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浅草寺の見どころ3:そびえ立つ塔と日本庭園を眺める「五重塔と伝法院」
浅草寺観光の見どころ5:朱印も貰える「影向堂(ようこうどう)」
浅草寺の見どころ6:見逃しがちな穴場スポット「阿弥陀如来と石橋」
浅草寺周辺の観光スポット2:レトロな雰囲気の遊園地「浅草花やしき」
浅草寺周辺のグルメスポット1:テイクアウト専門のメンチカツ!「浅草メンチ」
浅草寺周辺のグルメスポット2:創業明治20年の老舗!「大黒屋天麩羅 本店」
浅草寺周辺のグルメスポット3:名物は手作りのハンバーグ「モンブラン」
浅草寺は、東京都台東区にある東京都最古のお寺です。
その創立は628年、推古天皇の時代にまでさかのぼるといわれています。
本尊に聖観音菩薩(しょうかんのんぼさつ)を祭るこちらのお寺は、一年を通し多くの参拝客が訪れます。
初詣の参拝客の数は、常時日本国内でもトップ10に入るほどの人気スポットです。
境内には、メディアやガイドブックで紹介される本堂の他にも見どころが豊富にあります。
本尊の観音様を助ける十二支を祭っているといわれる「影向堂」、空まで届きそうなほど高くそびえ立つ「五重塔」など、その見どころは豊富です。
そんな浅草観光のメインスポットのともいえる浅草寺は、国内だけでなく、海外からの観光客も訪れるグローバルな魅力もあります。
周辺には、仲見世通りをはじめ、観光で足を運びたい場所も豊富にあります。
下町らしい老舗天ぷら店など、浅草でしかいただけないグルメスポットも!
浅草寺とその周辺の魅力を、足繁く浅草を訪れている筆者がグッと掘り下げて紹介していきます。
浅草寺は基本的に24時間いつでも参拝できるので、観光の際は自分の予定に合わせて訪問できます。
定休日も特になく、一年を通していつでも足を運べるのも大きな魅力です。
ちなみに、拝観料も無料となっています。
お参りの際のお賽銭、お守りの購入などの場面で、お金が必要になるので準備しておきましょう。
注意としては、基本的に24時間参拝自由ですが、本堂は朝の6時~17:00時までの開門時間となっています。
その他のエリアや境内は自由ですが、どうしても本堂の内部に入ってお参りをしたい方は、時間を合わせて足を運びましょう。
また、日没後から夜の23時頃までにかけて、浅草寺では境内のライトアップが行われ、昼間とは違った姿を見られます。
ライトアップ中も普段と変わらず無料で境内を散策できるので、夜に足を運んでみるのもおすすめの楽しみ方です。
観光スポットとして人気が高く多くの人が訪れる浅草寺は、交通の便も良くアクセス便利な立地にあります。
さまざまな路線の駅から徒歩10分以内なので、初めて観光に訪れた方も迷わずに足を運べる場所です。
ただし、浅草寺には駐車場がない上、周辺に観光スポットも多く近くの駐車場も混んでいるので、車でのアクセスには注意してください。
公共交通機関を使っての観光をおすすめします。
・東武スカイツリーライン:浅草駅より徒歩5分
・東京メトロ銀座線:浅草駅より徒歩5分
・つくばエクスプレス:浅草駅より徒歩5分
・都営地下鉄浅草線:浅草駅A4出口より徒歩5分
・都営バス
・京成タウンバス
・台東区循環バスめぐりん
それぞれのバスで浅草寺周辺にアクセスできます。
浅草寺は、2018年時点で1400年を超える歴史を持つといわれる霊場です。
ご本尊が設置されたのは、638年というはるか昔。
その当時、こちらの近くを流れていた川で漁をしていた兄弟の網にかかった聖観世音菩薩が、現在まで祭られているといわれています。
その後も、幾度も年号をまたいで、時には災害で境内が倒壊したこともありましたが、再建や補修を繰り返し現在までその姿を残しています。
有名な武将「徳川家康」も関ケ原の合戦を前に、浅草寺に武運を祈願しに来たともいわれている由緒正しき神社です。
明治時代には境内横に日本初のエレベーターを備えた展望台が作られるなど、いつの時代も観光地や霊場として多くの人から親しまれる場所だったことが伺える浅草寺。
現在では、国内だけでなく海外からの観光客も多く、年間を通して約3000万人が訪れる人気スポットとなっています。
広い境内の浅草寺の中には、数多くの見どころが!
