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2. サン・マルティン広場(Plaza San Martin)
4. トーレ・タグレ宮殿(Palacio de Torre Tagle)
5. サント・ドミンゴ教会・修道院(Iglesia y Convento de Santo Domingo)
6. サン・フランシスコ教会・修道院(Iglesia y Convento de San Francisco)
7. ラ・メルセー教会(Iglesia de la Merced)
8. 噴水公園(El Circuito Magico del Agua)
<リマ新市街(サン・イシドロ&ミラフローレス)のおすすめ観光スポット>
1. ワカ・ワジャマルカ(Huaca Huallamarca)
ペルーといえば、マチュピチュやナスカの地上絵など古代文明の残した遺跡が有名ですが、どちらへ行くにもリマは便利な町です。
リマは南米のゲートウェイとしての価値だけではなく、激動の歴史を辿ったユネスコ世界文化遺産の町としての魅力を秘めています。
まずはリマを知る上で重要なポイントをいくつかご紹介します。
今から3000年ほど前から南米のアンデス山岳地域には、数多くの文化が栄えていました。
そんな中、11世紀末からインカ族が姿を現し、新たな独自文明を築きはじめ、15世紀までコロンビアからチリにいたるまでインカ大帝国を築き上げます。
しかし、インカ帝国の栄華も永遠には続かず、1532年に財宝を目指してやってきたスペイン人のフランシスコ・ピサロによってインカ帝国は滅ぼされます。
そこから19世初頭まで、ペルーはスペインの植民地として圧政に苦しむことになります。
300年後、植民地時代を終わらせるべく立ち上がったサン・マルティン将軍のもと、1821年にとうとうスペイン王党派を破り、ペルーは独立を宣言します。
その後も軍事政権と民事政権を繰り返しながら、現在もペルーは経済成長を続けています。
そして、全ての歴史の中心地として激動の歴史を歩んできたのが、今回ご紹介するリマという町です。
これらの歴史が今もリマには色濃く残っており、町のいたるところにインカ帝国とスペイン植民地時代の影響が残っています。
リマは「チャラ」と呼ばれる海岸砂漠地帯に位置しており、年間を通してほとんど雨が降らないという特徴があります。
降る可能性があるのは6〜9月の冬の間(ペルーは季節が真逆)です。
この季節には「ガルーア」という海霧が空を覆い、わずかながら霧雨が降ることもあります。
湿度は90%を超え、雨が降らずとも曇天が続きます。
観光におすすめのシーズンは10月から5月、日本と南米の気候は真逆なので春から夏にかけてが最適となります。
そうとはいえ、ペルーは様々な地形を有する国なので他のエリア(セルバ地方)は雨季ということも…
マチュピチュやナスカの地上絵が目的であれば、10〜5月で問題ありません。
リマのお土産といえば、アルパカ製品とシルバーアクセサリーです。
アルパカの産地であるペルーでは、町のいたるところにアルパカ製品のお店が軒を連ねています。
商品はセーターやマフラー、ショール、ポンチョ、手袋が一般的。
アルパカの中でもベビーアルパカが最も質が良く、肌触りもやわらかく暖かいのでおすすめです。
もう一方のシルバーアクセサリーも、種類豊富に取り扱われています。
イヤリングやネックレスなどの一般的なアクセサリーから、カトラリーやお茶のセットまで多種多様です。
シルバーアクセサリーを買う場合には、製品の裏に純銀製の証である「JP925」と刻印されているものを買うようにしましょう。
リマでは、沿岸地方の魚介を使ったペルー料理を堪能することができます。
代表的な料理は「セビーチェ」です。
見た目は素朴ですが、ペルーを代表する料理で白味魚、タコ、エビ、イカ、貝などをレモンで締め、紫タマネギとあえたマリネのような料理です。
他には、牛肉の細切り、タマネギ、トマト、フライドポテトを炒めた国民食「ロモ・サルタード」、鶏のほぐし身とタマネギ、牛乳に浸したパン、黄色トウガラシ、スパイスなどを料理したカレーに似た「アヒ・デ・ガジーナ」がおすすめです。
もちろん南米は肉料理大国でもあるので、当然リマにも肉料理は豊富です。
