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比叡山(ひえいざん)は、 滋賀県 大津市の西部から 京都府 京都市の東部に跨がる山地です。
古くは「日枝(ひえ)の山」とも呼ばれていました。
山上には天台宗の開祖・最澄が開いた延暦寺(えんりゃくじ)があり、東麓には古くからの神社・日吉大社(ひよし たいしゃ)が鎮座。
信仰の対象となった聖なる山です。
東麓の坂本(さかもと)地区は門前町として栄えました。
また、豊かな自然を有し、東には大津市街や琵琶湖、西には京都市街を一望できる景勝地としても人気です。
1994年(平成6年)にはユネスコの世界文化遺産に登録されました。
また、2015年(平成27年)には文化庁制定の日本遺産「琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水遺産」の一部となっています。
さらに寺院内には、根本中堂など10の国宝、50以上の重要文化財があります。
比叡山の山自体は自由に立ち入ることができます。
ほかにも比叡山には様々な施設があり、利用料金や時間は施設ごとに異なります。
そのため、代表的な施設である延暦寺と日吉大社の利用案内をご紹介します。
まず、延暦寺の拝観料(個人)は下記の通りです。
なお、未就学児は無料。
大人 | 中高生 | 小学生 | |
---|---|---|---|
東塔・西塔・横川共通券 |
700円 | 500円 | 300円 |
国宝殿(宝物館) |
500円 | 300円 | 100円 |
東塔・西塔・横川と国宝殿のセット |
1200円 | 800円 | セット料金なし |
また、日吉大社の入苑協賛料は下記の通りです。
未就学児は無料となります。
中学生以上 | 小学生 | |
---|---|---|
日吉大社 入苑協賛料 | 300円 | 150円 |
比叡山観光の中心となる、主に比叡山内、特に延暦寺東塔へのアクセスを中心にご紹介します。
滋賀県大津市側からアクセスする場合は、JR湖西線 比叡山坂本駅または京阪電車 坂本比叡口駅で下車。
江若交通が運行する連絡バス(1時間に2本運行)に乗車し、ケーブル坂本駅で下車、坂本ケーブルに乗車。
ケーブル延暦寺駅で下車し、徒歩約10分で東塔に到着します。
比叡山坂本駅からの所要時間は約40分。
京都市側からアクセスする場合、京阪電車の出町柳駅で下車して、叡山電鉄本線に乗り換えます。
八瀬比叡山口駅で下車し、徒歩5分ほどのところにあるケーブル八瀬駅から叡山ケーブルに乗車、ケーブル比叡駅で下車します。
徒歩2分ほどのところにあるロープ比叡駅から叡山ロープウェイに乗車し、比叡山頂駅で下車、比叡山内シャトルバス(約30分間隔で運行)に乗車し、東塔で下車します。
出町柳駅からの所要時間は約50分。
JR京都駅から比叡山ドライブバスに乗車、東塔で下車。
所要時間は約1時間15分。
本数が少ないので注意が必要です。
また、冬季は運行しません。
滋賀県大津市側からは、国道1号線を通り、西大津バイパス(国道161号線)へ接続。
近江神宮ランプから山中越(県道30号線)へ連絡し、田の谷峠ゲートから比叡山ドライブウェイ(有料)へ連絡します。
京都市内からは白川通または御蔭通を進み、北白川別当交差点を山中越(県道30号線)方面へ接続。
田の谷峠ゲートから比叡山ドライブウェイ(有料)へ接続します。
比叡山は、大比叡(おおびえ)と四明岳(しめがたけ)の2つの山頂を持ち、大比叡は標高約848.3m、四明岳は標高約838.8m。
古来より山岳信仰の対象とされてきた霊山で、古社・日吉大社が鎮座していました(その後、比叡山東麓に遷座)。
『古事記』には、近江の日枝の山に大山咋神(おおやまくいのかみ、日吉大社の祭神)が鎮座している旨の記述があります。
奈良時代になると修行の場として開かれ、山林修行者が入山するようになります。
785年(延暦4年)に天台宗の開祖である最澄が比叡山に入り、延暦寺の前身となる比叡山寺を創建。
