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日本で最も有名な山、世界遺産・ 富士山 。
文化的・歴史的背景から、日本人の「心の山」とも言われます。
アウトドア・登山などの経験がなくても「一度は登ってみたい!」という方も多いのではないでしょうか。
富士山登山についての記事 は別にまとめましたのでそちらを参考にしてください。
この記事を読んでいただけると、初心者の方でも十分な装備と知識を準備すれば富士山を登れることがお分かりいただけるかと思います。
さて、アウトドア未経験者が富士山に登ろう!と思っても、ハードルになるのが「装備・服装」ですよね。
本記事では、富士山登山においての服装についてご紹介していきます。
富士山の標高は3,776mです。
一般的に標高が1,000m上がると気温は6℃下がると言われていますから、富士山の山頂付近は約22℃寒いということになります。
さらに山頂付近は風が強く、体感温度はそれより下がりますし、山頂でご来光を待つ場合、4時や5時頃の気温は真冬並みの0℃〜5℃にもなります。
また、富士山登山は最もポピュラーな吉田ルートで登りが6時間、下りが4時間という長時間ルートです。
登山道は整備されていて危険は少ないとは言え、決して楽とは言えません。
標高も高く長時間のトレッキング・ルートを行く富士山登山においては「3,000m級の山々に挑むための服装・装備」が不可欠です。
それでは実際に必要な服装について紹介していきます。
富士山に限らず、登山において最も重要なアイテムは「トレッキングシューズ」です。
たまにスニーカーで行くという人がいると耳にしますが、足をくじく・足の裏を痛める・雨に吹きさらされるリスクを考えるとありえません。
自分の足に合ったトレッキングシューズをチョイスしましょう。
また、トレッキングシューズに加えてトレッキング用靴下も重要です。
トレッキング用靴下は普通の靴下に比べて厚手で、圧倒的な保温性・クッション性があります。
2,000円〜3,000円程度と、靴下にしては高価に感じられますが、一足買えば冬場の普段使いにも使えるので購入しておきましょう。
登山の服装についての記事 でも書きましたが、登山の服装の基本は「重ね着(レイヤリング)」です。
登っているときは薄着で登り、風が吹けばアウターを羽織り、休憩時にはフリースなどの保温着を挟み・・・というように、脱ぎ着しやすい服装を心がけましょう。
吸水速乾性のある登山用の肌着を上下用意しましょう。
登っているときは暑いので薄手のもので大丈夫です。
夏の低山などならベースレイヤーを省いてミドルレイヤーだけでも大丈夫ですが、標高3,000mを超える富士山では必ず着用しましょう。
動きやすいウエアを用意してください。
トップスは薄手のフリース、ボトムスはトレッキングパンツがオススメです。
休憩時・山小屋における仮眠時、または下山時に寒い場合に着用します。
暖かければ何でも構いませんが、ダウンやフリースなど、コンパクトなものが良いでしょう。
ベースレイヤー、ミドルレイヤー、中間着で作った熱を外に出さないために閉じ込める役割と、雨や風から体を守る役割があります。
登山用のレインウエアを用意しましょう。
富士山を登る服装で、たまに「汚れてもいい服装=ジーンズで行っても良い?」という方を見かけます。
結論から言うと、ジーンズは最悪です。
ジーンズを始め綿素材の服は、風通しは良いのですが吸水性が高く、濡れると乾きにくいという特徴があります。
富士山登山における最大のリスクは、雨や汗などで服が濡れてしまうと休憩中などにそれが冷え、体温を奪う「汗冷え」です。
風邪の原因にもなりますし、3,000mを超える富士山では、ひどい場合、低体温症を引き起こしてしまうこともあります。
