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北海道を旅する醍醐味の1つに、大自然に触れること、そして素晴らしい風景を楽しむことがありますよね。
まずは小樽を代表する観光スポットである小樽運河や、小樽市街の眺望を楽しめる展望所からご紹介します。
小樽駅を降りたら、まず最初に向かいたいのが小樽運河。
町の一番北ですが、この小樽運河こそ小樽観光の中心と言えます。
北海道開拓の玄関口であった小樽港。
当初は沖に停めた船からはしけを使って荷揚げをしていました。
ただ、荷物の取扱量が増えてきたので、効率よく荷物を運搬できるようにと、はしけが接岸できる距離を長くするために海面を埋め立てて出来たのが小樽運河です。
大正12年に完成した小樽運河は、全長1,140m、内陸に掘った運河ではなく、海面の沖合を埋め立てて造ったので、扇形に緩やかに湾曲しているのが特徴です。
戦後に埠頭岸壁が整備され、運河はそれまでの役目を終えることとなりました。
埋め立てて道路にするのか、運河の景観を残すのか十数年に渡る論争の末、昭和61年に一部が埋め立てられ、幅の半分が道路に変わりました。
運河沿いには散策路が整備され、現在の姿になったのです。
夜は遊歩道63基あるガス灯に火が灯ります。
夜の雰囲気抜群なので、夕方過ぎに訪れるのがおすすめです。
ライトアップされた石造りの倉庫群も綺麗で必見です。
アクセス:JR函館本線小樽駅より徒歩8分
住所:小樽市港町
マップ: Googleマップ
観光客が多い小樽運河から西に向かうと、少し広めの運河があります。
ここは北運河と言われていて、観光客が比較的少ないおすすめの穴場です。
おすすめの散策路は、「かもめを呼ぶ少女」の像がある北浜橋から中央橋までで約40分。
特に中央橋からの写真が人気です。
北運河は埋め立てられること無く、本来の幅であった40mのままなので、現在でも多くの作業船や小型船が係留されていています。
周辺には、明治時代に建てられた旧右近倉庫や旧澁澤倉庫が残されておりレトロ感満載です。
アクセス:JR小樽駅より 徒歩15分
小樽の夜景を堪能するのであれば、毛無山がおすすめです。
毛無山は標高548.2mの山で、標高約470m地点に展望所があります。
毛無山展望所までの山道は非常に曲がりくねった道路で、初心者の方にはあまりおすすめできません。
もし行かれる場合は焦らずゆっくりと走行するように心がけましょう。
実はこの毛無山、薄毛に悩む方の「げん担ぎ」にもなっている山なのです。
小樽から海岸線を走り、札幌を越えて更に北方面に海岸線を進むと「増毛町」という町が出てきます。
この「毛無山」から「増毛」方面を望むと、「毛無から増毛が望める」という語呂から、薄毛に悩んでいる方には縁起が良い山と言われています。
真実のほどはわかりませんが、薄毛で悩んでいる方も、そうではない方も、この毛無山からの小樽の絶景(増毛方面も)を臨んでみてはいかがでしょうか。
アクセス:小樽駅から車で35分
住所:小樽市天神4丁目
マップ: Googleマップ
休業:冬期間
小樽天狗山は標高532mの山で、毛無山と同様に小樽の夜景を楽しめる場所です。
「北海道三大夜景」とも言われる天狗山からの夜景は、毛無山とはまた違った角度から夜景を堪能することができます。
また、小樽天狗山はロープウェイも間近に見られる「第一展望台」、自然と共に小樽を一望できる「第二展望台」、森林を抜けたところにある自然あふれる「第三展望台」など、合わせて五つの展望台があります。
小樽天狗山の山頂にある展望台の一つに「天狗桜展望台」と言う展望台があります。
ここには「天狗桜」と呼ばれる、樹齢100年を越える1本桜が植えられています。
小樽に桜が咲く中でも最後に花を咲かせる桜としても知られ、美しい一本桜とともに小樽の景観を望むことの出来る美しい展望スポットです。
天狗の由来とされ、日本の神話に登場する道ひらきの神「猿田彦大神」が祀られている神社。
交通安全、商売繁盛、学業成就に温かい救いの手をさしのべられる神として尊崇されています。