その後、788年(延暦7年)、比叡山寺の後身として薬師如来を本尊とする一乗止観院(いちじょうしかんいん)を建立。
これは現在の東塔の根本中堂にあたります。
京から鬼門の方向にあることから京の守護とされ、次第に大和朝廷から支持を受けるようになり、桓武天皇の時代に、当時の元号「延暦」の名をもらい「延暦寺」と称するようになります。
以来、天台宗の総本山という聖地として人々から信仰されました。
鎌倉 時代以降、法然、親鸞、良忍、一遍、真盛、栄西、道元、日蓮といった各宗各派の開祖となる僧たちが延暦寺で学んだため、比叡山は日本仏教の母山ともいわれます。
戦国時代になり、1571年(元亀2年)に織田信長によって焼き討ちに合います。
原因は、延暦寺が浅井・朝倉軍をかくまったためです。
焼打ちは、比叡山上だけでなく、麓の坂本およびそこにある日吉大社、さらには近隣地域である和邇・堅田といった範囲にまでおよびました。
織田信長の焼き討ちは、比叡山の歴史上、最大かつ最悪の事件でした。
境内および周辺一帯は壊滅的な状態になったといいます。
信長の死後、豊臣秀吉や徳川家康、徳川幕府のブレーンだった天海大僧正らにより、時間をかけて少しずつ延暦寺は再建されていきました。
現在、「比叡山」と呼ぶとき、山地としての比叡山を指す場合と、延暦寺と日吉大社といった寺社を含む信仰の地を意味する場合とがあります。
比叡山は山上の「山内(さんない)」と呼ばれる地区と、東麓に広がる日吉大社および門前町を含む「坂本(さかもと)」地区があります。
また、山内にある延暦寺は広大な境内を持ち、延暦寺の発祥となった地である「東塔(とうどう)」のほか「西塔(さいという)」「横川(よかわ)」の3つのエリアに分かれています。
比叡山は大比叡と四明岳の2つの山頂があり、一般的には大比叡が比叡山の山頂とされています。
有料道路を利用して自家用車で山頂付近まで行けるほか、ケーブルカーやロープウェイなどの交通機関でも登山可能。
さらに麓から徒歩による登山道も整備されており、東の大津側、西の京都側どちらからでも登れます。
標高は約848m。
なお、三角点のある地点からの展望はあまりよくありません。
比叡山上を走る「比叡山ドライブウェイ」にある展望台です。
大津市街や琵琶湖が一望できる景色は必見。
滋賀県下有数の夜景スポット、初日の出スポットとして人気の場所です。
駐車場は132台分と十分なスペースが確保されています。
また、遊具や軽食喫茶なども設置されており、お子様連れの方にもおすすめですよ。
住所 : 滋賀県大津市山中町776
マップ: Googleマップ
電話番号 : 077-529-2216(比叡山自動車道)
定休日 :
無休
(飲食店は11月26日〜3月20日、3月21日~11月25日の平日)
営業時間 : 10:00~17:00
公式URL : 比叡山ドライブウェイ
フランス人のデザイナーによって設計され、2001年にオープンした庭園美術館。
約1.7haの敷地内にはおよそ1500種、約10万株の花や木が植えられています。
6つの庭があり、南フランスの丘をモチーフとした「香りの庭」、画家モネの代表作『睡蓮』をモチーフとした「睡蓮の庭」、同じくモネの自宅の庭をイメージした「花の庭」、たくさんの種類のバラが植えられた「ローズガーデン」、ほかにも「こもれびの庭」「藤の丘」などがあります。
美術館を名乗っているため、園内にはゴッホやモネなどのフランス印象派の作品の陶板画が飾られているのも特徴です。
住所 : 京都府京都市左京区修学院尺羅ヶ谷四明ヶ嶽4番地
マップ: Googleマップ
電話番号 : 075-707-7733
定休日 : 冬期は休業
営業時間 : 10:00〜17:3 (入園は17:00まで)
公式URL : ガーデンミュージアム比叡
東塔(とうどう)は、延暦寺の発祥となる場所で、その中心的な仏堂が根本仏堂(こんぽんちゅうどう)です。
延暦寺の草本堂であり、最大規模の仏堂。
天台宗の開祖・最澄が788年(延暦7年)に建造。
その後、消失しましたが、そのたびに再建されました。
現在の建物は、1642年(寛永19年)に建てられたもの。
