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万人受けするお土産をお探しなら、幅広い世代に親しまれる洋菓子がおすすめです。
全国的にはあまり知られていませんが、福島には「スイーツ・お菓子」といったジャンルのお土産が多くあります。
中には全国有数の生産量を誇る『桃』を使ったユニークな商品も。
クッキーなどの焼き菓子は日持ちするだけでなく価格も安いので、職場や学校へのばらまき土産としても人気です。
ここでは、おすすめの洋菓子を紹介していきます。
最初にご紹介するのは、江戸時代末期創業の老舗「柏屋」が製造・販売を手がける洋菓子です。
檸檬(れも)は福島土産の定番として親しまれる人気商品。
ほんのりとレモンが香るチーズタルトはお土産にぴったりです。
チーズタルトといっても重すぎないので、食べやすいのがポイント。
ベイクドチーズケーキのような感覚で、パクパクと食べれてしまいます。
生地に練り込まれているのは、世界中で愛される「Kiriのクリームチーズ」です。
フランス産チーズならではの濃厚な味わいにレモン風味がプラスされることで、さっぱりとした味わいに仕上がります。
そのまま食べるのはもちろん、冷やして食べたり、フルーツや生クリームを乗せてタルト風にアレンジしたりなど楽しみ方も様々。
筆者のおすすめは、オーブンで軽く焼き目をつける食べ方です。
芳醇なチーズの香りは、少し酸味のある爽やかなアイスコーヒーと相性抜群!
3個入りのパッケージはレモンのような可愛いデザインで、価格もリーズナブルなのでおすすめです。
価格:1個 226円/3個入 696円/6個入 1,512円(各税込)
賞味期限:製造日より20日間
ままどおるは、郡山市に本店を構える「三万石(さんまんごく)」の代表銘菓です。
福島のお土産といったら、ままどおるを思い浮かべる人は多いはず。
昭和42年(1967)の発売以来、福島の人気お土産ランキングで必ず上位にランクインしているロングセラー商品です。
東北ではあまりに有名な存在なので、既にご存知の方が多いかもしれません。
見た目からは想像しにくいですが、食感は意外としっとりとしているのが特徴です。
バターを使った生地の中には、ミルク味の餡(あん)がぎっしりと詰まっています。
洋菓子ではありますが、和菓子に近い要素も含まれているので、年配の方にも親しみやすい商品と言えるでしょう。
一つひとつ小分けになっているので、職場や学校で配るのもおすすめです。
価格:6個入 750円/9個入 1,200円/12個入 1,500円(各税込)
賞味期限:製造日より8日間
お次は、福島の人気観光地・会津若松のお土産をご紹介します。
会津の天神さまは、会津坂下町に本店がある 太郎庵 の人気No.1商品です。
檸檬やままどおると比べると知名度は劣りますが、会津ではとても有名。
ご当地銘菓をお探しの方は必見です。
ふんわり食感のカステラ生地には、塩味の効いたチーズクリームをサンド。
季節によって味が変わらないよう、卵や生地の温度管理を毎回しっかりと行い、一定にして焼いているのだそう。
独特の食感と甘さを保つため、生地は素早く焼き上げるのがポイントです。
クリームには北海道バターとプロセスチーズを使用。
これがチーズ好きにとっては堪らない味わいなのです。
甘さと塩味が織りなす絶妙なハーモニーがクセになる美味しさの逸品です。
価格:5個入 965円/10個入 1,995円(各税込)
賞味期限:発送日より8日間
大人から子どもまで幅広い世代に愛される、スイートポテト。
スイートポテトと言えばさつまいもがメインですが、いもくり佐太郎にはなんと栗まで入っているというから驚きです。
普通のスイートポテトでも十分美味しいですが、それに栗を加えてしまうだなんて贅沢ですよね。
「栗」と「さつまいも」は、もはや説明が要らないレベルで美味しいといえる究極の組み合わせです。
使用するさつまいもの品種は、上品でしっかりとした甘さが特徴の「紅あづま」。
この品種は加熱すると甘みが増すことで知られ、焼き芋としてもポピュラーなのだそう。
生地には隠し味の白あんを練り込み、しっとりとした食感に染み渡る優しい甘さをプラス。
角切りした栗を混ぜているので食感のアクセントになり、飽きのこない食感が楽しめます。
「ニノさん」や「とんねるずのみなさんのおかげでした」をはじめとするテレビ番組や雑誌などのメディアでも紹介されたことがある絶品スイーツです。
第26回全国菓子大博覧会では、最高賞である『名誉総裁賞』受賞を受賞しました。
有名芸能人もお土産に選ぶほどなので、話のネタにもなりますね。
価格:5個入 1,000円/12個入 2,484円(各税込)
賞味期限:製造日より14日間
福島のお土産は、とにかく和菓子のバラエティーが豊富です。
県内で親しまれる老舗銘菓は、100年以上の歴史を誇るロングセラー商品が目白押し!
