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その前に、滋賀県を語るなら琵琶湖は外せません。
滋賀県は、本州のほぼ中央部にある県で、県の中心に日本最大の湖「琵琶湖」があります。
琵琶湖の面積は670.4㎢あり、滋賀県全体の面積4017㎢の約6分の1です。
見た目には半分近くの大きさに見えてしまい、まるで滋賀県のほとんどが琵琶湖のように錯覚してしまいます。
でもそんな滋賀県は、かつて戦国武将が京の都へ上洛する際、ほぼ必ず通過した地域でした。
このため、様々な文化が行き交った場所であり、いくつかの有名な合戦もありました。
そんなこんなでこの滋賀県、 パワースポット や歴史名高い名勝が沢山あります。
湖といっても、向こう岸がかなり遠く、まるで海のよう!
季節に合わせた催し物も盛んで、琵琶湖周辺にはお店や宿泊施設なども充実しています。
春や秋には桜や紅葉、夏には遊泳、冬には琵琶湖周辺をライトアップしているため、とてもきれいでお出かけが楽しくなります。
琵琶湖周辺を散策しながらお土産選びや食べ歩きをして、雄大な琵琶湖の様子を眺めてリフレッシュ。
また、琵琶湖は夕日が美しいことで有名。
日本の夕日百選にも選ばれています。
お天気に恵まれたら、ぜひ夕日も見ておきたいポイントです。
夏の琵琶湖は遊泳可能です。
海はべたつくからと敬遠している方には、琵琶湖での遊泳がおすすめ!
体に水がべたつくことなく遊泳することができます。
バーベキューもできて琵琶湖そのものも美しいので、沢山遊んでたくさん食べて、琵琶湖をとことん満喫しましょう。
その他、滋賀県の観光スポットをエリア別にご紹介していきます。
※合わせて読みたい: 日本最大の湖・琵琶湖のおすすめ観光スポット10選!絶景スポットからインスタ映えするスポット、歴史あるスポットまでご紹介
ここからは琵琶湖周辺を東西南北に分けて、それぞれより観光スポットをご紹介します。
湖北は、滋賀県長浜市・米原市にまたがる地域を指します。
滋賀県の中でも比較的自然が豊かなで、冬には雪が降り積もり、「奥伊吹」などウィンタースポーツを楽しめるスポットもありますよ。
最初はもっと有名な場所があるかも知れませんが、あえて伊吹山を紹介します。
新幹線で岐阜羽島を抜け、岐阜県と滋賀県の県境のトンネルを抜けると、進行方向右側に見えてくる、こんもりとした大きい山です。
標高は1377m、滋賀県で一番高い山です。
伊吹山は古事記や日本書紀にも登場する山で、ヤマトタケルが伊吹山の荒神を征伐する際、目の前に出てきた白いイノシシを荒神の部下と勘違いして見逃してしまいました。
実はこの白いイノシシが荒神そのもので、荒神の激しい怒りを買い、ヤマトタケルは激しい氷雨に襲われてしまいました。
ヤマトタケルは命からがら山を下りたのですが、そのことがヤマトタケルの寿命を縮める大きな要因になったのです。
現在伊吹山の山頂には、ヤマトタケルの銅像が安置されています。
そんな言い伝えのある伊吹山、修験道の山ではありませんがパワースポットになっています。
でも、もっと気軽に伊吹山からの絶景を楽しんでみてはいかがでしょうか。
伊吹山へは、岐阜県からのアプローチになりますが、伊吹山ドライブウェイで山頂すぐ下の駐車場まで自動車で登ることが出来ます。
ここから頂上まで行くのは、登山というよりはピクニック気分で登頂できますよ。
山頂からは、琵琶湖が足元に見えるだけでなく、竹生島や沖ノ島、天気が良くて空気が澄んでいれば遠く大津の街並みも見えることがあります。
夜景ももちろん眺めることが出来ます。
長浜市の夜景がとても綺麗です。
ただし、ドライブウェイの閉鎖時間がありますので、注意して下さいね。
一方滋賀県側の歩き登山道には、宿泊できるロッジがあったり避難小屋がありますので、そこからはじっくりと夜景を楽しむことが出来ます。
住所 : 滋賀県米原市上野 伊吹山
マップ: Googleマップ
アクセス :
鉄道バス JR東海近江長岡駅・JR西日本長浜駅からバスで 伊吹山登山口下車
自動車 名神高速道路関ケ原ICから伊吹山ドライブウェイで山頂駐車場へ
電話番号 :米原観光協会 0749-58-2227
定休日 : 無休
伊吹山ドライブウェイ営業時間 :
通常期 8:00~20:00
夏休みの時期 3:00~21:00
10月11月 8:00~19:00
伊吹山ドライブウェイ通行料金 :
普通車 3090円
注意点 : 駐車場での車中泊はできません。
公式URL : 伊吹山 伊吹山ドライブウェイ
関西や中部圏からのアクセスが抜群な関西最大級のスノーリゾート。
初心者の方から上級者の方まで楽しめるので、スノボ初心者でも安心してください。
訪れるならば、平日がおすすめ!