夜の鳥居や参道、加えて冬は雪景色となる参道や灯篭のライトアップがとても素敵な場所です。
山頂からの景色を見るついでにお参りしてみてください。
春になればフキノトウが咲く自然豊かな景観を楽しめます。
小樽天狗山展望所へは、ロープウェイの他、夏季には車でも山頂まで登ることが可能です。
アクセス:小樽駅からバスで20分
住所:小樽市天狗山
マップ: Googleマップ
ロープウェイ料金(往復):大人 1,200円、小人 600円
公式URL: 天狗山展望所
漫画・アニメ「最終兵器彼女」の舞台にもなった小樽の「旭展望台」。
天狗山展望台からもそれほど遠くない場所にあります。
駐車スペースが用意されているため、車で行くことが可能です。
小樽駅の背後にある標高190mの高台で、眼下に小樽市街や港が拓けています。
さらに、石狩湾や増毛連山、積丹半島も一望できますよ。
山も海も、街もすべてが見渡せ、夜になれば小樽の綺麗な夜景を楽しめる人気観光スポットとなっています。
アクセス:中央バス「商業高校前」下車徒歩約30分
小樽インターチェンジから車で約20分
住所:小樽市富岡2丁目
マップ: Googleマップ
小樽の街は、ノスタルジックやレトロといった言葉がしっくりくるような歴史のある建物が沢山残されています。
北海道開拓の歴史、そして小樽の街の歴史を感じる場所をご紹介します。
札幌から小樽までは列車で1時間弱。
小樽の玄関口となるのが、昭和9年に開業した小樽駅です。
列車が到着し、ホームに降り立ち駅構内へ進む、そのわずかな時間だけでも、この駅がちょっと特別な雰囲気を持っていることに気が付くはずです。
昭和62年(1987年)当時の駅長さんが、小樽駅に特色を持たせたいと考え、北一硝子に依頼をしたことにより、108のランプが駅へ寄贈されました。
その約10年後には、また新たなランプが寄贈されたため、合計333の北一硝子のランプが改札口の上や窓、ホームにも設置されています。
平成15年(2003年)には開業100年を記念して、小樽にゆかりのある昭和の大スター・石原裕次郎さんにちなみ4番ホームに「裕次郎ホーム」の愛称が付けられました。
かつてテレビ番組の撮影でこのホームに降り立ったのが由来だそうで、4番ホームには石原裕次郎さんの等身大パネルが設置され撮影スポットになっています。
小樽駅を出てすぐ左手には海鮮丼で有名な三角市場があり、早速腹ごしらえをしたい方におすすめ。
なお、小樽運河までは徒歩10分ほどです。
住所:小樽市稲穂2丁目22-15
マップ: Googleマップ
電話番号:0134-22-0771
営業時間:5:30~22:45
小樽運河から駅に少し戻ると、威風堂々とした石造りのビル街があります。
明治大正の時代の銀行や商工会議所が並んだ場所で、北のウォール街と呼ばれ、観光スポットになっています。
写真は日本銀行旧小樽支店金融資料館で、14:00と15:00の2回、職員の方が歴史について説明をしてくれます。
北のウォール街には、旧三井銀行、旧安田銀行、旧第一銀行などが立ち並び、この地が太平洋戦争までの旧財閥の北海道の拠点があったことが良くわかります。
この周辺を歩くと、太平洋戦争までの、西洋列強に負けじと発展した港町の繁栄が伺い知れます。
その栄華は1945年の終戦まで続きました。
2000年頃から、観光名所として各建物が内部を一般公開するようになっています。
ちなみに、北のウォール街の交差点にある、「旧北海道拓殖銀行小樽支店」は、「ホテルヴィブラントオタル」として営業していましたが、2017年に閉館しニトリが買い取りました。
現在はニトリ小樽芸術村の1つ「似鳥美術館」に生まれ変わっています。
アクセス:JR小樽駅より 徒歩10分
住所:小樽市色内1丁目周辺
マップ: Googleマップ
小樽運河の浅草橋から南下し、北のウォール街の端から東方向に700mのメルヘン交差点までの通りを境町本通りと言います。
写真はメルヘン交差点(境町交差点の五差路)の一角にある蒸気時計です。
夜は灯りが灯り、周辺はまるでヨーロッパの街角のような雰囲気になります。