最近では、どこか懐かしい味わいながらモダンさを兼ね備えたおしゃれな和菓子も続々と誕生しています。
ここでは、お土産に喜ばれる美味しい和菓子を紹介していきます。
まずは、定番の薄皮饅頭。
饅頭(まんじゅう)といえば、温泉地を中心に全国各地で販売される人気の和菓子です。
中でも圧倒的な知名度を誇るのが、東京・岡山・福島の3ヵ所。
いずれも「日本三大まんじゅう」を有することで知られ、古くより親しまれてきました。
柏屋の薄皮饅頭は、その1つに数えられる郡山の郷土菓子です。
人気洋菓子「檸檬(れも)」でお馴染みの柏屋ですが、実は嘉永5年(1852)に創業した際は、この薄皮饅頭から始まったそう。
餡がたっぷりと入った薄皮饅頭は「病に薬がいるように、健やかな者に心のなごみが要る」という初代の思いから誕生しました。
確かに中身がたっぷりと入ったお菓子は、食べると幸せな気分になれますよね。
もちろん味にも定評があり、いつしか人々は旅の途中に遠回りしてでも薄皮饅頭を買い求めるようになりました。
徒歩での移動が主流の時代に長い時間をかけて買いに訪れたのはもちろん、それが160年以上にわたって「福島土産」として変わらず愛され続けているのは驚きです。
厳選された小豆を使用したこだわりの餡は、スタンダードなこしあんと粒あんに加え、2020年に発売された宇治抹茶の3種類。
黒糖風味の薄皮との相性が絶妙で、どれも素材の美味しさが凝縮されています。
餡がたっぷりと詰まっていますが、甘さ控えめで食べやすいのが特徴です。
定番の和菓子だからこそ、"老舗の味"ならではの良さが際立ちます。
そのまま食べるのはもちろん、フライパンでこんがり焼き目をつけても美味しいですよ。
衣をつけて揚げれば、サクサクほくほくの天ぷらまんじゅうとしてもお楽しみいただけます。
一度食べたら病みつきになる美味しさです。
価格:1個 118円/5個入 680円/10個入 1,350円(各税込)
賞味期限:製造日より8日間(5個入のみ15日間)
玉嶋屋は二本松市に本店を構える老舗の和菓子店。
こちらも江戸時代創業で、昔ながらの製法を守り続ける名店です。
看板商品は古くから変わらない製法で受け継がれる羊羹(ようかん)。
この羊羹はかつて東北各地の大名も好んで食べていたものなのだそう。
徳川将軍家にも献上されたといわれ、現在でも熟練の職人が薪火を使用しながら一つひとつ手作りしています。
羊羹そのものは持ち歩きに向いていませんが、玉羊羹ならいつでもどこでも食べられますし、日持ちもするのでお土産に最適です。
食べ方はとても簡単で、ゴム風船を爪楊枝などで軽く刺すだけ。
プルンとした食感と深みのある味わいが好評を得ています。
江戸時代の製法にこだわった羊羹は全国でも数えるほどしか存在しないので、この機会に本物の味をぜひご堪能ください。
価格:5個入 600円/10個入 1,500円/15個入 1,950円(各税込)
賞味期限:製造日より1ヵ月
福島県にはおしゃれな和菓子もあります。
羊羹ファンタジアは、最近若い世代を中心に注目を集める超進化系スイーツです。
奇抜なネーミングセンスもさることながら、見た目のインパクトも絶大。
従来の和菓子のイメージを根底から覆す「映え羊羹」はSNSに投稿された後、たちまち話題となりました。
製造するのは嘉永元年(1848)創業の和菓子店「長門屋」。
老舗が誇る伝統と現代ならではの遊び心が融合したモダンな羊羹は、まさに "食べられるアート" と呼ぶにふさわしい存在です。
断面は鮮やかな色彩の日本画をモチーフにしており、切るたびに絵柄が変わります。
ちなみに、上層は苺チョコレート羊羹、中間層はりんごゼリー、そして下層にはチョコレート味の羊羹が使用されています。
国産りんごやカカオニブをはじめとするこだわりの素材をトッピングして、さらに贅沢な仕上がりに。
見た目が美しいだけでなく、味も美味しいので、お土産に喜ばれることでしょう。
お値段は少しお高めですが、感度の高い方の心を掴むならぴったりの商品です。
価格:3,500円(税込)
賞味期限:製造日より60日間
福島土産に和菓子を選ぶなら、栗本陣もおすすめです。
ひと口サイズの大福には風味豊かな栗が丸ごと1粒入っています。
