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【ベースレイヤー】finetrack(ファイントラック)「パワーメッシュT」
【ベースレイヤー】Wacoal(ワコール)「CW-X スタビライクスモデル」
【ベースレイヤー】C3 fit(シースリーフィット)「インスピレーション」
【ミッドレイヤー】Patagonia(パタゴニア)「キャプリーン」
【ミッドレイヤー】finetrack(ファイントラック)「ドラウトクロージャケット」
【ミッドレイヤー】Patagonia(パタゴニア)「ナノ・エア・ライト」
【ミッドレイヤー】OUTDOOR RESEARCH(アウトドアリサーチ)「フェロッシーパンツ」
【ミッドレイヤー】Arc’teryx(アークテリクス)「パリセードパンツ」
【ミッドレイヤー】THE NORTH FACE(ノースフェイス)「アルパインライトパンツ」
【アウターシェル】mont-bell(モンベル)「レインダンサージャケット」
【アウターシェル】Patagonia(パタゴニア)「トレントシェルジャケット」
【アウターシェル】Arc’teryx(アークテリクス)「BETA SL ジャケット」
【アウターシェル】TetonBros(ティートンブロス)「ツルギジャケット」
【アウターシェル】westcomb(ウエストコム)「APOC ジャケット」
【中間着】Patagonia(パタゴニア)「R2 ジャケット」
【ウィンドシェル】Arc’teryx(アークテリクス)「スコーミッシュフーディー」
【ウィンドシェル】OUTDOOR RESEARCH(アウトドアリサーチ)「ヘリウムIIジャケット」
【帽子】OUTDOOR RESEARCH(アウトドアリサーチ)「ヘリオスサンハット」
登山に行ったことのある方はわかると思いますが、登り始めは寒く、登りだすと急に暑くなり、休憩すると寒くなり・・・の繰り返しです。
そのため、例えば寒いからと言って脱ぎにくいプルオーバータイプのパーカーをアウターの中に着てしまうと、登りだした時に脱ぎにくく手間になります。
インナー以外は簡単に脱ぎ着できるスタイルで登りましょう。
登山のレイヤリングは大きく分けると写真のように中から、ベースレイヤー、ミドルレイヤー、中間着、アウターシェルに分かれます。
暑いときはアウターシェルのジッパーを開けて通気性を良くし、寒い休憩時はここに保温着をもう一枚足すという考え方です。
吸水速乾性の高い化繊かウールのものを選びましょう。
防寒の役割を果たします。
登山時は思うより暑くなるので、薄手の動きやすいフリースかウール地のものが良いです。
ベースレイヤー、ミドルレイヤーで生み出した熱を上から包みこんで外に逃さないような役割を果たします。
風や雨に強い素材でできているので、悪天候時に雨や風邪から温度を奪われるのを防ぎます。
1層素材のものや3層素材のものなど、各ブランドさまざまな種類を展開していますが、雪山以外でしたら1層素材のもので問題ありません。
休憩時に身体が冷えるのを防ぐためのもの。
コンパクトになるダウンやフリースが良いでしょう。
雨による濡れは身体を冷やしてしまいますので、アウターシェルで防ぎましょう。
意外と軽視しがちなのが「汗」。
「ちょっとくらい汗をかいても平気!」と考えてはいけません。
また、登る時にかいた汗は休憩時に冷え、体温を奪います。
これを「汗冷え」といい、ひどい場合は低体温症の原因にもなります。
面倒くさがらず、脱ぎ着を繰り返してできるだけ汗をかかずに登ることを心がけましょう。
人それぞれ体感温度は異なりますし、効率的なレイヤリングは自分で登りながら調整していくしか無いのですが、一応の目安があるのでご紹介します。
それは「ちょっと肌寒いくらいの服装で登り、息が切れるまでペースを上げない」ということです。
暑すぎず寒すぎずペースを保つことができ、汗をかきすぎないことにもつながります(真夏の登山では歩いているだけで汗がたれるので、ある程度は仕方ないですが)。
あくまで目安なので、一度これを試してみて、あとは自分用に工夫を重ねていくのが良いでしょう。
