top > 東アジア・中国・台湾 > 日本 > 鹿児島
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、臨時休業あるいは営業時間の変更等の措置を取っている店舗・施設がございます。
お出かけ前に、店舗・施設の公式HPやSNS等で最新情報のご確認をお願い致します。
<北薩摩(出水市、阿久根市、薩摩川内市など)のおすすめ観光スポット>
<霧島・姶良(霧島市、伊佐市、姶良市など)のおすすめ観光スポット>
<南薩摩(指宿市、枕崎市、南九州市など)のおすすめ観光スポット>
<大隅(鹿屋市、曽於市、南大隅市など)のおすすめ観光スポット>
<種子島・屋久島(西之表市、屋久島町など)のおすすめ観光スポット>
<奄美群島(奄美市、徳之島市、与論町など)のおすすめ観光スポット>
九州南部の海沿いに位置する鹿児島市。
見所は色々ありますが、中でも一番と言えるのは、今なお活動を続ける活火山の桜島です。
また、鹿児島市内には西郷隆盛の足跡をたどる歴史的な場所も多くあり、絶景と歴史探訪の両方を楽しめるのが特徴です。
新幹線で鹿児島に着いたら、荷物をコインロッカーに入れて、駅周辺を観光するのがおすすめです。
維新ふるさとの道、維新ふるさと館、一番街アーケードを徒歩で回り、途中ランチしても2~3時間でしょうか。
駅からはカゴシマシティビューやまち巡りバスという周遊バスが出ています。
それを使えば、本記事で紹介するおすすめスポットも存分に回ることが出来ます。
また、一日券を買うと維新ふるさと館、異人館などの入園料が割引きにもなるためお得ですよ。
鹿児島中央駅すぐそばのあみゅぷらざ内にあるラーメン店「こむらさき」。
創業昭和25年の歴史があり、細麺にキャベツがたっぷりと乗っているのが特徴のラーメン。
黒豚チャーシューラーメンはボリュームもあって食べ応えが抜群です。
住所:鹿児島県鹿児島市中央町1-1 アミュプラザ鹿児島 B1F
マップ: Googleマップ
アクセス:鹿児島中央駅から124m
電話番号:099-812-7058
予約サイト・口コミ・クーポン: 食べログ
鹿児島中央駅からほど近い商店街に店をかまえる「とんかつ川久」。
おすすめはもちろん、黒豚の上ロースかつ。
かつは脂身がとても甘く、実が桜色でやわらかくて食べやすいです。
ソース、しょうゆ、柚子みそ、塩など自分の好みに合わせて様々な調味料を選ぶことができますよ。
住所:鹿児島県鹿児島市中央町21-13
マップ: Googleマップ
アクセス:JR鹿児島本線「鹿児島中央」駅東口から徒歩3分
電話番号:099-255-5414
営業時間:11:30~14:30(L.O.14:00)17:00~21:30(L.O.21:00)日曜営業
定休日:火曜日、1月1日~2日
予約サイト・口コミ・クーポン: 食べログ
アクセス:新大阪から新幹線で3時間45分ほど
鹿児島随一の繁華街。
電車通りから見えるアーケード街はショップ、カフェが集まっています。
老若男女問わず楽しめる観光地で、郷土料理や土産店も充実した場所です。
観光の際にありがたい、雨でも大丈夫な屋根付きアーケードです。
お酒を頂く方は、無論焼酎で。
おすすめは「村尾」(一杯700円~800円)か「森伊蔵」(1000円)が良いでしょう。
天文館ご当地スイーツといえば、「白熊」ですね。
カキ氷なんですが、フルーツてんこ盛りで、甘さは秘伝のミルクが特徴的。
この「白熊」を食べるだけに来る観光客もいる程です。
有名なカフェは「チマチマ屋雑貨店」。
ハンドメイドアクセサリーも秀逸ですが、夜はアルコール類も飲むことができます。
商店街内にある「KENTA STORE」は鹿児島産のものをとりあつかうアンテナショップ。
店内には紅茶やだしをはじめ鹿児島産にこだわったラインナップで、お土産を探すのにもぴったりです。
アクセス:市電で 「天文館通」下車すぐ
住所:鹿児島県鹿児島市東千石町
マップ: Googleマップ
天文館からも歩ける距離にあるのが、西郷どんの銅像です。
軍服姿の立像で、高さ8メートルあります。
鹿児島に観光で来たら是非行きましょう。
明治維新では江戸城無血開城も含め、政府を作った功績の大きさと、その人物の器の大きさは他に並び称される者はいません。
また、権力者となっても、質素な生活を送り続け、庶民的英雄と言えます。
この立像をバックに記念写真を撮るのがおすすめです。
西郷隆盛は維新後の明治10年、朝鮮半島に次は攻め込むべしと征韓論を唱え、真の友人の大久保利通と対立し、西南戦争を起こしました。
西郷どんは戦い破れ、この立像の裏の城山で流れ弾を肩と足に受けた後「もうここいらでよか」と言葉を残し、49歳の波乱の人生に幕を閉じたのでした。
ちなみに、東京・上野の銅像と違い犬は連れていません。
住所:鹿児島県鹿児島市城山町4-36
マップ: Googleマップ
アクセス:カゴシマシティビュー 「西郷銅像前」 下車すぐ
1658年、19代島津光久によって築かれた別邸です。
写真は、明治時代には島津家当主が本邸として使った御殿と言われる建物です。
広々とした庭園(東京ドームと同じくらい)は、南海貿易の盛んな薩摩の歴史・風土にふさわしい、中国文化を取り入れた名勝と言える庭園です。
園内のガス灯はなんと日本初のものです。
ここからの桜島は絶景です。
桜島、錦江湾を庭園の背景として景観に取り入れた造りとなっており、まるで湾に浮かぶ桜島に体が引き込まれていくような錯角さえ覚えます。
ここでランチを取るのもおすすめです。
お食事処があり、薩摩の郷土料理や黒豚、黒酢を使った料理に舌鼓を打つのも良いでしょう。
小腹が減った方への、おすすめは名物両棒餅ですね。
住所:鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1
マップ: Googleマップ
アクセス:市バス「仙巌園前」下車すぐ
入園時間:8:30~17:30
料金:大人1000円、中学生以下500円
公式サイト: 仙巌園(磯庭園)
桜島は、島ですが、大隈半島とつながった陸続きです(大正3年の噴火のため)。
