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定番は何といってもきびだんご。
日本で最も知られている昔話に「桃太郎」があります。
桃太郎伝説は日本全国にいわくの土地がありますが、 岡山 もそのひとつ。
岡山駅前には、キジを肩に乗せて 猿 と 犬 を従える桃太郎の像が立っています。
岡山の吉備津神社に祭られている主祭神吉備津彦が桃太郎のモデルだったという説もあります。
桃太郎の昔話に出てくる「きびだんご」と、音読みが同一の「吉備団子」は、岡山のお土産として全国的に有名です。
吉備とは、古代の日本にあった地方国家「吉備国」のこと。
今の岡山県のエリアは、吉備国にあたり、名産の餅菓子が吉備団子と呼ばれています。
パッケージに桃太郎のイラストが入ったきびだんごは、岡山らしさを届けることができるおすすめのお土産です。
岡山は、古代に吉備国として栄え、現在も、四国と中国地方をつなぐ交通の要所です。
歴史のある岡山には、伝統的なお菓子があり、地元に親しまれてきました。
伝統的なお菓子も、岡山のお土産におすすめです。
岡山県は、大きな川が3本流れ、水が豊かです。
瀬戸内の土地は、気候が温暖で、作物がよく育ちます。
特に果物の生産は全国的に有名。
白桃、マスカットは、品質が良く、生産量は、日本屈指です。
美味しい白桃やマスカットを使ったスイーツやお菓子も、人気が高いお土産。
岡山らしさを届けることができ、フルーツの爽やかな明るい印象をもったお土産は岡山土産に最適です。
備前市のあるエリアは、大昔の古墳時代から焼き物の産地で、その流れが現在の備前焼のルーツであるといわれています。
備前焼は、土そのもののイメージを感じさせる、素朴な印象が魅力。
備前焼の魅力は「窯変」。
窯変とは、焼きのもを焼いている時に、窯の中で、炎やうわぐすりなどの影響で、焼きのもに予期しない色や形状の変化が現れることを指します。
備前焼には、多くの種類の窯変があり、魅力のひとつになっています。
それでは、きびだんごをはじめ、白桃・マスカットなどの名産フルーツのお菓子から、備前焼の生活雑貨まで、岡山のおすすめ土産を紹介していきます。
岡山のお土産の定番といえば、まず第一に考えられるのが「きびだんご」でしょう。
もちっとした小型のきびだんごは、見た目も可愛くて、色味も半透明の生成りホワイトで爽やか。
もっちりしたきびだんごをつまんで口の中に入れると、ほんのりとした甘さが口の中に広がります。
また、きびだんごで有名なブランドといえば廣榮堂。
廣榮堂は、創業から160年の歴史があり、岡山を代表する和菓子屋さんです。
明治天皇が、岡山に訪れた時、「日本一のきびだんご」と称賛しました。
廣榮堂のきびだんごには、可愛いイラストのバージョンもあるので、お子様へのお土産にも喜ばれそうですね。
「大手まんぢゅう」は、古くから岡山で親しまれてきた伝統的なお菓子。
店舗が、岡山城の大手門の近くにあったため、大手の名前が付いたと言われています。
大手まんぢゅうは、あんこに薄い皮がかかったシンプルな見た目のお饅頭。
おいしさの秘密は、薄い皮にあります。
岡山は、米処としても有名。
岡山のお米は、備前米とも言われています。
大手まんぢゅうの皮は、良質な備前米を材料に、甘酒をつくり、その甘酒に小麦粉をブレンドして作ります。
餡は北海道産の大豆を材料にして作り、薄い皮で包んで蒸し上げると大手まんぢゅうの出来上がり。
薄皮の甘酒風味と、あんこの甘みが口の中でコラボして、優しくて懐かしい味がします。
大手まんぢゅうは、薄皮の酒饅頭と言えるでしょう。
大手まんぢゅうは、そのまま食べてもおいしいですが、ひと手間加えるとさらに違った感じが楽しめます。
夏場は冷凍庫で凍らせて、まんぢゅうアイスとして食べるのもおすすめ。
秋冬は、トースターで焦げ目がつくぐらい焼くとおいしくいただけます。