中堂の建物は国宝、廻廊は国指定重要文化財となっています。
1937年(昭和12年)建立。
信徒の先祖回向の道場として建てられたものです。
名前の通り阿弥陀如来を本尊としています。
お堂の前にある水琴窟が有名です。
法華総持院 東塔(ほっけそうじいん とうどう)は、最澄が全国の6ヶ所に建てる予定だった多宝塔のひとつです。
大日如来など五智如来を本尊としており、仏舎利と法華経が安置されています。
現在の建物は、1980年(昭和55年)に再建されたもの。
大講堂は、1964年(昭和39年)に比叡山東麓の門前町・坂本にあった讃仏堂を移築させたもの。
大日如来を本尊としています。
国指定の重要文化財です。
住所 : 滋賀県大津市坂本本町4220
マップ: Googleマップ
電話番号 : 077-578-0001
定休日 : 無休
営業時間 :
3月~11月 8:30〜16:30
12月 9:00〜16:00
1月~2月 9:00〜16:30
公式URL : 天台宗総本山 比叡山延暦寺
西塔(さいとう)は、東塔の北方およそ1kmの場所にあります。
その中心となっているのが釈迦堂(しゃかどう)。
名前の通り、本尊は釈迦如来。
転法輪堂(てんほうりんどう)とも呼ばれ、国指定の重要文化財です。
釈迦堂は、延暦寺における建造物の中で、現存する最古の建物。
元々は三井寺(園城寺)にあったものですが、豊臣秀吉により1595年(文禄4年)に現在地に移築されました。
にない堂は、常行堂(じょうぎょうどう)と法華堂(ほっけどう)という2つの同じような形のお堂が渡り廊下で繋げられた建物で、国指定重要文化財。
向かって左が常行堂で、阿弥陀如来が本尊。
右が法華堂で、普賢菩薩が本尊です。
武蔵坊弁慶が渡り廊下に肩を入れて担いだという伝承があったことに因み、にない堂と呼ばれるようになりました。
浄土院は、822年(弘仁13年)6月4日に56歳で亡くなった最澄の遺骨を、第3代天台座主の円仁が854年(仁寿4年)に遷して安置した場所に建てられました。
立地するところは、東塔と西塔の両地域の境界にあたります。
現在も十二年籠山の僧が毎日奉仕しています。
住所 : 滋賀県大津市坂本本町
マップ: Googleマップ
電話番号 : 077-578-0001
定休日 : 無休
営業時間 :
3月~11月 9:00〜16:00
12月 9:30〜15:30
1月~2月 9:30〜16:00
公式URL : 天台宗総本山 比叡山延暦寺
横川(よかわ)は、東塔・西塔から北へ4mほどの少し離れた場所にあります。
天台宗の第3代座主である慈覚大師(円仁)が開きました。
中心となっているのが、この横川中堂(よかわ ちゅうどう)。
遣唐使船をモチーフとしているといわれており、船が浮かんでいる姿に見える「舞台造り」と呼ばれる様式が特徴。
本尊は聖観音菩薩で、慈覚大師が作成したとの伝承もあります。
現在の建物は1971年(昭和46年)の再建。
四季講堂(しきこうどう)は、慈恵大師(良源)の住居跡と伝えられている場所に立つ建物です。
慈恵大師は元三大師とも呼ばれているので、元三大師堂(がんさんたいしどう)ともいいます。
慈恵大師は、おみくじを考えた人物といわれていることから、元三大師堂はおみくじ発祥の地として信仰されています。
平安時代中期の天台宗の僧、源信の旧宅に阿弥陀如来を祭ったものです。
源信はここで『往生要集』『二十五三昧式』といった、後の仏教世界に影響を与えた著作を記しています。
住所 : 滋賀県大津市坂本本町4225
マップ: Googleマップ
電話番号 : 077-578-0830
定休日 : 無休
営業時間 :
3月~11月 9:00〜16:00
12月 9:30〜15:30
1月~2月 9:30〜16:00
公式URL : 天台宗総本山 比叡山延暦寺
日吉大社(ひよし たいしゃ)は、比叡山の東麓にある門前町坂本地区に鎮座している古い神社です。
元々は「日吉」は「ひえ」と呼んでおり、比叡山の古称に由来しています。
戦後から現在の呼び名になりました。
