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中欧セルビアの首都・ベオグラードのおすすめ観光スポット10選





中央ヨーロッパに位置するセルビア共和国の首都・ベオグラード。
ヨーロッパの国といえばフランスやイタリアを思い浮かべる人が多いと思いますが、物価が安くて治安が良いセルビアもおすすめですよ。

この国の歴史は紀元前約4,500年前までさかのぼり、古くから西欧と東欧の道が交わる重要な交差点として繁栄しました。
複雑な歴史背景と近代要素が融合したベオグラードの街は、見どころが盛りだくさんです。

本記事では、ベオグラードのおすすめ観光スポットをアクセス方法や治安など旅行に役立つ情報と合わせてご紹介します。

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【目次】中欧セルビアの首都・ベオグラードのおすすめ観光スポット10選

 

ベオグラードとは

ベオグラードへのアクセス

各都市からの主な移動時間

ベオグラードの観光情報

日本との時差

気候

観光のベストシーズン

ベオグラードを観光する際に注意すべきポイント

1. 身の回り品の管理はしっかりと行う

2. 現地での写真・動画撮影に注意

3. チップは基本的に不要

ベオグラードのおすすめ観光スポット

1. 旧宮殿

2. 聖サヴァ大聖堂

3. セルビア正教大聖堂

4. ベオグラード国立博物館

5. リュビツァ妃の屋敷

6. ベオグラード要塞

7. 聖マルコ聖堂

8. カレメグタン公園

9. ユーゴスラヴィア歴史博物館

10. ニコラ・テスラ博物館

 

 

ベオグラードとは

 

聖マルコ聖堂

 

ベオグラード(Belgrad)は、バルカン半島に属するセルビア共和国の首都です。

パンノニア平原と呼ばれる中央ヨーロッパの盆地に流れるドナウ川とサヴァ川の合流地点に位置しています。

 

かつてはユーゴスラヴィア社会主義連邦共和国の首都であり、旧ユーゴスラヴィア地域で最大の都市として親しまれていました。

 

ベオグラードの観光スポット

 

総面積は、東京23区の半分ほどの大きさにあたる約360平方km。

セルビア共和国そのものが北海道とほぼ同じ面積なので、実際に訪れてみると意外とコンパクトな印象を受けるでしょう。

 

ヨーロッパでも最古の都市の1つに数えられており、これまでに歩んできた歴史の面影が町の至るところに残されています。

バルカン半島の中央部にあるため、  ハンガリー  やルーマニア、ボスニア・ヘルツェゴビナなどの国からのアクセスも便利ですよ。

 

紀元前4,500年にさかのぼる長い歴史と奥深い文化を味わいながら観光を楽しみましょう。

 

 

ベオグラードへのアクセス

 

ベオグラード市街

 

2021年4月現在、日本からベオグラードへの直行便は就航していません。

そのため、ベオグラードへ向かう場合は第3国を経由してアクセスすることになります。

 

日本からベオグラードまでの所要時間は、約15時間50分が目安。

主な乗り換え地は、利用する航空会社により異なりますが、中東またはヨーロッパを経由するのが一般的です。

 

また、近隣諸国から鉄道やバスを利用してアクセスすることも出来ます。

東欧諸国を周遊する方は、各主要都市から発着する直通列車または長距離バスをご利用ください。

 

各都市からの主な移動時間

 

【鉄道を利用する場合】

 

ポドゴリツァ(モンテネグロ)からベオグラード:約10時間〜
ザグレブ(  クロアチア  )からベオグラード:約6時間20分〜
スコピエ(マケドニア)からベオグラード:約10時間20分
ブタペスト(ハンガリー)からベオグラード:約9時間〜
ソフィア(ブルガリア)からベオグラード:約10時間

 

【長距離バスを利用する場合】

 

ポドゴリツァ(モンテネグロ)からベオグラード:約9時間〜
サラエヴォ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)からベオグラード:約7時間
ザグレブ(クロアチア)からベオグラード:約5時間30分〜
スコピエ(マケドニア)からベオグラード:約6時間〜
ブタペスト(ハンガリー)からベオグラード:約7時間
ソフィア(ブルガリア)からベオグラード:約5時間〜

 

セルビアはコソボの独立を認めていないため、直接入国すると入国拒否に遭う可能性があります。

コソボから行く場合は、モンテネグロまたはマケドニアなどの第3国を経由して行くのがおすすめです。

 

