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パワースポット巡りが巷でブームになっています。
ネット上や雑誌、テレビ番組でも頻繁に特集が取り上げられているため、この言葉を耳にする機会が多いと思います。
ところで、パワースポットとは一体どんな場所を指すのでしょうか。
国語辞典で調べてみますと、「地球に点在する特別な"場"」であり、大地のエネルギーがみなぎる特別な場所のことを指しています。
古来より人間は、雷や風などの気候や、山や大地、湖など自然景観を信仰の対象とし、畏怖崇拝してきました。
現在パワースポットとよばれている場所には、こうした信仰の場所だったところが多いのも事実です。
こうした場所に人工的に建造物を造り、より霊的なパワーを濃縮した場合も含まれます。
大別すると、下記の通りとなります。
この6つの定義が単独で成立しているというより、複合してひとつのパワースポットを形成しているケースが多くなっています。
例えば、神社・仏閣が建っている場所の多くは、昔から龍穴のある場所だと言われ、大地のエネルギ―に満ち溢れています。
これからご紹介する関東のパワースポットも、例外なくこの定義に当てはまっているのです。
パワースポットとは、「大地のパワーのみなぎる場所」で、そのパワーを自分自身に取り込むことによって、運気の向上が期待できる場所ということになります。
パワースポットは大地のエネルギーのみなぎる場所です。
しかし、そのエネルギーは一定ではなく、常に変化しています。
運気アップのためには、下記の点に注意したいものです。
パワースポットの大半は観光施設ではなく、元々は由緒ある神域だったり寺社仏閣であったりすることが多いです。
見守って下さる神様への感謝の気持ちを伝え、真摯な気持ちでお参りします。
ネガティブな気持ちでお参りすると、マイナスのエネルギーを吸収してしまう危険があります。
普段より明るく前向きな姿勢でお参りします。
午前中はエネルギーの充満している時間帯なので、極力昼間までに参拝を済ませましょう。
神社・仏閣には参拝の作法があるので、作法は厳守するようにします。
また、境内の樹木を枝を折ったり、ごみを捨てて帰るなどはしてはいけません。
パワースポットを訪問する際の注意点を把握したところで、ここからは関東のおすすめパワースポットをご紹介します。
まずは、関東の中心地としてお馴染みの東京にあるパワースポットをご紹介します。
パワースポットといえば、自然豊かな場所を連想することが多いですが、都内にも意外と多く存在します。
特に、東京23区は大都会であるにも関わらず、神社仏閣が至るところに点在しているのが特徴。
将軍・徳川家康は、江戸幕府を開くにあたり都市計画に風水を取り入れたとされています。
東京でパワースポットを訪れる際は、地相も意識してみるとさらに楽しめますよ。
「皇居ってパワースポットなの?」と思われるかもしれませんが、実は日本国内でも最強のパワースポットなんです。
皇居は富士山と秩父山系の霊的なパワーが流れ込んでいる強力な龍穴の上にあり、天の気と大地の気が結合し充満している場所。
どんな悪い運気も即座に解消されるほどの効力をもっていると言われています。
現在皇居のある場所は、明治維新まで江戸城があったところです。
もともとの江戸は寂れており、風水的にも恵まれた場所ではありませんでした。
そこで徳川家康は江戸に幕府を開く際、ブレーンである南光坊天海の風水の知識を駆使して、強力な都市造りを行ったのです。
江戸城が築城された場所は、「仙掌格」とよばれる吉相の地でした。
天海は、その「仙掌格」に富士山と秩父の霊力が江戸に集まるように工夫し、最終的に江戸城に集中するように設計しました。
ご存知のように現在は天皇の居所として利用されているため、一部のみ一般公開されています。
東側に位置する「皇居東御苑」は一般人でも自由に見学できるので、ぜひ訪れてみてください。
その他、午前と午後に1回ずつ一般参観(無料)も行われています。
こちらに参加すれば、皇居内の富士見櫓や宮殿の外観、および二重橋なども間近でご覧いただけます。
一般参観に関する詳しい情報は こちら をご確認ください。
江戸城を中心として鬼門(東北の方角)に上野・寛永寺があり、その方角の延長線上に日光東照宮が控えています。
鬼門封じのため、徳川家に縁のある神社・仏閣を設置したのです。
さらに裏鬼門(南西の方角)に芝・増上寺を建立して徳川家の菩提寺としています。
その方角を延長すると霊峰・大山が存在します。
徹底した鬼門封じをして、悪い気が江戸城に入りこむことを阻止しているのです。
ちなみに現在の東京を代表する2つのタワー、東京タワーと東京スカイツリーも、この鬼門線上に存在しています。
お堀沿いは一周約5kmなので、天気の良い日は歩いてみるのも良いでしょう。
また、西側に位置する 千鳥ヶ淵 は都内有数の規模を誇る桜の名所として知られています。
靖国神社や東京大神宮と合わせてパワースポット巡りを楽しむのもおすすめです。
強力な気で守られている皇居周辺を訪れると、邪気が浄化され全体運がアップします。
半蔵門から二重橋にかけてのエリアが強い気のパワーが感じられます。
皇室のお住まいになっている場所のため、常に清められていて気品のあるところです。
皇居周辺を散策するだけで、気分が高揚して運気向上を実感できるでしょう。
※皇居周辺の関連記事: 半蔵門のおすすめ観光スポット10選!スキマ時間で行ける暇つぶしスポットも紹介
初詣で全国1番の参拝客を誇る明治神宮。
明治天皇と昭憲皇太后を御祭神としています。
創建は意外に新しく、大正時代に造営されました。
都心のオアシスとなっている広大な鎮守の森は、元から存在したものではありませんでした。
神社創建時に、100年後の完全な自然林化をめざし植林されたものです。
それが今や100年を待たずして自然の森となり、約10万本もの木々が息づいています。
大地からのエネルギーが豊富な証拠と言えるでしょう。
明治神宮のある場所は、先にご紹介した皇居と富士山を結ぶ竜穴脈の合流点にあります。
そのため、社域全体が強力なパワースポットとなっています。
境内には「清正井」や「夫婦楠」など、強力なパワーを持つと言われる場所も点在しています。
清正井(きよまさのい)は、江戸時代に加藤清正が掘ったと伝えられる井戸です。
テレビ番組で紹介されたことを機に、その知名度を一気に上昇させたことでお馴染みのパワースポット。
恐らく、名前だけであれば聞いたことがある人が多いかもしれません。
こちらは朝早い時間帯に訪れると良いとされている場所なので、パワースポット巡りをする際はここからスタートするのが良いでしょう。
なるべく早い時間に参拝すれば、緑豊かな森の清々しい気のエネルギーも同時に取り込めます。
深呼吸をしてエネルギーをたっぷりとチャージすれば、気分まで軽くなるものです。
心をリセットするのにも最適な場所なので、最近お疲れ気味な方はぜひ足を運んでみてください。
明治神宮は大正9年(1920年)に、現在の東京都渋谷区代々木に創建されました。
元々は肥後藩主・加藤家の別邸だった場所であり、創建当時は政府管轄の「代々木御料地」になっていたところです。
明治天皇は明治45年(1912年)に崩御され、京都の伏見桃山御陵に葬られました。
この時東京市民の間から、東京にも明治天皇を追慕する神社を建設してほしいとの市民運動が巻き起こったのです。
司馬遼太郎氏の名作『坂の上の雲』に代表されるように、明治時代は貧しいながらも希望に満ちた時代でした。
極東の弱小国だった日本が、明治時代が終わる頃には世界有数の大国となったのです。
その時代をまとめ、中心的存在であった明治天皇は、国民から広く尊敬されていました。
明治天皇の崩御から2年後、皇后だった昭憲皇太后が崩御されました。
ここに明治天皇・昭憲皇太后を祀る神宮建設が具体化し、大正4年(1914年)に内務省告示で正式発表されたのです。
神宮建設にあたっては、延べ12,000人近くの市民が自発的に奉仕参加したと言われています。
