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1. 1,000年以上の歴史を持つ浅草を代表する寺「浅草寺」
仲見世通りは、東京都台東区、観光スポットとして人気の 浅草 にある商店街です。
通りの東側に54店、西側に35店のお店がズラッと並ぶ商店街は、国内外の観光客が連日賑わっています。
雷門から宝蔵門に至る長さ約250m、浅草寺の参道にあたる商店街で、買い物や食べ歩きをして楽しみましょう。
美しい統一電飾看板と四季折々の装飾がなされた商店街は、「電柱撤去地中線化」が行われ、外観が美しく、下町情緒を感じられます。
参道の玄関口となっている雷門に始まり、浅草寺まで続く歴史ある商店街です。
仲見世通りは、日本で最も古い商店街の一つです。
江戸の人口や浅草寺の参拝客が増えたことで、幕府が浅草寺境内の掃除の賦役を課せられていた地域の人々に店の出店許可を与えたのが始まりと言われます。
江戸時代には現在の伝法院通り付近の店を役店(やくだな)と呼び、水茶屋が集まっていたそうです。
雷門寄りは平店(ひらみせ)と呼ばれ、玩具、菓子、みやげ品などを売られ、次第に店舗数が増え門前町として発展していきました。
明治時代に入り、浅草寺の境内も東京府の管轄になったのを機に、一度仲見世の特権は全て政府に取り上げられ、店舗撤退の後新たに造られたのが近代仲見世です。
近大仲見世と呼ばれた赤レンガの仲見世通りは、関東大震災によって倒壊してしまいます。
その後、桃山風朱塗りの華やかな商店街として生まれ変わったのが、現代まで続く仲見世通りです。
火災による内部の焼失からの復活、電飾や看板の設置、シャッターを使った「浅草絵巻」など、次々と商店街は発展していきました。
2019年時点では、年間の観光客数が3,000万人を超えるという人気観光スポットとなっています。
住所 : 東京都台東区浅草1-36-3
マップ: Googleマップ
電話番号 : 03-3842-0181
定休日 : 商店街は年中無休(店舗により定休日は異なる)
営業時間 : 店舗により異なる
料金 : 無料
公式URL : 仲見世通り
仲見世通りは、一年を通して観光客が多く訪れているスポットです。
250mほどの商店街ながら、商店街の入り口から浅草寺前にたどり着くまでには10分程かかります。
仲見世通り周辺にはテイクアウトのグルメが豊富にありますが、食べ歩きに関しては、それぞれの店前や指定の場所等の決まりがあるので注意しましょう。
東京メトロ、都営地下鉄、バスなどの公共交通機関を使ってアクセスしましょう。
仲見世通りのある浅草には人力車が至る所にあるため、観光で訪れた方はそちらを利用してみるのもおすすめです。
仲見世通りには、専用駐車場は完備されていません 。
浅草駅周辺は車が混雑し、多くの人で賑わうエリアのため、基本的には公共交通機関の利用が便利です。
自家用車で訪れる場合は、周辺の有料駐車場を利用しましょう。
周辺には「雷門地下駐車場」や「アス・タック浅草ビル駐車場」といった大型駐車場があります。
基本的に小さな有料駐車場は満車となっている場合が多いため、駐車の際は大きな駐車場を探してみましょう。
197台駐車可能な「雷門地下駐車場」は、最初の30分が200円、以降15分ごとに100円です。
「アス・タック浅草ビル駐車場」は、30分毎500円、駐車場のある施設、まるごとにっぽんを利用すれば最初の30分が無料となります。
都内を代表する商店街の「仲見世通り」の見どころ、楽しみ方を紹介します。
一年を通して観光客が訪れる商店街には、歴史ある老舗やテイクアウトグルメなど、人気の秘訣がたくさんあります。
浅草のシンボルにして、浅草寺参道でもある仲見世通りの入り口にあるのが「雷門」です。
東京や日本を象徴する風景として、外国人向きの観光ガイドやポスターに載せられることも多い人気スポット。
浅草寺の山門にあたる雷門は、正式名称を風神雷神門といい、門の左右に安置された友人雷神と大きな提灯が目印になります。
初代の雷門は、平公雅が942年に浅草寺の堂塔伽藍を一新した際、総門を駒形に建立したのが始まりという説があります。
江戸時代に2回、火災で焼失するなど、雷門は歴史上何度も立て直されています。
