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5. 初心者におすすめ!ブランド別おすすめヘッドライトまとめ
PETZL(ペツル)おすすめヘッドライトその2:「リアクティックプラス」
Black Diamond(ブラックダイヤモンド)おすすめヘッドライトその1:「コズモ」
Black Diamond(ブラックダイヤモンド)おすすめヘッドライトその2:「リボルト」
GENTOS(ジェントス)おすすめヘッドライトその1:「HW-000X」
GENTOS(ジェントス)おすすめヘッドライトその2:「CP-095D」
LEDLENSER(レッドレンザー)おすすめヘッドライトその1:「SEO7R」
LEDLENSER(レッドレンザー)おすすめヘッドライトその2:「MH10」
milestone(マイルストーン)おすすめヘッドライトその1:「MS-B2」
milestone(マイルストーン)おすすめヘッドライトその2:「MS-B3」
mont-bell(モンベル)おすすめヘッドライトその1:「パワー ヘッドランプ」
mont-bell(モンベル)おすすめヘッドライトその2:「ミニ ヘッドライト」
両手を空けることができるヘッドライトは、 アウトドア においてとても重宝するアイテムです。
夜間や早朝の行動が予想される 登山 や釣り、キャンプやトレイルランニングなど・・・あらゆるアウトドア・アクティビティにおいて必携といえます。
本記事では、そんなアウトドアの基本装備ともいえる 「ヘッドライト」 について、選び方やオススメ機種について紹介していきます!
ヘッドライトはあらゆるアウトドアシーンで活躍する万能アイテムなので、アウトドア好きな方は一つ持っておくことをオススメします!!
登山用品に関する記事 でも書きましたが、夜間行動の可能性がある登山やトレッキングにおいて、ヘッドライトは必携アイテムです。
懐中電灯だと片手が塞がってしまい、転倒時のケガのリスクが高まるためオススメできません。
どんな低山を登る場合にも、山中で迷ってしまう可能性に備えて必ずヘッドライトを携帯するようにしましょう。
もちろん、アルプスや 富士山登山 の場合はより遠くまで照らすことができ、長時間点灯するタイプがオススメです。
登山にはバッテリー切れに備えて乾電池が使えるモデルが◎。
キャンプにおいては懐中電灯でも充分対応できますが、両手が空くヘッドライトがやはり便利。
探しものをしたり、料理をしたり・・・といった際、ランタンなどの照明ではカバーしきれない「手元を照らすアイテム」として役に立つのです。
なお、キャンプでのオススメ使用法はヘッドライトを首にかけて眠ること。
夜中トイレに行ったり、星を観にテントを出たりする際にも、「懐中電灯どこだっけ・・・」とテント内でガサゴソする心配がありません。
エサ付けや小物を探したり・・・など、手元で行う細かい作業も多い夜釣りでは、両手の空くヘッドライトは欠かせません。
釣りでは手元の作業が多いため、照射したい箇所に合わせて照射部分の角度を変えられるタイプが便利です。
なお、ヘッドライトで必要以上に海面を照らしすぎると、魚が逃げてしまいますし、他の釣り人とのトラブルの原因にもなるのでNG。
使用しないときには点灯しない、必要なければすぐ消灯するなどを心がけましょう。
ヘッドライトは防災アイテムとしても最適です。
使わないときは常備灯としてわかりやすいところに置いておくか、防災BOXに入れておけば、もしもの時にも役立ちますね。
登山などのアクティビティの場合、荷物の量は極力減らしたいですよね。
また、大きければその分重量も増し、頭に長時間つけていると邪魔に感じてしまうこともあります。
できるだけシンプルな作りで、軽いものがオススメです。
ヘッドライトを選ぶ際、明るさを表すのが 「ルーメン」 という単位。
あくまで目安ですが、夜釣りやキャンプなど手元を照らすレベルでの使用や、日帰り登山での使用なら50ルーメン程度、夜中や朝方行動する方や登山でリーダーとして先頭で行動することが前提なら100〜200ルーメン程度のモデルが目安です。
また、ルーメンだけでなく 「照射距離」 も重要。
