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1. 普段使いにも旅行にも外遊びにも!アウトドアリュックの魅力
「アウトドアリュックがほしい!」 と思ったことはありませんか?
アウトドアリュックは、登山やトレイルランニングなどのアウトドア・アクティビティ用に作られているため、ハイクオリティ、ハイスペックを備えていることが特徴です。
背負いやすくて縫製や生地がしっかりしているものが多く、重量にも耐えることができるため、タウンユースでタフに使い倒しても壊れにくいです。
また、デザイン性も高く、最近ではスタイリッシュなデザインのものも多くラインナップされています。
後ほどコーディネートをご紹介しますが、よっぽどフォーマルな格好でなければ合わせられるものばかりですよ。
アウトドアリュックに共通して言える難点が「値段の高さ」です。
丈夫さや軽さ、背負いやすさを追求しているため、普通のリュックに比べるとやはり高額になってしまいます。
ただ、その分丈夫で壊れにくいため、結果的にコストパフォーマンスが高いと言えます。
普段はあまり使わないという方にオススメなのが、「使わないときは防災バッグとして保管しておく」という方法です。
ペットボトルや非常食、救急用品、寝袋や懐中電灯など、防災にも使えるアウトドアグッズを入れておけば、「もしも」のときにはそれを持って逃げればいいだけのセットが出来上がりますよ。
収納したら枕元など、緊急時に持って出やすい場所に置いておきましょう。
アウトドアリュックの特徴は、その機能性。
背負いやすさや丈夫さ、軽さ、大容量や防水性などが一般的なスポーツリュックとは段違いに高いです。
登山やバックパッキングなど、重い荷物を背負ったまま、場合によっては何日間も歩き続けることも想定して作られているため、当然といえば当然のことかもしれません。
まずは何と言っても、一般的なリュックよりも「頑丈でタフ」であるのが嬉しいポイントです。
丈夫で分厚い生地を採用し、縫製もしっかり行っているため、たっぷりの重量を入れてもベルトがちぎれたり、生地が裂けたりといった故障はほとんど聞いたことがありません。
ここでは、アウトドアリュックに採用されている代表的な生地として、ナイロンの中でも極端に厚みを持たせたバリスティックナイロン、コーデュラナイロンをご紹介します。
1050デニールと、通常のナイロンの5倍の強度を持つ繊維を用いて作られたナイロン素材のこと。
アメリカの化学メーカー「デュポン」社が開発し、その強度は防弾チョッキにも採用されていることからもわかります。
BRIEFING(ブリーフィング)などのリュックに採用されています。
アメリカの「インビスタ」社が開発した強度・耐久性に優れたナイロン。
生地の厚み(デニール)に対応して、コーデュラ500やコーデュラ1000、コーデュラ1680などがあります。
また、MYSTERY RANCH(ミステリーランチ)などのリュックに採用されています。
採用された製品には「コーデュラ」タグが付いているのもポイントです。
バリスティックナイロンやコーデュラナイロンの他にも、たくさんの丈夫な生地があり、メーカーによって名称が異なります。
これらの素材を使用して作られたアウトドアリュックは、引き裂きなどにも強いため(カッターナイフ程度では全く刃が立ちません)、トラベルユースにもオススメですよ。
アウトドアリュックは、登山や場合によってはミリタリーユースなど、ハードな使用を想定して作られています。
そういった使用では、重量のある荷物を持って何日間も行動しなければなりません。
そのため、人間工学に基づき、重量を肩だけでなく、背中や腰に分散させるため設計になっています。
実際にアウトドアリュックを使ってみると感じるのが「圧倒的に背負い心地が良い」ということ。
例えば普段使いとして本や教科書をたくさん入れても背負いやすく、疲れ知らずのリュックなのです。
なお、アウトドアリュックは特に登山用のテクニカルなモデルにおいて、サイズ選びが快適さを決めるために重要となってきます。
フィッティングについては、詳しくは 「Gregory(グレゴリー)」を徹底解剖した記事 を参考にしてみてください。
厳密に測定したければ、アウトドアショップに行くことをおすすめします。
ほとんどのアウトドアリュックは、生地の裏に防水加工がされています。
リュック内部を開けてみて、裏側に半光沢のコーティングがされていれば、それが防水加工。
少々の雨でも生地が水を通さないため、中身が濡れるのを防いでくれます。
なお、内部の防水加工は完全防水ではないため、大雨などの際に使うとファスナーや縫製部分から水がにじんできてしまいます。