現在の雷門は、1960年に松下電器産業(現パナソニック)の社長である松下幸之助によって寄進された鉄筋コンクリート造の門です。
浅草のシンボルにもなっている中央の提灯は、重さ700kgにも及ぶそうです。
2003年に江戸開府400年を記念して、以前のものより更に大きくなっています。
雷門はシンボルとなる提灯、大きな門を前に写真撮影をしている人の姿が多く見られる撮影スポットです。
賑やかな仲見世通りの終着地点にある大きな門が「宝蔵門」です。
浅草寺の山門にあたる朱塗りの楼門は、別名「仁王門」とも呼ばれ、雷門と並ぶ浅草のシンボルとして知られます。
仲見世通りの入り口付近からでも見える大きな門は、浅草を観光する際にぜひ立ち寄りたいスポットです。
現在の門は、実業家・大谷米太郎夫妻の寄進によって1964年に建てられたものです。
門の左右には、仁王門の愛称の元にもなっている阿形(あぎょう)、吽形(うんぎょう)、2体の仁王像が安置されています。
阿吽の呼吸ということわざがあるように2体が対になっているのを名前から感じられます。
江戸時代に仲見世に実在したきびだんご店の味を再現したという、きびだんご専門店です。
店員さんの元気な声が響き渡る店頭では、きびだんごの実演販売が行われています。
きびだんごには、セットで冷やし抹茶や甘酒といったドリンクを付けることも可能です。
「きびだんご」350円は、テイクアウト専用のメニューです。
仲見世通りでは、テイクアウト後の食べ歩きについてお店ごとにルールやマナーが定められています。
あずまでは、お店の横にあるテーブルにお盆を置いて、ゆっくりときびだんごをいただきましょう。
きびのほのかな香ばしさ、きな粉と砂糖の優しい甘みが一噛みごとに広がります。
お土産用のきびだんごを買えば、自宅で出来立てのきびだんごをいただくことも可能です。
住所 : 東京都台東区浅草1-18-1
マップ: Googleマップ
電話番号 : 03-3843-0190
定休日 : 年中無休
営業時間 : 9:00〜19:00(売り切れ次第終了)
公式URL : きびだんご あずま
「壱番屋」は、信頼できる農家で作られたあきたこまちのみを使用した浅草せんべいの専門店です。
店頭にはお土産用のせんべいの他に、その場で食べられる焼きたてせんべいが常に並んでいます。
テイクアウト用のせんべいは、一枚50円の醤油せんべいから人気メニューの海苔せんべいまで数種類揃っています。
せんべいを食べ歩く際は、お店の目の前や横など、壱番屋の敷地内でいただくようにしましょう。
住所 : 東京都台東区浅草1-31-1
マップ: Googleマップ
電話番号 : 03-3842-5001
定休日 : 年中無休
営業時間 : 8:00〜19:00
公式URL : 壱番屋
浅草寺のすぐそば、仲見世通りの終わり付近にあるのが「浅草九重」です。
揚げ饅頭の実演販売を行っているお店には、全11種類の多様な揚げ饅頭が並びます。
九重の揚げ饅頭は、国産小豆を使用した饅頭に、3種の油をブレンドした高級油でカラッと仕上げているそうです。
店頭に行列ができることも多い人気店では、1個からテイクアウト用の揚げ饅頭をいただけます。
スタンダードなこしあんの他に、かぼちゃ、カスタードクリームなど、バラエティに富んだ味の揚げ饅頭をいただきましょう。
住所 : 東京都台東区浅草2-3-1
マップ: Googleマップ
電話番号 : 03-3841-9386
定休日 : 年中無休
営業時間 : 9:30〜18:00/19:00(季節により変動有)
公式URL : 浅草 九重
仲見世通りと交差するように伸びる伝法院通りは、その場で食べられるグルメが豊富なエリアです。
浅草メンチ、黒毛和牛カレーパン、台湾から揚げのお店が並ぶ通りには、常に行列ができています。
筆者が訪ねた13時の時点で台湾から揚げの店は売り切れ、他の店舗も人が常に絶えず訪れていました。
どのお店も食べ歩きは原則禁止となっているため、それぞれのお店の目の前で食べ切るようにしてください。
浅草メンチ店の横には、無料で使える休憩所があるため、そちらでいただくのも良いでしょう。
豊福の名物は「黒毛和牛カレーパン」350円です。