人が比較的少ない平日に訪れると、ゆっくりと自分のペースでスキーやスノボを楽しむことができます。
子連れでもキッズスペースがあるため便利です。
雪質も良好で、スキーやスノボ好きの方はチェックしておきたいスノーリゾートとなっています。
初心者の方も安心のスキースクールを受講することができます。
スクールは予約が必要なので、事前に予約をしておきましょう。
キッズコースもあるので、子どもにスキーを教えたい方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
1レッスン90分なので、楽しくレッスンを受けているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
住所:滋賀県米原市甲津原奥伊吹
マップ: Googleマップ
アクセス:
北陸道米原ICから車で30分
名神高速関ヶ原ICから車で30分
北陸道長浜ICから車で30分
JR米原駅からバスで(ゲレンデ直行シャトルバス運行(要予約・片道1000円))
JR難波駅、新大阪駅、京都駅からバスで(「リフト券付き」スキーバスツアー運行(要予約))
電話番号:0749-59-0322
営業時間:詳細情報は公式サイトをチェックしてください
料金:
一日券:大人/4500円(平日4000円) 中学生/3500円 小学生まで/3000円 シニア(60歳以上)/3500円
午後券:大人/3500円(平日3000円) 中学生/2500円 小学生まで/2000円
公式サイト: 奥伊吹スキー場
竹生島は琵琶湖の最北部に浮かぶ島です。
島には都久夫須麻神社(竹生島神社)と宝厳寺という由緒ある寺社仏閣があります。
宮司さんや住職さんがお住まいかと思いきや、門前の土産屋さんも含めすべての方々が島外から通われてきてます。
よって、竹生島は無人島です。
都久夫須麻神社の創建は神社の伝承によると、雄略天皇3年(459年)に浅井姫命(あさいひめのみこと)を祀る祠を島に作ったときとなっています。
ずいぶん古い神社です。
都久夫須麻神社を参拝されましたら、「かわらけ投げ」でお願い事をすることをお勧めします。
まず「竜神拝所」に赴いて、受付の方に300円をお納めし、「かわらけ」2枚を頂きます。
頂いた「かわらけ」には、1枚目に自分の姓名を、2枚目にお願い事をしっかりと書きます。
書き終わりましたら、竜神拝所の湖側に立ち、下の写真の鳥居に向かって投げます。
「かわらけ」が見事、鳥居の中を1枚でもくぐり抜けましたら、お願い事は叶うそうです。
ところで写真には、鳥居の下側が真っ白なのがわかるかと思います。
これらはすべて「かわらけ投げ」の破片なのです。
江戸時代あるいはそれ以前からずっと、参拝者が投げ続けていたのかも知れません。
竜神拝所の足元から鳥居の先まで、びっしりと「かわらけ」の破片が積もっていました。
宝厳寺は西国三十三か所観音霊場の第三十番札所であり、真言宗豊山派の古刹です。
創建はお寺の伝承によりますと、724年に聖武天皇の勅願を受け、行基という高僧が開基したそうです。
竹生島の島内へ入って、先に宝厳寺を参拝する場合は、写真のような急な階段を登らなければなりません。
ただし、先に都久夫須麻神社を参拝したら、こんどはこの階段を下ることになります。
本堂には弁財天が祀られています。
本堂の他には観音堂などがありますが、観音堂が西国三十三か所観音霊場の札所となってます。
観音堂には千手観音が安置されています。
ちなみに、観音堂と都久夫須麻神社は「船廊下」という重要文化財の回廊によってつながっています。
その昔宝厳寺と都久夫須麻神社は神仏習合の形態を取っていましたが、明治初期の廃仏毀釈運動では混乱期があったそうです。
住所 : 滋賀県長浜市早崎町1664
マップ: Googleマップ
アクセス :
鉄道 JR西日本長浜駅徒歩10分 長浜港で乗船
JR西日本近江今津駅徒歩5分 今津港で乗船
自動車 名神高速道路長浜ICから約15分 長浜港で乗船
名神高速道路京都東ICから約70分 今津港で乗船
長浜港、今津港からの乗船時間はいずれも約30分
電話番号 :
琵琶湖汽船予約センター 0120-050-800
運行状況確認(長浜港) 0749-62-3390
運行状況確認(今津港) 0740-22-1747
都久夫須麻神社 0749-72-2073
宝厳寺 0749-63-4410
定休日 : 無休
竹生島クルーズ乗船時間は こちら から
料金 :
竹生島拝観料 400円
乗船料金は
こちら
を参照のこと
注意点 : 島内に宿泊できるところはありません。最終便の船には乗船すること。
最終便での混雑を避けるために、往路の便と同じ便で帰りましょう。
公式URL : 琵琶湖汽船竹生島クルーズ 、 都久夫須麻神社(竹生島神社) 、 宝厳寺
長浜市は琵琶湖の北東部沿岸にある、旧北国街道の宿場町であり、戦国時代では羽柴秀吉が築城した長浜城の城下町でした。
長浜市は羽柴秀吉の長浜城があったこともあり、ほぼ二年から三年に1回は大河ドラマの舞台の場所になります。
そんな長浜市ですが、宿場町としての街並みも本当にきれいです。
市街地の古い街並み一帯は、「黒壁スクエア」と名付けられ、地域の活性化の拠点と位置付けられています。
旧第百三十銀行の建物が壊されそうになり、市民の手で1988年に第三セクター「黒壁」が設立され、この建物を黒壁一號館として保存されることから始まりました。
この「黒壁」の保存から市街地活性化が進み、シャッター商店街だった地域の活性化が進んでいます。
街道にはこのような古い商家も「黒壁」の建物として残されており、歴史ある街並みを感じさせてくれます。
住所 : 滋賀県長浜市元浜町12−38
マップ: Googleマップ
アクセス :
鉄道 JR北陸本線 長浜駅下車 徒歩5分
自動車 北陸自動車 長浜ICより10分程度
電話番号 : 0749-65-2330
