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姫路城は、 兵庫県 の中南部に位置する姫路市にある城郭です。
姫路 市中心部にあるJR姫路駅の、北方およそ1kmの場所にあり、姫路駅の新幹線ホームからも天守を眺めることができます。
標高約46メートルの丘である姫山に築かれた近世の城で、白壁の天守は大変美しく「白鷺城(しらさぎじょう、はくろじょう)」の別名で親しまれています。
天守は築城時のものが残る現存天守で、天守やその他7棟は国宝、現存建造物14棟は国指定重要文化財、内曲輪一帯と中曲輪の一部は国指定特別史跡です。
そして1993年(平成5年)に、姫路城はユネスコの定める世界文化遺産に登録されています。
2009年から2015年にかけて、天守の大規模な保存修理工事が進められ、装いも新たになりました。
姫路城の開城時間は時期によって変動します。
夏季(4月27日〜8月31日)は9時〜17時(入城受付は16時まで)。
夏季以外の時期(9月1日〜4月26日)については、9時~18時(入城受付は17時まで)となっています。
休業日は12月29日と30日。
個人でのご利用時の料金は下記の通りです。
なお、隣接する庭園、好古園(こうこえん)との共通割引券もあります。
価格 | |
---|---|
大人(18歳以上) | 1,000円 |
子ども(小学生・中学生・高校生) | 300円 |
未就学児 | 無料 |
姫路城・好古園共通券
|
1,040円 |
姫路城・好古園共通券
子ども(小学生・中学生・高校生) |
340円 |
姫路城・好古園共通券
未就学児 |
無料 |
住所 : 兵庫県姫路市本町68
マップ: Googleマップ
電話番号 : 079-285-1146(姫路城管理事務所)
公式URL : 姫路市|姫路城公式ホームページ
JR姫路駅または山陽電鉄・山陽姫路駅で下車し、JR姫路駅北口から神姫バスに乗車。
「姫路城大手門前」バス停で下車して徒歩約5分です。
また、姫路駅北口から徒歩だと約20分。
JR姫路駅は在来線の山陽本線・播但線のほか、山陽新幹線の停車駅でもあります。
ただし、新幹線の「のぞみ」「みずほ」「さくら」各号の場合は一部に姫路に停車しないものがあるので注意してください。
「ひかり」「こだま」号は全車が停車します。
在来線の場合は、普通列車から快速・新快速の全てが停車します。
高速道路・有料道路を利用するときは、中国自動車道の場合、福崎インターチェンジから播但連絡自動車道に接続し、砥堀ランプで一般道へ接続、約15分です。
山陽自動車道を利用する場合、姫路東インターチェンジで一般道へ接続したときは約20分。
また、姫路西インターチェンジから一般道へ接続したときは約25分となります。
一般道利用で国道2号線を通る場合、姫路バイパスから中地ランプでバイパスを降り約15分です。
駐車場は、姫路城周辺に公営有料駐車場があります。
料金や収容台数等は各駐車場により異なっています。
詳細については、管理をしている 姫路市まちづくり振興機構の公式サイト をご参照ください。
姫路城が築城された時期などの詳細は分かっておらず、最初の築城者は赤松円心や赤松貞範とする説があります。
赤松貞範築城説では、1346年に築かれたとされています。
それまでは姫山には称名寺(正明寺、しょうみょうじ)という寺院がありました。
その後、姫路城築城のために現在の姫路城東側へ移転したといわれています。
1349年(貞和5年)に赤松氏は庄山城に移り、同族の小寺頼季に姫路城を守らせ、小寺氏が4代にわたり城主となりました。
1467年(応仁元年)に、赤松政則が姫路城を改修して居城としましたが、1469年(文明元年)に置塩城(現 姫路市夢前町)を築城して城主になり、姫路城は小寺則職が入城して守りました。
この時代までの姫路城は、城郭というより砦に近い小規模なものだったといわれます。
より本格的な城郭の体裁となったのは、戦国時代です。
1555年(天文24年)から1561年(永禄4年)の間に、黒田重隆・黒田職隆の親子が主君の御着城主・小寺政職の許可のもと、御着城の出城として姫山に新たな姫路城を築城しました。