富士山登山では、綿素材の服装は厳禁です。
かいた汗を素早く外に逃がす吸汗速乾性のある「化繊」か「ウール」素材のものを用意しましょう。
登山が初めてで他のスポーツウエアやユニクロなどのファストファッションブランドで揃えるのもアイテムによってはOKですが、くれぐれも綿が含まれた素材は避けましょう。
服装や装備について、やってしまいがちなのが「富士山デビュー」。
集めた道具を富士山登山で初めて使うということです。
アウトドアにおいて慣れていない道具を本番でいきなり使うのは、厳しく言うと「タブー」とでもいうべき行為です。
近くの里山などにトレッキングに出かけるなどして、ギアはテストした状態で行きましょう。
テストはその道具の使い方についてじっくり試す機会にもなりますし、自分にあっていないギアだとわかる場合もあります。
リュックは普段使いのものではなく、登山用のリュックを用意しましょう。
容量は25〜35L程度のものがオススメです。背面長に合わせたサイズがあるので自分の身長に合ったサイズをセレクトしましょう。
富士登山において、足元を照らす明かりは必須です。
ご来光を眺めに行くなどで長時間歩くことになるので、懐中電灯ではなく両手が空くヘッドライトを用意しましょう。
300ルーメン程度の明るさがあれば十分でしょう。
その他アイテムを含め、持ち物リストを作ってみました。
実際に行くときの参考にしてください。
持ち物 |
必要度 |
備考 |
登山用リュック |
◎ |
|
ザックカバー |
◎ |
雨や砂に備えて。 |
時計 |
△ |
スマートフォンで代用可能。 |
スマートフォン |
◎ |
万が一のときに備えて電源は切っておく・予備バッテリーを持つなどの工夫が必要。 |
ヘッドライト |
◎ |
|
耳栓 |
◎ |
山小屋での睡眠時に。 |
飲む酸素 |
△ |
高山病対策に。
|
帽子 |
◯ |
日焼け対策に。
|
日焼け止め |
○ |
山頂付近は紫外線が強いです。 |
手袋 |
◎ |
軍手でも可。
|
トレッキングポール |
△ |
下りが不安な人向け。 |
ゴミ袋 |
◎ |
山では持ち帰りが基本です。 |
救急用品・エマージェンシーシート |
◎ |
絆創膏・テープや包帯・常備薬など。 |
レインウエア |
◎ |
必須アイテム。リュックの取り出しやすい位置に。 |
トイレットペーパー |
◎ |
備え付けはありますが念のため持っていきましょう。 |
水分 |
◎ |
山小屋で購入できるが、1〜2リットルは持っていくべき。 |
ゲイター |
◯ |
シューズに砂が入るのを防ぐためのもの。
|
カメラ |
◯ |
|
さて、ここまで必要な装備についてみてきましたが、気になるのは「いったいいくらかかるの?」ということですよね。
あくまで目安ですが、登山ブランドで揃えた場合
と、基本的なギアだけで、一式10万円を超えてしまいます。
富士山登山にかかる費用が30,000円程度と考えると結構な出費ですね。
装備のレンタルサービスを使ったり、中間着や行動着は持ち合わせのものを使ったりして対応しても良いかもしれません。
インターネットで検索すると、富士山登山のための装備品レンタルのサービスがたくさんヒットします。
など、最低限の装備を貸してくれるセットが1万円程度からあります。
郵送で事前受取をして事後に返すのが一般的ですが、中には富士山5合目で荷物を受け取れるサービスなど、とても便利なシステムもあります。
富士山登山にオススメの服装・装備について紹介します。
しっかり揃えてこれから色々な山登りを始めるもよし、必要最低限揃えてあとはレンタルで済ませるもよし・・・
ここでは、初心者の方が装備を揃えやすいよう、リーズナブルな商品を中心に紹介します!
