウェー人が選ぶ美しい街ナンバーワンに選ばれ続けているという実力です。
時間がたっぷりあれば宿泊を、もし少ししか時間がなければ標高189mのアクラス山の展望台まで418段の階段を登っていきましょう。
写真のような景色を楽しむことができます。
オーレスンからオスロまでは飛行機で1時間、 スカンジナビア航空 とLCCの ノルウェイアンエアー が運航しています。
航空券は5,000円~10,000円程度と意外にリーズナブルですね。
良い時間帯から売り切れて行くので、予定を立てたら早めの予約をしましょう。
北極圏とは、北緯66度33分以北のこと。
真冬は太陽が昇らない極夜(きょくや)となり、真夏は太陽が沈まない白夜となります。
聞いてもあまりピンとこないくらい、日本人にとっては遠い最果てのイメージではないでしょうか。
ノルウェーでオーロラ鑑賞をしたければ、思い切って北極圏へ行き、最果て感を満喫しましょう。
ノルウェー北部を代表する街トロムソは、北極圏ながらメキシコ湾流の影響で緯度の割には温暖です。
北極探検の際の寄港地として知られ、ノルウェーの探検家アムンセンもこの地から北極探検に向かいました。
オスロからは スカンジナビア航空 、LCCのノルウェアンエアーが運航しており、約2時間のフライト。
夏はフィヨルド観光や白夜体験、冬はオーロラ観測と一年を通じて多くの観光客が訪れています。
三角形の大きな屋根が特徴のトロムスダーレン教会(北極教会)は、1965年に建てられました。
自然光をふんだんに採り入れる事ができるようにと、西側の壁面はガラス張りになっています。
東側の壁には高さ23mという大きなステンドグラスが施されており、神の手から3つの光が放たれている様子が描かれています。
夜になるとライトアップされ、昼間とは違った幻想的な雰囲気に。
トロムスダーレン教会では、日中にはオルガンコンサートが行われていて、教会音楽の他にノルウェー民謡などが演奏されます。
夏にはミッドナイト・サンコンサート、冬にはオーロラ・コンサートが夜11時から行われ、観光客にも人気があります。
詳細については公式サイトから確認してください。
ノルウェー語名 : Ishavskatedralen
住所 : Hans Nilsens veg 41, 9020 Tromsdalen, ノルウェー
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : +47 47 68 06 68
定休日 : 5/17,12/24,12/25,12/26
営業時間 :
料金 : 70NOK
公式サイト : トロムスダーレン教会(北極教会)
トロムスダーレン教会(北極教会)を訪れたら、次に向かいたいのがストールシュタイネン山の展望台です。
教会から歩いて15分ほどのところにケーブルカー乗り場があり、頂上の展望台まではわずか4分。
山頂からはトロムス島や、フィヨルド、周辺の山々、そしてトロムソの街が一望できます。
夏なら太陽が沈まない白夜をパノラマの景色と共に体感できるおすすめスポット。
山頂のカフェ・レストランで絶景を楽しみながらのお食事やコーヒータイムは最高に贅沢な時間ですね。
また、冬場なら天候が良く条件が合えばオーロラ観測も楽しめます。
ケーブルカーは通年運行していますが、悪天候の際は運休するので、 公式サイト からチェックしてから出かけましょう。
ノルウェー語名 : Storsteinen
住所 : 9020 Tromsdalen, ノルウェー
マップ : Googleマップ
アクセス : トロムスダーレン教会(北極教会)よりケーブルカー乗り場まで徒歩15分
定休日 : ケーブルカー無休(悪天候の場合は運休)
営業時間 : 9:00~翌1:30 ※季節により異なる
料金 : 【ケーブルカー】大人 往復 295NOK、3~15歳 150NOK
公式サイト : 公式サイト
1998年、ノルウェー環境庁によってオープンした北極水族館ポーラリア。
北極圏における生き物の生態や、気候、環境変動などを広める目的で作られました。
パノラミックシアターでは、スヴァールバル諸島の自然や野生動物に関する映像が上映されています。
1時間もあれば見て周れるような小さな水族館ですが、北極圏の生物に特化しているので珍しさは満点。
ポラーリアの人気者はアゴヒゲアザラシで、ショーの時間には餌やりを見ることができます。
世界最北の水族館に行ってみたい方は、足を運んでみてください。
ノルウェー語名 : Polaria
住所 : Polaria Hjalmar Johansens gate 12, 9296 Tromsø, ノルウェー
マップ : Googleマップ
アクセス : トロムソの中心部から徒歩10分
電話番号 : +47 77 75 01 00
定休日 : 12/24,12/25,12/31,1/1
営業時間 : 10:00~17:00
料金 : 220NOK
公式サイト : Polaria
トロムソまで足を延ばす方は、オーロラハンティングまたは白夜体験が目的という方がほとんどだと思います。
オーロラハンティングの場合は、天候に左右されるので、最低でも2~3泊は必要で、一週間滞在できれば完璧。
世界一物価の高いノルウェー、そしてトロムソでのホテル選びは、どうしても予算との兼ね合いになってきますよね。
北欧ではラディソン系列のホテルなら間違いなし。
「ラディソン ブル ホテル トロムソ」は市内中心地に位置する人気ホテルです。
観光スポット、ショップ、レストランへも近く、海辺まではわずか50mなので、客室からの眺めも楽しめます。
ホテル内にツアーデスクがあり、各種ツアーの発着所になっているのは大きなポイント。
