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<ダッチオーブンを使う際の注意点その1:急激な温度変化に注意>
<ダッチオーブンを使う際の注意点その3:持ち手はとんでもなく熱くなる!>
4. コスパ良し!性能良し!ニトリのダッチオーブン「ニトダッチ」
焼く、蒸す、煮る、炊く、燻す・・・などさまざまな調理方法ができることから、 「何でも作れる魔法の鍋」 とも言われるアウトドアギア「ダッチオーブン」。
ローストビーフやパエリア、チーズフォンデュや無水カレー、ピザやスモークサーモン・・・と、多種多様の料理がダッチオーブン一つあれば作れてしまいます。
さらに、作った料理は普通の鍋で作ったものよりもどれも 段違いに美味しい となると、気になりますよね。
もちろん、ほとんどの機種は自宅でも使用可能ですし、IHにも対応しています。
家で普段使いして、さらに週末はキャンプで自信の一品を振る舞って・・・と、手放せないお気に入りのギアになること間違いありません!
何でも作れて、かつとても美味しい料理ができる「ダッチオーブン」ですが、その秘密は素材である重厚な鉄。
熱に強く、高温での調理が可能。
これによって、外はカリッと、中はふわっと焼き上げるというわけです。
また、フタが重いため無水調理も可能ですし、蓋の上に炭を乗せて上下からの熱を加えるといった調理方法はダッチオーブンならでは。
これ一つで料理のレパートリーがかなり広がりますよ!
重厚なダッチオーブンは重量もかなりの重さになりますが、その重さあってこその美味しさというわけです。
ダッチオーブンや スキレット といった鉄製の調理器具は、使い始めや毎回の仕様後に水気を飛ばして油をなじませる作業が必要です。
鉄で作られており、コーティングがされていないので、水分が残っているとサビの原因になってしまいます。
少々面倒くさく感じられるこの作業ですが、慣れてしまえばなんてことはありません。
ここでは、購入後に行う油慣らしの作業「シーズニング」と、毎回の使用後に行うメンテナンスについて解説します。
販売されているダッチオーブンは、なにもコーティングのされていない、いわば「すっぴん」の状態にサビ止めが塗られた状態です。
購入直後はまずサビ止めを剥がし、油をなじませてコーティングをする「シーズニング」と呼ばれる作業が必要となります。
シーズニング作業中は、くれぐれもやけどに注意してくださいね。
なお、後ほど紹介するおすすめのダッチオーブンにも登場しますが、シーズニングがされた状態で販売されているシーズニングフリーの製品もあります。
IHでの使用を考えている方や、シーズニングが面倒という方には、とてもオススメのダッチオーブンですよ。
ダッチオーブンを使用した後は、以下の手順でメンテナンスを行ってください。
汚れがひどいときには、重曹を加えた水をダッチオーブンで沸騰させると簡単に落とすことができますよ。
なお、洗浄する時に洗剤の使用は絶対NGです。
洗剤は表面の油のコーティングまで落としてしまうので、必ず水で洗うようにしましょう。
ダッチオーブンは使い込むと表面に皮膜ができ、黒く輝いて食材も全くくっつかないまでの状態になります。
この状態は「ブラックポット」と呼ばれます。
ただ、この「ブラックポット」ですが、毎日料理に使って6〜7年程度で達するとも言われています。
そのため、年に数回の キャンプ などでは一生かかってもたどり着きません・・・。
日々ガシガシ使いこみ、メンテナンスを繰り返し行って、玄人の証である「ブラックポット」をぜひ手に入れてみてください!
ダッチオーブンを使ったりメンテナンスをする際は、いくつかの注意点があります。
そうとはいっても大げさなものではなく、少し気をつければいいことだけです。
一般的に知られていることですが、ダッチオーブンの素材である「鉄」は急激な温度変化に弱いです。
そのため、アツアツに熱された状態で冷水をかけたりすると割れてしまうことも。
洗う際は必ず、手で持てるくらいの熱さに戻してから洗うようにしてください。
先ほども紹介しましたが、ダッチオーブンの洗浄は水か、汚れのひどいときにはお湯と重曹を使うようにしましょう。
ダッチオーブンの種類にもよりますが、基本的に洗剤は絶対NGです。
せっかくシーズニングや毎回のメンテナンスで油をなじませても、洗剤を使うとなじませた油まで全部落ちてしまいます。
油のコーティングがないと、食材のこびりつきや、サビの原因にもなるため、必ず水で洗浄するようにしましょう。
意外とやってしまいがちなのがこのミス。
カンカンに熱されたダッチオーブンは、本体やフタの持ち手部分までとんでもなく熱くなります。
持つ際は必ず布巾を使うか、ミトンを用意しましょう。
コスパが最高のアイテムとして、アウトドア派でない人にもブームを巻き起こしたニトリのスキレット、通称「ニトスキ」。
ですが、今度はそのニトリからダッチオーブンが販売されているのです!