名物としてはアルパカ料理やクイと呼ばれるテンジクネズミの料理もあります。
リマは他の南米諸国同様に治安の悪い地区が数多くある町です。
スラム街は当然危ないですし、それ以外にも暗い路地はなるべく歩かないようにしましょう。
駅周辺や旅行客の集まるエリアでは、スリや引ったくりが横行しています。
町外れの遺跡にもスリは現れるので注意しましょう。
また、今リマで問題になっている犯罪として「首絞め強盗」と「ニセ警官」、「睡眠薬泥棒」があげられます。
「首締め強盗」は、一人きりになるまで後をつけられて人気のない道に入った瞬間に後ろから首を絞められ持ち物を引ったくられる手口です。
「ニセ警官」は、警官の格好をしていてパスポートと所持金の提示を要求してそのまま引ったくる手口。
「睡眠薬泥棒」は、バーで日本語などで話しかけてきて、トイレに行った隙に飲み物に睡眠薬を盛る手口。
この他にも、白タクシーも法外な値段を言われたり、路地に連れていかれて現金、カバンなどを奪われることもあるので乗らないようにしましょう。
ただ、比較的安全な地域も存在します。
リマ中心部であれば、ミラフローレス(Miraflores)およびサン・イシドロ(San Isidro)という地区が安全な傾向にあります。
旧市街にあたるセントロ地区は観光スポットは多いですが、深夜早朝は犯罪の被害に遭う確率が一気に高まるので注意が必要です。
また、空港周辺はリマでも特に治安の悪い地域とされています。
移動する際はタクシーまたはバスなどの交通手段を利用し、独り歩きは絶対に避けるようにしてください。
ここでは旅行でリマを訪れる際に知っておきたい情報をまとめていきます。
事前にしっかりとリサーチすれば、観光をスムーズに楽しめること間違いなし。
観光の際は、ぜひ参考にしてみてください。
空港から市内へはタクシーのほか、乗り合いシャトルやエアポートバスを利用してアクセスすることができます。
タクシーは土地勘のない旅行者にとって便利な移動手段ですが、治安があまり良くないリマでは「土地勘がないからこそ避けるべき」といえます。
もちろん、一概にすべてのタクシーが危ないとは言いませんが、正直なところ私たち外国人にとって安全な車両を見分けるのは不可能であると言っても過言ではありません。
そういう訳で、筆者がおすすめなのは Airport Express Lima または QuickLlama が提供する空港シャトルサービスです。
1人あたり20ソル〜(日本円で約770円)という安さに加え、混載送迎だからこそ味わえる安心感が魅力。
特に、一人旅の場合は知らない土地に居ながら1人でタクシーに乗車するのは不安ですよね。
いずれのサービスもミラフローレス地区に泊まれば間違いなく利用できるので、ホテル選びの際はロケーションを意識するようにしましょう。
リマ市内の主要な見どころを巡るなら、最低でも2泊3日は必要となります。
効率良く動けば、本記事で紹介する観光スポットの8割以上は1日でカバーすることも可能です。
その他、パロミノ島やパチャカマック遺跡などへ足を延ばすなら、3泊4日以上滞在するのが理想。
ペルーを訪れる人の多くはクスコやプーノといった地方都市を訪れると思うので、リマを拠点とするなら到着日と出発日の前後に2泊ずつ滞在するのもおすすめです。
リマ旧市街のセントロは、ユネスコの世界遺産にも登録されている歴史的な町です。
ほぼ基盤目状に道路が走っており、地図を見ながら歩けば簡単に目的地にたどりつくことができます。
セントロ内はすべて歩いて回れる距離感なので、行きたい目的地はすべて回れます。
まずはマヨール広場かサン・マルティン広場に行き、セントロの雰囲気と町の大きさに慣れましょう。
ペルーは、1535年に内陸のハウハから250km離れたここリマに首都を移します。
その際に、当時その移動を主導していたフランシスコ・ピサロによって、マヨール広場(旧名アルマス広場)を中心に街を築いていきました。
そのため、マヨール広場は今も旧市街の中心であり、広場を囲むようにスペインのイベリア様式の建物がたっています。
北東には大統領官邸があり、北西にはリマ市庁舎があることもあって、周辺警備が特に厳重で安全なのも特徴です。
リマ大聖堂、リマ大司教宮殿博物館、サント・ドミンゴ教会などを訪れるのに便利な観光スポットです。
