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城崎温泉は、兵庫県北部、日本海に面した豊岡市城崎町にある温泉地です。
今から1300年前、城崎の地を訪れた道智上人が、病気で苦しむ人々を救うためにお経を唱え続けたところ、満願し湧き出した霊湯が城崎温泉だとされています。
古くから湯治客が多く、町全体が一つの大きな宿という考え方が根付いている、他の温泉地ではあまり類を見ない特徴があります。
城崎駅は玄関、道は廊下、宿は客室、お土産屋さんは売店、外湯は大浴場、そして飲食店は食堂。
城崎温泉では、外湯の維持と温泉資源保護のため、旅館内の大浴場の大きさに規制をかけています。
そのため、旅館の主人たちはお客様を囲いこむこと無く外湯へ、そして街へ送り出し、結果的に街全体が活性化するという良い流れになっています。
街全体でお客様をもてなしたい、そんな気持ちが実際に訪れると良くわかり、なんとも温かい気持ちになります。
城崎温泉の風情がある街並み、小さなおもてなしの宿、カニや但馬牛といったグルメ。
この魅力に魅了されているのは、日本人だけではありません。
もともと外国人観光客が訪れる場所ではなかったものの、大型ホテルがないという一見弱みに見える部分を、個人客が多い外国人に向けてPR活動をしたのが始まり。
一度訪れた人が満足し、SNSで発信する事で多くの人の目に留まるようになり、今では欧米人を中心に、多くの外国人観光客が訪れるようになりました。
兵庫県の日本海沿いと聞くと、かなり遠いように感じるかもしれませんが、意外とアクセスは良いので驚く方も多いかもしれません。
特に関西圏からだと電車で2時間半程度で訪れることができるのが魅力です。
それでは、航空機、電車、高速バス、車利用のアクセス方法をご紹介します。
<航空機利用の場合>
城崎温泉の最寄空港は、約12km離れた但馬空港(コウノトリ但馬空港)。
1日2便、大阪伊丹空港との間を日本エアコミューター便が、所要時間約35分間で運航しています。
ここでは、羽田空港から一番乗り継ぎが良いケースをご紹介します。(スケジュールは変更の可能性があるので、但馬空港の 公式サイト で確認してください。)
・羽田空港発(JAL103便)7:30→8:35 大阪伊丹空港(JAL2321)9:00→9:35但馬空港→城崎温泉(全但バス豊岡経由)で約40分
早朝に羽田を出発するとお昼前には城崎温泉に到着しているので、ゆっくりと周辺の観光が楽しめますね。
<電車利用の場合>
筆者のおすすめは電車利用。
関西圏以外の方は、新幹線で京都や大阪へ行き、そこから特急列車に乗車することになります。
本数も多く、車窓からの景色ものどかで温泉地へ行くという旅情をかきたててくれます。
<高速バス利用の場合>
全但バスが大阪、神戸から城崎温泉までの高速バスを運行しています。
所要時間は約3時間半。
詳しいスケジュールについては、全但バスの 公式サイト で確認してください。
<車利用の場合>
関西圏からなら、車利用も便利。
途中で観光スポットに立ち寄ったり、食事を楽しんだりという行動範囲も広がります。
大阪方面からは約3時間半、神戸方面からは約3時間、京都方面からも約3時間です。
車利用の際は、ぜひ出石に立ち寄ってタイムスリップしたような街を散策し、名物の 出石そば を食べてみてください。
住所 : 兵庫県豊岡市城崎町
マップ : Googleマップ
アクセス : JR城崎温泉駅から徒歩で5分
営業時間 :
定休日 :
料金 :
公式サイト : 城崎温泉観光協会
城崎温泉はこじんまりとしていますが、周りには大自然がいっぱいで、日本海もすぐそこです。
少し早めに到着して、宿のチェックインの前に周辺の観光スポットをめぐってみましょう。