明治天皇御夫妻を祀っていることから、縁結び・夫婦円満の効果が高いと言われています。
また、新たな人生を送りたいと願っている人には、悪い気を浄化して道を拓いていただけます。
住所 : 東京都渋谷区代々木神園町1番1号
マップ : Googleマップ
アクセス : JR原宿駅表参道口から徒歩3分、東京メトロ明治神宮前駅2分
電話番号 : 03-3379-5511
参拝時間 :
料金 : 御苑(清正の井戸)500円
公式サイト : 明治神宮
※明治神宮の関連記事: 都心に佇むパワースポット明治神宮!明治神宮の魅力や、周辺グルメ、観光スポットを解説
東京の地に鎮座して1300年近い歴史をもち、長い間この街を守ってきた神田明神。
首都・東京のまさに中心部〜丸の内、大手町、神田、日本橋、秋葉原および築地市場など108の町々の総氏神様です。
この神社は江戸城の表鬼門、つまり江戸のまち全体を守護する役割を担う大変重要な場所に建立されました。
東京には数え切れないほどの神社仏閣が存在しますが、神田明神が放つ存在感は別格と言えます。
筆者も個人的に何度も参拝に訪れている、素晴らしいパワースポットです。
この界隈は江戸の昔から現在に至るまで、日本の政治・経済・文化の中枢であり続けている地域。
庶民の身近にある神社として、長い間親しまれ愛されてきています。
神田明神といえば、毎年5月に開催される「神田祭り」で有名です。
江戸三大祭りのひとつであり、盛大な神輿や山車行列など江戸っ子のパワーを感じさせる楽しいイベントです。
もうひとつ忘れてはならないことは、平将門を御神体として祀っている神社であることです。
平将門といえば「首塚の祟り」や「反乱を起こした武将」など、マイナスのイメージが先行しますが、実際にはどんな人だったのでしょうか。
そしてなぜ、神様として祀られることになったのでしょうか。
簡単におさらいしておきましょう。
平将門(?-940)は平安時代中期、下総の国(茨城県南部)の豪族です。
若い頃、京都へ赴いて藤原政権の実力者・藤原忠平に仕えましたが、低い地位しか与えられませんでした。
桓武天皇直系の子孫であり、優秀な人物でしたが、当時の藤原政権では出世の望みが叶わなかったのです。
失意のなか下総に帰国しましたが、土地が叔父たちに横領されていたうえ、命まで狙われること羽目になりました。
ここから現地での平家一族の内紛・騒擾がはじまります。
この段階では、朝廷も中立的または将門に同情的でもありました。
戦いを優位に進めてきた将門でしたが、常陸国府(県庁)の無礼な態度に激怒して国府を攻撃してしまいます。
この攻撃は、朝廷を敵にまわす結果となりました。
将門はその後次々と国府を攻略し、関東一円を支配下に収めて、自らを「新皇」と名乗るようになります。
しかし、将門政権は2カ月しか続きませんでした。
平貞盛ら追討軍との戦闘中に戦死してしまったのです。
将門の首は平安京に送られ、さらし首にされました。
その首が故郷を懐かしみ、飛んでいった場所が大手町の首塚だと言われています。
また、その首をこっそりと持ち去り埋葬した場所が神田明神付近(将門塚)だとの説もあります。
優れた武勇誇り、藤原政権の圧政に耐えてきた東国の民衆にとって将門は英雄でした。
歴代の武家社会も将門を勝負運に強い神様として、将門を崇敬してきたのです。
神田明神は奈良時代の天平23年(730年)に、出雲系の氏族で大己貴命の子孫・真神田臣が創建したと言われています。
14世紀になって、将門塚の周辺で疫病が流行するなど天変地異が続いたため、これが将門の祟りだとの噂が広まりました。
そこで、時宗の遊行僧・真教上人が手厚く将門の霊を慰め、神田明神に合祀することになったのです。
戦国時代には、太田道灌や小田原北条氏から手厚く保護されました。
徳川家康は江戸城の東北の方位(鬼門)に神田明神を移転し、朝廷からの圧力を封じ込めたと言われています。
神田明神には、以上の3柱が御祭神として祀られています。
大己貴命は大国主命のことであり、少彦名命ともに国造りをした出雲の神様。
「大黒様」という名でも親しまれ、七福神の1人に数えられています。
神田明神は様々なご利益があるとされているので、以下で詳しく解説していきます。
神田明神は都心でも有数のパワースポット。
仕事運・商売繁盛の効力は抜群といわれ、氏子地域を中心に参拝する企業が圧倒的に多いのも特徴です。
平将門命のご利益は、勝負運にとても強いですが、成田山新勝寺の項でご紹介したとおり、成田山系列の寺院参拝はタブーです。
大己貴命は出雲大社の主祭神でもあり、縁結びには最適です。
少彦名命は知恵・健康の神様で、病気治癒や合格祈願に優れたご利益があると言われています。
住所 : 東京都千代田区外神田2-16-2
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 03-3254-0753
定休日 : 年中無休
営業時間 : 24時間開門
料金 : 無料
公式サイト : 神田明神
※神田明神の関連記事: 1000年を超える歴史!神田明神の見どころを掘り下げて紹介!
東京の下町情緒あふれる浅草は、外国人観光客にも人気の観光スポットです。
その浅草のランドマーク、浅草寺(せんそうじ)は、東京都内で最古の歴史を誇る名刹。
「浅草観音」と通称され、初詣の参拝者数では全国で常にベスト10にランクインしています。
浅草寺のシンボル「雷門」の前は、いつもご覧のような賑わいよう。
なかでも雷門にある大提灯はとても有名で、浅草のシンボルとして国内外に紹介されることが多いところです。
門の向こう側には、お土産や食べ歩きグルメを販売するお店がずらりと立ち並んでいます。
こちらは「仲見世通り」と呼ばれる長さ約250mの商店街です。
日中は多くの人で賑わいますが、夜は人が少なく、また違った雰囲気が味わえますよ。
浅草寺の草創は、飛鳥時代の推古天皇36年(628年)に遡ります。
宮戸川(隅田川)で漁をしていた漁師の兄弟の網に、一体の仏像がかかったことから始まります。
仏像が「聖観世音菩薩」像であることを知った村長・土師中知(はじのなかとも)のは、出家し自宅を寺に改めて供養したとされています。
この土師中知の寺が浅草寺の起源であると言われています。
平安時代初期に天台宗の座主・慈覚大師円仁がこの地を訪れて中興して以来、浅草は宗教的な聖地として発展します。
鎌倉時代から安土桃山時代にかけて霊験あらたかな寺院として、足利氏や北条氏から篤く帰依されてきました。
江戸時代になって、浅草寺は庶民文化の拠点として栄えました。
門前町の浅草界隈は庶民の娯楽の場として、現在に至るまで活気に満ち溢れています。
隅田川から見つかったとされる「聖観音(しょうかんのん)像」が御本尊です。
この観音像は、大化元年(645年)に当寺の観音堂を改修した勝海上人によって秘仏とされました。
上人の夢に「自身を秘仏とせよ」との観音様からのお告げがあったからだと言われています。
以来1300年以上誰の目にも触れていませんが、高さ5.5センチ位の金色の像だと伝わっています。
浅草寺は風水上「右關中(うかんちゅう)」と呼ばれる、人が富み栄える場所に存在します。
民衆の力で育てられた寺院のため、誰でも受け入れてくださる懐の深さがあります。
金運アップ、人生の開運にご利益があると言われます。
また、龍神が守護する寺院なので、お水舎などの水に触れると効果倍増です。
漢音様と御慈悲と、右關中の土地、民衆のエネルギーがバランスよく配合された、活気のあるパワースポットです。
住所 : 東京都台東区浅草2丁目3-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 東京メトロ銀座線浅草駅より徒歩5分
電話番号 : 03-3842-0181
参拝時間 :
料金 : 無料
公式サイト : 浅草寺
※浅草寺の関連記事: 境内は見どころ満載!浅草寺の見どころを総解説!周辺観光地に浅草グルメスポットも紹介!
