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「ならまち」は奈良県奈良市の旧市街地にあり、古き良き日本人の生活風景が今でも色濃く残っている希少なエリアです。
奈良と言えば、奈良公園や東大寺の大仏をイメージするかと思いますが、最近では観光サイトや観光雑誌でも奈良を代表する観光地として「ならまち」が取り上げられています。
ならまちには、世界遺産に登録されている元興寺をはじめとした神社仏閣や、歴史ある建築物、また古民家を改装してできたお洒落な飲食店やカフェ、雑貨店などが立ち並びます。
他の観光地と違うのは、東大寺や興福寺のように拝観して楽しむのではなく、 気軽にゆっくり街歩きをしながら歴史的スポットやお店をぶらぶら巡れるという点です。
そうというのも、ならまちエリアの多くの観光スポットは無料で入れるんですよ。
駅から少し離れていますが、ならまちエリアは大きくないので、徒歩で1日もあればほぼ回りきれます。
東大寺で大仏を見て、奈良公園で鹿と遊ぶだけで帰るのはもったない!
奈良に来たら、ぜひならまちにも足を運んでみてください。
住所 :奈良市上三条町23-4
マップ: Googleマップ
アクセス :
「近鉄奈良駅」より徒歩約15分
「JR奈良駅」より徒歩約20分
電話番号 :0742-22-3900(公益社団法人 奈良市観光協会)
公式URL : ならまち
ならまちへ行くには、まずは「近鉄奈良駅」または「JR奈良駅」を目指します。
JR奈良駅からもならまちへ行けますが、少し距離があって20分以上は歩くので、近鉄奈良駅から向かうのがおすすめ。
近鉄奈良駅からならまち方面へはバスも出ていますが、徒歩でそのままならまちへ向かう観光客もたくさんいます。
商店街のお店を見渡しながら歩いて進むと、意外にあっという間に着きますよ。
ここでは、近鉄奈良駅からならまちへ向かう方法を「バス」と「徒歩」の2つに分けて詳しくご紹介します。
バスでならまちに向かうには、9番バス乗り場から「市内循環・内回り」の「田中町」バス停方面行きのバスに乗ります。
もしくは、ならまちエリアの東側にある観光スポットの福智院や、レストランのカナカナなどに行きたい場合は、3番バス乗り場から「福智院」バス停で降りられる「天理駅」・「下山」・「窪之庄」行きのバスに乗りましょう。
この他に「ぐるっとバス」もありますが、こちらは遠回りになってしまうので間違って乗らないように注意してください。
徒歩でならまちへ行くには、まず近鉄奈良駅の東改札口を出て、2番出口から外へ出ます。
外へ出るとすぐ商店街があるので、そこをまっすぐ進み、三条通りを抜けていきます。
東側すぐにある餅飯殿商店街・下御門商店をずっと進んでいくと、ならまちエリアに入りますよ。
もしくは、三条通りを少し進んだ後に、猿沢池の南側まで向かって南へ進むと、奈良町にぎわいの家周辺などの観光スポットがある中心エリアに行けます。
ならまちの魅力は、古き良き日本の建築物を散策しながら楽しめることです。
ならまちには情緒あふれる建物が多く、ここを歩いているだけで過去にタイムスリップしたかのような気分になります。
古民家を改築して造られたレトロなカフェや雑貨店などがあり、散策しているだけでも楽しいところ。
足を止めて写真を収めたくなるような建物が多く、フォトジェニックで女性に人気があります。
筆者がならまちへ訪れたときは着物を着ている女性を見かけましたが、まさに街並みとマッチしていました。
また、街全体が落ち着いていて、他の観光スポットほど良い意味で人が多くないので、ゆっくり1人で観光したい人におすすめです。
ならまちのおすすめの観光スポットを紹介します。
ほとんどの観光スポットが無料で入れるので、ぜひ全て回ってみましょう。
街はコンパクトで、1日もあれば十分ならまち観光を満喫できますよ。
「元興寺」は、ならまちエリアにある真言律宗(しんごんりっしゅう)の寺院です。
日本最古の飛鳥寺がその前進になっており、飛鳥時代から続く歴史的価値の高い寺院でもあります。