1泊2日という旅程の場合、初日に周辺観光スポットをめぐり、宿の夕飯後には外湯めぐりと、温泉街をぶらぶらしてお土産選び。
翌日チェックアウト後に、ランチ代わりに温泉街の食べ歩きを楽しんだり、初日に行けなかった観光スポットを訪れるというプランがおすすめです。
山麓駅から山頂駅まではロープウェイで7分。
ロープウェイの中から、山の斜面でくつろぐ鹿をみることができたらラッキーです。
上るにつれて見えてくるのは、円山川と日本海。
ミシュラングリーンジャポンで1つ星を獲得した眺めは最高です。
こちらは到着日または翌朝、お天気が良い日を選んで訪れてくださいね。
山頂の「みはらしテラスカフェ」でのティータイムは最高。
ガラス張りの席から、城崎の街並みが一望できます。
カフェの営業時間は10:00~16:00と短いので気を付けてください。
住所 : 兵庫県豊岡市城崎町湯島806-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 城崎温泉駅より徒歩15分
電話番号 : 0796-32-2530
定休日 : 第2・4木曜(祝日の場合は営業)
営業時間 : 始発 9:10~上り最終16:30、下り最終17:10
料金 :
公式サイト : 城崎温泉ロープウェイ
山頂駅からロープウェイで中間駅の「温泉寺駅」で下車すると、目の前に、城崎温泉守護のお寺、温泉寺の本堂がお出迎え。
温泉寺は養老4年(720年)に城崎温泉を開いた道智上人により天平10年(738年)に開創された古刹です。
城崎温泉へ入湯するには、まず温泉寺へ参拝し、湯杓を授かり湯治する古式の入浴作法が伝わったとされており、今も入浴作法の伝授は残っており体験することができます。
温泉寺の拝観はお寺の方が解説をしながら案内して下さるので、一層楽しめます。
温泉街へ戻るには、森林浴をしながら歩いて下山するのがおすすめ。
普通に歩いても約15分、ロープウェイに乗ると4分です。
住所 : 兵庫県豊岡市城崎町湯島985−2
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0796-32-2669
定休日 : なし
拝観時間 : 9:00~17:00
料金 : 300円(温泉寺本堂拝観料、城崎美術館入館料)
公式サイト : 温泉寺
足に傷を負ったコウノトリが傷を癒していたという、コウノトリ伝説の地、城崎温泉発祥の地がまさにこの元湯です。
この元湯には、自分で温泉たまごを作る温泉たまご場があります。
「城崎ジェラートカフェChaya」で無農薬地卵を購入したら、お好みに合わせたゆで時間で、温たま・半熟・かたゆでを作りましょう。
卵の持ち込みは禁止です。
元湯のそばには足湯があるので、足指を開放させてリラックスしてみてください。
住所 : 兵庫県豊岡市城崎町湯島857
マップ : Googleマップ
アクセス : 城崎温泉駅より徒歩15分
営業時間 :
料金 : 無料(足湯も利用無料)
7つの外湯の一つ、まんだら湯のすぐ近くの「極楽寺」は、枯山水の石庭が美しい禅寺です。
城崎ロープウェイの奥まった一角にあるので、とても静かな雰囲気。
石庭「清閑庭」(せいかんてい)」を眺めていると、心が無になり良い時間が流れることでしょう。
必見は、江戸時代に建立された立派な山門で、明治時代に本堂が消失した際も、大正時代の北但大震災の際の延焼も免れたもの。
山門横にある黒板にはその時々でちょっとした名言が書かれているので、ぜひご覧ください。
住職の説教と座禅体験もあるため、直接極楽寺に電話で確認してくださいね。
住所 : 兵庫県豊岡市城崎町湯島801
マップ : Googleマップ
アクセス : 城崎温泉駅より徒歩15分
電話番号 : 0796-32-2326
定休日 : なし
拝観時間 : 8:00~18:00