ビートたけしをはじめ、著名人からも愛されるカレーパンは、8時間じっくり煮込んだオリジナルのカレーを使用。
具材には、黒毛和牛も入っているため、カレーパンを噛むたびに、まろやかなコクが広がります。
パンは、揚げたてでサックリしているだけでなく、モチモチの食感も楽しめます。
住所 : 東京都台東区浅草2-3-4
マップ: Googleマップ
電話番号 : 03-3843-6556
定休日 : 年中無休
営業時間 : 10:00~19:00
食べログ : 豊福
仲見世通りの中ほどにある「酒井好古堂 山藤」は、明治3年創業、浮世絵の老舗です。
仲見世通り2007年オープンしたお店の中には、葛飾北斎「冨嶽三十六景」や歌川広重の「東海道五十三次」をはじめ、このお店でしか購入できないグッズが並びます。
名作を復刻させた浮世絵木版画や手軽に買える浮世絵のポストカードまで、お土産にピッタリなグッズばかりです。
中には、江戸時代の原画をそのまま購入できるものもあります。
住所 : 東京都台東区浅草1-20-1
マップ: Googleマップ
電話番号 : 03-3841-0850
定休日 : 年中無休
営業時間 : 9:00〜18:00
公式URL : 仲見世通り
仲見世通りの中でも老舗の「舟和」は、明治35年創業、「芋ようかん」が看板の和菓子店です。
芋問屋を営んでいた創業者小林和助が、和菓子職人の石川定吉と共に作り出したのが芋を使ったようかんでした。
きめ細やかで滑らかな芋ようかんは、仲見世通りのお土産、定番の一つとも言えます。
芋ようかんの他にも、寒天と合わせて甘さ控えめに作られた「あんこ玉」、こちらが元祖ともいわれる2つ目の名物「みつ豆」などの和菓子が揃います。
仲見世通りにある舟和3号店は、他のお店とは違い洋風な外観をしています。
テイクアウトメニューが充実している3号店では、表面をこんがり焼いた「焼き芋ようかん」、「芋ようかんソフトクリーム」といったお菓子をいただきましょう。
中でも芋ようかんソフトを食べられるのは、全国で2店舗のみ。
サツマイモの優しい甘みにバニラが香るソフトクリームは、老舗の名物を新しい形で味わえる一品です。
住所 : 東京都台東区浅草1-20-1
マップ: Googleマップ
電話番号 : 03-3844-2781
定休日 : 年中無休
営業時間 : 10:00〜18:00
公式URL : 舟和
仲見世通りの脇道にある「食品サンプルギャラリー」は、精巧に作られた食品サンプルを使ったグッズを購入できるお店です。
2018年にオープンしたお店の中には、食品サンプルの歴史や文化を記したエリアもあります。
熟練の食品サンプル職人が造り上げた「元祖食品サンプル屋 プレミアム」は、本物と見間違えるほどの精巧さです。
精巧な食品サンプルはもちろん、気軽にかばんやカギに付けられるキーリングのようなグッズもあります。
自分で食品サンプルづくりを体験できるキッドも販売されています。
住所 : 東京都台東区浅草1-32-7
マップ: Googleマップ
電話番号 : 03-5811-1900
定休日 : 年中無休(臨時休業あり)
営業時間 : 10:00~17:30
公式URL : 食品サンプルギャラリー
「かもひだ玩具店」は、所狭しとおもちゃが置かれてるお店です。
アクセサリーや各種小物も取り扱っている店内には、小さな子供から国内外の観光客が集まっています。
おもちゃの他にも、プラモデルやキティちゃんやディズニーなどのキャラクターグッズも豊富に取り揃えられているのが特徴です。
店内にはかなりの数のおもちゃが並べられているため、掘り出し物を探してみるのも良いでしょう。
雷門シールといったお店オリジナルのグッズも販売されています。
住所 : 東京都台東区浅草2-3-1
マップ: Googleマップ
電話番号 : 03-3841-8901
定休日 : 年中無休
営業時間 : 9:00〜18:00
公式URL : かもひだ玩具店
浅草の夜を彩るシャッターアートは、東京芸大の教授が監修を行い「浅草絵巻」の原画を忠実に再現しています。
梅原幸雄・平塚雄二・北見克己・佐々木正氏らが描いた絵画は、浅草の歴史を今に伝えるものです。
浅草草創からの歴史、お祭りをはじめとする伝統行事を描いたシャッターを鑑賞できるため、お土産店が閉店後も観光を楽しめます。
