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1300年を超える歴史を誇り、江戸時代には町民はもちろん、将軍家も守護されていたといわれる都心の パワースポット が神田明神です。
JR秋葉原駅、御茶ノ水駅から徒歩圏内と、アクセス便利な立地も魅力。
地元住民だけでなく、国内外の観光客が参拝に訪れる人気の神社です。
境内には荘厳な雰囲気の御神殿をはじめ、小説や時代劇で有名な銭形平次の記念碑、君が代でおなじみのさざれ石など、さまざまな見所があります。
周辺は景観豊かな公園、意外な穴場スポットなど、観光スポットが数多くあり、一日通して楽しめるエリアです。
その多くが無料で楽しめるのも、観光客には嬉しいポイントです。
最先端の家電や電子機器販売などで発展する秋葉原、下町風情あふれる神田、オフィスがひしめく丸の内といった、東京の下町を守護する神田明神にぜひ足を運んでみましょう。
神田明神は、入場無料のパワースポットです。
広い境内は参拝客で賑わいを見せていますが、落ち着いた雰囲気で大人から子供まで安心して楽しめます。
商売繁盛、家内安全、健康祈願など、そのご利益は多岐にわたるので、神田エリアを観光の際は寄ってみましょう。
会社など、団体での参拝も30,000円~行われているので、企業を立ち上げる方、社運向上を願う方にもおすすめのスポットです。
境内は24時間解放されており、昼間はもちろん、仕事帰りの夜にも気軽に立ち寄れます。
夜には境内にある580の燈明が明るく境内を照らす、幻想的な景色も!
その他にも、神前結婚式、アニメとのコラボなど、イベントや催しも豊富な神社です。
神田明神は、東京都の都心部にある神社です。
周辺にはJR、東京メトロの駅が集まり、都営バスの駅もあります。
そのため、神田明神を訪れる際は、公共交通機関を使うのがおすすめです。
自家用車を使って訪れた際は、神田明神内の駐車場、もしくは周辺の有料駐車場を使いましょう。
混雑時には、境内駐車場はすぐ埋まってしまうので、あらかじめ周辺の駐車場を確認するのをおすすめします。
その他自家用車を使う場合、首都高速都心環状線 神田橋出入口、首都高速1号上野線 上野出入口を使うと便利です。
駐車の際は専用駐車場、もしくは、秋葉原UDXパーキング(800台収容・24時間営業・1日料金平日 2,000円)など有料駐車場を使い、そこから徒歩で神田明神に向かいましょう。
神田明神は、正式名称、神田神社と呼ばれ、建設されたのは730年ともいわれています。
2018時点で1300年も前からこの地に鎮座する由緒正しい神社です。
江戸時代、1616年に現在の地に移動され、江戸総鎮守として、町民から将軍家まで幅広い人々に崇拝されてきました。
江戸三大祭りに数えられる神田祭は、現代でも毎年行われ、そのたびに多くの人で賑わいを見せています。
東京大空襲など、度重なる災害に見舞われながら、再建や改築を繰り返し、その姿を残す神田明神。
周辺の地域に神田という名前が付いているのは、この神社が元となっているそうです。
そんな東京の下町にある神社、神田明神の魅力をグッと掘り下げ紹介!
周辺のグルメ・観光スポットと合わせて観光を楽しみましょう。
神田明神の広い境内には、30を超える見どころがあります。
その中から筆者が足を運んで、気になった場所やものを厳選して紹介!
国の有形文化財にも指定されている御社殿のような定番スポットから、見逃しがちな穴場も!
神田明神を観光する際は、ぜひ参考にしてみてください。
神田明神観光の見どころとして一番におすすめしたいのが、本殿にあたる御社殿の参拝です。
参道を真っすぐ歩き鳥居の先に見えてくるのが、随神門と呼ばれる大きな門。
神社の入り口にある朱塗りの大きな門は、神域に入る邪悪なものを祓う役割を果たしています。
昭和天皇50周年の記念として再建された門は、外側には朱雀、玄武、青龍、白虎と呼ばれる四神、内側にはだいこく様の神話をモチーフにした彫刻が施されているそうです。
門の左右には、門守の神様といわれる豊磐間戸神、櫛磐間戸神が安置されています。
ちなみに手水舎は、門をくぐった先ではなく、門を正面にみて左手にあるので、そちらで手を清めてから参拝に向かいましょう。
境内には膨大な数のおみくじや絵馬の姿が!