住所 : Jirón Junín cdra. 1, Lima 15001 Peru
マップ : Googleマップ
アクセス : メトロ jiron de la Union駅から徒歩3分
マヨール広場とともに、リマ旧市街の中心になっているのがサン・マルティン広場です。
マヨール広場とも比較的近く、マヨール広場から500〜600m南西に位置しています。
名前の由来にもなっている、ペルー独立運動に大きな功績を残したサン・マルティン将軍の銅像が立っています。
周辺にはホテルやレストランが多く立ち並んでいますよ。
広場は市民の憩いの場となっており、休憩に適したスポットです。
ただ、夜間のひとり歩きは危険なエリアでもあるので気を付けてください。
噴水公園やトーレ・タグレ宮殿、新市街に訪れる際にはここからの方が近くなります。
住所 : Plaza San MArtin, Av. Nicolás de Piérola 994, Lima 15001 Peru
マップ : Googleマップ
アクセス : メトロ colmena駅より徒歩1分
リマ大聖堂は、南米随一の征服者であったフランシスコ・ピサロが自らの手で礎石を置いたと言われるペルーで最も古いカテドラルです。
建てはじめた日は、リマ建都の日である1535年1月18日と同日であり、リマを知る上でとても重要なスポットです。
その後完成を待たずに、フランシスコ・ピサロは仲間であったアルマグロの息子に暗殺されてしまいますが、現在ピサロの遺体はこのカテドラルに安置されています。
1555年に第一段階の完成をみたあと、フランシスコ・ゴンサレス・ベルトランの設計により増築され現在の形になっています。
カテドラルの中は、金や銀の装飾が豪華になされ、見事な祭壇が16もあります。
14世紀の貴重な宗教画や歴代インカ皇帝の肖像画などが飾られています。
住所 : Jirón Carabaya, Lima 15001 Peru
マップ : Googleマップ
アクセス : マヨール広場より徒歩すぐ(目の前)
電話番号 : +51 1 4279647
定休日 : なし
営業時間 :
料金 : S/10
トーレ・タグレ宮殿は、ペルー独立運動の英雄であるサン・マルティン将軍がトーレ・タグレ公爵のために建てた宮殿。
ペルーでは珍しいコロニアル建築です。
トーレ・タグレ公爵は、スペインによる植民地時代から独立にいたるまでの激動の歴史をいきたスペイン系の貴族です。
サン・マルティン将軍がペルーに上陸した際に、協力したことからこの宮殿が建てられ、爵位まで与えられています。
スペインやパナマから輸送された建材を用いて建設され、美しい木製のバルコニーが有名です。
その他にもイスラムの影響を受けたムデハル様式の出窓はとても美しく貴重なもの。
現在は外務省の本館として使われており、内部への出入りは基本的に禁止で、土日祝日のみパティオ見学が可能です。
住所 : Jirón Ucayali 363, Lima 15001 Peru
マップ : Googleマップ
アクセス : マヨール広場より徒歩3分
電話番号 : +51 1 3112400
定休日 : 月~金
営業時間 : 一般の見学は土日祝の10:00~17:00にパティオのみ
料金 : 無料
サント・ドミンゴ教会・修道院は、保存の良い状態で残されている貴重な教会です。
現在は博物館として公開されています。
過去の数々の大地震でも特に被害を受けることもなく、1549年建設時からの外観をとどめています。
内観にはスペインのセビリアに特注したスペイン製の青タイルが使われています。
また、ここには植民地時代に活躍した、2大聖者である聖女サンタ・ロサとフライ・マルティンが眠っています。
聖女サンタ・ロサはリマ生まれで、ペルー警察の守護神になっており毎年8月30日には祭事が行われます。
フライ・マルティンは、スペイン人とパナマ生まれの黒人との間に生まれた修道士で、様々な奇跡を起こした聖者です。
この2人の聖者によって、ペルーではインディヘナや黒人奴隷に対して保護の手が差し伸べられたと言われています。
住所 : Jirón Camaná 170, Jirón Conde de Superunda 262, Lima 15001 Peru