 


ベオグラードの観光情報

 

ベオグラード

 

古くから西欧と東欧の道が交わる重要な交差点として繁栄したベオグラード。

各地に点在する多くの史跡や文化財だけでなく、フレンドリーな国民性やバラエティーに富んだ文化も魅力です。

 

長きにわたる歴史の中で、複数の民族により統治されたこの街は色鮮やかな見どころが盛り沢山。

ローマ・ビザンチン・オスマン・ハプスブルクなど、様々な文化要素が融合した街を歩けばヨーロッパそのものの歴史が見えてくるでしょう。

 

ベオグラード 観光

 

また、歴史や文化だけでなく、周辺に広がる美しい自然環境も必見です。

首都ベオグラード近郊には、ラムサール条約により保護されている湿地をはじめ、緑豊かな森林や渓谷などがあります。

 

ベオグラード

 

物価は日本の約5分の1、そして何よりも親日国であるのが嬉しいポイント。

公用語はセルビア語ですが、外国人観光客がよく訪れるホテルやレストランでは英語も通じますよ。

 

日本との時差

 

日本との時差は8時間で、現地時間が0時のとき日本は8時です。

 

また、3月の最終日曜から10月の最終日曜まではサマータイム(夏時間)が適用されます。

この時期は通常より時差が1時間前倒しされるので、現地を訪れる際は注意が必要です。

 

気候

 

セルビア共和国は穏やかな大陸性気候に属しており、東京と比べると年間の平均気温が低い傾向にあります。

首都ベオグラードの平均気温は約11.7度で、東北地方とほとんど変わりません。

 

山がちな地形であることから、夏は比較的快適に過ごすことができますよ。

一方、11月下旬から3月上旬頃までは寒さが非常に厳しくなります。

 

現地を冬場に訪れる際は、本格的な冬の装いが必要となるのでしっかりと厚着をして出かけましょう。

 

また、ベオグラードの降水量は年間を通じて日本よりも少ないため、雨季などを心配する必要はありません。

 

観光のベストシーズン

 

ベオグラードを訪れるなら、気候が安定していて過ごしやすい5〜9月がおすすめです。

 

日中の最高気温は平均で約20度以上ありますが、朝晩を中心に冷え込むことがあります。

薄手のシャツやカーディガンなど、重ね着できる服を持っていくと便利でしょう。

 

 

ベオグラードを観光する際に注意すべきポイント

 

ベオグラード市街

 

セルビア共和国は、東欧でも比較的治安の良い国とされています。

もちろんベオグラードも例外ではなく、私たち日本人にとって観光しやすい環境が整っていますが、いくつか注意すべきポイントがあるので紹介します。

 

1. 身の回り品の管理はしっかりと行う

 

セルビア共和国は、ヨーロッパ諸国の中でも比較的治安の良い国とされています。

旧ユーゴスラヴィア内戦や暴動など、過去に行われた報道の印象が強く治安が悪い印象を持たれる方も少なくないでしょう。

 

しかしながら、現在では情勢も安定しており、その他の国々と変わらず快適に過ごせるまで回復しました。

殺人・テロ・クーデターなどの心配はほとんど無いため、安心して観光を楽しむことができます。

 

しかしながら、都市部では外国人観光客を狙ったスリ・ひったくりなどの被害が度々報告されているのも現状です。

不要なトラブルに遭わないためにも、旅行先で外出する際は貴重品を含む身の回り品の管理を徹底するようにしましょう。

 

2. 現地での写真・動画撮影に注意

 

セルビア共和国では、軍事関連施設等の写真および動画撮影が固く禁じられています。

施設そのものはもちろん、関係者にカメラを向けると厳しく罰せられる可能性があるため注意が必要です。

 

3. チップは基本的に不要

 

海外旅行で困ることの1つといえば、現地でのチップ文化。

 

セルビアには日本と同様にチップ文化が存在しません。

レストランやタクシーを利用する際に、お釣りの端数を渡したりする程度で大丈夫です。

 

 


ベオグラードのおすすめ観光スポット

 

ベオグラード 観光スポット

 

ベオグラードの市街地は、主に3つの地区によって構成されています。

エリアごとに全く異なる雰囲気が味わえるので、比べてみると面白いですよ。

 