「なんでも良いんじゃないの?」とあなどってしまいがちな肌着ですが、吸汗速乾性能が高い登山用のものがオススメです。
富士山は気温が低く寒いですが、登っているときは真夏の太陽の陽射しが照りつけ暑いので薄手タイプで十分です。
予算に余裕があれば疲労が少なくなるサポートタイツなども良いでしょう。
リーズナブルなベースレイヤーと言えばこのmont-bell(モンベル)のエントリーモデル「ジオライン」シリーズがオススメ。
中でも、一番薄手の「L.W.(ライト・ウエイト)」がいいでしょう。
半袖Tシャツタイプもありますが、腕の部分から出た汗も蒸発してくれる長袖タイプがオススメです。
ボトムスも同シリーズのタイツをセットで購入しましょう。
上下合わせて6000円程度で揃うのは嬉しいですね。
女性向けはコチラ。
ミドルレイヤーは動きやすく、化繊のものであれば使用できます。
節約したい場合は、持っているジャージウエアなどの運動着でも構いません。
登山用ウエアは軽いうえ、ストレッチ性が高く動きやすいです。
暑さ対策で開放できるジッパー(ベンチレーション)などの工夫もあり快適です。
2004年にベンチャー企業としてスタートした国産アウトドアブランドfinetrack(ファイントラック)。
独自素材へのこだわりと社員がアウトドアに精通しており、自らテストを行う姿勢が特徴。
ここ数年数々のアウトドア雑誌でも取り上げられたり、アウトドアプロダクトの中で有名な賞を受賞しているブランドです。
そのファイントラックのミッドレイヤーから、富士山登山にオススメの商品は「ドラウトセンサー」。
自社開発の生地は吸汗速乾性能が極めて高く、ストレッチ性もバツグン。
また、身体にぴったりのスリム・フィットなシルエットもポイント。
アウトドアウエアにありがちなシルエットの「野暮ったさ」がありません。
女性用はこちらです。
同じくファイントラックのボトムス「ストームゴージュアルパインパンツ」もおすすめです。
トップスがファイントラックなら、 ボトムスもファイントラックで・・・と揃えたくなるもの。
特にこのブランドのモノづくりは、トータルの重ね着(レイヤリング)から逆算して一つ一つの商品を開発するというコンセプトです。
そのため、上下あるいは内と外まで全てファイントラックで固めることで最もその威力を発揮できます。
このパンツは通気性と防風性をバランスよく兼ね備えたオールシーズン仕様。
麓は暑く頂上は寒い富士山において活躍します。
もちろん、同ブランドの特徴でもあるストレッチ性は非常に高いです。
女性用モデルはこちらになります。
極端に言えば保温着は暖かければなんでもよく、最もコストダウンできるアイテムと言えます。
そうとはいえ、コンパクトでないと持ち運びが大変なのでコンパクトになるダウンなどがオススメ。
山ではユニクロの「ウルトラライトダウン」を着ている人をよく見かけます。
もちろん、アウトドアブランドの商品の方が暖かさ・コンパクト性に秀でてはいますが、ユニクロでも着込めば富士山でも大丈夫です。
アウトドアブランドのコンパクトダウンでオススメは、mont-bell(モンベル)のインナーダウンです。
その品質の高さはやはりファストファッションブランドのものとは雲泥の差です。
富士山頂でご来光を待つ予定の方は、長袖タイプのものでしっかり保温しましょう。
未明の山頂は風が冷たく、恐ろしいほど寒く感じられます。
レディースモデルはコチラになります。
中間着はフリースかダウンか・・・というのはアウトドア好きの中でも好みや意見が別れるところです。
ダウンのメリットはコンパクトになることです。
スタッフバッグに入れてしまえば手のひらサイズになります。
対してフリースのメリットは水に強いこと。
ダウンは濡れると保温能力が失われてしまうのに対し、フリースは濡れても絞ればすぐ乾きますし、保温性能をキープしてくれるのです。
また、通気性が良いので行動着にも使えるのがメリットとして挙げられます。
このパタゴニアの定番、R2ジャケットはそれに加え、テクニカルなパターンによる動きやすさが特徴です。
山頂へ向かう道は渋滞が起きて中々ペースが出せず、寒く感じるので、R2ジャケットは最適なアイテムだといえます。
また、テクニカルになりすぎず普段着でも使えるデザイン性の良さもポイント。
このあたりのバランス感覚はさすがパタゴニアですね。
ウィメンズモデルはこちら。