マップ : Googleマップ
アクセス : マヨール広場より徒歩3分
電話番号 : +51 1 4276793
定休日 : 月曜日
営業時間 : 9:30~13:30/14:00~17:30
料金 : 無料
公式サイト : サント ドミンゴ教会・修道院
サン・フランシスコ教会・修道院は、1546年から100年もの年月をかけて建てられた教会です。
バロック調とアンダルシア風の建築様式をミックスしており、中でも正面装飾(ファサード)は圧巻。
メインの教会の他にも15のチャペル、カタコンベ(地下墓地)、修道院、博物館があります。
過去3回の大地震で倒壊された部分もいくつかありますが、17世紀前半の美しいセビリアンスタイルは健在です。
この教会の最大の見所は、地下にある植民地時代の一般市民の墓地カタコンベです。
階段を下りていくと、天井の低い暗い地下室に地下1階から3階まで2万5000体を超える骨が埋葬されています。
住所 : XX3F+V59, Jr. Lampa, Lima 15001 Peru
マップ : Googleマップ
アクセス : マヨール広場より徒歩5分
電話番号 : +51 1 4267377
定休日 : なし
営業時間 : 9:00~18:00 ※休日は18:30まで
料金 : 【博物館】大人S/. 20.00、子ども S/. 5.00
公式サイト : サン・フランシスコ修道院とカタコンベ博物館
マヨール広場から、セントロのメイン通りであるラ・ウニオン通りをまっすぐ2ブロック行ったところにある、通り沿いの教会がラ・メルセー教会です。
ラ・メルセー教会は、1532年に建てられら修道会も兼ねた教会。
リマで最初のミサが行われた記念すべき教会で、美しいスペインバロック建築で建てられています。
精巧な木彫り技術で掘られた聖職者席は、荘厳な雰囲気を醸し出しています。
また、この教会にはペルー軍の守り神と呼ばれていた聖女メルセーが祀られています。
住所 : Jirón de la Unión 621, Lima 15001 Peru
マップ : Googleマップ
アクセス : マヨール広場より徒歩3分
電話番号 : +51 1 4278199
定休日 : なし
営業時間 : 8:00~13:00/16:00~20:00
料金 : 無料
旧市街を南下し、サン・イシドロ方面に向かうと一際大きな公園であるラ・レゼルバ公園があり、その中に現地人、旅行者のどちらにも大人気な噴水があります。
8ヘクタールの敷地内に13基の噴水があり、どの噴水もスケールが大きく、時には美しい放物線を描きます。
公共施設内における噴水施設としては、世界最大規模とギネス認定もされています。
夏はびしょびしょに濡れながら遊ぶ子供達でいっぱいです。
また、夜は光と音の噴水ショーが開催されるので、時間が合えばぜひ見に行ってみましょう。
住所 : Jirón Madre de Dios S/N, Lima 15046 Peru
マップ : Googleマップ
アクセス : メトロ ramon dagnino駅から徒歩5分
電話番号 : +51 4240827
定休日 : なし
営業時間 : 15:00~22:00
料金 : S/. 4.00
備考 : 毎日19:15、20:15、21:10で噴水ショーを開催
公式サイト : Circuito Mágico del Agua
新市街であるサン・イシドロは、旧市街の南に広がり、元々は権力者たちのお屋敷街でした。
現在はペルーの大手企業や銀行とともに、高級ホテルやレストランが立ち並び、まさにビジネス拠点として大いに発展しています。
サン・イシドロからさらに南下すると、サン・イシドロと並ぶ高級住宅街であるミラフローレスになります。
セントロよりも静かで落ち着いた町で、海に面したエリアです。
緑地帯に花なども植えられた美しい通りが多く、高級ブティック、レストラン、カフェなどが軒を連ねており、リマのおしゃれスポットでもあります。
ワカ・ワジャマルカは、イシマ、インカ文明と長きに渡り、墓地として利用されていた古代遺跡です。
実はこの遺跡は先が丸い円錐形の遺跡でしたが、1950年代に考古学的に間違った修復を行ってしまい、オリジナルの形とはまったく異なる形状になってしまいました。