料金 : 拝観料無料
温泉街の中央を流れる大谿川(おおたにがわ)。
宿の場所にもよりますが、ほとんどの宿はこの大谿川沿いの柳通りまですぐなので、宿の夕飯後に外湯めぐりをしながら、ぶらぶらと散策してみましょう。
大谿川の護岸には、大正14年の北但地震で崩れた玄武洞の岩石を船で運んだ玄武岩が積まれています。
夜になると優しい色合いのライトアップが美しく、あちらこちらに映えスポットが出現します。
川にかかる石橋と柳を入れて、城崎温泉を象徴する写真を撮るのを忘れないようにしてください。
いくつかかかる石橋の中でも、「王橋」は国の登録有形文化財にも登録されているので、特におすすめですよ。
城崎温泉でのお楽しみは外湯めぐり。
温泉街には、7つの共同浴場が点在し、外湯と呼ばれています。
宿の浴衣に着替えたら、早速外湯めぐりに出かけましょう。
外湯利用料は大人800円/子供400円(さとの湯のみ大人900円/子供450円)。
1日入浴パスポートは1,500円なので、2つ以上巡る場合はパスポートの方がお得ですね。
また、多くの旅館で宿泊客は外湯めぐり券が貰えます。
チェックイン日の14時~翌日の15時30分まで入浴可能という一番お得なサービスです。
外湯にはそれぞれ特徴があるので、どの外湯に行くのか、いくつ行くのかというプランの参考にしてくださいね。
中国の名勝、西湖から移植した柳の根元から湧出したことが、柳湯の名の由来。
「子授安産、子授けの湯」として知られています。
外湯の中では一番規模が小さく、男女別大浴場が一つずつ。
お湯の温度が高めで、浴槽が深めなので、小さいお子様連れなら他の外湯を選んだ方が良いでしょう。
開湯時間が15時からなので注意してください。
住所 : 兵庫県豊岡市城崎町湯島647
マップ : Googleマップ
アクセス : 城崎温泉駅より徒歩8分
電話番号 : 0796-32-2097
定休日 : 木曜日
営業時間 : 15:00~23:00
料金 : 大人800円、小人400円(小人は3歳~小学生)
2020年8月にリニューアルオープンした「御所の湯」は、年間約40万人が訪れる人気の外湯です。
総事業費1億円以上をかけて、それまであった屋根を取り払い、開放感のある全面露天風呂に生まれ変わりました。
美人の湯としても知られ、ミストサウナを完備している事もあり女性人気が高い外湯です。
住所 : 兵庫県豊岡市城崎町湯島448
マップ : Googleマップ
アクセス : 城崎温泉駅より徒歩10分
電話番号 : 0796-32-2230
定休日 : 木曜日
営業時間 : 7:00~23:00
料金 : 大人800円、小人400円(小人は3歳から小学生)
開湯の歴史は1300年前と言われていますが、実はその前、約1400年前にコウノトリが傷を癒していたことから源泉が発見されたという、コウノトリ伝説が残されています。
その源泉が発見された湯こそが「鴻の湯」です。
温泉街の中心から少しだけ離れているので、散策がてら出かけましょう。
すぐ近くには、観光スポットでご紹介した元湯があります。
お風呂上りに「城崎ジェラートカフェChaya」で美味しいジェラートを食べて、温泉卵を作って部屋でおやつにいかがでしょうか。
住所 : 兵庫県豊岡市城崎町湯島610
マップ : Googleマップ
アクセス : 城崎温泉駅より徒歩15分
電話番号 : 0796-32-2195
定休日 : 火曜日
営業時間 : 7:00~23:00
料金 : 大人 800円、小人 400円(小人は3歳から小学生)
灯ろうと玄武岩をイメージした建物が特徴の地蔵湯。
泉源から地蔵尊が出土したことから「地蔵湯」という名前が付いたと言われています。
江戸時代から今まで、地元の人に親しまれ、他の外湯に比べると地元の人の利用者が最も高い外湯です。