大手まんぢゅうのパッケージは、歴史のある伝統的なお菓子らしく、シンプルでナチュラルな印象。
花柄のレトロな小さな箱の中に、大手まんぢゅうが1つずつ入っています。
岡山を代表する大手まんぢゅうは、岡山の歴史を感じられるおすすめのお土産です。
「むらすゞめ」は、クレープのような生地の中に、粒あんが入った岡山倉敷の伝統的なお菓子。
皮には素材に新鮮な卵、餡には北海道産の小豆を使用して、お菓子作り職人が手作りで作り上げる芸術的なお菓子。
餅菓子が主流であった明治時代初期に、洋菓子のクレープのようなお菓子は大変珍しく、話題になりました。
「むらすゞめ」は、 倉敷 を代表する伝統的なお菓子。
倉敷に明治十年に創業した、和菓子の老舗「橘香堂」の看板商品です。
初代店主が、編み笠と稲穂のカラーから思いついたお菓子は、群がる雀(むらすゞめ)と名付けられました。
倉敷の人気観光スポットといえば、白壁となまこ壁の景観が川沿いに立ち並ぶ「美観地区」。
橘香堂美観地区店では、むらすゞめを自分で焼くことができる体験コーナーが設けられています。
倉敷観光の思い出に、むらすゞめの手焼き体験をしてみるのも良いですね。
「むらすゞめ」は、倉敷観光の思い出のお土産に最適です。
倉敷へは、JR岡山駅から山陽本線で倉敷駅まで約17分。
倉敷駅から美観地区へは歩いてすぐです。
岡山で桃の栽培が開始されたのは明治時代。
岡山の温暖な気候が桃の栽培に適していて、現在は日本屈指の桃の生産地になっています。
岡山産の白桃は、全国的に高品質であることで有名です。
岡山産の白桃の中でも、特に香りや形がみごとだと言われているのが、「清水白桃」という品種。
清水白桃は、ジューシーな白い果肉で、柔らかい食感が特徴の最高級品種。
収穫期間が7月下旬から約10日間と短く、とても希少価値が高い白桃です。
収穫期間が短い清水白桃のおいしさを何とか1年中味わえないかと考えられたのが、清水白桃を素材にしたスイーツです。
清水白桃のスイーツで人気があるのが、岡山県青果物販売株式会社が作り出した「清水白桃ぷりん」。
清水白桃ぷりんは、清水白桃を旬な時期に収穫して、白桃とプリンをミックスしたおいしいスイーツ。
岡山の土産を代表する人気の逸品です。
「清水白桃ぷりん」のパッケージは、オールレッド。
白桃カラーのプリンとのコントラストがとてもキレイで豪華な雰囲気なのも嬉しいポイントです。
清水白桃は、岡山の一宮で偶然発見された品種です。
収穫の期間が短い清水白桃を楽しむには、缶詰という方法もあります。
清水白桃の缶詰は、ジューシーでなめらかな清水白桃が最も成熟したときに収穫して、さらに常温で熟します。
もっとも加工に適した瞬間を見極めて、缶詰にしていきます。
清水白桃の缶詰は、桃の女王と呼ばれる清水白桃を味わえるおすすめの岡山土産です。
ブドウは、桃と並んで岡山を代表する果物。
ブドウの中でも特にマスカットが有名で、日本全国でも屈指の生産地です。
マスカットは、ライトグリーンの爽やかな色合いと、後味のすっきりしたテーストが人気の品種。
岡山では、マスカットの原種に近い「マスカット・オブ・アレキサンドリア」や、人気No.1の「シャインマスカット」、「瀬戸ジャイアンツ」などのマスカットが栽培されています。
マスカットの名産地である岡山には、マスカットを素材にしたお菓子がたくさんあります。
「マスカットきびだんご」もそのひとつ。
岡山土産の定番中の定番のきびだんごと、岡山特産のフルーツであるマスカットを合体させた、これぞ岡山土産というお菓子です。
敷島堂のマスカットきびだんごは、きびだんごの中に、とろーりとした、マスカットの蜜が入ったおいしいお菓子。
黄緑色の可愛らしい見た目も魅力です。
敷島堂のマスカットきびだんごのパッケージは、ホワイトベースに黄緑色のマスカットと、桃太郎のイラストがプリントされた、涼しげで可愛らしい印象。