長さ9mのスロープも、この修復時に作ったものでありオリジナルのものではありません。
博物館が併設されており、その中でピラミッドから見つかったインカ時代の壺が展示されています。
住所 : Huaca Huallamarca, esquina con avenida El Rosario y, Av. Nicolas de Ribera 201, San Isidro, Peru
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : +51 1 2224124
定休日 : 日曜(第1日曜は除く)、月曜
営業時間 : 9:00~17:00
料金 : S/. 5
ミラフローレスには、ワカ・ワジャマルカと外観のとてもよく似た遺跡であるワカ・プクジャーナがあります。
時期は異なり、紀元後から600年頃まで栄えたリマ文明の遺跡です。
日干しレンガを積み上げられており、宗教的な場所だったと推測されています。
遺跡からはいまだに色々な土器やミイラなどが発掘されており、リマ文明を知る上で重要なスポットになっております。
見学はガイドツアーのみ可能です。
出土品の一部は入り口にある博物館に展示されており、レストランも併設されています。
見学に行く際は、必ずガイドツアーを事前に予約しておきましょう。
住所 : s/n, Ca. Gral. Borgoño cuadra 8, Miraflores 15074 Peru
マップ : Googleマップ
アクセス : バス停Paradero Carlos Tenaudから徒歩5分
電話番号 : +51 1 6177148
定休日 : 火曜日
営業時間 :
料金 : S/.15.00
備考 : 見学はガイドツアーのみ
ラルコ・マールは、ミラフローレスの海岸沿いにあるレストラン、ショップなど何でも集まる観光スポットです。
ショップ以外にも、ディスコや映画館など、ここに来れば何でもできる場所。
ミラフローレスの中心街から徒歩10分くらいで行けるので、海岸を散歩がてら訪れるのをおすすめします。
リマで買い物に困ったら、まずはここに来ましょう。
海に面しているので、晴れた日にはオープンカフェでコーヒーを飲みながら太平洋を一望することができます。
ラルコ・マールから少し離れたところには、ローマ法王のペルー訪問に合わせて建てられた巨大な十字架が見えますよ。
住所 : Mal. de la Reserva 610, Miraflores 15074 Peru
マップ : Googleマップ
アクセス : バス停 Larcomarより徒歩1分
電話番号 : +51 1 6254343
定休日 : なし
営業時間 : 6:00~22:00
ラルコ・マールから海岸沿いに北に歩いていくと、恋人たちの公園があります。
「恋人たちの公園」という名前にふさわしく、公園の真ん中に恋人が抱き合ってキスをしている巨大モニュメントがあります。
夜になるとこの巨大なモニュメントはライトアップされ、とても幻想的な雰囲気を醸し出します。
大胆な表現が得意な南米ならではの発想が地元市民や旅行者に大人気です。
住所 : Jirón Madre de Dios S/N, Lima 15046 Peru
マップ : Googleマップ
アクセス : メトロ ramon dagnino駅から徒歩5分
電話番号 : +51 4240827
定休日 : なし
営業時間 : 15:00~22:00
料金 : S/. 4.00
備考 : 毎日19:15、20:15、21:10で噴水ショーを開催
公式サイト : Circuito Mágico del Agua
1964年に、リマ名誉市民にも選ばれた天野芳太郎氏によってオープンされました。
集めたチャンカイ文化の土器や織物を8000点以上展示しています。
2015年には50年目を迎え、アンデス文明に特化した織物専門博物館として生まれ変わりました。
古いものでは約4500年前の素朴な編み物からはじまり、チャビン、パラカス、ナスカ、ワリ、チムー、インカ時代とその変化を知ることができるように展示されています。
中でも天野氏が最も愛したチャンカイ文化の織物は、特別展示室を設けているほどです。