大雨の際もバイクや自転車に乗る必要がある方は、レインカバーをするか、完全防水のアウトドアリュックを検討すると良いでしょう。
完全防水のリュックだと、縫製部分やファスナーに「シームテープ」と呼ばれる加工が施されているため、水が内部に侵入することはなくなりますよ。
この防水加工、水分を含んだまま放置すると痛みやすいのが注意したいポイント。
雨のあとのまま放置したり、湿度の高い部屋などで保管したりしていると、内部がボロボロと剥がれてきてしまいます。
ほとんどのアウトドアリュックは防水加工がされているので、使った後は良く乾かす、長期保管の際は湿度を吸わせるための新聞紙や除湿剤を入れるなど、湿度対策を徹底しましょう。
大容量のリュックを探しているなら、間違いなくアウトドアリュック一択です。
アウトドアリュックはサイズ設定が豊富。
小型スーツケースの容量である40Lや50Lなどのほか、大型スーツケースなどの容量にも達する90Lや100Lなどといったモデルもあります。
アウトドアリュックは、大容量かつ背負いやすいのが大きなポイント。
スーツケースだと、階段や地面の未舗装路や石畳などでは持ち上げる必要があり、ストレスを感じるケースもあるため、行き先や旅行スタイルによってはスーツケースよりもアウトドアリュックが適している場合もあります。
これから旅行用のスーツケースをお探しの方、アウトドアリュックという選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。
アウトドアリュックはインターネットでも購入できますが、「一度商品を見てみたい!」という方も少なくないはずです。
旅行用や登山用など、アクティビティでの使用をメインで考えるなら「好日山荘」や「石井スポーツ」のような登山用品店で相談してみるのが良いでしょう。
スタッフの方に機能の説明やサイズ選びなどについて細かく問い合わせてみてください。
普段使いとして考えるなら、一度セレクトショップを覗いてみるのがオススメ。
野暮ったい印象を受けるものも多いアウトドアリュックから、ふだん使いにもぴったりのおしゃれなモデルがセレクトされていますよ。
「他の人と被るのは嫌!」というあなたに注目したいのはセレクトショップなどとのコラボモデル。
ブランドの定番リュックに、カラーリングなどでセレクトショップらしさをプラスされ、オリジナリティあるアイテムになっていますよ。
例えば、アウトドアリュックで最右翼の 「Arc’teryx(アークテリクス)」 の「アロー22」なども、セレクトショップ「BEAMS(ビームス)」とのコラボモデルがあります。
ここで紹介するのは、2018年秋冬モデルとして予約販売が開始されている最新モデル。
毎回、即完売となってしまう人気コラボですので、気になる方はお早めに!
ここでは、アウトドアリュックを用いたコーディネートをご紹介します。
アウトドアリュックにはハイテクなもの、クラシックなもの、カラーリングが可愛いものなど、たくさんのバリエーションがあります。
アウトドア用とはいえ、野暮ったい印象もなく、スタイリッシュに着こなしている皆さんの画像を集めてみました♪
アウトドアリュックの定番、「MYSTERY RANCH(ミステリーランチ)」の「3デイアサルト」を用いたコーディネートです。
ピンクのトップスとのコントラストで、黒いアウトドアリュックの存在感が引き立っていますね♪
続いては、定番アイテムであるアークテリクスの「アロー22」を用いた登山スタイルのご紹介です。
「アロー22」は街で使うリュックとしてヒットしていますが、もちろんアウトドアユースもお手のもの♪
本来の目的である登山で使うと、逆に新鮮味がありますね!
バックパックの定番、Gregory(グレゴリー)の「デイアンドハーフパック」を用いたコーディネートです。
カラーリングとアイテムの雰囲気がマッチし、全体の統一感がとれたモノクロコーデになっていますね。
続いては登山時のオススメコーデを紹介します。
使っているのはKLATTERMUSEN(クレッタルムーセン)のアウトドアリュック。
モノトーンコーデでシンプルかつスタイリッシュですね。
続いてはジュニアのパタゴニアリュックのご紹介です。
パタゴニアのリュックで、親子おそろいのコーデもいいですよね♪
さてここからは、サイズ別にアウトドアリュックをご紹介していきます。
背負い心地を追求したモデル、スタイリッシュなデザインが特徴的なモデル、コンパクトになるモデル、完全防水のモデルなど、それぞれの特徴を比較してみてください。
あなたにぴったりのアウトドアリュックが見つかるはずですよ!
