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南あわじ市は、淡路島の南部を占めていて、兵庫県の最南部にある市でもあります。
2005年に三原郡全町(三原・南淡・西淡・緑の4町)が合併して誕生しました。
人口は約4万5000人で、面積は約229平方kmあり、人口・面積とも淡路島で最大の自治体です。
南は鳴門海峡に面していて、その対岸は徳島県鳴門市で、大鳴門橋でつながっています。
東部は紀伊水道、西部は瀬戸内海(播磨灘)面し、北側は山地になっています。
自凝島神社(おのころじま じんじゃ)は、南あわじ市の三原地区にある古い神社です。
小高い丘の上にあり、かつてその周囲は入江で、神社名の通り自凝島(おのころじま)と呼ばれていました。
自凝島は、日本神話にゆかりがあります。
古事記・日本書紀で、伊弉諾命(いざなぎのみこと)・伊弉冉命(いざなみのみこと)が国土創世のために天の浮橋が「天の沼矛」という槍で海をかき回したとき、先端からしたたり落ちた滴が凝り固まって島ができたという伝説があります。
この島が自凝島で、名前も「自然と凝り固まった」という意味です。
後に伊弉諾命と伊弉冉命は自凝島に降り立ち、日本の国土を生み出していきます。
そして、最初に生まれたのが淡路島なのです。
祭神は、もちろん伊弉諾命と伊弉冉命です。
伊弉諾命と伊弉冉命は夫婦ですので、自凝島神社は縁結びのご利益があることで人気のスポットでもあります。
さらに、自凝島神社のシンボルとなっているのが高さ約21.7mの大鳥居。
平安神宮・厳島神社の鳥居とともに「日本三大鳥居」のひとつとも言われています。
なお、日本神話の自凝島の伝承地は各地にあり、淡路島の中だけでも複数の説があります。
住所 : 兵庫県南あわじ市榎列下幡多415
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0799-42-5320
定休日 : なし
営業時間 :
料金 : 無料
公式サイト : おのころ島神社
先ほど日本神話の国生みに関わる自凝島(おのころじま)についてご紹介しましたが、淡路島に伝わる自凝島伝承は自凝島神社だけではありません。
自凝島伝承の別の説が、この沼島(ぬしま)。
沼島は南あわじ市の淡南地区にあります。
淡路島の南沖合約4.6kmにあり、周囲は約10kmの孤島で、人口は470人ほどの小さな島です。
沼島は小さな島ですが、景勝地も多いのが特徴となっています。
島の東南の海岸には「上立神岩」(上記画像) 「屏風岩」「あみだバエ」といった大きな奇岩があり、迫力は満点です。
他にも、自凝島伝承に由来する古社「自凝神社(おのころ じんじゃ)」や兵庫県で最古の日本庭園「沼島庭園」、沼島海水浴場などの見どころがたくさんですよ。
沼島へは、淡路島の南端に位置する土生港から船で10分ほどでたどり着けます。
住所 : 兵庫県南あわじ市沼島
マップ : Googleマップ
アクセス : 沼島汽船 土生港より船で10分
電話番号 : 0799-57-0777 (沼島総合観光案内所)
公式サイト : 沼島
道の駅うずしおは、淡路島の南西端の岬にある道の駅。
真上には鳴門大橋が通り、目の前は鳴門海峡です。
道の駅うずしおは、「日本で一番うずしおに近い道の駅」といわれていて、渦潮の観測スポットとして人気。
目の前で大きな渦を巻く海は大迫力です。
なお、渦潮には見頃時間があるので、事前にチェックしておいてくださいね。(参照: うずしおクルーズ )
また、道の駅うずしおには、たまねぎをはじめとした地元食材を使ったレストランや食事処もいっぱい。
中でも「淡路島バーガー」は、ご当地バーガーの大会で好成績をおさめた人気商品です。
住所 : 兵庫県南あわじ市福良丙947-8
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0799-52-1157
定休日 : 木曜(祝日や長期休み期間は営業)
営業時間 :
公式サイト : 道の駅 うずしお
淡路島の最南端の丘の上に建つ「うずの丘 大鳴門橋記念館」。
1985年に、大鳴門橋の開通に合わせてオープンした人気の複合施設です。
うずしお観光の際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。