高尾山は東京都郊外・八王子市にある標高599メートルの山です。
世界一の登山者数(年間270万人)を誇る山として、フランスのミシュラン3つ星にも指定されています。
植物の採取や鳥類の捕獲などが禁止されているため、豊かな自然が守られており、特に山頂からの眺めは絶景。
ハイキングにはぴったりの山です。
その高尾山は古来より修験道の霊場として知られており、高尾山薬王院の寺域となっています。
山は霊気に満ちていて、歩いているだけでも心身が浄化されて清々しい気分になります。
真言宗智山派・薬王院は奈良時代の天平16年(744年)に、聖武天皇の勅命により、名僧・行基によって創建されたと伝えられます。
正式な寺名は「高尾山薬王院有喜寺」ですが、御本尊として薬師如来が安置されているため、薬王院と通称されています。
14世紀になって信州の山岳信仰「飯縄権現」を奉るようになり、飯縄信仰の霊山であるとともに修験道の道場として繁栄することになりました。
江戸時代中期に建立された本殿には鳥居があって、神仏習合の聖地であることを実感します。
薬王院にはムササビが棲んでいて、ムササビの観察に訪れる人も多く、また高尾山のマスコットキャラクターにもなっています。
高尾山は富士山と皇居を結ぶ龍脈上に位置していて、富士山に登るのと同種のパワーを得ることができます。
そのためハイキングなどで歩いているだけで心身が浄化され、活力がアップするのです。
武田信玄と上杉謙信が深く帰依したとされる「飯縄権現」はカラス天狗であり、勝ち運・厄除けの御利益をもたらす神様です。
薬師如来は、病気治癒・安産・貧困救済の仏様。
特に名僧・行基の手彫りとされているため霊感あらたかです。
高尾山は全山が強力なパワースポットといっても過言ではないでしょう。
住所 : 東京都八王子市高尾町2177
マップ : Googleマップ
アクセス : 京王線高尾山口から高尾山ケーブルカーに乗車、高尾山駅から徒歩20分
電話番号 : 042-661-1115
公式サイト : 高尾山薬王院
▼高尾山/東京の観光関連記事
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横浜や江ノ島など人気の観光地が多く点在する、神奈川県。
武家の古都・鎌倉をはじめ、小田原や箱根など歴史的に重要な場所が多いだけに、由緒ある神社仏閣も数多く存在します。
特に、富士山を望む箱根の地は「関東屈指のパワースポット」としてもお馴染み。
神奈川には一体どんなパワースポットが存在するのでしょうか。
こちらで一緒に見ていきましょう。
首都圏有数の観光地である古都・ 鎌倉 。
海あり山ありの自然豊かな街で、四季を問わず多くの観光客で賑わっています。
鎌倉には歴史の趣を感じさせる神社・仏閣が多く存在しますが、鶴岡八幡宮はその代表格と言えるでしょう。
鎌倉幕府は鶴岡八幡宮を中心に街づくりを行い、現在も鎌倉観光の中核に位置しています。
また、鎌倉銘菓・鳩サブレ―は、鶴岡八幡宮の扁額の「八」の字が鳩の形をしていることに因んで命名されています。
鶴岡八幡宮は代々源氏および鎌倉武士の守護神として栄えてきました。
その歴史は平安時代に遡ります。
康平6年(1063年)、源氏の祖・源頼義が前九年の役での戦勝祈願のため、京都の石清水八幡宮を由比が浜に祀ったのがはじまりとされています。
その後、鎌倉入りを果たした源頼朝は、治承4年(1180年)現在の地に遷して大改修し、八幡宮を中心とした街づくりを行いました。
建保4年(1219年)には三代将軍・源実朝が境内で暗殺されています。
鎌倉幕府崩壊後はしばらく衰退した時期もありましたが、徳川時代になって篤く庇護されるようになり、大規模な造営がなされました。
応神天皇は日本武尊の孫にあたる人物で「八幡神」として崇敬されている武運の神です。
『古事記』『日本書記』で新羅征伐を行ったとされる神功皇后は、その母で武勇に優れた皇后だったと言われています。
鎌倉は南を相模湾、北東西は山に囲まれています。
その三方の山には強い龍脈が通じており、パワーが強烈な龍穴の地です。
仕事や人生に再生をもたらすパワースポットになっています。
出世運・仕事運アップのほか、健康運や家庭円満にも御利益があると言われています。
本殿のほか、参道の段葛、源平池は特に霊験あらたかなスポットです。
住所 : 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
マップ : Googleマップ
アクセス : JR鎌倉駅より徒歩15分
電話番号 : 0467-22-0315
時間 :
料金 : 無料(ぼたん園は入場料500円)
公式サイト : 鶴岡八幡宮
※鶴岡八幡宮の関連記事: 鶴岡八幡宮の参拝方法や見所を紹介!見逃しがちな境内の穴場スポットやパワースポットも徹底解説
相模国の一宮~由緒ある神社が多く存在する神奈川(横浜・川崎を除く)の中で一番の格式をもつのが寒川神社です。
この神社は日本で唯一の「八法除」の守護神で、全ての方位の厄難を取り除くことができる強烈なパワーを持っています。
そのパワーの源はこの神社の存在している場所。
全てのレイラインを網羅しているのです。
レイラインとは聖地を結ぶ強力な龍脈のことで、寒川神社は春分・秋分・夏至・冬至の全てのレイラインが通っています。
具体的には、出雲大社-伊勢神宮-富士山-寒川神社のレイラインと、諏訪大社-寒川神社のレイラインが交差している場所なのです。
寒川神社がいつ創祀されたのか詳細は不明ですが、祭祀自体は古墳時代以前、縄文時代まで遡る可能性があります。
5世紀の雄略天皇の時代に奉幣、神亀4年(727年)に社殿建立の記録があるので、創建は1500年以上も昔ということになります。
また、平安時代(927年)編纂の『延喜式神妙』では相模13社のうち、唯一の名神大社(最も格式ある神社の尊称)に列しています。
武家社会になってからも、源頼朝、北条義時のほか武田信玄、徳川家康も深く帰依しています。
いかに格式の高い神社であるか理解していただけると思います。
上記2柱を寒川大明神として祀っています。
寒川大明神がどんな神様なのか諸説あり、定かなことはわかっていません。
寒川神社では、「相模国を中心に広く関東地方をご開拓になられ、衣食住など人間生活の根源を開発指導せられた関東地方文化の生みの親神様」としています。
八法除の御利益として、悪方位から来るマイナスの気を払い、方災を最小限度に止めるとされています。
また、地相・家相・交通・日柄・厄年など方位に関する厄難に霊験あらたかな効果が期待できます。
テレビ局関係者からは「視聴率祈願の神社」として知られ、多くの芸能人も参拝に訪れる場所です。
本殿裏手にある神苑「神嶽山神苑(かんたけやましんえん)」は御祈祷を受けないと入場できない場所ですが、非常に強力なパワースポットとして知られています。
住所 : 神奈川県高座郡寒川町宮山3916
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0467-75-0004
公式サイト : 寒川神社
神奈川県西部・南足柄市にある大雄山最乗寺は、紅葉の絶景スポットとして有名。
全国的な知名度は今ひとつですが、曹洞宗の寺院としては二大本山の永平寺(福井県)、総持寺(横浜市)に次ぐ3位の格式をもつ名刹なのです。
大雄山のある場所は、丹沢や大山からの大地のエネルギーが流れ込む緑豊かなパワースポットとなっています。
広い境内の中には堂塔が30棟近くあり、山全体が霊気に包まれて、荘厳な雰囲気が漂います。
大雄山最乗寺は「道了尊」の通称でも知られています。
妙覚道了は室町時代前期に活躍した曹洞宗・修験道の僧であり、その怪力によって最乗寺の創建に助力した人物です。
寺門守護と衆生救済を誓って、最終的には天狗になってしまったと伝えられています。
そのため最乗寺は「天狗の寺」となり、境内に至る場所で天狗にまつわる建造物を見かけます。
大雄山最乗寺は室町時代の応永元年(1394年)に、了庵慧明禅師によって創建されました。
伝承によると、一羽の大鷲が現れて禅師の袈裟を掴み、足柄山中の松の枝に掛けたとされます。
これを吉兆とした禅師が、松の木があった場所に寺を建立したのがはじまりと言われています。
彼の弟子であった妙覚道了が、その怪力によって創建に助力したことは既にご紹介した通りです。
道了は一人にして500人分の力量があったと言われ、たった1年でこの大事業を完成させたと伝わっています。
浄化作用が強く、健康運や生命力の向上に高いご利益があります。
長く急な階段の先にある「奥の院」、健康運・除病パワーのある霊水「水金剛」、水神の浄化パワーで心身を清められる「洗心滝」は特に強力なパワースポットです。