定休日 : 年末年始
営業時間 : 10:00 ~17:00
料金 : 無料
公式URL : 長浜の黒壁
観音寺は、滋賀県米原市の少し人里離れたところにある、小さなお寺です。
その昔は伊吹山旧四大寺の一つで、平安時代の前期に律師三修という高僧によって創建されました。
元は法相宗のお寺だったのですが、1383年に天台宗に改宗されその後、現在の地へ移築されました。
本堂内部にある伝教大師最澄の木造は、国の重要文化財に指定されています。
このお寺の他の寺院とは違う特徴は、「石田三成と豊臣秀吉の出会いの寺」と言い伝えられているところです。
豊臣秀吉が織田信長に仕えていて、長浜城主羽柴秀吉だったころ、この地に鷹狩に来ておりました。
そんなある日、鷹狩の途中で秀吉はこのお寺に立ち寄り、たびたび休憩していました。
そんなある日、このお寺で小僧をしていた石田三成(当時は佐吉)に、秀吉がお茶を一服申しつけたそうです。
そのとき佐吉は秀吉に
1杯目は 大きい茶碗でぬるめのお茶
2杯目は 中くらいの茶碗でやや熱めのお茶
3杯目は 小さい茶碗に熱いお茶
を差し出しました。
すると秀吉はこの佐吉の心遣いにえらく感動し、お寺の住職に頼んで佐吉を秀吉の家来に召し抱えたそうです。
この話が、ここ観音寺に伝わっているお話です。
住所 : 滋賀県米原市朝日1342
マップ: Googleマップ
アクセス :
鉄道バス JR北陸本線長浜駅下車 バス「観音寺前」下車徒歩約5分
自動車 北陸自動車道長浜ICから約10分
電話番号 : 0749-55-1340
定休日 : 無休
営業時間 : 閉山時間はなし
料金 : 無料
注意点 :
バスの本数がとても少ないので、タクシーの方が便利かもです。ただし、数千円はかかります。
他の観光地も回るつもりで、駅でレンタカーをお借りすることをお勧めします。
公式URL : 滋賀県観光情報のページ
向源寺は聖武天皇により建立された知る人ぞ知る名刹です。
「観音の里」と呼ばれる湖北地方を代表する寺院で、地名の通り美しい観音菩薩像が安置されています。
しかもこちらの観音菩薩像は、全国に七体ある十一面観音菩薩像の内の一体です。
さらに、天平様式を伝えるその優美な姿は、十一面観音菩薩像の中でも最も美しいと評される逸品でもあります。
さて、件の十一面観音菩薩像(国宝)を見るためには向源寺の渡岸寺観音堂を訪れる必要があります。
お堂の中に安置された十一面観音菩薩像は近くで拝観することができ、正面でなく後からの様子も見ることが可能です。
天平様式ということもあり、西方風のエキゾチックなプロポーションが大変魅力的です。
そもそも十一面観音菩薩とは、頭部に十一の顔を持つ観音菩薩のことを指します。
手に水瓶や蓮の花を持つ姿から、水にゆかりのある観音菩薩と考えられることもあります。
(ちなみに向源寺の十一面観音菩薩像は、左手に水瓶を持つ姿です。)
流麗な天衣の様子や全体の優しい立ち姿など、琵琶湖がある滋賀県ならではの観音菩薩でもあるともいえそうですね。
住所 : 滋賀県長浜市高月町渡岸寺50
マップ: Googleマップ
アクセス :
高月駅から徒歩で5分
木之本インターから10分
電話番号 : 0749-85-2632
定休日 : 不定休
営業時間 : 9:00~4:00
料金 :
仏像拝観500円
団体割引20名以上400円
小学生以下無料
公式URL : 向源寺
湖東は、主に滋賀県彦根市・近江八幡市・東近江市にまたがる地域を指します。
湖東にはひこにゃんでおなじみの「彦根城」や、築城400年を越える安土城の焼失跡である「安土城址」があります。
当時の雰囲気を体感できることで歴史ファンから人気の観光スポットなので、滋賀に訪れた際はぜひ足を運んでみましょう。
彦根城は、彦根藩主井伊家の居城として、彦根市の市街地に築城された平城です。
城の始まりは、1600年の関ケ原の合戦での論功行賞で、井伊直政が徳川家康から石田三成の所領をすべて拝領したところから始まります。
最初は石田三成の居城だった佐和山城に住むはずだったのですが、井伊直政がそこを嫌い、他の場所を探すことになりました。
そんな矢先、合戦の古傷がもとで1602年に井伊直政が死去。家督は長男家継が引き継ぎました。
そして1604年から今の場所での彦根城建築工事が始まり、1606年に天守閣をはじめとする大方が完成しました。
彦根城の天守閣は、築城以来一度も焼け落ちてません。
現在まで焼け落ちてない天守閣は日本に12か所しかありません。
さらに、国宝指定の天守閣は4か所しかありません。
天守閣を含む彦根城は現在、ユネスコ世界遺産登録に向けての「世界遺産暫定リスト」に登録されています。
この天守閣の独特なところはその内部構造です。
まず防御能力を高めるために、天守閣内部の階段はとても急です。手すりにしっかりつかまらないと登れません。
そして、梁などに使われている部材が写真のようにグニャグニャなのです。
これは、彦根城の建築期間がわずか2,3年しか用意されておらず、建築用の新品資材を調達するのが困難だったからです。
よって建築資材の大半が、滋賀県内にあった他の廃城、大津城、佐和山城、長浜城、小谷城の廃材をリサイクルしたものです。
彦根城は大変有名なリサイクル城だったんですね。
彦根城博物館は、1987年に彦根城表御殿の復元を兼ねて建築されました。
内部には、城主井伊家の武具や茶器などの家宝などが陳列されています。
井伊直弼公が大変な茶道の名人だったので、茶器には立派なものがあります。
館内には城主の寝室などを再現した間もありますが、写真のように能楽堂も再現されています。
あと彦根城博物館は、特別な日をのぞいてほぼ毎日、元祖ゆるキャラの「ひこにゃん」のお出ましショーが開催されています。
玄宮楽々園は1677年に、「槻御殿」という名前の彦根城の下屋敷として建築が始まり、1679年に完成しました。