シンプルに内湯と家族風呂(休止中)があるのみで、露天風呂やサウナなどはありません。
住所 : 兵庫県豊岡市城崎町湯島796
マップ : Googleマップ
アクセス : 城崎温泉駅より徒歩5分
電話番号 : 0796-32-2228
定休日 : 金曜日
営業時間 : 7:00~23:00
料金 : 大人 800円、小人 400円(小人は3歳から小学生)
大谿川の王橋の前に位置する「一の湯」は、城崎温泉のランドマークとして親しまれています。
江戸時代の名医が城崎の湯を「天下一の湯」と褒め称えことから、「一の湯」という名前が付けられました。
天下一の湯ということで、合格祈願・交通安全、開運招福の湯にご利益ありと験を担いで訪れる人も少なくありません。
夕方には行列ができる事もあるので、朝風呂が狙い目です。
住所 : 兵庫県豊岡市城崎町湯島415-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 城崎温泉駅より徒歩8分
電話番号 : 0796-32-2229
定休日 : 水曜日
営業時間 : 7:00~23:00
料金 : 大人 800円、小人400円(小人は3歳から小学生)
717年、温泉寺の開祖、道智上人が八曼陀羅経(はちまんだらきょう)というお経を千日間に渡り唱え続けたところ、満願成就し、温泉が湧き出したと伝えられています。
この経緯から一生一願の湯として知られ、ここぞという勝負事や、人生の節目などに訪れると幸運が訪れるといわれています。
内湯は湯舟が2段になっていて、浅い部分はジャグジーになっているので、半身浴にぴったり。
裏山の景色を眺めながら入れる露天風呂も人気です。
車椅子のままでも利用できるバリアフリー設計。
開湯時間が15時からなので、注意してください。
住所 : 兵庫県豊岡市城崎町湯島565
マップ : Googleマップ
アクセス : 城崎温泉駅より徒歩13分
電話番号 : 0796-32-2194
定休日 : 水曜日
営業時間 : 15:00~23:00
料金 : 大人 800円、小人400円(小人は3歳から小学生)
城崎駅に一番近い「さとの湯」は、7つの外湯の中で一番新しく、最大規模の外湯。
駅に近いので駅舎温泉と名付けられ、列車の時間までに温泉を楽しむ事もできます。
大浴場、露天風呂の他、高温のドライサウナ、中温で湿度が高いフィンランドサウナ、スチームサウナ、冷気を浴びるペンギンサウナなどもあり、まるでスーパー銭湯のよう。
外には足湯があり、誰でも利用することができます。
さとの湯のみ、大人900円、子供450円で他の6つの外湯より高めの料金設定になっています。
住所 : 兵庫県豊岡市城崎町今津290−36
マップ : Googleマップ
アクセス : 城崎温泉駅より徒歩1分
電話番号 : 0796-32-0111
定休日 : 月曜日
営業時間 : 13:00~21:00
料金 : 大人 900円、小人 450円(小人は3歳から小学生)
日本海に面した城崎温泉では、カニを筆頭においしい魚介類が味わえるのはもちろん、食べ歩きグルメも人気上昇中。
城崎温泉での食べ歩きの特徴は、外湯めぐりの合間に食べたり飲んだりするのにぴったりな品揃え。
昔からの名物から、話題の新グルメまでたっぷりご紹介します。
城崎といえばカニ。
何度も城崎温泉を訪れている筆者ですが、冬にしか行ったことがないのは温泉×カニが目的だからです。
一般的にずわいガニと呼ばれるカニは、山陰地方では松葉ガニと呼ばれています。
その松葉ガニの中でも、津居山漁港で水揚げされたカニは「津居山ガニ」と呼ばれ、目印として青いタグがつけられています。
毎年11月上旬に漁が解禁されると、鮮魚店にはカニがずらっと並び、城崎温泉全体が活気づきます。
