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ゆったりとした席で楽しみたい人にはプラチナシートがおすすめ!
新宿ピカデリーは、1958年に新宿松竹会館という名称で開業しました。
新宿ピカデリーの名前が付いたのは1962年。
新宿松竹会館にて、邦画を新宿松竹という名付けたスクリーンで、洋画系を新宿ピカデリーと名付けたスクリーンで上映することになったのが始まり。
その後、2006年に改装工事を行い、2008年に現在の新宿ピカデリーとしてリニューアルオープンしました。
オープン後もその知名度と人気は快調で、2013年7月21日には新宿ピカデリーとして開館してから5年で累計来場者数1000万人を突破しています。
上映する作品は主に丸の内ピカデリー系列のものですが、東宝系、ワーナーブラザーズ系、アスミック・エース系などの作品も上映されています。
新宿ピカデリーで上映される作品の特徴は、丸の内ピカデリーは実写映画主体であることに比べて、ドリームワークス系などアニメ映画を公開することも少なくないこと。
さらに、イベントなどの期間限定上映や、初日の舞台挨拶の場所として選ばれることも少なくないため、新宿の中でも特に人気の映画館となっています。
新宿ピカデリーが建っているのは、新宿三丁目。
そのため、JRならばJR新宿駅、地下鉄ならば東京メトロ新宿駅及び新宿三丁目駅がアクセスしやすい駅です。
おすすめは東京メトロ丸の内線のB9出口か、東京メトロ丸ノ内線・副都心線・都営新宿線のB5出口。
出口から靖国通り方面に徒歩1分ほど歩けばすぐに到着するため、映画の上映時間ぎりぎりに駅についてしまったという時でも安心です。
新宿ピカデリーのビルの左上には「ピカデリー」の文字が輝き、夜でもどこにあるのかすぐにわかる仕様となっています。
自動ドアのある入り口にももちろん分かりやすくピカデリーの文字があるため、うっかり歩いて通り過ぎてしまう…ということはないはず。
入り口の周りには上演中映画のポスターがずらりと並び、前を通り過ぎただけでもカラフルなポスターの多さに、思わず「あ、今この映画やっているんだ」と興味を惹かれてしまうのです。
また、ビルの1F右側には大きく「MUJI」の文字があり、無印良品の店舗が入っていることが分かります。
自動ドアを開けて新宿ピカデリーの中に入ると、すぐ映画館の受付があるという訳ではなく、右手に無印良品の入口が、左手にはエレベーターと銀行ATMが、正面には階段とエスカレーターがあります。
また、入ってすぐ正面にはその時話題になっている映画のディスプレイが飾られていることがあり、その映画のファンならたまらないはず。
チケット売り場やスクリーン入口のある階は3階。
そのため、新宿ピカデリーの映画館が入っている階に行くには、正面のエスカレーターもしくは階段を登って2階に行ったあと、さらにもう1本あるエスカレーターで3階に向かう必要があります。
3階からが映画館なら地下から2階は何が入っているのかと言うと、全てに無印良品の店舗が入っています。
映画館に併設しているショップと言うと簡易的な小さいものを想像してしまいますが、こちらの無印良品は、複数の階でフロア展開をしているだけあって本格的。
無印良品特製のウェアからインテリア、食品まで余すところなく販売しています。
また、B1のフロアには無印良品が運営しているカフェである、「Café&Meal MUJI新宿」もあります。
こちらのカフェでは、旬の食材を使って素材そのものの味を生かした食事やデザートメニューを提供しています。
選べる4品デリセットや、沖縄産の本和香糖を使用した焼きプリンなど、体に染み渡る優しいメニューは、ひとりで食べても友達や恋人と一緒に食べても美味しいもの。
映画を見る前に、きちんと腹ごしらえをしておきたいという時も、ちょっと一息つきたいという時にもおすすめのカフェです。
新宿ピカデリー3階に着くと、いよいよ映画館の入口となります。
エレベーターを降りて右手には、ずらりと並ぶチケット受取機。
新宿ピカデリーの映画チケットはオンラインでも予約購入できるため、来館したらこちらの機械を使って、実際に予約したチケットを発券しましょう。
もちろん、窓口で直接購入することもできるため、オンラインでの操作が不安という人は、直接映画館に来てスタッフからチケットを買うこともできます。
新宿ピカデリーのチケットの基本料金は、「一般:1,900円」「大学生:1,500円」「高校生:1,000円」「中学生・小学生・幼児(3歳以上)1,000円」となっています。
また、割引についても複数あり、毎月1日に適用される「ファーストデイ割引」、女性のみ毎週水曜日に映画を安く見られる「レディースデイ」などに加え、60歳以上に適用される「シニア割引」、夫婦で映画を見る場合、夫婦のどちらかが50歳以上の場合に適用される「夫婦50割引」と年配の方に優しい割引も揃っています。
新宿ピカデリーには普通の座席とは違う、特別な空間で映画を鑑賞することができる「プラチナシート」と「プラチナルーム」というものがあるため、そちらで映画を観賞するためには別途料金がかかります。
映画を見ている間に食べたいドリンクやフード。
新宿ピカデリーではその点も充実しています。
「PICCADILLYCAFE」と大きく書かれたフード売り場には定番商品の塩ポップコーンやキャラメルポップコーンに加え、コンソメやチーズ、和風BBQなどの珍しい味のフレーバーポップコーンを取り揃えています。
あの濃厚で有名なプレミアム生クリームソフト、クレミアも売っていますので、暑い夏の日にはクレミアを食べながら映画を見ることもできますよ。