どれほどの距離を照射できるか、という照射距離は、ルーメンだけに依存しません。
ルーメンと光を一点に集める「フォーカス性能」により決まるのです。
ヘッドランプの明るさを比較する際は、この「ルーメン」と「照射距離」の2つを比較しましょう。
どれほどの時間照射し続けられるか、の基準となるのが「照射時間」です。
この数値はもちろん、長いに越したことはありません。
ちなみに、LEDヘッドランプは一般的に、充電の減りとともに明るさが減っていきます。
メーカー公称の照射時間は、メーカーによってまちまちで、中には電池が切れるまでの時間を表すものもあります。
そのため、 何時間まで使用に耐えうる明るさを持続できるか が重要になってきます。
これについては、メーカーのスペック表には載っていないことも多いので、レビューや比較記事などを調べてみるといいでしょう。
どのメーカーから出ているモデルも、アウトドアでの使用を前提に作られていますから、少々の雨では基本的に壊れませんが、より安全性を求めるなら防水モデルを選びましょう。
ヘッドライトの防水性はIPXという単位で表されます。IPX4〜IPX8の値が現状のヘッドライトにおいてメジャーな防水基準ですので、以下に紹介しておきます。
ちなみに最も低い基準値のIPX4でも、豪雨でない限りは大丈夫。
不安な方は雨の際はフードの中にしまう・帽子のつばの下に入れるなどの工夫しておくといいでしょう。
なお、登山などのアクティビティでは激しい雨に長時間打たれながら歩行しなければならないこともあります。
そういった過酷な使用を想定されている方には防水モデルがオススメです。
防水モデルかどうかに関わらず、雨で使用した後にはフタを空けて、内部まで良く乾燥させることを徹底しましょう。
とても明るい白色LEDの光ですが、周囲を照らすのにはぴったりでも手元を照らしたいときに少し眩しく感じてしまうことも。
そんなときのために、歩行時に進行方向や足下を照らすための白色LEDと、手元を照らすための電球色の暖かいLEDを使い分けられるモデルがスタンダードとなっています。
ハイエンドのラインになるにつれ、電池残量を確認できる機能を備えたモデルもあります。
使用中に「もうすぐバッテリー切れかな・・・」と不安になることもないので、あると便利な機能ですよ。
充電には3タイプあります。
本体にリチウムイオン充電池を内蔵しており、USBで充電できるタイプと、乾電池で駆動するタイプ、そして両方を使い分けられるハイブリッドタイプがあります。
USBタイプのメリットは特に電池交換の必要がないことですが、電池切れの際にバッテリーを変えられないことが欠点。
スマートフォンのバッテリーからチャージできるタイプも多いので、このモデルを使用する際はモバイルバッテリーを携帯しましょう。
乾電池のタイプは電池交換が面倒ですが、万が一の電池切れの際もサブの乾電池を持ち歩くことができるというメリットがあります。
USBからチャージできるバッテリーを持ち、かつ乾電池も使用できるハイブリッドモデルもオススメです。
特に登山などのシビアなアウトドア・アクティビティにおいて、電池切れは絶対NG。
出かける前は必ず電池残量をチェックして出かけましょう。
また、長期山行やアルプス登山・富士登山などリスクの高い登山の場合には、サブの電池も持参して、念には念を入れておくようにしましょう。
よく聞くヘッドライト関連のトラブルは「リュックの中で勝手に電源が入ってしまって、使おうとしたらバッテリー切れだった」というもの。
面倒ですが、使用するタイミングまで電池を抜いておくのがベストです。
製品によってはロック機能を備えたものもありますので活用しましょう。
電池を入れっぱなしにしてしまいがちなヘッドライト。
ですが、その状態での保管は電池の液漏れによる故障・バッテリーの無駄な消耗などにつながります。
使わないときは電池を抜いて、風通しの良い場所で保管するようにしましょう。
さて、実際にヘッドライトを買おう!と思っても、たくさんのメーカーからたくさんの種類が出ておりよくわからない・・・という方も多いのではないでしょうか。
そんな方にここでは 「初心者にオススメの定番ブランド・オススメヘッドライト」 をご紹介します!
