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<デメリットその2:人によるが、一晩中眠るのは意外とつらい>
<ハンモックの張り方2:ロープを結ぶ場所を確認、木に養生をする>
ハンモックの発祥は南米の熱帯地方です。
現地の先住民たちがジャングルでの生活の中で使っていました。
ハンモックは新大陸へたどり着いたコロンブスによって発見され、ヨーロッパに持ち帰られました。
その後、船の上でとても重宝されたのです。
ハンモックを使えば汚い床に直接寝転ばなくても大丈夫です。
また、布でできているため背中が涼しく、船の揺れにも強いことから、大航海時代に大活躍したといいます。
本記事では、そんな歴史のある道具「ハンモック」についてご紹介していきます。
ハンモックの魅力は、歴史に秘められたロマンや、自由や優雅といったイメージもさることながら、「その寝心地の良さ」が一番に挙げられます。
揺れは心地よく、寝転んでいるだけで眠くなってしまうほど。
また、木に結べばそこは自然と木陰になり、やわらかく降り注ぐ光の中でとても心地よく過ごせるのもポイントです。
一度試してみると、想像以上に気持ちよくうたた寝することができ、何時間でもこの上に揺られていたい・・・という気持ちになってしまいますよ。
購入したら、キャンプやバーベキューなどのアウトドア・アクティビティに持っていくのが◎
ヘリノックス のようなアウトドアチェアでも「チル・アウト」は楽しむことができますが、全身をあずけられるハンモックの優雅さはまた別格です。
アウトドアでリラックス・タイムを満喫するには最適のギアと言えるでしょう。
迷っている方がいれば、そこまで高いものではないので、ぜひ騙されたと思って一つ購入してみてください。
何度も繰り返しますが、ハンモックのメリットは「とにかく寝心地が良い」ことに尽きます。
揺られているとその心地よいリズムについうたた寝をしてしまうほど。
まだ体験したことのない方は、ぜひ一度トライしてみてください。
ハンモックを買ったら、アウトドア・アクティビティに持って行ってみましょう。
珍しく寝心地・座り心地も最高なハンモックは大人だけでなく子どもにも大人気のアイテム。
子どもたちは、ハンモックに寝転んで本を読んでうたた寝・・・なんて大人な使い方はできないと思いますが、気に入ってくれることは間違いなし。
ぜひ次のイベントにはハンモックを持って行ってみてください。
ハンモックは熱い地域である南米発祥のアイテム。
そのため、冬の寒さ対策はあまり考えられていません。
そのままハンモックに入ると背中部分を風が吹き抜けてとても寒く感じてしまい、とてもではありませんが、夏のようにそのまままどろむなんてことは難しいです。
ただ、地面につかない分、底冷えの影響はそこまで感じないので、少しオーバースペック気味の冬用シュラフなどを使えば快適に眠ることはできますよ。
また、後に紹介するテントのようなハンモックであれば、寒さ対策のカバーなどを後から付けることができます。
マユのような形にくるまれて眠るハンモックでは、その「包まれた感覚」が気持ち良いもの。
こちらは個人差がありますが、身体が固定されすぎて自由が効かず、「少しなら良いが長時間は眠れない」という方もいらっしゃいます。
初めてハンモックに挑戦する方は、テントなどの宿泊用ギアと捉えるのではなく、あくまで「リラックタイムを満喫するための道具」として考えると良いでしょう。
ハンモックを購入して、いざ張ろう!と思ったとき、意外と苦労するのが「ハンモックを張る場所がない」ということ。
よく行く公園であれば、いい感じの幅で生えている木を覚えておくと良いでしょう。
なお、スタンドを使えばこの問題は一発で解決します。
キャンプではハンモックとともにスタンドも持参し、キャンプサイトにいい感じの木が見つからなければスタンドを使う・・・というのが賢明です。。
ハンモックの設営は、意外なほど簡単です。
何せ テント や タープ のようにポールもいらず、布とロープでできたシンプルの構造ですから、女性の方でもカンタンに持ち運べて、1人でカンタンに設営できます。
こういった手軽さもハンモックの魅力なのです。
ハンモックを張ろう!と思ったら、まずは公園など、ハンモックを吊るせる木がある場所に行きましょう。
そしていい感じの間隔に生えている、しっかりとした2本の木を見つけてください。
2本の木の間隔は、広すぎても届きませんし、狭すぎてもお尻がついてしまいます。
また、細い木だと体重を支えきれず折れてしまうこともあるので、しっかりとした幹を持つ木を探しましょう。
この2本の木を見つけるというのが意外と難しく、公園全部を見渡しても適当な木がないということもしばしば。
その場合は悔しいですが、諦めて次の公園へ行きましょう。
木を見つけたら、ロープを結ぶ場所を確認します。
自分の目線の高さを目安にしてください。
ロープは直接木々に巻きつけるのではなく、まずはダンボールなどで養生をしましょう。