ガイドブックには載らない小さなお堂や穴場のスポットもあります。
そこで浅草寺の見どころをピックアップして紹介していきます。
見ているだけで圧倒される本堂をはじめ、おすすめスポットばかりなで、観光の際はぜひ参考にしてみてください。
浅草のランドマークともいえる「雷門」は、多くの人が訪れる浅草の中でも人気スポットです。
大きな赤い提灯が目を引くこちらの門の前では、観光客が記念撮影を楽しんでいます。
正式名称は、門の左右に風神、雷神が配置されていることから「風雷神門」と言います。
江戸時代に失火による焼失が起こって以来、95年間物間再建されなかった門ですが、実業家としても有名な松下幸之助によって昭和35年に再建されました。
左右に配置された迫力満点の風神、雷神像も訪れた際は鑑賞しましょう。
門の先には、浅草寺まで続く「仲見世通り商店街」が広がり、合わせて観光を楽しめます。
お寺の正面入り口、顔ともいえる大きな朱塗りの門が「宝蔵門」です。
こちらの門は、左右に仁王像が配置されていることから別名「仁王門」とも呼ばれています。
その高さは21mを超え、門の真下まで歩いていくと、上の方が見えないほど大きな門です。
「雷門」と並んで、浅草寺の大きな見所であるこちらの門には、お寺の宝物も所蔵されていることから宝蔵門という名前が付いています。
朱塗りの門は写真にも映えるので、記念撮影スポットとしてもおすすめです。
門の裏に飾られている大わらじは、 山形県 から浅草寺に奉納されたものです。
この大きなわらじは、仁王様の力の大きさをそのまま表しているといわれています。
わらじの大きさを見て悪いものが逃げ出すともいわれ、縁起の良い パワースポット としての魅力も!
浅草寺の境内でもひときわその高さから目立っているのが五重塔です。
日本的な情緒を感じさせる五重塔ですが、意外にも奉納されているのは、スリランカのイスルムニヤ寺院から奉納された仏舎利。
仏舎利とはお釈迦様の遺骨のことです。
画家が浅草寺を描いたときに必ず絵が描かれるシンボル的な五重塔は、江戸時代から上野の五重塔などと並び、多くの庶民から親しまれてきました。
また、境内の西側には、観光客に意外と知られていない静かな庭園が広がっています。
「伝法院」と呼ばれる庭園内には、回遊式庭園の他に、国の重要文化財にも指定された品々や建築があります。
浅草寺を訪れたなら、必ず足を運んでほしい場所が本堂です。
境内奥にそびえ立つ本堂には、本尊の「聖観世音菩薩」が安置されています。
本堂の手前には線香をあげられる場所があり、そこから上がる煙を体に振りかけながら願いを込めれば、体の悪い部分を取り除いてくれるともいわれています。
内部は写真撮影が禁止ですが、奥まで歩いていくと金色に輝く本尊の姿を鑑賞できるので、ぜひお参りに行きましょう。
その姿を見ているだけで心が落ち着くような不思議な気分にさせられます。
浅草寺の本堂まで上がる階段は急です。
車いすや足が不自由な方が本堂まで行くためのエレベーターもしっかり設置されています。
多くの参拝客が訪れる神社ということもあり、バリアフリーな設備も整っているのが嬉しい点です。
「影向堂」は、1994年に建設された比較的新しいお堂です。
本尊をサポートする干支ごとの守り本尊8体を祭る役割を果たしています。
影向堂では、お寺に来た証明ともいえる朱印の発行も行われているため、朱印を集めている方はぜひ足を運んでみましょう。
またlその外には浅草七福神の大黒天も祭られています。
商売繁盛や財運の神様なので、パワースポットとしての魅力もある場所です。
浅草寺観光で見逃しがちなのが、本堂を正面にして、左手に広がるエリアです。
ガイドブックには載らないような見どころがこのエリアには豊富にあります。
人々を慈悲の光で導くともいわれている阿弥陀如来もその一つです。
青銅製のこちらの銅像は、台東区の文化財にも登録されています。
阿弥陀如来のすぐそばには、風情を感じられる石橋と自然が広がっています。
石橋から池を覗けば、鯉たちが優雅に泳いでいる姿を鑑賞できるのも魅力です。
咲き誇る花や紅葉など、季節によってさまざまな景色を見られる穴場スポットに足を運んでみましょう。
石橋のそばには、小川が流れる場所もあります。
都心部にあるお寺の境内とは思えない一枚を撮影できるおすすめスポットです。
