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すみだ水族館は2012年5月に開業しました。
東京都 のシンボルである東京スカイツリーの直ぐ側にあり、連日多くの観光客で賑わっています。
『「鑑賞」する水族館から、「体験」する水族館へ。』をテーマにしており、展示されている生物を見て楽しむだけではなく、体験プログラムを通してより身近に感じることができます。
館内には水族館定番の動物「ペンギン」や「オットセイ」から色とりどりの「サンゴ礁」、水族館では珍しい「金魚」の展示も行われています。
都会にいながら本格的に水族館を楽しむことができますよ。
すみだ水族館に行く前に、すみだ水族館について下調べをしておいた方がスムーズに館内を回ることができます。
ここではチケットの値段やアクセスの方法などをまとめています。
すみだ水族館は「東京スカイツリータウン ソラマチ ウエストヤード」の5階・6階にあります。
近くに東武スカイツリーライン「東京スカイツリー駅」や東武スカイツリーライン・東京メトロ半蔵門線・京成押上線・都営地下鉄浅草線「押上駅」があるので、電車を利用すると行きやすいです。
電車の場合、成田空港からだと約59分、渋谷からだと約30分で行くことができるので、交通の便は比較的良いです。
すみだ水族館には、専用の駐車場がありません。
同じ施設の東京スカイツリータウンに駐車場があり、そちらを利用できます。
午前7時30分〜午後11時(入庫は午後10時)まで利用でき、30分毎に350円かかります。
少し料金が高めとなっているので、長居する場合は車を使わずに、バスや電車などの公共施設を利用して行くことをおすすめします。
すみだ水族館に入場するにはチケット売り場でチケットを購入しなければなりません。
チケットの料金は以下の通りです。
・大人:2050円
・高校生:1500円
・中・小学生:1000円
・幼児(3歳以上):600円
料金は普通の 水族館 とさほど変わらない値段です。
中学生・高校生の場合は生徒手帳を提示することで上記料金が適用になるので、忘れずに持っていきましょう。
すみだ水族館には年間パスポートも販売されています。
年間パスポートの料金は下記の通りです。
・大人:4100円
・高校生:3000円
・中・小学生:2000円
・幼児(3歳以上):1200円
通常のチケットの2倍の値段なので、年に2回以上行く場合は年間パスポートの方がお得となります。
年間パスポートを購入する場合は、すみだ水族館の「年間パスポート窓口」にて午前9時〜午後8時の間に購入できます。
顔写真付きのパスポートを発行するので、必ず写真撮影を行います。
英名:SUMIDA AQUARIUM
住所:東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F
マップ: Googleマップ
電話番号:03-5619-1821
アクセス:
東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー」駅すぐ
東武スカイツリーライン・東京メトロ半蔵門線・京成押上線・都営地下鉄浅草線「押上(スカイツリー前)」駅すぐ
料金:
大人:2050円
高校生:1500円
中・小学生:1000円
幼児(3歳以上):600円
営業時間:9:00〜21:00(最終受付は閉館の1時間前)
休館日:年中無休
駐車場:専用駐車場はなし
館内サービス:
トイレ:3カ所あり
コインロッカー:なし
ATM:なし
喫煙スペース:なし
クレジットカード:利用可
貸出用ベビーカー:なし
貸出用車椅子:あり
ペットの同伴:不可
公式サイト:
すみだ水族館の公式ホームページ
すみだ水族館の公式Facebook
すみだ水族館の公式Twitter
すみだ水族館の公式YouTube
東京スカイツリータウン・ソラマチの中にある水族館といっても、ビルの中にある水族館なので、規模があまり大きくないのではないかと思うかもしれません。
しかし、実際に入ってみると「こんなに多くの魚や動物が展示されているんだ!」とびっくりします。
そんなすみだ水族館内は、いくつかのフロアに分かれていますので、フロアごとの解説をしていきます。
株式会社アクアデザインアマノと協力して作られた水槽です。
水族館に入ってすぐの場所に展示されています。
キレイな濃い緑の水草が生えている水槽で、魚やエビがなどの小さな生き物が共存しています。
いのちの循環がわかる水槽です。