テレビ番組でもたびたび取り上げられているので、見かけた方も多いのではないでしょうか。
淡路島名産の玉ねぎを掴むクレーンゲーム「たまねぎキャッチャー」は、1回100円で、1つとれると1.5キロの玉ねぎと交換してくれます。
その珍しさと面白さから話題になり、「うずの丘 大鳴門記念館」は年間36万人が訪れる人気スポットになりました。
大鳴門橋と鳴門海峡が綺麗に見えるポイントには、高さ2.8m、直径2.5m、重さ約250キロのオブジェ「おっ玉葱」がでんと鎮座。
貸し出ししている玉ねぎカツラを被って記念撮影をどうぞ。
住所 : 兵庫県南あわじ市福良丙936-3
マップ : Googleマップ
アクセス : 福良バスターミナル から徒歩約3分でうずしおドーム なないろ館へ、無料シャトルバス有
電話番号 : 0799-52-2888
定休日 : 火曜日、12/31、1/1
営業時間 :
公式サイト : うずの丘大鳴門橋記念館
南淡路温泉郷は、南あわじ市内にある6つの温泉地の総称です。
各温泉は、それぞれ効能が異なるのが特徴。
6つの温泉地は、うずしお温泉・三原温泉・南淡温泉・潮崎温泉・筒井温泉・サンライズ温泉。
特徴のちがった6つの 温泉 を巡っていく「温泉めぐり」も人気です。
淡路ファームパーク イングランドの丘は、南あわじ市の中央東寄りに位置するテーマパークです。
園内は「イングランド」「グリーンヒル」という2つのゾーンに分かれています。
自然と動物をテーマにしており、名前の通り イギリス の農村の風景がモチーフです。
園内にはコアラが飼育されているコアラ館があって、子どもたちに大人気です。
他にもたくさんの動物たちに触れ合えますよ。
また、農業・酪農の体験や乗馬、ゴーカートなどの遊びも楽しめます。
広大なお花畑には、季節によってバラやひまわりなどいろんな花が咲きますよ。
園内にはレストランもあり、ご家族で1日中楽しめるおすすめのスポットです。
住所 : 兵庫県南あわじ市八木養宜上1401番
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0799-43-2626
定休日 : 無休
営業時間 : 9:00~17:00 ※12月~2月は10:00オープン
料金 : 大人(高校生以上)1,200円、小人(4歳~中学生)400円、3歳以下無料
公式サイト : 淡路ファームパーク イングランドの丘
灘黒岩水仙郷(なだくろいわ すいせんきょう)は、南あわじ市の丹南地区にあります。
淡路島東南部の沿岸部にある諭鶴羽山の斜面一帯に野生の日本水仙が群生していて、水仙郷として観光スポットになっています。
2023年12月に屋上展望デッキが新設され、リニューアルされています。
約45度の7haの急斜面に、およそ500万本の水仙が咲き乱れます。
あたりは黄色と白と、海の青色の美しい風景となり、フォトジェニックな場所としても人気。
灘黒岩水仙郷は冬季のみのオープンなのでご注意ください。
また、日本水仙は南あわじ市の市花にもなっています。
住所 : 兵庫県南あわじ市灘黒岩2
マップ : Googleマップ
アクセス : 神戸淡路鳴門自動車道 淡路島南ICより車で40分
電話番号 : 0799-56-0720
定休日 : 3月~12月中旬までは休業
営業時間 :
料金 :
淡路島には江戸時代の初期から昭和の初めまで大小様々な人形座があり、全国を興行して淡路島人形浄瑠璃の魅力を伝えてきました。
全国的にも人気が高かった淡路の人形芝居は、明治に入り観客の関心が他の娯楽に移ったり、人形芝居の修行の苦しさから若い後継者が育たなかったりで、次第に衰退していきました。
特に戦後は消滅の危機にさらされていましたが、500年の歴史を誇る淡路の人形浄瑠璃という伝統文化を継承すべく、1964年に生まれたのが「淡路人形座」です。
大座であった吉田傳次郎座の道具類を継承し、幾多の困難を乗り越えて、国の重要無形民俗文化財に指定されるまでの復活を遂げました。
淡路人形を自由自在に操るには相当な修行が必要で、足七年、左手七年、頭と右手は一生かかると言われています。
子供会、高校の部活動、青年グループなどに淡路人形座の座員が直接指導に出向き、古典芸能を継承するために日々努力を続けています。
淡路人形座では、毎日10:00~、11:10~、13:30~、15:00~と定時公演を行っています。
