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2018-2019年に大幅モデルチェンジ!よりタウンユースにマッチ
Patagonia(パタゴニア)「R2 ジャケット(旧モデル)」
ユニクロフリースやモンベル クリマプラス?クリマエア?と比べると
アメリカのアウトドアブランド「Patagonia(パタゴニア)」。
デザイン性の良さ、品質の高さ、環境問題に対する取り組み、フレキシブルな働き方など、さまざまな側面からファンの多いブランドです。
そんなパタゴニアですが、ブランドを代表するアイテムとして挙げられるのが「R2ジャケット」というフリースです。
レギュレーター・インサレーション・システムと呼ばれる、保温性と通気性を両立したフリース「Rシリーズ」にラインナップされているアイテムです。
「R2ジャケット」は1999年の登場以来、実にほぼ20年間もの間愛され続けているロングセラーモデル。
本記事では、そんな「R2ジャケット」の人気の秘密、また同じく定番であるR1、R3ジャケットとの比較、さらには同じく定番フリース「モンベル クリマプラス」との比較など、盛りだくさんの内容でお届けします。
「R2 ジャケット」のポイントは、なんといってもその暖かさとフカフカの着心地。
その快適さから「着る毛布」と呼ばれるほどのアイテムです。
メイン素材には「Polartec(ポーラテック)」社の「Thermal Pro(サーマルプロ)」を採用しており、抜群の暖かさを確保しつつも、可動域である脇から肘にかけては伸縮性が高い「Power Grid(パワーグリッド)」を採用し、動きやすさを追求しています。
ポーラテックのフリースは暖かさのほか、肌さわりも良いのがポイント。
その着心地はまさに「着る毛布」なのです。
ちなみにポーラテック社は、1970年代、パタゴニアとともに世界初のフリースを開発したことでも有名。
現在も他社の追随をゆるさない世界のトップブランドです。
R2ジャケットは「最強の保温着」と言われます。
おすすめの着こなしは、R2ジャケットの外に風を通さないアウターシェルを羽織ること。
R2ジャケットの保温力を風で奪われなくなるため、「アウトドアアイテム界最強」ともいわれる暖かさを感じることができます。
ちなみに、少し涼しいなという秋、春などの季節には、R2ジャケットだけをアウターとして着るのがおすすめ。
通気性が良いため暑くなりすぎません。
R2ジャケットは2017年のモデルまで、ビビッドなカラーリングや素材の切り返し、手の甲までカバーするサムホールなど、テクニカルな仕様になっていました。
ところが2018のリニューアルで一転、アースカラーや同系色での切り返し、パタゴニアのトレードマークであるネームタグの採用、少しだけゆったり目のシルエットなど、R2ジャケットが登場したころのクラシックなデザインに回帰したのです。
「R2が欲しいけど、ハイテクすぎて嫌だった」という方は要チェックですよ!
R2ジャケットには唯一と言っていい弱点があります。
それが「価格の高さ」。
保温力・伸縮力抜群の機能性を持つ素材を採用しているとはいえ、フリースにして2万円超えという「高級フリース」という感は否めません。
そんなR2ジャケットですが、お得に買う方法として「アウトレットストア」が狙い目です
パタゴニアでは前シーズンのモデルを全国に7店舗あるアウトレット店舗で展開しています。
ちなみに、狙う時期は冬物が並ぶ3月ごろ。
R2ジャケットも並ぶことがあるので、お近くにお住まいの方はぜひこまめにチェックすることをおすすめします!
2万円超えという「高級フリース」の「R2 ジャケット」ですが、もちろんそれだけの金額に見合うだけ手が込んだプロダクト。
ここでは、2018FWの最新モデル「R2ジャケット」を、細部まで徹底解剖していきます!