境町本通りには、明治、大正、昭和時代に使用していた庶民の物ものが展示されている「小樽出世前広場」「大正硝子館」が軒を連ねています。
「小樽キャンドル工房」「和樽・館」などのレトロな雰囲気のカフェもあり、様々な年代の方が楽しむことが出来るスポットとなっています。
アクセス:JR南小樽駅より 徒歩5分
住所:小樽市境町
マップ: Googleマップ
現在、小樽市を走る鉄道はJR函館本線ですが、以前は明治時代に開業した北海道初の鉄道「官営幌内鉄道」が走っていました。
幌内鉄道は、最初は開拓物資などを小樽から札幌の区間輸送していましたが、後に幌内炭鉱のある三笠幌内まで全通してからは本格的な石炭輸送を始め、セメント、飼料、小麦粉なども輸送するようになりました。
国鉄になってからは、小樽(現在の南小樽)と手宮間が手宮線という名に改正されました。
時代は移り変わり、やがてトラック輸送の方が鉄道よりも利便性が高いと荷主が少なくなっていき、昭和60年に全荷主が契約解除したことにより、105年の鉄道の歴史に幕を閉じました。
通常廃線になったら線路は撤去され、跡形もなくなる場合がほとんどですが、手宮線は「北海道開拓の軌跡としてまた列車が走れるのでは?」と思うほど線路が綺麗に保存されています。
実際に線路の上を歩くというちょっとワクワクする体験をしてみませんか?
南小樽側の寿司屋通りの橋げたからスタートして線路沿いを歩き、中央通りに出るというコースか、その反対を行くコース、どちらからでも散策を楽しむことができます。
手宮線の手宮駅跡地は、小樽市総合博物館(本館)になっています。
写真はその博物館で運行されている蒸気機関車です。
敷地内には、過去走った蒸気機関車や気動車など50車両が過去の遺産として展示してあります。
時間がある方は是非見学してみてください。
アクセス:JR小樽駅より 徒歩7分
住所:小樽市色内2丁目1番地
マップ: Googleマップ
営業時間:小樽市総合博物館 本館(小樽市手宮1-3-6)の営業時間は 9:30〜17:00
旅行の楽しみの一つは、その土地の美味しい物を食べること。
その他、自分へのお土産、家族や友人へのお土産などのお買い物も楽しい時間ですよね。
小樽には、お寿司をはじめとして美味しい物が盛りだくさん。
硝子製品やオルゴールなど魅力的なショップもたくさんあり、見ているだけであっという間に時間が経ってしまいます。
明治34年(1901年)の創業当時は、まだ北海道では電気が普及しておらず、ランプが必需品でした。
そのランプの製造販売が前身で、現在では小樽1の人気ショッピングスポットとして国内外から多くの人が訪れるお店になりました。
小樽市内に数店舗のガラスショップやミュージアムがありますが、メインとなるのは北一硝子三号館です。
明治24年(1891年)に建てられた漁業用の倉庫を譲り受け、昭和58年(1978年)にオープンしました。
店内は、ガラスショップと、カフェフロアの北一ホールに分かれています。
ショップにはありとあらゆるガラス製品がずらりと並んでおり、見ているだけうっとりしそうな物ばかり。
北一硝子の製品は全て職人による手作り品なので、同じデザインでも良く見るとそれぞれ微妙な違いがあります。
手に取って見てから、気に入った物を選んで欲しいという考えで、ショッピングサイトなどの通販はしておらず、直販のみという所にガラス製品にかける情熱や愛情を感じますね。
併設の北一ホールでは、ランプが灯る幻想的な雰囲気の中でカフェタイムを過ごすことができます。
もし早起きが出来るのならば、ぜひ見て頂きたいのは、毎朝ホールで行われる石油ランプの点灯です。
8:45の開店時に、お店の方が、ホールにある167本の石油ランプを1つずつ点灯していく姿はまるで儀式のよう。
電気が無かった時代の雰囲気を味わって欲しいとの思いで、営業時間はずっと石油ランプの灯りのみです。
アクセス:JR南小樽駅より 徒歩10分
住所:小樽市境町7-26
マップ: Googleマップ
公式URL: 北一硝子
メルヘン交差点に建つ小樽オルゴール堂は、平成元年にオープンしました。
レトロな雰囲気が漂う小樽の街に、レトロなオルゴールがぴったり。