そして、1577年(天正5年)、羽柴秀吉(豊臣秀吉)が織田信長の命を受けて姫路城に入城。
当時の姫路城主・黒田(小寺)官兵衛孝高は父の職隆とともに妻鹿(めが、現 姫路市飾磨区妻鹿)の国府山城(こうやまじょう)に移ります。
秀吉は、1580年(天正8年)4月から翌年3月にかけての姫路城の工事を開始し、壮大な三重の天守を持った大規模な近世城郭としました。
本能寺の変の後の1583年(天正11年)、秀吉は大坂城へ移り、姫路城主は弟の羽柴秀長に変わります。
2年後、木下家定が姫路城主になりました。
関ヶ原の合戦の後は、木下家定は備中足守(現 岡山市)に移り、変わって池田輝政が姫路城に入り、初代姫路藩主となります。
1601年(慶長6年)、池田氏は城の改築と城下町の建設に取りかかり、1609年(慶長14年)に8年におよぶ工事の末に完成。
秀吉の築いた三重の天守は解体されました。
工事には推定2430万人を動員したといわれています。
現在のこっている姫路城の大部分はこの時代につくられたもの。
この工事で、内堀・中堀・外堀という三重の堀を螺旋状にめぐらし、城と城下町が堀に囲まれるようになりました。
姫路藩は池田氏が3代続いた後、桑名藩主だった本多忠政が姫路藩主になります。
1618年(元和4年)、本多氏は姫路城の一部改築・整備に着手。
三の丸に本城のほか、武蔵野御殿・向屋敷を建築し、あらたに西の丸を整備します。
また、川を改修して船が航行できるようにし、城下町も拡張しました。
以降の姫路藩は、本多氏のほか、榊原氏・酒井氏・松平氏など藩主が入れ替わり、明治維新を迎えます。
明治時代になると、姫路城は日本陸軍の兵衛地となり、歩兵第10連隊が駐屯。
この時代に城内の建造物が取り壊されてしまいましたが、陸軍大佐・中村重遠が訴え、天守や櫓などの主要建造物は取り壊しを免れて保存されることとなりました。
昭和の太平洋戦争のとき、姫路市街は2度の空襲を受けます。
日本各地の城が空襲被害で破壊された中、姫路城は奇跡的に被害を免れました。
天守に落下した焼夷弾が、不発となるという幸運に恵まれたためです。
戦後、昭和期に大修理が行われるとともに城址公園として整備されます。
1951年(昭和26年)には、城郭としては初めて、天守が国宝に指定。
そして、1993年(平成5年)にユネスコの世界文化遺産に登録されました。
姫路城はとても規模が大きく広い城です。
昔のまま現存する建造物もあれば、今はなくなってしまっていても跡地を確認できる場所もあります。
そのため、姫路城内には見どころが非常にたくさんあるのです。
今回はおすすめの見どころを厳選してご紹介します。
見どころを紹介する前に、観光に便利なアプリが用意されているのでご紹介します。
姫路城では、ARやCGを駆使した展示・解説を実施。
使い方は、スマートホンやタブレットで、専用アプリをダウンロード。
城内にある対応スポットでアプリを起動し端末をかざすと、動画や写真とともにスポットの解説が行われます。
iOS、アンドロイドの両方に対応していますので、ぜひご活用ください。
詳細は 姫路城の公式サイト で確認できます。
姫路城のシンボルであり、代表的な建造物で国宝です。
外観は、白鷺城の別名にふさわしく真っ白で美しい壁をしています。
5重の造りをしており、内部は地下1階・地上6階。
最上階の大棟両端に設置してある大鯱瓦(おおしゃちがわら)は、阿吽(あうん)で一対。
大天守は、千鳥破風(ちどりはふ)・大千鳥破風・唐破風(からはふ)という形式を組み合わせたものです。
姫路城には天守のほかに小天守があり、全部で3棟あります。
同じ天守台の上で、大天守の横に寄り添うように3つある小さな建物が小天守です。
3つの小天守とも国宝。
西小天守、東小天守、乾小天守の3つがあり、乾小天守がもっとも高い建物です。
天守台の西北=乾の方角にあるのが乾小天守の名前の由来で、3層構造となっています。
内部は近い1階、地上4階の構造です。
菱の門(ひしのもん)は、姫路城内最大の門です。
その大きさに驚かされます。
櫓門(ひもん)と呼ばれる形式の門で、柱の上に木彫りの菱の紋があるのが特徴。
名前もそこから来ています。
安土桃山時代の様式が残されている数少ない遺構です。
姫路城は、戦国時代からある城としては珍しく、戦にまみえることがなかった城です。