住所 : 神奈川県南足柄市大雄町1157
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0465-74-3121
参拝時間 : 6:00~16:00
公式サイト : 大雄山最乗寺
かつて宿場町として栄え、その険峻な地形から「天下の険」と称された 箱根 。
良質で豊富な温泉と、芦ノ湖、仙石原、 大涌谷 など魅力的な見どころ満載の観光地です。
正月の風物詩「箱根駅伝」のゴール地点としても知られています。
箱根神社は関東総鎮守の大社であり、九頭龍神社、箱根元宮他いくつかの神社を管轄しています。
「箱根を背にするものは天下を制す」といわれる関東屈指のパワースポットです。
箱根の山は、古来から山岳信仰の聖地として知られていました。
伝承によると今から2400年ほど前の第5代・孝昭天皇の御代に、聖占上人という人が箱根山主峰・神山を祀ったのが山岳信仰のはじまりとされています。
そして、奈良時代初期の天平宝字元年(757年)に、万巻上人が現在の地に里宮を建立、箱根三所権現を祀ったのが箱根神社の起源と言われます。
当時は神道と仏教、および修験道は厳密に分けられていませんでした。
平安時代以降、東西の要衝として箱根路が開通すると「天下の険」の安全通行祈願のため、箱根神社の存在が大きくなってきます。
江戸時代になって東海道が整備され、箱根宿や関所が配置されると「交通安全祈願」の聖地としてますます栄えるようになりました。
社伝によると、その昔芦ノ湖には人々を苦しめる毒龍が棲んでいました。
万巻上人が湖中に石壇を築いて調伏の祈祷を行ったところ、毒龍は形を改め、龍神になったとのことです。
今では、多くの人々に開運隆盛はもとより金運守護、商売繁盛、縁結びの龍神様として崇敬される存在となっています。
九頭龍神社新宮にある「龍神水」で口を注ぐと、一切の不浄が清められると言われています。
既にご紹介しましたが、今から2400年ほど前の第5代・孝昭天皇の御代に、聖占上人が箱根山主峰・神山を祀ったのが山岳信仰のはじまりとされています。
聖占上人は駒ヶ岳の山頂に「神仙宮」を創建して、そこから拝む神山を信仰の場としました。
万巻上人によって箱根神社が創建されて以来、この場所は廃れていましたが、昭和39年(1963年)西武グル―プ総帥・堤康次郎の寄進によって「箱根元宮」として再建されました。
今は箱根神社の奥宮として多くの参拝者が訪れます。
瓊瓊杵尊は天照大神の孫神で、天孫降臨をした神様、木花咲耶姫はその后神で、富士山・桜を象徴する水の女神様。
彦火火出見尊は日本神話の「山幸彦」で、神武天皇の祖父にあたる神様です。
九頭龍大神
箱根神社の神様の他に、3柱の神様を祀っています。
上記の神様は「造化三神」といわれ、はじめて高天原に現れた神様と言われています。
箱根神社は着実に事業や物事を進める力をもたらす最強パワースポットです。
九頭龍神社、箱根元宮も合わせて参拝すると金運・出世運・恋愛運・健康運などバランスよく御利益を被ることができると言われます。
住所 : 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0460-83-7123
参拝時間 : 参拝自由(御守所8:00~17:00)
公式サイト : 箱根神社
▼箱根神社/神奈川の観光関連記事
・ 源頼朝が深く信仰した開運厄除けの神社!「箱根神社」の見どころを徹底解説
ここでは、県内でも有数の知名度を誇る人気のパワースポットをご紹介します。
千葉県は東京・神奈川を合わせた面積よりも大きいので、色々な場所を巡るなら車での移動が便利です。
こちらでご紹介するのは、全て都心エリアから片道約1時間程度でアクセスできます。
都心にお住まいの方でも行きやすい場所にあるので、日帰りでも気軽に訪れていただけます。
週末などに、気分転換を兼ねて足を延ばしてみてください。
香取神宮は関東地方、特に利根川・江戸川流域に約400社ある香取神社の総本社です。
非常に古い歴史をもつ神社であり、千葉県下最強のパワースポットと言われています。
先にご紹介した鹿島神宮とはとても深い縁で結ばれていて、両神社を合わせて参拝すれば開運アップ間違いなしです。
鹿島神宮と香取神宮のある場所には、かつて「香取海」という内海が広がっていました。
現在の霞ヶ浦、印旛沼、多賀沼を含む一帯です。
この岸辺に鎮座している両神社は、大いなる水のパワーを秘めた関東の守護神として、古代から君臨してきました。
格式が高く、鹿島神宮・息栖神社とともに東国三社の一社に数えられます。
香取神宮の創建は遥か古代。
神武天皇18年と伝えられているので、2600年以上の歴史があります。
8世紀初頭に編纂された『常陸風土記』に香取神宮の記述があることから、この頃には確実に存在していたようです。
鹿島神宮と同じように、藤原氏の氏神として崇敬され、奈良の春日大社創建の際には香取神も勧請されています。
武神の神社として、中世以降は時の武家権力者から深い帰依を受けてきました。
経津主神(ふつぬしのかみ)
経津主神は、霊剣・布都御魂の威力を神格化した刀剣の神様です。
鹿島神宮の主祭神・武甕槌と同様に、武神して崇められています。
日本神話では、武甕槌と一緒に大国主命と国譲りの交渉を行った神様になっています。
現在でも武道場などで、武甕槌とともに御神札が掲げられていることが多いようです。
仕事運や勝負運、および人生を総合的に導いてくださるパワーを持っています。
何か新しいことにチャレンジしたい時には最適です。
住所 : 千葉県香取市香取1697-1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0478-57-3211
定休日 : なし
営業時間 :
料金 : 無料
公式サイト : 香取神宮
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成田山新勝寺は、千葉県下だけでなく全国的にも有名な名刹です。
初詣参拝客数は明治神宮について2位(仏閣では1位)にランクインされています。
「成田山」と称する別院・末寺は北海道から九州まで存在していますが、当寺はその中核寺院です。
空海を祖とする真言宗智山派の大本山になります。
また、この寺は節分の豆まきに、大相撲力士や芸能人が参加することでも知られています。
成田山新勝寺の創建は平安時代の天慶2年(939年)に遡ります。
この年に関東で発生した「平将門の乱」が発生しました。
乱を鎮めるために、朝廷より派遣された僧・寛朝が当地にて祈祷したことが起源とされています。
寛朝は、空海作の不動明王像を都から持参しており、この不動明王像が御本尊になっています。
新勝寺という名前は、「また新たに勝つ」との縁起から名付けられ、東国鎮護の寺院として栄えました。
この沿革は、ひとつの因縁を発生させました。
平将門公をご神体とする神社からすれば、絶対に認めることができないのです。
今でも神田明神・築土神社など、将門公を祀る神社の氏子・崇敬者は、新勝寺の参拝はタブーとされています。
その後しばらく廃れていましたが、江戸時代に当寺に帰依した歌舞伎役者・市川團十郎が、屋号を「成田屋」と名乗ったことにより再び栄えるようになったのです。
成田山新勝寺は、先述のように開祖・空海自ら彫ったとされる不動明王像です。
不動明王とは、真言密教の最高仏に位置付けられる「大日如来」の変化した姿のことです。
その恐ろしい姿とは裏腹に、煩悩を断ち切って正しい道に導き、すべての人を救ってくださる慈悲深い仏様とされています。
交通安全、家内安全にご利益があるといわれます。
降りかかる厄難を、消除するパワーに優れています。
金運アップ、人気上昇の祈願にも効果的とされています。
また大本堂、釈迦堂、出世稲荷、奥の院、平和の大塔は特に強力なパワースポットなので、参拝することをおすすめします。
住所 : 千葉県成田市成田1番地
マップ : Googleマップ
アクセス : 京成電鉄京成成田駅またはJR成田駅より徒歩約10分
電話番号 : 047-622-2111
参拝時間 : 6:00~18:00
料金 : 無料
公式サイト : 成田山新勝寺
知名度はいまひとつですが、とてもユニークなパワースポットをご紹介します。
千葉県長生郡(いかにもご利益がありそう!)長南町にある長福寿寺です。
まずこの寺の正式名称(勅名)は「三図河頭極楽東門蓮華台上阿弥陀坊太平埜山本実成院長福寿寺」と、日本一長い名前です。
もうひとつ、ここはゾウの寺なのです。
境内にある2体のゾウの像、「吉ゾウ」と「結愛(ゆあ)」があり、願いを叶え、幸せを運んでくれると言われています。