これは、木々を傷つけないようにするため。
自然を楽しむための最低限のマナーです。
養生の上から、木にロープを結んでください。
一般的な「カタ結び」で問題ないですよ。
ゆるく結んでしまうと、ハンモックに乗ったときに下にずれてしまう可能性があるため、キツめにテンションをかけるのがハンモックを上手に張るコツです。
もう一方のロープを張る際は、地面に対してハンモックが平行になるように設置すると、寝心地が良く眠れますよ。
ハンモックが設営できたら寝転んでみましょう。
座った状態から足を上げて身体を預け、ごろんと横になってみてください。
とりあえずハンモックを体験したいなら、都会では今ブームになっている「ハンモックカフェ」がおすすめです。
ハンモックに揺られながら、本を読んだりコーヒーを飲んだりしてリラックス・タイムを楽しめますよ。
ブラジリアンスタイルのハンモック、ハンモックチェアタイプなど、さまざまな種類のハンモックを体験できるのもオススメポイントです。
「部屋の中でもハンモックに揺られて本を読みたい」「インテリアとしてハンモックを取り入れたい」なんて、そんな「夢」を実現できたら最高ですよね。
そんな方のために、インテリアでハンモックを活用する方法をお伝えします。
ハンモックを室内で使うために、最もカンタンなのが「ハンモックスタンド」を使う方法です。
パイプを組み合わせたスタンドを組み立て、そこへハンモックを吊るせば設営完了。
別途購入の際はご自身のハンモックが対応できるサイズかどうかを確かめてくださいね。
ただ、ハンモックスタンドはどれも全長3m程度あるのが欠点。
使うときに組み立てるならまだしも、常設するとなるとなかなか広いスペースがいるのが実情です。
中にはDIY技術を駆使して、家の柱に穴を開けてハンモックを吊り下げる方もいます。
賃貸だと難しいですが、ご自宅でDIYが可能なのであれば挑戦してみてはいかがでしょうか。
先ほどご紹介した通り、ハンモックは室内で使おうと思うとスペースを圧迫してしまいます。
そこで注目を集めているのが、一般的なハンモックよりも横型になった形状が印象的な「ハンモックチェア」です。
丈夫なスタンドとチェアがセットになっており、インテリアとしてもスペースを取りすぎないことと独特の座り心地が特徴。
もちろん、ハンモックならではのふわふわした感覚は健在です。
ロッキングチェアなどとはまた違う新感覚を味わうことができるハンモックチェアはとても快適ですよ。
さて、ここからはおすすめハンモックをご紹介していきます。
安価なモデルから、自立するハンモックチェアやポケットに収まるウルトラライトなハンモック、タープがついていてまるでシェルターのように設営できるモデルまで様々なタイプのハンモックが販売されています。
ここでは、スタンドなどがついており単体で使えるものを「自立式タイプ」、木などスタンドとなる支柱を必要とするものを「非自立式タイプ」に分け、タイプ別に紹介していきます。
とにかくハンモックの魅力を体感したい!というのなら、この 「tocotabi(トコタビ)」 のハンモックがオススメです。
このハンモックのウリは何と言っても999円という価格です。
価格に見合わず耐久性も高く、寝心地もハンモックのそれ。
2人用となっていますが、実際に使ってみると2人では狭く、1人で少しゆとりを持って使うのがオススメですよ。
重さ147gという圧倒的な軽量化を実現しているのが 「Hummingbird Hammocks(ハミングバードハンモック)」 。
パラシュートに使われるパラシュートナイロンという生地を採用し、耐荷重も140kgとしっかりとしています。
収納もとてもコンパクトになり、なんとズボンのポケットに収まる手のひらサイズなのです。
荷物の重量が限定されるトラベル、バイクパッキングや、ハイキング、登山などのお供としてもこれなら持っていけますね。
ウルトラライト派のあなた、必見ですよ!
今回紹介する中でも、ひときわおしゃれなハンモック「バルバドスハンモック」を作っているのはアメリカのブランド「 BYER OF MAINE(バイヤーオブメイン)」 。
アウトドアテーブル やアウトドアチェアなど、木とキャンバス地でできたナチュラル調のアウトドアファニチャーでも知られるブランドです。
「バルバドスハンモック」の特徴は、147×226cmという巨大な大きさ。
一人用とはいえ、二人でも使用することができるのほどのサイズのため、寝心地がとても良いです。
デザインやカラーリングもおしゃれでナチュラル感が◎
特にウッド調のインテリアにぴったりはまります。
続いてご紹介するのは、ハンモックの最高峰 「HENNESSY HAMMOCK(ヘネシーハンモック)」 の「ウルトラライトバックパッカー」。
ジャングルの中でもテント代わりに使えるよう考えられた、まさに「テントとハンモックを融合した」ハンモックです。
ご覧いただければわかる通り、なんとハンモックの上にメッシュがあり、さらにその上にタープが張られているのです!