もちろん休憩のときにはダウンやフリースなどのミドルレイヤーを挟んでくださいね。
登山を始めた初心者の方にとって、装備への投資はできるだけ抑えたいものですよね。
「手持ちのものか、ユニクロなどファストファッションブランドの服装で代用可能?」と思っている方も多いと思います。
結論から言うと、登山専門のものでなくても「可能」です。
ただ前提として、汗を吸って乾きにくい「綿」素材のものは汗冷えのリスクを高めるため、登山ではNGです。
吸水速乾性の高い素材でできたものを選びましょう。
また、アイテムによっては代用が難しいものもあります。
以下に列記します。
登山用のものが必要です。
一般的な吸水速乾ウエアは「汗を外に出す」ことに特化しています。
「汗を外に出し、かつ身体からでた熱は逃がさない」作りの登山用のベースレイヤーを選びましょう。
登山用のものが好ましいですが、そこまでシビアにならなくても、吸水速乾性のスポーツウエアなどであれば大丈夫です。
このミドルレイヤーは行動着にあたり、これ一枚で登ることも多いため、気に入ったデザインのものを選ぶと良いでしょう。
登山用のアウターレイヤーは一般的な雨ガッパなどとは違い、外からの雨を弾きつつ中の湿気を外に逃がす役割を担います。
休憩時に暖をとるためのウエアですので、極端なことを言えば何でも構いません。
ただ、荷物に限りがあると思うので、コンパクトになるインナーダウンやフリース素材のものが良いでしょう特にユニクロのウルトラライトダウンは山で使っている人をよく見かけます。
中間着を選ぶ時に候補に上がる定番がフリースとインナーダウンです。
どっちを選べば良いのかわかりにくい両者の違いについてまとめてみました。
ダウンはコンパクトになりかつ暖かいという特徴があります。
デメリットは水に弱いことです。
濡れてしまうと中の羽根がしぼんでしまい、保温力が激減してしまいます。
また、中々乾かないので、長期で山を回る場合などにダウンを濡らしてしまうと致命的になってしまうこともあります。
デメリットはコンパクトにならないこと。
それなりの暖かさのフリースを求めるとある程度の重さとかさの大きさは覚悟せねばなりません。
ダウンに比べ水に強く、水に濡れても絞れば保温力が回復します。
なお、通気性が良いため、行動着のように使うこともできます。
登山において重要なのは「リスクをどれだけ減らせるか」です。
リスクを減らすためにある程度準備には念を入れておきましょう。
服装においてもそれは同じで、春や秋口だと山頂は寒い場合があるので、インナーダウンを持っていったり、晴れ予報でも雨のリスクはあるのでアウターシェルを持っていったりなど、最低限のリスクヘッジを心がけましょう。
一般的に標高が1,000m上がると気温は6℃下がると言われています。
前日の天気予報で、該当する地域の最高/最低気温を必ずチェックして登山に挑みましょう。
さて、ここからは季節別に登山の服装について紹介していきます。
例えば夏に登るとしても、標高3,000mのアルプスに登るのか、標高1,000mの里山に登るのかでは全く服装が変わってきますよね。
そこで、ここでは里山編とアルプス・富士山編の2つに分けて紹介していきたいと思います。
まずは里山編から紹介していきます。
春と秋はベースレイヤー→ミドルレイヤーの2層で登り、寒くなってきたり風や雨が出てきたりしたときの対策にアウターシェルを用意しておくという考え方が良いでしょう。
休憩時はひんやりとするので、特に初春や晩秋は防寒用のダウンなどを持っていきましょう。
また、この季節ならではのアイテムとして、アウターシェルにレインウエアでなく「ウィンドシェル」を使う人も多いです。
これは、レインウエアのように厚手でなく、風を防ぐことに特化したアイテムです。
アウターがレインウエアだと中が蒸れて暑く感じてしまう、ただ脱ぐと風が吹いた時に寒い、という方は一度試してみてはいかがでしょうか。
夏の山では、歩いていなくても汗をかきます。
特に直射日光を避けられない、木々のない稜線などであれば陽射しは激しく、帽子は必須のアイテムです。
基本的に行動着で行動、もしもの雨にそなえアウターシェルを常備、といった装備で十分。