水の流れる音を聞きながらゆっくり癒されましょう。
浅草寺の境内にある1688年から1704年の間に建てられたというお堂です。
ちなみに、現在のお堂は一度空襲で焼失した後建て替えられたものになります。
こちらの淡路堂には、阿弥陀如来や淡島明神像などが祭られています。
淡島明神は、女性を守護してくれる神様なので、特に女性は忘れずに足を運んでみましょう。
朱塗りの外観も荘厳な雰囲気で、存在感を感じさせます。
浅草寺に入ってすぐ、宝蔵門の左手に佇んでいる、金色に輝くお坊さんのような像があります。
「なでぼとけ」と呼ばれるこの像は、自分の体で悪い部分を撫でることで、その部分を快方に導いてくれるといわれているそうです。
つるんとしたその見た目から、何人にも撫でられてきた跡を伺えます。
どうぞ撫でてくださいと言わんばかりのポーズをしているこちらの像。
見逃しがちな場所にあるので、観光の際は忘れずに足を運んでみましょう。
埼玉県 の秩父に、自然に囲まれメディアでも特集を組まれる「三峰神社」という人気スポットがあります。
関東にある霊場の中でも、格式高いといわれる三峰神社が、浅草寺の本堂左手にあることは意外と知られていない情報です。
東京 から秩父まで参拝に行くのが困難だったことから、こちらでも三峰神社の神様を祭るようになったといわれています。
本堂から少し離れた位置にあるので、神社の周りには静かな雰囲気。
パワースポット好きな方には、ぜひ足を運んでほしいスポットです。
「浅草神社」は、元は浅草寺の境内すぐ隣にある三社様の愛称で親しまれている神社です。
元は浅草寺の境内にあったこともあり、浅草寺から歩いて1分程の場所にあります。
本殿は権現造りと呼ばれる建築法で作られていて、その建築様式は日光東照宮と同じです。
境内には、本殿の他にも縁結びや良縁のパワースポット「夫婦狛犬」など、数多くの見どころがあります。
中には漫画をモチーフにしたこち亀石碑などユニークなものもあるので、ぜひ足を運んでみましょう。
※合わせて読みたい: 浅草神社の観光ガイド!様々な石碑や御朱印に三社祭りなど見どころ満載
人気観光スポット、浅草にある浅草寺周辺には他にも魅力的な観光スポットが!
浅草寺と合わせて足を運んでほしいおすすめスポットを紹介していきます。
浅草寺の目の前に広がる大きな商店街が「 仲見世通り 」です。
浅草寺の表参道であるこちらの商店街は、現存する日本の商店街の中で最も古い商店街だといわれています。
全長250mの参道の左右には、お土産物屋さんや飲食店がずらっと並び、多くの観光客で賑わう観光スポット。
景観を守るために電柱を周辺から撤去しているなど、日本らしい歴史情緒あふれる景色もこの商店街の大きな魅力。
仲見世通りには、日本らしい柄のバッグや傘、手ぬぐいなどを販売しているお店が並びます。
揚げ饅頭や雷おこしなど、和菓子を販売しているお店も立ち並ぶので、観光の際はお土産やテイクアウトでいただきましょう。
住所 : 東京都台東区浅草
マップ: Googleマップ
アクセス :
東京メトロ銀座線 浅草線から徒歩3分
都営浅草線 浅草駅A4出口から徒歩3分
東武伊勢崎線 浅草駅から徒歩3分
つくばエクスプレス 浅草駅から徒歩10分
電話番号 : 03-3842-0181
定休日 : 店舗に準じる
営業時間 : 店舗に準じる
料金 : 無料
公式URL : 仲見世通り
浅草寺から徒歩5分、浅草寺裏手にあるレトロな雰囲気の遊園地が「花やしき」です。
1853年に創業したこちらの遊園地は、日本最古の 遊園地 ともいわれています。
2018年時点でも、浅草の街でシンボル的な役割を果たし、年間を通じて多くの来園者が訪れている観光スポットです。
花やしきは、日本ではじめて「ローラーコースター」ができた遊園地です。
どこかレトロな雰囲気ながら、乗ってみると大人も楽しめるフリーフォールをはじめとする乗り物もあるので、幅広い世代の人が楽しめます。
チケットは園内はもちろん、周辺のコンビニなどでも買えるので、気軽に足を運んでみましょう。
住所 : 東京都台東区浅草2丁目28-1
マップ: Googleマップ
アクセス :
つくばエクスプレス浅草駅より徒歩3分
東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線・東武伊勢崎線浅草駅より徒歩5分