早朝や夜暗い中で、他のホテルから歩いて移動する必要がなく安心です。
客室は全269室。
モダンなデザインでまとめられた客室は、すっきりと機能的な印象。
無料Wi-Fi、薄型テレビ、作業用デスク、セーフティーボックス、電気ケトル、デザイナーズバスアメニティなどが揃えられています。
客室タイプ、グレードによって眺望は様々ですが、ぜひシービューのお部屋を選んで景色を楽しみましょう。
宿泊客に人気が高いフィットネスジム。
ホテル10階に位置しているのでトロムソの美しい景色を一望しながら、汗を流す事ができます。
エクササイズの後は、サウナでリラックスしましょう。
住所 : Sjøgata 7, 9259 Tromsø, ノルウェー
マップ : Googleマップ
アクセス : ラングネス空港より車で9分
電話番号 : +47 77 60 00 00
営業時間 : チェックイン 15:00~/チェックアウト ~12:00
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com Trip.com
スマートホテルのコンセプトは、スマートで高品質な施設を格安に提供すること。
物価が高いノルウェーで、余計なものを削ぎ落したシンプルな部屋に安く泊まるという事は、まさにスマートだと言えるでしょう。
安いだけではなく、清潔感があります。
スタッフもフレンドリーという点が日本人の感性に合う部分があり、旅行者の間で口コミで広がり人気を集めています。
フロント横には、無料のコーヒー、紅茶のサービスがあり、オーロラ鑑賞から戻った冷えた体を温めてくれます。
客室は全160室。
シングルルーム、ダブルルームともに、シャワーのみでバスタブは無し。
無料Wi-Fi、26インチテレビ、デスク、大型ディスペンサー入りのバスアメニティが用意されています。
明るくて清潔な客室は、10㎡とかなり小さいのが特徴。
狭い部屋が苦手という方や、二名で大型スーツケースが2個あるという方は開ける場所に苦労するかもしれません。
ツアー会社と契約しているので、フロントデスクで、オーロラハンティングをはじめ、犬ぞりやホエールウォッチングなどの各種ツアーの申し込みも可能です。
住所 : Vestregata 6, 9008 Tromsø, ノルウェー
マップ : Googleマップ
アクセス : ラングネス空港より車で7分
電話番号 : +47 41 53 65 00
営業時間 : チェックイン 15:00~/チェックアウト ~12:00
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com Trip.com
ノルウェー最北にある、マーゲロイ島に位置するヨーロッパ最北端の岬ノールカップ。
北緯は71度10分21秒で、北極点からは2102.3kmという最果ての地です。
5月中旬から7月下旬には真夜中の太陽が見える白夜が、そして11月下旬から1月中旬にかけては、太陽が昇らない極夜を体験することができます。
ノールカップへの一般的なルートは最寄りのホニングスボーグ空港へ降り立たないといけませんが、首都オスロからの航空便はありません。
オスロ→トロムソ→ホニングスボーグという乗り継ぎになり、オスロからトロムソは、 スカンジナビア航空 とLCCの ノルウェイアンエアー が、トロムソからホニングスボーグへは ヴィデロー航空 が運航しています。
ホニングスボーグからノールカップへのアクセスは夏と冬では大きく異なります。
夏(5月下旬~9月下旬)はツーリストインフォメーション横のバス停から211番のバスが1日2便運行しており、所要時間は約45分です。
問題は冬で、除雪車を先頭に、昼なら個人の車、クルーズからのツアーバス、公共バスの順に、夜なら公共バスが無いので個人の車、ツアーバスの順で隊列を組んでいかなければなりません。
ちなみに昼の出発は、11時に個人の車、12時にツアーバスと公共バス、ノールカップ発は13時と13時45分の2便。
夜は、19時半出発で、帰りは21時45分の1便です。
スケジュールに関してはこちらの サイト で確認してください。
ノールカップ行きのバスチケットには、通行料とノールカップホールの入場料が含まれています。
ノールカップホールには、カフェ、レストラン、ノールカップの歴史を展示しているミニ博物館、教会、お土産屋さんなどが入っています。
最北端への到達証明書を発行して貰いましょう(有料)。
郵便局からは、ノールカップ到達記念スタンプを押したポストカードを投函することもできます。
館内のカフェは真夏の沈まない太陽をのんびりと眺めるには絶好の場所です。
ノルウェー語名 : Nordkapphallen
住所 : 9764 Nordkapp, ノルウェー
マップ : Googleマップ
アクセス : ホニングスボーグ空港からバスで45分
電話番号 : 78476860
営業時間 :
料金 : 大人 320NOK、学生200NOK、7~15歳 90NOK
公式サイト : ノールカップホール
物価の高い北欧では、ホテル代や交通費などを考えると、個人的に周るより日本からのツアーに参加する方がかなりお得です。
ただし、ツアーの場合は北欧4か国を巡って10日間などスケジュールはタイトな物がほとんど。
ゆっくりのんびり旅をしたい方は、現地発着のツアーや各種周遊パスなどを上手に利用しましょう。
また、夏のノルウェー観光は世界的にも人気があります。
シーズンが短いこともあり航空券やホテル、良い時間の列車が満席になることもあります。
そのため、早めに予定を立てて、早めに予約を入れることをおすすめします。
最終更新日 : 2023/08/31
公開日 : 2019/11/11