その価値が認められ、1998年には「古都奈良の文化財」の1つとして世界文化遺産に登録されています。
元興寺の見どころの1つが境内の入り口にあり、重要文化財にも指定されている「東門」。
東門は鎌倉時代に創られたと言われており、古い歴史があります。
そして、東門をくぐり中に入ると見えるのが「本堂」。
本堂は隣接する禅室と同じく、鎌倉時代に僧坊を改造する形で創られました。
西側にある屋根瓦は、奈良時代前の飛鳥時代から約1300年以上もの間使用され続けてきたのだそう。
なお、本堂内は写真撮影ができないのでご注意ください。
本堂を出て順路に沿って左に進むと、左手に「法輪館(総合収蔵庫)」が見えてきます。
法輪館も写真が撮れないので中をお見せできませんが、博物館のようになっていて、国宝をはじめとした各種文化財の多くが展示されています。
五重小塔(国宝)や智光曼荼羅(ちこうまんだら)、阿弥陀如来像、木造聖徳太子立像などが展示されているため、ぜひ中に入ってご覧ください。
元興寺は小さいながらも見どころが多いので、時間をかけてゆっくり見学しましょう。
住所 :奈良県奈良市中院町11
マップ: Googleマップ
アクセス :
近鉄奈良駅から徒歩約12分
JR奈良駅から徒歩約20分
電話番号 :0742-23-1377
定休日 :なし
営業時間 :9:00〜17:00(入門は16:30まで)
料金 :
大人・大学生 500円
高校生・中学生 300円
小学生 100円
団体割引(20名以上):大人・大学生 400円
注意点 :本堂と法輪館(総合収蔵庫)は写真撮影できません。
公式URL : 元興寺
「奈良町にぎわいの家」は、大正6年に町家を改修して造られた表屋造りの町家建物です。
国の登録有形文化財に指定されており、平成27年4月に当時の人々の暮らしや文化を体感できる施設として開館しました。
そんな奈良町にぎわいの家の特徴は、実際の町家をそのまま公開している観光施設だということ。
後述する「格子の家」をはじめとした町家観光施設と比べると、かなり広々とした造りになっているのは、かつてここに商人が住んでいたからだそうです。
格子窓が美しく、ここでは土間の玄関やかまど、座敷、茶室、日本庭園など様々なものが見られます。
大正時代に入ると近代化が進みましたが、その当時のモダンな雰囲気を随所に感じられるのが魅力です。
広々としているので、ぜひゆっくり見学しましょう。
古い町家なので、段差の傾斜による転倒、ケガには十分注意してくださいね。
また、施設では定期的に講演会や音楽コンサート、現代アート展覧会など、年間を通じて多くのイベントが開催されています。
イベントは子どもから大人まで、世代を問わず楽しめるイベントになっているので、タイミングが合うなら参加してみてるのも良いでしょう。
住所 :奈良県奈良市中新屋町5
マップ: Googleマップ
アクセス :
「近鉄奈良駅」から徒歩13分
「JR奈良駅」から徒歩20分
奈良交通(市内循環バス)田中町バス停から徒歩5分
電話番号 :0742-20-1917
定休日 :水曜日(祝日の場合は開館・休館日が変わるので、ホームページを要確認)
営業時間 :9:00~17:00
料金 :無料
注意点:駐車場はありません
「ならまち格子の家」は、江戸時代に造られた家屋を忠実に再現した建築物です。
「奈良町にぎわいの家」ほど大きくはありませんが、ならまち格子の家では、実際に江戸時代に暮らしていた人々の生活模様がどのような感じだったのかを垣間見れる場所となっています。
ならまち格子の家の特徴は、古い町家を保存しているわけではなく、かつての姿をベースに新築していること。
新しい建物なので、内部のしつらえも含めて隅々まで見学できますよ。
館内は「みせの間」「中の間」「奥の間」「通り庭」「二階部分」の5つに分かれています。
2階に続く階段は、狭い場所を有効活用するために「箱階段」として収納スペースになっているように、凝った造りになっています。
館内は無料で見学できるだけでなく、飲食はできませんが、休憩スペースも設けられていますよ。