その量から、神田明神が多くの人から愛される観光スポットだということを感じられます。
駐車場付近にも絵馬を置ける棚があるので、絵馬を飾り忘れてしまった方も安心です。
神田明神の本殿にあたる御社殿は、神田明神のメインスポットといえます。
昭和5年に作られた御社殿は、近代神社を代表する建築家、伊東忠太、大江新太郎、佐藤功一といった方によって建てられました。
鉄筋、鉄骨で作られていながら、木造建築科のように感じさせるデザインに仕上げられている建築です。
東京大空襲にも耐え抜いた御社殿は、平成の改修によって2018年時点の美しい姿に直されました。
健康祈願から商売繁盛、家内安全など、幅広いご利益があるといわれるパワースポットなので、ぜひ参拝に足を運んでみましょう。
神田明神は、昔ながらの伝統が残る神社ながら、アニメやキャラクターグッズも販売され、若者からも注目を集めている観光スポットです。
人気アニメであるラブライブとコラボしたグッズや絵馬が境内では販売され、アニメファンも多く訪れています。
コラボの理由は、ラブライブの舞台が東京の秋葉原で、アニメ内に登場する聖地として神田明神が含まれているためです。
絵馬や御朱印帳といった神社らしいアイテムの他に、Tシャツ、おまんじゅうなどバラエティ豊かなグッズが販売されています。
再販のたびにグッズはすぐに完売となってしまうそうなので、ファンの方は見つけ次第の購入がおすすめです!
神田明神の中には、神社にまつわるストラップやフィギュアを手に入れられる特製ガチャがあります。
ラブライブとコラボしたグッズをはじめ、伝統と新しさを一度に感じられるのが神田明神の魅力です。
境内の中央付近にあるこちらの建物で、アニメとコラボしたグッズや、通常の神社でおなじみのお守りなどのアイテムを購入できます。
その中には、秋葉原電気街を氏子に持っていることから生まれた、IT情報安全守護という珍しいお守りも!
コンピューターのICチップをイメージしたかのようなユニークな形には驚かされます。
本社殿裏には7つの神社があり、それぞれの鳥居をくぐってお参りするとぼけ防止、身体健康、五穀豊穣などのご利益があるそうです。
都内神社の中でも7つの鳥居が揃う神社は珍しいので、神田明神を訪れた際は7鳥居くぐりをしてみましょう。
7つの神社があるのは御社殿裏手なので、見逃さないように注意してくださいね。
魚河岸水神社と呼ばれるこの神社は、現在の日本橋に魚市場があったころ、徳川家の武運と大量祈願のため建てられたといわれる神社です。
1901年に神田明神境内、現在の位置に安置されて以降から現在にかけても、築地魚河岸の人々により神事が行われています。
7つの神社の一つである江戸神社は、神田明神境内の中でも歴史ある神社として親しまれています。
神社が建てられたのは702年の江戸の地、現在の皇居がある場所です。
江戸最古の地主神として、2018年時点でも多くの人が参拝に訪れています。
1616年に神田明神が現在の場所に、移ったのと同時にこちらの神社も現在地に移されました。
江戸時代は関東の武将をはじめ、南伝馬町の人々を中心に進行されていたそうです。
鳥居よりも大きな社殿の中には、2年に一度開かれる神田祭で使われる江戸神社千貫神輿が奉納されています。
その他にもいくつもの神社が境内にはあるので、鳥居くぐりを楽しみながら参拝しましょう。
神田明神の正面入り口目の前には、大きな岩山のようなものが見えてきます。
この岩山は獅子山と呼ばれ、頂上には2頭の大きな獅子、水が流れる滝つぼのような場所の下には小さな子獅子の姿が!