驚くべきはその安さ。
19cmで1,490円、24cmで2,490円という値段はアウトドアブランドが太刀打ちできないラインの価格で販売されています。
性能も十分、通常のダッチオーブンと同様に使えるものになっています。
ダッチオーブンは使ってみたいけれど、値段も高いし手が出ない・・・と思っていたあなた、とりあえず 「ニトダッチ」 を購入してみるのはいかがでしょうか。
ダッチオーブンを使えば本格的にいろいろなものが作れるのはわかったけど、「難しいんじゃないの?」という疑問をお持ちの方も少なくないはず。
そこで、初心者の方にもオススメのダッチオーブンレシピを紹介します!
ここで紹介するレシピはどれもシンプルなものばかり。
ダッチオーブンを使えば、とても簡単にこんな本格的な料理が作れるのです。
スーパーで売られているイメージから、高価なイメージのある「ローストビーフ」。
これも、ダッチオーブンを使えば簡単に作ることができます。
なお、5でお肉をひっくり返すのが家庭料理仕様。
キャンプだとフタの上に炭を置いて上下から炙るのがオススメです。
スペイン・アンダルシア地方が発祥の料理である「パエリア」。
専門の鍋であるパエリア鍋が必要なイメージがありますが、ダッチオーブンなら代用可能、そして意外と簡単なのです。
高級感のある料理のため、ご家庭でもアウトドアでも盛り上がること間違いありません!
なお、ここではアウトドアでも調理しやすいように、冷凍のシーフードミックスを用いたレシピを紹介します。
もちろん、生のイカやエビを用いたほうが美味しいパエリアができあがりますので、慣れてきたらぜひ挑戦してみましょう。
難しいと思われがちな「パン作り」ですが、何でも作れる魔法の鍋「ダッチオーブン」ならパンだって焼けちゃいます♪
ウインナーなど具を入れる場合は、5で2次発酵させる前に入れましょう。
炭火焼きのピザは、ダッチオーブンを手に入れたら一度はやってみたい憧れの料理ですよね。
一般的な家庭のオーブンレンジでは温度は250℃程度。
それに比べてダッチオーブンは、上下からの強火をあてると350〜400℃程まで上昇します。
石窯の温度が約400℃と言われていますから、「石窯ピッツァ」に匹敵するピザが焼けてしまうのです。
ダッチオーブンの強火力で焼いたピザは、まさに外はカリカリ、中はフワフワ・・・そして何より、外で食べる焼き立てピザは最高の一言ですよ!
なお、ピザを焼く工程で重要なのがダッチオーブンの温度です。
そのため、(4)のプレヒートをしっかりと行いましょう。
また、上部からの熱が特に重要なので、フタ上部にはたくさん炭を乗せてください。
燻製料理はダッチオーブンの得意とするところです。
スモークチーズやスモークベーコンなど、おつまみとしてピッタリな一品も、ダッチオーブンがあれば簡単に作れちゃいますよ♪
注意したいのは、燻製をするとダッチオーブン内部に大量のススがつきます。
洗い物が大変になるので、できれば燻製用のダッチオーブンを用意すると良いでしょう。
さて、ここからはオススメのダッチオーブンをご紹介していきます。
シーズニングフリーのものから錆びないステンレス製ダッチオーブン、など個性のあるアイテムがずらり♪
ぜひこの中からあなたのお気に入りを見つけてみてください!