公式サイトでは演目についての詳細やあらすじが紹介されているので、事前に目を通していくとより分かりやすくて良いですね。
なかなか目にする機会のない淡路島人形浄瑠璃の世界を、ぜひ体験してみてください。
住所 : 兵庫県南あわじ市甲1528−1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0799-52-0260
定休日 : 水曜日(他、臨時休業あり)
営業時間 : 【定時公演】10:00、11:10、13:30、15:00
料金 : 【鑑賞料】大人1,800円、中高生1,300円、小学生1,000円、幼児(3歳以上)300円
公式サイト : 淡路人形座
慶野松原は、古くは柿本人麻呂らにより「万葉集」に詠まれたという風光明媚な景勝地です。
2,5キロ続く真っ白な砂浜に、約5万本もの淡路黒松が生い茂る松原は、日本の渚百選、日本の夕陽百選にも選ばれています。
この慶野松原にある約1,5キロの散策道には、伝統産業である「いぶし瓦」で作られた十二支や七福神のオブジェが並ぶ、通称「慶野松原プロポーズ街道」があります。
瓦(かわら)ぬ愛を誓う…プロポーズの言葉や誓いの言葉が刻まれたハート型の瓦が並び、散策していても幸せのお裾分けが貰えてほっこりします。
私たちもやってみたいという方は、淡路島観光協会南あわじ観光案内所へお問い合わせください。
住所 : 兵庫県南あわじ市松帆古津路・慶野
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0799-36-2203
営業時間 : 24時間散策自由
料金 : 無料
洲本市は、淡路島の中部を占める市で、以前から淡路島の行政面の中枢的な都市でした。
1940年(昭和15年)に淡路島最初の市となった旧 洲本市と、津名郡五色町が2006年に対等合併し、新設されたのが現在の洲本市です。
それまでは、旧 洲本市が淡路島で唯一の市でした。
人口は約4万5000人、面積は約182平方km。
東部は大阪湾と紀伊水道、西部は瀬戸内海(播磨灘)に面していて、中部は山地が広がります。
洲本城跡(すもとじょうせき)は、洲本市街地南方にある三熊山にある山城の跡です。
洲本城は別名を三熊城といって、戦国時代から江戸時代にかけて存在しました。
戦国時代の1526年(大永6年)に戦国武将・安宅治興が築城。
江戸時代になると洲本藩が拠点としましたが、江戸時代初期の元和元年(1615年)に洲本藩の廃止とともに廃城に。
その後、洲本周辺は阿波徳島藩の領地となり、徳島藩から派遣された家老が洲本城を拠点としました。
しかし、1642年(寛永19年)に洲本城のある三熊山のふもとに拠点を移し、再び洲本城は廃城になったのです。
現在、山上の洲本城のあとを一般的に洲本城跡と呼びますが、地元では山上の城跡を「上の城」、徳島藩家老が建てた山の麓の拠点の跡を「下の城」と通称しています。
洲本城跡には総石垣造の曲輪や櫓跡が残っていて、国の史跡になっています。
本丸からは市街地や海を一望でき、「洲本八景」のひとつです。
なお、現在本丸に天守風の建物がありますが、これは1928年(昭和3年)に建設された「模擬天守」です。
模擬天守としては国内最古ではありますが、もともと洲本城に天守があったことが今のところ確認されておらず、史実に基づいていない天守です。
住所 : 洲本市小路谷1272-2
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0799-22-3321
定休日 : なし
営業時間 : 24時間見学可能
料金 : 無料
洲本温泉は、洲本市街地東部の大浜海岸近くにある温泉地です。
海が近く、眺めのよい展望露天風呂を備えたホテルや旅館が魅力。
洲本城を眺めながら入る足湯も人気ですよ。
また、古代に「御食(みけつ)国」とも呼ばれた食材豊富な淡路の料理を再現するところなど、各ホテル・旅館が個性を生かしながら営業しています。
淡路観光の拠点にぴったりの温泉地です。
住所 : 兵庫県洲本市大浜海岸・古茂江海岸ほか
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0799-22-3158(洲本温泉事業協同組合)