岡山を代表する果物であるマスカットのお菓子は、爽やかな岡山土産にピッタリです。
陸乃宝珠(りくのほうじゅ)は、マスカットの代表的な品種のひとつ「マスカット オブ アレキサンドリア」を丸ごと一粒お菓子に加工したナチュラルなお菓子。
マスカット オブ アレキサンドリアは、エジプト原産で、クレオパトラが好物だったという伝承から、果物の女王と呼ばれています。
マスカットの中では原種に近く、様々な新種のベースとして使われています。
陸乃宝珠(りくのほうじゅ)は、ゼリーかと思って口の中に入れると、本物のマスカットの果汁のテーストが口の中に溢れる驚きのお菓子。
マスカットの種もそのまま入っています。
陸乃宝珠(りくのほうじゅ)は、岡山からスタートした「源 吉兆庵」の看板商品。
源 吉兆庵では、提携農園や自社農園でマスカット オブ アレキサンドリアを栽培し、品質の良いマスカットを厳選してお菓子の素材に使っています。
源 吉兆庵は日本全国に店舗を持ち、海外にも進出する日本を代表する和菓子ブランドです。
なお、陸乃宝珠はマスカットの収穫時期に合わせて、例年5月~9月中旬に販売しているので、季節限定販売であることをご注意ください。
岡山で有名な果物といえば、白桃とマスカット。
一方、岡山で有名な野菜といえば「トマト」です。
岡山産のトマトで全国的に名が知れているのが「桃太郎トマト」。
桃太郎伝説にあやかってネーミングされています。
トマトゼリーは、野菜のトマトとゼリーがコラボした珍しいスイーツ。
テレビや新聞でも話題に上がりました。
見た目は、トマトの鮮やかなレッドが映えるきれいなゼリー。
湯むきした、桃太郎トマトが丸ごと入ってヘルシーなスイーツです。
角南製造所の「完熟トマトゼリー」は、オールレッドの鮮やかなパッケージが魅力。
おしゃれでちょっと珍しい岡山土産にピッタリです。
今や全国的に人気があるのが、ご当地グルメ。
岡山の津山市の「津山ホルモンうどん」もそのひとつです。
津山ホルモンうどんは、特製だれで焼き上げた焼うどん。
ホルモンと野菜がたっぷり入っています。
ご当地グルメの津山ホルモンうどんは、お土産用も製造されています。
人気の津山ホルモンうどんは、グルメな方の岡山土産に最適です。
備前焼は、岡山に古代から伝承する伝統的な焼き物。
同じものが一つもない、一点物の焼き物で、ナチュラルさが魅力です。
使い込むほど味が出てくる人気の岡山土産です。
備前焼の魅力といえば、なんといっても窯変です。
いくつかの代表的な窯変を知っておくと、備前焼選びがさらに楽しくなるのでご紹介します。
胡麻(ごま)は、焼き物を焼いている時に、灰がとけて付着することでできる胡麻のような模様。
桟切り(さんぎり)は、 ゴールド、ブルー、グレーなどのカラーが焼きのものに現れる窯変。
緋襷(ひだすき)は、藁を焼きのもに付けておいて、直接火が当たらないようにして焼き上げる手法によって出来る窯変です。
ホワイトベースに藁の付いた部分はレッドになり、バイカラーのアートな焼き物が出来上がります。
牡丹餅(ぼたもち)は、焼き物の上にぐい吞みなどを置いて、円形に炎が当たらない部分をつける技術。
炎が当たらないとその場所は、牡丹餅のようなホワイトの模様ができます。
青備前(あおびぜん)は、焼き物の空気の当たらない箇所で、ブルーカラーが出る窯変。
黒備前(くろびぜん)は、古い時代に作られた、ブラックカラーの窯変。
現在残っている作品は少なく、近年は古い黒備前をリスペクトして、有名窯元が再現した作品があります。
岡山領主池田家の御用菓子司「加喜屋」で和菓子職人をしていた下山治四郎は、マシュマロの製法を学び、和菓子と融合させた創作菓子「つるの玉子」を開発しました。
明治20年に独立し、創業したのが「つるの玉子本舗」です。
おそらく日本で最初のマシュマロ菓子と言われる「つるの玉子」は、ハイカラなお菓子として明治時代に一世を風靡しました。