東西の2つの本宮と5つの摂社があり、合わせて日吉七社の別名を持ちます。
東本宮は大山咋神(おおやまくいのかみ)、西本宮は大己貴神(おおなむちのかみ)が祭神。
東本宮・西本宮のそれぞれの本殿は、国宝に指定されています。
創建はいつなのかは不明。
少なくとも崇神天皇の時代にはすでにあり、当時は比叡山山頂にあったものを現在地に遷したことが『古事記』に記されています。
住所 : 滋賀県大津市坂本5-1-1
マップ: Googleマップ
電話番号 : 077-578-0009
定休日 : 無休
営業時間 : 9:00〜16:30
公式URL : 日吉大社 | 平安京の表鬼門鎮座 方除・厄除の大社 神仏霊場 滋賀県17番
坂本は、かつて穴太衆(あのうしゅう)と呼ばれる石工集団の本拠地でした。
安土城などの城郭や寺社などの石垣をつくるなど活躍。
彼らのつくる石垣は「穴太衆積み」と呼ばれました。
比叡山門前町である坂本では、今も穴太衆積みの石垣が残っています。
加工なしの大小の自然石を堅固に組み込んだ石垣は見事です。
1997年(平成9年)、坂本の穴太衆積みの石垣の町並は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
近江神宮(おうみ じんぐう)は、1940年(昭和15年)創建の、意外と新しい神社です。
667年に天智天皇6が近江神宮の鎮座地周辺で大津宮という宮殿を建てて政治を行いました。
それから2600年目にあたることを記念して創建されたのです。
そのため祭神として天智天皇を祭っています。
朱色の社殿が美しく、「近江造」と呼ばれる独特の造り。
国の登録有形文化財となっています。
正月に開催される「かるた祭」は有名です。
また、近年は漫画『ちはやふる』に登場して話題となりました。
園城寺(おんじょうじ)は、俗に三井寺(みいでら)とも呼ばれ、天台寺門宗の総本山。
壬申の乱の後、大友皇子の霊を弔うために創建され、天武天皇より園城寺の名をつけられたとされている古刹です。
広い境内を有し、数々の国宝や重要文化財などの文化財が多数あります。
中でも近江八景の一つ「三井の晩鐘」が有名。
また、境内には約1000本の桜が植えられており、大津市内屈指の桜の名所としても知られています。
石山寺(いしやまでら)は、747年(天平19年)の創建と伝えられている古刹です。
紫式部が、石山寺に参籠中に『源氏物語』を書いたといわれ、それ以来、文学や学問の寺として多くの文学者などから信仰を集めました。
なお、石山寺は月見の名所としても知られ、境内から見る月は「石山の秋月」として近江八景の一つに挙げられています。
雄琴温泉(おごと おんせん)は琵琶湖西岸、比叡山の門前町である阪本地区の北側に位置している温泉街です。
歴史は古く、約1200年前に、天台宗開祖の最澄が開いたといわれています。
滋賀県では一番大きな温泉地。
琵琶湖が一望でき、近江富士と呼ばれる三上山も見える景観は絶景です。
満月寺 浮御堂(まんげつじ うきみどう)は、大津市の琵琶湖畔にある寺院、満月寺の仏堂です。
琵琶湖に突き出していて、廊下で境内と結ばれています。
まるでお堂が湖に浮いているかのようにみえるので、浮御堂の名前がつきました。
平安時代中期に建てられたといわれており、現在のものは1934年(昭和9年)に台風で倒壊したため再建したもの。
近江八景の一つとして名所となっています。
柳が崎湖畔公園(やなぎがさき こはんこうえん)は、琵琶湖の湖畔にある親水公園として、2002年(平成14年)にオープンしました。
琵琶湖を見渡せる公園として人気の場所です。
中心施設のびわ湖大津館は、1934年(昭和9年)建築の旧琵琶湖ホテルを改修したもの。
元は著名建築家の故岡田信一郎が設計したもので、「湖国の迎賓館」の別名を持っていました。
昭和天皇やヘレン・ケラー、ジョン・ウェインなどの著名人が利用した施設です。
また、公園内にはイギリス庭園があり、バラなどの四季折々の花や木が植樹されています。
植えられているバラは、約150種2000株におよびます。