長福寿寺はまた紅花の寺としても有名で、毎年6月には7万本の華麗な花を鑑賞することができます。
長福寿寺は平安時代の延暦17年(798年)、桓武天皇の勅願により最澄(天台宗の祖)によって創建されました。
中世においては日本三大学問所(談義所=僧侶の大学)として寺院子弟の教育にあたり、西に比叡山、東に長福寿寺ありと称せられるほどの名門だったのです。
また、房総三国(上総・下総・安房=現在の千葉県全域)の天台宗大本山として末寺308ヵ所の頂点に立っていました。
戦国時代、織田信長の比叡山焼き討ちに際して、長福寿寺は木材を寄進したため、延暦寺は「根本中堂」を再建することができたのです。
江戸時代においては将軍より寺領50石が寄進され、10万石の格式が与えられるほど格式の高い寺でした。
このように、長福寿寺は由緒ただしき大名刹なのです。
長福寿寺の御本尊は「阿弥陀如来」です。
阿弥陀如来は、厳しい修行の末悟りを開き、如来となった仏様を指します。
また、長福寿寺のシンボル・吉ゾウには下記の伝説があります。
今から430年ほど昔の室町時代、長福寿寺の学頭は豪仙という名僧でした。
ある時、豪仙が護摩修行をしていると、炎の中から1頭のゾウが舞い降りてきたのです。
そのゾウは豪仙に向かって「私は人々を幸せにするためにやってきた。私の足をさすれば必ず幸せになれる。そのことを多くの人々に伝えなさい。」と告げました。
ゾウは古来から仏様の使い。
豪仙はゾウのお告げを知らしめて多くの人を幸せに導いたとされています。
御本尊の阿弥陀如来は、福寿阿弥陀如来と称し、特に元気力増大・人間関係良好のご利益(りやく)が高いとされています。
また事故除け、就職・転職祈願、試験などの合格祈願の願いも叶えていただけます。
願いを叶える吉ゾウのご利益は、金運アップには抜群のご利益があると評判です。
他にも心願成就、病気治癒、家庭円満、長寿祈願にの願いも叶えていただけます。
吉ゾウの相方のゾウ・結愛は縁結び、夫婦円満、恋愛成就の願いに効果抜群のようです。
住所 : 千葉県長生郡長南町長南969-1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0475-46-1837
公式サイト : 長福寿寺
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埼玉といえば川越や秩父などの観光地が有名ですが、実はご利益のあるパワースポットも多い場所であります。
各種在来線の他、大宮にはJR東北新幹線も通っているのでアクセスも便利です。
ここでご紹介する神社は、主に「悪い気を浄化する力」と「人生を総合的に導く力」があるとされています。
自身を包み込むネガティブな気を祓い、開運してより良い日常生活を送りたい。
そんな願いをお持ちの方は、ぜひこれらの神社を訪れてみてください。
埼玉県内のパワースポットとして、トップクラスにランク付けされるのが大宮氷川神社。
荒川流域を中心に200社以上ある氷川神社の総本社であり、宮中の四方拝で遥拝される格式の高い神社です。
そのパワーの強烈さは、著名な占い師や霊能者も絶賛するほどです。
氷川神社とは、「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」を祀る神社のことです。
素戔嗚尊は天照大神の弟神で、ヤマタノオロチを退治して出雲建国を成し遂げた神様として有名です。
荒川は農業用水として重要な藩麺、暴れ川として度々氾濫を起こしていました。
その荒川をヤマタノオロチに見立てて、氾濫を鎮めた素戔嗚尊を祀るようになったと言われています。
また、氷川という名前は出雲の斐伊川(ひいかわ)に由来するとされています。
その氷川神社の総本社だから「大宮」、地名の大宮(さいたま市大宮区)もこの神社から取っています。
大宮氷川神社は、第5代天皇・孝昭天皇の時代に創建されたと伝えられています。
2400年以上の長い歴史を持つ神社なのです。
第12代天皇・景行天皇の時代に、出雲の民がこの地を開拓して出雲神を祀るようになったとされます。
大宮氷川神社の境内がある場所には、江戸時代の中頃まで「見沼」とよばれる広大な沼がありました。
もともとは、この見沼の水神を祀っていたと考えられています。
その後平安時代の延喜式神明帳で破格の社式が与えられ、鎌倉-江戸時代には武家の守り神として崇敬されてきました。
明治になって、明治天皇が関東の神社として初めて同神社を訪問されました。
稲田姫命は素戔嗚尊の妻神で、ヤマタノオロチの生贄になりそうなところを素戔嗚尊に助けられた「クシナダヒメ」 。
大国主は両神の子「オオクニヌシ」で、出雲神話の中心神です。
素戔嗚尊と稲田姫命はとても仲のよい夫婦だったと伝えられることから、「夫婦円満」「縁結び」にご利益があると言われています。
人間関係がスムーズになり、仕事運にも効果を発揮します。
出雲大社の主祭神でもある大国主は、「縁結び」の神様として有名です。
かつて存在した見沼の名残で、龍神伝説がある強力なパワースポットです。
全てを洗い流す浄化効果が期待できます。
隠れ神と言われる先住の水神・アラハバキ神を祀っています。
今の主祭神である出雲3神を祀る以前から、この地を守ってきた縄文の神様です。
この神様もきちんと参拝することで、より高いパワーを期待できます。
横浜の観光スポット・山下公園のシンボル「氷川丸」。
この氷川丸もまた、大宮氷川神社に縁のある船です。
昭和5年(1930年)に竣工した豪華客船で、横浜-シアトル間を運航していました。
太平洋戦争中には海軍の病院船として徴用され、3度も触雷しましたが、奇跡的に沈没を免れてきたのです。
氷川丸の神棚では、大宮氷川神社の祭神を祀っていました。
この奇跡も、大宮氷川神社のパワーに守られていたのかもしれません。
住所 : 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 048-641-0137
公式サイト : 大宮氷川神社
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大宮氷川神社と双璧をなす埼玉県の最強パワースポット、三峰神社(みつみねじんじゃ)。
奥秩父地方の標高1100メートルの高台に聳え、決して交通の便が良いとは言えません。
しかし、多くの著名人が訪れるスポットであり、参拝者が崇敬してやまない魅力と特徴に溢れています。
その魅力と特徴とはどんなものでしょうか。
標高1,100メートルにある境内は、まさに雲の中の世界。
とても神秘的で、荘厳な空気に包まれます。
三峰神社は、晴れた日に参拝するより雲がかかった日の参拝する方がご利益があると言われます。
霊的なパワーに導かれていることを実感します。
三峰神社の鳥居は少し変わっています。
通常の鳥居の両脇に小さな鳥居が組み合わさった「三ツ鳥居」なのです。
この鳥居の形式は、三峰神社を含めて7ヵ所しかありません。
三峰神社の狛犬は、実はオオカミなのです。
日本武尊をこの地に導いたのが、オオカミだったといわれており、神の使いとして扱われているのです。
オオカミは「大神」に通じ、縁起のよい動物といわれています。
悪運を取り払ってくれるご利益があります。
毎月、その月の朔日のみ頒布されるのが白い「気」のお守りです。
このお守りを入手すると抜群のご利益があると言われます。
元フィギュアスケートの浅田真央選手が入手したことでも話題になりました。
三峰神社の気が凝縮した白いお守りは、行列必至でも入手したいものです。
三峰神社は景行天皇の御代、日本武尊が東征の折りにこの地で、イザナギ・イザナミの両神を祀ったのがはじまりとされています。
2000年近い歴史をもつ神社です。
鎌倉時代初期の武将・畠山重忠は当神社に深く帰依し、御神木の杉の木を奉納しました。
現在樹齢800年を超える御神木は、深呼吸して触れると抜群のパワーを授かることができると言われています。
両神様は、神産み・国産みの神として知られ、天照大神、素戔嗚尊の両親です。
三峰神社は山の強い気が流れ込む竜穴パワースポットであり、ほとんどの願い事が成就すると言われます。
悪い気を浄化する効果は抜群とされます。
特に昔から、「火除け」のご利益はてきめん。
江戸の街の殆どを焦土と化した「明暦の大火(1657年)」の際にも、三峰神社のお札を貼っていた家だけが燃えなかったとの言い伝えもあります。
住所 : 埼玉県秩父市三峰298-1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0494-55-0241