活火山で、入山規制の時もあります。
鹿児島港からフェリーに乗るのがおすすめです。
だんだん桜島が迫って来る、迫力ある観光体験になることでしょう。
桜島に渡ったら、「溶岩なぎさ遊歩道」に行きましょう。
そこを歩くだけでも、観光地桜島のパワーを感じることができます。
実は、ここにはとある「日本一」があります。
それはなんと約100メートルの足湯です。
源泉掛け流しのお湯で、癒やしの天然温泉を堪能してください。
その名を「桜島溶岩なぎさ公園足湯」といいます。
住所:鹿児島県鹿児島市
マップ: Googleマップ
アクセス:桜島フェリー乗り場からフェリー 15分
城山展望台は、市街地の中心部に位置する標高107メートルの小高い山にある展望台です。
城山は西南戦争の最後の激戦地となったため、西郷洞窟や西郷終焉の地など、西南戦争にまつわる史跡が多く存在します。
また、昭和6年に国の史跡・天然記念物の指定を受けている場所でもあります。
展望台からは桜島をはじめ、錦江湾や鹿児島市街地を一望できる展望台です。
天気の良い日には霧島や指宿(いぶすき)の開聞岳も見ることができます。
鹿児島中央駅から出ているカゴシマシティビューやまち巡りバスなどで、城山展望台すぐそばまで向かうことが可能となっています。
街中ではありますが、景色が良く夜景も美しいので、観光にはぴったりの場所です。
住所:鹿児島県鹿児島市城山町
マップ: Googleマップ
アクセス:
鹿児島空港から車で約50分(高速道路)
鹿児島中央駅から車で約15分
鹿児島中央駅からカゴシマシティビュー、まち巡りバス約20分「城山」下車すぐ
鹿児島を代表する工芸品の薩摩切子を焼き入れから作る工場の見学ができます。
カットの仕方は薩摩独特です。
限定焼酎や屋久杉などの工芸品も販売しています。
建物は、寄棟造りという建築方法です。
正面には、独特かつ威風な意匠であるベランダがあります。
幕末から明治にかけての洋風建築の美しさに目を見張ることでしょう。
磯工芸館自体が、文化庁の登録有形文化財に指定されています。
住所:鹿児島市吉野町9688-24
マップ: Googleマップ
アクセス:鹿児島中央駅からカゴシマシティビューで「仙巌園前バス停」すぐ
営業時間:8:00~17:00
休日:無休
鹿児島の特産品、お土産が揃うショップやレストランなどの観光商業施設。
鹿児島といえば、南海貿易。異文化を取り入れてきた町のランドマーク的存在です。
九州新幹線の鹿児島中央駅からの便もいいですね。
新しいものや懐かしいものが揃います。観光の最後には寄りたい場所です。
ここでお土産品を購入するのもおすすめです。
芋焼酎の「森伊蔵」などが揃っています。
中でもご当地「濱田酒造」の薩摩芋焼酎は要チェックです。
住所:鹿児島市本港新町5-4
マップ: Googleマップ
アクセス:鹿児島中央駅から市電に乗って「朝日通」 徒歩5分
桜島と錦江湾を、ゲートをくぐると見ることのできる動物園です。
園内は非常に広く、ゆっくりと動物を見て回ることが可能となっています。
動物園には珍しいコアラの展示も行っていて、のんびり寝ていたりあたりを見回していたりと、その時々で色々な表情を見ることができます。
たくさんの動物と広い園内は、見所がたくさん。
動物の展示の他にもふれあいコーナーや餌やりもできます。
何と言ってもお値段がリーズナブルなのが嬉しいところ。
年間パスもお得に購入することができます。
広い園内を歩き回って園内散策を楽しんだら、少し疲れてしまいますよね。
そんな時に癒しになるのが足湯です。
平川動物公園の園内には足湯があり、歩き疲れた足を温めて疲れを回復させることができます。
住所:鹿児島県鹿児島市平川町5669-1
マップ: Googleマップ
アクセス:
鹿児島中央駅からバスで50分
鹿児島中央駅から車で35分
電話番号:099-261-2326
料金:
一般:500円
小・中学生:100円
20名以上の団体:一般/400円 小・中学生/80円
年間パスポート:一般/1000円 小・中学生/200円
駐車場:200円(大型自動車及びバス400円)
定休日:12/29~1/1
営業時間:9:00~17:00(入園16:30まで)
公式サイト: 平川動物公園
いおワールド 鹿児島水族館の館内には、非常に見所が多いです。
水族館 というと、どうしても大型の生き物が目を引きます。
中には小さな魚たちの種類をたくさん見学したいという方もいると思います。
そんな声にもしっかりと応えてくれるのが、鹿児島水族館なのです。
1階フロアにはデンキウナギやマングローブに生息する生き物などの展示の他、エントランスに入ってすぐ左側にはタッチプールがあります。
小さなお子さんもすぐに海の生き物に興味が持てますね。
館内は若干暗くなっていますが、もし館内の暗さが苦手というお子さんでも1階で十分に楽しむことができます。
その他にも、アザラシやイルカプールも1階にあるため、大人も子供も館内に入ってすぐに大型の生き物たちを見ることができますよ。
2階には黒潮大水槽が広がり、とても開放的な空間となっています。
南米諸国の海に暮らす魚たちの他にも、水族館スタッフが水中の生き物に関する豆知識などを解説してくれるアクアラボも必見です。
3階には大ウナギなど展示の他、人気の高いコーナーとしてクラゲの展示が行われています。
ふわふわ海中を漂うクラゲは、子どものみならず女性からの支持も絶大。
気持ちよさそうに漂うクラゲの姿に癒されてください。
4階5階では、鹿児島の海にいる生き物の展示や世界初となる「サツマオハリムシ」という海中の新種生物の展示も行っています。
海底に生きる生物なのでその容姿は決して一概にカワイイとは言えないかもしれませんが、訪れた際には是非ともご覧頂きたいです。
生命の神秘、生き物の進化などについても触れられます。
こちらの水族館では定期的にジンベイザメを展示しています。
水槽内で飼育できる大きさが限られているため、ある程度成長したあとは海に放流。
ジンベイザメを海に返す際に記録計を取り付けています。