紅白のめでたいお菓子として、内祝いや各種お祝い事の贈り物にピッタリです。
ふんわりと柔らかなマシュマロの中には、卵に見立てた黄身餡が入っていて、ふわっともちっとの二つの食感を味わえます。
食の安全を第一にという創業者の教えを守り続け、合成着色料や防腐剤などは一切不使用。
紅色を出すためのカルミン酸色素も天然色素なので安心ですよ。
特製の有田焼の器に入った8個セットも贈答用に人気です。
賞味期限は14日間。
直射日光と高温多湿を避け、涼しいところに保存して下さい。
冷蔵庫に入れると固くなって風味が落ちるので、絶対に入れないようにしてください。
岡山で羊羹と言えば、250年もの歴史を誇る老舗、古見屋羊羹(こみやようかん)の看板商品「高瀬舟羊羹」のこと。
岡山県の中央を流れる高梁川を、かつて往来していた木造の小型船「高瀬舟」をかたどった一口サイズの羊羹です。
老舗の名にあぐらをかかず、店主が毎朝欠かさず炊き上げて舌で確認する小豆の味わいと食感が美味しさの秘密。
小豆、砂糖、寒天、水をじっくりと練り上げた餡の砂糖をコーティングしています。
ツウの間では、表面の砂糖がうっすらと固まった製造から二週間後くらいが食べごろと言われています。
一口サイズなので、ちょっとだけ甘いものが欲しい時にピッタリ、熱いお茶やコーヒーにも合いますよ。
個包装なので配りやすいのと、何よりもリーズナブルなのが嬉しいポイントです。
大地の恵みと海の恵みを一身に受けて育った瀬戸内産の牡蠣は、濃厚な香りと旨みが凝縮されていて栄養もたっぷり。
この牡蠣の美味しさが一枚のおせんべいの中にぎゅっと閉じ込められているんです!
生地には安芸津の特産「まる赤」じゃがいもを使用しています。
こちらはしっかりと牡蠣の味がするので、牡蠣が好きという方への特別なお土産にしてくださいね。
あまりの美味しさにご飯が(まま、まんま)が進んで家で炊いた分が底をつき、隣に借りに行くほどの味という意味で名付けられた「ままかり」とは、和名をサッパというニシン科の小魚です。
見た目はコハダに似ていますが、コハダはコノシロの幼魚なのに対して、さっぱは成魚。
さっぱりしているので、サッパという名の通り、青魚の臭みは少なく淡泊で食べやすいのが特徴です。
各地で色々な食べ方がありますが、岡山では「ままかりの酢漬け」が郷土料理として知られています。
ご飯のお供はもちろん、お酒のつまみにもピッタリ。
身がしっかりとしているので、食感も楽しめますよ。
多い時で1日3万個を売り上げるという、清水屋の「生クリームパン」。
「マツコ&有吉のかりそめ天国」やお昼の情報番組などで取り上げられ、その名前は全国的に知られるようになり、お店に並ぶとすぐに売り切れてしまうという、幻のパンになりました。
パンと言っても、その食感はふわふわのモチモチでまるでスイーツ。
北海道産の生クリームを使った、高脂肪で濃厚な味わいが特徴です。
生クリームパンは、カスタード・チョコ・イチゴ・抹茶・チーズレモン・小倉・みかん・白桃・蒜山高原生クリームの9種類と、夏季限定のラムネを合わせると全10種類。
岡山では、コンビニや大手スーパー、ドン・キホーテなどで販売しているので、見つけたらぜひ味わってみてください。
要冷蔵商品なので、気に入ったら通販で購入してお土産にするのがベスト。
通販の場合は冷凍で届くので、少し解凍した状態、冷蔵庫で2時間かけて解凍した状態、常温で30分ほど置いた状態と、解凍時間によって3種類の食感が楽しめます。
きびだんごや白桃・マスカットのお菓子から備前焼の生活雑貨まで、おすすめの岡山土産をご 紹介しました。
渡す方の喜ぶ顔を思い浮かべながら、ぜひお気に入りの品を選んでみてさい。
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最終更新日 : 2024/04/18
公開日 : 2017/09/16