まずは、10L〜20Lのアウトドアリュックからご紹介していきます。
アウトドア・アクティビティでがっつり荷物を持っていきたいという方には少し物足りないですが、普段使いには最適のサイズ感です。
また、大きくないため、コーディネート上も主張しすぎることなく、可愛く着こなしていただけるサイズ感ですよ♪
その圧倒的な背負い心地の良さから、「バックパック界のロールス・ロイス」とまで称されるアメリカのバックパックブランド 「Gregory(グレゴリー)」 。
「ファインデイ」は、ブランド発祥の起源ともなった定番モデル「デイアンドハーフパック」をサイズダウンさせたプロダクトです。
クラシックな見た目がかわいいですよね。
「ファインデイ」は16Lというサイズ感のため、大きすぎず、一日に必要なものをコンパクトにまとめて入れられるのがポイントです。
また、カラーリングも豊富にあるため、コーディネートに取り入れやすいのも嬉しいですね。
普段使いのほか、ピクニックなど軽いアクティビティにもオススメのモデルです。
日本で企画し、製造をアメリカで行っているミルスペック仕様のバッグブランド 「BRIEFING(ブリーフィング)」 。
スタイリッシュなデザインと、1050デニールのバリスティックナイロンを用いて日常にはあまりにオーバースペックなプロダクトを作っているのが特徴です。
耐久性はもちろん、使い勝手や背負い心地にも定評があり、タウンユースでは抜群の人気を誇っています。
そんなブリーフィングのアウトドアリュック「アタックパック」は、タウンユースを想定して作られたモデルです。
サイズは公開されておりませんが、18L程度と日常生活には必要十分。
アウトポケットが多めに配されているため、財布や鍵、ペットボトルなどを細かく分けて収納可能になっており、普段使いには嬉しい仕様です。
普段使いのリュックとしてぴったりなのが「20〜30L」のサイズ。
日帰り登山などでも使いやすいサイズのため、アウトドア・アクティビティ用途でも使えます。
カナダのアウトドアブランド「Arc’teryx(アークテリクス)」。
スタイリッシュなデザインと、高いクオリティで人気のブランドです。
「アロー22」は、今までのアウトドアリュックの中で最も売れたリュックではないか?と思えるほど、一世を風靡したアイテム。
今では街で見ない日はなくなりましたが、当時まだタウンユースでは知名度の低かった「アークテリクス」の名を知らしめた製品です。
ブームが過ぎて以降も定番アイテムとして人気があるため、他の国々では販売が終了したにも関わらず、日本でのみ販売が継続しています。
それだけ爆発的に売れ続ける人気の秘密は、デザイン性と機能性です。
立体裁断を用いて作られた「アロー22」のデザインはスタイリッシュで、どんなコーディネートに合わせても存在感を発揮し、良い「外し」として機能するのです。
また、荷重を腰に集める逆三角形の設計や、シームテープを用いた完全防水仕様など、同ブランドが誇る機能性も◎となっています。
「アロー22」のデメリットを上げるとすれば、定価が3万円弱という価格設定くらい。
これはアークテリクスのプロダクト全般に言えることですが、最新鋭の素材を惜しげもなく使っているため高額になっているのです。
ただ、それを補ってあまりある機能性とこのデザインを考えれば、高くはない気がしてきます。
アウトドア好きなら誰でも知っているアメリカのブランド 「Patagonia(パタゴニア)」 。
パタゴニアのフリース をはじめアパレルに定評がありますが、リュックもハイクオリティな製品が多いことで知られています。
今回紹介する「ライトウェイト・トラベル・トート・パック 22L」は、ポケッタブル仕様のリュック。
買い物などのマイバッグとしてポケッタブルトートをお持ちの方は多いと思うのですが、トート仕様だと荷重が腕に集中してとても疲れてしまいますよね。
また、ロードバイクのようなかごがないスポーツバイクに乗るととても不安定で危ないです。
そんなときに両肩に背負える「ライトウェイト・トラベル・トート・パック」が大活躍します。
リュックスタイルのほか、トートスタイルで手持ちもできるのも、柔軟な使用ができて嬉しいポイントですね。
シンプルな構造のため、どんなコーディネートにも合わせやすいです。
突然バッグが必要になったときのために、カバンに一つ忍ばせておくと大活躍しますよ♪
ニュージーランドのアウトドアブランド 「macpac(マックパック)」 。
ニュージーランドは日本と同程度の決して広いとはいえない国土の中に、原生林や湿原、フィヨルドや氷河などがあります。
そのため、さまざまな環境に対応するタフなアウトドア・ギアを作る必要があり、macpacはそういった自然の驚異に真正面から向き合い、アウトドアリュック作りを進めてきたブランドなのです。
ブランドの特徴として挙げられるのが、独自素材「アズテック」を用いて作られているということ。
「アズテック」は、通常の防水加工を施されたナイロンとは異なり、さらに高い耐水性を保持する素材。