レインウエアは一番外に着るものですし、またアウトドア・ファッションアイテムとして日常でも使えるので、少し高くても気に入ったものを買うのがオススメです。
登山用のテクニカルなアイテムを販売しているMAMMUT(マムート)。
高いクオリティのモノづくりが特徴です。
この「ALL WETHER JACKET」はその名の通りどの気候でも対応できるジャケット。
防水透湿素材GORE-TEX(ゴアテックス)が採用されており外からの風も雨は通さず、中からのの汗は蒸気として外に出してくれます。
普段使いにも使いやすいシンプルなデザインも◎ですね。
レディースモデルはコチラ。
ほとんどデザインはメンズと変わりませんが、シルエットが異なりますね。
THE NORTH FACE(ノースフェイス)の定番レインウエア「レインテックス」。
トップスだけでなくボトムスもセットになっており、収納するためのスタッフバッグが付いています。
この商品もGORE-TEX(ゴアテックス)を採用しているので蒸れにくい仕様です。
「レインテックス」という名前ですが、もちろん雨だけでなく風対策のウィンドブレーカーとしても使うことができます。
コストパフォーマンスだけで選ぶなら、モンベルの「レインダンサー」シリーズで上下揃えるのがオススメです。
GORE-TEX(ゴアテックス)を使用して性能は◎。
2万円を大幅に切る価格と性能の両立は他ブランドにはない魅力です。
他社の製品は全GORE-TEX(ゴアテックス)を採用するレインウエアを展開する中、独自素材で対抗するのがfinetrack(ファイントラック)。
レインウエアにおいても例外ではなく、なんとこの「エバーブレスフォトン」はしなやかなストレッチ素材を使ったレインウエアなのです。
防水透湿性を保ちつつしなやかな着心地を実現したアイテムとして、今最注目を浴びているレインウエアです。
パンツも合わせて購入したいところ。
ファイントラックのストレッチ性をより体感することができますよ。
最も重要な登山靴(トレッキングシューズ)については、できればレンタルなどでなく購入していただきたいアイテムです。
自分の足に合ったものを選び、できれば山で、難しければ近所の坂などで履き慣らしてから富士山に挑みましょう。
富士山を登り始めてから靴ずれに気づいて・・・という、悲惨なことになりかねません。
選ぶコツは、つま先が靴の先につかないサイズのものをチョイスすること。
つま先が靴に当たってしまうようでは、下りの際につま先を痛めることがあります。
好日山荘などのアウトドアショップで購入する場合は、足がむくんだ夕方に行き、店員の方にフィッティングしてもらってから購入することをオススメします。
なお、富士山は登山道が整備されているため、各ブランドのエントリーモデルで十分対応できます。
「防水機能」と上から雨・砂が入りにくい「ハイカット」のものの中からチョイスしましょう。
初心者の方にオススメしたいのは国産メーカーの登山靴です。
海外メーカーの登山靴はどうしても甲が狭く、靴ずれを起こしてしまうことが多いです。
国産アウトドアブランド「SIRIO(シリオ)」の登山靴はもちろん日本人の足に合わせて作られており、目的に応じた豊富なラインナップがあり、そして靴幅も3種類用意されており・・・と嬉しい仕様です。
富士山登山者にオススメはエントリーモデル「P.F.302」。
ハイカットで足首もしっかり固定され、かつ防水性能やソールのグリップ性能も申し分ないモデルです。
こちらも国産の老舗アウトドアブランド「Caravan(キャラバン)」のエントリーモデルです。
防水透湿素材の中で業界シェアNo.1のGORE-TEX(ゴアテックス)を採用しつつ、1万円〜1万5千円程度というコストパフォーマンスの高さが魅力です。
登山靴とセットで登山用靴下を購入しておきましょう。
登山用の丈が長いものがオススメです。
たかが靴下といって侮るなかれ。
その履き心地は、まるで絨毯の上を歩いているかのようなのです。
靴下で3000円台と一見高価に見えますが、フカフカのクッション性、防臭性の高さから登山では必須のアイテムです。
富士山登山では25〜35L程度のモデルが最も使いやすいです。
レインウエアや救急用品などの細かいアイテムを仕分けるためにも、ポケットのたくさんついたリュックがオススメです。
創設から50周年を迎えるイギリスの老舗アウトドアブランド「berghaus(バーグハウス)」の定番モデル「エクスプローラー」。