各旅館、ホテルでは、予算に合わせた様々なカニ料理プランが打ち出されているので、刺身で、焼いて、蒸して、鍋にしても美味しい津居山カニをぜひ堪能してください。
城崎温泉名物の「かにちらし寿司」。
いくつかのお店で提供されていますが、中でも人気は、柳並木沿いにある「すけ六」のかにちらし寿司。
具を混ぜたシャリの上に、刻みのりと甘めに焼いた錦糸卵を乗せ、その上にお店特製の甘酢をつけた紅ずわいがにの身がたっぷりのっています。
冷凍のカニは使用しないので、カニ漁解禁時期だけのお楽しみ。
チェックアウトした日のランチとしてお店で食べてから帰る、または折詰を購入して駅弁にするのも良いですね。
住所 : 兵庫県豊岡市城崎町湯島660−4
マップ : Googleマップ
アクセス : 城崎温泉駅より徒歩8分
電話番号 : 0796-32-2487
定休日 : 水曜日
営業時間 : 11:30~14:00/17:30~21:30
予算 : [昼] 1,000~2,000円 [夜] 2,000~3,000円
キャッシュレス決済 :
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ ホットペッパーグルメ
京都丹後間人の老舗旅館「炭平旅館」がプロデュースする「本巣ヱ(もとすえ)」の名物たまごパン。
もともとは、炭平旅館で祝い事や記念日にひとつひとつ丁寧に仕上げてお届けする「謹製品」として誕生したもので、長年に渡り親しまれてきました。
昔ながらの餌と育て方を貫く岡養鶏場の「丹波のこだわりたまご」を使用し、伝統製法で作り上げるたまごパンは、濃厚なたまごの香りがふわり、食感はふわとろ。
毎日4~5回の焼き上がり時間の10分前には整理券が配られるので、入手してから焼き上がりを待ちましょう。
常温持ち帰りOKなので、昼間に購入しておいて、旅館で夜のおやつに食べるのも良いですね。
焼き立てをそのまま食べてもよし、夏なら冷やしてプリン感覚で。
トーストしたり、フレンチトーストにしたりと様々な食べ方が楽しめます。
住所 : 兵庫県豊岡市城崎町湯島97
マップ : Googleマップ
アクセス : 城崎温泉駅より徒歩1分
電話番号 : 0796-32-0755
定休日 : 不定休
営業時間 : 10:00~17:00(売切れ次第終了)
予算 : 1,000~2,000円
キャッシュレス決済 :
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
お店の前を通ると良い香りがしているので、吸い込まれていくこと間違いなしの「牛匠 上田」は、但馬牛牧場、上田畜産の直売店。
神戸牛や松阪牛などブランド牛のルーツ、但馬牛を手軽に味わえるのが、但馬牛メンチカツです。
ちょっと小ぶりなメンチカツは、但馬牛100%で旨味があってジューシー。
なんといっても揚げたてが一番美味しいので、店頭で確認してできれば揚げたてを購入してください。
外湯巡り中、小腹を満たしたい時にぴったりのサイズ感です。
こちらは人気の但馬牛のステーキ串。
オーダーが入ってから焼き上げてくれるのでアツアツ。
肉汁たっぷりで、肉の旨味が口の中にじゅわ〜っと広がります。
部位によって値段が違い、ちょっと高級なサーロインやフィレ肉のステーキ串もあります。
但馬牛は脂がさらっとしていて重くはないので、ぺろりといけますよ。
住所 : 兵庫県豊岡市城崎町湯島232
マップ : Googleマップ
アクセス : 城崎温泉駅より徒歩3分
電話番号 : 0796-32-4129
定休日 : 水曜日
営業時間 : 10:00~18:00
予算 : ~1,000円
キャッシュレス決済 : QRコード決済可(PayPay)
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