オススメダッチオーブンをご紹介する前に・・・少しだけサイズと深さについて説明しておきますね。
サイズについては、一般的な家庭で使用することが前提であれば10インチ程度がオススメです。
パーティーやキャンプでの使用で、大人数での使用が前提なら12インチを選んでも良いでしょう。
深さは、どんな料理をしたいかによって変わってきます。
パエリアなど深さが必要ない料理であれば通常のタイプ(浅いもの)でも大丈夫ですが、ローストチキンで鳥の丸焼きをそのまま入れたい!などであればオススメはディープタイプです。
これぞダッチオーブン、という無骨なフォルムがが特徴の、アメリカのアイアンメーカー「LODGE(ロッジ)」のダッチオーブン。
ロッジのダッチオーブンのポイントは、販売時にシーズニング済みであるということ。
さっと水で流せばすぐ使い始めることができるので、面倒なシーズニング作業がいらずオススメです。
数あるラインナップの中でも、家庭で使うことを考えるなら「キッチンオーブン」シリーズがオススメです。
なお、キャンプでしか使わないなら、「キャンプオーブン」がオススメ。
3本足がしっかりしているため、薪の上にも安定して乗せられます。
また、フタは上に炭を乗せられる仕様になっています。
いっそ「家でしか使わない!」というのであれば、こんなおしゃれな鍋で食卓を彩ってみてはいかがでしょうか。
有名な 「Le Creuset(ル・クルーゼ)」 の定番アイテム「ココット・ロンド」です。
ル・クルーゼの鍋は熱伝導性が高い鋳鉄を採用しているため、料理が美味しく仕上げられると評判。
また、デザイン性がとても高いので、料理をそのままサーブできるのもポイントです◎
なお、鋳鉄むきだしのダッチオーブンと異なり、ル・クルーゼのココット・ロンドはホーローがコーティングされたものです。
もちろん、使用後に洗剤を使っても問題ありませんし、使用後の空焚きによる乾燥も不要です。
ただ、ホーローはガラスのため衝撃に弱く、ぶつけると欠けてしまい、そこから錆びてくる点と、高価なのがマイナスポイントです。
「UNIFLAME(ユニフレーム)」 は新潟・燕三条発祥のアウトドアブランドです。
燕三条といえば、世界レベルの鍛冶技術を持つ町。
そのため、ユニフレームも金属製品にはとても評価が高く、この「ダッチオーブンスーパーディープ 10インチ」も定番商品として長く愛されているアイテムです。
ユニフレームのダッチオーブンは黒皮鉄板と呼ばれる一枚の鉄板を成形して鍋状にしたものです。
黒皮鉄板とは、製造時に熱を加えることで表面に「黒皮(酸化皮膜)」を施したもの。
鉄に悪い赤サビを防止する効果があります。
素材自体がサビに強いので、なんと洗剤で洗っても大丈夫というスグレモノ。
洗剤で洗えるので汚れが落ちやすく、メンテナンスが容易な一品です。
また、網やスタンド、レシピブックが付属しているのも嬉しいポイントです。
日本のアウトドア界を牽引する存在である snowpeak(スノーピーク) 。
先ほど紹介したUNIFLAME(ユニフレーム)と同じく、金物づくりの町「新潟・燕三条」発祥のブランドです。
定番アイテム「和鉄ダッチオーブン」のメリットは軽いこと。
本体が軽いため、取り回しがとても楽です。
また、両手持ちのスキレットと3点セットなのもポイント。
ポットとスキレット、フタを組み合わせて、さまざまな使い方ができます。
人と違ったダッチオーブンがイイ!という方にオススメなのがドイツのアウトドアブランド 「petromax(ペトロマックス)」 のダッチオーブン。
ペトロマックスはランタンやなどに定評があるアイアンメーカー。
ドイツらしいインダストリアルなデザイン性から、おしゃれキャンパーにご用達のブランドです。
この「ダッチオーブン」も、性能はもちろん、キャンプ場でも圧倒的な存在感を放つデザインが◎
表面に彫られたロゴマークがとてもかっこいいですね!
使うだけで料理は美味しい、アルミ鍋と比べるととんでもない重量、製品寿命は「なし」・・・というなんとも無骨な道具「ダッチオーブン」について、その魅力がお分かりいただけましたでしょうか。
ダッチオーブンといえばアウトドアのイメージが強いですが、家庭用ガスコンロや IH などでも調理ができます。
料理の幅がグンと上がるので、ぜひ一度ご検討してみてはいかがでしょうか。
この記事が、あなたのキッチン・ライフ、アウトドア・ライフをより充実させるものになれば嬉しいです。
公開日 : 2018/07/24