背面長の長さを操作でき、自分の体格に合ったサイズに調整できるフィット感が特徴です。
背中とリュックの間に隙間ができるよう設計されており、長時間背負っても蒸れません。
THE NORTH FACE(ノースフェイス)の登山用ザックエントリーモデル「TELLUS 33」。
リュックの中央にあるジッパーが特徴です。
リュックの雨蓋を開けなくてもリュックのメインポケットにアクセスできます。
これはあまり他の登山用リュックには見られない、とても使いやすい仕様です。
意外と忘れがちなアイテムがこの「ザックカバー」です。
雨に備えて持っておくことをオススメします。
須走・御殿場ルートにある「砂走り」ではザックが砂まみれになるのを防いでくれます。
ザックカバーはできれば登山用リュックと合わせたブランドがフィット率も高くオススメです。
(リュックに付属している場合も多いです。)
なければアウトドアブランドのものであれば何でもかまいません。
モンベルのザックカバーは20L、25L、35Lと細かく種類が分かれており、選びやすい展開になっています。
小さくたたんで収納できるのもおすすめポイントです。
富士山登山においてご来光へのアタックなどの際に両手が空くヘッドライトは必須アイテムです。
300ルーメン程度の明るさのタイプを選びましょう。
オススメは、防滴機能がついて電池が使えるモデル。
予備の電池も忘れずに持っていきましょう。
登山用ブランドではないですが、コストパフォーマンスで選ぶならLEDランタンなどでのシェアも圧倒的なGENTOS(ジェントス)がオススメ。
300ルーメンの明るさで防滴仕様とスペックも必要十分です。
しっかりとした登山用ブランドだと、アメリカのアウトドアブランド「Black Diamond(ブラックダイヤモンド)」の「スポット」がオススメです。
前に上げたGENTOSとの大きな違いは「重量」。
GENTOSが198g(電池含む)なのに対しこの「スポット」はたったの90gと2分の1以下の重量です。
また、GENTOSが防滴仕様なのに対し「スポット」は防水仕様であったり、その他にもバッテリー残量メーターや低温時にバッテリーを温めて性能低下を防ぐヒートシンク機能があったり・・・など細かい機能が盛りだくさんです。
太陽が近いためか、富士山の光はきつく感じます。
紫外線対策・熱中症対策としても持っていきましょう。
首の後ろの日焼けを防ぐハットタイプのものがオススメです。
デザイン性と機能性を兼ね備えたブランド「THE NORTH FACE(ノースフェイス)」のハットタイプの帽子です。
UVカット素材(UPF15〜30)で出来ているので紫外線にも強い仕様。
雨対策としてGORE-TEXなどの防水透湿素材を使ったモデルも各社展開していますが、GORE-TEXとはいえやはりムレが気になるのでUV加工のみのものがオススメです。
雨にはレインウエアのフードで対応すれば問題ありません。
靴の上から雨や砂が入ってくるのを防ぐアイテム。
須走・御殿場ルートを下る場合、途中通る土砂が堆積した「砂走り」において必要です。
品質に定評のあるモンベルのゲイター。
GORE-TEX(ゴアテックス)を採用しているので防水性も◎。
付け外しに少しコツが必要なので、富士山登山の前に一度自分の靴で試しておきましょう。
下りの際、膝に掛かる負担を軽減してくれるのが「トレッキングポール」です。
膝に自信のない方は用意しておいたほうがベターです。
3,000円台のものから20,000円ほどするまでさまざまな種類がありますが、少々乱暴に言うと「値段の差=軽さ・コンパクト性・耐久性の差」。
性能はそこまでシビアに変わりません。
富士山に目的を絞るなら、安いものでもいいので購入しておくと良いでしょう。
コストパフォーマンスの高いトレッキングポールといえば「DABADA(ダバダ)」。
下りで膝を痛めると下山後の日常生活にも影響が出てしまいます。
3,000円程度で購入できるので、ぜひ購入しておくと良いでしょう。
最後に、繰り返しになりますが装備・持ち物を購入したらテストを忘れずに。
一度近くの山で試してから富士山に挑戦しましょう!!
本記事がみなさまの富士山登山のきっかけになれば嬉しいです。
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公開日 : 2018/04/17