自分の子供をあえて、谷底に突き落とし、成長を促している獅子の親子の姿を表しているそうです。
岩山の上に乗っている獅子は、江戸時代の名工と謳われる石切藤兵衛による作品です。
区内に残る数少ない江戸期の石造物として、当時の暮らしや文化を知れる貴重な資料としての役割も果たしています。
神田明神の境内には、日本の国家、君が代でも歌われているさざれ石の実物が置かれています。
さざれ石とは、小さな小石が集まって、一つの大きな岩となったもののことだそうです。
その性質から永久に続く団結や繁栄の象徴として、君が代に登場しています。
さざれ石の隣には、神田明神のご神木としても知られる大イチョウがあります。
初代は倒木の危険があるため伐採され、現在は、初代を親木とした2代目が神社を見守っているそうです。
野村胡堂という作家の作品に登場し、現在も時代劇などで親しまれる銭形平治の碑が神田明神内にはあります。
物語の中で、神田明神すぐそばの長屋に住んでいたことから、日本作家クラブの有志を中心に、碑は建てられました。
御社殿の右後方、駐車場がある方面に向かって歩いていく途中にあるので、見逃しがちな穴場です。
小さな記念碑ながら、碑の周りには木々で囲まれ、荘厳な雰囲気。
祭られているのが架空のキャラクターと分かっていても、足を運びたくなる場所です。
境内のはずれにある坂道は、明神男坂と名づけられ、観光スポットになっています。
江戸湾の船を先導する灯台のような役割を当時は果たしていたそうです。
この坂は、神田明神とコラボしているアニメ、ラブライブの聖地としても知られ、休日になると写真を撮りに訪れるファンの姿が見られました。
神田明神周辺は、参道付近をはじめ、飲食店がいくつもあるエリアです。
JR御茶ノ水駅も近く、アクセス便利な神社周辺で、足を運んでみたいおすすめグルメスポットを厳選して紹介していきます。
神社の雰囲気を感じさせる和カフェ、素材にこだわる老舗カレー店など、バラエティ豊かな料理が楽しめます。
神田明神から徒歩5分、店舗オリジナルのカレールーと、全国各地から厳選した素材で作られるカレーライスを味わえるお店です。
カレーに載せられた卵は青森産、中華スープを使ったお店オリジナルのカレーを味わいましょう。
お店の看板メニュー「日乃屋カレー」650円(税込)は、生卵、温泉卵からトッピングを選べます。
スパイスの辛みと香り、コクを兼ね備えたカレーに、濃厚な卵を絡めて味わいましょう。
その他にも、大きなカツの載ったカツカレーなど、豊富なカレーメニューが並びます。
住所 : 東京都文京区湯島2-2-1 東邦深澤ビル 1F
マップ: Googleマップ
アクセス : JR御茶ノ水駅から徒歩2分、神田明神から徒歩5分
電話番号 : 03-3814-8533
定休日 : 日曜日
営業時間 : 11:00~15:00(カレーがなくなり次第終了)
神田明神から徒歩2分、神田明神すぐそばにある公園内にある和カフェです。
建物が区の有形文化財に指定されているカフェでは、ドリンクやケーキを頼んで一休みできます。
暑い夏に足を運んだ時は、ひんやり爽やかな「アイスコーヒー」600円(税込)がおすすめです。
ノンカフェインのコーヒーもあるので、自分好みの方を注文しましょう。
ケーキとドリンクを合わせて楽しめるケーキセットは、デザート好きの方に人気となっています。
住所 : 東京都千代田区外神田2-16 宮本公園 神田の家
マップ: Googleマップ
アクセス : JR御茶ノ水駅から徒歩4分、神田明神から徒歩2分
電話番号 : 03-3255-3565
定休日 : 土曜日、日曜日
営業時間 : 11:00~16:00
神田明神から徒歩2分、神田明神の参道すぐそばにあるカフェです。
筆者が足を運んだ際は、神社をモチーフにしたアニメとのコラボレーションメニューが並んでいました。
ランチのサンドウィッチ、カレーライスからディナータイムの料理まで、さまざまなシーンで利用できるお店です。
ランチタイムにいただける「サンドイッチ」1,000~1,400円(税込)は、具材によって値段が変わります。
ライ麦パンとオムレツを使ったホットサンド「オムレツグリルサンド ハム」は、チーズたっぷり、アツアツのサンドウィッチです。
ナイフを使って、食べやすいサイズに切り分けていただきましょう。
住所 : 東京都文京区湯島1-2-13 御茶ノ水ビル 1F
マップ: Googleマップ
アクセス : JR御茶ノ水駅から徒歩5分、神田明神から徒歩2分
電話番号 : 03-6260-9460
定休日 : 不定休
営業時間 : 11:30〜22:00(LO21:00)