円山菓寮はかりんとうと米菓専門店。
お土産にぴったりの30種類もの可愛いかりんとうがずらり並びます。
城崎店限定の「湯あがりぷりん」は、毎朝新鮮なうちに運ばれる地元産の牛乳と生クリーム、新鮮卵をオーブンでじっくりと焼き上げた、とろとろ感が絶妙なプリンです。
可愛いレトロなガラス容器には、城崎温泉らしいしだれ柳の絵柄。
ぷりんは甘さ控えめなので、下にあるカラメルをとしっかり混ぜていただきましょう。
住所 : 兵庫県豊岡市城崎町湯島665
マップ : Googleマップ
アクセス : 城崎温泉駅より徒歩6分
電話番号 : 0796-32-2361
定休日 : 火曜日(11月~3月は無休)
営業時間 : 9:00~18:00
予算 : ~1,000円
キャッシュレス決済
: カード可(JCB、AMEX、VISA、Master、Diners)
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
城崎温泉には大型のホテルや旅館がなく、ほとんどが中規模~小規模な宿。
ツアーバスが乗り付けて、ツアー客がぞろぞろと歩くという光景は見られず、個人客が浴衣と下駄でのんびりと散策する。
実はそれが人気の理由の一つでもあります。
近年は一度訪れた方がSNSで発信することで口コミが広がり、海外からのお客様が増加中。
駅前の観光案内所には英語対応できるスタッフも常駐しています。
そんな城崎温泉には、老舗旅館も多く、その接客サービスは一流そのもの。
小さな旅館でも、心のこもったおもてなしには定評があり、気持ちの良い滞在を約束してくれます。
江戸安政年間創業、160年という歴史を持つ「西村屋本館」。
城崎温泉随一の歴史と伝統、格式を持つ名旅館です。
おもてなしの心を今に伝える純日本旅館として、6つの時代を超えて多くの人に愛され続けています。
客室は全32室。
すべて中庭に面しており、それぞれのお部屋から違った景色が楽しめます。
一般客室、和洋室、露天風呂付き客室、特別室、半露天風呂付き特別室、露天風呂付き特別室が用意されています。
写真は、露天風呂特別室の観月の間。
欄間や障子の桟など随所に細かい細工が施され、贅沢な雰囲気を醸し出しています。
代々伝えられる貴重な設えが置かれた客室は16畳という広さ。
肌に馴染む信楽焼の露天風呂も魅力です。
写真は、湯船から天井、壁に至るまで檜を贅沢にあしらった木の香漂う「吉の湯」。
内湯から望む竹林の庭には、開放感と風情溢れる東屋風の露天風呂があり、ゆったりとした湯あみが楽しめます。
中庭をのぞむ大浴場「尚の湯」と、中国の舗地の趣向を取り入れた異国情緒漂う「福の湯」の合計3か所の浴場があります。
また、次にご紹介する姉妹ホテル「西村屋ホテル招月庭」のリラクゼーションサロン、プライベートスパも利用することができます。
徒歩10分という距離ですが、無料送迎も用意されています。
住所 : 兵庫県豊岡市城崎町湯島469 本館
マップ : Googleマップ
アクセス : 城崎温泉駅より徒歩15分(旅館組合の無料バスもあり)
電話番号 : 0796-32-4895
営業時間 : チェックイン 15:00~17:00/チェックアウト ~11:00
予約サイト : 楽天トラベル 一休.com Expedia Booking.com Hotels.com Trip.com
西村屋の別館として建てられた「西村屋ホテル招月庭」は、西村屋の伝統を受け継いだ新しいスタイルのホテル。
西村屋本館からは徒歩10分、両館の間は無料送迎バスが運行しています。
森林に包まれた5万坪もの大庭園は、まるで森林公園。
春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、冬には白銀の世界が広がります。