一般的な大福は栗餡や刻んだ栗を使用しているのに対し、こちらは栗の美味しさを丸ごと堪能できるのが特徴です。
十勝産の小豆をじっくりと炊き上げた自家製のこし餡は、程よい甘さで上品な仕上がり。
あくまでも栗が主役なので、餡は少なめ。
それを包み込むお餅は柔らかく、絹を思わせるような滑らかな食感が味わえます。
濃いめに煎れた緑茶や抹茶との相性がとても良い一品。
冷やして食べると美味しいので、ぜひ試してみてください。
価格:6個入 1,350円/10個入 2,200円/15個入 3,400円(各税込)
賞味期限:製造日より20日間
日本酒造りに適した気候風土を有する福島県は、全国有数の日本酒生産地として知られています。
最近では地ビールの生産も盛んに行われており、新鮮なクラフトビールも注目を集めている模様。
そんな福島県はお酒に合うお土産のラインナップも充実しています。
ここでは、おつまみ系のお土産をご紹介します。
甘いものが苦手な方へのお土産をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。
ご当地ならではの食事は、旅行先での楽しみの1つ。
お土産も同じで、もらう側はとてもワクワクするものです。
特に「B級グルメグランプリ」などの人気イベントでお馴染みのご当地グルメは、お土産にぴったりの存在です。
安くて美味しいホルモンは、ビールに合う最強のおつまみと言っても過言ではありません。
そこでおすすめしたいのが、福島県が誇るご当地ホルモンです。
使用するのは、県北東部の麓山(はやま)高原で育てられたブランド豚。
豚ホルモンというと牛に比べ味に少しクセがあるのですが、上質な白モツと国産白モツを加工した福島ホルモンはあっさりとした脂肪が特徴で臭みがありません。
味付けのバラエティーは醤油と味噌、そしてゴマ・ニンニク・ネギの風味が堪らない塩がつの3種類。
自家製ダレには県産の果実や大豆を使用し、ホルモン特有の旨味を引き立てる味わいに仕上げています。
ホルモンの希少部位であるキクアブラを混ぜているので、独特の甘みとコクも感じられる逸品です。
地元福島が誇る自慢のおつまみ、ぜひご賞味あれ。
価格:540円(税込)
賞味期限:製造日より1年間(要冷凍)
福島は言わずと知れた、ラーメン県です。
最も有名なのは、札幌・博多と並ぶ「日本三大ラーメン」に数えられる喜多方ラーメンでしょう。
その他にも県内には郡山ブラックや会津山塩ラーメンなど、様々なご当地ラーメンが存在します。
とら食堂は某有名旅行サイトが発表する「人気ラーメンランキング(2021年版)」で見事1位に輝いた人気のラーメン店です。
全国的に有名な喜多方ラーメンを抑えるほどの人気ぶりとなれば、やはり気になる人が多いと思います。
店を構えるのは、栃木県との県境に位置する白河市です。
この地域で親しまれるのが「白河ラーメン」というあっさり系のご当地ラーメン。
市内には、なんと100あまりの店が点在しているのだそう。
生麺と自家製のスープが入ったパッケージは、そんな名店の味を手軽に楽しめる優れもの。
鶏がらの旨みを凝縮した濃厚な醤油スープは全国のラーメン好きも唸らせる絶品です。
お値段もリーズナブルですし、ご当地ラーメンということで会話も弾むこと間違いなし。
3食入りなので、家族へのお土産として購入するのも良いでしょう。
価格:1箱3食入 1,188円(税込)
賞味期限:製造日より90日間
県内最大の港として知られる、いわき市小名浜。
地元の魚市場には小名浜港で水揚げされた新鮮な海の幸が並びます。
港町なだけに美味しい海鮮を目当てに訪れる人は少なくありません。
もちろん、漁業が盛んな土地柄を活かしたお土産のラインナップも必見です。
筆者が注目したのは、いわき名物の「小名浜たこせんべい」。
かつてG20サミットで各国の要人にも提供されたことがあるそうなのですが、納得のお味といった印象です。
澱粉(でんぷん)から作られているお煎餅なので、食感は薄くてパリッとしています。
生地にはタコがたっぷりと練り込まれており、独特の旨味が口いっぱいに広がります。
七味唐辛子を加えた醤油マヨネーズを軽く付けて食べるのがおすすめ!