定休日 : 各施設により異なる
営業時間 : 各施設により異なる
料金 : 各施設により異なる
大浜海岸(おおはま かいがん)は、洲本市街地東部にある、紀淡海峡に面する海岸です。
大浜海水浴場や大浜公園が整備されており、夏場には多くの海水浴客などが訪れます。
海岸は約750m続いていて、建ち並ぶ黒松は「千本松」と呼ばれ、白砂青松の美しい景観を織りなしています。
この景観は、洲本市の代表的な景勝地「洲本八景」のひとつになっています。
市街地や洲本温泉街にも近いのも魅力ですね。
住所 : 兵庫県洲本市海岸通1-2
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0799-22-3321
定休日 : なし
営業時間 :
料金 : 無料
古来より柏原山系に生息していた野生ザルを餌付けし、自然に近い形で触れ合える施設として開園したのが1967年。
50年以上もの間、多くの人に親しまれてきました。
約200頭の野生ザル達は、朝9時ごろに山から降りてきて、餌を食べたり昼寝したり遊んだりして過ごし、夕方5時頃になると山へ戻っていきます。
飼育をしていないので、山に木の実が多い9月~11月頃は全くセンターに現れなくなり、ほとんどの日が閉館となります。
淡路島に生息するサルの特徴は、おとなしく仲が良いことです。
序列が厳しくボス争いにケンカが勃発というイメージが強いサル社会ですが、ここではほぼケンカが起きないそう。
寒い日には皆でくっついて暖をとる「サル団子」は必見です。
何故そんなに仲が良いのかを調べに訪れる研究者もいるというから、その絆は相当なものですね。
毎年お正月の三が日にはサル文字の披露があるので、興味がある方はぜひどうぞ。
住所 : 兵庫県洲本市畑田組289
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0799-29-0112
定休日 :
営業時間 : 9:30~17:00
料金 : 大人(中学生以上)1,000円、4歳以上 400円
公式サイト : 淡路島モンキーセンター
「洲本アルチザンスクエア」は、明治から昭和にかけて洲本市の基幹産業として栄えた鐘紡洲本工場・第二工場の跡地に作られた、複合文化商業施設。
レトロ感のある赤レンガ造りの建物内には、レストランやカフェ、雑貨店、アートスペース、ギャラリーなどが入っています。
淡路島の特産品を販売しているお店もあるため、お土産選びにもおすすめ。
雰囲気がとても良いので、デートスポットとしても人気です。
また、ドラゴンクエスト(ドラクエ)の生みの親であるゲームデザイナーの堀井雄二氏は洲本市出身で名誉市民という関係から、様々なドラクエ関連のイベントが開かれてきました。
敷地内にはドラゴンクエスト30周年の記念碑が建てられ、ドラクエファンの聖地巡礼スポットにもなっています。
住所 : 兵庫県洲本市塩屋1-1-7
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0799-23-1110
定休日 : 店舗により異なる
営業時間 : 店舗により異なる
「ウェルネスパーク五色」は、洲本市五色町出身の高田屋嘉兵衛(たかたや かへい)の偉業を記念してつくられた施設です。
1769年、洲本に生まれた高田屋嘉兵衛は、兵庫に出て船乗りとしての頭角を現し、のちに廻船商人として蝦夷地へ進出し、北前船交易で巨額の剤を築きました。
幕府とロシアの間で起きた外交摩擦「ゴローニン事件」に巻き込まれ、ロシア側に拘束されましたが、日露交渉の間に立ち、信頼関係を築いて平和的な解決に導いた事で知られています。
作家、司馬遼太郎は彼の生涯を小説「菜の花の沖」に書き記し、江戸時代を通じて、一番の偉人は 高田屋嘉兵衛だと、高く評価しています。
広大な敷地内には、嘉兵衛の功績を紹介する高田屋顕彰館をはじめ、オートキャンプ場や公共の宿、温泉、体験農園など、多種多様な施設が揃っています。
「高田屋顕彰館」は、貴重な資料の展示とともに、嘉兵衛の波乱万丈な人生や業績を紹介 しており、嘉兵衛が最初に所有した北前船・辰悦丸の2分の1スケールの復元模型などもあり見どころが多いので、ぜひ足を運んでみてください。
住所 : 洲本市五色町都志1087
