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うみたまご(正式名称:大分マリーンパレス水族館うみたまご)は、大分県の別府湾沿いにある 水族館 です。
「動物達と仲良くなれる水族館」というコンセプトを元に、近い距離で魚や動物たちを感じられる展示が特徴です。
1964年に大分生態水族館マリーンパレス都市で開館した水族館は、2004年に大分マリーンパレス水族館「うみたまご」として生まれ変わりました。
リニューアルオープン後の10年間で、1000万人以上の人々が来館しています。
動物達と触れ合えるあそびーち、イルカショーなど、うみたまごならではの展示やイベントも盛りだくさんです。
大きな魚や動物から小さな小魚や熱帯魚まで、多様な生き物と出会える水族館で観光を楽しみましょう。
本記事でうみたまごのお得な割引情報や見どころを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
うみたまごの営業時間、休館日やチケット料金などの利用情報を紹介します。
前売り券やクーポンなどの割引情報も満載です。
実際にうみたまごに足を運んでみて感じた穴場時間や混雑状況についても記載しています。
夜のうみたまごと題した夜間営業は、ゴールデンウィーク、夏季休業期間、クリスマスといった時期に行われます。
夜間営業時間の料金は、通常時と異なり大人1,900円、小・中学生900円、幼児600円です。
著者がおすすめする穴場の利用時間は、曜日を問わず午前中です。
イルカやセイウチ、魚達のパフォーマンスタイムは午前、午後、両方とも行われます。
午前中に訪れてもうみたまごの魅力は余すところなく楽しめるのが嬉しい点です。
ショーやイベントが行われる際は、その付近に人が集まるため、周辺や館内の展示をゆっくり鑑賞できます。
水槽をじっくり見たり、写真撮影を楽しんだりしたい方は、ショーやイベントの時間を狙いましょう。
うみたまごのチケット売り場は、水族館の入口脇にあります。
混雑時でもほとんど待ち時間なく買えるので安心です。
当日よりスムーズに入場したい方は、公式サイトからWEBチケットを購入できます。
WEBチケットの場合、スマートフォン画面に表示されるチケットを係りの方に見せましょう。
チケットは購入から1か月間が利用期限です。
コンビニ前売り券は、ローソン、セブンイレブン、ミニストップ、ファミリーマートで購入できます。
うみたまご独自の割引制度で誕生日割引があります。
誕生日から7日以内にうみたまごを訪れ、身分証を提示すると、誕生日本人と付き添い1名が割引になります。
うみたまごの窓口では、JAF会員証や誕生日の方は身分証を提示することで特別な割引を受けられます。
前売り券の場合、コンビニで購入すると割引価格で購入可能です。
年間パスポートは3回訪れると得になる計算のため、近隣に住んでいる方や何度も通いたい方は利用しましょう。
その他に一律50%割引の障がい者割引、杉乃井ホテルに泊まった方限定の割引があります。
大分県の別府湾沿いにあるうみたまごへは、さまざまな方法でアクセス可能です。
電車に乗り、バスに乗り換えるルート、車で直接向かう方法など、それぞれにあった方法で訪れましょう。
高崎山自然動物公園も隣接しているうみたまごには、大型駐車場もあり、混雑が予想される日も安心して車で行くことができます。
JR別府駅、JR大分駅と周辺の大きな駅から30分以内でたどり着けるアクセスの良さです。
駐車場は第1~第4まで4つの駐車場、800台分のスペースがあります。
駐車料金は、普通車410円、バス1,030円、二輪車が無料です。
大分県を代表するレジャースポットうみたまごは、動物や魚を身近に感じられる水族館です。
別府湾沿いという開放的なロケーションを生かした展示も見どころとなっています。
実際に魚や動物たちと近い距離で触れ合える「あそびーち」、大きな水槽を水玉模様が綺麗なホールから鑑賞できる「うみたまホール」など、工夫を凝らした展示ばかり。
館内はあえて順路表示がなく、訪れた人が自由に館内散策を楽しめるようになっています。
イルカやセイウチといった大きな魚、動物たちのダイナミックなショー、ダイバーによる水中解説といったイベントも目白押しです。
一日遊んで楽しめるうみたまごの魅力をグッと掘り下げて紹介していきます。
うみたまごの入り口は、建物の2Fにあたる場所です。
チケットを見せて入場すると大きな鯨の模型が観光客を出迎えてくれます。