市内中心部には旧市街(スタリ・グラード)と新市街(ノビ・ベオグラード)があり、セルビア共和国の政治・経済の中心地として親しまれています。

 

ベオグラードにあるカフェ

 

サヴァ川の左岸に位置する新市街の先にはゼムン(Zemun)と呼ばれる地区もあるので、足を伸ばしてみると楽しいでしょう。

 

ドナウ川とサヴァ川に挟まれるように広がる旧市街は、観光拠点としておすすめです。

主要な観光スポットが集まるエリアなので、徒歩での観光にとても便利ですよ。

 

1. 旧宮殿

 

新宮殿

 

1882年から1884年にかけて建造されたオブレノヴィッチ王朝時代の王宮です。

建築に携わったのは国立劇場やベオグラード市議会をはじめとするベオグラードに点在する126もの施設を設計した著名な建築家、アレクサンダー・ブガルスキー。

新宮殿と広場を挟んで向かい側に位置しており、広場を彩る自然と宮殿のコントラストが訪れる者の目を惹きます。

 

かつてはカラジョルジェヴィッチ家の住居として使用されていましたが、現在はベオグラード市議会の本拠地としての利用されているそうです。

 

旧宮殿


英名 : Old Palace

住所 : Dragoslava Jovanovića 2, Beograd 11000, Serbia

マップ : Googleマップ

アクセス : ベオグラード中央駅からタクシーを利用して所要約7分

電話番号 : +381113229678

 

2. 聖サヴァ大聖堂

 

聖サヴァ大聖堂

 

1935年に創建されたセルビア正教会の大聖堂です。

セルビア正教会の創始者である聖人サヴァを祀る、セルビア正教の中心的教会として親しまれています。

 

東方正教会の教会としては世界最大の規模を誇るそうで、現在でも建設作業が続けられているというから驚きですよね。

着工から約90年以上経ちますが、戦争による中断を経ているため内装および装飾の大半は未だ完成していないそうです。

 

地上階は建設中ですが、地下礼拝堂を含めて一般公開されているので自由に見学をお楽しみください。

 

聖サヴァ大聖堂


英名 : St. Sava Temple

住所 : Krušedolska 2a, Beograd, Serbia

マップ : Googleマップ

アクセス : ベオグラード中央駅から徒歩約25分

電話番号 : +381112432585

営業時間 : 8:00〜21:00

料金 : 無料

公式URL : 聖サヴァ大聖堂

 

3. セルビア正教大聖堂

 

 

リュビツァ妃の屋敷の斜め向かい側に位置する宗教建築物です。

バロック風の塔が印象的な教会に、セルビア正教の博物館が併設されています。

 

15〜19世紀にかけて描かれたとされるイコンのほか、肖像画や福音書および複写など興味深い展示が行われているので、ぜひ訪れてみてください。

 

セルビア正教大聖堂


英名 : Serbian Orthdox Church(Patrijasija)

住所 : Kralja Petra 6, Beograd 11000 ,Serbia

マップ : Googleマップ

アクセス : ベオグラード中央駅からタクシーを利用して所要約8分

営業時間 : 7:00〜20:00(博物館は9:00〜14:00)

料金 : 無料

注意 : 博物館は土日閉館(5月1日~11月1日は日曜のみ)

公式URL : セルビア正教大聖堂

 

4. ベオグラード国立博物館

 

 

1844年5月10日に開館したセルビア最古の博物館です。

共和国広場のミハイロ公像の背後にそびえる立派な外観の建物で、考古学から芸術に至るまで様々な展示を行っています。

 

所蔵する作品は、なんと約40万点を超えるそう。

西洋史における傑作を含む、セルビアの芸術に関する展示も充実しているので、アート好きな方は必見です。

 

現在見られる建物は、長期間にわたる改装を経て2018年6月にリニューアルオープンしたもの。

館内は3階建てになっており、フロアごとに異なるジャンルの展示が楽しめます。

特に紀元前7000年の遺跡レペンスキ・ヴィルから出土した石像は必見です。

 

その他、国際的な芸術家による素描と版画をはじめとするアート作品がとても充実しているので、ぜひ見学に訪れてみてくださいね。

 

1階

旧石器時代からギリシア・ローマ時代
8世紀までの発掘品など

2階

中世に関する展示
18〜19世紀のセルビア美術品

3階

20世紀のセルビアの美術品
14〜20世紀にわたる外国の美術品

 