明治45年に米穀商が本社として建てた、小樽市指定の歴史的建造物を利用しており、天井も高く開放感がありクラッシックな雰囲気。
本館の他、主にアンティークオルゴールを展示している二号館、手作り体験遊工房など6店舗があります。
北海道内では函館、富良野にも店舗があり、道外にも表参道、鎌倉、軽井沢、京都、沖縄などに全国展開しています。
アンティークの高価な物や、外国製、陶器製、ガラス製、壁掛け、七宝焼きなど幅広いタイプのオルゴールがずらりと並び、見ているだけでも楽しい気分になってきます。
世界に一つだけのオリジナルオルゴール作りを体験して、大切な方へのプレゼントにするのも良いですね。
アクセス:JR南小樽駅より 徒歩5分
住所:小樽市住吉町4番1号
マップ: Googleマップ
営業時間:9:00~18:00(7月から9月は19:00まで)
公式URL: オルゴール堂
明治39年に建てられた、名取高三郎商店を改装したレトロな店舗「小樽大正硝子館 本店」。
小樽歴史的建造物にも指定されています。
和風の硝子器を中心に、小樽市内で製作された手作り硝子を展示・販売しています。
ガラス製のグラスやアクセサリーがたくさんあり、見ているだけでも十分に楽しめますよ。
「小樽大正硝子館 本店」の工房ではとんぼ玉制作を体験ができます。
自分だけのオリジナルのとんぼ玉を作ることができるワークショップ。
値段も1,000円~とお手軽なので、旅の良い思い出にもなります。
「小樽大正硝子館 本店」周辺には小樽寿司や通りなどもあるので、合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。
前述の北一硝子とはまた違った雰囲気なので、硝子好きなら両方制覇してください。
住所:〒047-0031 小樽市色内1-1-8
マップ: Googleマップ
電話:0134-32-5101
営業時間:9:00~19:00
公式URL: 小樽大正硝子館 本店
小樽のショッピングモール、ウイングベイ小樽の並びにあるのが「新倉屋本舗」。
名物の「石倉くるみ餅」は、お餅にくるみが入った和菓子で、クルミの食感と香ばしい味がアクセントになっています。
他にも、季節ごとに様々な和菓子が用意されており、店内にはイートインスペースも用意されています。
お茶をいただくこともできるので、休憩がてら利用するのも良いでしょう。
営業時間が20時までとなっていて、和菓子屋にしてはかなり遅くまで営業しています。
「花園団子」や洋菓子も用意されているので、甘いもの好きの方はチェックしてみてください。
住所:北海道小樽市築港5-1
マップ: Googleマップ
アクセス:小樽築港駅から916m
電話:0134-32-1133
営業時間:8:30~20:00 日曜営業
予約サイト・口コミ・クーポン: 食べログ
国道5号線から小樽運河へ向かう約200mは「寿司屋通り」と呼ばれています。
小樽の寿司をもっと発展させ、発信していこうと熱い思いを持った老舗の寿司店主が集まり、小樽寿司屋通り名店会を発足させました。
特に小樽から近い積丹半島で取れるバフンウニは最高に美味しいので、旬の時期が合えば是非試してみてください。
住所:小樽市花園周辺
マップ: Googleマップ
アクセス:JR小樽駅より 徒歩10分
公式URL: 小樽寿司屋通り名店会
小樽のグルメの一つと言えば、この「かま栄」のかまぼこです。
道外からご存知ないかもしれませんが、かま栄は北海道を代表するかまぼこの会社なのです。
スタンダードなかまぼこはもちろん「サーモンクリーム焼きかまぼこ」や「磯辺巻かまぼこ」「ほたて焼かまぼこ」「うにかま」など、かま栄ならではのバラエティに富んだかまぼこは小樽グルメといっても過言ではありません。
かま栄の「工場直売店」は、単にかまぼこを製造・販売する店舗ではなく、実際にかまぼこを製造している工場を見学することができる直売店です。
上記に挙げたような様々なかまぼこをイートイン出来る場所もあり、さらに奥に進むとかまぼこの工場を見ることができる場所もあります。