そこから明らかになってきたジンベイザメの生体の不思議や、鹿児島水族館がいかにしてジンベイザメの展示を行っていたかなどの情報もイベントで得られます。
ジンベイザメの他にも、2階ではクロマグロやトンガリサカタザメ、マダラトビエイなどの大きな海中生物の展示を随時行っています。
やはり水族館にイルカがいると、イルカショーは外せません。
館内でゆっくりと鹿児島の海などに生息する生き物を見学したら、イルカのショーも見ておきたいところですよね。
水しぶきがかかったりイルカの大ジャンプは必見です。
「鹿児島水族館」ではショーでスクリーンを使用しながらイルカの身体的特徴や、性質についての説明も行ってくれます。
イルカショーに感嘆して年間パスポートを購入する方もいるようです。
また、こちらの水族館では海と繋がっている水路で泳ぐイルカの姿を観察することができます。
イルカ水路は、錦江湾とつながった自然の海の一部で、水路の中にいる生きものを追いかけたり、いろいろなことをして水路での時間を過ごします。
季節によって、イルカ以外にもシイラやマンボウなどを展示しています。
イルカ水路は無料ゾーンなので、散歩がてらによるのもおすすめですよ。
海中にいる動物は、お魚や海獣だけではありません。
海の青さを引き立たせてくれ、海中を一気に華やかにしてくれるイソギンチャクたちの存在も重要ですよね。
イソギンチャクの中でかくれんぼをしているクマノミを見つけるのも面白いかもしれません。
2017年7月21日より本館2階アクアラボコーナー奥の展示スペースが改修され、うみうし研究所がオープン。
飼育の難しいウミウシ類の常設展示は非常に珍しく、日本では初となる施設です。
ウミウシを展示しつつその飼育方法や繁殖方法を確立させることが目的。
様々な種類のウミウシが展示されていますよ。
住所:鹿児島県鹿児島市本港新町3-1
マップ: Googleマップ
アクセス:
鹿児島駅から徒歩で15分
鹿児島中央駅からバスで15分(かごしま水族館前下車)
鹿児島中央駅から市電で15分→「水族館口」から徒歩で8分
九州道薩摩吉田IC・鹿児島北ICより車で20分
電話番号:099-226-2233
料金:
大人(高校生以上):1500円
子ども(小中学生):750円
幼児(4歳以上):350円
営業時間:9:30~18:00(最終入館17:00)
休業日:12月の第1月曜から4日間 ※年末年始は通常通り営業
公式サイト: いおワールド鹿児島水族館
照国神社は島津斉彬を奉っている神社です。
島津斉彬は、江戸時代後期から幕末の外様大名で、薩摩藩の第11代藩主でもあります。
薩摩藩の富国強兵に成功した幕末の名君の一人です。
西郷隆盛像も徒歩で移動できる場所にあるので、幕末の歴史を感じられる観光名所となっています。
照国神社の敷地内には照国資料館があり、入館料は無料です。
こちらの資料館では薩摩藩や島津家について貴重な資料をみたり、動画で学ぶことができます。
住所:鹿児島市照国町19-35
マップ: Googleマップ
アクセス:
徒歩で20分
バスで約10分「天文館」バス停下車徒歩5分
市電で約10分「天文館」電停下車徒歩5分
鹿児島のお土産といえば、かるかんが有名なものの一つに挙げられます。
明石屋は、鹿児島名物であるかるかんの有名なお店です。
明石屋とかるかんの歴史は古く、弘化4(1847)年にはかるかんを作っていたという記録があります。
長い年月かるかんを販売していて、時代に合わせて味の研究を重ねている老舗です。
かるかん以外にも、どら焼きや鹿児島産のサツマイモと大きな栗を使用したさつま甘栗など、種類豊富なお土産を販売中。
どれを買おうか迷ってしまう場合は、色々な種類のお菓子が入っている特選詰め合わせがおすすめです。
明石屋のかるかんは、モッチリとした生地にさっぱりとしたこしあんが特徴です。
あんこを使ったお菓子は、食べたあと胃が重くなってしまうという方もいますよね。
明石屋のかるかんは1つ食べても重くならず、お茶のお供にぴったり。
上司や大切なパートナーの親御さんなどへのお土産にもちょうど良いです。
1年12ヶ月それぞれに合わせた和菓子も、明石屋では販売されています。
こちらはネット販売されていない、店頭販売のみの商品です。
季節を感じる彩の和菓子に、淹れたてのお抹茶の組み合わせはじんわりと心身に染み込んでいきます。
お店に出向いた際にはぜひいただきたい、和の心のこもったお菓子となっています。
住所:鹿児島県鹿児島市生金町4-16
マップ: Googleマップ
電話番号:099-226-0431
営業時間:9:00~19:00
休業日:無休
JR西鹿児島駅を基点として、鹿児島市内の有名な個所を回ってくれる専用バスです。
市内観光でどこに行こうか迷っている方におすすめ。
また、鹿児島市内の観光を行いたいという方の移動手段にぴったりです。
市内の有名観光名所を巡ってくれます。
色々な個所を回りたい場合は、1日乗車券を購入することで何度でもカゴシマシティビューのバスに乗車可能。
お得で交通の便も不自由しません。
カゴシマシティビューは、2種類のコースがあります。
山城コースとウォーターフロントコースがあるので、コースを選択して名所を回ることができます。
住所:鹿児島県鹿児島市高麗町43-41
マップ: Googleマップ
アクセス:JR鹿児島本線西鹿児島駅東口より徒歩すぐ、駅構内観光案内所前の9番乗場
料金:
大人:乗車料180円
そのほか:小学生90円
1日乗車券:600円(小学生300円)
営業時間:9:30~17:00(7/15~8月末9:00~17:30)
休業日:年中無休
「まち巡りバス」は「鹿児島シティビュー」と同様、JR西鹿児島駅を基点として鹿児島市内の有名な個所を周ってくれる専用バスです。
一周60分程度で、鹿児島市内の観光を行いたいという方の移動手段にぴったりです。
「まち巡りバス」は一日乗車券(500円)が駅などで購入可能となっており、なおかつ何度でも乗ることができて観光にぴったりです。
また、一日乗車券には鹿児島水族館などのクーポンも付いていてお得となっています。