ベオグラード国立博物館


英名 : National Museum of Belgrade

住所 : Trg republike 1а, Beograd 104303,Serbia

マップ : Googleマップ

アクセス : ベオグラード中央駅からタクシーを利用して所要約8分

電話番号 : +381608075020

定休日 : 毎週月曜

営業時間 :

【火・水・金】10:00〜18:00
【木・土】12:00〜20:00
【日】10:00〜14:00

料金 : 大人 300ディナール/学生 150ディナール

公式URL : ベオグラード国立博物館

 

5. リュビツァ妃の屋敷

 

 

リュビツァ妃の屋敷は、1832年に建造されたバルカン・セルビア様式の邸宅です。

この建物は、セルビア公であるミロシュ・オブレノヴィッチ1世の住居して1829年まで使用されました。

 

ミロシュ・オブレノヴィッチ1世といえば、オスマン帝国による統治下の時代にセルビアを自治公国へと導いたことで知られる著名な人物。

「リュビツァ妃の屋敷」と称されるのは、彼の夫人の名前が由来するのだそう。

 

内部は一般公開されているので、自由に見学できます。

多国籍の要素を取り入れた装飾が施されているので、とても見応えがありますよ。

 

見学可能な時間帯は曜日によって異なるため、訪れる際は観光情報をしっかりと確認してから行くようにしましょう。

 

リュビツァ妃の屋敷


英名 : Princess Ljubica's Mansion

住所 : Kneza Sime Markovića 8, Beograd, Serbia

マップ : Googleマップ

アクセス : ベオグラード中央駅から徒歩約46分

電話番号 : +381112638264

定休日 : 月曜

営業時間 :

【火・水・木・土】10:00〜17:00
【金】10:00〜18:00
【日】12:00〜14:00

料金 : 大人 200ディナール

公式URL : リュビツァ妃の屋敷

 

6. ベオグラード要塞

 

ベオグラード要塞

 

ベオグラードのランドマーク的存在として親しまれる、ベオグラード要塞。

観光に欠かせないハイライトとも呼ぶべき人気観光スポットで、年間を通じて多くの観光客が訪れています。

 

その歴史は紀元前4世紀頃までさかのぼり、長い歴史の中で多くの戦いを守り抜いてきました。

ケルト時代に土壁のある柵として建てられたのが始まりで、ローマ人が入植した6〜7世紀に要塞として発展したとされています。

 

ベオグラード要塞

 

現在見られるのはオーストリア・ハンガリー帝国およびオスマン帝国によって再建されたもので、そのほとんどは17〜18世紀に造られました。

 

この要塞を巡って繰り広げられた戦いの数は115回。

数々の戦いを通じて破壊され、修復および再建を繰り返し今日に至っています。

 

ベオグラード要塞


英名 : Kalemegdan Belgrade Fortress

住所 : Terazije 3 / V 11000 Belgrade,Serbia

マップ : Googleマップ

アクセス : ベオグラード中央駅から徒歩約41分

電話番号 : +381 11 2633747

営業時間 : 夏期 8:00〜20:00/冬期 8:00〜18:00

料金 : 大人 500ディナール

公式URL : ベオグラード要塞

 

7. 聖マルコ聖堂

 

聖マルコ聖堂

 

1931年から1940年の間に建造されたセルビア正教会の聖堂です。

タシュマイダン公園(Tašmajdan Park)の敷地内に位置しており、すぐ隣には小さなロシア正教会の聖堂があります。

 

17世紀前半に築かれた古い聖堂の跡地に建てられており、聖サワ大聖堂が建造されるまではセルビア最大の教会として親しまれました。

現在でも、その存在感は変わらずベオグラードを代表する宗教建築物の1つとして市民に愛されています。

 

聖マルコ聖堂

 

セルビア・ビザンチン様式の落ち着いた外観は、コソボにあるグラチャニツァ修道院を思わせますね。

 

聖堂の内部には、セルビア帝国のネマニッチ朝の君主で知られるステファン・ウロシュ4世ドゥシャンの石棺のほか、18〜19世紀にかけて描かれた貴重なイコンの数々が納められています。

また、地下聖堂にはセルビア総主教・ゲルマンも埋葬されているそう。

 

日没以降には美しいライトアップが施されるので、ぜひ日中だけでなく夜も足を運んでみてください。

 