登山用ヘッドライトで一番に候補に上ってくるのがフランスのアウトドアギアメーカー 「PETZL(ペツル)」 。
他社にない機能を次々と搭載することがブランドの特徴です。
近年話題となったのが、スマートフォンとの連携機能をもつ「リアクティックプラス」。
照射パターンをカスタムしたり、出力や電池残量を確認できたりといったユニークな機能で注目されました。
まさに、ヘッドライト界を引っ張る存在といえるでしょう。
アウトドア用の商品ラインナップは主に3つです。
シンプルで価格と性能のバランスがとれた「クラシックシリーズ」、ハイグレードな「アクティブシリーズ」、そしてハイエンドな「パフォーマンスシリーズ」となっています。
ペツルの商品ラインナップの中で「クラシックシリーズ」に分類されるベストセラーモデル「ティカ」。
86gというコンパクトながら、200ルーメンという充分な大光量、光量の調節機能、大光量の白色光と目に優しい赤色光との切り替え・・・など機能は最小限にして必要十分といえます。
初心者の方が最初のヘッドランプを購入する場合、まずファーストチョイスの選択肢として間違いないでしょう。
2017年に登場し、ヘッドランプ界の未来を感じさせるモデルが「リアクティックプラス」。
先にも紹介しましたが、特徴は何と言ってもモバイルアプリ「My Petzl Light」を用いたスマートフォンとの連携機能。
Bluetoothによりスマートフォンと接続し、明るさ調節、バッテリー容量の確認、ライトパターンのカスタムなどの機能が使えます。
もちろん、ハイエンドライン「パフォーマンスシリーズ」のアイテムですから、機能性も非常に優秀です。
特徴的なのは「リアクティブライティング(自動調光機能)」。
周りの明るさによってライトの明るさを自動で調光してくれ、バッテリーを節約してくれるというスグレモノなのです。
ペツルと並び登山系ヘッドライトの定番ブランドとして挙げられるアメリカのブランド 「Black Diamond(ブラックダイヤモンド)」 。
ヘッドライトのほか、ハーネスやトレッキングポールといったアイテムに定評があるブランドです。
「気になるペツルとの違いは?」ということですが、モデル別に少しづつ差はあれど、機能はほとんど互角。
あえていえば、ブラックダイヤモンドの製品は、価格としっかりとした機能性とのバランスのとれたモデルが多いのが特徴です。
ペツルの製品のようにデザイン的にも機能的にも派手さはなく、堅実な選択肢といえます。
ペツルとブラックダイヤモンド、どちらを購入しても間違いない安心の定番ブランドですので、デザイン性や独自の機能などで選ぶと良いでしょう。
ブラックダイヤモンドの中で、初心者の方にイチオシのモデルが「コズモ」です。
85gという軽さ、200ルーメンの充分な光量、IPX8(完全防水)という機能を持ちながら、定価が3,500円程度というコストパフォーマンスに優れたモデル。
夜釣りもキャンプも、アルプス登山も富士登山も、これ一本で全て対応できる優等生的なアイテムです。
この「リボルト」は専用充電池を用いたUSB充電と乾電池の両方を使えるというのが特徴。
「本体バッテリーだと容量切れが怖い」という不安を見事に解消したモデルです。
前回使用したモードを記憶する「モードメモリー機能」や、低温時にも光量が落ちない「ヒートシンク機能」、本体右側を軽く触れると光量の調節ができる「パワータップテクノロジー」など、機能性に優れた一品です。
なお、この「リボルト」、300ルーメンという公称値ですがこれはアルカリ乾電池使用時のみ。
エネループなどの充電池を使用する場合、照射力は175ルーメンに落ちてしまうので注意が必要です(そうとはいえ、175ルーメンでも充分な明るさです)。
ランタンについての記事でも紹介した日本発のLEDライトメーカー、 「GENTOS(ジェントス)」 。
リーズナブルかつハイクオリティな製品は高く評価されており、その人気はヘッドライトにおいても健在です。
作業現場用のヘッドライトとしても販売されているため、耐塵・耐水機能や2m落下しても壊れない耐久性、手をかざすだけで点灯できる機能などを備えたモデルも。
中には、明るさ1000ルーメン、という超・大光量のモデルもあります。
使用するアウトドア・アクティビティによるかと思いますが、必要以上に眩しいので、そこまでの光量は必要ないことが多いです。
2,000円という低価格ながら、明るさ300ルーメン、照射距離約176m、そして8時間点灯という、他ブランドでハイスペックモデルに搭載されるような機能を実現したモデル。
難点は、バンドが2本のタイプのためつけるのが若干面倒なことと、重量が約198g(電池含む)と重いこと。
逆に言えばそれさえ問題なければ、最高の一品といえます。
さきほど紹介した「HW-000X」は、手元を照らしたいだけの方にはオーバースペックですし、重いのも欠点。