もちろん、初期から展示されているチャンカイ文化の土器なども引き続き展示されています。
特に人気なのが「クチミルコ」と呼ばれる可愛らしい土器です。
南米の織物の歴史を、古代から紐解くことができる貴重な博物館です。
住所 : Retiro 160, Miraflores 15073 Peru
マップ : Googleマップ
アクセス : ラルコマールよりタクシーで5分
電話番号 : +51 1 4412909
定休日 : 月曜日
営業時間 : 10:00~17:00
料金 : 入館料 S/.35.00
公式サイト : 天野プレコロンビアン繊維博物館
バランコは、ミラフローレスよりはさらに南に海岸を進んだエリアです。
ラルコ・マールからなら徒歩20分ほどで到着します。
このエリアは一転して、コロニアルな建物が町の歴史を感じさせてくれます。
最初はヨーロッパの人々の別荘地でしたが、最近では再開発が進んだことでリマ在住のアーティストたちが好んで住むようになりました。
そのせいもあり、色彩豊かな家が並びとても華やかです。
海岸沿いはとくに高級街となっており、夕暮れ時にはライトアップされ、とても美しい景色を見ることができます。
海岸通りにはレストランやギャラリーが立ち並び、散歩するのにおすすめのスポットです。
リマは町自体も十分に観光するのにふさわしいスポットがありますが、ちょっと足を運ぶだけでペルーには世界に誇る観光スポットがたくさんあります。
中でもリマから1日もかからずに行ける場所として、世界的にも有名な「マチュピチュ」と「ナスカの地上絵」があるためご紹介します。
ペルーといえばマチュピチュです。
南米を代表とするマチュピチュは、インカ帝国時代の天空の石造りの町。
人里離れた山奥のさらに小高い尾根にあったために、インカ帝国崩壊後も気づかれずに残り、破壊されなかったという逸話もあるほどの遺跡です。
見所としても、見張り小屋、葬儀の石、段々畑、太陽の神殿と陸墓、王女の宮殿、16の水汲み場、王の別荘、インティワタナ(日時計)などあげればキリがありません。
1日中ずっといても飽きないほどです。
また、マチュピチュからさらに高くなるワイナピチュとマチュピチュ山に登ることもできるので、来たらぜひ登ってみてください。
どちらも入山規制があるので、事前の予約が必要です。
住所 : Machu Picchu, Cusco, Peru
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : +51 84 582030
定休日 : なし
営業時間 : 6:00〜17:30
入場料 :
駐車場 : なし
注意点 : 動きやすい服装。カメラ、ビデオ持ち込み可能
公式サイト : マチュピチュ遺跡
※マチュマチュの関連記事: 【ペルー】幻の天空都市マチュピチュ遺跡の見どころや周辺の観光スポットを紹介
ワイナピチュは、マチュピチュの背後にそびえる山です。
マチュピチュとワイナピチュの標高差は300mあり、断崖絶壁になっているのでかなりの急勾配のため、登山道や石段を使って、おおよぼ1時間くらいは登山に時間がかかります。
登山している間も、マチュピチュ名物の段々畑や貯蔵庫などもあり見所は満載。
登りきったところからは、360度パノラマのマチュピチュ絶景が待っています。
合わせて、斜面につけられたハイラムビンガム・ロードも見ることができます。
マチュピチュよりもワイナピチュの方に感動したという人の方が多く、マチュピチュに行くなら、ぜひワイナピチュにも登ってみてください。
住所 : Santuario Historico, Machu Picchu, Cusco, Peru
マップ : Googleマップ
アクセス : マチュピチュ村からバスで約30分、徒歩で約1時間30分
電話番号 : +51-84-582030
休日 : なし
営業時間 : 6:00〜17:30
料金 : 入場料 200ソル~
注意点 : 入場制限あり
マチュピチュと並び称されるペルーの世界遺産といえば、ナスカの地上絵です。
一体誰が何のために残したのか分からない線や絵を、上空から見るのは贅沢な鑑賞体験になること間違いなしです。