現在は国の名勝に指定されています。
玄宮園と楽々園に分かれており、庭園が玄宮園、屋敷が楽々園と呼ばれています。
井伊直弼も、この下屋敷で生まれました。
玄宮園内の建物が農村風の建物なので、彦根城天主閣と併せて観ると、まるでベルサイユ宮殿とプチ・トリアノンのようにも見えますね。
全国のゆるキャラブームの火付け役的な存在なのが「ひこにゃん」です。
2007年(平成19年)に、彦根城築城400年記念イベントのイメージキャラクターとして登場し、人気を博しました。
キャラクターのデザインは、彦根藩二代当主である、井伊直孝公をお寺の門前で手招きして雷雨から救ったという逸話の招き猫と、井伊軍団のシンボル赤揃えの兜を合体して生まれました。
ひこにゃんの趣味は散歩。
彦根城天守前広場や彦根城博物館などに登場します。
仕事は彦根市のPR活動なので、遠出をする場合もあります。
ひこにゃんの登場スケジュールは、毎日 こちら に発表されるので確認して下さいね。
住所 : 滋賀県彦根市金亀町1-1
マップ: Googleマップ
アクセス :
鉄道 JR西日本彦根駅からタクシーで5分から10分
自動車 名神高速道路彦根ICから約10分
電話番号 : 0749-22-2742
定休日 : 無休
営業時間 : 8:30 ~ 17:00
料金 :
彦根城 一般 600円
小中学生 200円
彦根城博物館 一般 500円
小中学生 250円
玄宮園のみ 一般 200円
小中学生 100円
通し入場 一般 1000円
小中学生 350円
ひこにゃんを観るだけなら、無料
注意点 : 特になし
公式URL : 彦根城
※合わせて読みたい: 国宝5天守のひとつ彦根城と琵琶湖が美しい!「ひこにゃん」のいる街・彦根のおすすめ観光スポット10選!
安土城は滋賀県の真ん中部分、琵琶湖の湖東地域にあります。
安土城は1576年に織田信長によって築城が開始され、1579年に完成しました。
諸説ありますが、現在の天守閣のある構造の城および城下町の「最初」だと言われています。
残念ながら、天守閣と本丸は1582年の「本能寺の変」直後の混乱で、焼失してしまいました。
これも諸説あり、明智光秀側の者が焼いたとか、織田の身内が間違って放火してしまったとか色々あります。
いずれにせよ、現存するものは石垣と大きな階段、建物礎石しかありません。
安土城址には石垣、階段、礎石しかありませんが、近くに「安土城天主 信長の館」という施設が建造されています。
そこに入れば、当時6層あった天守閣の、5層目6層目を復元した「安土城天主」を観ることができます。
住所 :
マップ: Googleマップ
安土城: 滋賀県近江八幡市安土町下豊浦
安土城天主 信長の館: 滋賀県近江八幡市安土町桑の実寺800番地
アクセス :
鉄道 東海道新幹線で米原駅乗り換え JR東海道本線下り安土駅下車 徒歩25分、タクシー5分
自動車 名神高速道路蒲生S.I.Cより車で25分
電話番号 :安土城天主 信長の館: 0748-46-6512
定休日 : 月曜日(祝日のときは翌日), 12/28~1/4
営業時間 : 9:00 ~ 17:00
料金 :
一般: 600円
学生: 350円
小中学生: 170円
注意点 : 特になし
公式URL : 安土城天主 信長の館
近江八幡市は滋賀県の中央部にあり、琵琶湖の湖東沿岸部分にあります。
安土桃山時代には、豊臣秀次公の居城「八幡城」の城下町でしたが、江戸時代になって幕府の直轄地(天領)になりました。
それがもとで、近江八幡の商人は幕府の通行手形を片手に日本中で活躍し、これが近江商人の原動力となりました。
したがって現在は、城下町というよりは近江商人のまちとしての方が知名度が高いかもしれません。
新町通りは、豊臣秀次居城「八幡城」の城下町として始まりました。
後に、幕府直轄地(天領)となり、他の地域より比較的自由に商業ができたので、全国規模に商業を行う近江商人の発祥地となりました。
そのときからの街並みは、国の重要伝統的建造物保存地域に指定され、今でも大切に保存されています。
当時から続く白壁の街並みが、この街並みの歴史と気品を感じさせてくれます。
近江八幡市の城下町の時代から続く通りは、この新町通りの他にも「永原町通り」があり、古くからの街並みが保存されています。
八幡堀というお堀は、近江八幡市の城下町地域の真ん中を通り、そのまま琵琶湖に繋がっています。
古くから、琵琶湖と近江八幡の城下町とをつなぐ水運の要所となっていました。
現在は水運の要所という立ち位置ではありませんが、屋形船などの船でお堀の観光をすることができます。
夏の暑いときにここを訪れましたら、お堀のそばの休憩所に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
風があれば、とても涼しい風を頂くことができるでしょう。
白雲館は、1877年に「八幡東学校」として建築された学校建築物です。
地元市民の熱意によって立てられた西洋建築ですが、日本の伝統建築技法も取り込まれています。
白い壁が太陽の光を反射してまぶしいですが、近江八幡市の白壁の街並みに綺麗に溶け込んでいます。
1階が観光案内所や特産品紹介を行っており、2階がギャラリーなどに使えるフリースペースになっています。
近江八幡市の街並み散策の途中にひょいと立ち寄って、散策の計画を確認してみるのもいいと思います。
アクセス :
鉄道 JR東海道線近江八幡駅下車 バスで6分 小幡町資料館前下車
自動車 名神高速道路竜王ICから30分、市営小幡観光駐車場を利用すると便利です
電話番号 :
近江八幡市立資料館:
0748-32-7048
定休日 :
市内の博物館・資料館などは、月曜日休日が多いです。
白雲館は、年末年始が定休日
営業時間 : 白雲館は 9:00 ~ 17:00
料金 : 白雲館 無料
注意点 : JR近江八幡駅から遠いので、バスやタクシーを利用しましょう。