ならまちの憩いの場にもなっており、日本人観光客だけでなく、最近では外国人観光客からも人気の施設になっています。
また、春と秋には、町家の風情を感じながら伝統文化・芸能を鑑賞できる「上方舞や能」の鑑賞会も開催されています。
ならまち格子の家も無料で入るので、ぜひ中に入って昔の暮らしがどのような感じだったのかを見てみてください。
住所 :奈良県奈良市元興寺町44
マップ: Googleマップ
アクセス :
JR京終駅から徒歩で10分
JR・近鉄奈良駅からバスで15分
市内循環バス - 北京終町又は田中町下車から徒歩で2分
電話番号 :0742-23-4820
定休日 :月曜日(祝日の場合はその翌日)、12月26日〜1月5日(年末年始)、祝日の翌日(土・日曜日を除く)
営業時間 :9:00〜17:00
料金 :無料
公式URL : ならまち格子の家
「ならまち資料館」は、ならまちエリアの中央部にある各種民具や奈良町に伝わる仏像、その他の美術品が展示されている資料館です。
奈良の歴史や生活文化などを伝えるさまざまな物品を、間近で見て楽しめます。
「にぎわいの家」や「ならまち格子の家」などは建築物自体を楽しむところですが、ならまち資料館は展示物をしっかり楽しめるという違いがあります。
この資料館は奈良市が運営しているのではなく、民営の資料館で、奈良では珍しい存在。
館内には展示物だけでなく、市内の学校による作品展覧会も開催されることがあり、時には有名人も来ることがあるそうです。
また、その他には入り口付近に物販コーナーがあります。
ここでは「身代わり申」というかわいらしいぬいぐるみや、奈良でもっとも有名なお土産にもなった「レインボーラムネ」なども限定販売されています。
身代わり申はサイズごとに販売されているので、用途に合わせてお好みのサイズをどうぞ。
ただ観光するだけでなく、自分用のお土産として何か気に入ったものがあれば買っても良いでしょう。
「ならまち資料館」も無料で見学が可能ですよ。
住所 :奈良県奈良市西新屋町14-2
マップ: Googleマップ
アクセス :
「近鉄奈良駅」より徒歩15分程度
「JR奈良駅」より徒歩20分程度
電話番号 :0742-22-5509
定休日 :なし
営業時間 :10:00~17:00
公式URL : ならまち資料館
「奈良町からくりおもちゃ館」は築120年の町屋家屋で、からくりおもちゃ(復元物)を手に取って遊べる施設です。
旧松矢家住宅を改装して平成24年に開館したこちらの中には、大正時代~昭和初期にかけて当時の子ども達が遊んでいた20~30種類ほどのおもちゃが展示されています。
順路に沿って、実際に手に取って遊べるので、子どもから大人まで幅広い年齢層の人が楽しめます。
大人の方なら童心に帰って子どもの頃の気持ちを思い出すでしょう。
また、当時の子どもたちが遊んでいたような疑似体験ができます。
このおもちゃは「頬かぶり」。
柄の下から出ている軸を引っ張ると、舌を出したり、人形の目が白くなったりとさまざまな変化が楽しめるおもちゃです。
頬かぶりだけでもいくつかあるので、他にもどんな表情になるのか試してみてください。
このおもちゃは「面かぶり」と呼ばれており、奈良町からくりおもちゃ館を代表するおもちゃ。
人形の下に紐があり、紐を引くと人形が狐のお面を被るように作られている、いわゆる変身人形です。
こちらはねずみの風車です。
うちわで風車を仰ぐとぐるぐる回ります。
写真のように様々なおもちゃがあり、 おもちゃ1つ1つに遊び方が書かれた丁寧な説明書きが付いています。
その説明書きを見てから遊びましょう。
奈良町からくりおもちゃ館も無料で見学できるスポットなので、昔懐かしいおもちゃを手に取って遊んでみてください。
なお、施設の奥の工房では、工具を使ってからくりおもちゃを実際に作れるため、日程が合うならおもちゃ作りをするのも良いでしょう。
住所 :奈良県奈良市陰陽町7
マップ: Googleマップ
アクセス :
近鉄奈良駅より徒歩約10分
JR奈良駅より徒歩約15分