LED照明でキレイにライトアップされた中でクラゲたちが泳いでいるフロアです。
2015年に常設された「クラゲ万華鏡トンネル」は通路全体に鏡が敷き詰められており、自身が万華鏡の中に入る込んだかのようなスペースになっています。
美術館で絵画が並ぶかのように水槽が展示されています。
サンゴ水槽が並ぶフロアです。
4つの長方形の水槽が並んでいるので、人が多い時でも見やすくなっています。
カラフルな魚達とキレイなサンゴ礁は、子供も見ていて興味津々になるでしょう。
沖縄 の海から移植したサンゴを、人工海水で飼育して沖縄の海に返すというプロジェクトを行っています。
水量約350トンもある屋内開放型のプール水槽で、ペンギンたちが空を飛ぶかのように泳いでいます。
水槽を上からも横から見ることができ、見る角度に寄ってペンギンの見え方も変わるので面白いですよ。
横から見る時は、ペンギンがすぐ近くまで来てくれることがよくあります。
過去には水槽ごと利用したプロジェクションマッピングを行っており、光り輝く水槽の中を優雅に泳ぐペンギンの姿を見ることができました。
屋内開放型のプール水槽にはペンギンの他にオットセイもいます。
泳いでいる水槽自体は別々になっており、順路的にペンギンをみてからオットセイが見えるようになっています。
フロアには「オットセイトンネル」があるので、オットセイが水中に潜り泳ぐ姿が見られるかもしれませんよ。
「東京諸島」の海をテーマにした水深6mの大水槽です。
大島や三宅島、八丈島などの数々の島をモチーフに作られています。
東京大水槽は正面と裏の2通りの見方ができます。
正面は大きな水槽の中で魚達が泳ぐ姿。
裏からは、小さな丸い窓から水槽を覗くようにして魚達の泳ぐ姿が見られます。
海の中に潜っているかのような体験ができるでしょう。
さまざまな種類の金魚を見ることができるフロアです。
江戸がテーマになっており、先に通ってきたフロアとは一味違う和の雰囲気が広がっています。
2016年には長さ約100mの金魚展示ゾーンを設置しています。
水族館では日本最大の金魚展示ゾーンなので、最後に必ず寄っておきたいフロアです。
すみだ水族館ではあまり多くのショーを行っておりません。
その代わりに「フィーディングプログラム」というものを開催しています。
飼育員さんが解説しながら動物達にエサをあげる時間なので、動物をより身近に感じることができるでしょう。
どのような種類の「フィーディングプログラム」があるのか紹介します。
飼育員さんがペンギン1羽1羽に手渡しでエサをあげます。
エサは魚で、全羽がエサを食べているかあげ方を工夫しながら行っています。
毎日開催しており、開催時間は午後1時30分〜と午後4時〜の2回あります。
各回約15分の短い時間に行うので、館内を回る前に時間を確認しておいた方がいいでしょう。
他の水族館では珍しい、チンアナゴにエサをあげる時間です。
毎日開催しており、開催時間は午前11時〜・午後13時〜・午後7時〜の3回あります。
閉館間際の時間に行っているので、遅い時間に入館した時でも見ることができ嬉しいですね。
約10分間のイベントなので、あっという間に終わってしまいます。
しかし、見ていると非常に面白いイベントでした。
普段はあまり活発に動かないチンアナゴが身体を地面から伸ばし、とても長いチンアナゴを見ることができます。
地味に見えるかもしれませんが「こんなにチンアナゴって長かったんだ!」と驚くような瞬間を見ることが出来ます。
水族館ごとに人気がある看板動物がいると思います。
すみだ水族館でも人気が高い動物がいるので、おすすめの人気動物を紹介します。
すみだ水族館には約50匹のペンギンがいます。
種類は「マゼランペンギン」という種類で、一般的にペンギンといえば思い浮かぶ容姿をしています。
胸に2本の黒いラインがあり、白くて丸みがあるお腹には黒い斑点が散らばっているのが特徴です。
館内でも大幅の展示スペースがあり、音と映像による大々的なイベントも行っていたので、すみだ水族館の目玉とも言えます。
さらに、すみだ水族館のペンギンの展示方法の良いところは複数あります。
まず、ペンギンの容姿をさまざまな角度から見ることができること。
ペンギンが泳いでいる姿を上から眺めたり、横から見ることができるので、ペンギンの様子をとても分かりやすく見ることができますよ。
そして、ペンギンたちがとても近くを泳いでいることも良いところです。
透明の水槽の周りを歩いていると、ペンギンがすぐ近くを泳ぎます。