かまぼこを買いつつ、ふらっと工場見学をすることもできるため、お子様連れの方にもおすすめです。
住所:小樽市堺町3−7
マップ: Googleマップ
アクセス:小樽駅からバスで15分
時間:9:00〜19:00
休業日:1月1日
公式URL: (株)かま栄
亀甲蔵は、小樽の地酒「清酒 寶川」を代表とした小樽の酒造「田中酒造」の製造所です。
田中酒造は1899年に創業した小樽の酒造で、今もなお続く長い歴史のある酒造。
この亀甲蔵では、建物内の見学や試飲も無料で行なうことができ、観光客からも人気の高い観光スポットとなっています。
亀甲蔵とは別にある田中酒造の本店は、1927年に建てられた建造物で、小樽市の歴史的建造物にも指定されている建物となっています。
歴史を感じさせる本店では地酒の試飲も用意されているので、日本酒が好きという方にもおすすめです。
住所:小樽市信香町2−2
マップ: Googleマップ
アクセス:南小樽駅から徒歩10分
時間:9:00〜18:00
休業日:無休
公式URL: 田中酒造 亀甲蔵
小樽駅から徒歩1分、小樽三角市場は昭和23年頃に、6~7軒の露店商がお店を出したのが始まり。
土地の形と屋根の形が三角なので、三角市場と名付けられました。
全長は約200mで、通路を挟んで両側に15店舗が並んでいます。
海鮮丼やお寿司ばかりが目立っている三角市場ですが、市場なので海産物以外にも野菜や果物、日用品も購入することができます。
三角市場の中の飲食店は6軒。
その日の仕入れによって内容が変わるお刺身定食や海鮮丼が人気です。
朝7時から開いているのも、年中無休なのも市場ならでは。
小樽の新鮮な海の幸をたっぷりと味わってください。
住所:北海道小樽市稲穂3丁目10-16
マップ: Googleマップ
アクセス:JR小樽駅から徒歩1分
電話番号:0134-23-2446
営業時間:店舗により異なる 大体市場は6:00~17:00 飲食店は7:00~17:00
定休日:無休
公式URL: 小樽三角市場
メルヘン交差点に建つ塔のあるひときわ美しい建物が、小樽を代表する洋菓子店「ルタオ本店」です。
ちょっと珍しい店名のルタオ(LeTAO)とは、「La Tour Amitie Otaru」フランス語で親愛なる小樽の塔という意味の頭文字と、小樽を反対から読んでルタオを掛け合わせたもの。
小樽の人に愛される、小樽のシンボルになりますようにという願いを込めて創業者が名付け、1998年にオープンしました。
女性に小樽で食べたい物はと尋ねると、ルタオのチーズケーキ「ドゥーブルフロマージュ」という声がよくあがるはず。
小樽の各支店、北海道内の空港、そして通販でも販売されるようになったとはいえ、本店のカフェで出来立てを食べたいという人でいつも賑わっています。
ふんわりととろけるレアチーズケーキと、しっとりとして濃厚なベイクドチーズケーキが2層になった「ドゥーブルフロマージュ」
レアチーズ部分は、北海道の牛乳で作った生クリームにイタリア産のマスカルポーネチーズを、そしてベイクド部分は濃厚な風味のオーストラリア産のクリームチーズを使用しています。
店舗・カフェともに18:00までと早く閉まる上、カフェのラストオーダーは17:30なのでご注意くださいね。
住所:北海道小樽市堺町7-16
マップ: Googleマップ
アクセス:JR南小樽駅から徒歩7分
電話:0134-31-4500
営業時間:9:00~18:00、2階カフェは17:30ラストオーダー
定休日:無休
公式URL: ルタオ
郊外といっても片道30分以内の移動なので、気軽に訪れることが出来る場所ばかりです。
お天気に左右される場所が多いため、天気予報と相談しながら計画を立ててください。
北海道にある水族館の中でも、ダントツに北海道の自然と共存しているのが「おたる水族館」です。
館内には、本館、イルカスタジアム、海獣公園の3カ所があり、遊園地も併設されています。
特に海獣公園は、海を仕切っただけの豪快さで、アザラシやトドが悠々と暮らしています。
プールと言っても屋内ではないので、雨も降れば雪も降り、昆布など海藻類が生い茂り、魚の群れがいったりきたり。