時期やタイトルによって、上映中の映画とのコラボメニューを販売している時もあります。
また、新宿ピカデリー内のフードの中でも食べておきたいのはプレミアムホットドッグ。
パリッとジューシーなソーセージとサクサクと風味豊かなフランスパンのハーモニーが最高なこのホットドッグは、「ドトールコーヒー」との共同開発で誕生したもの。
映画館のフードってなんだかあまり美味しくないイメージと思っている人に、特に食べて欲しメニューです。
上映時間になり、いよいよ入場となったら、スクリーンと書かれた窓口に行くと、スタッフがチケットをチェックしてくれます。
新宿ピカデリー内の基本的なシアターは10つ。
4Fには一番大きく580席の座席を備えるシアター1が、7Fには300席前後の座席があるシアター2とシアター3、9階には127席のシアター4と157席のシアター5、少し大きめで232席の座席があるシアター6があります。
そして、11階にはシアター7から10の4つのシアターが。
基本的に上の階に行くほどに、少ない席数のシアターになっています。
また、スクリーンのサイズも一番大きなスクリーン1のものが17.20m × 7.20mなのに比べ、小さなスクリーン7、スクリーン10のものは7.90m × 3.30mと半分以下となっています。
シアターの大きさに合わせて、見やすい大きさのスクリーンを設置しているのです。
なお、スクリーン1には他にも注目したい特徴があります。
スクリーン1に備えられている音響設備は、明瞭で大音量の音響を楽しめる、世界最高峰のスピーカーをサラウンドスピーカーとして使用しています。
これはコンサート会場でも使用されているもののため、大迫力で洗練された音響を楽しむことができます。
せっかく良い映画でも、音が悪いと世界観に没入できないといえるほど、音は重要なもの。
その点、こちらの東京ピカデリーでは映像も音も最高レベルのものを堪能できるため、まさに映画好きにはうってつけの映画館と言えるのです。
新宿ピカデリーの一番の特徴として、カップルや特別な人とだけ一緒に映画を見ることができる、「プラチナルーム」「プラチナシート」という特別な空間があります。
「プラチナルーム」はプライベートルームのようなバルコニー席。
スクリーン1に設置されていますが、普通の座席と違い、イタリア・カッシーナのソファ「マラルンガ」に座って、ゆったりと映画を見ることができます。
さらに、迫力のある音響でより映画を楽しむことができる、専用のサラウンドスピーカーを設置。
ドリンクやスイーツを楽しみながら二人だけの世界で映画を堪能できるのは、まさに特別な日の贅沢と言えるのではないでしょうか。
料金は2名様で30,000円。
安い金額とは言えないかもしれませんが、映画鑑賞代やウェルカムドリンク、スイーツ代金も含まれていますので、映画好きの彼氏、彼女との大切な日のデートに選ぶのもおすすめです。
スクリーン1には、プラチナルーム以外にもプラチナシートという特別な席が用意されています。
シングルシートとペアシートは、両方とも洗礼されたインテリアで有名なカッシーナ・イクスシーによる特別なオリジナルシートとなっています。
ゆったりとした席はリラックスして映画を楽しむのに最適なため、素敵な空間で世界観に浸りたいという人や、カップルの時間を楽しみながら映画も楽しみたいという人にぴったりです。
また、こちらのプラチナシートを予約すると該当の映画が上映される1時間前から、プラチナシートを予約した人専用のラウンジを使用することができ、ロビーの喧騒から離れてゆっくりドリンクを楽しみながら映画を待つことが可能です。
プラチナシートの利用料金は映画鑑賞代、ドリンク代が入って1名5,000円。
ちょっと贅沢をして映画を見たいという時には、最適な空間ではないでしょうか。
楽しい映画を堪能したら、帰る前に寄りたいのはグッズ売り場。
ここ新宿ピカデリーにも充実したグッズ売り場があり、現在上映中の映画のグッズやパンフレットを販売しています。
人気のグッズやパンフレットは売り切れてしまうこともあるため、絶対に欲しいという場合は、早めに購入するのがおすすめ。
ブランケットも販売しているため、足元を暖かくしながらゆったり映画を見たいという人は、上映前に購入しておくと良いでしょう。
また、前売り券も販売していますので、次回に見たい映画のものをチェックして購入しておくということもできますよ。
魅力的な世界観と映像、そしてストーリーで人々の心を揺さぶり続ける映画。
その映画を楽しむための映画館が味気ないと、映画の感動も半減してしまうものです。
新宿ピカデリーは、映画の街新宿の中でも特に映画の魅力を損なわず最大限に楽しむための空間と設備が整っています。
気軽に映画を楽しみたいという時でも、大好きな映画だからしっかりと堪能したいという時でも、ぜひ新宿ピカデリーに足を運んで素敵なひとときを楽しんでください。
住所:東京都新宿区新宿3丁目15番15号
マップ: Googleマップ
電話番号:050-6861-3011
アクセス:JR「新宿駅」東口より徒歩5分
東京メトロ丸の内線・副都心線・都営新宿線「新宿三丁目駅」B5、B7出口より徒歩1分
伊勢丹、紀伊國屋書店近く
営業時間:
映画上映時間、日にちによって異なる
※チケット窓口:オープン時間~最終上映開始時刻の20分後まで
※フード&ドリンク、グッズ売場:オープン時間~最終上映開始時刻まで
公式サイト: 新宿ピカデリー
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公開日 : 2019/10/28