電話番号 : 0742-26-5656
定休日 :水曜日、年末年始(12月29〜1月3日)
営業時間 :9:00〜17:00
料金 :無料
公式URL : 奈良町からくりおもちゃ館
「福智院」は、736年に造られた寺院で、馴染み深い「お地蔵様」をご本尊として祀っています。
規模は小さいながら、来る人を癒やす不思議な魅力を持っています。
本堂そのものはあまり大きくないですが、内部は「天竺様」と言われる様式になっており、この辺りのエリアでは珍しい日本と中国両方の建築文化を反映した造りになっています。
寺院内には「地蔵大仏」と呼ばれている、巨大な地蔵菩薩が安置されています。
像の高さは3メートルほどですが、台座や約500体ある多数の小さな地蔵菩薩(千体地蔵)を有する「光背」を含む全体の高さはなんと7メートルほど。
その他にも、中興の祖である「興正菩薩」の像や、特別公開期間中だけ見られる宝冠十一面観音像の美しさでも知られています。
福智院は地蔵菩薩のイメージが強いですが、毎年7月23日に開催される「地蔵盆」や7月を除き毎月行われる月護摩日、玄昉忌など、地域の人に親しまれている寺院でもあります。
元興寺一帯から東にしばらく進んだ場所にあるので、合わせて訪れてみてください。
住所 :奈良県奈良市福智院町46
マップ: Googleマップ
アクセス :JR「奈良駅」から「天理駅行」・「下山行」のバス「福智院町」から徒歩3分
電話番号 : 0742-22-1358
定休日 :不定休
営業時間 :9:00~16:30
料金 :中学生以上500円、小学生250円(特別展開催時:中学生以上600円、小学生350円)
公式URL : 福智院
「今西家書院(いまにししょけいん)」は、室町時代初期の様式や面影が今でも色濃く残る、重要文化財に指定されている歴史的建築物です。
かつて興福寺大乗院坊官福智院氏の住宅だったものが、1924年から今西家の所有となりました。
入母屋造軒唐破風付きと、重要文化財指定の切妻造檜皮葺きの建物は、日本建築の美しさを伝えています。
書院内は、日本人らしい「わび」「さび」の風情が漂っており、落ち着いた雰囲気の中見学できます。
また、今西家書院では、美しく手入れされた庭を眺めながら抹茶を味わえるのも楽しみ方の1つ。
喧騒を忘れて、ゆっくり観光したい人にはぴったりです。
住所 :奈良県奈良市福智院町24
マップ: Googleマップ
アクセス :
「JR奈良駅」、「近鉄奈良駅」から天理駅行バス8分「福智院町」下車し、徒歩1分
または「近鉄奈良駅」から徒歩15分
電話番号 :0742-23-2256
定休日 :月曜日、火曜日、水曜日、夏期、冬季
営業時間 :10:00~16:00(入館締切15:30)
料金 :大人400円、大学生・高校生・中学生・小学生350円、シルバー(70歳以上)350円、未就学児は無料
注意点:駐車場はありません。
公式URL : 今西家書院
ならまちには魅力的なランチやカフェが楽しめるお店がたくさんあります。
ならまち観光の際に合わせて訪れてみてください。
「寛永堂 奈良店」は、近鉄奈良駅を出てすぐ目の前にある、和スイーツが楽しめる和菓子屋です。
寛永堂にはおいしいスイーツがたくさんあるのですが、名物の奈良の銘菓「奈良 三笠焼」が特におすすめ。
柔らかくしっとりしておいしかったです。
普通サイズは山の焼印が目印で、1個129円(税込)で購入できます。
自分用に買ってすぐ食べても良いですね。
皮は少し甘くふわふわしており、中のつぶあんは甘さ控えめでちょうどいい甘さ加減でした。
また、複数個入っているものも販売されているので、お土産として買うのにもぴったり!
普通サイズは1人で食べられますが、大きいサイズの三笠焼は1人では食べきれないので、包丁で切り分けて食べましょう。
また、店内にはイートインできるスペースもあるため、中で和スイーツを味わうのも良いですよ。
特に黒蜜仕様のアイスクリームが濃厚な「クリームあんみつ」がおすすめ。
近鉄奈良駅のすぐそばとアクセス良好なので、奈良観光の際にはマストで行きましょう!