少し早起きをして、朝食前に庭園をお散歩するのがおすすめ。
庭園を眺めながらフィットネスジムで汗を流したり、夏季にはガーデンプールも楽しめます。
「西村屋ホテル招月庭」の自慢は、森のプライベートスパ。
森林庭園に抱かれるような温泉露天風呂、岩盤浴とリビングを備えたプライベートスパで至福のひと時を過ごしましょう。
ジャパニーズ、バリニーズ、チャイニーズと、それぞれ趣が異なる3室が用意されています。
非常に人気が高いので、チェックインしたらすぐに希望の時間を予約しておきましょう。
アワビ、イカ、カレイといった新鮮な海の幸、冬には松葉ガニ、素晴らしい肉質の但馬牛、山菜、コウノトリ米、出石そばといった但馬の旬の味覚を、伝統の味と技であしらった逸品料理の数々。
味はもちろん目にも美しく、運ばれてくるたびにワクワクが止まりません。
カニ料理は、冷凍カニを使ったお得なプランもありますが、せっかくならば活松葉カニのコースがおすすめ。
活松葉蟹コース「雪松」、活松葉蟹すきのコース「白梅」の他、洋食のエッセンスも取り入れた「ウィンタースペシャル」や、「ウィンタープレミアム」コースも大人気です。
お食事は、ダイニングの個室または部屋食(追加料金)から選べます。
住所 : 兵庫県豊岡市城崎町湯島1016−2
マップ : Googleマップ
アクセス : 城崎温泉駅より徒歩23分(旅館組合の無料乗合バスあり)
電話番号 : 0796-32-4895
営業時間 : チェックイン 15:00~18:00/チェックアウト ~10:00
備考 : 駐車場あり(無料100台/予約不要)
予約サイト : 楽天トラベル 一休.com Booking.com Trip.com
文豪・志賀直哉が定宿にしていたことで知られる「三木屋」は、創業300年という老舗旅館。
この宿から大正6年に、短編小説「城の崎にて」が誕生しました。
当時の建物は、大正14年の北但大震災で倒壊してしまいましたが、昭和2年に再建され、現在は国の登録有形文化財に指定されています。
2013年にはロビー・ダイニング・大浴場など大規模リニューアルを行い、歴史とモダンが融合した現代の日本旅館に生まれ変わりました。
木造りの温かみと和の情緒あふれる8タイプの客室が用意されています。
志賀直哉は再建後も昭和30年代まで何度も訪れていたそうで、好んで宿泊していた26号室は当時の姿のまま残されています。
宿泊はできませんが、見学することはできるので、宿の方にその旨を伝えてください。
三木屋の温泉は、つつじの湯とひいらぎの湯の内湯。
2015年にリニューアルしたつつじの湯からは、窓の外にサツキツツジ・ドウダンツツジ・ヒラドツツジの三種類のツツジを眺める事ができます。
また、ひいらぎの湯は、鴨居や縁側の天井、土壁など、元々客室があった名残を残しながら造ったユニークなお風呂。
時間交代で男女が入れ替わるので、滞在中に両方のお風呂が楽しめます。
住所 : 兵庫県豊岡市城崎町湯島487
マップ : Googleマップ
アクセス : 城崎温泉駅より徒歩13分
電話番号 : 0796-32-2031
営業時間 : チェックイン 15:00~18:30/チェックアウト~11:00
新和風数寄屋造りの宿「大西屋水翔苑 」。
全館畳敷きはこだわりの一つで、館内はどこでも素足のままでリラックスすることができます。
日本庭園を望むロビー、ラウンジ、湯上り処など、館内のあちこちに休憩する場所があり、ゆるりとした時間が過ごすのにぴったり。
夕暮れになると中庭の能舞台にかがり火が灯り、幻想的な雰囲気に包まれます。
客室は全34室。
全室に踏込、広縁がついた和の心を今に伝えるお部屋。
やわらかい灯り、ぴんと張られた障子、畳敷きなど、日本文化のエッセンスが余すところなくこめられています。