しかし、戦時のときに被害を最小限に食い止めるための工夫が随所になされています。
この扇の勾配もそのひとつ。
石垣の上にいくほど反り返っており、敵が石垣を登れないようにしているのです。
横から見ると、その郊外が扇の曲線に似ているので、扇の勾配と呼ばれています。
城の防衛のためとは想像できないほど美しい曲線の石垣です。
怪談話「播州皿屋敷」の登場人物の「お菊」にまつわるとされる井戸です。
お菊は、女中として使えていた家の主から、家宝の皿を割ったのではないかという因縁をつけられ、責め殺されて井戸に投げ込まれたといわれています。
それがこの井戸とされているのです。
なお、お菊が投げ込まれるまでは、釣瓶取(つるべとり)井戸と呼んでいました。
カの渡櫓からレの渡櫓までを結ぶ長い渡り櫓で、長さ約240m、昔の測り方で約121間もあり、通称「百間廊下」と呼ばれています。
侍女たちがいた場所でもあり、主室と付属室など区分された構造です。
本多忠刻の正室・千姫は、この廊下から毎朝、姫路城西方にある男山という丘を拝んでいたといわれます。
千姫は、西の丸長局より男山を拝んだ後、この場所を休息所としていました。
そのため、「化粧櫓」「化粧の間」などと呼ばれています。
二重二階の造りで、内部は畳敷きの座敷が3室。
また、床の間が設置された奥御殿となっています。
当時の千姫の面影を偲ぶことができる数少ない遺構です。
当時の化粧品の跡も発見されています。
普段は公開されておらず、不定期に特別公開が行われます。
帯の櫓がある場所の石垣は、城内で一番高く見どころです。
約23mの高さで、その上に物見櫓と数寄屋風の建物をひとつにして設置。
内部は湯気抜きのためのすのがあることから、茶の席に使われていた建物という説があります。
好古園(こうこえん)は、姫路城の南西に位置し、姫路城のある姫路公園内にある日本庭園です。
姫路市制100周年を記念して、1992年(平成2年)に開園しました。
姫路城西御屋敷や武家屋敷などの遺構を生かしてつくられたもので、姫路城天守を借景とする回遊式庭園群です。
全部で9つの日本庭園があり、総面積は約3.5ヘクタールに及びます。
入園料は、18歳以上300円、小・中学生・高校生が150円、未就学児は無料です。
また、園内にあるレストラン「活水軒」で、お食事も楽しめますよ。
住所 : 兵庫県姫路市本町68番地
マップ: Googleマップ
電話番号 : 079-289-4120
定休日 : 12月29日・30日
営業時間 :
4月27日~8月31日 9:00~18:00 (入園は17:30まで)
9月1日~4月26日 9:00~17:00(入園は16:30まで)
公式URL : 好古園
姫路市立美術館は、姫路城のある姫路公園内にある施設で、姫路城のすぐ東側に立地しています。
旧陸軍兵器庫を改装しており、赤レンガ造りの建物です。
姫路市周辺にゆかりのある作家の作品を中心に多数展示。
さらに、姫路市の姉妹都市があるベルギーの美術も収集しています。
住所 : 兵庫県姫路市本町68-25
マップ: Googleマップ
電話番号 : 079-222-2288
定休日 :
月曜(祝日・休日を除く)
年末年始
営業時間 : 10:00〜17:00(受付は16:30まで)
公式URL : 姫路市立美術館
姫路市立動物園は、姫路城と同じ姫路公園内にあります。
姫路城の南側に位置し、大人200円、子ども30円、5歳未満は無料というリーズナブルな入園料で人気です。
規模は小さいながらも、動物とふれあえるのが魅力。
お子様連れで姫路城見学をする際には、ぜひ立ち寄りたいスポットです。
住所 : 姫路市本町68番地
マップ: Googleマップ
電話番号 : 079-284-3636
定休日 : 12月29日~1月1日
営業時間 :9:00〜17:00(受付は16:30まで)
公式URL : 姫路市|姫路市立動物園
兵庫県立歴史博物館は、姫路城のある姫路公園内に所在。
姫路城の北東に位置しています。
著名な建築家・丹下健三が建物をデザインしました。
おもに姫路市を中心に、兵庫県の歴史や文化について資料や文化財を展示・紹介しています。
住所 : 兵庫県姫路市本町68番地
マップ: Googleマップ
