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阿蘇ファームランドでお土産を買うには?おすすめのお土産ベスト3
阿蘇ファームランドは、1995年に熊本県南阿蘇村に開業した公園です。
「健康テーマパーク」と銘打った園内には、癒・泊・動・栽・食・買の6つのテーマに分かれた施設が存在しています。
どの施設も健康的に身体を動かしたり、健康的な食事をしたり…と健康がテーマになっていますが、筆者家族の目的はただ一つ。
「家族みんなで思いっきり楽しむこと」です。
阿蘇ファームランドはレジャー施設なので、いくら健康になっても楽しくなくては意味が無いのです。
子どもがはしゃげる遊具だらけのスペースに温泉、おいしそうなバイキングなど見どころは盛りだくさんなので、各施設をレポートしていきます。
阿蘇ファームランドの営業時間は季節ごとに異なります。
今回筆者が訪問したのは2019年1月で、営業時間は9:00~17:00となっていました。
夏季期間中は朝から日没以降も営業しているようですので、訪問前に 公式サイト で営業時間を確認するようにすると良いでしょう。
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽5579-3
マップ: Googleマップ
阿蘇ファームランドは熊本県南阿蘇村にあります。
駐車場は2500台収容可能なので、車で来ても満車ということはほとんど無いと思われます。
・熊本ICからの場合(所要時間約60分)
・阿蘇くまもと空港からの場合(所要時間約60分)
阿蘇ファームランドの入園料は無料なので、入園して園内を散策するだけなら一切お金はかかりません。
しかし、「元気の森」や「健康チャレンジ館」などの各施設を利用する際に、利用料金がかかるシステムとなっています。
施設を利用すればするほどお金がかかるので、遊園地のフリーパスのようにあれもこれもというわけにはいきません。
そのため、入園の前にどの施設を利用するのか、前もって予定を立てておくのが良いかと思います。
筆者一家も最初から行きたい施設の目星をつけていました。
子連れならまず第一に気になるのが、子どもが満足に遊べるかどうかですよね。
まずは阿蘇ファームランドで子どもが思いっきり遊べる施設を紹介します。
阿蘇ファームランドの元気の森は約70種類もの遊具があり、身体を動かすことができる巨大な公園です。
趣向を凝らした遊具がたっぷりで、大人でも子どもと一緒に楽しむことができます。
利用料金は大人(中学生以上)1,300円、小人(4歳~中学生)700円で3歳以下は無料となっています。
しかし、元気の森の対象年齢は4歳からであり、筆者の3歳の息子にはレベルが高すぎて楽しめないのではないかと心配になり、元気の森に行くことは止めてしまいました。
その代わりに、他の方のSNSでの口コミをご紹介します。
このように、親子で一緒になって思いっきり遊んでいる人がたくさんいる印象でした。
息子がもう少し大きくなったら、この元気の森で遊んでみたいと思います。
阿蘇ファームランドに訪れた当時は雨がパサついていて寒かったのと、3歳の息子には遊具の難易度が高くて楽しめないのではないかと心配し、結局元気チャレンジ館で遊んでもらうことにしました。
元気チャレンジ館にはファミリーエリア・キッズエリアが設けられており、ファミリーエリアは楽しみながら自分の健康を見つめ直すことができます。
キッズエリアは生後6か月以上の未就学児童が思いきり遊べるようになっている室内施設です。
利用料金は、ファミリーエリアが大人1,600円・小人800円、私たちのお目当てであるキッズエリアは一律一人1000円でした。
対象年齢ぴったりの息子は、キッズエリアの元気チャレンジ館のボールプールや滑り台に大はしゃぎ。
さらに動体視力を鍛えるようなボタン早押しゲームで遊び倒してくれました。
しかし、元気チャレンジ館は1時間の時間制となっていました。
親子で2,000円かかったのですが、1時間で退室しなければなりません。
2,000円払って1時間しか遊べないというのは、少し高いように感じました。
息子も楽しそうだったのですが、1時間で帰るルールには納得できないようで、名残惜しそうに元気チャレンジ館を見つめる姿が印象的でした。
おもしろ釣りランドは、キャッチアンドリリースする子供向けの小さな釣り堀です。(持ち帰りは別料金)