「まち巡りバス」は、ザビエル公園や西郷隆盛像のような歴史にゆかりがある土地や、鹿児島水族館などをぐるりと周ってくれるのが特徴です。
ただ目的地に行くだけではなく、車内アナウンスで観光名所の説明もしてくれます。
乗っているだけで、その土地について理解を深めることができて便利ですね。
また、車内では無料Wi-Fiを使用することが可能です。
アクセス:JR鹿児島本線西鹿児島駅東口より徒歩すぐ
料金:
大人:乗車料170円
そのほか:小学生90円
1日乗車券:500円(小学生250円)
営業時間:始発8:55、最終17:35鹿児島中央駅発 20分毎に運行(所要時間60分)
休業日:年中無休
手つかずの自然がいっぱいの鹿児島の奥座敷と呼ばれる北薩摩。
風光明媚な阿久根市、ツルの越冬で知られる出水市、豪快な滝など観光スポットも盛りだくさん。
鹿児島市内からは車で1時間15分程度なので、ちょっとしたドライブにぴったりです。
滝幅210m、高さ12m、千畳岩の岩肌を激しく流れ落ちる水流と轟音が豪快な事で知られる「曽木の滝」。
東洋のナイアガラとも称され、そのスケールや迫力が人々を魅了します。
周辺一帯は「曽木の滝公園」として整備されていて、春には桜やツツジが、そして秋には見事な紅葉を楽しむことができます。
毎年11月下旬にはもみじ祭りが一週間ほど開催され、滝や紅葉のライトアップ、ステージイベントなどが行われ、多くの人が足を運びます。
曽木の滝から下流に向けて30分ほど歩くと「曽木発電所遺構」があります。
明治42年に竣工し、当時は国内最大級の出力を誇っていました。
昭和40年に鶴田ダムの完成に伴い水没しましたが、現在では渇水期の5月から9月の間、レンガ造りの全貌を見せてくれます。
建物には入れませんが、対岸にある「曽木発電所遺構展望所」からその姿を眺めることが出来ます。
住所:鹿児島県伊佐市大口宮人628番地41
マップ: Googleマップ
アクセス:大口バスセンターからバスで20分
鹿児島県出水市の荒崎地区は日本最大のツルの渡来地で、毎年10月中旬になるとシベリアから第一陣が到着し、3月頃まで1万羽を超えるツルが越冬していきます。
途中、中国などで休憩をしながら約1か月かけて3000キロの旅をしてやってくるのは、主にナベヅルやマナヅルといった種類です。
毎年数羽ですが、カナダヅル、クロハヅル、などの種類も確認されています。
出水にツルが渡来し始めたのは江戸時代と古く、ツルを大切にするという幕府の方針を薩摩藩が厳守したため、その数が増えていきました。
ツルたちが過ごすのは主に干拓地で、「出水市ツル観察センター」がすぐ目の前に建っています。
センターは、11月1日から3月の第4日曜日までのツルの飛来中のみオープンしています。
2階の展望室や屋上からは、ツルがのんびりと羽づくろいする姿や、大空に舞い上がる姿などを観測することができます。
これだけ多くのツルを一度に見る事が出来るのはとても珍しいので、ぜひ足を運んでみてください。
住所:鹿児島県出水市荘2478-4
マップ: Googleマップ
アクセス:出水駅からタクシーで約20分
営業時間:9:00~17:00
休日:公開日:11月1日~3月第4日曜日(期間中無休)
料金:大人210円、小・中学生100円
大隅半島の付け根にあたるのが霧島・姶良です。
観光のメインになるのは霧島の山地や高原地帯で、多くの観光スポットが点在しています。
鹿児島県霧島アートの森は標高700mの高原にあり、栗野岳のふもとにあります。
自然豊かで、その自然を生かした現代アートを野外に展示している、野外美術館としても有名です。
屋内展示やイベントも充実しています。
野外には、国内のみならず海外で活躍されている芸術家の作品が数多くあります。
ポップなカラーのドット柄が目を引く草間彌生さんの大型作品や、鳥の巣をイメージして制作された通畠義信さんの作品など、自然と融合して設置されている様は見惚れてしまいます。
自然も含めての芸術という表現も味わえる、まさに現代アートの天国。
芸術好きな方はもちろん、少し不思議な空間を味わいたい方もぜひチェックしてみてください。
鹿児島県霧島アートの森では野外展示と屋内展示を行っています。
野外には、実に23もの作品が展示されています。
それぞれ個性派の作品が多く、そしてどの作品も自然と見事に融合しています。
屋内展示では、数多くの作家が手掛けた作品を会期に分けて見ることが可能です。
美術館というとなんとなく絵画や陶器など、テーマが決まっているものが展示されているイメージかもしれませんが、鹿児島県霧島アートの森の屋内展示は空間造形や彫刻が主です。
色々な素材が使用されていて、作家の個性が輝きます。
屋内展示物も野外同様に、日本や世界で活躍する数多くの芸術家が手掛けており、野外展示よりも多くの展示物を見ることができます。
なお、開催されるイベントは公式サイトで一年間の予定を確認することができます。
旅行期間のイベントはどんなものがあるのかを事前に確認してみると、思ったよりも芸術が堅苦しいものではないと感じるかもしれません。
野外展示では、いろんな写真が撮れます。
個性的な展示物に負けないようなショットを収めてみましょう。
作品の陰からひょっこり出てみたり、遠近法を上手に活用して作品を手の上や頭の上に乗せているようなショットを撮るのも面白いですね。
住所:鹿児島県姶良郡栗野町木場6430-220
マップ: Googleマップ
アクセス:九州道栗野ICより霧島方面へ20分
料金:
大人:320円
高校大学生:210円
小中学生:150円
※グループ特典:20名以上2割引
営業時間:9:00~17:00(夏休み期間土日祝~19:00)入館~各30分前
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日休館)
公式サイト: 霧島アートの森
建国神話に登場する「ニニギノミコト」を祀る、全国有数の観光パワースポットの神社です。
ここのパワースポットでのおすすめキーワードはズバリ「開運」ですね。
朱塗りの社殿は、大きな杉の木立ちに囲まれ、荘厳さに心が凛とします。