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0799-33-1600
定休日 : 各施設により異なる
営業時間 : 各施設により異なる
料金 : 各施設により異なる
公式サイト : ウェルネスパーク五色
淡路市は、淡路島の北部を占める市です。
2005年に、津名郡の津名・北淡・淡路・一宮・東浦の5町が対等合併して誕生しました。
人口は約4万2000人、面積は約184平方kmです。
南北に細長い形をした地域で、中部は南北に山地が広がります。
北部は明石海峡に面していて、その北の対岸には明石市・神戸市垂水区になり、明石海峡大橋がかかっています。
東部は大阪湾、西部は瀬戸内海(播磨灘)です。
伊弉諾神宮(いざなぎ じんぐう)は、淡路市の一宮地区にある古い神社です。
日本神話で国生みを行った伊弉諾命(いざなぎのみこと)と伊弉冉命(いざなみのみこと)を祀っています。
古くから権威のある神社で、国の中で一番有力な神社を「一宮」と呼びましたが、伊弉諾神宮は淡路国の一宮でした。
伊弉諾命は、国生みのあとに、淡路島に「幽宮(かくりのみや)」という建物をたてて、余生を過ごしました。
その幽宮があったのが伊弉諾神宮の鎮座する地で、伊弉諾命の亡き後に、神社が建てられたと言われています。
現在も淡路島有数の神社として正月の初詣をはじめ多数の参拝客でにぎわっていますよ。
なお、伊弉諾神宮は2016年(平成28年)、日本遺産に「国生みの島・淡路」として登録された淡路島の文化財のひとつです。
住所 : 兵庫県淡路市多賀740
マップ : Googleマップ
アクセス :
神戸淡路鳴門自動車道 津名一宮ICより車で5分
電話番号 : 0799-80-5001
定休日 : 年中無休
参拝時間 : 終日参拝可 ※社務所は8:30~17:00
料金 : 無料
公式サイト : 伊弉諾神宮
絵島(えしま)は、淡路市の淡路島北東部に浮かぶ小さな島です。
島は砂岩でできた特徴的な姿をしています。
もともとは淡路島と陸続きだったのが、長年にわたり波によって削られていって、今の姿になったと言われています。
夜景が美しく、海と島の見事な景観は神秘的。
古代から歌に詠まれてきました。
また、絵島には自凝島(おのころじま)伝承があります。
日本神話で、伊弉諾命(いざなぎのみこと)と伊弉冉命(いざなみのみこと)が国生みの前に、矛で海をかき回して、矛の先端から落ちた滴が固まって「自凝島」という島ができました。
この自凝島だと言い伝えがある場所は淡路島だけでも複数あり、絵島もそのうちのひとつなんですよ。
さらに絵島の頂上に石塔があり、これは平清盛の兵庫築造の祭で人柱となった松王丸という子どもを弔うために建てられたものともいわれています。
ぜひ絵島の神秘的な景観に触れてみてください。
インスタ映えする場所でもありますよ。
住所 : 兵庫県淡路市岩屋 絵島
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0799-72-3420 (淡路島観光協会 岩屋観光案内所)
定休日 : なし
営業時間 : 24時間見学自由
料金 : 無料
国営明石海峡公園は、淡路市の淡路島北東部にある公園です。
海沿いの丘陵地一帯に広大な敷地をもち、春のスイセンやチューリップ、夏のヒマワリ、秋のコスモス、冬はクリスマスローズなど、一年中とぎれることなく四季折々の草花や木々が楽しめます。
150もの遊具が集まった「夢っこランド」、ユニバーサルデザインを取り入れた大型遊具「子供の森」の他、広い芝生広場もあり、施設が充実しています。
芝生公園はワンちゃんも一緒に楽しめるので、愛犬家の方にもおすすめ。
週末には様々なイベントも行われているため、一日中たっぷり楽しめます。
住所 : 兵庫県淡路市夢舞台8-10
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0799-72-2000
定休日 : 年末年始、2月の第2月曜~金曜
営業時間 :
料金 : 大人(15歳以上)450円、65歳以上 210円、中学生以下 無料
公式サイト : 国営明石海峡公園
淡路夢舞台は、兵庫県淡路市の淡路島北東部にある複合リゾート施設です。
国立明石海峡公園に隣接していて、海沿いの丘陵地に位置しています。
国際会議場をはじめ、宿泊施設や植物園、野外劇場などの施設があります。