電話番号 : 03-3842-8780
定休日 : 不定休(年中ほぼ無休)
営業時間 : 10:00~18:00(長期休暇期間など延長有)
料金 : 大人1,000円、子供500円、シニア500円
公式URL : 浅草花やしき
浅草寺周辺には、下町ならではの老舗飲食店をはじめ、さまざまなグルメスポットがあります。
その中からおすすめのお店をグッ掘り下げて紹介していきます。
浅草寺から歩いてすぐの「伝法院通り」と呼ばれる商店街にあるのが「浅草メンチ」です。
店名通りメンチカツを専門に扱うこちらのお店は、常に行列ができる人気ぶり。
テイクアウトでアツアツジューシーなメンチカツをいただきましょう。
一つ注意をしたいことが、仲見世通りや浅草寺周辺は基本的に食べ歩きはNGだという点です。
お店でメンチを買った後は、お店の数軒隣にあるイートインスペースでメンチカツをいただくようにしましょう。
お店の看板メニュー「浅草メンチ」200円(税込)は、サックリ衣でジューシーな挽肉を包み込んでいます。
こちらのメンチでは、幻の豚ともいわれる神奈川県産の「高座豚」を使用。
メンチを一噛みすれば、サクッと心地よい音が広がり、肉汁がブワッと口の中に溢れます。
玉ねぎの甘みや肉のコクを感じながらいただきましょう。
住所 : 東京都台東区浅草2-3-3
マップ: Googleマップ
電話番号 : 03-6231-6629
定休日 : 年中無休
営業時間 : 10:00~19:00
予約サイト・口コミ・クーポン: 食べログ
浅草寺から歩いて4分、明治20年から浅草にお店を構える老舗の天麩羅店です。
ランチタイムやディナーの際は、常に行列が絶えない人気のお店なので、比較的早い時間にお店を訪ねるのがおすすめ。
歴史を感じさせる程よくレトロな外観も魅力のひとつといえます。
お店の看板メニュー「天丼(えび・きす・かき揚げ)」1,700円(税込)は、ごま油を使って揚げられた香ばしい香りの天麩羅をたっぷりいただけます。
天丼全体に回しかけるお店秘伝のタレは、一般的な天麩羅タレに比べ、甘みとコクが強いのが特徴です。
外はサックリ、中は具材の食感を生かした絶妙な揚げ加減の天丼を味わいましょう。
名称 : 大黒屋天麩羅 本店
住所 : 東京都台東区浅草1-38-10
マップ: Googleマップ
電話番号 : 03-3844-1111
定休日 : 無休
営業時間 : 11:10〜20:30(土。祝日は21:00まで)
予約サイト・口コミ・クーポン: 食べログ
浅草寺から歩いて6分、レンガ造りの喫茶店のような外観をしたハンバーグメニューが豊富なレストランです。
手ごねして作られる暖かみあるハンバーグは、6種類の異なるソースをかけていたただけます。
浅草寺周辺でお肉料理を食べたくなったときは、ぜひ足を運んでみましょう。
お店自慢のハンバーグは、香辛料の効いたメキシコ風、トマトの酸味が効いたイタリア風など、6種類のソースで味わえます。
そのうちの一つ「オランダ風ハンバーグ」950円(税込)は、とろーりチーズをハンバーグを包み込むようにかけた一品です。
牛肉の濃厚な旨みとチーズのまろやかな味を一度に楽しみましょう。
住所 : 東京都台東区浅草1-8-6 ファミール浅草ビル1F
マップ: Googleマップ
電話番号 : 03-5827-2771
定休日 : 水曜日
営業時間 : 11:00~21:30
予約サイト・口コミ・クーポン: 食べログ
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東京都台東区浅草にある観光スポット「浅草寺」の魅力を紹介してきました。
街のランドマークになっている雷門や本堂の他にも、なでぼとけや淡島堂など見逃しがちな穴場スポットもあり、浅草寺とその周辺で一日観光を楽しめます。
紹介した他にも、ワクワクしながらひけるおみくじ、木陰のベンチで一休みなど、さまざまな楽しみ方ができる浅草寺。
浅草寺の周辺観光スポット、グルメスポットと合わせて楽しみましょう。
※合わせて読みたい: 浅草のおすすめ観光デートスポット15選&絶品グルメスポット5選
最終更新日 : 2024/09/19
公開日 : 2018/05/05