亀石、神さまの頭に見える木のコブなどの、霧島七不思議を見つけていくのもいいですね。
人工的なものではない自然の成せる不思議さが、観光名所と言われる所以です。
坂本龍馬、お籠の記念パネルが二の鳥居と三の鳥居の真ん中あたりにあります。
日本人初の観光の新婚旅行のために、坂本龍馬夫妻がここに立ち寄りました。
住所:鹿児島県霧島市霧島田口2608-5
マップ: Googleマップ
アクセス:JR霧島神宮駅から タクシー5分
複合火山である、霧島連山の南西に点在する温泉を総称して「霧島温泉郷」と呼びます。
新湯、林田、硫黄谷、丸尾、栗川、湯之谷、殿湯、関平、野々湯と、大小9つの温泉からなり、泉質も硫黄泉、単純温泉、炭酸水素塩泉などさまざま。
いずれも標高が400mから850mと高い場所にあるので、風光明媚な場所でのんびりと温泉を楽しむことができます。
霧島温泉郷は、あの坂本龍馬が妻のお龍と新婚旅行で訪れたことでも知られています。
霧島温泉郷には豪華な旅館から民宿まで様々な宿泊施設がありますが、ちょっと冒険してみたい方におすすめなのが野湯です。
霧島温泉市場など、観光施設が集まる霧島温泉郷の中心となる丸尾温泉から県道1号線を登っていくと「丸尾自然探勝路入口」に到着します。
ここから徒歩1分の場所にあるのが、霧島最古の岩風呂「目の湯」です。
野湯といっても、ちゃんと標識があるので迷うことはありません。
地下に浸透した雨水がマグマによって加熱されて、岩の割れ目から湧き出しているためかなり温度が高いです。
1人しか入れないサイズの岩風呂で、脱衣所や囲いはないので注意が必要です。
こちらは「目の湯」からすぐ脇に流れる川に湧く温泉、「川の湯」です。
川からもうもうと湯気が上がっているとはいえ、温度は様々なのでぬるいと感じたら上流へ行ってみましょう。
足元はドロドロで滑りやすいのでご注意を。
こちらも脱衣所も囲いもないので、入るのには勇気がいりますが、これこそ野湯の醍醐味ともいえるのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
かなり濁っているので外からは見えず、逆に入りやすいかもしれません。
霧島温泉へは、鹿児島駅からJRで50分の霧島神宮駅へ向かい、そこからタクシーなどで20分程度。
鹿児島空港からだと、タクシーやレンタカー、バスなどを利用すれば約30分。
山の中の温泉地なのに、意外とアクセスが良いのも人気の理由の1つと言えます。
住所:鹿児島県霧島市牧園町
マップ: Googleマップ
アクセス:JR霧島神宮駅から車で20分
薩摩半島の南西部で、西側と南側が東シナ海に面しています。
南薩摩の観光の目玉と言えば、なんといっても指宿の砂むし温泉です。
お茶の名産地である知覧や、イッシーで知られる池田湖など、観光スポットもたくさんある人気のエリアです。
鹿児島に観光にきたら、是非この指宿の砂湯に入ってください。
浴衣に着替え、砂に横たわると、係りの方が砂をスコップでかけてくれます。
波の音を聞きながら暫し砂むし温泉に入っていると極楽気分です。
そこで20分くらいすると、身体中がぽかぽかになり、汗が噴き出すほど温まります。
どの施設でも湯上りの冷水やお茶が用意されているので、しっかり水分補給をしてくださいね。
すなむし温泉に入ったあと、裸になって自分の身体を調べましょう。
どこか妙に赤くなったら要注意です。
なぜなら、赤くなった場所(例えば内臓)は何かしらの問題があると昔から言われているからなんです。
実は、鹿児島見物に来る方の多くは、この指宿に宿を取る方が多いです。
宿代は多少高めですが、ゆっくり砂湯につかり(普通のお湯も充実した温泉場になっています)、旅の疲れを癒すことができます。
住所:鹿児島県指宿市湯の浜5丁目
マップ: Googleマップ
アクセス:JR山川駅 よりタクシーで10分程
料金:砂蒸し会館 砂楽の立ち寄り温泉は 大人920円 小人510円
砂楽営業時間:8:30~20:30
九州最大規模のカルデラ湖である、池田湖。
湖の周囲は15km、深さは223mあります。
池田湖の底のは湖底火山があり、湖周辺には美しい花が咲いていて非常に絵になります。
指宿市指定の天然記念物である大ウナギが生息していて、その大きさは2m近い個体も確認されています。
周辺では大ウナギの展示を行っている場所もあるため、どれくらいの大きさになるのかを見てみると、その大きさに驚くかもしれませんね。
神の御池とも言われていて、古くから今もある湖であり、恐竜の目撃情報で一躍有名になりました。
昭和4年(1929)年の水質は世界でも有数とされていましたが、生活汚水の影響で水質環境が崩れ、一時は昭和58(1983)年には赤潮まで発生したこともあります。
その後「池田湖ブルー化計画」が実施され、徐々に水質も改善されてきました。
池田湖の状態も改善し、今では開聞山と周辺の花々との美しい姿を見ることができます。
池田湖では周辺に四季折々の花が咲きます。
池田湖と開開山との組み合わせはばっちり。
観光客だけでなく、マラソンが趣味の方にも人気の場所となっています。
1月には、湖周辺に菜の花が一気に咲きます。
春の訪れを感じる最初の花となる菜の花ですが、池田湖周辺は九州の中でも早くて1月に見ることができます。
九州最南端の鹿児島だからこその風景であり、少し早く春を感じることができますよ。
その他の時期でも、季節にあったお花がキレイに咲いています。
約40年ほど前に目撃情報が多発した、恐竜イッシー。
世界や日本の各所で湖や池では未確認生物がホームカメラに収められていますが、その正体はいまだに不明。
湖での目撃情報の多い生き物としては、ネス湖のネッシーが有名ですが、湖に出現したこととイッシーにもネッシーのようなこぶがあるという目撃情報があったため、「イッシー」という名前が付けられました。
一説によると池田湖に生息している大ウナギの影などを見た人が、未確認生物と勘違いしたのではないかと言われています。
しかし、そうなると水面から出たこぶの説明がつかず、色々な説があるものの確証はまだない状態と言えます。
もしかすると伝説のイッシーが出現するかも...!?