雨の日も風の日も大丈夫な無敵のタープです。
この「ウルトラライトバックパッカー」の特徴は、上部のタープだけではありません。
内部には蚊帳が付いているので、夏でも虫に悩まされることなく眠れます。
また、重量も860gとそこまで重くないため、バイクパッキングやバックパッキング、さらには登山などでも楽しむことができます。
「ウルトラライトバックパッカー」には別売りの「スネークスキン」と呼ばれるアイテムを使えば、ハンモックとタープを蛇のように収納することが可能。
収納・設営する時は、この蛇の形状のまま木に結びつけて、スネークスキンを脱がせればハンモックとタープが広がるという驚きのワンタッチ仕様です。
先ほど紹介した 「BYER OF MAINE(バイヤーオブメイン)」 のハンモックチェアです。
座り心地の良さは、バイヤーの他のハンモックにも通ずるバイヤー製品ならではの魅力です。
インテリアにもアウトドアにもハマるデザイン性が◎
こちらはスタンドが付属した商品ではないため、ご家庭での利用ではちょっとしたDIYが必要になります。
天井にアンカーボルトと呼ばれる工具を打ち込み、ロープで吊るすのが家庭での一般的な設置方法。
正直言って簡単ではありませんが、その手間をかけてでもこれに座ってみたいような「おしゃれでかわいい」アイテムではないでしょうか。
日本に「ハンモック・ブーム」を巻き起こした 「TOYMOCK(トイモック)」 。
コンパクトになるスタンドが付いており、木を見つけなくても設営できるという手軽さから瞬く間にハンモックの代名詞となりました。
これまでハンモックが苦手としていた、海辺のキャンプサイトや室内でも、場所を選ばず「チル・アウト」を満喫できるアイテムです。
もちろんハンモックだけで独立して使うこともできるので、いい感じの木を見つけられればそこで設置できます。
また、豊富なカラバリも嬉しいポイント。
ご自身のキャンプサイトに合う色をチョイスしましょう。
スタンドはコンパクトになり、肩にかけて運搬が可能。
それでも重さは10kg程度あり、収納サイズは118cm×φ20cmと小さいとは言えません。
駐車場とサイトが離れているとかなり疲れてしまうので、仕方ないことではありますが。その点は少しマイナスポイントです。
VIVERE(ビブレ) の「全米が愛したハンモック」はその名の通り全米で大ブームになり、なんと一日24,000個売れたこともあるというほどの伝説的な売上を持つアイテムです。
製品の魅力は何と言ってもその快適さ。
生地のサイズは大きいダブルサイズになっており、なんと中で寝返りを打てるほど。
また、素材にこだわっているのもビブレのハンモックの特徴です。
高級コットンを独自製法の「ビブレ編み」と呼ばれる方法で編んでおり、肌触りや伸縮性、高い強度を実現しているのです。
1年間保証が付いているのも嬉しいポイント。
身体を預けるベッドとして考えると、こういったサービスはありがたいです。
「室内でハンモックチェアを楽しみたい!けれど、ボルトを天井に打ち込んで、なんてド派手なDIY、賃貸では到底ムリ・・・」
そんな方にオススメなのが、スタンド付きの Susabi(スサビ) の「ハンモックチェア」です。
しっかりとしたスチール製のスタンドがセットになっているため、部屋の中でも安心して使うことができます。
Susabiのハンモックチェアは、大きい生地で包み込んでくれるグランデタイプがオススメ。座るだけでなく、身体をすべて預けて寝転んだり、お子さんと一緒に乗ったりとたくさんの使い方ができます。
生地は南米・コロンビアで作られる本格的な作りで、耐荷重も160kgと十分。
耐荷重に関するテストはしっかりとされており安心の一品です。
ゆるくアウトドアを楽しむのに最適なハンモックについて、その歴史からおすすめモデルまでご紹介してきました。
「ハンモック」の魅力が伝わりましたでしょうか。
入門用として安価なモデルもありますし、インテリアとして使えるハンモックスタンドやハンモックチェア、自転車やバックパッキングができるような軽量タイプなど、いろいろなモデルがありましたね。
「ハンモック」は、一つ持っておけば、キャンプやバーベキューなどの際にうたた寝用ベッドとして、椅子として、また子どもの遊び道具として・・・と、いろいろな応用が効くアイテムです。
ぜひハンモックを使ってアウトドアで「チル・アウト」タイムを楽しんでください♪
公開日 : 2018/09/09