館内に入ってまず目に入るのが、川魚たちが泳ぐリバーゾーンです。
リバーゾーンはごつごつとした岩場や木々に囲まれ、森の中を歩いているかの様な気分になれるエリアです。
熱帯雨林のような川から日本の清流を思わせる水槽まで、さまざまな種類の魚を鑑賞しましょう。
日本の川を再現したリバーゾーンの水槽では、上流、中流、下流と川のエリアごとに分けて魚達が展示されています。
川の上流を泳ぐアマゴは、ワナやヤマメと並び、川魚の中でも代表的な魚です。
マナゴは 静岡県 より南の河川の上流域に生息しています。
ゆったりと川の中を泳ぐアマゴや鯉といった魚の他に、オオサンショウウオなど水族館ならでは生き物も眺められます。
リバーゾーンを抜けると、大海原に飛び出したかのようなオーシャンゾーンが広がります。
オーシャンゾーンには、名前通り海で生きる魚達が展示されているエリアです。
あえて照明を落とした部屋の中にはムーディーな雰囲気で、デートにもぴったり。
壁際には椅子も完備され、水族館巡りの一休みができます。
オーシャンゾーンの水槽を近くで見ると、さまざまな種類の魚が泳いでいるのを確認できます。
小さな小魚から素早く泳ぐサメまで、一度に豊富な魚を見られるのが魅力です。
水槽前の床はフラットになっていて、車いすの方でも安心して鑑賞できます。
リバーゾーンを抜けた先に広がるのがワンダーゾーンです。
ワンダーゾーンには小さな水槽から大きな水槽まで、多様な展示があります。
群れで泳ぐイワシの性質を利用した大きな水槽は、海の中から魚達を見ているような幻想的な光景です。
イワシたちが丸い筒状の水槽をぐるぐると泳ぐ姿を鑑賞しましょう。
ブルーの水槽、ライトで照らし出された美しい姿に見惚れてしまいます。
ワンダーゾーンの一角に、ひときわ人だかりができる横に大きな水槽があります。
水槽の中に居るのは、水族館の人気者であるチンアナゴです。
チンアナゴという名前の由来は、チンという犬に似ているからだそうです。
砂からひょっこり顔を出す可愛い姿を鑑賞しましょう。
水槽の砂をよく見ているとチンアナゴ達が顔を出してくれます。
きょろきょろと常に周囲を見渡すチンアナゴ達の姿はとてもキュートです。
首を振ったり、砂の中に引っ込んだりと神出鬼没なチンアナゴ達を見て癒されてください。
ワンダーゾーンのアートコーナーでは、思わず写真を撮りたくなるような展示を鑑賞できます。
あえて照明を落とした深海のような水槽の中を泳ぐのは、メタリックな魚です。
水槽を暗くすることで、銀色の輝く魚の色をより見やすくさせています。
アートエリアの中でも目を引くのが、海中をゆらゆらと漂うクラゲたちです。
照明の鮮やかな色に染まった透明なクラゲたちは、まるで絵画を見ているかのよう。
サンゴを中心とした鮮やかでフォトジェニックな水槽です。
思わず立ち止まってしまうほど真っ赤な水槽の中には、小魚とサンゴが展示されています。
神秘的な海の世界を鑑賞できるアートコーナーは、ワンダーゾーンの中でもイチオシです。
1F・2Fに広がるワンダーゾーンには、見所が満載です。
小さな水槽が連なるエリアは、子供連れの家族からカップルまで幅広い世代が集まっています。
大人なら少し下を見るくらい、子供なら背伸びをせずそのまま水槽を鑑賞できる位置も工夫の一つです。
海の忍者と呼ばれる生き物が集められた水槽には、ヒトデやタコといった魚の姿があります。
水槽の壁に貼りつくヒトデ、タコ共に、忍者のような姿を見せてくれます。
ワンダーゾーンにある小さな水槽では、泳いでいる魚の姿を間近で観察できます。
水槽のそばまで寄って来てその姿を見せてくれるかのような仕草はキュートです。
ヤドクガエルといった見た目が奇抜な生き物も展示され、見ていて飽きることがありません。
四角い水槽ではなく、実際の砂浜を見ているように砂に隠れた魚を鑑賞できる展示です。
華やかな色をしているオコゼ、砂に体を隠しているエイ、砂に体をうずめているヒラメといった魚を鑑賞できます。
鮮やかな色のオコゼですが、砂に体を隠すと見わけがつかなくなる擬態には驚きです。
屋外に出ると、パフォーマンスエリアやあそびーちがあります。
屋外ならではの天井がない吹き抜けのプールを使ったイルカショーを鑑賞しましょう。
筆者が足を運んだ日は雨でしたが、無料の傘の貸し出しサービスがありました。
天候に関わらず快適な環境でショーを楽しめるサービスが嬉しいです。
イルカショーでは道具を使っている形が遊んだり、音楽に合わせてジャンプします。
前列の方でショーを観戦する方には、もれなくイルカ達から水しぶきのサービスまで!