そこまで機能が必要ない、という方にはこちらの「CP-095D」がオススメ。
シンプルな構造で約65g(電池含む)という軽さは魅力的ですし、明るさは95ルーメンと若干暗いですが、手元を照らすには充分。
IP67という充分な防塵・防滴性能も頼りがいがあります。
充分な機能性を持ちながら、何と言っても魅力は実売価格。
約1,200円と驚きの安さを誇ります。
とりあえずの一本として、また防災用アイテムとしても、オススメのヘッドライトです。
本社をドイツに置くライトメーカー 「LEDLENSER(レッドレンザー)」 。
近年日本でもその名が知られるようになりました。
機能性は軍に供給していることからもわかる通りハイスペックで、他ブランドとは全く異なる、ドイツらしいインダストリアルなデザインも◎。
また、まだまだ日本ではペツルとブラックダイヤモンドの2強体制のため、周りと被る可能性が低いのもポイントです。
重量93g、220ルーメン、照射距離約130mというレッドレンザーの中でバランスの取れたモデル。
また、ブラックダイヤモンド「リボルト」と同じく、専用充電池または乾電池を使用できます。
レッドレンザーのヘッドランプの特徴は、ヘッド部分のレンズを回すと無段階に照射距離を変えられること。
他ブランドのヘッドランプは、複数のLEDの組み合わせで調光する方式を取っている中でユニークな方式を採用しています。
このモデルはバランスの取れたスペックでとても使いやすいのですが、高価なところが最大にして唯一の欠点となってしまっています。
レッドレンザーのハイエンドモデル「MH10」。
ハイエンドモデルだけあって機能性には申し分なく、600ルーメン、照射距離150m、USB3.0を活かしたハイスピード充電(80%までの充電なら3時間程度)が可能、という超・ハイスペックなことが特徴。
このレッドレンザー、近年話題を集めてはいますが、ヘッドライト界はペツルとブラックダイヤモンドの2大ブランドのシェアが圧倒的。
特にこのハイエンドモデル「MH10」は「人と違ったヘッドライトがいい!」という方にはぴったりのモデルと言えるでしょう。
2014年に誕生した日本発のアウトドアブランド 「milestone(マイルストーン)」 。
白色光ではなく、目に優しく、かつ遠くまで届く電球色をメイン光源に採用しているのが特徴です。
手をかざすだけでON/OFFを切り替えられるセンサー機能や、距離に応じて自動調光する距離感知センサーなどユニークで便利な機能を搭載していることもポイントです。
手をかざすだけでON/OFFを切り替えられるセンサー機能を採用したモデルです。
登山や夜釣りなどで手袋をしている時の操作にとても便利。
明るさも約160ルーメンと必要十分です。
距離センサーを搭載し、照らしている距離によってメインライトとサブライトを切り替えて自動調光を行ってくれるモデルです。
例えば登山ですと、山のコースを照らしたいときには最大光量、手元の地図を照らしたいときには最小光量に・・・と自動で切り替えてくれます。
なお、この自動調光機能と、さきほど「MS-B2」で紹介したハンドセンサー機能、どちらもとても便利です。
しかし、その両方の機能が採用されたモデルは現在未発売・・・。
今後の展開に期待してしまいますね。
国産総合アウトドアブランドとしてトップシェアを誇る 「 mont-bell(モンベル) 」 。
幅広いオリジナル商品を取り扱っており、そのクオリティとリーズナブルな価格設定とのバランスが良く、多くのアウトドアマンに愛されているブランドです。
ヘッドライトは200ルーメンの大光量のタイプ、重量がわずか32g程度のウルトラライトなタイプ、非常用のハンドルを回して充電できるタイプなど、さまざまなものがラインナップされています。
モンベルのラインナップの中でバランスの取れたモデル「パワー ヘッドランプ」。
明るさ160ルーメン、照射距離が110mと必要十分です。
防水性は流水でも浸水しないIPX6、リュックの中での誤動作による点灯を防ぐダブルクリック点灯、白色光と赤色光の切り替えなど、必要充分な機能を備えた安心の機能性は、品質に定評のあるモンベルならではといえるでしょう。
電池装着時に重さ約32gという驚異の軽さが特徴のヘッドライト。
その分明るさは20ルーメンと、足下や手元用を照らすとしての使用のみ考えられたモデルです。
ハードな光量が少ないためアクティビティには向きませんが、ナイトランニングや夜釣り、キャンプ、また子ども用のヘッドランプとして最適なアイテムです。
あなたに最適なモデルは見つかりましたでしょうか?
「両手が空く」というのは想像以上にとても便利で、一度使用すると必携アイテムと言われる理由がおわかりいただけるかと思います。
一つあれば、キャンプ、登山、夜釣りや災害用と、何かと役立つ「ヘッドライト」。
あらゆるシーンで手放せないアイテムになりますので、ぜひ購入を検討してみてください。
公開日 : 2018/05/26