個人差はありますが、防寒のための中間着は基本的になくて大丈夫です。
冬の低山(雪山)を登る場合でも、登りだすと暑く感じます。
ただ、さすがに秋までの行動着のままで動くと寒いので、体の熱を閉じ込めるためにアウターシェルで行動することになります。
少し暑く感じたら、アウターシェルの前のジッパーや脇についているベンチレーション用ジッパーをあけるなどて通気性を良くすれば涼しくなります。
夏や春・秋以上に「汗冷え」が怖いので、前述の通り「汗をかかない」ペースを心がけましょう。
アルプスのシーズンは梅雨明け〜10月手前、富士山のシーズンは山開きが行われる7月〜9月です。
厳冬期のアルプスはエクストリームな山になり、一般ではなかなか難しいので、ここではシーズンの3,000m級の高山を対象として服装を紹介します。
基本的に3,000m級の山々の山頂は平地より約-18℃低い計算になりますが、日が照りつけると暑いです。
ご来光登山やスターウォッチングなど、日没後に動き回る人はミッドレイヤーを一枚増やすなどして対策しましょう。
里山で使っているものでそのまま使えます。
登山用のものを用意しましょう。
里山で使用しているものと同一でOKです。
必須です。
夏であっても山頂には雪が残っているほどなので、絶対持っていきましょう。
ご来光登山やスターウォッチングなど日没・未明に行動する場合やテント泊の場合は、フリースとダウンを用意するなど、防寒対策を怠らないようにしましょう。
その他、ネックウォーマーやニット帽を持っていきましょう。
さて、ここからはカテゴリに分けて、マストバイなアイテムを紹介していきます。
中には、Arc’teryxのアウターシェルやPatagoniaのフリースなど、うまく普段のファッションに取り入れればアウトドアファッションのコーディネートを作ることができるアイテムもあります。
「普段も使えるファッション性の高いものを」と選ぶもよし、「機能性を追求して」選ぶもよし、「コストパフォーマンスを重視」して選ぶもよし・・・
あなたのお気に入りの一枚をぜひ見つけてください!!
品質とコストパフォーマンスを兼ね備えたベースレイヤーがmont-bell(モンベル)の「ジオライン」シリーズです。
登山用に作られているので、速乾性と保温力が両立されています。
夏でも春でも、寒がりでなければこの「L.W.(ライト・ウエイト、薄手)」で問題ないでしょう。
冬の雪山に挑む場合、不安であれば「M.W.(ミドルウエイト、中厚手)」を用意してもいいですが、「L.W.」でもレイヤリングをしっかり行えば十分対応可能です。
吸水速乾性が高く、保温力もある素材といえば化繊のものだけではなく「ウール」が挙げられます。
ウールを使ったベースレイヤーで有名なのが「icebreaker(アイスブレイカー)」です。
天然素材がゆえ、化繊のものに比べて金額は高いのでそこが唯一のデメリット。
ニュージーランドの高地で育てられる羊が持つメリノウールは着心地、肌触りが素晴らしく(普通のウールのようにチクチクすることはありません!)、トップスを買うとボトムスも欲しくなり、さらにもう一着・・・とリピート確定のアイテムなのです。
ここ最近のベースレイヤーでイチオシのアイテムがこのfinetrack(ファイントラック)の「パワーメッシュT」。
国産登山ブランドとして急激に知名度を上げてきた「finetrack(ファイントラック)」の製品です。
国産にこだわり、高い技術力を活かした繊維技術による良質な素材と、スタッフによる徹底したフィールドテストを行っていることで有名。
品質にとても高い評価を受けています。
そのファイントラックのベースレイヤーには、他のどのブランドの製品にもないアイデア「ドライレイヤー」という技術が採用されています。
これは、通常アウターシェルに施す撥水加工をベースレイヤーに施すというものです。
かいた汗はこのコーティングによって瞬時に肌から離れ、「汗冷え」を劇的に減らせるという効果があります。
もちろん撥水加工が施されているため、外側から万が一水が侵入してきても弾いてくれます。
不快でかつ時にはかなりのリスクにもなる「汗冷え」を防ぐ革新的なウエア、ぜひ一着騙されたと思って導入してみてください!