住所 : 滋賀県大津市柳が崎5-35
マップ: Googleマップ
電話番号 : 077-511-4187
定休日 : 無休(冬季12月~2月は休園)、メンテナンス時は臨時休業
営業時間 :
春夏(4月~9月) 9:00~18:00
秋冬(10月〜3月) 9:00~17:00
公式URL : 滋賀県観光情報
比叡山の門前町、坂本地区で江戸時代の享保元年に創業した300年以上の歴史を誇る老舗のそば店。
店舗の店構えも古く趣があり、登録有形文化財となっています。
比叡山詣での定番で、行列のできる人気店。
そばが売り切れになることもあるほどです。
住所 : 滋賀県大津市坂本4-11-40
マップ: Googleマップ
電話番号 : 077-578-0002
定休日 : 第3金曜
営業時間 : 10:00~18:00(L.O. 17:45)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
延暦寺会館は、延暦寺の宿坊です。
館内では昔から食べられている精進料理を楽しむ事ができます。
シンプルながらも素材の持ち味を活かした料理は、精進料理ならでは。
「比叡山に来た」という実感もわきます。
要予約となっていますので、事前の予約を忘れないようにしてくださいね。
住所 : 滋賀県大津市坂本本町4220
マップ: Googleマップ
電話番号 : 077-578-0047
定休日 : 無休
営業時間 : 11:30~14:00
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
比叡山門前の坂本の北側にある雄琴温泉近くにある料理店。
懐石料理がメインですが、海鮮を使った料理や、地元の琵琶湖でとれた魚介などの料理が楽しめます。
なかでも、近江牛を使った料理が人気です。
近江牛は、ブランド牛として全国的に知られている名産品。
少し贅沢な気分を味わってはいかがでしょうか。
住所 : 滋賀県大津市雄琴6丁目1-35
マップ: Googleマップ
電話番号 : 077-578-1340
定休日 : 水曜
営業時間 :
11:30~15:00 (L.O. 14:00)
17:00~22:00 (L.O. 21:00)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
比叡豆腐は、いわゆるごま豆腐です。
比叡山は精進料理が有名ですが、ごま豆腐は精進料理で用いられる食材のひとつです。
いつしか比叡山の名物となりました。
現在は、複数の業者が比叡山名物としてごま豆腐を製造・販売しています。
ごま豆腐同様、ゆばも精進量で用いられる定番食材のひとつ。
そのため、ゆばも「比叡ゆば」とし比叡山の名物として人気になりました。
メーカーも多く、観光客だけでなく地元住民からも愛されています。
日本料理だけでなく、洋食など様々な活用法があるのもゆばの魅力。
ですが、シンプルに刺身醤油でいただくのも美味しいですよ。
滋賀県を代表する郷土料理といえば鮒寿司(ふなずし)。
鮒を塩と米を使って発酵させたものです。
歴史は古く、少なくとも奈良時代初期には食べられていました。
現在は、滋賀県内の様々な業者が鮒寿司を製造・販売しています。
いろんな業者のものを勝って、食べ比べをするのも楽しいですよ。
三井寺力餅は、大津市の銘菓として古くから親しまれています。
製造する三井寺力餅本家は明治2年の創業。
三井寺力餅は、三井寺の鐘を武蔵坊弁慶が比叡山まで引いたという伝承がモチーフです。
串に刺さった柔らかな餅に、鮮やかな緑色のきな粉がまぶしてあります。
この緑色のきな粉は、青大豆を使用。
無添加のため、日持ちしないのでご注意ください。
世界遺産の比叡山についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
豊かな自然、素敵な眺望、歴史あふれる建造物など魅力あふれる比叡山。
ぜひ一度、比叡山へ観光に訪れてみてください!
最終更新日 : 2021/07/02
公開日 : 2018/03/27