神田明神周辺には、都心とは思えない自然に恵まれた湯島聖堂をはじめ、静かでゆったりと過ごせる観光スポットがたくさんあります。
紹介する観光スポットは、全て神田明神から徒歩5分以内と、アクセスもしやすい場所ばかりです。
神田明神と合わせて足を運んでみましょう。
湯島聖堂は1690年に、徳川5代将軍、徳川綱吉が儒学の普及のため建築した建物です。
1797年には、幕府直轄の学問所、昌平坂学問所が開設された場所でもあります。
そのため、現在では都の史跡となった今でも、合格祈願に訪れる受験生が後を絶たない人気スポットです。
境内は入場無料となっているので、誰でも気軽に訪れられます。
お土産としておすすめなのは、受験生の合格祈願として人気の鉛筆です。
湯島聖堂は、JR御茶ノ水駅から徒歩3分の場所にあるとは思えない自然あふれる観光スポットです。
木々が生い茂る聖堂内は歩いているだけでリラックスした気持ちになれます。
大きな見所としては、世界一の高さを誇るといわれる孔子像があります。
中華民国台北ライオンズクラブから遺贈されたこの像は、思わず見上げてしまうほどの大きさです。
住所 : 東京都文京区湯島1-4-25
マップ: Googleマップ
アクセス : JR御茶ノ水駅から徒歩3分、神田明神から徒歩3分
電話番号 : 03- 3251-4606
定休日 : 夏季休業8月の中旬に5日間、年末年始
営業時間 : 9:30~17:00(冬季は16:00)
料金 : 無料
公式URL : 湯島聖堂
※合わせて読みたい: 史跡「湯島聖堂」の歴史や見どころを徹底解説!東京屈指のパワースポット
神田明神の裏参道を下り、大通り沿いに歩くこと5分、折り紙専門の展示や販売を行っている施設です。
施設内には、折り紙作家が作り出した華やかな作品の数々が無料で展示されています。
展示は手で触れることはできませんが、SNSに載せてどんどん宣伝して欲しいとのこと。
日頃中々見られない折り紙で作られた壮大な作品は、写真映えするのでインスタグラマーにもおすすめ!
ワークショップや折り紙販売も行われているので、興味がある場合は参加したり、購入したりしてみましょう。
こちらは折り紙で作られた花です。
よく見ると茎や花びらの内側にも折り紙の模様が見えます。
細やかな作業を繰り返して作品から、可愛らしさや日本らしい風情を感じましょう。
作品を通して、染紙、和紙といったさまざまな材質や種類の折り紙があることを知れるのも魅力です。
折り紙会館の中にある作品で、驚かされるのがインスタグラムでよく見かける翼が生えたかのような写真が撮れるスポットです。
絵ではなく、全て折り紙で作られた羽の繊細さを感じましょう。
中心に立ってシャッターを切れば、自分に羽が生えたかのような一枚が撮れます。
住所 : 東京都文京区湯島1-7-14
マップ: Googleマップ
アクセス : JR御茶ノ水駅から徒歩5分、神田明神から徒歩5分
電話番号 : 03-3811-4025
定休日 : 不定休
営業時間 : 9:30~18:00
料金 : 無料
公式URL : 折り紙会館
神田明神に隣接している自然豊かな公園が宮本公園です。
神田明神からは歩いて2分、神田明神すぐそばという立地からか、どこか日本庭園を思わせるような趣ある公園内が魅力といえます。
公園の端には、グルメスポットとしても紹介した「カフェ井政」があり、神田明神観光の休憩スポットとしてもおすすめです。
公園の中心地までは階段を上りますが、踊り場にあたる場所にも木々が植えられ、自然鑑賞を楽しめます。
公園内には滑り台とアスレチックが合わさった遊具もあり、子連れの家族でも楽しめる観光スポットです。
木陰にはベンチ、長崎の平和記念像作者の北村西望の銅像も!
春には桜の花が咲き誇り、小さな公園ながらお花見スポットとしても人気です。
住所 : 東京都千代田区外神田2-16-9
マップ: Googleマップ
アクセス : JR御茶ノ水駅から徒歩5分、神田明神から徒歩2分
電話番号 : 03-5211-4243(環境まちづくり部道路公園課)
定休日 : 観覧自由
営業時間 : 観覧自由
料金 : 無料
JR、東京メトロなどの駅からアクセス便利な都会のパワースポットが、神田明神です。
境内には、江戸時代から残る貴重な石造物、鉄筋、鉄骨を使用しながら木造建築のように見える御社殿をはじめ、さまざまな見どころがあります。
周辺には和カフェ、折り紙専門の施設など、グルメ、観光スポットが盛りだくさん!
楽しみ方満載の神田明神に、 東京観光 の際はぜひ足を運んでみましょう。
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最終更新日 : 2022/12/20
公開日 : 2018/06/18