ベースレイヤーとしてサポートタイツを使用するのも◎です。
この「CW-X」の「スタビライクスモデル」は、「股関節」「ふともも」「ひざ」「ふくらはぎ」「腰」と、まさに下半身の全ての領域をサポートしてくれるタイツ。
効果は劇的で、次の日の疲労感がまるで異なります。
登山に慣れてきて長期での山行や富士山・アルプスなどに挑戦するようになったら導入を考えても良いかもしれません。
上に紹介した「CW-X スタビライクスモデル」と同様のサポートタイツです。
「CW-X」など他のサポートタイツに比べて柔らかく厚みもないため、とても履きやすい仕様になっています。
こちらの「インスピレーション」は、履きやすく軽快な動きを追求したモデル。
他にも、さらに履き心地を高めたモデルやサポート性を高めたモデルがあります。
全て日本製の丁寧なクオリティと、CW-Xと比べて多少リーズナブルなことも、嬉しいポイントですね。
アウトドアといえばまず名前が挙がる「Patagonia(パタゴニア)」。
同ブランドの「キャプリーン」シリーズはその素材の肌触りの良さ・着心地とスリムなシルエットに定評があります。
パタゴニアの製品の中でベースレイヤーにラインナップされていますが、ミッドレイヤーとしてベースレイヤーの上に着るのもオススメです。
もちろん、ベースレイヤーとして夏場などはこれ一枚で着ても◎。
ジッパーがついているので暑く感じたら開けてベンチレーションを行うこともできます。
保温性と、汗を吸い上げて蒸散させる機能性がバランスよく両立された、独自開発のドラウト構造生地を採用したモデルです。
品質に定評のあるファイントラックですから、生地のクオリティは折り紙つき。
急な登りで汗をかいてしまっても、生地が素早く蒸散してくれるおかげで、汗でべたつく感覚がほとんどありません。
また、脇の下にベンチレーション用のジッパーがついているのも嬉しいところです。
いちいちミドルレイヤーを脱いで・・・という手間なくジッパーで服の内の温度を調整することができます。
雪山から春、秋と3シーズン対応できます。
アウターシェルとミドルレイヤーの中間の位置づけにあるアイテム。
小雨や雪に対する撥水性や防風性を十分に確保しながら、中に綿が入っており暖かいという機能性を持っています。
春〜秋までの里山で使うと暑く感じられると思うので、雪山の登山時やアルプスでの稜線歩きなどに使用するのがベストです。
アメリカの登山ブランド「OUTDOOR RESEARCH(アウトドアリサーチ)」。
しっかりとした剛性の高いモノづくりに定評があります。
この「フェロッシーパンツ」はスリムなシルエットが印象的なトレッキングパンツ。
タテにもヨコにも伸びるストレッチ生地の伸縮性が素晴らしく、とても快適に歩くことができます。
また、裾口にドローコードがついており、多少の雨であれば裾を絞って水の侵入を防いだりするといった小技も他ブランドにない役立つ機能です。
カナダのブランド、「Arc’teryx(アークテリクス)」。
高品質なアウターシェルを作っていることで有名ですが、同ブランドのトレッキングパンツ「パリセードパンツ」はその機能性の高さとデザインのスマートさでとても人気があります。
登山ブランドの中で随一の縫製に関する技術力を誇るアークテリクス。
人間の動きに沿うように作られた立体裁断は、ストレッチ性の高い生地とあいまってとても動きやすい作りになっています。
生地は通気性・速乾性が非常に高く、タウンユースにも非常に快適な1本です。
高いストレッチ性を持つ生地で作られており、動きやすさを追求したトレッキングパンツ。
シルエットもキレイなことから、近年爆発的な人気を誇っています。
その快適さ、シンプルなデザインと豊富なカラバリから、街着にしてリピートするユーザーが多いんだとか。
最初のアウターシェルとして、コストパフォーマンスで選ぶなら間違いなくこのmont-bell(モンベル)の「レインダンサージャケット」がオススメです。
防水透湿素材としてアウトドア界でシェアNo.1の「GORE-TEX(ゴアテックス)」を採用しながら2万円を切る価格設定は他のどのブランドもなし得ていません。
縫製やシームテープ処理などについてはとても丁寧に作られており、さすが モンベル の一言。
登山の服装の中で最も高価といえるアウターシェルの価格を抑えるならこの「レインダンサージャケット」一択です。
前述の「レインダンサー」と比較されることの多い「Patagonia(パタゴニア)」の「トレントシェルジャケット」。
この価格帯でパタゴニアらしいスマートなデザインを楽しめるのが人気の秘密です。
素材には防水透湿素材として東レと共同開発したH2Noを採用し、機能性も◎。
コストパフォーマンスと機能性、デザイン性をバランスよく両立したアウターシェルなら「トレントシェルジャケット」で決まりです。
アウターシェル界の巨人である「Arc’teryx(アークテリクス)」。
アウターシェルを作らせると右に出ないほどの技術力の高さは、世界で初めて防水(止水)ジッパーを作ったことに象徴されています。