1階には和室2間(10畳+6畳)、和室離れ(12.5畳)、2階には和室10畳、洋室シングル、洋室ツインのお部屋があります。
中でも洋室シングル、洋室ツインはかなりリーズナブル。
お部屋にお風呂はないですが、外湯巡りをする方なら問題なし。
一人でぶらりと城崎の旅を楽しみたいけれど、宿代はリーズナブルに抑えたいという方は、ホテル予約サイトからチェックしてみてください。
お食事プランが豊富なので、予算に合わせて選ぶことができるのは嬉しいポイント。
冬はカニ料理がメインとなり、カニ会席、カニすき会席、カニづくし、カニづくし&但馬牛プランなどが用意されています。
グレードアップコースとして、当日水揚げされた津居山カニを使った活カニのしおさい会席、カニづくし、カニすき会席などが楽しめます。
住所 : 兵庫県豊岡市城崎町桃島1256
マップ : Googleマップ
アクセス : 城崎温泉駅より徒歩12分(旅館組合の無料乗合バスあり)
電話番号 : 0796-32-4571
営業時間 : チェックイン 14:00~18:00/チェックアウト ~10:00
備考 : 駐車場あり(無料40台)
予約サイト : 楽天トラベル 一休.com Booking.com
1日6組限定の宿「季ト時」は、湯治と養生がテーマのラグジュアリーな宿。
城崎駅から徒歩5分、外湯の一つ、地蔵湯のすぐ隣という便利な場所に位置しています。
築100年を超える文化的建造物「旧あさごや旅館」をリノベートし、2020年2月に開業。
運営するのは、京丹後市で150年の歴史を誇る「炭平旅館」で、温泉旅館では珍しいオールインクルーシブスタイルです。
館内ではシャンパンや薬膳湯治フードのクラブラウンジや源泉かけ流し、湯治セルフエステなど、優雅に寛げるさまざまなサービスが用意されていて、特に女子旅や母娘旅におすすめ。
客室は全6室。
2階と3階にそれぞれ川側、山側のお部屋があります。
写真は2階川側の「かすが」部屋。
風にせせらぐ柳の姿をモチーフにした飾りや明かり障子には、円山川と豊岡の山々が描かれています。
城崎を中心にした新鮮な食材を、美のエッセンスを取り入れたフードセラピーメニューで用意。
「極楽蒸しと薬膳ソースビュッフェ」では、好きな食材を選んで蒸しあげるスタイルが人気です。
蒸すことでうま味が凝縮され、美味しさ倍増。
但馬牛の赤身を贅沢に使ったローストビーフをのせたひつまぶしは、美味しくてヘルシーです。
朝食には、二十四穀のお粥と発酵朝ごはん。
今までに味わった事がないような、医食同源ならぬ、美食同源が楽しめるメニューにワクワクしますね。
夜にはクラブラウンジでゆったりとしたひとときを過ごしましょう。
利用時間は15:00~2:00。
大胆なで独創的な色遣いのソファに、城崎の大きな月が描かれた大人の空間には、フリードリンク、フリーフードのコーナーがあり、地酒やシャンパンも楽しめます。
城崎温泉ではちょっと異色な存在ですが、老舗旅館の持つノウハウとおもてなしが詰まった宿は常に注目を集めています。
住所 : 兵庫県豊岡市城崎町湯島797
マップ : Googleマップ
アクセス : 城崎温泉駅より徒歩5分
電話番号 : 0120-118-778
営業時間 : チェックイン 15:00~18:00/チェックアウト ~10:00
予約サイト : 楽天トラベル 一休.com Booking.com Trip.com
城崎温泉を訪れるたびに感じるのは、くつろいで楽しんで欲しいというおもてなしの心。
宿の方もお店の方も程よい距離感を保ちつつ、温かい笑顔で迎えてくれます。
本記事で城崎温泉の魅力が少しでも伝われば幸いです。
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最終更新日 : 2023/11/08
公開日 : 2023/11/08