電話番号 : 079-288-9011
定休日 :
月曜(祝日・休日の場合は開館、翌平日が休館)
年末年始
営業時間 :10:00〜17:00(受付は16:30まで)
公式URL : 兵庫県立歴史博物館
姫路城の南西約2.5kmのところにある手柄山の手柄山中央公園内にある 水族館 です。
一般的に水族館は沿岸部にあることが多いのですが、姫路市立水族館は山(丘)の上にある珍しい水族館として知られています。
おもに兵庫県播磨地方の海洋生物を中心に展示。
名物は、生き物を触ることができる「タッチプール」。
特にサメやエイのプールがお子様に人気となっています。
お子様連れでお越しの際は、立ち寄ってみる価値のある施設です。
住所 : 姫路市西延末440(手柄山中央公園内)
マップ: Googleマップ
電話番号 : 079-297-0321
定休日 :
火曜(祝日の場合は翌日)
12月29日から1月1日
営業時間 :9:00〜17:00(受付は16:30まで)
公式URL : 姫路市立水族館
姫路セントラルパークは、姫路城の北東約7.5kmの山中にあるサファリパークです。
甲子園球場48個分の敷地に、自然に近い形で生活している動物を間近で見ることができます。
その迫力は満点!
また、遊園地も併設されており、各種アトラクションを楽しむこともできますよ。
大人から子どもまで1日楽しめる施設です。
姫路城からは少し離れていますが、JR姫路駅からバスの定期便も走っており、ご家族連れの方は楽しめるおすすめのスポットとなっています。
住所 : 兵庫県姫路市豊富町神谷1436-1
マップ: Googleマップ
電話番号 : 079-264-1611
定休日 : 不定
営業時間 :
夏季 10:00~18:00
冬季 10:00~16:30
※ 受付は閉園の1時間前まで
公式URL : 姫路セントラルパーク
姫路のおでんは独自性があることで有名です。
近年はご当地グルメ「姫路おでん」として脚光も浴びています。
そんな姫路おでんが食べられる店の中でも人気があるのが酒饌亭 灘菊。
姫路おでんは、生姜醤油をつけて食べるのが特徴。
サッパリとした独特の風味はクセになりますよ。
酒饌亭 灘菊では、おでんのほかにも蒸し穴子や刺身などの海鮮料理が楽しめます。
住所 : 兵庫県姫路市東駅前町58
マップ: Googleマップ
電話番号 : 079-221-3573
定休日 : 第2・3水曜
営業時間 :
平日・土曜 11:30~21:00(L.O 20:30)
日曜・祝日 11:30~20:00(L.O 19:30)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
姫路の知る人ぞ知るご当地グルメがぐじゃ焼き。
ここ森下はぐじゃ焼きの元祖のお店です。
ぐじゃ焼きとは、具材をいため、その上から千切りキャベツをのせ、小麦粉を水でといた生地とダシを加えて焼き上げたものです。
そして、鉄板に焼けついた生地を剥がしてかけ、ソースをかけます。
ちょうどもんじゃ焼きとお好み焼きの中間のようなイメージ。
香ばしさと、表面のカリカリ感が独特の風味ですよ。
なお、森下では焼きそばと焼きうどんをミックスした「ちゃんぽん焼き」も名物です。
住所 : 兵庫県姫路市忍町78
マップ: Googleマップ
電話番号 : 079-281-4591
定休日 : 無し
営業時間 : 12:00~20:00
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
姫路の比較的新しい名物鉄板料理にどろ焼きというものがあります。
どろ焼きは、姫路を拠点に展開しているファミリー向けお好み焼きチェーン「喃風」が考案したメニュー。
小麦粉を水で溶いた生地に、特製のダシとタコ、玉子などを入れて、オムレツのような形に焼いたものです。
それをすくって、別途用意されたダシ汁につけて食べます。
イメージとして、明石焼きをお好み焼きのような形状にしたもの。
焼かれた生地の表面の香ばしさ、生地の中のトロトロ感とダシの風味、タコのプリッとした食感、そしてあっさりとしたダシ汁。
それらが一体となって、鉄板料理とは思えない上品でサッパリとした口あたりはやみつきになります!