住所 :奈良県奈良市東向中町4
マップ: Googleマップ
アクセス :近鉄奈良駅から歩いてすぐ
電話番号 :0742-25-5282
定休日 :なし
営業時間 :9:00~20:00
公式URL : 寛永堂 奈良店
「萬御菓子誂処 樫舎(かしや)」は、奈良町情報館の向かいにある老舗の和スイーツが味わえる和菓子屋です。
町屋作りの店構えが特徴で、外観にも風情があります。
奈良県内のスイーツランキングでも常に上位にランクインしているほどのお店です。
うぐいす餅やよもぎ餅をはじめとした季節の和菓子などがショーケースに並べられて販売されているだけでなく、店内で和スイーツも楽しめます。
1階奥と2階が喫茶スペースになっているので、店内で食べたい人はこちらを利用するのが良いですね。
写真のメニューは、夏季限定の「樫舎の氷」1,320円(税込)。
ならまちはかき氷が食べられるお店が多くあるのですが、その中でも特に人気があるのがこの樫舎の氷です。
氷はふわふわしていますが、濃い抹茶、そしてもちもちの白玉だんご、寒天などが入っており、夏にぴったりのさっぱりした一品。
また、かき氷を食べている間に店員さんがほうじ茶を出してくれたりと、きめ細かいサービスにも心打たれるでしょう。
住所 :奈良県奈良市中院町22-3
マップ: Googleマップ
アクセス :
近鉄奈良線「近鉄奈良駅」(2番出口)より徒歩10分
「JR奈良駅」より徒歩15分
電話番号 :0742-22-8899
定休日 :なし
営業時間 :販売 9:00~18:00/喫茶 11:00〜16:30(L.O.)
公式URL : 萬御菓子誂処 樫舎
「カナカナ」は、ならまちの代名詞とも言える人気の古民家レストランです。
店内は町家の雰囲気が良い感じに残っており、おしゃれな店内でおいしい料理をいただけますよ。
筆者はランチの時間に行き、カナカナでもっとも有名な「カナカナごはん」1,485円(税込)を注文しました。
一品一品丁寧な作られており、素朴ながらも味わい深いおかずとご飯、味噌汁などが付いており、おいしくいただきました。
また、食後にはコーヒーも出てきます。
ドリンクはホットコーヒーの他にも、紅茶やハーブティーも選べますよ。
その他、ランチメニューではエスニックカレーやドリアなども味わえますし、スイーツでは焼プリンや秋限定のモンブランなどもあります。
店内は落ち着いていて、ゆっくり食事をしたい人にはぴったりなお店です。
ただし、土日祝は人気店ということもあって混雑が予想されます。
ランチタイムのピーク時間が過ぎると空いてることもあるため、タイミングを見計らいましょう。
筆者は平日14時頃に行きましたが、それでも店内は多くの人がいたので、可能なら平日に行くか、ランチのピーク時間をズラして行くことをおすすめします。
住所 :奈良県奈良市公納堂町13
マップ: Googleマップ
アクセス :
近鉄奈良駅から徒歩15分
JR奈良駅から徒歩20分
天理行きバス 福智院町バス停下車2分
電話番号 :0742-22-3214
定休日 :月曜日(月曜日が祝日の場合、火曜日は休み)
営業時間 :【月〜金】11:00〜17:00/【土・日】11:00〜19:00
注意点:クレジットカードは使えません
公式URL : カナカナ
「Cafe Cojica(カフェ コジカ)」は、JR奈良駅の近くにある、築120年の古民家を改装してできた町家カフェです。
席は全席座敷になっているのが特徴で、30人くらい入れそうな広さがあります。
こちらでは、地産地消にこだわりを持って作られているのが特徴です。
筆者はランチタイムに行ったので、看板メニューでもある写真の「大和牛と大和ポークのCojica煮込みハンバーグ」を注文。
注文の際に、ご飯かパンを選べるようになっています。
ハンバーグとご飯またはパン、サラダ、前菜、スープ、そしてデザートにケーキが付いて1,580円(税込)です。
ハンバーグには大和牛や大和ポークが使用されており、濃厚なデミグラスソースと絡み合ってジューシーでした。
なお、ケーキは「ほうじ茶チーズケーキ」か「大和茶チーズケーキ」の2種類から選べるので、お好きな方をどうぞ。
筆者はほうじ茶味を注文しました。
ケーキはしっとりしていて、味も甘すぎず食後に食べるにはぴったり。
ほうじ茶とチーズは合うのかと初めは思いましたが、意外にもうまく絡み合っていて良い組み合わせでした。
また、筆者が食べたハンバーグ以外にも、トマトソース煮込みチーズハンバーグや、ほうじ茶を使ったチーズパン粉グリルなども味わえますよ。
ならまちエリアからは少し離れた場所にあるのが少しネックですが、それでも行く価値のあるお店です。
昼間だけでなく夜も営業もしているので、時間を作って足を運んでみてくださいね。
住所 :奈良県奈良市三条町547番地
マップ: Googleマップ
アクセス :
近鉄奈良駅から徒歩15分
JR奈良駅から徒歩5分
奈良駅から281m
電話番号 :0742-94-3547
定休日 :月曜日(月曜日が休日の場合営業、翌日振替日になります)
営業時間 :11:00〜16:00/18:00〜23:00
注意点:支払いは現金のみ
公式URL : Cafe Cojica(カフェ コジカ)
「よつばカフェ」は、ならまちエリアの中でも大変人気のあるカフェです。
昭和レトロな雰囲気の建物が特徴で、写真を見て分かるようにお店の入り口もユニークですね。
店内は2階立てになっており、1階と2階共にカウンター席とテーブル席があります。
席が空いていれば好きな階を選べるので、お好きな方をどうぞ!