もちろんそのままでも美味しいですが、お酒のあてにする際はぜひ試してみてください。
価格:2枚8袋入 560円(税込)
賞味期限:製造日より60日間
全国には織物や陶磁器、漆器など、地域ごとに受け継がれる様々な伝統工芸品があります。
その数は約1,300種類におよぶとされ、福島にも40品目あまりが存在します。
雑貨は新旧を問わず日常生活に欠かせないものがほとんどですが、縁起物も含まれます。
最近流行りのパワースポット巡りでも、その土地の縁起物をゲットしてご利益をいただく人が居るほど。
ここでは、縁起の良い福島の雑貨をご紹介します。
福島県を代表する伝統工芸品に「赤べこ」という縁起物があります。
これは牛の姿をした郷土玩具で、古くより「厄除け牛」や「幸運の牛」として親しまれているのだそう。
会津地方では家内安全や無病息災、疫病退散のお守りとして子どもの誕生祝いやお見舞いの品として贈られるのが一般的です。
「べこ」は『牛』を意味する東北地方の方言。
その名の通り赤色をしており、"厄除け"の意味が込められています。
実際に赤は古来より疫神が嫌う色とされ神社の鳥居をはじめ、達磨などの縁起ものに用いられてきました。
赤べこは福島では誰もが知る人気者です。
本場・会津には赤べこのモニュメントやその姿をモチーフにした雑貨が豊富にあります。
キーホルダーなど小さめの雑貨も販売されているので、お守り代わりに持ち歩くのも良いでしょう。
価格:1号(長さ9.5cm・高さ5.5cm・幅3.7cm) 1,650円(税込)※価格はサイズによって異なります
縁起物として人気の高い達磨(だるま)は、全国各地で製作されています。
普段はあまり馴染みが無いかもしれませんが、初詣などで目にする人は多いはず。
「達磨」といっても、その種類はたくさんあります。
実は、ご利益も商売繁盛や必勝祈願、金運上昇など色によって異なるとされています。
白河だるまは約300年の歴史を持ち、福を呼ぶ「祈願だるま」として親しまれてきました。
目なしだるまに願いを込めて、片目を書き入れるのが習わしなのだそう。
お腹の部分には大きな『福』の文字、そして全体には「鶴・亀・松竹梅」が隠されています。
これらはどれも縁起が良いものばかり。
開運も兼ねて自宅に飾るのも良さそうですね。
価格:小サイズ(高さ8cm) 300円(税込) ※価格はサイズによって異なります
今回は福島県のおすすめ土産をご紹介しました。
「果物王国」として知られる福島ですが、ご当地グルメやスイーツなどその他にも美味しいものは沢山あります。
本記事では、もらって嬉しい定番土産や巷で話題の商品をメインにピックアップしました。
伝統工芸品をはじめとする雑貨も、最近ではおしゃれなデザインのものも登場しているので、ぜひチェックしてみてください。
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最終更新日 : 2024/06/05
公開日 : 2022/08/09