仲見世通り周辺は観光地として人気の浅草エリアのため、さまざまな観光スポットがあります。
仲見世通り奥にそびえる歴史ある神社、浅草寺や日本の特産品が集められた商業施設など、徒歩圏内のスポットで観光を楽しみましょう。
仲見世通りの奥にそびえる「浅草寺」は、浅草を代表する観光スポットです。
628年創立の浅草寺には1,000年以上の歴史があります。
初詣の参拝者数は常に日本でトップ10に入り、年間を通して国内外から観光客が訪れる人気スポットです。
浅草寺の本堂には「聖観世音菩薩」や徳川家康、徳川家光の護持仏であった観音像が安置されています。
現在の本堂は鉄筋コンクリート造りで再建されたものです。
浅草寺の中には本堂の他にもたくさんの見どころがあります。
金色に輝く「なでぼとけ」は、自分の体の悪い部分と重なる部位を撫でることで、その部分を治してくれると伝えられる像です。
多くの人が撫でていったため、所々色が変色しているのがご利益があることを感じさせます。
その他にも、境内には三社様の愛称で知られている「浅草神社」や「三峰神社」など、忘れずお参りしておきたいパワースポットがあります。
住所 : 東京都台東区浅草2-3-1
マップ: Googleマップ
アクセス : 東京メトロ浅草駅から徒歩5分
電話番号 : 03-3842-0181
定休日 : 年中無休
営業時間 : 6:00~17:00(冬季は6:30~)
料金 : 無料
公式URL : 浅草寺
※合わせて読みたい: 境内は見どころ満載!浅草寺の見どころを総解説!周辺観光地に浅草グルメスポットも紹介!
仲見世通りから徒歩5分、1853年に開業した日本最初の遊園地が「浅草花やしき」です。
創業当時は、富裕層や上流階級の人が集う、自然庭園のような遊園地でしたが、第2次世界大戦後に取り壊されたのち、現在の姿となりました。
2019年時点では、お化け屋敷、ショーステージ、ローラーコースターなど、多様な乗り物がある人気の観光スポットです。
数ある遊具の中でも「ローラーコースター」は、日本で最初に造られたと言われます。
60年以上の歴史を持つローラーコースターは、時速42㎞とゆっくり目のため、絶叫マシンが苦手な方でも乗りやすいです。
全く絶叫マシーンに乗れない筆者も楽しめました。
住所 : 東京都台東区浅草2丁目28-1
マップ: Googleマップ
アクセス :
つくばエクスプレス浅草駅より徒歩3分
東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線・東武伊勢崎線浅草駅より徒歩5分
電話番号 : 03-3842-8780
定休日 : 不定休(年中ほぼ無休)
営業時間 : 10:00~18:00(長期休暇期間など延長有)
料金 : 大人1,000円、子供500円、シニア500円
公式URL : 浅草花やしき
「 まるごとにっぽん 」は、仲見世通りから徒歩4分程の場所にある商業施設です。
日本各地で受け継がれる和の文化で溢れる館内は、名前の通り日本の魅力が詰まっています。
1Fには、全国各地の食にまつわる名産品が集結していて、その場で味わえるグルメも豊富です。
2Fには生活雑貨を中心とした各地の工芸品やインテリア、3Fには全国の市町村のグッズやグルメが集まった「おすすめふるさと」があります。
4Fにあるレストランフロアでは、日本各地のグルメを堪能しましょう。
テラスに出ると、スカイツリーとの2ショットを撮影できるフォトスポットもあります。
住所 : 東京都台東区浅草2-6-7
マップ: Googleマップ
アクセス :
つくばエクスプレス 浅草駅から徒歩1分
東武スカイツリーライン浅草駅から徒歩7分
東京メトロ銀座線 浅草駅から徒歩8分
電話番号 : 03-3845-0510
定休日 : 不定休
営業時間 : 10:00~23:00
料金 : 無料
仲見世通りの見どころをご紹介しました。
テイクアウトできるグルメ店や下町情緒ある商店街ならではの老舗など、バラエティに富んだお店が並ぶ商店街を観光しましょう。
観光地として人気の浅草にある周辺スポットと合わせて、一日中観光を満喫することができます。
最終更新日 : 2024/03/01
公開日 : 2019/11/28