金魚などを釣って遊ぶことができます。
釣り竿を貸してくれるので、手ぶらで遊ぶことができます。
利用料金は20分で700円です。
おもしろ水族館は小さなミニマムサイズの水族館です。
お魚好きなお子さんと気軽に楽しむことができます。
利用料金は大人600円、小人400円です。
ゲームコーナーは若干古いゲームが多く、独特のラインナップでした。
なかには太鼓の達人やマリオカートのような定番の人気ゲームがあり、誰でも楽しめると思います。
阿蘇ファームランドには大人が癒されるための施設も多くあります。
特に温泉が凄いので、少し詳しめに紹介させて頂きます。
息子と妻が元気チャレンジ館で遊ぶ間、筆者は阿蘇健康火山温泉で日々の疲れを癒すことにしました。
この阿蘇健康火山温泉ですが、利用料金は少し高めで大人1,600円、小人800円です。
バスタオルとフェイスタオルを貸してくれるので、手ぶらで入浴することができるようになっていますが、少し高く感じますね。
お風呂に入ってみると、内湯なのにとても広く、物凄い開放感です。
しかも、この日はなんと筆者の貸切状態でした。
基本的には宿泊客のお風呂として機能している場所なので、日中は人が少なくて狙い目なのかもしれません。
ただし、これは2019年1月に来訪した情報なので、レジャー客が増える春以降は大きく異なる可能性もあります。
肝心のお湯はサラッとしていますが、少し褐色に濁っていて、鉄分の香りを感じました。
いかにも火山の近くの温泉といった感じです。
内湯の奥にはこんな素晴らしい壺湯までありました。
足を入れた瞬間、ザバアアアア…とお湯が溢れ、温もりが身体全体に浸み込んでいきます。
露天風呂はさらに凄く、驚かされました。
露天風呂が桁違いに広くて、温泉公園とでもいうべき広さでした。
まさに温泉のテーマパークです。
テクテク歩きお風呂があれば入り、建物があれば入室していきました。
建物に入ってみると、このような空間が広がっていてビックリします。
この写真は明るいのですが、建物は照明がなく真っ暗であることも多く、少し恐怖を感じるほど。
特蒸気風呂は扉を開けた瞬間、蒸気がモクモクと飛び出てきました。
中に入っても真っ白で何も見えず、しばらくすると寝る場所が見えてくるようになります。
このような建物は露天風呂の敷地にいくつもあり、中にお風呂があったり、サウナがあったりと開けてサプライズ感覚で楽しめます。
また、これほど全裸で外を歩くことはないため、途中で「ここは裸で歩いて良い場所なのか?間違ってないのか?」と不安になるほどでした。
冬のため裸で歩き回るのは寒かったのですが、春以降であれば開放的で気持ち良いと思います。
阿蘇ファームランドで癒される施設は温泉だけではありません。
女性にはマグマクレイスパがおすすめです。
泥パックや泥湯を楽しむことができる施設で、ミネラルたっぷりの阿蘇の泥「リモナイト」を使用しています。
利用料金は3,000円です。
オキシゲンドームは高濃度酸素とアロマに包まれながら、酵素浴を楽しむことができるリラックス空間です。
洋服を着たままゆっくりとくつろぐことができます。
利用料金は30分で1,000円です。
阿蘇ファームランドでは様々な体験ができるのもウリの一つです。
どんな体験ができるのかをご紹介します。
健康パビリオンでは、脳年齢や骨健康度、毛細血管観察など、体の気になる部分を総チェックすることができます。
これまで気になっていた部分を確認し、自分の健康意識を改革するきっかけにすると良いでしょう。
終わった後には健康、運動、食事に関して自分の状態にあったアドバイスを受けることができます。
利用料金は1項目500円ですが、お得なパック料金もあります。
手作り体験館では、キャンドルやオルゴール、マスコットベアなどを手作りできます。
親子で取り組むことができ、実際にたくさんの親子連れがキャンドルやオルゴール作りに取り組んでいました。
料金はキャンドル、オルゴール、パワーストーン、スノードームが1,620円、マスコットベアが1,080円で作れます。
30分程度で完成するので、気軽に取り組むことができるでしょう。
ふれあい動物王国では、約35種類の動物と触れ合うことができるようになっています。
フラミンゴやカピパラのような可愛くて大人しい動物しかいないので、安心して触れ合うことができるのでおすすめです。