小高い丘の斜面にある32mのフクロウ人間、ぐるぐる巻きの尻尾が特徴的な100mもあるサル、その他にもハチドリ、海鳥、クジラ、トンボなど、有名な絵だけでも70個以上もあります。
小さな幾何学模様までいれると、なんと700以上あると言われています。
ぜひ、セスナに乗ってナスカの地上絵を満喫しましょう。
住所 : Las Lineas De Nazca, Peru
マップ : Googleマップ
アクセス :
定休日 : 展望台は日曜休業
営業時間 : 【遊覧飛行】セスナの運行状況によって異なる【展望台】8:00〜17:00
料金 : 展望台 5ソル
公式サイト : ナスカの地上絵(ペルー政府観光公式サイト)
ここでは、リマで最も治安が良いとされるミラフローレスおよびサン・イシドロ地区からおすすめのホテルを1つずつご紹介します。
観光に便利な立地かつおしゃれで清潔感のある客室を基準にピックアップしました。
ホテル選びの際はぜひ参考にしてみてください。
モダンで清潔なホテルをお探しの方には、ヒルトン カーデンイン リマ ミラフローレスがおすすめです。
このホテルは2022年5月に誕生したばかりで、客室だけでなく水回りもとても清潔。
ヒルトングループが手がけるホテルではありますが、宿泊費が2名1室で15,000円前後とリーズナブルなのも嬉しいポイントです。
ロビーには葛飾北斎にインスパイアされた巨大なアート作品があります。
スタッフの方いわく「海沿いに位置するリマの街」をテーマにしているのだそう。
ちなみに、朝食ビュッフェはこちらのフロアで楽しめます。
全235室の客室はすべてシンプルで落ち着きのあるデザインで統一されています。
大きなデスクが完備されているのでリモートワークにも最適です。
お部屋はクイーンベッド1台もしくはダブルベッド2台のツインタイプから選べます。
ツインルームは最大4名まで一緒に宿泊できるので、家族旅行でも利用しやすいのが特徴です。
新市街の観光に便利な立地なので、ぜひ一度泊まってみてください。
住所 : Mal. Balta 770, Miraflores 15074 Peru
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : +51 1 5104000
営業時間 : チェックイン 15:00~/チェックアウト ~12:00
予約サイト : Booking.com Hotels.com Trip.com
リマの高級住宅街としてお馴染みのサン・イシドロ地区。
こちらは観光だけでなくビジネスでも利用しやすいロケーションです。
ウエスティン(Westin)は世界的なネームバリューのあるラグジュアリーホテルなので安心感がありますよね。
客室は全301室、こちらはキングベッド1台またはクイーンベッド2台から選べるということでワンランク上のホテルステイが楽しめます。
また、高層階に位置することから客室からリマ市内を一望できるのも魅力の1つ。
客室は最低でも43平米あるので、かなり広いと言えます。
もちろん、バスルームも広々としており浴槽も完備されています。
旅行先でもゆっくりとお風呂に浸かりたい方は必見です。
高級寝具のほか、ピローメニューも用意されているのはさすがの5つ星ホテル。
予約時にリクエストすればベビーベッドを無料で貸し出してくれるので、小さなお子様連れの旅行でも安心して利用できます。
住所 : C. Las Begonias 450, San Isidro 00027 Peru
マップ : Googleマップ
アクセス : ホルヘ・チャベス国際空港より車で40分
電話番号 : +51 1 2015000
営業時間 : チェックイン 15:00~/チェックアウト ~12:00
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com Trip.com
リマは今や南米ではブラジルのリオ・デ・ジャネイロとサンパウロと並ぶ南米の入口です。
太平洋の美しい海と荘厳な山々とともに、インカ帝国文明と植民地文化、そして近代文化が融合した美しい町を堪能してください。
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最終更新日 : 2024/01/10
公開日 : 2019/09/17