中でも夏の「百段苑」と呼ばれる庭園がみどころです。
100個の花壇と立体迷路状の階段で構成された独特の庭園は、著名な建築家・安藤忠雄氏が手掛けました。
住所 : 兵庫県淡路市夢舞台2番地
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0799-74-1000
定休日 : 各施設により異なる
営業時間 : 各施設により異なる
公式サイト : 淡路夢舞台
あわじ花さじきは、淡路市にある花をテーマにした公園。
淡路島北部の中央にある山中にあります。
敷地の広さは甲子園球場4個分(約15ha)。
菜の花、ポピー、ひまわり、コスモスなど四季折々の花が広大な敷地一面に植えられています。
木製のテラスデッキからは360度パノラマでお花畑を上から眺めることができます。
満開の時季に行くと、その美しい風景にこころ奪われることでしょう。
住所 : 兵庫県淡路市楠本2865-4
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0799-74-6426
定休日 : 年末年始
営業時間 : 9:00~17:00(最終入園16:30)
料金 : 無料(駐車場は有料)
公式サイト : あわじ花さじき
淡路ワールドパーク ONOKORO(オノコロ)は、淡路市の津名地区にあるテーマパークです。
淡路島の東部に位置し、淡路市街地にある埋立地に立地しています。
特徴はコロッセオやピサの斜塔、タージマハル、万里の長城といった世界の著名な建築物18棟を、1/25のミニチュアサイズで忠実に再現していること。
まるでおとぎ話の世界に迷い込んだような不思議な感覚になります。
ほかにも観覧車やメリーゴーランド、芝滑り、ジップラインアドベンチャー、立体迷路など、たくさんのアトラクションやイベントが多数用意されています。
大人からお子様まで1日楽しめる施設となっています。
住所 : 兵庫県淡路市塩田新島8-5
マップ : Googleマップ
アクセス : 津名港から車で5分、津名一宮ICから車で15分
電話番号 : 0799-62-1192
定休日 : 無休
営業時間 :
料金 :
公式サイト : 淡路ワールドパークONOKORO
1995年1月17日5時46分、明石海峡の地下約14キロを震源とする地震が発生、規模はマグニチュード7.3で最大震度7を記録しました。
神戸市市街地の被害は甚大でしたが、淡路島でも特に北淡地域が特に被害が大きく、のちに「阪神・淡路大震災」と名付けられました。
北淡震災記念公園は、阪神・淡路大震災の爪痕を後世に伝え、防災の大切さを語り継ぐためにつくられた公園です。
震災後に露出した野島断層を140mに渡り保存し展示しています。
断層をありのままに保存し展示することで、地震の脅威を知り、地震に備える事の大切さを実感して欲しい、そんな願いが込められています。
必見は屋外展示の「神戸の壁」です。
昭和2年に神戸市長田区の市場の延焼防火壁として建てられたこの壁は、第二次世界大戦の神戸大空襲にも耐え、阪神・淡路大震災では周囲の建物が倒壊全焼するなか、またしても耐えて焼けること無くそのまま残ったのです。
震災の記憶を風化させないように、6,434名もの犠牲を無駄にしないように、防災意識を高めるために。
平成11年に津名町(現・淡路市)に移設され、平成21年にこちらの敷地に再移設されました。
住所 : 兵庫県淡路市小倉177
マップ : Googleマップ
アクセス : 「震災記念公園」バス停より徒歩5分
電話番号 : 0799-82-3020
定休日 : 12月に臨時休館あり
営業時間 : 9:00~17:00
料金 : 大人700円、中高生 300円、小学生250円、幼児無料
公式サイト : 北淡震災記念公園
淡路島を代表するグルメは、魚介類と牛肉、そしてタマネギなどが挙げられます。
南と北に明石海峡と鳴門海峡という流れの厳しい海域があるため、鯛を代表とする身が締まった筋肉質の魚が良く育ちます。
また、淡路島のブランド牛「淡路牛」や「淡路ビーフ」の生産でも知られています。
さらに、淡路島は全国有数のタマネギの産地。
淡路島のタマネギは高級ブランドとして人気です。
ここからは、淡路島のおすすめのグルメスポットをご紹介します。
明石海峡はたこの産地として有名.