公式サイト : 三峰神社
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アニメ「らき☆すた」の聖地として、すっかり有名になった鷲宮神社。
その影響で参拝者が激増し、今や埼玉県内の初詣参拝客数で2位(1位は大宮氷川神社)にランクインするに至っています。
この鷲宮神社、実は「関東最古の大社」といわれる由緒ある神社なのです。
鷲神社とは日本武尊ゆかりの神社であり、大鳥神社を社名とするものも含めて全国に存在します。
商売繁盛の祭り「酉の市」を行う神社として知られています。
鷲宮神社は、関東の鷲神社の総本社に位置付けられているのです。
また、境内には龍神様がお住まいになっているといわれる「光天之池」があり、当神社内最強のパワースポットとなっています。
伝承によると神代の昔、天穂日命と御子神の武夷鳥命が東国を経営するために一族でこの地に移住、大国主命を祀ったのがはじまりとされています。
もともとこの場所には、土器を作る集団・土師氏(はじし)が住んでいて、土師の宮と呼ばれていました。
それが年月を経るに従って鷲宮とよばれるようになったようです。
この鷲宮神社は、実際にはかなり古い時代から存在していたようですが、書物に登場するのは、『吾妻鏡』の建長3年(1251年)の記載が最初です。
中世以降には、関東の総社また関東鎮護の神として武将の尊崇が厚かったのだとか。
歴史上有名な武将だけでも源義経・北条時頼・新田義貞・武田信玄・豊臣秀吉の寄進を受けたと言われます。
江戸時代には徳川将軍家からも篤く庇護されていました。
明治以降も、明治天皇・昭和天皇より幣帛の奉納がなされました。
このように、非常に由緒・格式のある神社なのです。
天照大神 ほか8柱
主祭神3柱に下記のご利益があると言われています。
また、鷲宮神社は神事芸能である神楽・土師一流催馬楽神楽(鷲宮催馬楽神楽)は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
年末に開催される「大酉祭」は大変活気に満ちており、ぜひ訪れたいものです。
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ここからは、北関東にあるおすすめのパワースポットをご紹介します。
まずは、北関東で唯一海に面する茨城県。
ネモフィラ畑で有名な国営ひたち海浜公園や袋田の滝などの観光スポットが近年注目を集めています。
自然豊かで穴場のパワースポットが多いので、観光だけでなくリトリートを目的に訪れる人も。
神秘的な力をたっぷりとチャージして、開運に導いていただきましょう。
御岩神社は茨城県最古の霊山といわれる御岩山の麓に鎮座しています。
御岩山は、なんと縄文時代の遺跡からも祭祀の形跡が発掘されているなど、途方もなく古い霊山なのです。
日本最古の書のひとつ『常陸国風土記』には「浄(きよ)らかな山かびれの高峰(御岩山の古称)に天(あま)つ神鎮まる」と紹介されています。
詳しい創建年代は不明ですが、御由緒をもとに推測する限り6世紀頃まで遡ることが分かります。
近年、この御岩神社は日本国内だけでなく、世界的にも最強ランクのパワースポットとして話題になっています。
まず祀られている神様の数は188柱。
あまりにもパワーが凄すぎるため、宇宙からは光の柱として見えるとのことです(アポロ14号の宇宙飛行士エドガー・ミッチェル氏の談)。
これだけ神様が多いと、ご利益は「叶わないものはない」と言われています。
まさに、八百万(やおよろず)の神がいるといわれる日本ならではのパワースポットです。
ここは古代から信仰の聖地として親しまれた他、江戸時代には旧水戸藩の祈願所としても用いられたとされています。
日本には、かつて神と仏を同一のものとして崇める「神仏習合」という信仰体系が存在しました。
現在は全く別ものとして扱われていますが、これは明治以降の神仏分離によるものです。
実は、この神社では神仏習合という現代では珍しい信仰体系の名残を見ることができます。
御岩神社には、計188柱の御祭神が祀られています。
神社ですから、もちろん神様が祀られているのですが、注目したいのはその中に仏様が含まれていることです。
境内では仏像や境内の遺跡、祭事内容など古代信仰の名残を見ることができます。
これだけ神仏習合色が強い神社は他にありません。
「神仏を祀る唯一の社」とされる大変珍しいパワースポットなので、それぞれの宗教観を尊重した上で参拝に訪れるようにしましょう。
国常立尊(くにとこたちのみこと)
大国主命(おおくにぬしのみこと)
伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)
伊邪那美尊(いざなみのみこと) 他184柱
御岩神社の境内は強い霊力を帯びていることから、生気や直観力、霊性アップにご利益があるとされています。
そうとはいえ、基本的には総合的なご利益を授かれるので、実際に足を運んでみるのが一番です。
かなり強い力が働いているので、訪れる際はなるべく体調を整えて行くことをおすすめします。
そのご利益は絶大であり、口コミだけでなくテレビ番組でも紹介されるほど。
関東でも最強クラスと噂されるパワースポットなので、ぜひ参拝に訪れてみてください。
住所 : 茨城県日立市入四間町752
マップ : Googleマップ
アクセス : 日立駅からバスで35分(東河内行き「御岩神社前」下車)
電話番号
: 0294-21-8445
参拝時間 :
公式サイト : 御岩神社
雄大な太平洋の波しぶきの中にそびえ立つ鳥居。
大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)は、絶景とご利益を両方期待できるパワースポットです。
特に日の出と日の入りの時間帯、オレンジ色の海原を背景とした海上鳥居の光景は、絶景そのもの。
一見の価値があります。
大洗磯前神社は茨城県中部の太平洋の面した地・大洗町にある神社です。
大洗町は水族館「アクアワールド大洗」など観光スポットが多く存在し、参拝の後も一日たっぷり楽しむことができます。
大洗町と那珂川を挟んだ対岸のひたちなか市には、姉妹神社「酒烈磯前神社」があり、両方参拝するとパワーは倍増します。
平安時代に編纂された『文徳実録』によると、文徳天皇の斉衡3年(856年)に常陸国鹿島郡大洗磯前に御祭神である大己貴命・少彦名命が降臨されたと伝わっています。
両神が「この地で民を救うために自分たちを祀るように」と神託した伝承が、神社創建の背景です。
しばらく荒廃していた当神社を再建造営したのが、江戸時代水戸2代藩主・徳川光圀(水戸黄門)と3代藩主・綱條です。
現在、本殿・拝殿・随神門が茨城県・大洗町の文化財に指定されています。
大己貴命は出雲大社の祭神で、大国主(おおくにぬし)のことです。
「因幡の白兎」の話で有名な神様です。
少彦名命はイモの実に乗るほどの小さな神様で、大国主に協力して「国造り」に貢献したとされています。
大国主命を祀る出雲大社と同じように「縁結び」には絶大なご利益があると言われています。
男女の縁だけでなく、仕事やお金などの縁も含みます。
少彦名命は健康の神様であり、病気治癒や健康祈願のご利益を期待できると言われます。
住所 : 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890
マップ : Googleマップ
アクセス : 大洗鹿島線大洗駅から車で7分、徒歩34分
電話番号 : 029-267-2637
定休日 : 年中無休
参拝時間 : 9時~16時(社務所)
公式サイト : 大洗磯前神社
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茨城県の母なる山・筑波山は、標高877メートルの山ですが、実際には2つの山から構成されています。
西側の男体山(871m)東側の女体山(標高877m)です。
万葉の昔から風光明媚な山として知られ、霊山として山岳信仰の対象とされてきました。
その筑波山をご神体と崇めているのが筑波山神社です。
男体山、女体山の山頂に本殿が鎮座し、中腹には拝殿があって両本殿を遥拝しています。
通常は、この拝殿を「筑波山神社」と呼ぶことが多いようです。
拝殿のある中腹(270m)以上が神域となっており、その面積は354ヘクタールと広大です。
筑波山全体が強力なパワースポットのうえ、「立身石」「ガマ石」など奇岩が多く、それそれがパワースポットとなっています。
ケーブルカーやロープウェイが山頂付近まで通っているので、山頂の本殿参拝も困難ではありません。