野生のトドが柵を乗り越えて入ってきたこともあります。
そんな自然に近く、毎日天気や気温が変化する環境で育っている「海獣たち」は、エネルギッシュで野生にかなり近いと言われています。
大人気のイルカショーやトドショー、ペンギンショー、アザラシショーなどのスケジュールは公式ホームページから確認してください。
約50頭ものアザラシや、世界的にも珍しいネズミイルカ、水温3℃という日本一冷たいタッチプールなど、大人も子供も一緒になって楽しめる展示ばかりです。
小樽駅からはおたる水族館行きのバスが出ており、所要は約30分ほどとアクセスは楽々。
特に家族旅行の方におすすめのスポットです。
アクセス:JR小樽駅から おたる水族館行きバス30分 終点下車すぐ
住所:小樽市祝津3丁目303番地
マップ: Googleマップ
料金:大人 1,400円 小中学生 530円 3歳以下 210円
公式URL: おたる水族館
かつて小樽は鰊(にしん)の漁場として全盛を極めていた時代がありました。
江戸末期から明治にかけて、この地方ではニシン漁が盛んに行われており、今の小樽の礎となったのが、このニシン漁による集落であったと言われています。
明治30年に記録した水揚げ量「97万9984トン」は、ニシン漁における国内の最高記録。
さらに、この時代はソーラン節を歌いながらの人力による水揚げだったというから、いかにニシン漁で潤っていたかが想像できますね。
ニシン漁最盛期の利益は、今のお金の価値に換算すると毎年1億円以上の利益があったとされています。
そんな時代に建てられたのが、ニシン漁の綱元の住居兼作業所である「小樽市鰊御殿」です。
明治30年(1897年)積丹の泊村に建てられ、昭和33年(1958年)に現在地へ移築復元されました。
外観や内観もほぼ当時のままになっている歴史ある建物で、最盛期のニシン漁の様子がわかる史料等が展示される場所になっています。
小樽のみならず、北海道の歴史を知る上でも重要な建物なので、時間がある方はぜひ足を運んでみてください。
住所:小樽市祝津3ー228
マップ: Googleマップ
アクセス:小樽駅からバスで25分
時間:9:00〜17:00(4月上旬〜11月上旬)
休業日:11月上旬〜4月上旬
料金:大人 300円、高校生以下 150円(中学生以下無料)
公式ホームページ: 小樽市鰊御殿
ここ数年人気が高まっているのが、ニセコ積丹小樽海岸国定公園をモーターボートで巡るクルージング。
多くの絶景ポイントを巡りながら、最後に訪れるのが青の洞窟。
もちろん人工的に作った洞窟ではなく、波が岩を浸食してできた天然の洞窟です。
太陽光が差し込むと、水面に反射して美しい青色が目の前に広がります。
この太陽光の具合で微妙に色が変化するので、アクアブルーだったり、エメラルドグリーンだったりと幻想的な世界になります。
今回ご紹介する龍宮クルーズは、北海道運輸局の「青の洞窟コース」許可の第1号店という老舗店。
クルーズのコースや内容については、公式サイトに写真付きで詳しく紹介されているためぜひご覧ください。
約80分間、たっぷりと絶景を楽しめるコースです。
他にも、数社がクルーズを催行しており、プレジャーボートや、プレジャーボートが牽引するラフティング用のゴムボート、シーカヤックで行く冒険タイプもあります。
住所:北海道小樽市港町4-5
マップ: Googleマップ
アクセス:JR小樽駅から徒歩13分、タクシーならワンメーター
電話番号:0134-32-3911
営業時間:4月から10月まで 8:30~18:00
料金:大人5,500円、3歳~小学生3,000円
公式URL: 龍宮クルーズ
小樽の魅力が伝わりましたでしょうか。
札幌から列車でおよそ1時間なので、日帰りで訪れる方も多い小樽。
見どころがたくさんあるので、ぜひ宿泊をしてゆっくりと散策を楽しんでください。
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最終更新日 : 2023/10/03
公開日 : 2016/06/21