公式URL : 近江八幡観光物産協会
「お伊勢参らばお多賀へ参れ、お伊勢お多賀の子でござる」
この歌で知られる多賀大社は、古くから地元の人から「お多賀さん」の愛称で親しまれています。
祭神として天照大神の両親の伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)を祀っている事が、お多賀お伊勢の子と言われる所以。
豊臣秀吉も厚く信仰していたといい、長寿、縁結び、厄除けとして知られています。
春のしだれ桜、秋の奥書院の紅葉なども見事で、年間170万人もの参拝客が訪れる人気スポットです。
多賀大社のお土産は「糸きり餅」と決まっています。
糸きり餅とは、あんこを包んだお餅をのばして糸で切ったもの。
刃物ではなく糸で切るのは、安寧と長寿を願っているからなんだそう。
出来立てが美味しいのですが、持ち帰ってトースターで少し焼いても美味しいですよ。
参道に並ぶお店の中で、糸きり餅は「糸切餅元祖 莚寿堂(えんじゅどう)本舗」「糸切餅総本家 多賀や」、そして少し離れて「糸切餅本家 菱屋(ひしや)」の3軒で販売されています。
実は見た目も実は味もほぼ同じなのですが、店頭で手作りしている「 糸切餅本家 菱屋(ひしや) 」が素朴で美味しいと評判です。
夏場は暑さでお餅がだれてしまうため、8月~9月初旬までは休業しています。
住所 :滋賀県犬上郡多賀町多賀604
マップ: Googleマップ
アクセス :近江鉄道「多賀大社前」駅下車 徒歩10分
電話番号 : 0749-48-1101
定休日 :なし
営業時間 :8:00~16:00
料金:庭園拝観料300円
公式URL : 多賀大社
湖南は、滋賀県大津市・草津市・守山市などにまたがる琵琶湖の南側の地域を指します。
県庁所在地である大津市があるため、他県からのアクセスが良いエリアです。
天台宗総本山「比叡山延暦寺」から、家族やカップルでアクティビティを楽しめるレジャースポット「びわ湖バレイ」まで、幅広い年齢層の方が楽しめるような見所詰まっています。
比叡山延暦寺は天台宗総本山として、開祖である伝教大師最澄が788年に創建した寺院です。
滋賀県と 京都府 の県境付近にある比叡山の、滋賀県側斜面に伽藍が配置されています。
延暦寺はその後沢山の名僧を輩出し、鎌倉時代にはじまった鎌倉仏教の開祖の多くがここ延暦寺で学び育てられてきました。
そのことから、延暦寺は「日本仏教の母山」とも言われています。
最盛期には比叡山山中に三千にも及ぶ寺院が建っていましたが、1571年に織田信長による比叡山焼き討ちに遭い、全山すべての寺院が灰塵に帰してしまいました。
その後、豊臣秀吉や徳川将軍をはじめとする人々の保護で、現在につながる寺院が再建されました。
詳しいことは後述しますが、滋賀県の旅行サイトとしましては、大津市側の坂本駅からのケーブルカー利用をお勧めします。
ケーブルカーの駅までは、京阪電鉄に乗って終点坂本駅まで行きましょう。
そしてケーブルカーの駅まで歩きます。10分程度かかります。
ケーブルカーに乗ると、眼下に琵琶湖が広がります。比較的手軽に琵琶湖を眼下に観ることができる手段でしょう。
ケーブルカーからは、琵琶湖大橋や、さらに遠くの沖ノ島が見えます。
さらに天気が良くて空気が澄んだ日には、伊吹山も見えます。
終点の延暦寺駅に着きましたら、徒歩8分で延暦寺の「東塔エリア」に到着します。
東塔は、ケーブルカーから徒歩8分の場所にあるので、比較的アクセスしやすいところと言えます。
ここでの有名な寺社建築は、根本中堂、阿弥陀堂、法華総持院東塔があります。
根本中堂は、伝教大師最澄が一番最初に比叡山で開かれた堂宇で、延暦寺で最大であり総本堂でもあります。
この根本中堂にあるご本尊の前には、伝教大師のころから一度も消えてない「不滅の法灯」もあります。
法華総持院東塔は阿弥陀堂の隣に建てられた塔で、昭和55年に再建されました。
比較的新しい建物なので、柱の朱がまぶしいです。
西塔は、東塔からシャトルバスで5分、歩くと山あり谷ありで20分かかります。
西塔は寂光大師円澄によって開かれました。
東塔と比べると、少しこじんまりしています。
写真は常行堂・法華堂(にない堂)です。
東塔から少し足を延ばして、じっくり参拝したいところです。
横川(よかわ)は、東塔西塔のあるところから4kmほど北へ離れたところにあり、シャトルバスで10分~15分程度かかります。
慈覚大師円仁によって開かれた地域です。
東塔や西塔から歩いていくこともできますが、東海道自然道をハイキングしていくことになります。
横川地域なら、まずは横川中堂に参拝しましょう。
建物が舞台造りになっており、全体的に船が浮かんでいるように見えるという特徴があります。
住所 : 滋賀県大津市坂本本町4220
マップ: Googleマップ
アクセス :
鉄道(大津コース) 京阪電鉄坂本駅下車 徒歩10分 坂本ケーブルに乗車 比叡山駅下車10分で東塔着
鉄道(京都コース) 叡山電鉄八瀬駅下車 徒歩数分 叡山ケーブルに乗車 比叡山頂下車 シャトルバス5分で東塔着
自動車 湖西道路・西大津バイパスの仰木雄琴ICか近江神宮ランプを下りて、奥比叡ドライブウェイを使う
電話番号 : 077-578-0001
定休日 : 無休
巡拝時間 : 9:00~16:00 ただし東塔、西塔、横川で30分時間が違うので、 こちら を参照のこと
料金 :
大人 700円
中高生 500円
小学生 300円
国宝殿拝観料:
大人 500円
中高生 300円
小学生 100円
注意点 :
巡拝受付は閉堂の30分前で終了。
冬季期間は降雪等の為、閉堂時間が早まります。
法要・行事等で入堂制限があります。
公式URL : 比叡山延暦寺
※合わせて読みたい: 世界遺産・比叡山!豊かな自然と古い歴史を持つ聖なる山を徹底解説!周辺のおすすめグルメとお土産も!