ザバッと大きな音を立てて、ダイナミックに動くイルカ達の姿を鑑賞しましょう。
イルカショーの行われるプールの隣には、ごつごつとした大きな岩場があります。
そこで1日に3回行われるのが、セイウチによるパフォーマンスタイムです。
水族館にいる動物や魚達の中でも、ひときわ大きいセイウチは迫力満点。
大きな体を揺らしながらトレーナーと共に芸を見せてくれる姿はユニークです。
腹筋やボールを使ったヘディングといった器用な一面も見せてくれます。
イルカショーは午前と午後に行われます。
ショーを見学したい方は時間を合わせて利用しましょう。
また、イルカショープールのお隣では、セイウチによるうみたまパフォーマンスが行われます。
うみたまパフォーマンスは、10:00、13:00、15:00の3回です。
ショーが行われる際は、一部通行止めとなる通路があるためご注意ください。
あそびーちは、うみたまごの中でも小さな子供、大人まで楽しめると人気のエリアです。
実際に目の前まで動物たちが来てくれるプールやタッチングプールで海の生き物と触れ合えます。
あそびーちの入口付近には、トドの等身大パネルも置かれています。
2m50cmもあるトドのパネルと背を比べてみましょう。
あそびーちの砂浜プールには、魚達が泳いでいます。
目の前を泳ぐイルカをはじめとする魚達の姿を鑑賞しましょう。
イルカ達は人懐っこく、呼びかけたり、見つめていると近くまで寄ってきてくれることもあります。
また、あそびーちには、ヒトデのような穏やかな生き物に触れる「タッチプール」と呼ばれる展示があります。
屋外エリアのタッチプールの他に、屋内にもタッチプールで動物たちと触れ合うことも可能です。
実際に手を入れてヒトデを触ってみると、見た目以上に固い表面に驚かされました。
五感を使って魚と触れ合い、新たな発見を見つけられるのがタッチプールの魅力です。
パフォーマンスが行われるプールのそばには、水族館の人気者であるコツメカワウソが展示されています。
筒状の管を使って部屋から部屋へ走り回る姿や、仲間とじゃれ合う可愛い姿を鑑賞しましょう。
カワウソたちを覗いていると、時折あいさつするかのように目の前に顔を出してくれます。
暖かい日には日向ぼっこをするかのようにすやすや眠っています。
活発に動く姿もキュートですが、ぐっすり眠る寝顔はずっと見ていたくなるような可愛さです。
屋外エリアからは、目の前に広がる別府湾を鑑賞できます。
真っ青な海と重なるように作られた大きなプールは、景色としても楽しめる水槽です。
このエリアはタッチOKの魚達がたくさんいるため、魚達と触れ合えます。
普段は中々触れないエイとも安全に触れ合えるのが魅力です。
魚達を触る時は注意書きをよく読み、優しく撫でるように触りましょう。
屋外の大きなプールには、アザラシやセイウチ、オットセイといった動物が泳いでいます。
運が良ければ、飼育員によるエサやりタイムを鑑賞することも可能です。
時折声を上げながら、楽しそうに水槽の中を泳ぐ生き生きとした姿を眺めましょう。
館内のオーシャンゾーンからサイエンスゾーンにまたがる大回遊水槽は、水族館の中でも大きな見どころです。
水の総量は1,250トン、90種類、1,500尾の魚が暮らしています。
水槽の中央に岩で作られた島があり、その周囲を海水がぐるぐると流れる作りだそうです。
50年以上昔に世界で初めてこの形を作ったのがうみたまごです。
岩場を作ったことにより、小魚から大きな魚までが集まるようになりました。
サイエンスゾーンと呼ばれる、魚達の生態を学べる展示が豊富なエリアからも大回遊水槽を眺められます。
床から天井付近まで、8mにも及ぶ縦に長い大きな水槽があります。
大回遊水槽の上から下までを全て鑑賞できる迫力満点の水槽は、大人から子供、幅広い世代に人気です。
近くから魚達を眺めるのはもちろん、少し離れた場所からアーティスティックなデザインの水槽を眺めるのもおすすめです。
オーシャンゾーンにあるうみたまホールは、大回遊水槽をドーム状の建物中から鑑賞できるスポットです。
ドーム入り口付近には、トンネルのようなアーチ状の展示があります。
頭の上を魚達が泳いでいる様子は、海の中を歩いている気分にさせてくれます。
トンネル内では、運が良ければ大きな魚が目の前まで寄ってきてくれます。
立ち止まって、魚達の泳ぐ姿をずっと見上げていたくなるスポットです。
オーシャンブルーが鮮やかな水槽のロマンティックな景色を楽しみましょう。
トンネルを抜けると、海の中を潜水艦から覗いているかのようなうみたまホールに着きます。