対岸の明石市の名物として明石だこが知られていますが、淡路島もたこを使った料理が有名です。
道の駅東浦ターミナルパーク内にある「やま高」の名物「たこの姿焼き」は、淡路島の海でとれた新鮮なタコを丸ごと一匹プレス。
下処理した真だこには、小麦粉をつけるだけで、調味料は一切使わず、タコの塩味だけでいただきます。
見た目のインパクトが凄いですが、まわりは香ばしくパリッとしていて中はじゅわっとジューシーで、最高の味わいです。
住所 : 兵庫県淡路市浦657
マップ : Googleマップ
アクセス : 神戸淡路鳴門自動車道 東浦ICよりすぐ
電話番号 : 0799-74-2707
定休日 : なし
営業時間 : 9:00~17:00
予算 : 1,000~2,000円
キャッシュレス決済 : 不可
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
淡路島でウニ?と驚かれる方も多いかもしれませんが、実は素潜り漁で漁獲される淡路島のウニは、淡路島自慢のグルメ。
中でも、潮の流れが速くプランクトンやミネラル豊富な南あわじの海で育ったウニが一番美味しいと言われています。
絶景レストラン「うずの丘」では、このウニを使ったしゃぶしゃぶが楽しめます。
目の前の海で獲れるウニは、ミョウバン不使用。
和風だしに練りうにと豆乳、さらに絶品うにを溶かしたうにスープに、淡路牛や鯛など刺身串を絡めていただく贅沢すぎる一品です。
6月から10月にかけては、ウニの王様と呼ばれる希少価値が高い赤ウニが流通します。
西日本から九州にかけて生息し、数が少なく漁も難しいので、幻のウニとも呼ばれています。
この時期は赤ウニのうにしゃぶが提供されるので、ぜひ味わってみてください。
住所 : 兵庫県南あわじ市福良丙963−3 うずの丘 大鳴門橋記念館 2F
マップ : Googleマップ
アクセス : 神戸淡路鳴門自動車道 淡路島南ICより車で3分
電話番号 : 0799-52-2888
定休日 : 火曜(祝日、繁忙期は臨時営業あり)
営業時間 : 10:00~15:00(L.O.)
予算 : 2,000~4,000円
キャッシュレス決済 :
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
淡路島は海に囲まれているので海鮮の宝庫。
生シラスを使った生シラス丼がおすすめです。
生シラス丼が食べられる店は複数ありますが、中でもおすすめは淡路市にある「みけ家」。
淡路ハイウェイオアシスの中にあり、鳴門自動車道の淡路サービスエリアから直結という好立地が魅力です。
淡路の春から秋にかけての旬の食材である生シラスを、たっぷりと堪能してください。
住所 : 兵庫県淡路市岩屋2674−3
マップ : Googleマップ
アクセス : 神戸淡路鳴門自動車道 淡路ICよりすぐ
電話番号 : 0799-72-0220
定休日 : なし
営業時間 : 11:00~20:00
予算 : 1,000~2,000円
キャッシュレス決済 : カード可(VISA、Master、JCB、DINERS)
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
ふくカフェは、南あわじ市にある古民家カフェです。
少しわかりにくい場所ですが、隠れ家的な雰囲気があって人気。
人気メニューは「淡路島カレー」。
淡路島カレーは、東京の会社がフランチャイズ展開して全国各地で人気となっています。
本場の淡路島では、ふくカフェの淡路島カレーがおすすめです。
淡路島特産のたまねぎをふんだんに使ったカレーは、コクと甘さが特徴。
他にも自家製ワッフルや引き立てのこだわりコーヒーが人気です。
住所 : 兵庫県南あわじ市倭文長田224
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0799-53-6170
定休日 : 木曜、第2・4金曜
営業時間 : 10:00~18:00
キャッシュレス決済 : 不可
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
キッチンたまご亭は、淡路市にある洋食店です。
淡路島産の黒毛和牛と卵を使った料理が特に人気があります。
中でも「玉卵牛ステーキ丼」が一番人気。
肉汁あふれるカットステーキをごはんの上一面にならべ、その上に半熟の目玉焼き。
さらに大葉や淡路島特産のたまねぎなどをふんだんに使っています。
他にも自家製ローストビーフや、フワフワの卵とデミグラスソースが決め手のオムライスも人気。
淡路市街地にも近く、観光しながらグルメを楽しむにはちょうど良いお店ですね。
住所 : 兵庫県淡路市志筑新島10-51
マップ : Googleマップ
アクセス : 神戸淡路鳴門自動車道 津名一宮ICより車で10分
電話番号 : 0799-62-6252
定休日 : 火曜日
営業時間 : 11:30~16:00/17:00~21:30
予算 : 1,000~2,000円
キャッシュレス決済 : カード可(AMEX)
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
オニオンキッチンは、淡路島に数店舗あり、本店は南あわじ市の道の駅うずしおの中にあります。
このお店、淡路島のたまねぎや牛肉などの特産品を使った「淡路島バーガー」のお店なんですが、なんと「全国ご当地バーガーグランプリ」で1位(2013年)と2位(2014年)を獲得しています。
そのためオニオンキッチンは大人気で、休日には行列ができるほど。
1位を獲得したのは「あわじしまオニオンビーフバーガー」、2位は「あわじしまオニオングラタンバーガー」。
どちらも淡路産のたまねぎがポイントです。
他にもたくさんの淡路島ならではのハンバーガーが揃っています。
住所 : 兵庫県南あわじ市福良丙947-22 道の駅うずしお
マップ : Googleマップ
アクセス : 神戸淡路鳴門自動車道 淡路島南ICより車で5分
電話番号 : 0799-52-1157
定休日 : 木曜日(祝日、繁忙期は状況により臨時営業)
営業時間 : 9:30~16:30(L.O.)※土日祝日は9:00から営業
予算
: ~1,000円
キャッシュレス決済 : 不可
禁煙・喫煙 : 分煙
淡路島のグルメについてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています。
→ 淡路島ランチ決定版!生しらす丼からあわじ島バーガーまで出身者が選ぶおすすめのお店17選!