よつばカフェで人気のメニューが、「とろけるチーズチキンカレー」850円(税込)。
このカレーは「チーズあり」と「チーズなし」が選べるので、チーズが好きな人はチーズカレーを注文しましょう。
なお、チーズなしだと50円安くなります。
筆者はカナカナでランチを食べたので、写真の日替わりのチーズケーキとカフェラテを注文しました。
ケーキだけでなくバニラアイスも添えてあり、中はしっとりしていておいしくいただけました。
お得になるドリンクセットメニューがあるので、コーヒーやラテ、ソフトドリンクなどと合わせて注文するのがおすすめです。
住所 :奈良県奈良市紀寺町954
マップ: Googleマップ
アクセス :近鉄奈良駅から徒歩約20分
電話番号 :0742-26-8834
定休日 :水曜日(祝日の場合は営業)
営業時間 :【月〜金】11:00〜17:00(L.O.16:00)/【土日祝】11:00〜18:00(L.O.17:00)
注意点:クレジットカードは使えません
公式URL : よつばカフェ
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ここでは、ならまちと合わせて訪れたい、周辺の観光スポットをご紹介します。
周辺には、奈良公園をはじめとした魅力的な観光スポットがあります。
特に奈良公園はとても広いので、事前にならまちと合わせてどういったルートで観光するかチェックしておくと良いでしょう。
奈良に来た多くの人が訪れる「奈良公園」は、奈良観光の最大の拠点になるスポット。
日本を代表する観光スポットとしても有名ですよね。
奈良公園は奈良市内東部に位置しており、 「東大寺」「興福寺」「春日大社」周辺にある自然が美しいエリアを指します。
そんな奈良公園の周りは、多くの国宝指定・世界遺産建築物が点在しています。
公園内の大部分が芝生に覆われており、約1,200頭の鹿が生息しています。
鹿は奈良公園のマスコット的な存在でもあり、観光客から大変人気があります。
200円で鹿せんべいを買って、鹿にあげると喜ぶでしょう。
奈良公園はとにかく広いため、回るところや行く順番をあらかじめ決めておくと良いでしょう。
1日で歩いて全て回り切るのはハードなので、バスを利用したり、2日に分けて観光するのがおすすめです。
住所 :奈良市登大路町30
マップ: Googleマップ
アクセス :
近鉄「近鉄奈良駅」から徒歩約5分
JR「奈良駅」から徒歩約20分
電話番号 :0742-22-0375
公式URL : 奈良公園
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「東大寺」は、743年に聖武天皇が国を守るために建てられた奈良を代表する寺院です。
今では「奈良の大仏」として、日本だけでなく外国人にも知られるほど知名度が増してきました。
1998年には世界文化遺産に登録され、日本が誇る木造建造物になっています。
そして、奈良の大仏として知られている「盧舎那仏(びるしゃなぶつ)」は、東大寺の本尊。
盧舎那仏とは、大乗仏教における仏の1つです。
東大寺に入る時に最初に目にするのが、見どころでもある国宝の「南大門」。
この南大門は今までに何度か修理され、今の形に至っていますが、元は鎌倉時代にできたものというから驚きですね。
そして忘れてはならないのが、南大門の両端に堂々とそびえ立つ2体の「仁王像」。
ドシッと構えていて威厳を感じるほど。
南大門を抜けて正面へ進むと、有料ゾーンの「大仏殿」が見えてきます。
「大仏殿」は国宝にもなっており、要チェックですよ。
大仏殿はできてから2度の焼失に遭い、江戸時代の再建時に資材が調達できなかったため、元々の2/3の大きさになってしまいました。
しかし、今でも世界最大の木造建造物に変わりはないので、ぜひその目に焼き付けておきましょう。
住所 :奈良県奈良市雑司町406−1