ホールの中は、小さな小窓やライトアップの水玉模様が美しいです。
わずかな照明と大回遊水槽の織り成す幻想的な景色が、訪れた人に非日常を感じさせます。
うみたまホールの大きな水槽を眺められる窓は、映画館のスクリーンのようです。
窓の前には、ゆっくりとくつろぎながら水槽を眺められる椅子が置かれています。
水槽の中を魚たちが泳ぐことにより、常に新しい景色を楽しめるのもうみたまホールの魅力です。
うみたまごの大きな魅力は、館内に決まった順路がなく自由に巡れる点です。
寒帯、熱帯ゾーンなど、エリアごとに様々な展示を鑑賞できます。
それぞれのゾーンによって鑑賞できる生き物がまったく違うため、小さな子供が遊べる展示やイベントまで、自分にあった楽しみ方をしましょう。
熱帯に生息する生物を鑑賞できるこのエリアでまず目に入るのが、横に大きなサンゴの水槽です。
水槽の名のサンゴの群れは、全て生きたもので日本の中でもトップクラスの大きさになります。
それぞれに形や色合いの違うサンゴの中で暮らす、小さな魚達の群れを鑑賞しましょう。
熱帯エリアの中でも人気の魚がカクレクマノミです。
アニメ映画の主人公がクマノミだったことから、幅広い世代に好かれています。
小さく小回りが利く魚のため、岩場の影を覗いてみると見つけられるはずです。
綺麗なサンゴの海をバックに写真撮影をしてみるのもおすすめです。
大きなサンゴ水槽の前には円柱状の水槽がずらっと並んでいます。
ライトによって照らし出されたサンゴの水槽はフォトジェニックです。
水槽ごとにサンゴも展示されている魚も異なり、ワクワクした気分になれます。
サンゴ礁の海ではダイバーによる小魚の餌付けショーも行われます。
ダイバーが大きな水槽を泳ぎながら水槽内を散策するだけでなく、水中カメラを使ったサンゴの解説も見どころです。
熱帯エリアのジャングルタンクと呼ばれる水槽は、熱帯のアマゾンを再現した展示です。
ジャングルそのままの水槽には、大型淡水魚のピラルクやレッドテールキャットといった魚が泳いでいます。
寒帯エリアには、アザラシやセイウチといった寒帯ならではの生き物が集められています。
その中でもブルーとベリー、2匹のアザラシをトレーナー目線のカメラ映像で鑑賞できる「ブル&ベリーのゆる~い感じ」は人気のイベントです。
ブルーとベリー、2匹のアザラシがカメラに顔を近づけたり、キスをしたりする癒し系パフォーマンスは必見。
ショーが行われる時間になると、水槽前には多くの人が集まります。
水槽の様子を映し出してくれるモニターもあり、後ろの方からでもショーを楽しめる作りです。
1Fのアゴヒゲアザラシプールにて1日1回限定で行われています。
人気のイルカパフォーマンスが14:00~と被ることもないので、両方のパフォーマンスを楽しむのも可能です。
寒帯ゾーンには、普段では見られない深海生物にまつわる展示もあります。
深海のようにあえて薄暗くされた空間の中には、七色に輝くリュウグウノツカイの標本も展示されています。
深海生物のゾーンをさらに進んでいくと、海底に生息する生き物達の水槽があります。
鎧を着こんだかのような見た目をしているカブトガニ、長ーい足を器用に動かしているカニといった生き物を鑑賞できます。
深海ゾーンとサイエンスゾーンの中間付近には、小さな子供たちが素足で遊べるスペースがあります。
魚の形をしたユニークな遊具は、子供連れの家族が楽しむのにぴったりです。
中をくぐれる魚のトンネル、斜面が緩やかで安全な滑り台など、豊富な遊具で遊びましょう。
うみたまごの中には、種類豊富なおみやげが揃うショップがあります。
お土産ショップでは、持ち歩いても荷物にならないキーホルダーや靴下など、小さなグッズも販売されています。
イルカやチンアナゴ、カワウソ、ペンギンなど、見た目が可愛い動物たちをイメージしたオリジナルグッズも豊富です。
うみたまごオリジナルのぬいぐるみは、小さな子供連れから人気が高い一品です。
本物さながらなふかふかな肌触りに、可愛いデザインが目を引きます。
動物がデザインされたサブレをはじめ、お菓子類も充実した品揃えです。
チンアナゴやペンギンをそのまま缶にしたお菓子も販売されています。
2Fにあるショップすぐそばには海が見えるカフェもあり、休憩に使えますよ。
大分県内はもちろん、県外の観光客も多く集まるうみたまごの見どころやアクセス、料金情報を紹介してきました。
水族館と隣接している高崎山自然動物公園と合わせて、一日を通して遊べる観光スポットです。
アクセスも便利な水族館で、観光やお出かけを満喫しましょう。
公開日 : 2019/03/21