料金は大人900円、小人600円となっています。
阿蘇ファームランドでは、キッスフィッシュの体験もできます。
足を入れた途端に小魚たちが足に集まってきてくすぐったいです。
小魚たちは足の角質を食べてくれているので、終わった後は足がつるつるになります。
利用料金は大人1,080円、小人540円です。
阿蘇ファームランドには食事できるお店が4件あります。
今回は大阿蘇レストランのバイキングを選びました。
大阿蘇レストランは大人1,800円、小人1,250円、幼児900円という価格設定で、3歳以下は無料です。
息子は3歳以下で無料だったため、良心的だと感じました。
様々な和洋中の料理が並んでいます。
こちらのバイキングも「健康」がテーマになっており、どれも自然な味付けでおいしいです。
料理のそばに50kcalの見本が置いてあり、カロリー計算をしながら料理を選べます。
個人的においしかったのはサラダの野菜です。
特にレタスやベビーリーフ、ミニトマトは自社栽培ということもあり新鮮そのものでした。
そして、このバイキングで最もびっくりしたのはこちらのフルーツです。
なんとバイキングにいちごが普通に置いてあったのです。
甘くてとてもおいしいいちごで、これが阿蘇クオリティなのかと感動しました。
取材時の2019年1月はありましたが、もちろんいつでもあるかどうかはわかりません。
気が付くと息子はパン用のプラスチック製のバターナイフで器用にへたを切り取り、パクパク食べていました。
確かに自分でやってみると、へたを取る用のナイフと言ってもいいくらい使いやすかったです。
息子も10個くらいはいちごを食べたのではないかと思います。
バイキング以外のお食事も紹介します。
阿蘇きのこ亭はおいしいきのこや、赤牛が食べられるレストランです。
赤牛ステーキは3,500円、赤牛ハンバーグは2,500円と赤牛メインのメニューは立派なお値段です。
1,500円のローストビーフ丼など1,000円前後でサラダバー・ドリンクバー・スープバーが付いているお得なメニューもあります。
元気キッチンはカレーやロコモコなどの軽食がメインのレストランです。
テイクアウトがOKなので、天気の良い日にピクニック気分で食事をすることもできます。
うどんやラーメンなど17種類の麺類を販売している食堂です。
全てのメニューに自社農園で栽培したきくらげが使用されています。
ただ、900円のえび天うどんや、1,400円の勝徳うどんなど値段の高さが少し気になりました。
阿蘇ファームランドと言えば、阿蘇ファームビレッジのドーム型の客室が立ち並ぶ光景が印象的です。
阿蘇ファームビレッジの宿泊棟はゾーンが分かれていて、それぞれで部屋のコンセプトが異なっています。
300棟以上ある基本の部屋です。
ゾーン内は緑が豊富で小川も流れているので、阿蘇の自然を感じながら過ごすことができます。
「ロイヤルゾーン」は一つ一つの棟に問と専用庭が付いています。
内装もリゾート地の別荘のような雰囲気で、上質なひとときを過ごすことができます。
各部屋で様々なコンセプトがあり、料金は上がるものの露天風呂付の部屋もあります。
「ドリームゾーン」は子連れのファミリー向けのゾーンです。
お部屋の内装も子どもが喜ぶような趣向を凝らしたデザインになっています。
阿蘇ファームビレッジは1泊1人11,000円前後から宿泊可能です。
楽天トラベル や じゃらん から宿泊予約ができるので、情報を確認してみてください。
阿蘇ファームランドには、お土産を買うことのできるショップが多数あります。
おすすめのショップとお土産を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
阿蘇ミルクファームには熊本産のおいしいお菓子がたくさん販売されており、お土産に最適です。
そこで、阿蘇ミルクファームで人気のお土産ベスト3を発表します。
ロッカフルールは、自家製のチーズ餡に熊本県産晩白柚のジャムを加えた、酸味とほろ苦さが魅力の大人のチーズ饅頭です。
一口食べるとほろ苦さから「キャラメルかな?」と思わされるような不思議な味わいで、とても美味しいです。
紅茶に合いそうな大人向けのお菓子です。
BATONは濃厚なチョコソフトクッキーです。
中にはチョコレートクリームがぎっしりと詰まっており、深煎りのコーヒーが合いそうな味わいでした。
一五九二は香り豊かで濃厚なチーズ饅頭です。