淡路島で買って帰りたいお土産をご紹介します。
淡路島のサービスエリアやお土産屋さんを見て驚くのは、特産品たまねぎを使ったお土産品の豊富さ。
リーズナブルなお土産が多いので、購入しやすいのが嬉しいですね。
嘉兵衛餅(かへいもち)は、住吉堂本舗という和菓子店が製造する菓子で、淡路島の代表的銘菓。
洲本市五色町出身の偉人、 高田屋嘉兵衛にちなんで名付けられています。
やや小ぶりの、小判型をした白いお餅です。
モチモチの生地の中にはたっぷりの粒あん。
上品な甘さでペロリと食べてしまいますよ。
淡路島のお土産に最適なおすすめのお菓子です。
淡路島の北にある明石海峡はたこが有名。
淡路島ではたくさんの会社がたこせんべいをつくっていて、その種類や形・特徴は様々です。
「鳴門千鳥本舗」のたこせんべいは、たこを練りこんだサクサクのせんべい。
甘辛い味付けが癖になる味だと評判です。
色々なたこせんべいを買ってみて、食べ比べをするものおすすめですよ。
淡路島では、特産のタマネギを使ったお土産はいろいろ開発されています。
その中でも、最もシンプルかつ淡路島のタマネギの良さを感じられるのがオニオンスープ。
様々な会社がオニオンスープを製造・販売しているのですが、中でもおすすめは、「鳴門千鳥本舗」が販売しているもの。
たまねぎを模した包装をしているのが特徴で、とても可愛らしいです。
見た目のインパクトもあるため、淡路島のお土産にぴったりですね。
たまねぎが特産品である淡路島のお土産で、根強い人気があるのが、玉ねぎを使ったスナック菓子の数々。
様々な会社が製造していて、その形や味などは様々。
複数の会社のものを買ってみて、味を比べてみるのもおもしろいですね。
こちらは、テレビ番組で紹介され注目されている「玉ねぎポテトチップス」。
スナック菓子なので、子どもたちにも人気です。
淡路島らしさも感じられるので、お土産として買ってみてはいかがでしょうか。
ちょっとおしゃれなお土産なら、「あわじオレンジスティック」がおすすめ。
昭和5年から淡路島で親子三代、「長手長栄堂」の銘菓です。
洲本の名産品「鳴門オレンジ」の皮をスティック状にして砂糖漬けしたものに、ベルギー産チョコレートで1本1本手作業でコーティング。
さわやかなオレンジの風味と、ちょっとビターなベルギーチョコレートのハーモニーが楽しめる逸品です。
そのままおやつとしても良し、ワインやウィスキーとの相性も良いので、お酒好きな方へのお土産にも良いですね。
淡路島のおすすめ観光スポットをご紹介しました。
淡路島は瀬戸内海の島ですが、その中には魅力がいっぱいです。
また、「御食国」の別名の通り、美味しい食材もたくさんあります。
景観を楽しんだり、遊んだり、グルメを楽しんだりと、いろんな楽しみ方ができるのが淡路島の魅力。
ぜひ一度、淡路島に遊びに来てくださいね。
※淡路島を観光するなら合わせて読みたい: 食べて遊んで大満足!淡路島のおすすめホテル14 選
最終更新日 : 2023/11/27
公開日 : 2018/06/13