山頂から眺める景色は絶景で、運気向上のパワーをもらった気がします。
筑波山神社がいつ創建されたのがはっきりしませんが、筑波山は関東地方に人が住みはじめた頃から信仰の対象だったようです。
第10代・崇神天皇の御代(2000年前)には物部氏の一族・筑波命が国造に任命されて、筑波山神社に奉仕したとの記録が残っています。
この2柱の神様はイザナギ・イザナミを指しています。
ご神体が男女2柱の神様であることから、縁結び、夫婦円満、家内安全、子授けに絶大なご利益があるとされます。
また、ご神体は「八百万の神」の祖先であることから、交通安全、厄除け、合格祈願などあらゆる願いにもご利益を期待できるとされています。
住所 : 茨城県つくば市筑波1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 029-866-0502
公式サイト : 筑波山神社
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奈良公園といえば鹿で有名ですが、なぜ鹿がいるのでしょうか。
この答えのルーツは遠く離れた茨城・鹿島の地にあるのです。
鹿島神宮は全国に600社ある鹿島神社の総本社であり、関東でも最古の歴史を誇る神社。
宮中の四方拝で遥拝される一社であり、平安時代から「神宮」とよばれていたのは、伊勢神宮、香取神宮と鹿島神宮だけです。
別格の格式をもつ非常に由緒ある神社であり、強力なパワースポットでもあります。
東京ドーム15個がすっぽり入るほど広大な境内には、荘厳な霊気が漂い、大地のエネルギーに満ち溢れています。
伝承によると鹿島神宮の創建は神武天皇即位の年、紀元前660年にまで遡ります。
なんと2600年以上も歴史のある神社なのです。
古代に栄華を極めた藤原氏の崇敬が深く、藤原不比等は平城京造営の際に鹿島神を氏神として祀りました。
これが春日大社の起源であり、鹿島神(建御雷之男神)が鹿に乗って奈良へやってきたとの言い伝えがあります。
冒頭の奈良公園の鹿は、この言い伝えがルーツになっています。
中世の武家社会を通じて武神として崇敬され、現在でも武道の神様として篤く信仰されています。
戦国時代の剣豪で「鹿島新當流」を興した塚原卜伝(1489-1571)は、鹿島神宮神官の出身です。
鹿島神宮の主祭神は「建御雷之男神(たけみかづちのおおかみ)」です。
この神様は、日本神話最強の武神であり、勝利の神です。
神武天皇の東征の際に、建御雷の剣を授けて危機を救ったと言われています。
鹿を使徒としており、鹿島神宮でも鹿は丁重に扱われています。
鹿島神宮は、皇居-明治神宮-富士山-伊勢神宮-高千穂を結ぶ「レイライン(直線上に結ぶ聖地:神々の通り道)の東端に属します。
そのため「すべてのはじまりの地」とされ、人生を転換するターニングポイントのご利益があるとされます。
また、仕事運・勝負運の向上にもおすすめです。
住所 : 茨城県鹿嶋市宮中2306-1
マップ : Googleマップ
アクセス : JR鹿島線・鹿島臨海鉄道 鹿島神宮駅より徒歩7分
電話番号 : 0299-82-1209
定休日 : なし
参拝時間 :
料金 : 無料
公式サイト : 鹿島神宮
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中禅寺湖や華厳の滝、足利フラワーパークなど自然が味わえるスポットが目白押しの栃木県。
県内には様々な観光地が点在していますが、中でも「日光」は国籍を問わず多くの人々が訪れる関東屈指の観光名所です。
栃木は都心からのアクセスが良いだけでなく、地域ごとの見どころの多さも人を惹きつける魅力の一つ。
四季の風情が感じられる場所には、ポジティブなエネルギーが循環します。
特に、朝は大地のエネルギーが最大化するゴールデンタイム。
ここでは、栃木にあるおすすめのパワースポットを厳選してご紹介します。
栃木県の日光といえば、いわずと知れた大観光地です。
中禅寺湖や華厳の滝など景勝地が多く存在し、多くの観光客で賑わいます。
日光東照宮は、日光を代表する観光スポットであり、最強のパワースポットのひとつです。
もともと東照宮の鎮座する場所は、龍穴の地で大地のエネルギーが充満している場所でした。
そのような霊感の強い場所に、陰陽道と風水の知恵を凝縮して創建したため、パワーはより強力なものとなったのです。
日光東照宮は、徳川家康をご神体としています。
家康は元和2年(1616年)に駿府城で死去し、遺骸は最初駿河の久能山(久能山東照宮)に葬られました。
その翌年、分霊して日光に「守護神」として祀られることになったのです。
家康の遺言「遺体は駿河久能山に葬り、霊魂は日光山に神として祀れ。八州の鎮守とならむ」を忠実に守ったのです。
家康は「東照大権現」として神格化され、日本国の安泰を守護する神となりました。
今の荘厳な建築様式は、孫で三代将軍だった徳川家光による大造営によるものです。
本殿や陽明門など8棟が国宝に指定され、ユネスコ世界遺産「日光の社寺」の構成要素となっています。
日光東照宮のある日光山は、古代から修験道による山岳信仰の聖地であり、男体山や女峯山とともに強い霊気に満ちた山です。
男体山と女峯山のバランスのとれたエネルギーが、より強力なパワーを送り込んでいるのです。
陽明門とその前の鳥居の中心を結ぶ線の真上に、不動の星である北極星(北辰)があります。
そして、その線の真南に江戸(東京)があります。
家康は江戸の守護神として、日光の協力なパワーで幕府を支えようとした強い意思が感じ取れます。
また、東照宮の主要な建物は北斗七星の形に建てられています。
陽明門の前は、陰陽道でいう「四神相応の土地相」のパワーでみなぎっているのです。
東照宮には有名な「眠り猫」や「三猿」をはじめ、全体で5173もの彫刻があります。
この彫刻にすべて意味があり、よりパワーを強固にしているのです。
周囲とともに発展していく仕事運、勝負運、上昇運に強力なご利益があるとされています。
生命力のアップも期待できると言われています。
住所 : 栃木県日光市山内2301
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0288-54-0560
参拝時間 : 9:00~17:00 ※11月~3月は16:00まで
拝観料 :
公式サイト : 日光東照宮
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日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)は、創建が奈良時代に遡る由緒ある神社です。
男体山(二荒山)をご神体としていて、弘法大師・空海がこの地を「にこう」とよんだことが「日光」の名前の由来になったとも言われています。
この神社の敷地の広さは、伊勢神宮に次いで2番目の広さを誇ります。
なんと、日光連山や中禅寺湖などの奥日光から日光中心地までもすっぽりカバーしているのです。
境内も下記の3カ所に分かれています。
竜穴の地・男体山を中心とした日光三山のエネルギーを直接受け取ることができる強力なパワースポットです。
ややこしいのですが、栃木県内には「二荒山神社」がふたつ存在します。
日光だけでなく宇都宮にもあり、宇都宮の二荒山神社は「ふたあらやまじんじゃ」と呼び名が違うのです。
日光二荒山神社は、奈良時代の神護景雲元年(767年)に下野国の僧・ 勝道上人によって創建されたと言われます。
修験道の修行場として、神仏習合の霊場として古くから栄えてきた神社でした。
現在では、宇都宮の二荒山神社とともに「下野国一宮」に位置付けられています。
東照宮、輪王寺とともにユネスコ世界遺産「日光の社寺」の構成要素となっています。
男体山を中心とした日光三山をご神体としています。
縁結びのご利益は関東でも有数のパワーを誇ります。
恋愛だけでなく、仕事上のパートナーとの強力な人間関係の構築や家族円満にも、ご利益があると言われています。
住所 :
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 :
公式サイト : 日光二荒山神社
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群馬県との県境に近い栃木県鹿沼市にある古峯神社(ふるみねじんじゃ)は、隠れ家的なパワースポットです。
この神社は天狗の神社として有名で、境内の至るところで天狗を見かけます。
何といっても、一番の魅力は神社でいただける御朱印・・・天狗のイラストの入った御朱印は全部で14種類もあります。
御朱印をコレクションに通い続ける参拝者も多いようです。