住所 : 兵庫県姫路市駅前町223-7 姫路駅前第一ビル 2F
マップ: Googleマップ
電話番号 : 079-280-3411
定休日 : 1月1日
営業時間 :
平日 11:30~15:00 ( L.O.14:30 )、17:00~23:00 ( L.O.22:30 )
土曜 11:00~23:00 ( L.O.22:30 )
日曜 11:00~22:30 ( L.O.22:00 )
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
ぐじゃ焼きとともに姫路の隠れた名物グルメなのが「ねり焼き」。
昭和時代からある古いグルメで、お好み焼き店で提供されていました。
三好も老舗のお好み焼き店で、現在のねり焼きの提供店で人気のある店。
ねり焼きは、お好み焼と同じ小麦粉を水でといた生地にダシを混ぜ入れ、さらにスジコン(牛スジ肉とコンニャクの甘辛い味付けの煮物)を混ぜ、鉄板に広げて焼きます。
焼けたら天かすや鰹節、青ネギをかけ、生地を丸めて完成。
ソースをかけて食べます。
ねり焼きは、お好み焼きの改良型といえる料理で、生地がゆるめのお好み焼きともいえます。
外は焼き目がパリパリ、でも中はトロトロ、そして具材のスジコンの歯ごたえがたまりません。
住所 : 兵庫県姫路市神屋町4丁目80
マップ: Googleマップ
電話番号 : 079-285-4969
定休日 : 日曜・祝日
営業時間 : 12:00~18:00
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
えきそばは、JR姫路駅の在来線山陽本線ホームにある人気の立ち食いそば店です。
ただの立ち食いそばだとあなどってはいけません!
ここの立ち食いそば店は、全国有数の人気をほこる立ち食いそば店なのです。
看板メニューは店名と同じ「えきそば」。
天ぷらえきそばやきつねえきそばなど、トッピングによるバリエーションも豊富です。
実は、えきそばにはほかにない特徴があります。
麺は中華麺で、スープは和風ダシというあまりない組み合わせ。
でもこれがクセになるという人が多く、人気店となっているのです。
住所 : 兵庫県姫路市駅前町188-1 (JR姫路駅構内 山陽本線ホーム)
マップ: Googleマップ
電話番号 : 079-282-5240
定休日 : 無し
営業時間 :
5・6番線ホーム 6:00~23:00
7・8番線ホーム 6:00~24:00
予約サイト・口コミ・クーポン: 食べログ
アーモンドトーストは、姫路の知られざるご当地グルメです。
喫茶店で提供されていることが多く、また郊外に店舗があるところが多いのですが、姫路城や姫路駅の地区にあるアーモンドトースト提供店としては、喫茶店の「はまもと」がおすすめです。
アーモンドトーストは、食パンにアーモンドバターをたっぷり塗り、トースターで表面に軽く焦げ目がつく程度に焼いたもの。
喫茶店の定番メニューとして、古くから姫路市民に愛されています。
細切れアーモンドの食感とほんのりとした甘さと香ばしさが特徴で、食べると口いっぱいに風味が広がりますよ。
住所 : 兵庫県姫路市二階町49
マップ: Googleマップ
電話番号 : 0792-82-2233
定休日 : 木曜
営業時間 : 7:00~19:00
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
ずんどう屋は、西日本を中心に展開している人気のラーメンチェーン店です。
実は、ずんどう屋は姫路市が発祥。
その総本店が姫路城の南西にあります。
基本となっているラーメンは、濃厚豚骨スープ。
かなり濃厚でクリーミーな舌触りが特徴で、背脂が浮かんでいます。
また麺がストレートか縮れかを選択できるのもユニーク。
メニューは豊富ですが、人気は基本となる「元味らーめん」。
すべてのトッピングをのせた「全部のせらーめん」もおすすめです。
住所 : 兵庫県姫路市船丘町298-2 日新ビル 1F
マップ: Googleマップ
電話番号 : 079-298-4867
定休日 : 年末年始