石山寺は、大津市を流れる瀬田川沿いに建っています。
石山寺の創建は、西暦747年に聖武天皇の勅願寺として、良弁によって開基されました。
東寺真言宗のお寺で、西国三十三箇所観音霊場の第十三番札所になっています。
ご本尊は如意輪観音。
ここまではごく普通の札所寺の説明になりますが、このお寺の他にない特徴は「紫式部との関係」でしょう。
紫式部が『源氏物語』の着想を得たのが石山寺とされています。
伝承では、寛弘元年(1004年)、紫式部が当寺に参篭した際、八月十五夜の名月の晩に、「須磨」「明石」の巻の発想を得たとされ、石山寺本堂には「紫式部の間」が造られている。
紫式部はご存知『源氏物語』の作者ですが、伝わるところによると、西暦1004年に紫式部が石山寺に参篭した際、旧暦八月十五夜の晩に「須磨」と「明石」の巻についてアイデアを得たとのことです。
石山寺本堂には、「紫式部の間」というものが造られています。
ただし、紫式部自身が石山寺で源氏物語の執筆を行ったかどうかは、定かではないとのことです。
住所 : 滋賀県大津市石山寺1-1-1
マップ: Googleマップ
アクセス :
鉄道 JR東海道本線石山駅で京阪電車石山坂本線に乗り換え、終点石山寺駅下車 徒歩10分
自動車 名神高速道路「瀬田西IC」「瀬田東IC」どちらからも約5分。
電話番号 : 077-537-0013
定休日 : 無休
営業時間 : 8:00~16:30 (入山は16:00まで)
料金 :
大人 600円
小学生 250円
注意点 : 自家用車の駐車料金は 600円
公式URL : 石山寺
堅田の浮御堂は大津市の琵琶湖湖西沿岸、琵琶湖大橋の近くにあります。
この浮御堂は、臨済宗のお寺「満月寺」の境内にあるお堂です。
創建は平安時代、恵心僧都という高僧が、琵琶湖の交通安全と人々の済度を祈願して建立されました。
現在のお堂は1937年に再建されたものです。前のお堂は1934年の室戸台風で倒壊してしまいました。
その後、昭和57年にも修理が施されました。
現在は、浮御堂まで歩く橋は鉄筋コンクリートで補強されてます。
浮御堂の景観は、浮御堂越しの琵琶湖の眺めがとてもよく、近江八景「堅田の落雁」 でも有名です。
住所 : 滋賀県大津市本堅田1-16-18
マップ: Googleマップ
アクセス :
鉄道バス JR湖西線堅田駅からバスに乗って出町で下車 徒歩7分
自動車 湖西道路真野ICから10分 または名神高速道路栗東ICから40分
電話番号 : 077-572-0455 宗教法人 満月寺浮御堂
定休日 : 無休
営業時間 : 8:00~17:00
料金 : 300円
注意点 : 特になし
公式URL : 滋賀県観光情報
びわ湖バレイは、標高1100mの山頂にある天空のレジャー施設。
JR京都駅からは電車で約50分、車なら京都東ICから40分という距離なので、大阪方面からでもさっと日帰りで遊びに行ける観光スポットです。
春には桜、初夏には水仙、夏には紅葉が美しく、冬にはスキー場として賑わいます。
秒速12mという日本でトップクラスのロープウェイに乗って到着した山頂には、2016年にオープンしたカフェ兼テラスの「びわ湖テラス」が待っています。
地上から見る琵琶湖はどうしても海のように見えますが、山頂からだと湖だというのが良くわかりますよ。
森に張り巡らされたロープを滑車で滑り降りる人気アトラクション「ジップライン」。
全部で7つのコースがあり、2時間かけて制覇するのでたっぷり楽しめます。
最長コースは長さ169mの絶叫&絶景コースです。
丸太渡りや揺れる橋を渡ったり、様々なコースにチャレンジするアスレチック「スカイウォーカー」も人気です。
子ども用の遊具もあるので家族連れでも、デートでも楽しめるスポットですね。
住所:滋賀県大津市木戸1547-1
マップ: Googleマップ
アクセス:JR湖西線志賀駅下車 バス 10分、びわ湖バレイ下車すぐ
電話番号 :077-592-1155
定休日 :四季ごとに休業期間あり、公式サイトで確認して下さい。
営業時間 :公式サイトで確認して下さい。
料金 :各施設によって異なる
公式URL : びわ湖バレイ
近江神宮は飛鳥よりこの地に遷都した天智天皇を祭神として祀っています。
昭和15年に皇紀2600年を記念して建立され、社殿は近代神社建築を代表する近江造と呼ばれる新しい様式で作られ、国の登録文化財に指定されています。
「秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ」
これは天智天皇が詠んだ御製で、百人一首の第一番として良く知られていますよね。
その縁から、近江神宮はかるたの殿堂と言われ、クイーン位決定戦や、全国高等学校かるた選手権大会など、数多くの競技かるたの行事が行われています。
競技かるたを題材にした漫画で、アニメ化、実写映画化もされた「ちはやふる」では、映画のロケが行われ、石段から楼門を仰ぐアングルのポスターでも注目を集めました。
かるた競技人からも、「ちはやふる」ファンからも聖地とされ、訪れる人が多いスポットです。
住所:滋賀県大津市神宮町1-1
マップ: Googleマップ
アクセス:京阪電車近江神宮駅前から徒歩で5分
定休日 :無休
営業時間 :
受付時間:9:30~16:00 祈祷受付
営業時間:9:30~16:30 時計館宝物館
料金 :拝観料大人300円
公式URL : 近江神宮
湖西は、滋賀県高津市・大津市にまたがる地域です。
周囲を琵琶湖と山に囲まれた湖西では、四季折々の雄大な自然を体感できます。
電車を利用したアクセスがあまり良くないので、湖西を中心に観光される場合は自動車の利用がおすすめです。
季節を感じられるメタセコイア並木が、牧野高原に向けてまっすぐに2.4kmも伸びています。
12mのメタセコイアが約500本並んでいる風景は、まさに芸術的です。
春のメタセコイア並木は、柔らかで暖かな雰囲気。
これから迎える夏にはまだ少し遠い、今しか見ることのできないメタセコイアの姿です。
緑生い茂る夏のメタセコイア並木。
濃い緑がすがすがしさを感じますね。
全国紅葉名所にも選ばれるくらい、滋賀のメタセコイア並木の紅葉は美しいことで有名。
真っ赤な落ち葉、木々の紅葉は絶景です。
津々と降りしきる雪で、メタセコイア並木も雪化粧。
何とも幻想的で、日本ではない風景にすら感じます。
それぞれの四季でしか見ることのできないメタセコイア並木の美しさ。
訪れる機会がある予定ならば、カメラのご準備ください。
住所:滋賀県高島市マキノ町
マップ: Googleマップ
アクセス:湖西道路比良ランプよりR161、県道287経由50分
海津大崎は、琵琶湖の北端にあたる海津湾の波食によって突き出た岩礁地帯。
琵琶湖国定公園内でも有数の景勝地で、琵琶湖八景の一つに数えられています。
東岸の山麓からの切り立った崖が湖面に落ち込むような迫力ある景色を楽しむ事ができます。
海津大崎の名を大きくしたのは、約4キロに渡る600本以上のソメイヨシノの桜並木。
この桜並木のスタートには素敵なお話があります。
1931年、毎日土砂を積んだリヤカーを引いて道路の補修工事を行っていた作業員、宍戸清八は毎日作業をしている道路に愛着を持ち、何かしたいと考えて、自費で桜の若木を購入して植え始めました。
そのうち地元の青年団が植樹に協力するようになり、さらに1936年に大崎トンネルが開通した時には当時の海津村が完成を記念して植樹を行いました。
一人の作業員がスタートさせた植樹が、現在のような絶景を作りあげたという訳です。
住所:滋賀県高島市マキノ町海津
マップ: Googleマップ
アクセス:マキノ駅からタクシーで5分
滋賀県北西部の高島市にある白髭(しらひげ)神社。
創建は約2000年前の第11代天皇、垂仁天皇とされ、祭神は猿田彦命(さるたひこのみこと)です。
琵琶湖に浮かぶ朱塗りの大鳥居に、国道161号線を挟んで社殿があります。
湖上の鳥居はまるで厳島神社のようで、どの時間帯も美しいのですが、特に夕刻は格別です。
土日は日没から約2時間の間、鳥居がライトアップされるので時間が合えば是非!
住所:滋賀県高島市鵜川215
マップ: Googleマップ
アクセス:
車で:名神高速道路「京都東IC」から湖西道路・国道161号線経由約50分
電車で:JR湖西線「近江高島駅」から徒歩約40分・タクシー約5分
定休日 :なし
営業時間 :社務所9:00~17:00
料金 : 拝観無料
公式URL: 白髭神社
滋賀県には、B級グルメから歴史と伝統のある郷土料理まで美味しい物がいっぱいです。
デパ地下でお馴染みの「クラブハリエ」のバームクーヘンも、「たねや」の和菓子も滋賀県生まれ。
全国展開していてどこでも買えるようになっているので、今回はあえて記事には掲載していませんが、滋賀県の名誉のために付け加えておきます。
鯖とそうめん?