すみだ水族館では全てのペンギンに名前が付けられており、識別リングで見分けることができるようになっています。
ペンギンが生まれた場合、「元気な東京」をイメージさせるような名前を公募で募り、命名されるようになっています。
そのため、名付け親になることができるかもしれません。
和名:マゼランペンギン
英名:Magellanic Penguin
分類:ペンギン目ペンギン科フンボルトペンギン属マゼランペンギン
体重:約38kg
体長:約70sm
一時期ブームにもなったチンアナゴはすみだ水族館にもいます。
チンアナゴは流れの強い珊瑚礁外縁部の砂底に生息しているため、流されないよう地面に生えるように顔を出しています。
顔は犬種の狆のような顔をしているので「チンアナゴ」という名前になったと言われています。
そんなチンアナゴのお食事タイムを見ることができるのでおすすめです。
また、チンアナゴは食事の時に我先にとエサに向かうので、普段見ることができない長さまで伸びます。
実はチンアナゴは全長40cmほどあるのです。
普段の顔を覗かしている状態は、体のほとんどが表に出ていない状態だったというわけです。
ぜひ、お食事タイムの体が出ている状態を観察してみてください。
和名:チンアナゴ (狆穴子、珍穴子)
英名:Spotted garden eel
分類:ウナギ目アナゴ亜目アナゴ科チンアナゴ亜科チンアナゴ属
全長:35~40cm程度
すみだ水族館には定期的に水族館の内外を利用して行われる、体験プログラムが行われています。
時期により行われている内容が異なるので、何度も楽しむことができますよ。
過去には、ペンギンのお世話を毎日行っている飼育スタッフさんのペンギンカップルエピソードが聞ける「バレンタイン&ホワイトデー限定プログラム スイートペンギントーク」や、セメダインとコラボレーションをした「Twitterでも話題! セメダインでチンアナゴを作ろう」など、その時の状況に合わせたプログラムが開催されていました。
現在行われている体験プログラムはどのようなものがあるのかは公式ホームページで確認することができます。
「 体験プログラム 」のページにあるので、興味がある人はぜひ見てみてください。
水族館に入ってしまうと、食事のタイミングを迷いますよね。
すみだ水族館では館内に軽食がとれるカフェがありますので、そちらも紹介します。
すみだ水族館のオリジナルメニュー、チンアナゴを模した「ちんあなごチュロス」や、ペンギンのサブレが添えられた「ペンギン和ッフルソフト」など、面白い商品もあります。
お酒の販売も行っており、柑橘リキュールカクテルの「オレンジスパークリングカクテル」があります。
普通のカクテルではなく、オレンジに光るLEDの入った氷型キューブがトッピングされているので、周りの雰囲気ととてもマッチしています。
軽くすみだ水族館内で食べて、水族館を見終わった後に東京スカイツリータウン・ソラマチで食事をするのもいいでしょう。
※予約サイト・口コミ・クーポン: 食べログ
水族館に行くのであれば、お土産を購入することも多いと思います。
お土産が購入できるショップがありますので、すみだ水族館オリジナルの商品を購入することができますよ。
すみだ水族館で実際に使用されているアロマオイル「すみだ水族館×エアアロマジャパン」や、飼育スタッフが監修したこだわりのぬいぐるみ「マゼランペンギンぬいぐるみ」など、幅広いジャンルのお土産があります。
中でもイチオシは「水族館和スイーツ」です。
海の生き物をモチーフに作られた大福やフルーツ果汁入りの練り切りなどの和菓子で、ペンギンやオットセイなどの人気な動物が揃っています。
見た目も味もいい商品なので、お土産に購入しやすいです。
単品の場合は210円、おすすめセット(8個入り)の場合は1680円で販売しています。
※予約サイト・口コミ・クーポン: 食べログ
すみだ水族館に行くのであれば、東京スカイツリーも一緒に見学してみると良いかもしれないですね。
2012年に開業した東京スカイツリーはまだまだ新鮮さがあり、東京の観光スポットとしてもってこいな場所です。
他にも、東京スカイツリータウン内には312店舗が集う大型の商業施設の「東京ソラマチ」もあるので、ショッピングを楽しむこともできます。
水族館のお土産ではなく、「東京ソラマチ」でお土産を購入することもできるので、選択肢の幅が広がりますよ。
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最終更新日 : 2023/09/21
公開日 : 2018/04/10