営業時間 : 11:30~翌2:00
公式URL : 食べログ
いわしろは、JR姫路駅北側に立地している老舗のとんかつ店です。
とんかつのおいしさとボリューム感で市民に親しまれており、最近は噂を聞きつけて遠方からも訪れる方がいるとか。
昔から一番人気のメニューで店の名物となっているのが「三角物語定食」。
とんかつとエビフライ、チキンカツがひとつの皿に盛られた上で、玉子を混ぜた特製の甘辛いタレがかけられたボリュームとインパクトが抜群の一品です。
ボリューム感タップリの上、780円とリーズナブル。
やみつきになる人が多いのもうなずけます。
ほかにも「お祭り物語定食」「初恋物語定食」「乙女物語定食」「嫁と姑物語定食」などの定食がたくさん。
メニューのユニークな名付けでも楽しめますね。
また、意外と女性客が多いのも特徴です。
住所 : 兵庫県姫路市駅前町303
マップ: Googleマップ
電話番号 : 079-222-6516
定休日 : 土曜
営業時間 : 11:30~19:00
公式URL : 食べログ
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玉椿(たまつばき)は、古くから姫路で親しまれている銘菓です。
江戸時代の元禄期に創業された老舗和菓子店・伊勢屋本店(いせや ほんてん)が製造・販売しており、同社の看板商品。
天保年間に、11代江戸幕府将軍・徳川家斉の娘と姫路藩主・酒井忠学の結婚のときにつくられた菓子です。
その後、姫路藩の御用菓子として献上された、歴史と伝統ある銘菓。
黄身餡を薄桃色の求肥の皮で包んだもので、椿の花を表現した形をしています。
見た目の華やかさと、上品な甘さと風味で、住民から長年にわたり愛されています。
鶏卵饅頭(けいらん まんじゅう)は山陽百貨店の中にある一色堂(いっしきどう)という店が製造・販売しています。
長年、姫路市民に愛されている名物饅頭です。
玉椿があらたまった場で食されることが多いのに対し、鶏卵饅頭は庶民的な場で気軽に食されることが多いです。
小麦粉と卵を混ぜ合わせてつくった生地を、丸い穴のあいた鉄板の型に流し、白あんを入れ、さらに上から生地をかけて、上を鉄板で多い焼きます。
できあがりは茶色いドーム型の饅頭で、生地はカステラのような風味。
できたて熱々のものを食べると甘い香りがして最高です!
冷めてもおいしいですし、電子レンジで温めたり、オーブンで焼いたりして食べるのもおすすめですよ。
塩味饅頭(しおみ まんじゅう)は、兵庫県の中南部から西南部、播磨地方沿岸部周辺で、古くからつくられている饅頭です。
塩を使った饅頭で、西部の赤穂市をはじめ、播磨沿岸部は古くから製塩業が盛んであったことから生まれました。
姫路市内でも親しまれており、玉椿を製造する伊勢屋本店や白鷺陣屋など姫路市内でも塩味饅頭を製造しているところがあります。
ほかにも、赤穂市の播磨屋やかん川本舗などの和菓子店の商品も、姫路市内で販売されていたりします。
なお、商品名は各社によってさまざまです。
御座候(ござそうろう)は、姫路に本社を構える店で、社名と同じ「御座候」という菓子が看板商品です。
その御座候は、いわゆる「回転焼き」「今川焼き」「大判焼き」などと呼ばれているもの。
小麦粉・玉子・砂糖と水を混ぜて生地をつくり、鉄製の円い型へ入れ、主に粒あんをのせて、さらに上から生地をかけて焼き上げた、円盤状の菓子です。
フワフワで香ばしい生地の中に、しっとりとした粒あんがたっぷりと入っていて、食べ応え十分!
全国に同じものはありますが、御座候のものは全国的にも有名なので、ぜひ買っておきたいですね。
姫路城の魅力やおすすめスポットをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
姫路城は日本が誇る美しい世界遺産です。
その迫力もさることながら、歴史も非常に興味深いものがあります。
また、ご紹介した観光アプリのように、新しい技術を取り入れた観光にも力を入れているのもすばらしいですね。
ぜひ、姫路観光の際には姫路城にお立ち寄りください。
最終更新日 : 2024/11/06
公開日 : 2018/03/13