ブランド牛乳「ASO MILK」で作ったチーズ餡と生地は、新鮮な牛乳の甘い香りに包まれています。
老若男女に支持される、人気ナンバーワンにふさわしいお菓子です。
阿蘇ミルクファーム以外にも、阿蘇ファームランドには様々なお土産を買えるショップがあります。
ASO FARM SHOPは食品からアロマまで様々な健康にまつわる商品を扱っているショップです。
熊本名産品も多数販売しているので、お土産の購入にも便利です。
総合物産館は熊本の地酒を多数販売しています。
日本酒や焼酎のお土産を買いたい人にはおすすめのショップです。
さんりお屋はキティちゃんグッズの専門店です。
九州のご当地キティが勢ぞろいしており、キティちゃんファンは必ず立ち寄りたいお店です。
最後に阿蘇ファームランド周辺のおすすめ観光スポットを紹介します。
杉養蜂園は阿蘇ファームランドから車で2分の場所にある、はちみつの専門店です。
様々なはちみつの加工製品が販売されています。
お店でははちみつドリンクが各種320円で販売されており、ゆずはちみつドリンクを飲んで温まりました。
はちみつの香りが濃厚でありながらも自然な甘さでしつこくなく、おいしかったです。
住所 : 熊本県阿蘇郡南阿蘇村下野980
マップ: Googleマップ
アクセス : 阿蘇ファームランドから車で2分
電話番号 : 096-767-2148
定休日 : 不定休
営業時間 :
3 ~ 7月 9:00~17:45
8 ・ 9月 9:00~18:15
10・11月 8:30~17:15
12~ 2月 9:00~17:00
公式URL : 杉養蜂園 阿蘇みつばち牧場
阿蘇カドリー・ドミニオンは約30万㎡の広大な敷地に、100種500頭羽の動物が暮らしています。
動物と触れ合いながら1日中遊べる場所なので、日帰りの場合は遊びきれません。
そのため、阿蘇ファームランドに泊まった翌日に立ち寄るなどするのが良いでしょう。
住所 : 熊本県阿蘇市黒川2163
マップ: Googleマップ
アクセス : 阿蘇ファームランドから車で16分
電話番号 :0967-34-2020
定休日 : 12~2月の火・水曜日(冬休み期間・祝日を除く)
営業時間 :
【3月中旬~10月中旬】9:30~17:00(土日祝日は9:30~17:30)
【10月中旬~3月中旬】10:00~16:30
料金 :
大人(高校生以上) 2,400円
子供(小・中学生) 1,300円
幼児(3歳以上) 700円
公式URL : 阿蘇カドリー・ドミニオン
阿蘇中岳火口は活動している活火山を間近で見学できます。
ここまで火山に接近して見られるスポットは、世界的にも珍しいのだそうです。
ただし、火口見学は行っていないことも多いので、事前に 阿蘇火山火口規制情報 をチェックして行くようにしましょう。
住所 : 熊本県阿蘇市黒川
マップ: Googleマップ
アクセス : 阿蘇ファームランドから車で20分
電話番号 : 0967-34-1600 (阿蘇市観光協会)
営業時間 : 8:30-17:30(ただし、11/1-11/30は8:30-17:00、12/1-3/19は9:00-16:30)
通行料 :
小型二輪自動、軽二輪自動車、原動機付自転車(200円)
軽自動車(軽二輪自動車除く)(600円)
小型自動車(小型二輪自動車除く)(800円)
普通自動車(800円)
阿蘇ファームランドに家族3人で日帰りで行ってきましたが、結果的にものすごく楽しめました。
ただ、1月だったので寒かったのと、今度は阿蘇ファームビレッジに宿泊してもっとゆっくり滞在したいなと思いました。
ぜひ皆さんも阿蘇ファームランドに行ってみてくださいね。
住所 : 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽5579-3
マップ: Googleマップ
アクセス :
九州道熊本ICより車で約60分
阿蘇くまもと空港より車で約50分
JR肥後大津駅より車で約40分
電話番号 : 0967-67-2100
営業時間 : 施設・季節によって異なる
料金 : 施設によって異なる
公式URL : 阿蘇ファームランド
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最終更新日 : 2024/02/16
公開日 : 2019/01/22