なんと通常のナイロン素材と異なり、加水による分解も起こらず、半永久的に防水性が持続する素材なのです。
「ファナティック クラシック」はもともと、クライミングアイスクライミングなどに向けて開発されたアウトドアリュック。
堅牢性や操作性、耐水性の高さから、かつてはニュージーランド警察にも採用されたことがあるほどの一品です。
もちろん、「ファナティック クラシック」は耐水生地「アズテック」を採用しているため、レインカバーいらずの防水性や高い耐久性を持っています。
また、その可愛いデザインもおすすめポイント。
クラシックなシルエットのためどんなコーディネートにも合わせやすく、登山やキャンプなどのアクティビティ、トラベルユースにもぴったりのアイテムです。
30〜50Lのリュックは主に、トラベルユースや登山やピクニックなどで多くの荷物を運搬したい方向けのサイズです。
デイユースには「少し大きすぎる」かもしれませんが、大きめバックパックは存在感を出すことができますし、コーディネートとしてはアリ。
リュックがぺちゃんこでなくなるように、少し多めに荷物を持って、旅行気分で出かけるようにしましょう♪
アメリカ軍の正式装備としても採用されているアウトドアリュックブランド 「MYSTERY RANCH(ミステリーランチ)」 。
ミルスペック仕様のため耐久性・背負い心地が段違いに良く、その高いクオリティは「最高のバックパック」として知られています。
そのミステリーランチから登山用として販売されているのが「スイートピー」です。
特徴的なY字のジッパーは、ガバっと開けば一瞬で内部の荷物全てにアクセスできる優れた仕様。
上からものを詰めていく「ロールトップ」仕様であれば、こうはいきません。
慣れればとても使いやすく、他のバックパックには戻れないといっても過言ではないほど快適です。
ボトルホルスターやスマートフォンケースなど、アタッチメントが数多く販売されており、ベルトなどに小さいバッグなどを取り付けて自分用にカスタムしていくという使用方法も可能。
また、ウェストのベルトは使わないときはサイドポケットに収納できる、タウンユースにも嬉しい仕様です。
スウェーデンのアウトドアブランド 「KLATTERMUSEN(クレッタルムーセン)」 。
リサイクルナイロンを使い、環境に配慮した上で、ハードなユースにも耐えうるハイクオリティな製品を作り続けていること、また北欧らしい独特のデザインで有名なブランドです。
ブランドの定番リュック「アルスビン」は独特なデザインもさることながら、その背負い心地と、ウェビングループを用いた拡張性がウリのアウトドアリュック。
ヒップベルトの位置が調整可能だったり、特徴的な「バタフライブリッジ」と呼ばれるショルダーハーネスが肋骨を通じて荷重を分散し、血流を妨げてくれたりと、背負い心地はアウトドアリュックの中でもトップクラスの一品です。
上から荷物を突っ込んでいくロールトップ形式で、サイドポケットが全くないのが気になる方も多いと思いますが、そういった方のために用意されているのが拡張性。
リュック全体に張り巡らされたウェビングループには、サイドポケットやウエストポーチ、ボトルケージなどを必要に応じてカスタムすることができます。
ロールトップ形式なのでそこまで大きく見えず、タウンユースにも良いデザインも嬉しいポイント。
コーディネートのアクセントとして役立つリュックですよ!
トラベルユースにオススメなのが、アークテリクスの「コバートケース」。
特徴的な長方形のメイン気室はパッキングがしやすく、また車などに収納する際もスムーズに積載できる形状になっています。
もちろん、アークテリクスの作ったリュックですから、背負い心地は抜群のアイテム。
珍しいデザインのため、「他とかぶらない」アウトドアリュックをお探しなら間違いないアイテムですよ♪
バックパッキングや長期登山など、スーツケースに代わるような50L以上の大型リュックをお探しの方は、アウトドアメーカーから出ているハイエンドモデルを購入することをおすすめします。
長期登山やバックパッキングにおいては、ザックの性能(耐久性や背負い心地など)がとても重要になってくるためです。
ハイエンドのアウトドアリュックをお探しなら、オススメは「バックパック界のロールス・ロイス」とも称される 「Gregory(グレゴリー)」 。
山岳モデルに属する「デナリ100」は、そのグレゴリーのハイエンドモデルですから、背負い心地の良さは他ブランドのものと比べても桁違いです。
購入の際は必ず店舗でフィッティングして、ご自身に最適なサイズをチョイスしてくださいね。
アウトドアユースはもちろん、タウンユースやトラベルユースでもバツグンの機能性を発揮する「アウトドアリュック」について紹介してきましたが、その魅力は伝わりましたでしょうか。
高価なものが多いですが、丈夫で長く使い倒せるため、トータルで考えるとコストパフォーマンスが良いです。
一つ持っていればコーディネートの幅も広がりますし、旅行・アウトドアの際にもとても役立つため、ぜひ一度検討してみてください。
公開日 : 2018/09/21