下車の際にはカメラ所持、いつでも起動させる準備をしておくと良いかもしれません。
住所:鹿児島県指宿市池田
マップ: Googleマップ
アクセス:指宿駅から車で20分
電話番号:0993-22-2111
園内が花にあふれ、通年花を楽しむことのできるフラワーパークかごしま。
イベントも豊富に開催されていて、花まつりの他にもギャラリー展示会や園芸教室なども随時開催しています。
花が少ないと言われている寒い時期でも15種類以上の草花が咲いていて、春から夏にかけての時期は40種類を超える草花が美しく咲きます。
園内は非常に広く、歩いて回るといい運動になりますよ。
歩きたい気持ちはあるけれど、妊娠中だったりお子さんが小さいご家族、また年齢的にすべて歩くのは体力的に不安という方もご安心ください。
園内にはバスが走っていて、西洋庭園までは5分ほど。
園内のどこからでも乗車できるというのも嬉しいポイントです。
どこを歩いていても景色が良く、手入れも良く行き届いているので散策が楽しくなります。
たくさん体を動かした後は、園内にあるレストランで食事をするのもいいですね。
フラワーパーク内には四季折々の花がたくさん咲いています。
1つの種類の花でも、カラーバリエーションがあるため、見ごたえ十分です。
ツツジやバラなど季節を代表する花も植えられていますが、時期ではないと咲いていないことも当然あります。
園内の整備が非常に整っていて、時期ではない花もしっかりと手入れがされています。
枝が飛び出していたり、草が伸び放題になっているという状態にはならず、葉だけでも美しい状態を保っていますよ。
季節に合わせた花が咲くといっても、特別お花に詳しいという方以外は知っている花の種類も限られてきます。
見たことのない花に遭遇したら、どんな名前なのかを見てみるのも良いですね。
お花に対しての知識も増え、ガーデニングを行うきっかけになることもあるかもしれません。
園内には蝶の館というブースがあり、温室となっています。
豊富な植物も見所ですが、なんと言っても見所はオオゴマダラという日本最大級の蝶です。
オオゴマダラの大きさに最初は驚くかもしれませんが、優雅に温室内を飛ぶオオゴマダラに視線は釘付け。
虫好きな方はぜひチェックしておきましょう。
温室内ではオオゴマダラが卵から育ちます。
オオゴマダラはもちろん、植物にむやみに触るのは良くありません。
卵は小さいため、誤って潰してしまう可能性があります。
ハウス内では羽化した幼虫はもちろんハウス内で育ちます。
さなぎの色は黄金色。
触りたい気持ちもわかりますが、そこはグッと我慢して珍しい色のさなぎを観察しましょう。
普段なかなか見ることのできない蝶の観察、育つまでの過程にも触れられる環境が整っています。
冬になると、冬季限定でパーク内ではイルミネーションを開催しています。
寒い時期だからこそ空気が澄んでいて、電球一つ一つの美しさが際立ちますね。
ただ、鹿児島といえども冬はかなり冷え込みます。
防寒対策を万全にして、イルミネーションを見学しましょう。
住所:鹿児島県指宿市山川岡児ヶ水1611
マップ: Googleマップ
アクセス:山川駅からバスで15分
電話番号:0993-35-3333
営業時間:9:00~17:00(最終入園16:30)
休園日:12/30~12/31
料金:
大人(高校生以上):620円(団体割引490円)
小中学生:300円(団体割引240円)
※幼児・県内在住の70歳以上の方:無料
※団体割引は20名以上から
公式サイト: フラワーパークかごしま
開聞岳は、鹿児島県の薩摩半島の南端に位置する標高924mの火山です。
円錐型の美しい独立峰でその美しい姿から薩摩富士と呼ばれ、日本百名山にも選ばれています。
開聞岳はぐるりと山を回るようにらせん状の登山道が整備されていて、3時間程度で登頂することができます。
標高は924メートルと比較的低めですが、海抜0m付近からの登山となるため、登山の際の標高差は900m以上になります。
霧島や屋久島など鹿児島の観光名所を見渡すことができますよ。
住所:鹿児島県指宿市開聞十町
マップ: Googleマップ
アクセス:JR開聞駅から 徒歩で20分
開聞岳の南東側、薩摩半島の最南端に位置する岬「長崎鼻」。
真っ白い灯台、対岸には開聞岳、反対側には佐多岬、天候によってですが、屋久島や種子島まで望める絶景の地です。
夏になると周辺の砂浜にウミガメが産卵の為に上陸する事から、浦島太郎伝説の発祥の地と言われるようになりました。
実際には国内のあちこちに浦島太郎伝説発祥の地が存在しますが、ここ長崎鼻は、浦島太郎が竜宮城へ旅立った場所だと伝えられています。
豊玉姫(乙姫様)をご祭神とする龍宮神社があり、浦島太郎と乙姫様が出会ったことから、出会いの神様、家内安全、商売繁盛、航海安全などを祈願する人が多く参拝に訪れます。
また、好きな貝殻を選んで願い事を書き、かめ壺に奉納してから本殿で鈴を鳴らして願い事をもう一度念じると願いが叶うという貝殻祈願も人気。
龍宮神社から岬の先端にある灯台までの遊歩道には、浦島太郎とウミガメの石像があります。
男性は左から、女性は右から2回ぐるっとまわった後に、ウミガメに触ると願いが叶うと言われています。
昭和52年につくられた六角形の長崎鼻灯台は今なお現役で働いています。
黒い溶岩の上に建つ美しい灯台は、日本ロマンチスト協会が認定する恋する灯台プロジェクトによって、「恋する灯台」に選ばれています。
灯台の中に入る事はできませんが、人気の撮影スポットですので、ぜひ足を運んでみてください。
住所:鹿児島県指宿市山川岡児ケ水長崎鼻
マップ: Googleマップ
アクセス:JR山川駅から車で15分
あまり知られていないのですが、鹿児島にも観光名所としての小京都の様な場所があります。
この知覧武家屋敷もおすすめスポットなのです。
街並みは静観としており、道の周りは緑の生垣、土屏できています。
変わっているのは、門をくぐると直ぐ、行く手を遮る土作りの塀が直ぐにあるのです。これは不思議な造りですね。