そんなアークテリクスのエントリーモデル「BETA SL ジャケット」も例外でなく、人間の動きに沿うよう作られた立体裁断と縫製の技術力、とても高いデザイン性とスタイリッシュなカラーリングで人気。
街着として着てもオシャレに決まるため、少々値段は張りますが「山着と街着と2着買うことを思えば・・・」という方には間違いないアイテムです。
finetrack(ファイントラック)とともに近年注目されている国産登山ブランドの一つ、「TetonBros(ティートンブロス)」。
ブランドのアイコンでもある「ツルギジャケット」は、斜めに走るスタイリッシュなジッパーが印象的なデザインです。
防水透湿素材ではGORE-TEX(ゴアテックス)としのぎを削るPolartec(ポーラテック)社のNeoShell(ネオシェル)を採用しています。
同じ防水透湿効果を持ちながら、GORE-TEXがシャリシャリとした質感なのに対してNeoShellはとてもしなやかで、着心地が良いことが特徴です。
「人と違ったアウターシェルが良い!」というあなたにぜひオススメの一着です。
「アークテリクスのデザインが好きだけどみんな持ってるし・・・」というあなたには「westcomb(ウエストコム)」をオススメします。
アークテリクスの工場で働いていた技術者が立ち上げたという歴史があり、アークテリクスがカナダ生産だったころの工場で生産されています。
「Made in Canada」として少量生産にこだわった、知る人ぞ知るブランドとして人気があります。
「中間着」の目的は保温なので、暖かければ何でも良い、という内容を先程書きましたが、登山ブランドの製品はやはり性能が段違いに上です。
この「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」は保温性が高いモデル。
超高品質のダウンが封入されており、雪山などではそのありがたさをとても感じます。
また、生地には撥水加工が施されているため、小雨程度であればダウンの弱点である「濡れ」を防ぐことができます。
ファストファッションブランドのコンパクトダウンとの比較記事などもインターネット上に上がっているので気になる人は調べてみてはいかがでしょうか。
「Patagonia(パタゴニア)」の名作フリース「R2 ジャケット」。
身体に合った動きやすい裁断と、フリースらしい通気性の良さが特徴です。
雪山などではミッドレイヤーとして使用することもできます。
タウンユースでも使えるシルエットの良さが特徴で、冬の間はその着心地の良さもあり手放せないアイテムになりますよ
春秋の登山において、アウターシェルでは暑すぎるけれど、行動着のままだと風が吹いて寒い、という場合に一枚持っていると便利なウィンドシェルです。
アークテリクスのロングセラー「スコーミッシュフーディー」は収納時には手のひらサイズになるポケッタブル仕様。
生地には防風性に加え、撥水性も施されており、多少の雨なら平気です。
タウンユースでも、春秋の少し肌寒い季節に大活躍しますよ。
上にあげた「スコーミッシュフーディー」など、ペラペラで風を防ぐ機能しか持たないウィンドシェルに比べ、Partexという防水透湿素材を用いつつ、重さを極限にまで軽くしたのが「OUTDOOR RESEARCH(アウトドアリサーチ)」の「ヘリウムIIジャケット」です。
ウィンドシェルとレインウエアの中間にある位置づけのアイテムですが、「天気予報を見ている限り雨は振らなさそうだ」という日のレインウエアとしてオススメです。
「OUTDOOR RESEARCH(アウトドアリサーチ)」は、ハイクオリティな帽子やグローブ、ゲイターなどの小物を作っていることで知られています。
今回紹介するのはUVカット加工が施されたハットです。
つばの広いハットタイプのため、360度紫外線から肌を守ってくれます。夏の登山では必須と言えるでしょう。
帽子については雨よけのためにGORE-TEXを採用したモデルもあるのですが、価格が高いですしどうしても蒸れが生じるのでそこまで必須ではありません。
雨が降ればアウターシェルのフードで対応しましょう。
行動中首に巻くアイテムとしてオススメなのが「Buff(バフ)」の「ネックゲイター」。
ネックウォーマーとは異なり、ストレッチ性の聞いた化繊素材で作られているため、夏を含め全てのシーズンで使用可能です。
首の保温や、タオルのように汗を吸ってくれる機能、また土埃から喉を守るマスクとしてなど、さまざまな使い方ができます。
登山の装備で最も大切な「服装」について、基本となる「レイヤリング」の考え方からおすすめのアイテムまで紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
登山において「服装」は最重要課題です。
温度調整がポイントで、寒すぎても暑すぎてもいけません。
本記事を読んで基本をおさえたら、ぜひフィールドに出てテストしてみてください!
自分にとって最適なレイヤリングを身に着けたら、登山が一層スムーズに楽しむことができますよ。
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最終更新日 : 2020/11/16
公開日 : 2018/04/05