あまり聞いたことがない組み合わせかも知れませんが、長浜など湖北地方の名物であり、今では滋賀県の郷土料理としてあちこちで見かけるようになったのが「鯖そうめん」です。
湖北地方で田植えが行われる5月に、農家に嫁いだ娘へ実家の親が嫁ぎ先に焼き鯖を届ける「五月見舞い」という風習がありました。
田植え時期で米を切らしていても、どこの家でも保存食として置いてあるそうめんに栄養満点の鯖。
農繁期でも簡単に作れてパッと食べられる手軽さから、鯖そうめんを食べる風習が広がっていきました。
嫁いだ娘を想う親の気持ちが現在でも郷土料理として伝わっているのが素敵ですよね。
醤油ベースの甘辛いタレで2日かけて煮込んだ鯖にはたっぷり味がしみて、骨までほろっほろ。
そうめんにも煮汁をしみこませているので、良い色をしています。
山椒やゆず七味をかけると、また味が変わって美味。
名物の焼き鯖寿司とお吸い物がついた「鯖街道」(1,770円・税込)が人気です。
長浜ではあちこちで食べる事ができますが、人気があるのはこちらの翼果楼(よかろう)。
黒壁スクエアからすぐなので、観光がてらランチにいかがでしょうか。
休日には開店前から行列ができますが、並ぶ価値アリの逸品です。
住所 :滋賀県長浜市元浜町7-8
マップ: Googleマップ
アクセス :JR琵琶湖線長浜駅から徒歩約5分
電話番号 :0749-63-3663
定休日 :月曜日
営業時間 :10:30~売り切れ次第終了
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
のっぺいうどん、ちょっと変わった名前ですよね。
とろみがあって、のっぺりしている事が由来で、日本全国あちこちでのっぺい汁、のっぺい鍋などが郷土料理として伝わっています。
滋賀でのっぺいうどんと言えば長浜の「茂美志゛(もみじ)」やさん。
一時期すたれてしまった、のっぴうどんを、黒壁スクエアやマスコミと協力して長浜名物として再生させた仕掛け人でもあります。
大阪のあんかけうどんと、京都のしっぽくうどんを掛け合わせたようなのっぺいうどん。
茂美志゛やののっぺいうどんは、大きな椎茸に紅葉麩、湯葉、かまぼこなどたくさんの具が入り、ぴりっと生姜が効いています。
アツアツのあんかけのおかげで、うどんが最後まで冷めずに食べる事が出来る、心も体も温まる一品。
関西らしく出汁が効いたおうどんをぜひ!
住所 :滋賀県長浜市元浜町7-15
マップ: Googleマップ
アクセス :JR長浜駅から徒歩10分
電話番号 :0749-62-0232
定休日 :火曜日
営業時間 :11:00~20:00
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
鮒ずしは、滋賀県に古くから伝わる伝統的な発酵食品。
海のない滋賀県ならではの「保存食として鮒を貯蔵する」という知恵が、千年以上前から現在まで伝え続けられています。
滋賀県民なら子供の頃からハレの日のご馳走として親しんできた鮒ずしですが、発酵食品特有の匂いと酸味に好みがはっきり分かれるところです。
琵琶湖でとれたニゴロブナを春先に塩漬けして、土用の頃に塩抜きをしてご飯に漬け込みます。
工程が多く、完成までは1年半ほどかかる手間のかかった逸品。
天然のニゴロブナは減少していて希少価値が高く、お値段も高いので、岡山産のゲンゴロウブナを使用しているお店も多いのですが、阪本屋では天然のニゴロブナのみを使用。
お茶漬けにしたり、カプレーゼにしたり、そのままつまんだり、食べ方は色々ですが、日本酒との相性が抜群だと言われています。
グルメな方へのお土産にいかがですか?
県外ではあまり手に入らない物なので喜ばれるかも、はたまた嫌がられるかも?
住所 :滋賀県大津市長等1-5-21
マップ: Googleマップ
アクセス :上栄町駅から徒歩5分
電話番号 :077-524-2406
定休日 :日曜日
営業時間 :9:00~18:00
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
おそらく全国的には知られていないのではという「三井寺力餅」。
その理由は添加物不使用につき賞味期限はたったの2日しかなく、遠方への発送などをしていないからなんです。
大津名物として大津駅の名店街でも販売していますが、おすすめは出来立てがその場でいただける浜大津の本店です。
見ての通りのきな粉餅。
出来立てはお餅がとろ~っとしていて、風味の良い青大豆のきな粉がかかると、忘れられない美味しさになります。
その昔、力持ちの荒法師弁慶が三井寺の大きな鐘を引きずり持ち帰ったという話にちなんで力餅という名がつけられました。
お土産用のパックはきな粉でお餅が見えないくらい、これでもかというくらいにきな粉がかかっています。
購入当日か翌日に会える方への限定になりますが、お土産にも喜ばれる逸品です。
住所 :滋賀県大津市浜大津2-1-30
マップ: Googleマップ
アクセス :京阪電鉄石坂線浜大津駅徒歩1分
電話番号 :077-524-2689
定休日 :なし
営業時間 :7:00~19:00
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
滋賀県の観光地を取り上げました。
他の県にもひけを取らないパワースポットや、日本の歴史の分岐点に必ず登場するようなスポット。
探し出したら色んなスポットが見つけ出されます。
特に歴史スポットに関しては、大河ドラマで数年おきに舞台になるくらい、滋賀県には色々なところがあります。
さあ、滋賀県に出かけてみて、もっともっと新しい魅力を見つけ出してみましょう!
ちなみに、滋賀県には人気アニメ「けいおん!」の聖地巡礼スポットもあります。
けいおんの聖地巡礼記事もありますので、漫画やアニメを見ていた方はぜひ合わせてお読みください!
→ 【聖地巡礼】けいおんの舞台!滋賀県の「旧豊郷小学校」に行ってみよう!
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最終更新日 : 2024/02/12
公開日 : 2016/09/06