マップ: Googleマップ
アクセス :
JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から市内循環バス「東大寺大仏殿・春日大社前」下車徒歩5分
近鉄奈良線「奈良駅」から、ぐるっとバス(大宮通ルート・奈良公園ルート)「大仏殿前駐車場」下車すぐ
近鉄奈良駅から徒歩約20分
電話番号 :0742-22-5511
定休日 :なし
営業時間 :
【4月~10月】7:30~17:30
【11月~3月】8:00~17:00
料金 :
大人(中学生以上)600円
子供(小学生以下)300円
公式URL : 東大寺
※東大寺の関連記事: 奈良の大仏で知られる世界遺産・東大寺。1200年以上の歴史と魅力を徹底解説!
「春日大社」は、平城京の守護と国民の繁栄を祈願するために768年に造られた、約1300年もの長い歴史を誇る神社です。
木々の緑に朱がよく映える春日大社は、 全国に約1,000社ある「春日神社」の総本社でもあり、燈籠の数が日本一多い神社なのだそう。
1998には「古都奈良の文化財」の1つとして、春日大社と春日山原始林がユネスコ世界遺産に登録されました。
見どころはいくつかありますが、その1つが「参拝道」。
春日大社の表玄関になっており、参道脇には重要文化財の約2,000基ある石灯籠(いしどうろう)が立ち並んでいます。
様々な絵柄や形をしているので、その違いを見ながら散策を楽しんでくださいね。
中に入ると、重要文化財の「藤浪之屋の万灯籠(ふじなみのやのまんどうろう)」があります。
江戸時代にできた万灯籠が数多く並びます。
18時頃から釣燈籠に火が灯り、明るい時間帯とは違った幻想的な風景が楽しめますよ。
ここまできたら、「万燈籠」もぜひ見て帰りましょう。
暖かい光に包まれており、まさに圧巻の一言。
こちらは建物の中にあるため、どの時間帯に行っても見られますよ。
また、2月の節分の日には「節分万燈籠」が、8月14・15日には「中元万燈籠」が開催され、年2回全燈籠に入れる機会があります。
タイミングが合うなら、この時に訪れてみるのも良いですね。
最後に出口付近には「幣殿」があります。
幣殿も見どころの1つなので、お見逃しなく!
なお、本殿は撮影ができないためご注意ください。
住所 :奈良県奈良市春日野町160
マップ: Googleマップ
アクセス :JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から奈良交通バス(春日大社本殿行) 約11~15分「春日大社本殿」下車すぐ
電話番号 :0742-22-7788
定休日 :
【国宝殿】
年3回の展示替の時
【春日大社神苑萬葉植物園】
3月~11月/無休
12月~2月/月曜(ただし、祝日等と重なった場合は翌日)
営業時間 :
【3月~10月】6:30~17:30
【11月~2月】7:00~17:00
料金 :
【回廊内特別参拝】500円
【国宝殿】大人 500円、大学生 300円、高校生 300円、中学生 200円、小学生 200円
【春日大社 萬葉植物園(神苑)】大人 500円、小人 250円
注意点 :ペット参入禁止、小型無人機ドローン禁止、境内全域禁煙、本殿は撮影禁止
公式URL : 春日大社
風情あるならまちは、コンパクトなのに見どころがギュッと詰まっています。
奈良公園をはじめとした観光スポットが有名ですが、最近ではならまちも注目を浴びており、観光客向けのお店も増えてきました。
観光するだけでなく、お洒落なお店も多いので、ランチやカフェの時間帯にも訪れる価値あり。
1日もあれば観光スポットはほぼ回れるため、ならまちをゆっくり散策してみてください。
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最終更新日 : 2022/06/17
公開日 : 2020/12/28