260年前から変わらない姿の、手入れの行き届いた庭園が美しいです。
本州の萩津和野を思わせる観光名所です。
700メートルにわたる武家屋敷の通りにはそれぞれに趣向を凝らした7つの庭園があります。
時間の許す限りゆっくりと巡るのがおすすめです。
また、知覧には太平洋戦争時代には、特効隊として敵船艦に体当たりして自爆していった零戦の基地がありました。
今は、記念館となって、悲しい過去の負の遺産に涙する観光客で賑わっています。
武家屋敷から直ぐなので、バスを乗り継いで行くのが良いでしょう。
住所:鹿児島県南九州市知覧町郡6198番地
マップ: Googleマップ
アクセス:鹿児島交通バス 「武家屋敷入口前」下車すぐ
営業時間: 9:00~17:00
休日:無休
料金:大人500円 小人300円
公式サイト: 知覧武家屋敷
第二次世界大戦時に、陸軍の飛行基地が置かれていた知覧の町。
戦争末期の沖縄戦では、爆弾を積んだ飛行機に乗り込み、敵軍に体当たりするという特攻作戦のために、多くの若者が知覧の地から飛び立って行きました。
二度と帰ることが無い「必死」の出撃をしていった若者たちの本当の気持ちはどうだったのでしょう。
元特攻隊員だった初代館長が、特攻隊員達の死を無駄にせず、恒久の平和を願って建設したのが「知覧特攻平和会館」です。
特攻隊員たちの遺品や遺影、特攻作戦の関連資料や特攻機の残骸などを展示し、記録を後世に残していくことが真の平和に繋がるとの思いが込められています。
若者がお母さんに宛てて書いた遺書は、涙なくしては読めない重みがあります。
そう遠くはない昔にどんなことが起こったのか、そして彼らはどうして特攻戦死をしなければならなかったのかを知ることは、今の平和な世の中に生きる私たちにとって大切な何かを教えてくれるでしょう。
住所:鹿児島県南九州市知覧町郡17881
マップ: Googleマップ
アクセス:鹿児島中央駅からバスで75分
営業時間:9:00~17:00
休日:無休
料金:大人500円、小・中学生300円
公式サイト: 知覧特攻平和会館
鹿児島湾(錦江湾)をぐるっと囲む東岸が大隅半島、西岸は薩摩半島。
両半島に囲まれた桜島は、1914年の大噴火で大隅半島と陸続きになりました。
大隅半島は電車が通っておらず、ローカルバスも本数が少ないので、車が無いと個人的には周りにくい場所です。
それゆえに、観光地化され過ぎていない場所も多く、のんびりと旅を楽しみたい方にぴったり。
南大隅町の根占港と指宿の山川港間はフェリーでわずか20分なので、指宿観光と合わせて訪れるのもおすすめです。
日本本土の最南端の岬である「佐多岬」は、北緯31度線上に位置します。
佐多岬の先端部分は佐多岬公園になっていて、展望所からは開聞岳が見え、視界が良ければ種子島や屋久島まで望むことができます。
岬の沖には島や岩礁が連なっており、その中で1番大きな大輪島には、日本の灯台50選にも選出されている美しい「佐多岬灯台」があります。
この灯台は明治4年に完成しましたが、太平洋戦争で焼け、昭和25年に再建されたものです。
本土最南端へ到達した記念に、北緯31度線モニュメントで写真を撮りましょう。
本土最南端佐多岬の文字と、31°LINE SATA、そして北緯31度線がひかれた世界地図が刻まれています。
平成29年7月にオープンした観光案内所では、本土最南端到達の証明書が販売されているので記念にいかがでしょうか。
案内所では南大隅町の名産品の販売や、鹿児島観光の資料はもちろん、本土最北端、最西端、最東端の地のパンフレットまであり、情報収集にも役立ちますね。
住所:鹿児島県肝属郡佐多町馬篭
マップ: Googleマップ
アクセス:垂水港よりR220、R269、県道68経由、佐多岬方面へ車1時間40分
大河ドラマ「西郷どん」のオープニングで使われて、注目を浴びるようになった美しい「緒川の滝」。
落差約46m、幅約60mのアーチ状の滝は透明感のある滝つぼに流れ落ちます。
光の加減で、エメラルドグリーンや深い青色に色を変えて輝く滝つぼの美しさは一見の価値あり。
駐車場から滝までは約1.2kmの遊歩道が整備されているのでちょっとしたハイキング気分を楽しめます。
高低差もあり、砂利道の部分や湧き水で濡れている箇所もあるので、スニーカーなどがベスト。
2017年にできた展望所からは絶好の写真スポットなので、休日などは多くの人で賑わいます。
2019年2月現在、緒川の滝の上流にある発電所施設改修工事のために、上流の堰が解放されているので、天然の水量がそのまま滝つぼに流れてます。
水量が多く水面はエメラルドグリーンには見えませんが迫力は増しています。
工事は2019年6月までの予定です。
住所:鹿児島県南大隅町根占川北12222
マップ: Googleマップ
アクセス:
志布志港から車約1時間30分
根占港から車約10分
大隅半島の南の沖合約40kmに位置する種子島は南北に70kmの細長い島で、島内には高い山は無く、海岸を中心にリゾート開発が進んでいます。
種子島から西へ20kmに位置するのが屋久島。
種子島とは対照的に山がちな島で、九州の最高峰である宮之浦岳(1936m)を有しています。
大隅半島から約60kmの洋上に浮かぶ世界遺産の島「屋久島」。
周囲130kmという小さな島の90%が森林に覆われていて、高い山も多く、宮之浦岳は標高1936mと九州最高峰です。
屋久島といえば、ジブリ映画「もののけ姫」の舞台となった場所。
宮崎駿監督が何度も足を運んで「もののけ姫」のイメージを作り上げていきました。
作品には「白谷雲水峡」の苔むす森を描いているシーンもあります。
屋久島の代名詞とも言えるのが、樹齢7千年以上のものもある「縄文杉」です。
個人的にはなかなか訪れにくい場所なので、トレッキングツアーに参加するのがおすすめです。
圧倒的な存在感を誇る屋久杉に、地球の歴史と底知れぬパワーを感じる、島全体がパワースポットのような屋久島。