まずは生地感から。
毛足の長い「Polartec Thermal Pro(ポーラテックサーマルプロ)」が身体を包み込んでくれ、着心地は最高の一言。
2017年までは生地にプリントされたロゴでしたが、2018年モデルはネームタグ「フィッツロイタグ」を採用しています。
パタゴニアファンにはたまらない仕様になりました。
可動域である脇〜肘にかけては、R1の素材でもある「Polartec Power Grid(ポーラテックパワーグリッド)」が採用されています。
通気性・伸縮性ともに優れています。
メインのジップにはチンガードが備わっており、寒い雪山でも凍ったジップが唇に触れてしまうのを防いでくれます。
さらに、ジッパーをあけると内ポケットが配されています。
手袋などを収納するのに最適な大きめのサイズなのが嬉しいポイント。
ポケットは全てメッシュになっており、水蒸気の発散を妨げません。
早くから日本市場に参入しているパタゴニアは、アジア向けにサイズを変更して作っており、海外ブランドにありがちな「サイズが大きすぎる」ということはありません。
小柄な方にもXSサイズが用意されていますし、日本のブランドと同様のサイズ感で購入することができます。
フリースの生みの親でもあるパタゴニア。
フリースの原点とも言われる「パイルジャケット」、クラシックな見た目がかわいい「レトロX」や「シンチラジャケット」など、さまざまなアイテムがラインナップされています。
中でもRシリーズには力を入れており、その性能の高さから「フリースの最高峰」とも言われています。
R1<R2<R3という順に、Rシリーズの保温力は変わります。
中でも最も定番とされるのが今回紹介している「R2」ですが、それぞれ明確に仕様が異なるので、用途によってはR1やR3を選んだ方が良いことも。
ここでは、R1とR3の特徴を紹介し、比較することで見えてくる「R2が定番」と言われる理由を探ります。
Rシリーズ中最も薄いのが「R1ジャケット」です。
グリッド状になった「Polartec Power Grid(ポーラテック パワーグリッド)」を採用しており、非常に動きやすく、かつ適度な保温力を提供してくれます。
パタゴニアらしい身体に沿うぴったりのシルエットで、ベースレイヤーの上に着る行動着として最適。
秋、冬、春先の登山などで大活躍してくれますよ。
R2ジャケットだと、アクティビティ中に暑く感じてしまう場合もあるので、登山をはじめとするアクティビティをメインに使いたいと考える方にはR1ジャケットがおすすめです。
ジャケットタイプやプルオーバータイプ、フード付きタイプなど豊富なバリエーションがあるのも嬉しいポイントです。
Rシリーズ中最強の保温力を誇るのが「R3 フーディ」です。
R3フーディの特徴は、保温力を高めており、中間着としてだけでなくアウターとしても使えること。
表面と裏面の生地の起毛パターンを変更しており、リバーシブル仕様となっているのです。
アウターとして使うときは表面、中間着として使用する際は裏面にして着ることで、通気性と保温力のバランスをとることができます。
フードがついている仕様も、保温力を重視してのこと。
雪山登山やバックカントリースキー、また雪が多い地域にお住まいの方の普段着としてぜひおすすめしたいモデルです。
最後に取り上げるのが、今回ご紹介している「R2 ジャケット」。
R1、R3と比較することでR2が「定番」と言われる理由が見えてきます。
先ほどご紹介した通り、R1ジャケットのメリットは動きやすさと適度な暖かさです。
アクティビティでの行動着としては良いものの、普段着やアクティビティ中の保温着としてはどうしても保温性能が物足りません。
逆にR3ジャケットは、保温性能は非常に高いものの、「少し暖かすぎる」のがデメリット。
普段使いにおいては外では大活躍しますが、店舗や施設の中に入るとあつすぎることもしばしば。
アクティビティ中でも、雪山ならまだしも、秋山や冬山だと暑く感じてしまいます。
また、かさばるため、脱いだときの持ち運びのことを考えても普段使いにはR2が良いという結論になります。
「R2ジャケット」が定番とされる理由は、Rシリーズ中最もバランスがとれたモデルということなのです。
フリースといえばユニクロ、を思い浮かべる方も多いと思います。
パタゴニアのR2ジャケットの10分の1程度の金額で販売されているプロダクトで、非常に魅力的な製品です。
ただ、金額の違いにはもちろん理由が。
違いは色々ありますが、ユニクロのフリースは耐久性にかなり難があるというのが最大のデメリット。
着心地のよいフリースなので、1着持っていると何度も着回したくなるのですが、ヘビロテしていると1シーズンでクタクタになってしまいます。
それに対し、パタゴニアのフリースは着倒してもちょっとやそっとでは傷みません。
その製品寿命は長く、10年間着ているというユーザーがいたり、10年ものの古着も出回っていたりします。
また、比較対象となるのが同じくアウトドアブランドとして有名な「 mont-bell(モンベル) 」。
大阪に拠点を置く日本発のメーカーとして有名で、日本の気候に合ったモノ作り、海外ブランドに比べて圧倒的にリーズナブルという特徴があります。
そんなモンベルがラインナップしている同様の製品が、クリマプラス100やクリマプラス200、クリマエアといったフリース製品群。
品質の面ではさすがのモンベル、Rシリーズのラインナップにそこまで引けを取らないといっても過言ではありません。
先に引き合いに出したユニクロのフリースよりも耐久性や重量ベースの保温力は圧倒的にメリットがあります。
価格も1万円台と、R2ジャケットに比べると2分の1の価格となっており、圧倒的にリーズナブルです。
唯一とも言えるモンベルのフリースのデメリットは「野暮ったさ」。
これは人によって好みの問題もありますが、モンベルのフリースはどうしても「もっさり」としたシルエットに見えてしまうという意見が多いです。
「山ではいいけど、普段使いでもおしゃれに着たい!」という方には、価格は高くなってしまいますが、パタゴニアのR2ジャケットがおすすめです。
アウトドアアイテムの中で「定番中の定番」とも言われるPatagonia(パタゴニア)の「R2 ジャケット」についてご紹介してきました。
抜群の保温性能、スマートなシルエット、タウンユースにも最適なデザインと、20年続くベストセラーアイテムとして愛されている理由がおわかりいただけましたでしょうか。
「それでもフリースに2万円超えはちょっと」と思ってしまうあなた、気持ちはすごく良くわかります(筆者もその1人でした)。
しかし、一度購入すれば10年持つという圧倒的な耐久性、冬場は毎日でも着ていたい保温性と着心地を考えると、(個人的意見ですが)安い買い物かなと思ってしまいます。
気付けば「来年はどのカラーが出るかな」と、2着目を検討してしまうほどなのです。
迷っている方は、まず一度店頭で試着してみることをおすすめします!
そのフカフカな着心地とポカポカの保温性能に驚くこと間違いないですよ。
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公開日 : 2019/03/26