聖マルコ聖堂


英名 : St. Mark's Church

住所 : Bulevar kralja Aleksandra 17, Beograd, Serbia

マップ : Googleマップ

アクセス : ベオグラード中央駅から徒歩約37分

電話番号 : +381113231940

営業時間 : 7:00〜19:00

公式URL : 聖マルコ聖堂

 

8. カレメグタン公園

 

カレメグタン公園

 

ドナウ川とサヴァ川の合流する丘の上にある緑豊かな公園です。

敷地内には要塞をはじめ、勝者の記念碑、オスマン朝の霊廟(れいびょう)、軍事博物館、聖堂など様々な見どころがあります。

 

この場所は2つの川の合流点に位置しており見晴らしが良いため、古くから戦略上の要衝として利用されました。

 

カレメグタン公園

 

歴史ある場所ではありますが、現在見られるのはほとんどが18世紀以降に造られたものであると言われています。

 

公園の西側には「日本の泉」と呼ばれる噴水も設置されていますよ。

これは日本政府が2010年に行った市内のインフラ設備に対する感謝の証として作られたものなのだそう。

 

公園を散策する際は、ぜひ探してみてください。

 

カレメグタン公園


英名 : Kalemegdan Park

住所 : Pariska 15, Beograd 11000, Serbia

マップ : Googleマップ

アクセス : 旧ベオグラード本駅前から2番のトラムに乗車し、セルビア正教大聖堂付近下車

電話番号 : +381 62 9745100

定休日 : なし

営業時間 : 24時間

料金 : 無料

 

9. ユーゴスラヴィア歴史博物館

 

 

ベオグラード中央駅から徒歩約13分ほどの場所にある歴史博物館です。

 

ユーゴスラヴィア王国および社会主義の時代に関する展示を行っており、計3ヵ所の施設から構成されています。

年間約12万人が見学に訪れるとされる「セルビアで最も訪問者の多い博物館」なんですよ。

 

館内では文書や写真のほか、遺物の展示などを用いてユーゴスラヴィアの歴史をわかりやすく紹介しています。

 

社会主義国として歩んだ歴史や思想を学べば、セルビア観光をより楽しめること間違いなしです。

博物館を構成する建物の1つとして親しまれる花の家には、独裁者ティトーの霊廟もあります。

 

ユーゴスラヴィア歴史博物館


英名 : Museum of Yugoslavia

住所 : Михаила Мике Јанковића 6, Beograd 11000

マップ : Googleマップ

アクセス :

クネズ・ミロシュ通りから40または41番のトロリーバスで
ムゼイ・イストリア・ユーゴスラヴィイェ(Muzej istorije Jugoslavije)下車 徒歩3分

電話番号 : +381113671485

定休日 : 月・祝日

営業時間 : 夏期 10:00〜20:00/冬期 10:00〜18:00

料金 : 大人 400ディナール(学生証の提示で半額)

公式URL : ユーゴスラヴィア歴史博物館

 

10. ニコラ・テスラ博物館

 

 

エジソンと肩を並べる偉大な電気科学者であるニコラ・テスラを記念する博物館です。

彼は19世紀中頃から20世紀にかけて活躍した天才発明家で、交流電流や無線トランスミッターなどの発明で知られています。

 

その知名度は、セルビアの紙幣に肖像として用いられるほど。

博物館は一般公開されており、1時間ごとに催行されるガイドツアーに参加して見学できます。

 

様々な発明品や実験装置などの展示を通じて彼の生涯をより深く知ることができるので、科学好きにはぜひおすすめしたい観光スポットです。

 

ニコラ・テスラ博物館


英名 : Nikola Tesla Museum

住所 : Krunska 51, Beograd 11000 Serbia

マップ : Googleマップ

アクセス : ベオグラード中央駅から約32分

電話番号 : +381112433886

定休日 : 毎週月曜

営業時間 : 10:00〜20:00

料金 : 大人 500ディナール

公式URL : ニコラ・テスラ博物館

 

 

今回は中欧・セルビアの首都ベオグラードのおすすめ観光スポットをまとめてご紹介しました。

 

ベオグラードは、表情豊かな魅力をいくつも兼ね備えた興味深い旅行先です。

小さな都市ですが、様々な見どころがあり楽しめますよ。

最終更新日 : 2021/05/13

公開日 : 2021/05/12



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