見上げると空がハートの形に見える「ウィルソン株」も見逃せませんね。
鹿児島港からジェットフォイルで2時間、鹿児島空港からは40分のフライト。
大阪や福岡からの直行便もあり、島までのアクセスは意外に良いのでぜひ1度は訪れてみてください。
住所:鹿児島熊毛郡屋久島町/上屋久島/屋久島
マップ: Googleマップ
アクセス:鹿児島港からジェットフォイルで40分
電話番号:0997-42-0100
屋久島に興味を持たれた方は、屋久島について詳しくまとめた下記記事を合わせてご覧ください。
→ 世界遺産の島・屋久島の観光名所15選!縄文杉から白谷雲水峡、ウミガメが産卵する永田いなか浜、カヤック・ダイビングなどまで
波の浸食によって出来た「千座の岩屋」は、種子島最大級の洞穴「千座の岩屋」。
千人もの人が座れるという言い伝えから、その名が付けられました。
その歴史は古く、江戸時代に薩摩藩が領地内の名所を書き記した書物にも登場しています。
干潮時には奥まで入ることが出来るので、その大きさを体感してみてください。
「種子島宇宙センター」は、1966年、科学技術庁宇宙開発促進本部によりロケット発射場として選ばれた際に開設されました。
国内最大のロケット発射場であり、宇宙開発の最先端研究、開発現場であるセンターは、施設見学を行っています(ツアーは要予約)。
併設の「宇宙科学技術館」では、日本が行ってきた宇宙開発について詳しく知ることができます。
美しいビーチが自慢の種子島では、シュノーケリングやサーフィン、カヌー遊びなど様々なマリンアクティビティをが楽しめます。
種子島への気になるアクセスは、種子島北西部の西之表港と鹿児島港はジェットフォイルで1時間半、空路は種子島空港と鹿児島空港が30分で結ばれています。
住所:鹿児島県熊毛郡南種子町大字茎永字麻津
マップ: Googleマップ
アクセス:種子島空港から車で50分
電話番号:0997-26-9244
営業時間:9:30~17:00
公式サイト: 種子島宇宙センター
種子島に興味を持たれた方は、種子島について詳しくまとめた下記記事を合わせてご覧ください。
→ 鉄砲伝来とロケットの島・種子島のおすすめ観光スポット10選!歴史あるスポットと最新の科学技術が共存
奄美群島には、奄美大島、与論島、喜界島、徳之島、沖永良部島など13の島々があります。
面積でも人口でも最大なのが奄美大島で、羽田からの直行便も運行しているほど。
他の島々は鹿児島空港からの便やフェリーが交通機関となります。
今回は奄美大島と与論島についてご紹介します。
羽田からの直行便で2時間、海外のビーチリゾートかと思うような「奄美大島」は、日本の島の中では北方領土を除くと沖縄本島、佐渡島に次いで3番目に大きな島です。
鹿児島県本土と沖縄県のちょうど中間地点に位置するため、古くから薩摩文化と琉球文化の双方の影響を受けてきました。
総人口7万人弱、手つかずの自然が多く、素朴な雰囲気の奄美大島は、自然が好きな方、マリンスポーツが好きな方、そしてのんびりと島旅をしたい方におすすめです。
奄美大島ではマリンスポーツを楽しみましょう。
沖縄同様ダイビングも盛んで、北部、南部、中部と3エリアにポイントがあり、出会える海の生物の種類も豊富です。
ダイビングはちょっと、という方にはシュノーケリングがおすすめです。
色とりどりのサンゴ礁にカラフルな熱帯魚、魚に多く出会えるポイントを逃したくない方はツアーに参加するのもいいですね。
道具はマリンショップやホテルでレンタルがあるので、手ぶらで行っても大丈夫です。
海だけではなく、森や原生林を楽しめるのが奄美大島の魅力。
奄美大島には、沖縄の西表島に次ぐ広さのマングローブの林があります。
マングローブを間近で見たいという方は、マングローブパークのカヌーツアーがおすすめです。
しっかりレクチャーがあるので、初めての方でも安心。
展望台からは壮大なマングローブ林を眺めることができます。
奄美大島では、ご飯に鶏肉、椎茸、錦糸卵などをのせ、じっくり煮込んだ鶏ガラスープをかけて味わう絶品郷土料理の「鶏飯」を味わうのを忘れないでくださいね。
住所:鹿児島県奄美市住用町石原478
マップ: Googleマップ
アクセス:名瀬から車で20分
営業時間:9:30~18:00
電話番号:0997-56-3355
料金:
大人500円、小・中学生300円、幼児100円
カヌーツアー(入園料込み)2000円
公式サイト: 黒潮の森マングローブパーク
奄美大島に興味を持たれた方は、奄美大島について詳しくまとめた下記記事を合わせてご覧ください。
→ 亜熱帯の楽園・奄美大島のおすすめ観光スポット12選!一度は訪れてみたい奄美の絶景スポットを厳選
奄美群島の南端、沖縄本島からわずか22km地点に位置する「与論島」は、周りを珊瑚礁で囲まれた小さな島です。
話題の本「死ぬまでに行きたい世界の絶景 日本編」でも紹介されている人気の島です。
与論島の1番の人気スポットと言えるのが、春から夏にかけての干潮時のみ出現する「百合が浜」です。
大金久海岸の沖合い1.5kmに現れる百合が浜は透明度抜群の砂の島。
穏やかな遠浅が続くので、小さなお子さんが砂遊びをするのに最高です。
年齢の数だけ星砂を拾うと幸せになれる、と言われているのでチャレンジしてみましょう。
百合が浜の出現スケジュールは ヨロン島観光協会 の公式サイトから確認してくださいね。
最近ではSNSの影響で人気がますますアップしているので、訪れる日が決まったら大金久海岸からの移動手段であるグラスボートやマリンバイクの予約もしておきましょう。
鹿児島のスケールの大きさが伝わりましたでしょうか。
いつ大噴火するかもしれない桜島の躍動感を体感したり、西郷隆盛を始めとした歴史人の大きな心に触れる旅も良いですよね。
もちろん、美しい海が自慢の島々もおすすめです。
次の旅行は、でっかい鹿児島に会いに行きましょう。
▼鹿児島観光の関連記事
・ 鹿児島県の観光名所36選!鹿児島の城山・桜島から霧島・屋久島・沖永良部島まで絶景や必見旅行スポットを徹底解説