神社境内の庭園は「古峯園」として有料開放され、四季折々の植物を楽しむことができます。
また「天狗の宿」として神社に参籠(宿泊)することも可能です。
古峯神社のはっきりとした沿革はわかっていませんが、およそ1300年前に隼人なる人物が京都からこの地に移り、創祀したのが始まりとされています。
古峯神社のある「古峯ヶ原」は面積およそ500ヘクタール、標高700メートルの高台にあります。
この地は、修験道の聖地として昔から知られた存在でした。
日光二荒山神社の開祖・勝道上人は、開祖する前にこの地で3年感修行を行ったとされます。
その縁起に基づいて、かつて日光全山の僧侶達は古峯ヶ原で修行する習わしがあったそうです。
古峯神社の御祭神は「日本武尊」。
第12代天皇・景行天皇の皇子で、その伝説化された人生は『古事記』など日本神話でお馴染みです。
その日本武尊の使徒だったとされるのが天狗。
古峯神社に天狗が多い理由も頷けます。
日本武尊は、草薙剣によって焼津の火難を免れた故事により、「火災予防」にご利益があるとされます。
また、走水(神奈川県横須賀市)で海神の怒りを鎮めた故事から、「海上安全」「豊漁祈願」「交通安全」にも効果的と言われます。
住所 : 栃木県鹿沼市草久3027
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0289-74-2111
定休日 : なし
参拝時間 : 7:00~17:00 祈祷時間(時間内随時)
料金 : 初穂料500円
公式サイト : 古峯神社
鷲子山上神社(とりのこさんしょうじんじゃ)はとてもユニークな神社です。
1つ目は、神社の境内が県境をまたがっていること。
茨城県と栃木県の県境が大鳥居から本殿にかけての中央部分になっているため、参拝は両県を行き来する形になるのです。
同じ神社であるにもかかわらず、茨城と栃木に存在する別の神社扱いになっています。
2つ目は、フクロウのオブジェが境内の至るところに存在することです。
鷲子山上神社は茨城県常陸大宮市と栃木県那珂町の県境に位置する、標高470メートルの鷲子山の山頂に位置します。
この鷲子山は古来より霊峰とされていて、山全体がパワースポットとなっています。
鷲子山上神社の創建は平安時代の大同2年(807年)に遡ります。
大蔵坊宝珠上人という僧が諸国遍歴中、四国の阿波国(徳島県)に立ち寄った際に、当地で製紙業が盛んであることを知りました。
そこで紙漉きの技術と共に守護神である天日鷲命(あめのひわしのみこと)を勧請し、鷲子山に社殿を建立したのがはじまりと伝えられています。
かつて朝日嶽という別の場所に存在していましたが、室町時代の天文21年(1552年)に現在の地に移転されました。
主祭神である天日鷲命は鳥の神様です。
古来よりフクロウは大神様の使徒・幸福を呼ぶ鳥として崇敬されていました。
フクロウという言葉も、「不苦労」「福老」と縁起が良い語呂合わせになっています。
金運上昇、運気上昇および縁結びに高いご利益があるとされています。
社務所前より本社拝殿前までの石段は96段(苦労)あります。
片道苦労(96段)の往復、2回苦労の96段で296(フクロウ)の石段といわれており、幸福を招く言われています。
地上7メートルの大フクロウ(不苦労)像は運気向上に抜群のご利益があるとされます。
この大フクロウ像の中央柱を叩くと金運に効果があるそうで、高額宝くじに当選したり、商売が繁盛したりとのご利益があった人が多いようです。
中央柱を取り巻く4本の柱は「四神の御柱」とよばれ、厄除け・方位除けにご利益があるとされています。
住所 : 栃木県 那須郡那珂川町矢又1948(社務所)
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0287-92-2571
公式サイト : 鷲子山上神社
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草津や伊香保、四万温をはじめとする名湯がいくつもある群馬県。
冒頭でも述べた通り、「温泉、湧水、火山など地中の物質が湧き出ているところ」もパワースポットに含まれます。
群馬は名湯揃いの県ですから、そういう意味では大部分が何らかのエネルギーを秘めているということになるでしょう。
もちろん、開運や縁結び、金運アップにご利益のある場所もあります。
ここでは、パワースポット好きの方々におすすめの神社をご紹介します。
群馬県には「上毛三山」とよばれる有名な山があります。
赤城山、妙義山、榛名山のことで、いずれも古来から山岳信仰の山として知られていました。
今でも個々の山をご神体として崇める神社が麓に存在しています。
なかでも榛名神社は、強力な願望実現パワーを持つ県内最強のパワースポットのひとつ。
同神社は榛名山から発する「文」の気と、榛名湖・榛名川の水から発する「武」の気が交わる龍穴の地に建立されています。
また、ご神体である迫力満点の「御姿岩」には、大地のエネルギーが直接供給されていると言われているのです。
第二次世界大戦中、榛名神を祀った「戦艦・榛名」が敵軍の激しい砲撃を受けながらも、奇跡的に日本に生還できたというエピソードがあります。
榛名神社の歴史はとても古く、伝承では第2代天皇・綏靖天皇の御代に、可美真手命父子が山中に神籬を立て天神地祇を祀ったのが始まりとされています。
その後用明天皇元年(586年)に、この場所に祭祀の場が創建されたと伝えられています。
この神社のご利益は強力で、あらゆる願いを叶えてくださる「万能神社」と言われています。
非常に強いエネルギーを持つ土地に、多くの神様が祀られているため絶大なパワーを発揮するのです。
随神門から本殿まで続く700メートルの参道は、強力な浄化・生命力向上のスポットです。
この参道を歩くだけでネガティブな気持ちも軽くなると言われています。
参道途中の七福神は、仕事運アップや芸能の才能をもたらしていただけるとされています。
見上げながらゆっくり佇むと強力な上昇パワーを受け取ることができるとされています。
住所 : 群馬県高崎市榛名山町849
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 027-374-9050
公式サイト : 榛名神社
群馬県渋川市の伊香保は、名湯温泉の地として全国的に知られています。
この伊香保町水沢にある水澤寺、通称「水沢観音」は1300年近くの歴史を持つ名刹です。
特に女性に強力な運気向上をもたらしてくれるパワースポットとして認知度を高めています。
水沢は「日本三大うどん」のひとつ、水沢うどんの産地。
参拝の帰りに舌鼓を打ちたいものです。
水沢観音の歴史は古く、遥か1300年前の飛鳥時代に遡ります。
推古天皇・持統天皇の勅願により、高麗の高僧恵灌僧正が開祖したと言われています。
江戸時代には徳川幕府の庇護を受け、祈願寺として繁栄しました。
現在では、坂東三十三箇所・第16番目の札所となっています。
水沢観音ご本尊は「十一面千手観世音菩薩」です。
この観音像は、水沢観音創建に尽力した上野国国司・高野辺家成公の三女 伊香保姫が奉納したと伝わっています。
十一面千手観世音菩薩は、安産や子育てに強力なご利益をもたらすといわれ、女性には心強いパワーをもたらしてくれます。
境内には開運六道地蔵尊を祀っている「六角二重塔」があり、台座が回転する仕組みになっています。
この台座を左側に3回まわして祈願すると願い事が叶うと言われます。
また「鐘楼堂」の鐘をつけば煩悩が解消して、金運をもたらすと言われています。
住所 : 群馬県渋川市伊香保町水沢214
マップ : Googleマップ
アクセス : JR高崎駅より群馬バス「伊香保温泉行」に乗車『水沢観音』下車
電話番号 : 0279-72-3619
参拝時間 : 8:00〜17:00
公式サイト : 水澤観世音
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人生は自分の思った通りにはいかないものです。
そんな時、どうしても神様や仏様にすがりたいもの…
パワースポットへ足を運んだからといって、すぐに御利益があるとは限りません。
「神様が見守ってくれているから頑張ろう!」くらいの気持ちでいた方が良い結果になると思います。
また、真摯な心をもって参拝する気持ちがないと、神様も願いを聞いてはくれないでしょう。
パワースポットには、大地のエネルギーが満ち溢れています。
身も心もリフレッシュして、人生をもっと実りあるものにしてみませんか?
最終更新日 : 2023/02/24
公開日 : 2017/07/24